人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】

と、と、と。 

お骨のかんかんを抱えて、猫島は教室に戻ってきた。
教室には誰がいるだろう。誰もいないだなんてことは、きっとない。
 


「ただいま」
 

 
きょろ、室内を見回して。
真ん中あたりの空いてる席に缶を置く。さみしくないね。
それから教室に置いていた花火の袋を開けて、何本か缶の横に添えた。

続けて、動かない身体たちの──確か利き手だったと、
猫島が記憶している方の手に花火を持たせて。
抜き取った靴紐なんかで、落ちないように結びつけていく。
(16) 2022/07/20(Wed) 22:22:45

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>16

「ん?」

「はい、花火です」

「花火、してもらうんすよ」

「みんなで花火。するつもりだったでしょ?」

「先生にも、ちゃんと許可もらいました」
 
(17) 2022/07/20(Wed) 22:24:12

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>17

「んー…?」

「猫島はどうするかわかりません、んん…」

「けどたぶん、遅刻か欠席になるんじゃねぇかな」

「猫島はもう少しやることがあるんで」

「だから猫島のことは待たないで始めていてください」

「ああでも、うん。そすね、すぐは困ります」

「……はい、はい。そのくらいでお願いします」
 
(18) 2022/07/20(Wed) 22:24:49

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>18

「じゃあ、猫島は行きますね」

「うん」

「それじゃあ、また」
 
(19) 2022/07/20(Wed) 22:27:05
ネコジマは、笑顔で別れを告げて、みんなの教室を出て行った。
(a31) 2022/07/20(Wed) 22:27:20

ネコジマは、あの時にはまたねを返していなかったのにね。>>a15
(a32) 2022/07/20(Wed) 22:27:28

【人】 幸福 ライカ

【???】>>14 ユメカワ


「おは────、」

よう、と、自然に吐きかけて。
ぽかんと君を見つめていた。

「……あ、うん。
 痛いとか、感じない……かな。今のところは。」

君が居て、隣で笑って。
それだけで、まあいいかなんて思えてしまうのだから
つくづく、自分は君に甘いのだろう。
──そしてそれは、永遠に。


「調子………今度こそ……、」

ふつふつと思い起こせば、
あの時
の恐怖がぞくりと背筋に走り
僅かに身を震わせる。

「……深雪、」

上目に君を見上げれば、
甘えるように腕を伸ばした。
(20) 2022/07/20(Wed) 22:39:24
ライカは、君を抱き寄せて、
(a33) 2022/07/20(Wed) 22:39:36

ライカは、口付けをひとつ。
(a34) 2022/07/20(Wed) 22:39:44

ライカは、「……おはよう、深雪。」
(a35) 2022/07/20(Wed) 22:39:55

【赤】 先生 シロマ

 

出席を取ります。

 
(*0) 2022/07/20(Wed) 23:03:36

【赤】 先生 シロマ

……色とりどりの炎が、花を咲かせた後。
どこかで、少女が教鞭を執っていた。

鳥飼
。」

夢川
。」

司馬
。」

来家
。」

山中
。」

名前が増え、賑やかになった出席簿を満足気に読み上げる。
その声は隠し切れない程の喜色が溢れていた。

「……ふ、ふふ!
 すごいなぁ、こんなに沢山!
 体育の授業だって色々できるようになるね……!」

前回との違いは、更に名前が増えたことと──最後にもう一名分、空欄があった。

「さて、さて。
 もしかしたら、遅刻かもしれないし。少し待っておかないとだ」

欠席かもしれないけれど。
時間は幾らでもある。
時計の針が進まないのだから。
(*1) 2022/07/20(Wed) 23:06:44
ネコジマは、みんなの自転車を昇降口に運んだ。鍵がかかってた都会組のはちょっと大変でした。
(a36) 2022/07/20(Wed) 23:27:39

【神】 友達 ネコジマ

──花火が始まる直前頃、メッセージ。

『教室で花火、しますか? しませんか?』

『みんなにはしてもらうんすけど』

『しないんだったら、帰りましょう』

『猫島は昇降口にいます』

『花火が始まったら、
 来なくっても猫島は帰っちゃいますからね』
(G1) 2022/07/21(Thu) 6:42:43

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

ほんのわずか、途切れた言葉には一度首を傾げかけて。
それから、続く言葉には、やっぱりどこかいつも通りの延長線上。
そっか、なんて零して、けれどほんのすこし安堵の息を吐いて。

