人狼物語 三日月国


223 【身内】夢のあと

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運命は客人 ジャヤートの役職希望を人狼に決めた。

蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が3人、人狼が1人いるようだ。

【人】 とある書物

ここにはもう、私達以外誰もいない。
(0) master 2023/09/06(Wed) 0:00:00
とある書物は時が進むよう祈った。

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[そして。
私は賭けに勝つことができたようだ]


ーーー…ええ。


私は、ジャヤート。

あの日、あの茶会で貴女と出逢って
貴女と、再会の約束をした嘗ての魔王です。


[彼女の視線に真っすぐ向き合いながら
胸元に手を添えて再度一礼する。]


元、といったほうがいいかもしれませんね。
そもそも最初に出逢ったときには
既に元の世界での私での権能は失われていましたし。

なにより今の私は、ただの人間と変わりない。
あのときのような魔法の力は…それこそ、映画の中でしか使えなくなってしまいましたから。
(-0) yuno 2023/09/06(Wed) 11:59:37

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[そして。]



貴女は自分が私に何かをしてあげられたのかと
そう、仰っていましたが。


少なくとも、私にとっては
貴女にはとてもよくしていただきました。


[そう答えたものの、
この言葉は少し語弊があるかもしれない。

彼女自身がなにか特別なことを言ったり
英雄めいて大きなことをしたというわけではない。


ただ。
嘗て魔王であった私と言葉を交わして、
屈託なく料理の腕をふるまってくれた。
ーー…その交流が、とても温かなものだったから。

忘れ難く…否、忘れたくない、喪いたくない、と。
あのときの私はそう、思った。願ってしまった]
(-1) yuno 2023/09/06(Wed) 12:01:01

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ



もしかしたら、あのときの貴女にとっては
なんということのないものだったのかもしれません。

貴女にとって、私は魔王を名乗る奇妙な誰かで、
女王陛下や夢渡りの彼女のように
不思議の国のアリスのような夢の中の人物の一人で。
そんな夢の中の人物に、いつものように何気なく
接していただけかもしれない。


[「不思議の国のアリス」の物語に魔王はいないが
其れはさておき。]

でもね、フィエ嬢。
(-2) yuno 2023/09/06(Wed) 12:02:30

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ


でもね、フィエ嬢。

あのときの茶会で、
彼女や夢渡りの彼女と過ごした時間は。
私にとっては生まれて初めて、
悪意も敵意も殺意も向けられることのない、
穏やかな時間でした。

[それは、私が貴女を大切に想う理由にはならないだろうか?]
(-3) yuno 2023/09/06(Wed) 12:06:05

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ



…なんて、ね。
今、突然このような話をしても貴女には重すぎますよね。


[はは、と微苦笑とともに手を離す。
再会も突然ならば、向けられる感情も唐突で。
彼女が困惑するのも、致し方ないと思う。]


貴女を探す道程で、私は様々なものを得ました。
…それでも、何よりも。
私は貴女の傍にいたい。

その気持ちだけは、どうか貴女に伝わっていてほしいな、と。


[映画スターと彼女が言った今の生業も
其れなりに想い入れがある大切なものだが、
そもそも彼女がいなければ、手に入れることのなかったもの。

金や名声と呼ばれるものよりも、
あのときの、そして今目の前にいる温かさのほうが
私は尊く、愛おしく思っている。]
(-4) yuno 2023/09/06(Wed) 12:08:26

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ



…そういうわけ、ですので。
今晩はよろしくお願いいたします。


[不束者ですが、なんて。
最近聞きかじったばかりの日本語を冗談めいて口にしてから
にこ、と微笑んでみせた。
食事に関しても]


ええ。
フィエ嬢さえよければ、ご相伴に預かりたいな、と。
お代ももちろん、支払わせていただきます。
(-5) yuno 2023/09/06(Wed) 12:11:38

