12:18:02

人狼物語 三日月国


209 賢い狼さんと生意気な子猫の小旅行

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が2人、囁き狂人が1人、人狼が1人いるようだ。

【人】 羅針盤



[方位磁石はくるくると廻り、

 やがて、東を指し示して止まった。]

 

 
(0) master 2023/04/20(Thu) 0:00:00
羅針盤は時が進むよう祈った。

【人】 アル

[流石に二人旅行のつもりだからヴラドも来ないと信じたいところだが……と、>>0:35ツァカリが気にしていたならば自分自身もまた「どうなんだ」と口から疑問を溢したに違いない。
気付いたら下町に足を運んでいた事を完全に見抜いていた自分の召使いの男である。何なら色々と騒ぎがあった翌日に呼び出されたと思ったら、下町での遊び方をもう少し考えた方がいいですよと言い渡された事もあっただろうか。

何だかんだで彼は何処かから見守っているのかもしれない。少しは配慮をして貰えると嬉しいのだが。

…つか、そろそろ俺もお前もいい歳なんだから、別に追い掛けなくても良いのではと思いながらも「ボディーガードの仕事が務まらないでどうすんだ」と言われてしまえばそれまで。思ったよりあまり口酸っぱくも言えないのもまた事実である。]


 タタミ……ああ、この床細工のことか?
 ニホンは裸足で家の中は暮らす文化だっけ。


[ふいと目に映った映像には緑色をした床。
マットレスとも違う、あまり見かけない──日本文化の場では見たことがあるけどもこっちの国では滅多に見かけないから物珍しい──青々としたソレの上で寛ぐというのはどんな感じなのだろう。]
(1) Eurail 2023/04/20(Thu) 1:36:05

【人】 アル

[声が弾んでいるのがとても分かる。既に楽しさが伝わってくる>>0:36彼の口振りに思わず口元は緩み、併せて声は揚々とリズムを刻んでいた事だろう。思ったより自分も、彼と二人っきりで楽しめる旅行が楽しみであるらしい。]


 じゃ、気分が変わらないウチに予約かねぇ。

 俺の空きそうな予定、いま幾つかだすからさ
 ツァカリも合わせられそうな日程を教えてくれよ。


[>>0:37ごろにゃんと喉を鳴らすものだから、敵わない。甘え上手なところがあるんだからと思わず笑って、それから自分の内側で浮かび上がる「二人だけかぁ」という下心に近しい思いはカプチーノを口元に運んで飲み込む事で誤魔化す事とした。
…恐らく、>>0:38傾けたのはほぼ同タイミングである。]
(2) Eurail 2023/04/20(Thu) 1:44:27

【秘】 アル → ツァカリ


 ……。
 貸切、も出来るんだよな…。

[すごく小さな声がした。
だけども間近だったので大きくもない声がした。
それがツァカリに届いていた事に本人は気付かない。

本人が隠す気が無かったのか、不注意なのか。
単純に同様に浮かれてしまったのかは分からないけど。]
(-0) Eurail 2023/04/20(Thu) 1:47:50

【人】 アル

[幾許か言葉を呟いてから、二人のスケジュールを併せた。
ぼやく様な声は完全に本人の無意識だったが、それ以外については淡々と計画を練るのが得意な彼の性分。あっという間に調整を組み立ててみせてから『じゃあ此処にしようか』とペン先で丸を囲ってみせたその日、約束の日。それは遠くもなく近くもなく、程いい頃合いであったに違いない。

──時期はちょうど今頃。
春先も過ぎて初夏と呼ばれる暖かな気候。桜の季節は終わり、梅雨の紫陽花には早すぎる頃合い。緑の眩い光景が眺められる温暖な時期は、他国の環境に慣れているとは言い難い自分たち二人にとっても過ごしやすい時期だっただろう。
(夏だったら、湿度の高さでやられていたと思う)]


 ツァカリ、酔い止めでもいるか?
 あまり浮かれ過ぎんなよ
 

[…これは、賢い狼さんと生意気な子猫の小旅行の話。]**
(3) Eurail 2023/04/20(Thu) 2:02:35

【赤】 アル


 ああ、流石に専用機とかは持ってねぇからな?
 そこは期待するんじゃねぇぞ?

