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人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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【秘】 甘言 イクリール → 看護生 ミン

「はっ!もしかして見られてましたかっ?
 は、はずかしいですっ。この果物飴が美味しそうに見えて…
 何にしようか迷ってたんですよね〜。」

小瓶に気づき。

「あなたも参加者さんなんですね?
 はわ……わりと出会えるものなんですねぇ。」
(-18) lhy 2022/03/22(Tue) 21:55:35

【人】 看護生 ミン

>>17 ラサルハグ

まるで目から鱗と言わんばかりの様子にくすりと笑みが零れた。
邪魔をしないように納得したように繰り返される言葉が途切れるまで、穏やかに頷きながら相槌を打つ。

「人って突然、見えてたものが見えなくなったり、些細な事で迷ったり、分かっていたものが分からなくなったりする生き物ですから。
それに、お祭りの雰囲気や華やかさに圧倒される気持ちは私にも何と無く…わかります。
私もここに来てからずっと、…この光景の中に居る自分の時間がゆっくりと流れてるような気がしているんです。
…ラサルハグさんは物書きをしていらっしゃるんでしたよね。
”先生”相手に今の言い回しは恥ずかしかったかしら。」

口元に手を当ててくすくすと肩を揺らす。
先ほどまで浮かべていた穏やかな笑みとは違う。悪戯っ子のような笑み。

「ふふ、私はここに訪れること自体がお勉強みたいなものですから。沢山のお花で彩られるお祭りなら、珍しい薬用植物の一つや二つはあるんじゃないかと思って。」

口にしながら周囲を見回す。
暖かな陽の光と美しく咲く色とりどりの花々と祭りを楽しむ人々の笑顔が目に映る。
全てを見て回った訳ではないが、これだけ沢山の花々が咲き乱れているならば言葉通り一つや二つは期待しても罰は当たらないだろう。

「…ラサルハグさんくらい素敵な殿方なら、妖精を自称しても、案外、驚かれないかもしれませんね。
まぁ、そんな、飴玉一つでお気になさらないでください。
こうして楽しくお喋りして下さるだけで凄く嬉しいですよ。
知り合いも居ない場所に一人で訪れたものですから、少しだけ心細かったんです。」
(25) gu_1259 2022/03/23(Wed) 2:23:13

【秘】 看護生 ミン → 甘言 イクリール

「あ、ご、ごめんなさい。無遠慮に見てしまって…。
私もさっきそちらの飴屋さんに寄ったものですから、気になっちゃって。」

困ったように眉を下げて「お気を悪くされてしまったらごめんなさい。」と告げる。
視線が小瓶に移ったのに気が付いて、貴女の言葉には笑顔で頷いた。

「イクリールさん…ですよね。自己紹介されてたの見てました。私はミリアンと申します。よろしければお気軽にミンと呼んで下さいね。
………ところで…、もしどの飴にするか悩んでいらっしゃるなら、こちらの花弁の飴玉は候補から外して頂いても構いませんよ。」

貴女が何事かと首を傾げても彼女はニコニコと人のいい笑みを浮かべている。
そうして、貴女に手を出して欲しいと伝えると何かを握らせた。
貴女が掌を開いて見れば、店に並んでいる飴玉が一つ、ころりと転がった。
(-43) gu_1259 2022/03/23(Wed) 2:43:19

【人】 看護生 ミン


「まぁ…もうゲームは始まってるんですね。
うっかりなくしてしまわないように…私も気をつけなくちゃ。」

首から下げた小瓶を優しく握る。
…蜜がなくてもお祭りは楽しめるけれど。
せっかくなら勝ちたいと思うのが人の心理というものなのです。

通りに目を向けながら暖かい陽の当たるベンチに腰を掛ける。
目を閉じれば人々の賑やかな声と花の香りが鼻腔をくすぐる。
……穏やかな雰囲気と空気で、なんだか眠ってしまいそう。
(28) gu_1259 2022/03/23(Wed) 2:54:10

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「ミリアン様、識別しました」

 風変わりな女はあなたに蛍光色の瞳を向ければ真っすぐそちらに向かう。

「あなたの幸福指数は高く感じます。
 こうした人間はまた他者の幸福指数を引き上げる傾向にあります。
 私は人々の幸福をサポートします。
 もちろん、あなたが『花祭り』ことも。
 望みや気になることはありますか。お申し付けください」
(-68) soto 2022/03/23(Wed) 8:36:25

