人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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視点:


【秘】 チャラ男 ウラミチ → 傷弓之鳥 マユミ

揺蕩う意識の中、誰かに話し掛けられている気がした。
でも自分は何も答えられない。
髪に触れる感触が、朧気ながらに優しくて暖かい。
誰かがくれたその言葉はすぐには理解できなかったが、胸の中に染み入るようだった。
(-2) 2022/07/15(Fri) 2:03:58

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 甚六 カナイ

やわくまとまり始めた意識がゆっくりと浮上する。
誰かに名を呼ばれている……?

"…カナイ……?"

覚醒し始めた意識が、名を呼んだ者の正体に気付く。



「──!?」

男は突然起き上がってあたりを見渡した。
起き上がったと思っているのは男だけで、足元には自分の死体があるのだが。


「………なんだ、また幻聴か…」

目的の人物がいないとわかると、酷く落胆した様子で床に視線をとした。
(-3) 2022/07/15(Fri) 2:11:04

【秘】 陽炎 シロマ → チャラ男 ウラミチ

貴方の偽りの記憶が、陽に焼かれて消えていく。白間梢という少女は、最初からいなかった。
これは貴方達とは初対面の、何ら縁もない亡者である。

「お〜い、裏道〜……」

陽射しから逃げるように、校舎を歩く。
なんとなく、熱そうで怖いから。

彼は成仏してしまったのだろうか。
誰の悪戯か、彼の心臓は止まっていた。考えられる可能性が多過ぎた。ひとまずこちらは保留させておく。

校舎の中を、散歩でもするかのように貴方を探した。
(-6) 2022/07/15(Fri) 10:10:19

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 陽炎 シロマ

男はぼんやりと、ただそこに居た。
自分が今どういう状況なのかまだいまいちぴんと来ていない。
死んだという事はわかっているようだが、これからどうしたらいいのかわからないようだ。

自分を呼ぶ声に反応し、振り返る

「…………しろ……ま……?」

少し前まで親しげに喧嘩していた相手だというのに、この違和感は難だろうか。
(-17) 2022/07/16(Sat) 0:27:34

【秘】 陽炎 シロマ → チャラ男 ウラミチ

「嗚呼良かった、成仏したのかと思ったよ〜……」

少女は最後に会った時と変わらぬ明るさで、貴方の隣へやって来る。
その片手には出席簿があった。

「ねえ君、これから何かしたいことってある?」

ぱらぱら、出席簿を捲る。
名前の書かれた頁を見せながら、貴方に問いかけた。

「何も目的が無いなら……
私の生徒にならない?

 だいぶ人数も増えてきてね、賑やかになってきそうなんだ。どうかな」

その声は、誰が聞いても弾んだ楽しそうな声色で。
まるで生きているかのようで。

今日が初対面の少女は、貴方を自身の学級へ誘った。
(-21) 2022/07/16(Sat) 16:02:18

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 陽炎 シロマ

「あ?生徒??」

突然の申し出に怪訝な表情で貴方を見る。
しかし誰かを祟りたいだとか大層な目的があるわけでもない。
相手の事はよくわからないが、なんとなく……悪い奴ではないような気がする。
ぼやぼやした記憶の中相手に感じる既視感や違和感からはとりあえず目を逸らすことにした。

「別にいいけど……」
(-22) 2022/07/16(Sat) 16:14:19

【秘】 陽炎 シロマ → チャラ男 ウラミチ

「本当!?ありがとう!
 嬉しいなぁ、きっとこれで
鹿乃
も元気出してくれるよ」

さて、この少女は司馬鹿乃を『カナ姉』と呼んでいた。
しかし、いつのまにか呼び方を変えていたらしい。

「教室は昇降口の横だよ。
 牧夫達がいたところ、覚えてるだろう?
 あそこで授業をするからさ」
(-24) 2022/07/16(Sat) 16:46:36

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 陽炎 シロマ

「カナイ!?カナイも生徒なのか?!」

その名を聞いた途端虚ろだった目が大きく開かれる。

「授業って……何の勉強すんだよ。
 俺テストとか点とれねぇからな?」

始まる前から赤点宣言している。
自他ともに認めるバカだ。
(-25) 2022/07/16(Sat) 17:05:45

【秘】 陽炎 シロマ → チャラ男 ウラミチ

目を見開いた貴方の反応を見て、少女は気を良くした。

「内容は色々だね。
 でもちゃーんと点が取れるように、私が教えるから安心して?」

どうやら先生の手厚いサポートがあるらしい。もしかすると、あまり嬉しくないかもしれないが。

「……あ、席は鹿乃の隣にしておくね。
 きっと緊張してるだろうから、裏道が助けてほしいな」

貴方の様子を見るに、きっと大事なことだろう。そう考えて付け足した。
(-26) 2022/07/16(Sat) 20:44:37

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 陽炎 シロマ

「しかたねーな、付き合ってやるよ!」

先生につきっきりで勉強を教えてもらうというのは正直かったるいが、それ以上になんだか昔に戻ったような気がして嬉しかった。
カナイや他の皆と一緒に過ごした小学校時代は本当に楽しかったから。

現実に未練がないといえばうそになるが、これでよかったかもしれないと思った。
(-27) 2022/07/16(Sat) 21:36:27

【秘】 先生 シロマ → チャラ男 ウラミチ

「遠足とか、修学旅行もやってみたいんだ。
 もし他にもやりたいことがあったら、遠慮せず言ってほしい」
 
笑顔を見るや、こちらも顔を綻ばせる。
少女の生徒を想う気持ちは本物だ。
その愛が妄執であるだけで。


名前一人分、重くなったような気がする出席簿を抱えた。
嬉しい重みとは、きっとこんな感情を言うに違いない。

「私は……君達の、先生だからね!」
(-29) 2022/07/17(Sun) 11:31:56

【秘】 泣き虫 ウラミチ → 陽炎 シロマ

「修学旅行……いいな!文化祭もやろうぜ!」

皆と一緒に体験できなかった楽しげな学校行事にワクワクした様子で大きく頷いた。
これから、貴方の事を先生と素直に呼ぶ性格ではないが、慕ってついていくだろう。
(-30) 2022/07/17(Sun) 11:43:25

【秘】 甚六 カナイ → 泣き虫 ウラミチ

東の空が白みはじめた頃合い。

「なんしとんの」

頼りなげな声が、ぽつんと校舎のどこかに浮いた。
見慣れたパーカーを着て、フードを深く被って。
短パンから覗く脚がひょろりと伸びて、小さな背丈で見上げる。

今度は、幻だって言わせない。
言わない。ぼくらはまだ、ここにいる。

「うらみち」

きみの近くに、すぐそばに寄る。きっと同じ温度だ。
もう、冷たくなってしまった。
(-43) 2022/07/20(Wed) 21:16:48