人狼物語 三日月国


222 【身内RP】猫様としもべの夢【R18G】

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[犠牲者リスト]
アリア

二日目

本日の生存者:祭囃子、マオ、レグナ以上3名

【人】 しもべ レグナ

重りにしかなっていなくとも、それ自体は対して気にした様子ではないが。
信者の人数そのものは話が別で、走っても走っても追って来る!!

かわいがられていない(ここまでしているのに!?)と拗ねる様子には、少しむっ、となりつつ。
けれど、あなたの手は掴んだまま。物陰に隠れようと試みるだろうか。

「……。そこまで拗ねる事だったか?」
「どの件だ?……いや、どの件か分かってないのが問題なのか。とにかく、言ってみろ」

上手く隠れられたのなら、ぽんぽん。宥める様にあなたの頭を撫でようとする。
言う事を聞かない不機嫌な子供を何とかしようとする親のそれに、似ているかもしれない。
(0) 2023/09/08(Fri) 0:06:44
レグナは、食いはするんかい。
(a0) 2023/09/08(Fri) 0:07:05

【人】 ご主人様 マオ

「う〜、高級マグロ〜」

物陰になだれ込む頃には、せっかく綺麗に着れていた浴衣も着崩れ
肩からは半分ずり落ち、片足は露出し、みっともない姿と化していた。

挙句の果てには、頭を撫でようとする手をやじゃ!
子供扱いするな!とぺしっと手で拒ばみ、そっぽを向いた。
こういうところがまさに子供のようだ。

「おまえは、わかってない……ぜんぶに決まっておる……」

「ひとつ、マオ様の厚意を無駄にした!」
「ふたつ、マオ様に隠し事をしている!」
「みっつ、マオ様を叱ってばかりじゃ!」

「不敬ポイント+(58)1d100

原因が全部自分にあることを自覚していない。

怒っていいのは客観的に見てもレグナのほうである。

「ちょこばなな」
「たこやき」

罰として買って来いと命令している。
(1) 2023/09/08(Fri) 9:34:25
マオは、己を追う信者が通り過ぎていくのを、名残惜しそうに眺めた。
(a1) 2023/09/08(Fri) 9:37:08

【人】 しもべ レグナ

撫でられた手を払われ、そこまでか!?という顔になる。
半分ずり落ちてしまっている着物を整えようとするが、その手ももしかすると振り払われるかもしれない。
が、一応整えようとはするだろう。

……ただ、拗ねている理由を聞けば、流石に少し呆れるかもしれなかった。

「………………。」
「あのな、誰に教えてもらったかは知らないが。
 パンツは履いていたら見せていいってもんじゃないし、黄金の浴衣は流石に目立ち過ぎて困る」
「隠し事は……、……あるのはそうなんだが、これ言ったらあんた、絶対いつまでも引き摺ってくるだろ」
「俺だって理由があって色々言ってたし、ここに来てからだって気遣ってるのに。
 ……いい加減ほっといてどっか行くぞ。いいのか、それでも」
(2) 2023/09/08(Fri) 22:58:16

【人】 ご主人様 マオ

「レグナ……?」

親に叱られた子供のように、一瞬怯えたような顔をした。
いつもならば"しょうがないな"と折れて
甘やかしてくれるはずのレグナがいつもとは違う様子だ。

まさか……本気で怒っている?


人間はみなマオ様に供物を捧げ甘やかし敬うもの。
この楽園でマオ様に怒りを露わにする者などいないはず……!
着崩れた浴衣のまま、マオはぽかんと立ち尽くしていた。

前に下着は履け!と言っていたから特別な日くらいは
履いて見せたら褒められると思うたのに。
浴衣だって、悪戯でなくレグナに似合うと思って選んだ。
隠し事をされるのは寂しい。ただそれだけ。