【人】 看護生 ミン

>>31 ラキ

かけられた声に合わせて閉じられた双眸がゆっくりと開く。
目の前では変わらず穏やかな光景が流れていることを確認して、振り返った。

「あら…確かに今は舞踏会の最中ですから、用心に越したことはありませんね。
私なんて、見て回ってる最中にうっかり落としてしまいそうですもの。ありがとうございます、親切な方。」

ふわりと、花が咲くように笑って。
忠告された通り小瓶の縁をなぞって、中を確認する。
…蜜が残っている所を見ると、まだ悪戯な妖精には会ってないのだろう。

「そんなこと仰らないで、素敵な妖精さん。
…ふふ、とてもお上手なのね。私は少し先の町から来たんです。教科書でしか見たことのない薬用植物もここにならあるんじゃないかと思って。」

厳密に言うと隣の隣の隣の町なのだが、3つ先の町が少し先に含まれるのかはここでは言及しないこととする。
そうして、少しだけ考えるように空を仰いで、視線を目の前の青年に戻す。

「…確か…ランタン屋さん…………は、お辞めになられたんでしたっけ…。…素敵な妖精さんはこの辺りに住んでる方なんですか?」
(38) gu_1259 2022/03/23(Wed) 16:32:27

【人】 看護生 ミン

>>36 ラサルハグ

「ふふ、そうですよ。人生100年!
先はまだまだ長いんですから、ラサルハグさんのペースでいいんですよ。
…教えるなんて…恐縮です。でも、私が何かを伝えられたなら、それはとても嬉しいです。」

差し出されたポプリに目をやって、瞬きを二、三度。
そうして、思案するように小首を傾げる。
一度は遠慮した身だが…渡された善意を受け取らないほど野暮でもない。
一言、礼を告げた後、大きさでさえ可愛らしいポプリを己の掌に乗せる。

「まぁ、ふふ。勿体ないくらいの誉め言葉です。
妖精
(ラサルハグ)
さんの祈りなら、きっと届きますね。
…私も、そうなるように努力しますし、そうであるよう願っています。」

渡されたポプリを優しく握れば、ふわりと優しい花の香りが漂う。この香りを嗅ぐたびに、きっと自分は手渡された想いを思い出すのだろう。
…確かに、“心を温かくする”効能があるようだった。

「…そういえば、ラサルハグさんはどうしてこのお祭りに?
やっぱり、執筆のインスピレーションを求めて…とかでしょうか…?」

物書き…という職業に少々引っ張られれすぎかもしれない。
ただ単に観光に来たという線もある。
(40) gu_1259 2022/03/23(Wed) 17:46:13

【人】 看護生 ミン

>>42 ラサルハグ

「はい、お祭りを楽しむ時間から、余韻を楽しむ時間までありますよ。きっと、そうしているうちに次のお祭りが来て、楽しい時間がずっと続くんです。」

少し忙しそうですけど。と笑う。
——たまに、相手の気持ちが全て理解できるようになればいいのにと思うときがある。
そうすれば、正しく気持ちを理解して、望む言葉を選んで、寄り添うことができるのに、と。
だけど、そんなものが無くても、今、自分の気持ちは正しく伝わったのだと、穏やかに微笑む彼を見て、そう感じた。

「まぁ、ふふ。素敵な同僚の方がいらっしゃるんですね。
ラサルハグさんの物書きの才能まで見抜くなんて。
好きな物語ですか?読書は好きなのでなんでも読む方ではありますけど…そうですね…。
ロマンチックなお話も大好きですけれど、一番好きなのは冒険ものが好き…ですね。大きな困難に皆で手を取り合って立ち向かう姿なんていつも感動してしまって…。
一番好きなシーンなのに涙でその頁だけ駄目にしてしまった事もあるんですよ。」

そう言って、少しばかり恥ずかしそうにはにかむ。
好きな頁が読めなくなった本でさえ、今は彼女の大切な思い出だ。

「ラサルハグさんは今まで何か物語を綴った事はおありなんですか?得意な系統があるなら、そういったものでもいいんでしょうけれど…
もし妖精が題材になるなら…ファンタジー、になるんでしょうか?きっと美しい情景が描かれているんでしょうね。」
(43) gu_1259 2022/03/23(Wed) 19:12:26

