人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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カジヤマは、会議室の端末に送信した『あきちやんだめだー』そこからしばらく返信はない。
(a0) toumi_ 2022/06/06(Mon) 21:35:49

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ

「あきちゃんはそんな風に過ごしてなかっただおォ!」

「ここまでこうして生きてて、かがっちゃんだって
 自慢のきょうだいっていってた系!」

「つまり――――いつものあきちゃんじゃない。
 アンタはただのあきちゃんの中に隠れてたバケもんだ。
 正しく制御して一緒に住んでたハズなのに、なンで出てきた!」

聞いているだけで異常がわかる。
自分たちに起きている異常や不調のせいだ。
全部、全部この病気が悪いんだ。治せさえすれば戻る。
少なくとも、理性で抑えられる頃があったのだから。

(-0) toumi_ 2022/06/06(Mon) 21:47:37

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ

「賢かったあきちゃんはどこだ。
 理性もなくした人間の皮がどうなるかはわかってんだろぉ。
 みんなの為にも俺の為にも、
 ただでは済まさないかんな。――……」

拳銃を投げ捨てたのは何故だ?
会議室にはそろそろ集まらないといけない時間だ。
つまり自分が眠る時間も迫っている――

「――
一緒にいくっていってんだろ、
 大人しく言うこと聞け!


罠、そんな可能性も考えて、
その鞄を受け取った瞬間、貴方へと突進する。
胸ぐらへ手を伸ばし、押し倒そうと体重をかけた。
自分も受け身を取れなければただでは済まないかも知れない。
それでも、目の前の存在は武器がなければただの人間、
それだけははっきりとしているから、怖くなど、ない。
(-1) toumi_ 2022/06/06(Mon) 21:49:23

【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ

あなたは死ななければならない      
「いやよ」
あなたは死ななければならない
 勿論罠だ。このバケモノは考える頭がないわけではない。
あなたは死ななければならない   
 あなたと奈尾との間の触媒に向けて能力が発動させられる。
 水の入った容器が溶け、鞄が溶け、あなたを溶かす。当然、奈尾のことも。
あなたは死ななければならない            
 あなた側のものから溶かしていくだなんて
 器用な真似をしたものだから、負担も馬鹿にはならない。
 それで5:5が6:4か7:3になれば上々だった。
あなたは死ななければならない     
 ごぷり、奈尾の口から耳から傷から黒い液体を滴り落ちる。
 機敏でないながら真正面から突進を喰らうことは避けたものの、
 片腕を掴まれ、勢いそのまま床に引き倒された。
 陥没した床に残った液体で、更に背中が溶ける。
あなたは死ななければならない   
 ──そんな痛みは生体への警鐘の意味なんてほとんどなしていないで、
 本当にただ単に痛みを与えているだけだった。
あなたは死ななければならない   
あなたは死ななければならない   
「行かなきゃ」
  
あなたは死ななければならない
(-3) 66111 2022/06/06(Mon) 23:17:03

【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ

あなたは死ななければならない
 溶けた箇所から無理くり手を挿し入れ、
 あなたの左の鎖骨を、掴んで、折った。
あなたは死ななければならない
 肩を掴んで押しやって転がり、あなたを下に。立場を入れ替える。
 片膝は壁を失くしたあなたの腹にぐりぐりと沈められた。
 手も足も止めずに、お喋りが続けられる。
あなたは死ななければならない
あなたは死ななければならない
「同居なんてしてないわよ」
あなたは死ななければならない
「皆の言ういつもの秋チャンなんて元々いないの」
あなたは死ななければならない
「別だったなら、どっちかが追い出されてないわけがない」
あなたは死ななければならない
「バケモノが皮を被っていただけ。溶けちゃった」
あなたは死ななければならない
「いつかの先が今だったのよ」
あなたは死ななければならない
「ケドもう少しうまくやりたかったわァ」
あなたは死ななければならない
あなたは死ななければならない
「……痛ァい、──行かなきゃ」  
あなたは死ななければならない
あなたは死ななければならない
 動けなくなったあなたを置いてけぼりにして、
彼は銃を拾いこの場を去るだろう。
(-4) 66111 2022/06/06(Mon) 23:20:14

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ

貴方だってただではすまない、そう思っていたのにまさか。
そのまま自分も食らうというのに、かぶると言うのか!?

「――ヒュ……あ”、ぁ”……ァ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」


溶ける、いや、思い浮かんだのは"焼ける"感覚だ。
顔が、肩が、……上半身が、火傷の上から溶かされていく。
鎖骨が、えぐられて、あ、溶けて、音が。
左半身が暴かれる。中身が出てくる、――やめろ。
やめろ、やめてくれ、!!!!!!!!!!!!!
俺が一生かけて、治す傷を開くな!!!!!!!!


