人狼物語 三日月国


223 【身内】夢のあと

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 とある書物

選ばなかった道は、覚めてしまった夢と変わらない。
(0) master 2023/09/01(Fri) 5:41:40
古城 が参加しました。

【人】 古城

ここにはもう、私たちのほかに誰もいない。

もう、誰も私たちの事を覚えていない。

だから私たちだけで見届けよう。

私たち自身の選んだ結末を。
(1) DUMMY 2023/09/01(Fri) 5:47:35
黒薔薇 フィエが参加しました。

【人】 黒薔薇 フィエ


 でも、そうですね。

 どんな形であれもしもう一度
 私の近くでお会いすることがあれば、
 その時はなんとか思い出して、私の様子をお伝えします。

 その先のことは、その時にまた。
 …でも、構わないでしょうか?
 
(2) yusuron 2023/09/01(Fri) 5:53:02

【人】 黒薔薇 フィエ


  …そんな、長い夢を見ていたような気がする。

 
(3) yusuron 2023/09/01(Fri) 5:53:57
村の設定が変更されました。

【人】 黒薔薇 フィエ

 お疲れ様でした。
 今までありがとうございます。

[そう言って、勤めていたお店のオーナーに頭を下げて、店を後にした。これで何軒になるだろう。最近はマシになったとはいえ、時勢で、小規模の飲食店はいつ潰れてもおかしくない。
私がスタッフとしてお世話になるところは、運悪くそんなところばかりらしかった。これじゃ、自分の店を持つには程遠い]
(4) yusuron 2023/09/01(Fri) 6:03:19

【人】 黒薔薇 フィエ

 雨、降ってきたな。

[灰色の空、手のひらにぽたりと一滴。
ビニール傘を開いて坂道を下り、アパートへの帰り道、坂を下っていく。今日は自炊する気力もわかなくて、何か買って帰ろうとスーパーに立ち寄る。

あんまり贅沢はできないから、コンビニには寄らない。かごにはトマトパスタと、お茶。それに、いつもは飲まないけど、さすがに今日はカクテルの缶も。
お会計を済ませてマイバッグに入れ、店を出て気づいた。]

 傘が、ない。

[ビニール傘だから、取られてしまったのか。
踏んだり蹴ったりだ。仕方無しにそのまま店を出て歩き出す。
すぐに本降りになってきた。日本の雨は最近すごく急に降る。あっという間にどしゃ降りになってきた。]
(5) yusuron 2023/09/01(Fri) 6:13:30

【人】 黒薔薇 フィエ

 早く帰らないと…

[早足になるけれど、そんなにすぐには家にもつかなくて、髪とか、服とか、靴の中までびしょ濡れになってしまう。
幸か不幸か、人は通りがからないけれど家にはまだ遠くて、雨宿りする場所もない]

 ……はあ。

[ため息をついた。]

 もう、やだ…

[どうせ濡れているからわからないか。
私は、雨にずぶ濡れながら泣いていた**]
(6) yusuron 2023/09/01(Fri) 6:19:32
客人 ジャヤートが参加しました。

【人】 客人 ジャヤート



……いつか、再び巡り会うことができるまで。
その日までどうか、息災であるように。


そしてなにより、貴女が幸福であるように。


[嘗て、遠い地で交わした約束。

私が何より望むものは。
貴女が幸福で、そして微笑っていてくれること。
あの日の茶会で見た、くるくると移り変わる表情と、
彼女が作る料理や菓子の数々。

其れを思い出す度、胸が温かくなる。
眩しく、温かく、愛おしい其れにもう一度触れたいと、
もう一度、出会うことが叶うなら、と。

そのために、私は]
(7) yuno 2023/09/01(Fri) 20:00:19

【人】 客人 ジャヤート



……、見つからないものですね。


[この国に来れば、彼女ともう一度逢えるのではないか、と。
そんな考えがどれほど浅はかなものであったかを思い知らされる。

旅の果て、やって来た極東の島国は
私が思っていた以上に多くの人や物で溢れていて。
此方が想定していた其れ以上に
私の願いをそう易々とは叶えてはくれないようだ]
(8) yuno 2023/09/01(Fri) 20:02:04

【人】 客人 ジャヤート

[そんなことを思いながら、ふと空を見上げる]