【人】 看護生 ミン

>>44 ラキ

「まぁ、灯火そのものを売る方もいらっしゃるんですね。
華やかで穏やかで、色んなものがあって…レッヒェルンはとても素敵な町ですね。
それでいて…ここに住んでらっしゃる殿方は皆そんなに口が上手いのかしら?
私…お世辞に騙されてしまいそうです。」

照れたようにはにかみながら、それを誤魔化すように
「それで、何を買って欲しいんですか?」なんて茶化してみる。

「何か一つの事に集中できることってとても素敵な事だと思いますよ。
それだけ夢中になれる魅力が、このランタンには詰まっているんですね。
それに…もし勉学を疎かにしてしまった事を後悔されてるなら、今から学びなおすのもいいと思いますよ。
何かを始めることに遅いも早いもありませんから。」

明るい陽の下で柔らかに灯る明りに目を細める。
今は優しい光でも、夜になれば心強い隣人となってくれるのであろう。
(45) gu_1259 2022/03/23(Wed) 21:28:45

【秘】 甘言 イクリール → 看護生 ミン

「ミンさんって呼びますねっ!よろしくお願いします。
 いえ、仲間がいて実は嬉しいぐらいなんです。」

「花弁の飴玉……ですか?それって……?」

不思議な様子であなたの言葉を耳にして、首を傾げてしまう。
その直後、言われるがままに手を前に差し出すと、
掌には飴玉がひとつ。
その一連の言動の意味に少し遅れて気がついて微笑む。

「……わぁ!いいんですかこんな素敵な飴?
 ありがとうございますっ。
 あはは、なんだかここに来てから人から物もらってばかりです。
 甘いもの、好きですか?
 本当は私も本職のお団子でも持ってくればお礼にと差し上げられたのですが」

そう言いながら、飴玉を口に含み、口の中で転がす。
幸せそうだ。
(-211) lhy 2022/03/24(Thu) 1:23:16

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「まぁ、ええと…あなたは確か…サルガスさん…でしたよね。」

喋り方が何とも独特だったのでよく覚えていた。
まっすぐ向かってきた貴女にも、特に臆せず笑顔で対応する。

「幸福指数ですか?初めて言われました…。
ちゃんと理解できているか分からないのですけれど、
それって”とっても幸せそう”って事ですよね?
浮かれてるのがバレてるみたいで、ちょっぴり恥ずかしいです…。」

頬に手を当ててはにかむ。
嬉しいような、気恥ずかしいような。

「…気になることですか? …そうですね……。
…その……幸福指数っていうのは、どこかに数値とかが出ているものなのでしょうか?
それとも、何と無くで感じるものなのでしょうか…?」

望みでもなければ花祭りに関してでもない。更には指摘されて気恥ずかしいのには間違いないのだが、とにかく全てを置いておいて、興味は津々なのだ。
(-223) gu_1259 2022/03/24(Thu) 5:47:26

【人】 看護生 ミン

>>50 ラサルハグ

自分より年上であろう人に人生を語るなんてなんだか気が引けてしまうけど。
華やかさに圧倒される彼に、
まだ続く道のりに迷う彼に、
私は、知っている限りの穏やかな時間の過ごし方を、言葉を尽くして伝えよう。

「例えば軽口だとして…。
その軽口が誰かに平等に言葉を与えるお仕事に繋がるなんて、なんだかとっても素敵だと思いますよ。
きっと、同僚さんの言葉にはラサルハグさんを動かす何か特別な力があったんですね。」

掌に乗せたポプリから香る花の香りが揺れる。
もらった言葉に目を瞬かせて、
跳ねる語尾は心を明るくしてれた。

…凄い人だ。
きっと、同僚さんの審美眼は間違ってなんていないのだろう。
彼から紡がれる言葉は心に暖かさをくれる。
(54) gu_1259 2022/03/24(Thu) 5:50:16

【秘】 看護生 ミン → 物書き ラサルハグ

「…流されるだけの人生にはならない…、
…そう言って貰えてとっても嬉しいです。……私、…実は、
卒業したら家業を継ぐことになっているんです。」

零したのは、心に暖かさをくれる貴方だから打ち明けた秘密。
この年ごろであればきっと誰しもがぶつかるのであろう、ありふれた困難。

「ほんとうは、誰かを助ける仕事がしたいんですけど…
家業は…、今学んでることとも、私がしたい事とも違うから…。
…、…勿論、ずぅっと前から知っていて、納得していましたし、そのおかげで、私は今まで”今”を全力で楽しめました。
だけど…」