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 わかりました。
 それなら、ご飯作っちゃいます。
 ちょっと待っててくださいね。
 …大丈夫です。美味しいものあった方が気分も上がるし、
 二人なら作る気も起きるってもんですから。

[ジャヤートさんにそう告げて、台所に立ちます。
お米は急遽炊くことにして、オリーブ油で潰したにんにくをごく弱火で炒めて香りを移し、冷凍の刻んである玉ねぎとピーマンとミックスベジタブルを合わせて炒め、解凍したひき肉を加えてさらに炒めて火を通し、最後にカレー粉とチューブの生姜とケチャップを加え、炊きあがったご飯と合わせて二人分並べました。

それに買ってきたトマトパスタも二人分に分けて]
(-6) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:14:08

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

お待たせしました。ドライキーマカレー、です。
 お口に合えばいいんですが。
 ……あ、飲みますか?

[カクテルの缶も差し出して、二人でいただくことになるでしょうか。スパイスも自分で配合しているわけでなし、前に作ったデビルズフードケーキに比べると随分シンプルな、日々の糧という感じの料理。ジャヤートさんは今は映画俳優なわけで、もっといいもの食べてるんじゃないかな、という思いもありはしましたが。]
(-7) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:14:17

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

[食事をしながらも、外はやっぱり荒れ模様。]

 あ、お代は別に本当結構ですから!

 …今日は多分このまま雨…というかもう嵐かな。
 停電まではさすがにないと思いますけど、
 早めに寝ちゃったほうがいいかもしれませんね。

[そんな事を時折呟きつつ、話はやっぱり私達の間のこと。]

 そう言えば、さっきジャヤートさんは重すぎるかもって
 言ってましたけど……
 ちょっと驚いたのは確かですけど、
 重すぎることはないと思いますよ。
(-8) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:23:57

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 きっと私の事だから、場所が違うことに戸惑っても、
 いつも通り…いえ、いつも以上に張り切って、
 せっかくだからって珍しい食材とか高級食材とか
 惜しげもなく使って料理作ったんでしょうね。
 
 魔王だからとか関係なく、料理人としての範囲の中で
 精一杯誠意を込めて作って、それが気に入って
 もらえたんだったら…
 私がそういう事をできたんだったら、
 それは本当に嬉しいことだから。
(-9) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:24:48

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 ジャヤートさんの気持ちは、伝わってますよ。
 …嘘じゃないのはわかります。

 ジャヤートさんがもっと私の作るものを食べたいとか、
 人として生きてみたいって思ってくれたのだったら
 それはすごく光栄だし…

[食事の間にも、時々ちらちらとその整った顔に目を向けてしまう。]

 私の側にいたいって思ってもらえたのだったら…
 正直に言うと、私にそこまでの魅力があるのか
 信じられないくらいだけど、

 ……でも嬉しい、と思います。

[それを言うときだけは、ちょっと恥ずかしげになってしまったかも。]
(-10) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:30:24

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 ……そうだ、お風呂湧いてますよ。

 私は片付けがありますし、
 ジャヤートさん、食べ終わったら
 先に入ってください。

 ……着替えとかありますか?

[どこまでの準備をしてきているのかわからないから、そう尋ねた*]
(-11) yusuron 2023/09/06(Wed) 18:32:41
村の更新日が延長されました。

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[台所に立つ彼女の背中を微笑ましい心地で見守って。
それから、何か手伝えることはないだろうかと声をかけよう。

料理に関しては全くもってからっきしではあるが
布巾を絞ってテーブルを拭いたり、カトラリーを並べたり。
何かしら、できることを探そうとする。]


いい匂いですね。


[出来上がりが近づくにつれ、部屋を満たしていく
食欲をそそる香りにぽつりと。

あの茶会のときのように
贅を尽くした素材が揃っているわけではない。
何気ない日常を切り取ったような、
贅沢ではなくても温かな、そんな料理。

手伝うことがなくなってしまえば、
なんとなく邪魔にならない距離を保ちながら
彼女が料理を作る様子を背後からそっと見守ろうか。]
(-12) yuno 2023/09/06(Wed) 23:34:51