「レグナはわしのじゃ。わしの、しもべじゃろ……
 おまえもわかったと言ったではないか……
 わしを、放っておくと言うのか……?」

ふるふると拳を震わせている。

「……わしは、おまえの怒ってる顔が見たいわけじゃなかった……」



(3) 2023/09/09(Sat) 0:12:31

【人】 ご主人様 マオ


「いいぞ。好きにしろ」


浴衣を自分の手で整え(はだけているのは変わらないのだが)
いつもどおりのにっこり笑顔。

「おまえがわしをただの厄介な奴としか
 思ってないということじゃな。そういうことなら仕方ない
 そうなら、最初からそう言え」

「嫌なら気など使わなくて結構」


「しもべなど……わしを愛してくれる奴などいくらでもいる」

俗に言う、逆切れというやつをかまし、ふいと背中を向けた。
(4) 2023/09/09(Sat) 0:17:34

【人】 神仙様の 祭囃子


「おめでとうございます!!!」」


突如高らかな声が祭りの喧騒の中に響いた。

「あなた方は神仙様の試練挑戦者に選ばれました!」


カンカンカンカン!!!とベルを鳴らしながら
怪しげな狐面の男がレグナとマオの間に割って入ってきた。
(5) 2023/09/09(Sat) 0:24:03

【人】 しもべじゃない レグナ

猫としての

神としての常識と、人としての常識は違う。
下着は履くのが常識で、
黄金色の浴衣は目立って嫌だという人が大半で、
仲のいい相手で――した事実は知られたくないもの。

ふるふると拳を震わせるあなたを見ている。
けれどそこには是も非も唱えなかった。

言い訳のような一言にも、無言でいると。
いつも通りのニッコリ笑顔で、誇大解釈をかましている始末。

「……ああ、もう。それでいい」

「好きにしろよ、この自分勝手猫じじい!!」


言い捨てて、マオとは逆の方向に背を向け。
そのまま去って行こうとした―――が。

(6) 2023/09/09(Sat) 0:43:54

【人】 しもべじゃない レグナ

「は??????」


高らかな声にそちらを見れば、狐面の男性が一人。

「試練?なんだかしらんが、
 俺はこいつと違う場所に行くつもりだ。
 一緒に用があるのなら後にしろ」
(7) 2023/09/09(Sat) 0:44:14
マオは、レグナの
バカ!!!童貞!!!mou!
(a2) 2023/09/09(Sat) 1:10:01

マオは、噛んだ。
おまえなど、もうしもべじゃない!!!
(a3) 2023/09/09(Sat) 1:10:57

【人】 ご主人様ではない マオ

「……はぁ……」


「……めんどくさいのが来たのう。
 今はそんな気分でない……別のやつらにしろ」

"神仙様"として崇められている祭りというだけあり
狐面の男が何であるかは知った様子でため息を吐いた。

しかし試練に選ばれたと聞き及んだ周囲の客が
なんだ、なんだと集まってきて……。
とてもじゃないがこの場を動けそうもない。
早くひとりになりたいというのに。
(8) 2023/09/09(Sat) 1:12:46

【人】 神仙様の 祭囃子

「拒否権はありません」

「選ばれた者は挑戦しなくてはいけないルールです。
 そう、本物の神仙様の試練と同じ──」

「本当に無理だったら無理にとは言わないんですけど、
お祭りを盛り上げるためにおねがいします……」


狐面の男がレグナに耳打ちする。

「これぞ神仙祭りのドキドキ☆ワクワク、突発イベントなのです!!!」

「クリアすれば素敵な褒美と祝福が与えれます!!」

怪しい狐面の男が片手をひょいと振ると
試練の間へと繋がる鳥居が現れた──

「さあさ、いってらっしゃーい!」
(9) 2023/09/09(Sat) 1:19:52
マオは、レグナと一緒に鳥居の中へと背中を押された!
(a4) 2023/09/09(Sat) 1:22:21


「なんでよりによって今なんじゃ!?」


おまえはあとで仕置きじゃ〜っ!と鳥居に吸い込まれた。
ここは都合のいい夢の世界。
もしかしたらどこかで望んでいたのかもしれないけれど
すくなくとも、今のマオにそんな自覚はなかった。

【人】 神仙様の 祭囃子

本来ならばすぐになんにもないだだっぴろい
試練の間へと飛ばされる、はずだが────

ふたりの心が同調していないからか
マオのお仕置きじゃという声が聞こえたせいか。
ひとりになりたいという願望が勝ったか。
ふたりは"祭りの喧騒の中"に別々に放り出されるだろう。

そして同時にふたりの脳内に、試練というには
手始めのようなお題が言い渡される。

『相手の好きなものをこの祭りの中で手に入れろ』

──それが試練へと続く道へのカギである。それだけだった。
(10) 2023/09/09(Sat) 4:48:45

【人】 神仙様の 祭囃子


──どんなに子供のおつかいのような内容でも
試練は既に始まっていて、どんなに嫌でも、面倒でも
手に入れなければこの祭りの中から出ることはできないだろう。
(11) 2023/09/09(Sat) 4:59:26