「ん、………」

ふと視線が合わされば、懐くような腕に引かれるまま。
そっと顔を寄せ合って、触れ合う温度は確かにそこにある。
これからもずっと。


それが何であったとしても、形のないものが今もなお君を苛むなら。
これから何度だってこうして遠ざけてしまおう。
今は確かに二人こうしてここに居るのだから。

きっともう、離れ離れになる事だって無いから。
(21) 2022/07/21(Thu) 8:38:55

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

「……うん」

何の憂いも無く、いつかの日々の続きを、君と一緒に居られる。
たったそれだけの事が、どうしようもなく嬉しくて。
たったそれだけの事が、あんなにも難しかったから。


やっぱり自分ってどうにも単純な人間だ、なんて思いながら。
やっぱり自分は君の事が好きで仕方ないらしい、とも思って。
今この心の内を満たす喜びを、上手に言葉にできる気はしないな。

だから、添えるように君の背に回した腕に緩く力を入れて。
もう少しだけ、擦り寄るように肩口に顔を埋めて。
微睡みの中に居るような心地良さに、息吐くように笑みを零して。

きっと暫しの間、そうしていた。
(22) 2022/07/21(Thu) 8:39:35
ユメカワは、しあわせだ。
(a37) 2022/07/21(Thu) 8:39:43

【秘】 君の ユメカワ → 幸福 ライカ

 
 
「だいすき」
 
(-51) 2022/07/21(Thu) 8:40:20
ユメカワは、離れ際。そっと君に囁いた。
(a38) 2022/07/21(Thu) 8:40:28

【赤】 夢中 ユメカワ


どこかで出席を取る声が響くころ。

「先生」

あなたと最初に・・・出会った時と同じように。
今はまだ数少ない、あなたを先生と素直に呼び慕う生徒の一人は
この時も、やっぱりひょいと顔を見せた。

夜闇はもう随分と薄れてしまって、
生者の時間にほど近くなりつつあるけれど。
曖昧な色は、今もまだ白日夢じみてそこにある。

「……みんなは、呼べなかったね。」

名簿の空欄がひとつ埋まっても、全員にはならない。
飽くまでも、全員、というのは努力目標ではあったのだけど。
とはいえやはり、そうなれば良いと思っていたのも確かな事で。

そうはならなかった理由が、ただ時間の制約だけであれば。
少々強引なやり方をしてでも、今すぐに解決していただろう。
けれどそうではない。だから、でも、と言葉を続けた。

「今日だけじゃ、皆は揃わなかったけど。
 牧夫兄達の事はちゃんと先生のおかげで呼んで来れたし……
 …すぐには来れなかった皆も。いつかは来てくれると思うから」

いつかはきっと来てくれる。
今はまだ少し、生きてやらなければならない事があるだけ。
おおよそ何を疑う事も無くそう思っている。だから、
(*2) 2022/07/21(Thu) 10:22:02

【赤】 夢中 ユメカワ


「俺、待てるよ。いつか全員が揃うまで」

けれどやはり、ずっとは待たないだろう。
願わくば、生者の内で死者が遠く色褪せた記憶になる前に。
君達が遠くへ行ってしまう前に、友達同士で居られる内に。
手を引いて行けるように、きっとまた会いに行こう。


誰が来てくれたから、とか、何人来てくれたから、とか。
そういうものは決して手を引く理由になり得ない。
だって、君達の重みは等しく換えの利かないものなのだから。

子どもというものはできる限り多くを望むものだし、
寂しがり屋は、誰にも寂しくあってほしくはないものだから。
(*3) 2022/07/21(Thu) 10:22:33

【赤】 先生 シロマ

「……良かった。
 『もし待ち切れないから今すぐ行こう』って言われたらどうしようかと思ってたんだ。
 私はこの辺りから動けないしさ」

貴方に視線を向けた後、窓の奥を見遣った。

「しかし、矢張り難しかったね。
 特に私は皆と昔から友達、というわけでもないから……夜が明けてしまうと尚更」

もしも幼馴染なら、情に訴えることも可能だろう。そう思い
馴染んだ
わけだが。
白間コズヱは神でもなく、只の少女であった。限界というものはどうしても見えてくる。

ギシ、板が沈む。
教壇の上を、少女の細い足が進んでいく。

(*4) 2022/07/21(Thu) 11:19:27

【赤】 先生 シロマ

「……今日は、『待ち切れなくなったら』の話をしようと思ってたんだ」

貴方の頭を、誉めるように撫でて。

「ね、深雪。
 車とか用意できそう?バスとかさ。
 そういうのがあれば私も移動できるだろうし──修学旅行だって行けると思うんだ」

自ら調達できればするのだが、こればかりはそうもいかない。
生徒の、貴方の力を頼るしか無かった。

「それに」

できる限り多くを望む子供の、

皆を迎えに行き易いかと思って。


夢を叶えてこその教師だ。
(*5) 2022/07/21(Thu) 11:20:53
気狂 ネコジマは、メモを貼った。
(a39) 2022/07/21(Thu) 13:16:31