………雨、か。


[お忍び用にと掛けていたアイウェア越しに見る空は
いつの間にか、暗く灰色を滲ませていた。

一先ず、持ち歩いていた傘を取り出す。
此度の探索も空振りだろうかと
ふ、と息を吐いたとき。]
(9) yuno 2023/09/01(Fri) 20:02:46

【人】 客人 ジャヤート

[……暗い空の下、雨にうたれて佇む小柄な影。

その姿を、忘れるはずもない。
無論、見間違えることもある筈もない。

……ああ、でも願わくば。
たとえ其処に私が居なくても
貴女が幸せで、微笑っていてくれればいいと

そう、思っていたのですが]
(10) yuno 2023/09/01(Fri) 20:04:39

【人】 客人 ジャヤート



……探しましたよ、お嬢さん。


[背後から声を掛けるのは無粋だったかもしれない。
そうでなくても今はお忍び用にと
髪を撫でつけた上に黒のアイウェアと
やや着崩した黒のスーツ姿なものだから
怪しく思われても致し方ない。

それでも歩み寄って傘を差し出さずにはいられなくて。]


そんなに濡れては風邪をひいてしまいます。


[傘を差し出して濡れないようにしながら、
そっと胸ポケットからハンカチを取り出すと、
そっと彼女に差し出す。]*
(11) yuno 2023/09/01(Fri) 20:06:47

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[たとえ、私を覚えていてくれなくても構わない。

ただ、今は。
彼女に沈んだ表情のままでいさせたくはない。]*
(-0) yuno 2023/09/01(Fri) 20:09:33

【人】 黒薔薇 フィエ

[雨は際限なく降ってくる。泣きたい気分だし、実際本当に泣いている。私の気持ちそのまま。
この分だと家に帰る頃には確実に風邪をひいてるな。こじらせると肺炎とかなるかもしれない。

それでもいい。どうせ何もうまくいかない。
どうにでもなってしまえ…って、そんな風に思いながら濡れていた頃、ふと後ろから声をかけられて、ぎょっとして振り向いた。

そして、それがこのあたりの人ではない…
というより、日本人ではないらしい事に気づいて、二度見して。少しして、もう一度顔を見た]
(12) yusuron 2023/09/01(Fri) 21:59:49

【人】 黒薔薇 フィエ

(どこかで、見たことがあるような…)

[良くは思い出せないのだけれど。
確かに会った…いや、見たことがある?
でも、そんな事を聞くよりも]

 探したって、どういう…
 ええと、私迷子とかでは…
 ちゃんと成人してて…
(13) yusuron 2023/09/01(Fri) 22:00:16

【人】 黒薔薇 フィエ

[身長が150pないから未だに下手をすれば中学生にも間違われるけれど、私はとうに20代半ば。というより、とっくに後半に差し掛かっている。
てっきりそれで声をかけられたかと思った。

どう見ても、この辺りに住んでいるようには見えない。住む世界が違うようにも見えた。黒のサングラス…アイウェアにスーツで外国人ともなれば、なおさら怪しい。

ただ、不審者には見えなかった。
この状況だからというのもあるけれど、どこかで確かに見た覚えがある。
ただ、思い出せないだけ。

それに、これだけ濡れていれば声をかけても仕方ないか。と]
(14) yusuron 2023/09/01(Fri) 22:01:37

【人】 黒薔薇 フィエ

 ……あ、はい。すみません。
 ありがとうございます。

[傘を差し出され、中に入ると降り注ぐ雨は届かなくなる。
それだけで少し人心地ついた気がした。]

 …すみません。
 傘、帰りに取られちゃったみたいで。

[ハンカチを差し出されるまま、ぐっしょり濡れた髪を拭ってハンカチを絞ると、コップをひっくり返したみたいに水が落ちる。髪と、それから顔を拭った。涙は見えないと思うけれど、ついでに拭いてごまかした。]
(15) yusuron 2023/09/01(Fri) 22:06:28

【人】 黒薔薇 フィエ

 大丈夫です。…ありがとう。
 すみません、お手数をおかけしました。
 傘、帰るところ近くにあれば良かったんですけど…
 ここからだともう家まで帰る方が近いから。

[見たことはある、けれどどこでだったか思い出せない。
だから、そう言って、別れようかとも思ったのだけど]