—貰った言葉に見合った人になれるのか、少しだけ不安になってしまった。


言葉を切って、目を伏せる。
小さく震える睫毛。
再び開いた瞳は、微かに憂いを帯びた色。

悩める若者に、言葉を送って下さいますか?”先生”


……なんて、冗談です。
本、完成したら教えて下さいね。
私、絶対に購入して読みますから。
きっとまたお気に入りの頁を汚してしまうんでしょうけど…。
対策は既に考えてあるんですよ。二冊購入して、一冊は保管用にします!
そうしたら、どの頁がどれだけ汚れてもいつでも好きな頁が綺麗な状態で読めますから。
…勿論、伝記の方も気になるので、私としてはどちらも出して欲しい所ですけれど…。」

長く続く時間の中で、どちらの本も手に取る日が来るといいと、確かに思った。
(-224) gu_1259 2022/03/24(Thu) 5:56:25

【秘】 異邦人 サルガス → 看護生 ミン

「肯定。幸せそうだと思います。
 水準を設けることが難しく、
 正確なセンサは私に備わっているわけではないので
 見識からなる分析に過ぎませんが数値化してあります。
 尚、その非正確さ故に数値の詳細は非公開情報となっております。

 高いことを喜ばしく思って良いでしょう。
 事実私はそう思い、あなたを好ましく思います」
(-228) soto 2022/03/24(Thu) 8:56:36

【秘】 物書き ラサルハグ → 看護生 ミン

「……ふむ。指標が…目的が、…したいことが。
 ここまで話しただけでも、明確にあるように見受けられる。
 そして……確かに言える事は。

 私は…、
 ――“俺”は、“君”の言葉を…覚えているだろう。
 きっと、ずっと。 霧が晴れたような心地ごと、すべて」

言葉を捻る必要は無いと思った。
伝わらなければ、意味は無いのだ。

「……これは、ある魔法使いの話だ。
 幼い頃から魔法だけは得意で、きっと人々の助けになるだろうと…期待され、本人もまた。そうありたいと思っていた。
 だから、ある国を襲っていた脅威に、最前線で立ち向かう事に…恐れなど無く。人々が傷つかず、脅かされず…穏やかに暮らせるならと。
 或いは、共に戦う仲間達も、その大事な人々も。
 魔法の代償で己の足が片方、使い物にならなくなっても、
 どうにか誰一人、命を落とすこと、何かを損なうこと無く、
 守り切る事が叶った」

「戦いは終わり……人々は今は穏やかに過ごし、
 仲間達もまた笑って故郷に帰ることとなった。
 さて…、長い戦いで欠落し、損なわれた魔法使いは。
 守った人々に…幸せを願われながら。
 望んでいた筈の平穏を前に、立ち尽くすほかなくなった」
(-251) zipkun 2022/03/24(Thu) 13:00:46

【秘】 物書き ラサルハグ → 看護生 ミン

「戦いが無ければ、時間の使い方も解らない。
 平穏な世界で、自分の為すべき事が解らない。
 ……そんな折、魔法使いにこう言う者が現れた。

 『一度に祭りの全てを消化しないということは、
  長く楽しめるということ』。
 『先はまだまだ長いのだから、あなたのペースでいい』。

 ……魔法使いは、それを聞いた時。
 ……自由を。与えられていたことを、初めて知った」


そこまで語って、男はふ、と息をついて。
目の前の彼女に、今までで一番、柔らかく微笑んだ。

「――この話とは、何ひとつ関係無いが。
 ミリアン殿には…どうか人々の助けになってほしいと、
 強く、そう思う。 …参考までに、覚えておいてほしい」
(-252) zipkun 2022/03/24(Thu) 13:01:50

【秘】 看護生 ミン → 甘言 イクリール

「まぁ、嬉しいです。イクリールさん、よろしくお願いしますね。」

ニコリと微笑んで。
それでいてコロコロと変わる貴女の表情を楽しそうに眺める。

「お土産用に沢山買ったので、大丈夫ですよ。
それに、候補が一つ減れば絞れるかなと思って…。」

早速幸せそうに飴玉を転がす貴女の見て、
同じく幸せそうに目を細める。

「甘いものですか?はい、大好きですよ。
お団子というと、あのもっちりとした触感の…
あまり食べたことがないんですけれど、とっても美味しいですよね!
本職というと…イクリールさんはお団子屋…さん…?なんですか?」
(-266) gu_1259 2022/03/24(Thu) 19:01:52