【独】 気狂 ネコジマ

/* >>a39>>-31
 おなじあやまちをくりかえすな( ´▽`)
(-52) 2022/07/21(Thu) 13:18:33

【赤】 夢中 ユメカワ


「前から友達じゃなくても、楽しかった事は変わらないよ」

過去の記憶は偽りであったとしても。
ほんのわずか、共に過ごした時間は決して嘘にはならない。
やはりと言うべきか、少なくとも夢川はそのように思っている。

真実それぞれの思いがどうであったかは、
当然ながら、訊かねばわからない事なのだけど。

「……バス?」

ぼんやりと目を細めて、優しく頭に触れる手にはされるがままに。
けれど投げ掛けられた問いに、ふと視線を上げた。
(*6) 2022/07/21(Thu) 16:37:51

【赤】 夢中 ユメカワ


「…うん、わかった。
 せっかくなら、修学旅行の時期までに間に合ったらいいな…」

夢川深雪の死因は、交通事故だ。

その事を鑑みれば、このお使い・・・を頼むには最も適任と言えるだろう。
この場所へと迷い込んだのはきっと幾つかの偶然の産物であって、
死者とは元来、自分の死に纏わる処に留まり続けるもの。

そうして時に、悪意の有無に関わらず生者を引き込むものだから。


「……課題、初めての課題……になるのかな?
 皆を呼んで来るのは、先生の手伝いって感じだったしさ…」

わからない所があれば、また聞けば良い。
あなたも皆も、きっと一緒に考えたり、助けてくれるはず。
何よりも、上手くできたら皆喜んでくれるはずだ。

──ああ、なんだ。努力する事の楽しさって、たったこれだけでいいんだ!
(*7) 2022/07/21(Thu) 16:38:22
友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a40) 2022/07/21(Thu) 16:40:05

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】
──猫島がメッセージ>>G1を送る少し前。
 
「ん」

「──ねこや、見送りですか?」

「と…ああ、開けてやっから」

ほらおよこし、ずたずた気味にされてしまったそれを受け取った。
開けられていないながらも、努力はされ続けてはいたみたい。
(L3) 2022/07/21(Thu) 18:22:23
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「でもなぁ、もうすぐ花火が始まりますから」

そう言いながら、切り口をピッ。
小さく開けてあげる。

 
 切りきらなかった端っこを 
 
 
       花火を結んだ残りの紐で、
 
 
              投げやすそうな木材に結んで、
 
 
                 屋根の穴から外に放り投げた。
 

できる限り、遠くへ、遠くへ──。
 
猫はおやつを追って飛び出すだなんて
命知らずなことはしませんから、
ただそれを見送りました。

 にゃあ。

ひとつだけ鳴いて、とことこ、屋根裏を後にします。
外に落ちているおやつを少し舐めたら、
ぐいぐい引っ張って切れ端を千切って、
誰かのところに持っていくのでしょう。
(L4) 2022/07/21(Thu) 18:23:06
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】
屋根から射し込む光は月明りよりも陽の光がもうほとんどで 
少しドキドキしながら、猫島は鏡にかけた布をはぎ取った。


「……ああ、なんだ」

鏡にはまた、あの日の猫島がいる。


「間に合っちゃいましたね 

間に合わなければ、それでもよかったのだけど 
(L5) 2022/07/21(Thu) 18:23:43
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「はい、いなくって」

「見つからないだけかもしれないけど」
 
そう思いたいけど。
「だから、」

「たぶん」
 
そうじゃないだろうから。
「たぶん、もう揃わないんで」

「だから」
 
猫島はもうたすかりません。
「だから、考えておくだけじゃなくなりました」

「…君が言った通りになっちゃったのは、少し癪ですけど」
 
そうなっちゃったんだもんな。
(L6) 2022/07/21(Thu) 18:24:53
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

