人狼物語 三日月国


179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が5人、人狼が1人いるようだ。

【人】 ぶんまる

キー、キー!!
(0) master 2022/10/13(Thu) 23:30:00
ぶんまるは時が進むよう祈った。

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
もくもく 2022/10/13(Thu) 23:37:43

【人】 楯山 一利


俺とアイツは家が隣同士で、親同士も仲が良かった。
幼稚園も、小学校も、中学校も。
そして……高校までずっと、アイツと一緒だった。

中学の頃から、アイツのことを意識し始めていた俺は
アイツが第一志望としている進学校に
一緒に入りたくて、頭が悪いなりに勉強を頑張ってみた。

だけど結果は、当然ダメだった。
高校からはアイツと別々か……なんて諦めていたら
アイツは進学校を蹴って
俺と同じ底辺の高校に通うことを選んだんだ。

それを知った時、ちょっと期待しちまったんだよな。
もしかしてアイツも、俺の事が……?って。
(1) りお 2022/10/14(Fri) 1:07:49

【人】 楯山 一利


でも理由を聞いてみたら、
期待していたものとは違う答えが返って来た。

『カズのことが心配だからね』

"姉として"の義務感。
そうとしか受け取れない答え。

……結局俺は、アイツにとっては弟のまま。
アイツは、俺の事なんて見向きもしない。
異性として意識して貰える事もないんだ…って。
その現実を突きつけられた瞬間だった。
(2) りお 2022/10/14(Fri) 1:08:18

【人】 楯山 一利


それからの俺は、アイツとの接し方が分からなくなった。
高校三年間、話しかけられても殆どスルーした。
しつこく詰めて来た時には、心にもない事を言って逃げた。

でもアイツは、反抗期だろう。って肩を竦めるだけで
すぐに、何事もなかったようにまた話し掛けて来る。
姉として、弟の成長を見守っている気でいるんだろう。

そういう見え透いた考えや、
アイツの中で俺の立ち位置が変わらない事が悔しくて
少しでも恰好良くなって、アイツを見返してやろうと
ブレイクダンスを始めた。

チームに入って、皆と毎日道端でダンスの練習をした。
メンバの殆どは幼少期からのB-BOYばかりだったから
当然上手かったし、勝てっこないけれど
めげずに三年間練習を重ねて来たお陰で、
今ではクラブでダンスバトルに出られるぐらいには
自信も実力も身に着いて来たと思っている。
(3) りお 2022/10/14(Fri) 1:09:29

【人】 楯山 一利


アイツは俺がブレイクダンスを始めた事を知っているが、
周りにいるB-BOYたちは見た目がDQNな奴ばかりだから
悪い輩とつるむようになったと思っている節がある。

さっきの喧嘩別れの一因は、それ。
俺の事を心配しての事なのは分かっているが、
やっぱり男として見て貰えてないって事、なんだよな。

「ハァ……。アホくさ」

……あれから随分と時間が経った。
苛立ちはとうに冷めていて、今は無気力感の方が強い。

今日はダンスの練習をしに行く気分じゃないな。
バイトも休みだし……かと言って、家にも帰る気もない。
帰ればアイツと会う事にもなりそうだし。

それに、あんな顔をさせちまった後じゃ、
どんな言葉を掛けりゃ良いかも分かんないよ。
*
(4) りお 2022/10/14(Fri) 1:15:02
楯山 一利は、メモを貼った。
(a0) りお 2022/10/14(Fri) 1:18:03

【独】 楯山 一利

/*
>>0ぶんまる可愛い。
どういう設定の兎さんなんだろう。
(-0) りお 2022/10/14(Fri) 1:23:24

【独】 楯山 一利

/*
カフェのごはんが美味しそうだから
茶をしばきに行きたい。
(-1) りお 2022/10/14(Fri) 1:24:46
霧ヶ峰 友紀は、メモを貼った。
(a1) もくもく 2022/10/14(Fri) 7:10:06

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
楯山くん、実姉に恋してるのかと思ったら幼馴染だった把握〜。
ところで突然の歯痛になかなか集中できん。
のんびりやろ。
朝の集中投稿投げは難しかった。昼にしよ昼。
(-2) もくもく 2022/10/14(Fri) 7:14:46
高山 智恵は、メモを貼った。
(a2) sakanoka 2022/10/14(Fri) 8:00:41

【人】 室生 悠仁

 