祭りの人ごみの中、ひとりぽつんと残される。
せっかく着せてもらった浴衣はぐちゃぐちゃ。
通りすがる人たちは、だあれもマオ様に見向きせず
それぞれのひと時を楽しんでいる。……お腹がすいた。
となりにはいつも面倒を見てくれるあいつはいない。

「…………」

昨日楽しみだと笑いあっていた祭りが、くだらない喧嘩で始まり
早々に面倒なイベントに巻き込まれてしまった。
罰が当たったのかも、など天下のマオ様が思うはずもなく。

「なんでレグナの好きなものをわしが手にいれなければならんのじゃ……」


さっさと突破して、さっさと終わらせて帰ろうと決心して。
不服そうに仕方なく屋台を回る。わたあめ、かき氷、金魚すくい。

「あいつの好きなものってなんじゃったっけ……」

いつも自分ばかり我儘を言ってろくに知らないな、と気づいて。
どうしたものかと、妹でも探すかな…とぼんやりしていると
後ろから何かがぶつかってきた。



『あっ。ごめんなさい……』


ちいさな少年だった。同時に何かが足元に落ちたのを、マオは拾い上げて、眺める。飛行機のおもちゃだ。
しゃがんで目線を合わせ、彼へと渡してやった。

「ほれ。ちゃんと前を見て歩けよ」

頭をなでてやる。マオは子供が好きだ。
その理由はなぜかわからないないけれど。
現実で、子供のたくさんいる家庭にいたからなんて知るはずもなく。

きっと、知り合いにもいて、素直でわかりやすいからだ。

それに比べてレグナは……という思考へと流れる。
文句を言うくせに、沢山面倒見てくれるのはなぜか。
理由など、どうでもよかったというのについ考えてしまった。
彼が何を考えているのか、マオは実のところよくわからない。
わかりやすい時はすごくわかりやすいくせに。
それがなんだか、もやもやとした心に駆られることがある。
なんでかなんて、わからないけれど。

少年がありがとうと笑って手を振った。
そのまま駆けだそうとするのをマオはっとして、引き留める。
不思議そうに首をかしげる少年に、おずおずとなにかを尋ねた。

ふてくされた様子は隠し、いつもの様子で相手レグナの好きであろうものを手に入れた──隠し持っている──マオが"試練の間"に飛ばされてきた。手に入れた時点で勝手に飛ばされてくるらしい。

この空間はなんにもない、無機質で真っ白な部屋だ。
広さは6畳くらい。
さっきまで背後にあった鳥居は、何処にも見当たらなかった。

目の前に立った看板にはルールが書かれている。

・この空間からは、二人で試練を突破しなければ出られない
・この空間でだけはなんでも道具が出せるし、景色も変えられる
・試練の内容は、貴方達のどちらかにテレパシーで知らせられる。

(相方に知らせるか、知らせないかは自由だ)

どうやら試練の内容は
脳内に直接語り掛けられる
らしい。
今回マオには聞こえない。ということは、レグナなのだろう。

耳打ちに対し「今の空気見てたんなら無理かどうかは分かるだろ!?」と言う暇もなく。

「うわあっ!???」


背中を押され、鳥居の中へと飛び込んでいく。
これが何処かで望んだ展開なのか、否か。
現実を知らない自分が知る由はなく、その向こうに吸い込まれていく――


そうして、はっと気が付けば再び祭りの中。
傍にマオはおらず、辺りは人々の賑わう声で溢れている。
先程の一件は白昼夢だったのか、そう思い始めた頃に頭の中に語り掛ける声がする。

「……。何で俺がこんな事……」

渋々と言った様子で祭りをうろついて。
さっき惜しんでいた高級マグロでも持って行けばいいのか、なんて浮かんだものの、先程の信者は何故か見当たらない。

それなら、彼の好きなものとは、何だろうか。

先程買って来いと要求していたチョコバナナ?たこ焼き?
好きではあるのだろうけれど、そういう事ではない気がして。
何であいつなんかの為に、こんなに真剣に考えないといけないんだ、というのも頭に過ぎるけれど。
……このままではいけないというのも、本当は分かっていて。



……暫くして。
何時もの様子であるマオとは打って変わって、此方は大分気まずそうに。それなりに遅れて"試練の間"に飛ばされてきた。

まるで夢の中の様に何も無い部屋。
目の前の看板を読んだところで、頭の中に声が響いてくる。

その声は――(3)1d16


/*
人数分の回数との事なのでもう一回!!