[そう言いつつも、ファーストクラスを用意した彼は
「そういうところ」って奴であろうさ。]**
(*0) Eurail 2023/04/20(Thu) 2:06:18

【独】 アル

/*
ファーストクラスの言葉が全然出てこなくて思わずググっちゃった。

あと世界一のファーストクラスのチケットを5万5千ポンド(約856万円)って見ちゃった……こわ…
(-1) Eurail 2023/04/20(Thu) 2:10:36

【独】 アル

/*
でも、ツァカリさんのためなら払いそうでは?
…いやどうだろう?その金で美味い飯くえ
(-2) Eurail 2023/04/20(Thu) 2:11:25
アルは、メモを貼った。
(a0) Eurail 2023/04/20(Thu) 9:38:10

アルは、メモを貼った。
(a1) Eurail 2023/04/20(Thu) 9:57:46

【人】 ツァカリ

[『主』であるアルの下につくヴラドとは、
 数回ほど、顔を合わせたことがある。
 アルより随分と年上のように見えたから、先程聞いた
 弟の方ももしかしたらアルより年上なのかもしれない。

 オレには柔和な顔を向けていたが、
 アルとは親しみもあるだけに
 時に兄のような父のような顔をしていたのが印象深い。
 主人の動向を見守りたい、というのも分からなくはないので。
 同行する、というのなら、まあ。
 とやかく口出しをする気にもならないのだが。

 部屋に居る時ぐらいは、きっと気を利かせてくれるだろう。

 タタミに興味を持ったアルに、そう。と軽く頷いて。]


  ああ、家の中で靴を履かないらしいな。


[目にしたことはあれど、タタミに触れたことはない。
 だから、言葉尻にも予測の言葉でしか答えられないが。
 それは直接現地に行って確かめればいいことなので問題ない。]
(4) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:09:56

【人】 ツァカリ

 
  ん、頼む。


[予約の言葉に二つ返事で頷いて、実際の日程の話になれば。
 自身もスマホを取り出してスケジュールアプリを開く。
 といっても、自営業のようなものなので彼より自由は効く。
 どうしても外せない納品日を確認して、指先で液晶を指し、
 いくつか駄目な候補を伝えたら、二人で示し合わせていき、
 ちょうど互いの予定が合いそうな二週間ほどを作れただろうか。
 彼が飲み込んだ言葉は耳にすることはなかったけれど、
 旅館と温泉を楽しむ時は『二人で』のつもりなのは此方も同じ。]
(5) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:10:52

【秘】 ツァカリ → アル

[カップを空にしたところで、ぽそりと落とされた声。
 二人だけならばそんなに物音も立たず、しっかりと鼓膜に響く。]


  みたいだな。
  二人で裸の付き合いってヤツ?


[チラリと隣に視線を流す様は愉しげに揶揄を含め。
 スマホに視線を落とす横顔の耳殻に唇を寄せて。]


  たのしみ。



[小さく擽るように吐息混じりの期待を添えて、離れ。]
(-3) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:11:31

【人】 ツァカリ

[帳尻を合わせた日程は然程遠くない先の未来。
 仕事と日常を繰り返していれば、あっという間にその日は訪れる。
 旅行というには身軽に見えるかもしれない服装と
 大きさの鞄を抱えて、空港へと向かう。
 
 酔い止めを飲むほど繊細ではないから、首を振りながらも。
 浮かれ過ぎるなという忠告には苦笑を零して。]


  ばーか。そりゃあんただろ?
  まあ、楽しみにしてるのは事実だけどさ。
 

[浮かれている様を指摘されて素直に受け止める方ではないから、そう悪態もトッピングして反論しながらゲートを潜る。]
(6) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:12:07

【赤】 ツァカリ

[――――そうして。

 指定されていた座席は想像していたエコノミーとは違って、
 足元の空間も広く、ゆったりと個室のように作られた
 ファーストクラスのシートだった。]


  ……いや、専用機までは考えてなかったけど、
  これはこれで予想外だわ。


[もちろん、ファーストクラスに乗るのは初めてのこと。
 呆れ半分、ありがたさ半分でアルに視線を向ける。
 おかげさまで旅路は十分に快適なものになりそうだから。

 文句は言わず、甘えることにして慣れない座席に身を埋め。]
(*1) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:12:30

