お姫様へのプレゼントが渋滞してるんだけど、
　　まだまだ買い足りないんだよね。
　　買いすぎたら怒られちゃうかな？

　　　

　　　買いすぎると多分怒られますよ。
　　　金品多めで愛を伝えていると


　　「　それしかできないの？　」


　　　　　　　　　　　　　って、ね。
　　　

［　最近面白いことがなくて退屈している。

　　楽しい時間を求めて人を呼んだり、
　　色々と遊んだりとしているのだけれど
　　誰もしっくりと来なくて口直しができない。　］

　　最近は学生が多いからかしら……。

　　遊び慣れていない雰囲気が出ているのよ。
　　少し選んだ方がよさそうね……。


［　どうしてか分からないけど、
　　運営しているサイトのメールに学生がよく
　　自分の要望を書いて送ってくる。
　　誰が広めたのか知らないけれども
　　童貞を捨てたいだったり
　　女王様になってほしいだったり、
　　性癖こわしたいのかと思った。
　　叶えられるものはマッチングしてあげたり、
　　誰もいなさそうなら代わりにしてあげたり。　］

　　………何人に囲まれても、盛り上がりに…欠けたわ。


［　はぁ、とため息を吐きながら
　　おじさまへと会いたいの連絡をし、
　　メールボックスの中を見て、
　　面白そうなメールには返事を。

　　相談内容が1人でも、相手を連れてきたら
　　少し勉強料安くしてあげる、なんて
　　メールに書いたような気もする。　　］*

[こんな噂を聞いたことがある。
とある完全紹介制のサイトがあり、そのサイトでは簡単なお悩み相談から、エッチな相談も乗ってくれると言う。管理人はお金持ちの超美人だとかなんとか。

そんな今時誰も引っかかんないって
と小馬鹿にすらしていたのだけど

高校卒業が決まり晴れて大人の階段を登った日に
先に大学に進んだ先輩から
例のサイトの招待状が届いた。
何でも良いから好きに使ってみな、とのこと。]


　　本当にあるんだ、こんなの。
　　ええと……

　　恋人にもっと好きになってもらうには
　　どうしたら良いですか。
　　歳の差が結構あって、大人の女性相手には
　　どんな事をしたら良いか分かりません。


　　……みたいな？
　　いや、どうなんだろうな。

[先輩からとは言え半信半疑。
けれど>>4その招待制のサイトに
メールをポンと投げて
返事がかかって来るまではその存在も忘れて
蘭香さんとのデートをどうするか考えていたぐらいだ]

　　「今度の土曜日なら空いてる。

　　　少し遊びすぎてマンネリなんじゃあないか？」

[>>4趣向を変えてみてはどうだろう、なんて
彼女には返事をしつつ
次の土曜日なら空いていると返事をしただろう]*

［　歳の差カップルの愛の紡ぎ合いなんて
　　本能のままに貪ればと、趣のない考えを
　　呼び起こしてしまったとアフタヌーンティーに
　　手を伸ばしながら思ってしまった。>>5

　　メールを送ってきた相手が何歳か、
　　そしてその恋人が何歳かなんて知らないが
　　相手をしたら面白いことがあるかも、と
　　続けて連絡をとることにした。　　］


　『次の土曜日、下の住所にお昼頃いらっしゃい。

　　1人なら3万円、2人なら合わせて2万円。
　　後払いで結構だから、気になるなら。
　　逃げも隠れもしないから、
　　有意義な時間を過ごすことにしましょう。』



［　ふふっと笑みをこぼしながら、
　　畳みかけるようにメールを送り、
　　彼の方には前日のお仕事終わりか朝から来てほしいと
　　おねだりをする形で返事をしておいた。>>6　］*