 どちらに行かれるんですか?
 …いえ、家の方向なら、歩きでなら、
 途中まで送っていただけたら…
 それは、助かりますが。
 本当はもうタクシーとか呼ぶべきなんでしょうが…

[もし目の前の人が申し出てくれるのなら、
車に乗るとかでなければ、そういう申し出なら受けたと思う。
そのぐらい私は気分が弱っていた*]
(16) yusuron 2023/09/01(Fri) 22:09:58

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

確かにどこかで会った覚えはある。
でも、言葉をかわしたかというと定かでない。

見た、というぐらいかもしれない。
ただ、顔を見た時に何か引っかかるものはあった。

でなければ、その人が何て言おうとも、
見ず知らずの人に送ってもらうとか、そんな不用心はしなかっただろうから*
(-1) yusuron 2023/09/01(Fri) 22:11:58

【人】 客人 ジャヤート

[迷子、という言葉にふ、と小さく笑みが零れた。

あの日、茶会で出逢った私と貴女。
何方かといえば、迷子というのは私のほうだったろう。]


驚かせて申し訳ない。
道の向こうに濡れている貴女の姿が見えたので
つい声をかけてしまいました。


[彼女がハンカチを受け取るようならば、
空いたその手で掛けていたアイウェアを外して
胸ポケットにしまう。
そうして撫でつけていた前髪をわしゃわしゃと崩せば。
嘗て出逢ったときとほぼ違わぬ姿。

それでも、彼女に見覚えがない様子であれば
苦笑混じりに目を細めてから]
(17) yuno 2023/09/02(Sat) 5:07:48

【人】 客人 ジャヤート



私はジャヤートと申します。
よければ、送っていきましょうか。
勿論、貴女が嫌でなければ、の話ですが。


[話したいことは、沢山ある。
貴女が夢から醒めた後、私が旅してきた世界のこと。

聞きたいことも、沢山ある。
貴女が夢見たものを、夢の続きを。
取り急いでは貴女の現状についてだろうか?
貴女の憂いの原因を、少しでも知りたくて]
(18) yuno 2023/09/02(Sat) 5:11:10

【人】 客人 ジャヤート


いきましょう、フィエ嬢。


[にこ、と笑みの形を作ってみせる。
彼女が名前を名乗っていたかを気にすることなく。

もし、道中なにかしら話ができたならば其れに応じよう。
それまでは暫し彼女の歩調に合わせながら雨降る道を静かに歩く]*
(19) yuno 2023/09/02(Sat) 5:11:50

【人】 黒薔薇 フィエ

 …いえ。一人で雨の中で濡れてたら驚きますよね。

[私の方こそ、傍から見たら随分異様に見えたかもな、とちょっと反省する。眼の前の人はアイウェアを外して、前髪を崩した。]

(やっぱり見覚えはある。
どこでだかはやっぱり思い出せないけど…)

 あ、すみません。
 ジャヤートさん、ですか?
 ………あの、すみません。もしかしてどこかで…

 ううん、なんでもないです。
(20) yusuron 2023/09/02(Sat) 9:28:18

【人】 黒薔薇 フィエ

 それより、すみません。
 嫌というか……初対面の方のはずなのに、って
 ちょっと妙な気分がしてしまっただけで。

[ナンパだろうか、とも一瞬思って打ち消した。
それにしても、こんなずぶ濡れでなくもっとマシな状況を選ぶんじゃないかって。
ともかく、この豪雨で立ち話している場合ではなかった。]

 ええと、行きましょうか。
 はい…… あれ、私、名前言いましたっけ?

[いや、言ってない。間違いなく言ってない。
ということは、本当にどこかで会った?
笑みを浮かべる長身の人を不思議そうに見上げてしまう。]
(21) yusuron 2023/09/02(Sat) 9:32:08

【人】 黒薔薇 フィエ

[ひとまず家への道すがら、ぽつりぽつりと話を交わした。
この感じだと、この人には面識があるはずなのだ。
覚えていないだけで。
さすがにそれは少し失礼だろう。
だから、手がかりを掴みたかった]

 名前、ご存知なんですよね。フィエ、です。
 父がインド系イギリス人で、
 10歳の頃までイギリスにいて…
 日本は母の出身地です。
 ジャヤートさんも、もしかして
 同郷の方だったりしましたかね。
(22) yusuron 2023/09/02(Sat) 9:40:23
 




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