【赤】 ツァカリ

[イタリアからニホンまでの約12時間半を、
 近場の観光地を調べてみたり、食事とシャンパンを楽しんだり。 
 最新の映画を先行で見て、仮眠を取っていれば。

 あっという間に飛行機の窓から眺める景色は、
 イタリアから遥か彼方、島国の土地へと運ばれていく――。**]
(*2) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:13:00
ツァカリは、メモを貼った。
(a2) milkxxxx 2023/04/20(Thu) 22:15:26

【独】 アル

/*
まっっっって???????????(秘話のセリフがえっちすぎて脳内で考えていた返答が一瞬にして吹っ飛んだ)
(-4) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:22:44

【独】 アル

/*
まっ(胸を抑える
(-5) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:23:13

【秘】 アル → ツァカリ

[不意に耳元に吐息と共に期待の声が聞こえてくる。
それがあんまりにも囁くように誘う声であったし、
何なら今ここで囁かれるだなんて1ミリも思って
いなかったものだから驚いてしまって。]

 なっ…、ッ

[誤魔化すことも出来ず咳払い混じりの咳をする。
二人で裸の付き合いと言えば思いつく事は
「そういう事」ばかりであるから、思わず口を抑えて
自分の頬の赤みがバレなければ良いと願ったか。

だから言葉はちょっとだけ遅れた。]



……俺も、
その…楽しみだよ
 
(-7) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:34:06

【独】 アル

/*
絶対に「もうこの場で犯していい?」とか思っていそうなんだけどなぁアルくん…。
(-6) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:34:59

【人】 アル

[──その未来は遠くもなく、日々をこなせば訪れる。
身軽な見た目に反して多い荷物はそこそこの日数を
楽しむ為に持ち込む為の物。量はツァカリと違わない。

まあ、変に持ち込んでも動き難いから自分自身は
比較的必要最低限にしたつもりではあるけど。]


 ははっ!
 じゃあ後から欲しいって言われてもやんねーぞ?


[ゲートを越えれば自国の地を足が離れるまで後少し。
そして暫くの間は心と同様に浮かび上がる鉄の塊で
空を駆け巡る事になるのである。]
 
(7) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:41:23

【赤】 アル


 仕事でエコノミーは良く乗るんだけどよ、
 …ほら、脚が辛くなるだろ?


[そんなに呆れる事でもないだろうに、とはセレブの考え。
隣席で見せる表情は「初めて」に好奇心を見せる子猫
だったから、眺めていて飽きが来ない。]


 それに、ほら…なんつーのかな。
 折角二人っきりだからゆったりした方がいいし。


[少なくとも、彼は不満がないらしい。
口元から溢れるツンとしたご返答はあったとしても、
まるで存在しない苦言に口元は緩まるばかりだ。]
(*3) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:47:43

【人】 アル

[窓の外で、青が広がっていた。
それは比喩でも何でもない。青天と晴天、それから大海原。
太陽に照らされる波打つ青を超えた先には
目的地でもある遠い東の海にある東方の大地。

高度が降りてきた事で窓の外にはこの国を表現してみせる
白粉を纏った美しき活火山が雲の合間に覗き込んできた。

白さが際立つ建物が多い此方の地とは異なり
狭そうな場所に密集している建物達の光景をみるだけで
「本当、全然違う文化圏なんだな」と思わされた。
見ているだけで色んなインスピレーションが湧きそうな
その大地に足を踏み出す事を思ったよりも楽しみにしている。
指摘されれば「仕方がないだろ」とは答えたに違いない。]


 到着したら次は電車に乗らなきゃだっけ。
 …時間によっては人がやばいって聞いたけど平気かな。


[──此処が、東方の島国。日の出る国と称された日本か。
どんな旅になるんだろうな。
(時間によってもみくちゃになるほど通勤者が多い事を
少なくともこの二人は深くふかーくは知らないやもしれん)]
(8) Eurail 2023/04/21(Fri) 1:59:55

【人】 アル


第一歩はツァカリからどーぞ?