 
  『 学生に人気のカフェがあるんだって。

             行ってみないか? 』


  その一言により、俺たちは一見なんの変哲もないような
  通りに面したカフェへと入ることとした。

 
(5) どあ 2022/10/14(Fri) 8:31:49

【人】 室生 悠仁

 

  一人で作って食べることに対しては、面倒臭さが勝り
  あまり精力的に動くことはないが。
  他所で食べる、となれば別なものだ。
  俺はわりと食道楽な面があった。

  それは、運の良いことに彼も同じで。
  互いに良さそうな店を見つければ報告し合い、食べに行く。
  男一人だと入りづらい店も、二人なら
  笑いながら入れるから丁度よい。

 
(6) どあ 2022/10/14(Fri) 8:32:31

【人】 室生 悠仁

 


   『 いらっしゃいませ 』


  なんて声が、カフェに入れば聞こえてくる。
  俺たちの通っていた学校はここより遠く
  学生たちがよく利用する、と言う中の学生には
  残念ながら入らなかったから、来店は初めて。

  普通のカフェに見えて、意外なほど料理に熱心な
  店らしいとは彼の言。
  大盛りメニュー>>0:29、季節もののメニュー>>0:19
  利用者を喜ばせるために用意されたそれらは
  店長の人柄が伺い知れるというもの。

  来店したのはハロウィンの時期、よりも前。
  まだ空気が熱く太陽がぎらぎらと輝いている頃だったから
  体を冷ますためのメニューが多かっただろうか。
 
 
(7) どあ 2022/10/14(Fri) 8:33:06

【人】 室生 悠仁

 

  しかして、今日食べに来たのは夏用メニューではない。
  席に座れば彼と共にメニューを見、あれがいいこれがいいと
  いくつか言葉を交わして、それぞれ注文をする。

  カルボナーラ、ペペロンチーノに、取皿を2つ。
  勿論、取皿は互いにわけるためのものだ。

  ここのカフェは一昔前に流行ったからか、
  それとも店長のコダワリか。
  麺は本格的に生パスタを使用している。

  他所でも食べたことがあったが、生パスタはもちもちして
  普通のものとは食感が違う、美味なものであった。
  今回ここを訪れたのはまさにそれを食べるためで
  どんな味なのだろうと期待を胸に俺たちは話をしていた。

 
(8) どあ 2022/10/14(Fri) 8:33:30

【人】 室生 悠仁

 
  注文された料理が出てくるまでの間、
  他愛も無い言葉を交わす。
  仕事は上手くいっているか、最近起きたこと
  ……いいやつは出来たか、なんて恋の話も。

  俺は陰りなんてまったくない顔で
  「恋愛はよくわからない」なんて嘯く。
  昔からのこの手の話題の躱し方。
  淡白なふりをして、女性の好みはいえども
  あまり興味のないふりをして。

  もしこの想いを片鱗でも見せてしまえば、
  きっとそこでこの関係は終りを迎えてしまう。
  もう少し若い頃は薄氷を踏む気持ちで
  この話題に答えていたこともあった。

  今ではすっかり慣れたものだ。
  恐らく。多分。絶対。
  俺の想いは気が付かれていないし
  この先気づかれることもない。
 
(9) どあ 2022/10/14(Fri) 8:34:44

【人】 室生 悠仁

 

  やがて届けられたパスタたち。
  少量取り分けたあと、それぞれ舌鼓をうつ。

  今まで食べたどの食べ物よりも美味しい、
  なんて言うことは、学生の手が届くようなカフェに
  思うことは勿論なかったのだが。
  今まで食べたものの中でも美味しい部類のものでは
  あったので、互いに口角を緩めて「美味いな」と
  気持ちを通わせていた。

  食べ終わり、一息。
  男の体では腹いっぱい、とまでは言わないまでも
  満足感のある食事だった。

  残るはデザート。改めてメニューを取り出し
  内容を決めたあと、呼び出した店員の姿を見て
  ……彼の悪い癖が出てきてしまう。
 
(10) どあ 2022/10/14(Fri) 8:35:04

【人】 室生 悠仁

  
 
   『 美しい……。 』


  は? と普通の人なら思うのかもしれない。
  俺にとってはまたか、という感慨である。
  勿論、嫉妬の芽も少しはあったりしたが。

  彼は注文を受けに来た店員を見ると、
  目をきらりと輝かせながら真剣な顔をする。


  『 明るい髪色がよく似合っている。
    エプロン姿も可憐だ。
    ……こんなに素敵な女性に巡り会えるだなんて。
    天が遣わした天使のような、 いって!? 』