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[そうして、並べられたドライキーマカレーとトマトパスタ。
差し出されたカクテルの缶を有難く受け取ると]


ありがとうございます。
それに、口に合わないなんてことはないと思いますよ。


[少し前、ありあわせと彼女は言っていたような気がするけれど
目の前に並べられた料理は十分すぎるほどに豪華な代物だ。
なにより、料理の味に関して彼女のことは信用している]


以前、参加させてもらった映画のロケでは
プロデューサーの方針で出演者とスタッフが
全員揃ってから食事をとるようにしていました。


[そのとき主に出されていたのは現地の郷土料理。
決して豪華でなかったその料理は、
不思議なくらい、いつもとても美味しく感じられた]
(-13) yuno 2023/09/06(Wed) 23:35:27

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ



思えばそれは、その食事が美味しく感じたのは
「誰かと一緒に食べる」ものだったからではないかと。
そんなふうに思うのです。


[この世界でできた家族と食事をとるとき、
スタッフとの打合せのために行きつけのダイナーで
食事をとるとき。

そういうときの食事は、いつも美味しかったような
そんな気がするから。]


ましてや貴女と、こうして食卓を囲めるのですから。
美味しくないわけが、ないのです。
(-14) yuno 2023/09/06(Wed) 23:36:17

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[それから]


たしか、こういうのでしたね。
「乾杯」と。


[再び巡り合えたこと、その喜びに。
受け取ったカクテルの缶をそっと彼女の持つ缶へと近づけて。
軽い金属音が響いてから一拍、
それから缶に唇を寄せて飲み込んだ一口は、
心なしかほんのりと甘かった。]
(-15) yuno 2023/09/06(Wed) 23:38:07

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[雨は、やみそうにない。
部屋の中にいても聞こえてくる雨音に一瞬ちら、と
窓のほうへと視線を向ける。

お代に関しては断られてしまった。
しかしこのままというのもなんだか申し訳ないので
そう遠くないいつかに埋め合わせはしようと内心誓う]


そうですね…明日には止んでくれるのなら
今日は早めに横になっておきましょうか。


[そうして]


…ええ。


[彼女が口にする言葉が、向けてくれる想いが温かくて、
胸の奥が鳥の羽でなぞられているような
そんな擽ったい心地になる。

私の想いを、嬉しいと。
そう言葉にしてくれることが、たまらなく愛しい]
(-16) yuno 2023/09/06(Wed) 23:40:26

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ



…貴女は、とても素敵な女性ですよ。フィエ嬢。


[何しろ、魔王だったものの在り方を変えたのは、
どんな武力も魔法も成し遂げられなかったことを
成し遂げてみせたのは、他の誰でもない彼女だ。

魔王の話は置いておくとしても]


料理の腕や料理人としての在り方も
貴女の人となりも、勿論魅力的ですが。

ついでにもう一つ、貴女自身の容貌も
私には十分、愛らしくて好ましいものに映ります。


[私としては、其方についても信じてほしいし
自信を持ってほしいところ。

なにしろ先の笑む姿も、今こうして恥じらう姿も
抱きしめたい衝動を抱くほどに愛らしいのだから]
(-17) yuno 2023/09/06(Wed) 23:42:09

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[食事を終えて、
彼女に言われるままお風呂を借りることにする。

着替えについては幸いというか、
スーツに隠すように身に着けたウェストポーチに
常時一泊分の下着の着替えを用意してある。
(尤も、こんなことになるならば、もう少し備えを
万端にしておけばよかったと思わなくもなかったけれど、
あまり贅沢は言っていられない)。

シャワーを浴びて、着替えを済ませる。
浴後、簡単に風呂場と洗い場を整えてから
一先ず借りたタオルで髪の水気を乾かしながら]