【秘】 看護生 ミン → 異邦人 サルガス

「まぁ!非公開なんですね…残念…」

もしかしたら今幸福指数とやらが下がったかもしれない。
…と、思いながら少しだけしょんぼりとしてみせる。

「うふふ、…こんな事言われるの初めてですから
なんだか不思議な感じですけれど、とっても嬉しいです。
サルガスさんは、幸福な人がお好きなんですか?」
(-267) gu_1259 2022/03/24(Thu) 19:10:29

【人】 看護生 ミン

>>55 ラキ

「あら、あら。そうなんですね。
灯火を扱う方のカリキュラムには”甘い言葉”が学びの中に含まれてるのかしら」

ストレートな言葉回しには慣れていないのか、気恥ずかしそうに微笑んで、あらあらうふふといった様子で流してみせる。

「まぁ、残念。今ここに売られているのも素敵なものですから、甘い言葉に騙されたフリをして、一つくらい購入しようかとも思ったんですけれど、
…、もっと素敵な物が見られる機会があるなら、そちらに取っておいた方がいいですかね?」

揺らされたランタンを追って、彼女の視線もまた揺れた。

「うふふ、お勉強は…まだまだ先になりそうですね。」

今まで心血を注いできた物への情熱がそう簡単に薄まることもないのだろう。勉学への道のりはまだまだ先になりそうなことが予想出来てクスリと笑みを零す。
(60) gu_1259 2022/03/24(Thu) 19:51:48

【人】 看護生 ミン

>>57 ラサルハグ

「まぁ…そんな…私は思っている事だけを言ってるだけですから…。ラサルハグさんこそ…求めているものを返すのがお上手で…。
”それ”は私にとって、一番の褒め言葉です。…ありがとう。」

嬉しそうなようで、泣きだしそうなような。そんな笑顔。
彼が顔を上げれば、貴方を見上げる自分と視線が交わった。

「ラサルハグさんは、謙遜なさるけど…。
私は行いも…そうですし、心優しいラサルハグさんにぴったりの職業だな、と思いますよ。
同僚の方に慧眼御見それ致しました、と。お伝えください。」

今度はまた、茶化すように。
花が時期によって姿を変えるように。
彼女もまた、コロコロと表情を変える。

「ふふ…勿体ないお言葉です。…その気持ちだけで、
とっても心が…温かくなります。きっと、贅沢ものだといわれてしまいますね。」

美しい指先から綴られる贈り物が
煌めく物語が、優しい想いに満ちた貴方からの言葉なら。
きっと涙でぐちゃぐちゃにしてしまった本を抱いて寝たあの日の様に、穏やかで、それでいて勇気が湧いてきたあの時と同じ気持ちになれるのだろう。
(62) gu_1259 2022/03/24(Thu) 20:37:29

【秘】 看護生 ミン → 物書き ラサルハグ

静かに話を聞いていた彼女の瞳が、戸惑うように小さく揺れる。
そうして、耐えきれなくなったかのように彼女は俯いた。
ぽつり、ぽつりと、零れる言葉は雫になって。

「私……、…やっぱり、…好きです。」

誰かの支えになることが。
誰かの隣に寄り添うことが。

あきらめたくないなぁ……


震える声が、濡れる瞳が、すべての答えだった。

手の甲で優しく目元を拭うと、今度は顔を上げて
貴方の瞳をしっかりと見据える。
(-274) gu_1259 2022/03/24(Thu) 20:40:15

【秘】 看護生 ミン → 物書き ラサルハグ

「ありがとう、ラサルハグさん。
あなたがくださった最初のお話、私は一生忘れることはないでしょう。
きっと何度も思い出して、”誰か”に励まされた魔法使いさんのように私もこのお話に励まされたこと、”貴方”に励まされたことを思い出して、何度だって前を向けます。」

潤んだ瞳を細めて。とびきり幸せそうに微笑んで見せる。

誰かの為に迷いなく戦うけれど、
自分の事では簡単に戸惑ってしまう優しい魔法使いのように
誰かを励ます物語を綴る先生のように。
私も、そうなりたいのだと――

「…ラサルハグさん、一つだけ、私のお願いを聞いてくれませんか?」
(-275) gu_1259 2022/03/24(Thu) 20:40:56
 




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