[荷物を手に取って飛行機内の通路を歩く。
指差した先は、遂に異国の大地の入り口である。]**
(9) Eurail 2023/04/21(Fri) 2:01:36
アルは、メモを貼った。
(a3) Eurail 2023/04/21(Fri) 2:02:47

【赤】 ツァカリ

[生憎と乗り物酔いするほど繊細には出来ていない。
 いらねえ、と重ねて笑い混じりに応えた後。

 案内されたふかふかのシートに包み込まれるように
 身体を沈めてから隣を見遣る。

 仕事でよく乗る、なるほど。

 口振りからして海外への移動も多いのかもしれない。
 足が辛くなる程乗った経験も少ないので、頷きづらいが。

 少し言葉を濁らせたアルから続いた言葉は、
 純粋に二人での旅行を楽しみにしているようだから。]


  ……ふぅん。
  ま、悪かねぇな。ゆっくりできるなら。


[ニ、と人の悪い笑みを浮かべてしまうのは、
 妙に素直に『二人っきり』を強調する恋人が憎めなくて、
 その配慮に甘んじようと思ったからだ。

 あまり痛い財布を突付かれたなら困ってしまうが、
 旅費の話は旅の終りにでも話し合うこととして。
 彼なりに選んだプランを恋人として楽しまなくては。]
(*4) milkxxxx 2023/04/21(Fri) 21:40:40

【人】 ツァカリ

[こちらが機内での映画に目を向けている間に、
 彼は外の景色を見ていたらしい。移り変わっていく景色。
 青から赤へ、時に雲の白へと代わり。
 夜の闇に溶けた時間を経て、再び太陽が東から見える頃。

 島国の形がはっきりと見えるくらいに降りてきているのだろう。
 小さな窓の向こうに向けられたままの視線を、
 毛布を肩にまで掛けたまま追いかければ、口元が緩んでいる。

 子供ガキかよ、とその様子を誂ったら、
 仕方がないと言われて更に笑ってしまった。]


  やばい?人が多いってことか?
  まあ、なんとかなるだろ。

  分からなけりゃ、タクシー乗ればいいし。


[どれくらいやばいのか、は。把握していない。
 日本の人口ってどんなものだっけ。
 そんな基本の知識も知らないまま、浮かれてやってきたもので。]
(10) milkxxxx 2023/04/21(Fri) 21:40:53

【人】 ツァカリ

[鉄の鳥が羽を休めて空港に降り立てば、出口へと促される。
 移動用の軽いバックを引き下げて、簡易通路を潜り抜け。
 
 やがて、地面……というには美しく作り上げられた
 ビルディングへ連なる場所まで来たなら、指し示された先は
 日本の土地。ふん、と軽く鼻を鳴らして。]


  そりゃどーも、っと。 


[なんでも無いことのように、一歩踏み出した。
 見た目は綺麗な、先進的な国。
 まだ液晶で見たような美しい四季の風景はなかったけれど。
 改めて、異国の土地だと印象付けられたような気もする。

 くるりと、後ろを振り向いて。]


  ははっ、あんま変わんねえ気がする。


[空港などはどこもそんなものだろうか。それが可笑しい。]
(11) milkxxxx 2023/04/21(Fri) 21:41:36

【人】 ツァカリ

[バゲージクレームで荷物を受け取り、
 その後、税関やら入国の手続きを済ませてようやく解放される。
 慣れていない部分や、道案内はアルにほとんど任せることになった。

 なんせ、旅行を計画していたとはいえ。
 ろくな日本語も覚えてきたわけではないので。
 アニメで見た日常の挨拶ぐらいしか知らない程度。]


  で、どこに向かえばいいんだ?


[……開口一番、困った時は他人頼りになってしまうのだ。*]  
(12) milkxxxx 2023/04/21(Fri) 21:41:47
ツァカリは、メモを貼った。
(a4) milkxxxx 2023/04/21(Fri) 21:43:54

ツァカリは、メモを貼った。
(a5) milkxxxx 2023/04/22(Sat) 0:00:22

【赤】 アル

[ゆったりと出来るならと笑う彼に、またコチラも笑い返してみせる。だって、良いだろう。二人だけという『特別』は特別であるからこそ良いのであって、その分価値は上がっていくものだから。

楽しみにしてくれるならば嬉しい。
何なら旅費も深く考えなくても──半分ほどは『遊戯』での勝利品であるのだし──と思うのだが、自身が買うからこそ得られる思い出もあるから敢えては口に出さない事として。

…思いを込めて自分が伸ばした指先は、彼の朝焼け前の色に似ている髪を触れてみせただろう。こそばゆい動きだったら申し訳ないが、その指には気遣いの色が見えている筈だ。
こうして恋人とゆったりと楽しめるだなんて今まで無かった機会であると共に、自分もある意味で初めての機会なのだ。]
(*5) Eurail 2023/04/22(Sat) 0:38:35
 




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