  彼が店員の女性を口説いている途中に、
  手を伸ばして彼の耳を引っ張る。
  彼女は今職務中だろうし、なにより
  突然客に口説かれたって困るだろうから。
  別に嫉妬しているわけではない。
 
(11) どあ 2022/10/14(Fri) 8:35:32

【人】 室生 悠仁

 

  俺は謝罪の言葉と注文を店員に伝える。
  果たしてそれらの姿はどう見られたか。
  どのような対応をされたか。

  耳を引っ張ったことに文句を言いながら
  大人しく背もたれに背中を預け、デザートを待つ彼。
  素敵な女性を見かければ声をかけないわけにはいかない
  そんな性分との付き合いも、もう随分になる。

  軽いように見えて、全て本気、との言い分だが。
  軽いようにしか見えないからか、今のところ
  長く続く関係になることは少ないようだ。
 
(12) どあ 2022/10/14(Fri) 8:35:54

【人】 室生 悠仁

 

  そんな姿を見ても、幻滅するどころか
  真剣な顔がかっこいいだとか、
  きらりと輝く目に視線が奪われるだとか。

  どうしようもないことを考えてしまう俺も
  人のことが言えないくらい終わっている。

  彼が軽ければ、俺は素晴らしく重い。
  相反するからこそ、奇妙なバランスで
  この関係が成り立っているのかもしれないが。


  注文したデザートが届く。
  レモンチーズケーキと、桃のミルクレープ。
  果汁だけでなく果実も使われた季節限定メニュー。

  もし運んできたのが件の女性店員なら
  俺が睨みを効かせたからか、反省したのか
  今度は彼が口説くことはなかった。
  とはいえ、にこりと笑みを向けて感謝を述べてはいたが。
 
(13) どあ 2022/10/14(Fri) 8:36:42

【人】 室生 悠仁

 

  弾ける果実ととろける甘味。美味の一言だ。
  食事レポーターならばもっと豊富な語彙で
  感想を述べられただろうが。
  こちらは素人なので短い感想でも許されると思いたい。

  行儀の良さを気にするほど神経質ではない俺たちは
  一口ずつほど切り分けたものをそれぞれ交換して。
  完食すればごちそうさま、と手を合わせる。

  ここの店はあたりだったな、また来よう。
  食事への感想に語彙はなくとも、
  友人との雑談には言葉がのる。

  先程の女性店員に断られていたとしても、
  諦めずに目が合えばウィンクしている彼に
  チョップを落としながら。
 
(14) どあ 2022/10/14(Fri) 8:37:07

【人】 室生 悠仁

 

  どうしてこんなやつが好きなんだろう。
  だからこそこんなやつが好きなんだ。

  二つの想いを抱えて。
  美味しかったと感想を店員に伝えて。
  男二人は店を出たのだった。**
 
(15) どあ 2022/10/14(Fri) 8:37:18
室生 悠仁は、メモを貼った。
(a3) どあ 2022/10/14(Fri) 8:41:17

【独】 室生 悠仁

/*
学校同じにしたら先輩後輩になれるなどと
一利くんと歳小学生レベルで離れている
(-3) どあ 2022/10/14(Fri) 8:50:22

【人】 高山 智恵

 幼馴染の結婚式に出てきたという客の、愚痴の続き>>0:49にうんうんと耳を傾ける。
 思いを零しこそすれど、多くをここで語ろうという風にも見えなかった相手の事情に深入りはしなかった。彼が今話したいことだけ話してくれればいい、と。

 これは、お客様のプライベートを無暗に詮索しない、というのもあったけれども。
 今のこの話、他者の聞き様によっては「横恋慕」「略奪愛」「不倫」というワードが出てきかねない話題でもあったので……。店が空いている時間帯とはいえ、大食い勢なあの客はじめ他の人だって今はいるし、その中に彼の知り合いがいないとも限らない。
 別に私自身は、目の前の客が略奪愛だなんだをしそうだと考えていた訳ではなかったけれど。断じて。


「おっ、ショコラバナナパフェのドリンクセットですね?
 うんうん、甘い物はストレスにも効きますし――
 かしこまりました。少々お待ちください」


 温かいもの単品ではない、ホットのアールグレイをセットにしたパフェのオーダーを早速承り、厨房へと。
 ……甘い物はうんたらくんたらとか余計な一言を挟んでしまったけれど、まあ、別にいいか。
(16) sakanoka 2022/10/14(Fri) 9:44:28