「ぐぁ"あ"!! う"ぅ"……ぐぇっ、ゲホッ……」

腕を引かれるまま、背中から重力のままに落ちる。
熱い、痛い、なんで。


「なん、かはっ……」

なんで、俺が、みんなが焼けなければいけないんだ。

赤くただれて、見るに堪えない光景が広がる。
腹を沈められるリズムに合わせて肩と口から
赤と黒の混ざった液体が吐き出される。
噴水のように美しくない其れはまるでヘドロのように
ゆっくりと、汚らしく床を汚していった。


右の瞳は、まだ開いている。
貴方を、映してそして、世界が霞んだ。
(-7) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:44:52
カジヤマは、
「行くな、行くな、
行くな!!
(a7) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:47:44

カジヤマは、咽がすり切れて、叫べない。身体が動かすことが出来ない。
(a8) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:48:01

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ


治らない、痛みが消えない。


「あ    」


いつまでも、傷が消えない。


「い、た、」



痛い、いたい、いたい、いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい。


いたい。

意識をないだけか死んでいるのかもわからない身体が
そこに静かに横たわっていた。
背中は溶かし続けられ、起きたら
目も当てられない状況になっているのは
立ち去った貴方でも容易に想像がつくだろう。

その声は、まだ、あなたの中に届かなかった。
(-8) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:51:31
カジヤマは、篝屋の傷は、"    "
(a9) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:53:00

【独】 篝屋に来た カジヤマ

篝屋の傷は治らない。


様々な薬を試した。
飲み薬を試した。貼り薬を試した、塗り薬を試した。
殆ど彼の身体に効果はなかった。

幸い身体は鍛えていたこともあるし、食にも気を遣っている。
自然治癒さえすれば、大病にもかからず過ごせる。
そう思っていたが、うまくはいかないもので。

風邪を引けば2週間こじらせて。
骨が折れれば、何ヶ月も痛みと闘う。

麻酔すらききにくいのか妙な怪我も出来ずに、
家族も本人も身長にならざるをえなかった。

だから、リョウは、自分を治すための薬を作ることに↓。
自らが治る薬さえ作れば、世界中にいる
どんな人にも効く薬が作れるだろうと。

特異体質である自分が助かるために、
他の国でも副作用で薬が使えない人の為に。
万能な薬を作るのだと、そう心に決めて勉強をし始めた。

それが、薬剤師になると、研究員になると
決めたきっかけだった。
(-9) toumi_ 2022/06/07(Tue) 2:58:23

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 猶大 ロク


『だって姿見えないんだもん。
 んーそっか。俺ちゃんは無意味に信じてっけど……
 ま、死んだらそっちの方が正しかったんだなーって気分』

『ん?? おやおやおや?? つまりぃ。
 
今めちゃくちゃ怖がってるってコト!?!?

 仕方ね〜〜〜な〜〜〜!
 驚異になりそうなモン俺ちゃんが排除してやんよ。
 いや、全部は無理だけど。安全になれば嫌でも信じるだろ?
 状況証拠ってヤツ」

『だからさァ、いざってときぐらい、連絡してくれよ。
 一人で死なれるの寂しいんだワ。
 死にたくないなら、それぐらい良いだろ?』

そういいつつ、段々と声はフェードアウトしていく。
なんか面白い。台車で遠くに荷物が運ばれていくような離れ方をしている。
(-10) toumi_ 2022/06/07(Tue) 3:54:38

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 絶対専制君主制 コゴマ

貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。

その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。
時折起きた姿も見ているだろうが。

『行くな、……行くな!』


『誰か、あいつを止めてくれ。
 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。
 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』


切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。
走り回っているように声は離れたり近づいたり。
とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。
放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。

彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。


この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。
(-11) toumi_ 2022/06/07(Tue) 5:14:51

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ

貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。

その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。
時折起きた姿も見ているだろうが。

『行くな、……行くな!』


『誰か、あいつを止めてくれ。
 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。
 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』


切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。
走り回っているように声は離れたり近づいたり。
とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。
放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。

彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。


この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。
(-12) toumi_ 2022/06/07(Tue) 5:15:44

【秘】 跼蹐 カナイ → 篝屋に来た カジヤマ


おそらくは、仮眠室を出て廊下を歩いていたところ。
会議室に戻る前のどこかの事。

「………篝屋さん…?」

聞き覚えのある、けれど印象にあるよりもずっと。
切羽詰まった声が不意に聞こえたような気がして。
音量や距離感の不安定な声の告げる内容は不穏なもの。

「ど、どこですか……?」

あまり大声を出すのも憚られて、おずおずと。
その傍らに、そろり、視線が周囲を見回した。
この声が何処から聞こえているのかわからない。
(-14) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:26:04

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ

『先輩!? あきちゃんがそっちいってるかもしれないっす!
 なんかやべー感じで人を襲うのを戸惑わない感じの!』

『え、俺ちゃん? 俺ちゃんは……
今どこ系!?