(8)1d16


『お互いのお願いを聞かないとならない』


……先程からの続きのような物だろうか。
それなら普段からやっている、自分は余裕だ。
むしろマオが聞くかどうかが分からない、なんて思った所で。

『どちらかが相手を殺さないとならない』


「……え、?」

思わず声が漏れた。
一瞬その意味が理解できなかった、というぐらいには動揺している。

「いつもならマオ様が試練を課して
 人間を観察する側だというのになんじゃ、ここは………」

くぁ、と退屈そうにあくびをして、看板を通り越す。

「……めんどくさい……とりあえず、寝るかの」

道具はなんでも出せるらしいので、ベッドを召喚してみたり。
おやつを出してみたり。部屋がせまい!!と広くしてみたり。
天蓋つきの、王様のようなベッドへダイブする!

「ふかふかじゃ!」

どんな試練が出されたかなどまだ知らないマオは、呑気だった。
遅れてやってきたレグナの様子をちら、と見たけれどすぐにそっぽを向き。

「なんじゃ、童貞卒業しないと出れないぞ〜とでも言われたか?」

なんにもない部屋の中心でごろごろしながら。
その顔色をちょっとは気にしているらしかった。

呑気そうにベッドにダイブをしているマオに、
まだイライラが隠せないのか。むっとした様子のまま、答える。

「…………。
 馬鹿、そんな呑気な……
いや、それも呑気じゃねえけど。

 こんなの、実質一人しか此処から出られないも同義だ、」

こんな事、幸せである筈のこの世界で望まれていい事じゃない。

「お題は二つ。片方はお互いの願いを聞く事、もう一つは」

どちらかを殺す事
、」

言葉にして、ぞっとした。
けれど、何処かでそれと似た恐ろしさを経験した、そんな覚えがあるのは気のせいだろうか?

「ふーん………どうせ、さっきのようなぬるいやつかと
 思っておったが後者はなかなかおもしろい試練じゃ!」

ベッドに転がったままそちらも見ずに、スルメイカを頬張っている。
出れるといっても片方はこの世から、という意味かもしれないが。
マオは聞いただけでは実感が湧いていないらしく、いつもの調子だ。

「ま、ちょうどよいのではないか?」

ぴょん、とベッドから下りてぺたぺたと
レグナのほうへ歩み寄り、下からその瞳を覗き込む。
いつもみたいに甘えるとか愛でるような雰囲気はなく、煽るような。

「わしを殺したら、嫌いなやつがひとりいなくなって
 はっぴーで出れるではないか! よかったのう、レグナ」


きっと喧嘩なんかしてるから、神さまが背中を押してくれたんじゃ!
マオはわざとらしく手を広げて笑っている。

告げられた言葉に、カアッと頭が熱くなるのを感じる。
その感情に任せるかのように、手を広げ煽るように笑うマオの肩を掴んで、そのまま床へと押し倒す。
手加減なんてしていない。床にごちんと頭がぶつかり、痛みを感じたかもしれない。

「お前、本気で言ってんのか」

酷く冷たい目があなたを見下ろしている。
渦巻く淀めいた感情が影と共にあなたに差している。

「心からそう思ってんのなら、」
「――本当に殺してやろうか、なあ。マオ?」


そう告げた声も、酷く冷たい色のそれだった。

抵抗する暇もなく、軽い身体は人形みたいに床に叩きつけられ、気付けば真っ白な天井が見えた。
頭を打った衝撃は感じてはいたが、さほど痛みはない。
なによりも冷たい視線が、刺すように痛いからだ。

レグナがこんなに怒っているのは初めて見た。
ほんの僅かに若草色の奥が揺らぐのは一瞬だけ

「殺せよ」


それだけ吐き捨て、マオは不敵に笑った。
怯むような様子は
見せない
。できるものならやってみろ、と。
マオは負けず嫌いの性があるから、喧嘩を売られたら絶対買う。
だから今回のこれだって、きっと。

「でもなあ、出たいなら先にお願い聞いてやらないとなあ
 ……死人には口はないからの、レグナ」

己を押さえつけている手に、細い指先がそっと触れた。
誰も出れずに終わるのでは、せっかく捧げるマオ様の命が無駄になってしまう。