【人】 高山 智恵

 注文を受けてから、厨房で作るパフェ。
 常設メニューのそれは、少し小ぶりの――ふたりでシェアするよりはひとりで食べきるのに適した程度の――グラスに盛られたものだ。
 輪切りのバナナにバニラアイスクリームとビターチョコレートアイス、その上にたっぷりのホイップクリームとチョコレートソース、ささやかに添えられたミントの葉一枚。

 ホットのアールグレイは、カウンターで茶葉を蒸らし、ポットからティーカップに注いでお客様にお出しするもの。
 勿論、オーダーにあったレモンのスライスを添えることも忘れずに。


「お待たせいたしました。
 ごゆっくりお寛ぎくださいね」


 こうやって客の目の前に出したグラスのパフェとアールグレイは、このカフェならでは、という目立った特徴のあるものではない。多分他のカフェでも、よく見かける感じの見た目のものだろう(あちらの客が頼んだ飾りっ気のないスタンダードなエピビラフ>>0:51も、そんな感じだったかもね)。
 それでもこのパフェが、彼の知っているショコラバナナパフェの記憶とどの程度重なるものなのかは、私に解ることではなかったけれど――。
(17) sakanoka 2022/10/14(Fri) 9:45:43

【人】 高山 智恵

 丁度そのショコラバナナパフェに対する反応が、別の席からも聞こえた>>0:53ものだったから。


「あ、お客さんも食べます?」


 彼女を今担当している店員でないながらも、つい振り向いてそう声を掛けてしまった。……「いいですね、その食べっぷり」なんて思っても言ったりはしなかった。しなかったさ!
(18) sakanoka 2022/10/14(Fri) 9:46:15

【人】 高山 智恵

 それから今一度この客の出で立ちを見て、ふっと思ったんだ。


( まさかこの人も…… )


 丁度いま、まさに結婚式帰り>>0:22、といってもおかしくない感じのしゃれた出で立ち。
 ……いや実際はそんな服装とかメイクとかじゃなかったかもしれないけれど、もし私が何か勘違いしていたとしたらそれは少し前までの修羅場の疲れの所為だったんだと思う。あと、個人的にちょっと塞いでいたこととかね。


「お財布がダメにならない程度に、
 遠慮なくたくさん食べていってくださいね」


 お客さんも結婚式帰りの傷心の最中なのか、なんていきなり尋ねることは勿論する訳もなかったけれども。
 そういうことなら――無論、元々の大食いならそれでも――どんどん食っていけ、って思ったものだったよ。
 彼女の傷心に付け込んでがっつり稼ごう……なんていうのはとんでもなかったから(これは愚痴を零したあの彼に対しても、だ)一応お財布の件も言い添えておいて、ね。**
(19) sakanoka 2022/10/14(Fri) 9:47:02
高山 智恵は、メモを貼った。
(a4) sakanoka 2022/10/14(Fri) 9:50:42

【人】 古寺 貴菜

Aランチは所謂ミックスフライというやつだ。
エビフライ、アジフライ、クリームコロッケ。
このクリームコロッケというやつがカフェ感を醸し出していて、なかなかに憎い。いいじゃないか。

足元にタルタルの泉がエビフライはそのままに、白い容器に入れられれ持ってこられたソースを、アジフライとクリームコロッケにかける。
黄金色の衣に広がるソースの色……これだけですでに旨いとわかる。

ソースの味はやんちゃな子供時代、タルタルの味は荒波に揉まれる大人時代。
そんな趣がある。
(20) tanuki 2022/10/14(Fri) 10:26:22

【人】 古寺 貴菜

ソースの匂いで思い出す小学生時代……アレを初恋とカウントしていいのなら、あれは初恋だったのだろう。

よく遊んでいた男の子だった。
プールに行ったり、お祭りに行ったり……彼からしたら自分はよく一緒に遊ぶ女子の一人だったに違いない。
結局、行けに落ちたところをそのままにされて帰られ(その後自力で脱出した)、小学校時代の初恋じみた何かは終わった。

……今思い出してもクソだな、あいつ。
(21) tanuki 2022/10/14(Fri) 10:39:07

【人】 古寺 貴菜

店員から声をかけられれば>>18

「あ、じゃあショコラバナナパフェを、単品で」

と追加注文をする。

米の料理が広がるテーブルだが、それもまたいいものだ。
我々の主食は米なのだから。
米とおかずとみそ汁、それがあればどこでも日本だ。

そんなことを思いながらドリアのチーズを巻き取り、口に運ぶ。**
(22) tanuki 2022/10/14(Fri) 10:43:22