『真っ暗で何にもわからないっす。
 多分〜、また何処かで寝てるか倒れてるんじゃないんすか?』

半分本当で半分嘘を言った。
篝屋の超能力のような"テレパシー"的な伝達は、
この青年の意識がない内に行われているようだ。
聞けば聞くほど――幽体離脱に思えなくもないのだが。

そして篝屋はこの現状の理由に気付いている。
自分は、倒れている。
痛みで、気を失って、意識を失っている。

『そういう能力みたいなんすよ。先輩は一人じゃないっすか?
 ちゃあんと皆の所にいてくださいよー。
 なんか小動物みたいって他の人からも思われてるんですから。
 心配してるんすよ!』
(-20) toumi_ 2022/06/07(Tue) 6:33:25

【秘】 跼蹐 カナイ → 篝屋に来た カジヤマ


「あきちゃん……奈尾、さん?」

──『奈尾発見 危険 接近×』。
連想ゲームの行き着く先はあなたと、もう一人の少女の連絡。
ぞわ、と言い知れない悪寒がした。

「……俺はー。もしかして超能力があるなら……テレパシー系?
 それか幽体離脱系かもしれないっす。
 寝てる間、どっか行っちゃうらしくって!
 さっきも何人かに捕まえて貰ってそれで起きたらこの吐き気」


「……幽体離脱、でしたっけ…
 あれ、でも……奈尾さんの様子を見に行ったんじゃ」

あなたの連絡は、恐らくは奈尾の様子に関するものだった。
そしてそれを今こうして伝えているという事は、
その場から離脱して何処かで寝ているか、それとも────

──わかりました・・・・・・
僕は大丈夫です……
 …きっと、あとで探しに行きますから……」

自分が、とは言えなかったけれど。

普段から考えれば異様に落ち着いた声で諒解を示し、
それから、まったくもっていつも通りに。
あなたを気遣う言葉を掛けて、弾かれたようにその場を後にした。
(-23) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:13:13

【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → 篝屋に来た カジヤマ

「……」

頭の中に早鐘のように響く声は、明らかに平時のそれではなかった。
情報を精査する。明滅するように在るのは、実際に距離が離れているからではなく。
意識の状態が希薄だからなのだろうか、なんてふうに推測する。

「……勝手に満足して死んだりするなよ」

どちらにせよこちらから出来ることがあるわけでは、ないだろう。
聴こえていることだけを示して、その無事を祈る。
(-24) redhaguki 2022/06/07(Tue) 7:41:21
篝屋に来た カジヤマは、メモを貼った。
(a18) toumi_ 2022/06/07(Tue) 11:59:45

【置】 篝屋に来た カジヤマ

『あンの野郎、自分で酸被って殴ってきやがった!!』
『俺ちゃんはまだ死んで――』

小さな声がどこにも届かない。
それは身体から発されていない。

自分が本当に死んでないのかこの暗闇ではわからない。
外の声も聞こえない、稀に己に反応してくれた人間が
生きているか死んでいるかもわからない。

まるで黄泉をさ迷う亡霊のようだ。
いつかは
どちらかに
行ききるのだろう。

ふざけたことばっか頭によぎる。
死んだら家族に会えんのかなーとか。
後輩や大学面子に怒られそうだなとか。
先輩たちは呆れていい気分にはならないだろうなとか。
あの子は敵じゃねぇっていってくれたのに、
あの人を敵のままにしてやりたくないのに。

なんでこの身体は動かねぇのかなとか。

『死んでも声届くならセーフ?』


んなわけないか、無理に笑って闇雲に黒の世界を走った。
(L6) toumi_ 2022/06/07(Tue) 14:50:07
公開: 2022/06/07(Tue) 14:50:00

【秘】 猶大 ロク → 篝屋に来た カジヤマ

『暢気という言葉はお前の為に存在するんだろうな。
 じゃあ本当に死んだら俺もそう思おうっと』

うっせ!うっせぇうっせぇ!

 誰もンな事言ってないだろ!
 そもそも吐き気催したり寝まくってる奴に言われても全然頼り甲斐が無いだろうが!』

半分くらい声に出しながらまくし立てた。こういう輩はやっぱり面倒だ……

『…………わーかったよ。厳然たる事実は嘘をつかないからな。
 勝手に死んでやるつもりはこれっぽちも無いけど、もしもの時は歩く死体にならずに死んだって教えてやる。
 出会って間もない誰かが死んでも寂しいとか変なの』

フェードアウトしていく声の方向(?)を見遣って意味も無く手を振った。
幽霊にでもなって駆けまわってんのかなアレ。
(-41) shionsou 2022/06/07(Tue) 19:16:54
 




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