【屋根裏】

「嘘にしたら怒りますからね。
 悪魔だって約束は守るんですよ?」

「猫島がただ単に騙されたならいいんすけど。
 ……いやよくはねぇけど。
 そんな揚げ足取りの話でもないでしょう」

 
「うん」


「しあわせじゃなくてもいいです、
 しあわせだって思えていたら。

 覚めたらそれでいいです。
 運命がそう決まっていただけだから」

「それじゃあ」
(L7) 2022/07/21(Thu) 18:25:43
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 気狂 ネコジマ

-
【置】 友達 ネコジマ
(L8) 2022/07/21(Thu) 18:27:18
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【置】 友達 ネコジマ

-
【置】 気狂 ネコジマ
(L9) 2022/07/21(Thu) 18:27:57
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00

【赤】 先生 シロマ

昨夜から明け方。
ほんの数時間だが……思い感じて過ごしたことは、正しく現実のものだろう。
それは自分が、貴方が、ここにいるという証左に他ならない。
たったそれだけの事実が、存在の証拠だ。


「……そう言ってくれると嬉しいよ」

きっとそんな貴方だからこそ、この学級へやって来たのかもしれない。

「まあ、急ぎというわけでもないからね!
 初めての課題……うん、校外学習って感じかなぁ」

楽しみで仕方ないのだろう。
普段の落ち着いた抑揚も今は無く、年相応の笑顔があった。

「修学旅行はやっぱり京都かな。
 いや、最近は東京なんだっけ。
 たしか、すごく高い電波塔ができたんだろう?
 ……へえ、もう向こうまで車で行けるようになったんだ。
 高速……道路?っていうのを使うんだね」


「ああ、寝るのが惜しい!
 こんなに今夜が待ち遠しい朝は初めてだ……」
(*8) 2022/07/21(Thu) 19:32:36

【赤】 先生 シロマ

 

生徒と教師が学び合う。
少女は信じて疑わない。
これこそが、己と彼等の幸いだと。

 
(*9) 2022/07/21(Thu) 19:33:30

【神】 友達 ネコジマ

『そう、明日香ネエ』

『とらやって呼んでたんですよ、猫』

『もう猫島の猫じゃねぇすけど』

『そう言っていたんですよ、昔』
(G2) 2022/07/21(Thu) 20:03:35
ネコジマは、待っている間、そんなことを送っていた。特にオチはないよ。思いついたからくらい。
(a41) 2022/07/21(Thu) 20:03:44

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a42) 2022/07/21(Thu) 20:04:45

ネコジマは、友達と一緒に帰りますよ。猫も一緒。
(a43) 2022/07/21(Thu) 20:51:39

ネコジマは、花火をちゃんと見なかった。
(a44) 2022/07/21(Thu) 20:52:57

【置】 気狂 ネコジマ

 

 
麻弓ネエが大きい音をさせた方が勝ちとかルール作って、
 
 
栗栖ニイが当然のように受けて立って、
 
 
牧ニイも面白そうだからってやり出して。
 

 
こずネエが参加と一緒にもう少しルール整備して、
 
 
夏ニイが一回審査員にされかけたけどそれはフリだから、
 
 
雪ニイがふつうに花火持たせてくれていて。
 

 
裏ニイもこれくらいになっていたら誘われてくれて、
 
 
かなネエもなんか、もちゃ…ってしてたら引っ張られてて、
 
 
明日香ネエが最終的に審査員になっていました。
 

 
猫島も、当たり前にそこにいるんです。
 
 
(L10) 2022/07/21(Thu) 20:58:08
公開: 2022/07/21(Thu) 21:00:00
気狂 ネコジマは、メモを貼った。
(a45) 2022/07/21(Thu) 20:58:32

ネコジマは、おそらへとんじゃった。すっとんじゃって、もうみえない。
(a46) 2022/07/21(Thu) 20:58:50

ネコジマは、あしたのあさにもおりてこない。
(a47) 2022/07/21(Thu) 20:58:55

ネコジマは、ずっと猫島!
(a48) 2022/07/21(Thu) 20:59:05

【神】 夢中 ユメカワ

 
 
外はもうすっかり夜が明けるころ。 
ぴろん。グループメッセージに着信ひとつ。


「745555」


送られるはずのない持ち主からの、
送られるはずのない端末からの、
最後のメッセージ。
(G3) 2022/07/21(Thu) 20:59:53