お風呂、先にいただきました。


[少し胸元を開いた白のシャツと黒のスラックス。
ラフではあるけれど、最低限、無礼にならない程度の姿で、
彼女に声をかけよう]
(-18) yuno 2023/09/06(Wed) 23:44:00

【秘】 客人 ジャヤート → 黒薔薇 フィエ

[雨音は変わらず、衰える様子を見せないけれど
それでも夜は更けていく。]


それでは、そろそろ休むとしましょうか。


[紆余曲折の後に、そんなことをぽつりと。
時間としてはまだ早い頃だったかもしれないが
明日に備えておいたほうがいいだろう。
こたつテーブルの一角か、壁側を借りることができれば
そのままその一角に身を預けて眠りにつこうとする]


……おやすみなさい、フィエ嬢。
どうか良い夢を見ることができますように。


[にこ、と微笑いかけてから、彼女の額に軽く唇を寄せる。
願わくは、温かく彼女を癒すことのできる夢であれと想いながら。]**
(-19) yuno 2023/09/06(Wed) 23:46:49

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

[一応お客さんになるので少し申し訳なくは思いつつも、食事前にジャヤートさんにも食器を並べたり、テーブルを拭いたりくらいは手伝ってもらった。私も疲れてはいたのでそれは素直にありがたかったし。

背後から作っている様子を見守られるのは少し恥ずかしくも、出来上がったら振り返ってふふ、と笑ったかな。
ジャヤートさんの業界の話は、新鮮な事が多くて面白い]

 へえ…全員で食事する撮影現場、ですか。
 確かに、他の人と食べるものはそれだけで
 いつもより美味しく感じますよね。
 何気ないものであるほど… うん、わかります。

 ふふ、くすぐったいけどありがとう。
 じゃ、いただきましょうか。
 ……乾杯。
(-20) yusuron 2023/09/07(Thu) 7:06:19

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

[缶どうしを合わせて小さく鳴らし、喉に少量流し込むと、
弾ける炭酸の甘みが、今日の灰色を溶かしていくような気がした。
もっとも、今は憂鬱な気分は大体消えていたのだけれど。
ドライカレーの方は間違いない出来だったし、パスタもきちんと食べきれて、満腹と言えるだけの満足を味わえた。]

 ……やみませんね、雨。

[食べ終わった後、ジャヤートさんの呟きに合わせて一度外を見て、雨がやみそうにない事を確かめた。]
(-21) yusuron 2023/09/07(Thu) 7:08:18

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 …私が素敵、ですか。

[その例として語られるのは料理の腕、プロとしての在り方、私の性格…それに]

 容貌……ですか……?
 あ、ありがとうございます…

[褒められるのは嬉しいけれど、恥ずかしくなって思わず俯いてしまう。ジャヤートさんの言う事は嘘ではないのはわかるけれど、映画俳優ならもっと長身の美人と顔を合わせる機会だっていくらでもあるだろうに。
でもそう謙遜するのは、なんだか逆に失礼な気もして]

 ジャヤートさんって、私を探しに
 来てくれてたんですよね。
 ……他の女性とお付き合いした事とかないんで…
(-22) yusuron 2023/09/07(Thu) 7:23:05

【秘】 黒薔薇 フィエ → 客人 ジャヤート

 あ! ううん、…なんでもないです。
 お風呂、先にどうぞ。

[赤くなるのをごまかすみたいにそう言って、彼がお風呂に入っている間、私は食器を洗って拭いて片づけ、寝る準備をしていた。
寒い時期ではないからマットとシーツくらいは提供できる。
きっと彼は部屋のどこか隅の方を指定するんだろうな、とか。
それはそれでいいんだけれど…]

 あ、はい。どうでしたか…

[声をかけて振り向くと、湯上りの白のシャツと黒のスラックス姿。なんというか、「セクシー」という言葉があまりに自然に似合う様に、思わず見つめてしまった]
(-23) yusuron 2023/09/07(Thu) 7:23:30