「なんでだよッ！　俺は死刑じゃないんだぞ、どうして殺されなきゃならねえんだ！
　やっとここまで来たのに、あと一年すれば出られるのに、なあ、なあ、俺何かしたのか？　してないだろ！？　毎日働いて言うこと聞いて、上玉だっただろ！？
　……ッ親に会いてえってのが、そんなに悪」

「ヒメヒメヒメノヒメヒメノ♡
　すとろべりー星のプリンセス☆緋苺 姫乃だよっ♡♡♡
　甘酸っぱぁい夢で君のハートにすとろべりべりっ☆」

【プロフィール】
名前：緋苺 姫乃（ヒイチゴ　ヒメノ）
性別/年齢：いちごぷりんせす/永遠の18歳♡
外見：チップ準拠、美少女、155cm
家族構成：パパとママ　しあわせストロベリーファミリー☆
職業：すとろべりー星のお姫様、わけあってアイドル！

１．私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。
２．私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。
�B．私は、臓器を提供しません。

　参加者の、ナツメです。
　軽やかな挨拶をきっかけに、声が発された。

「えっと、普通の学生、です。
　よろしくお願いします」

【プロフィール】
名前：ナツメ セイコ
性別/年齢：女/18歳
外見：チップ準拠、159cm
家族構成：父
職業：学生（公立高校3年生）

１．私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。
�A．私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。
３．私は、臓器を提供しません。

「僕はアクタ、脚本芥。
　未来の演劇界に必要不可欠な人間だ。
　

　まあ、ひとつ、ここはよろしく頼む。」

【プロフィール】

名前：脚本 芥
　　（アシモト アクタ）
性別/年齢：男/17
外見：チップ準拠、170cm
家族構成：両親、祖父母
職業：高校2年生 演劇部

１．私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。
２．私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。
�B．私は、臓器を提供しません。

「……よ、よろしくお願いします？
　自分はカミクズといいます、……ええと、清掃員です」

「あの、あそこのぬいぐるみって誰かの──あ、」

先に口を開いたのは歳下らしき少年少女ばかり。
なんだか自分は場違いな気がして、おずおずと自己紹介。
それからふと視界の端に映ったが気になって、
そっちの方へ足を向けて、数歩。



そして何も無い所で転ぶという芸当を披露した。

何故か手に持っていた掃除用具──バケツとデッキブラシ。
それらは当然両の手を離れ、少し遠い所へと転がって行った。
とはいえバケツは空っぽ、デッキブラシも新品宛ら。
床や誰かを汚す事は無かったのは不幸中の幸いと言えるはず。

転んだ本人は恐らく顔からいったけど、
そう気にする事でもないでしょう。

「す、すみません…
　すぐ片付けますから、皆さん自分には構わず話し合いを…」

【プロフィール】

名前：カミクズ
性別/年齢：男性/23歳
外見：チップ準拠、176cm
家族構成：現在は両親のみ
職業：清掃員

�@．私は、脳死の判定に従い、脳死後全ての臓器を提供します。
２．私は、合議の結果を踏まえ、臓器提供の意思を決めます。
３．私は、臓器を提供しません。