人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「……マジで言ってる?上から順に潰す気か?
 いや警察も行ってんな、あのおちびちゃんだろニーノって。
 ……。……あーもしもし、俺だけど。
 そう。そう。黒眼鏡の旦那捕まったってよ。
 全体通達出来る上司がいねえからとりあえず
 連絡はウチのチームで一回束ねて各所に振り分けるぞ。
 いや、ペネロペとかあの辺絶対忙しいから。そう。
 俺の方で受け持たないと多分ヤバい。おう。頼むわ。
 ……はぁー……珈琲飲みに行くつもりだったのに……
 一応様子見に行くか……その辺のチンピラが
 店荒らしてたりしたら困るし……」

昨日よりは、幾分反応も落ち着いた様子で。
しかし、内心のショックはもっと大きく。
のりのきいた白衣をはためかせ、『先生』は歩き始めた。
(G3) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 21:47:04

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>G2 ルチアーノ

「早速暴れてるやつ……じゃ、なさそうだな。
 おーい。喫茶店で怒鳴ってるとおまわりさんが来るぞ。
 それとも世を儚んでるのか?やめといてくれ、
 お気に入りの店が事故物件になったら困る」

ここはアジトの中ではないから、
努めて「先生」の顔でそう話しかけた。

「悩み事があるなら場所を移して聞こうか?」

どうせこの後アジトに集まる事になるんだろうし、
そんな意図を含めて。

#Mazzetto
(G7) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 22:06:48

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>G10 ルチアーノ

おーこえー、と内心に呟きながら、
ガワ・・としては何も気付かない無神経を装う。

「"怖いニュース"以外はまあまあな機嫌かな。
 そりゃあよかった、キミもいるかい?
 自分の部屋に連れ込んで悩みを打ち明けるには丁度いいぞ」

へらへらした様子はいつもの通り。

「そりゃあよくないな!『整理整頓』はしてあるだろうし、
 車の燃料に引火したら困るし。それじゃあ、
 たまには生身のぬいぐるみになって
 愚痴でも聞いてみようじゃあないか。」

念のために外から店内を軽く確認して、
『片付け残し』がないかをチェック。まあ、ある訳ないか。
終わったら行こうぜ、青年。そう声をかけてアジトへと。

#Mazzetto
(G13) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 23:08:57

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

時折貴方とも話していただろうこのソルジャー。
年齢と所属している年数の割に昇級をしていない。
やけに仲が良いのはペネロペと黒眼鏡で、部下を溺愛してる。


そんな表の顔を剥いだ男は無表情のまま貴方についていく。
人気がなくなったと思えば、部屋か、たとえそこが廊下であろうとも口を開く。

「何でもいい教えてくれ、あんたの知ってること。
 ……俺は……っ」

それは、思ってもこの瞬間にしか言えない誰にも言いたくない言葉で。

「……俺のせいで黒眼鏡は捕まったんだ」
(-40) toumi_ 2023/09/17(Sun) 23:32:18

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「諸君ご機嫌……よくはねえよなあ。
 おはよう。情報はもう大体回ってるよな?
 我らがカポ、黒眼鏡殿及びヴィットーレが逮捕された。
 何らかの思惑や手回しか、クソ法律の強制介入かは不明だ。
 警察の方でも二名、巡査長及び巡査各一名が逮捕だ。
 年齢・立場関係なし。マージで無差別にやってる感がある」

ルチアーノと共に扉を開けて入ってきたメイドマンは、
大雑把な情報共有としてそう告げた。

「カポが抜けた現状、指示を仰ぐ先に困る事も多いだろ。
 一先ずペネロペと俺を中心に動くようにしてくれ。
 情報の類は俺に回してくれれば
 チームで精査してしかるべき方向に振り分ける。
 全員、仕事の際はいつも以上に足跡をつけないように。
 とりあえず以上!文句と愚痴も情報チームに回せ、
 ペネロペにはあんまり苦労かけんなよ!」

忙殺は全ての能力を下げる。身を持って知るメイドマンは、
優秀なコピーキャットの負担を下げるようにそう宣言した。

……なお、誰にも無断で、である。この宣言を聞くか否かは、
各々に任せられる事となるだろう。ともあれ。

「さて、ルチアーノくん。随分ご立腹だったな。
 とりあえず真っ先に君の愚痴を聞こうか?」

のし、とソファに腰かけた。
(G14) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 23:32:29

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>G14 #アジト つけ忘れな。悪い、急いでたもんで。
(G15) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 23:33:20

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ


「…………」

「これは
妙な夢
で聞いた話でしかないが。
 次狙われるとしたら、お前達のどちらかだ。」

荷物は纏めておけ
。いつ席を空けても良いように」
(-60) unforg00 2023/09/17(Sun) 23:58:58

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「ああ〜……」

言った傍からそうなった可能性を考えれば、
あの叫びもわからんでもないな。そんな思考。

「ソルジャーの頃は凄かったんだっけか、あの人。
 それで文字通りこのご時世に、喧嘩ねえ……。
 ……それが実際そうなら、よっぽどの何かだろうなあぁ。
 クソ署長を物理的に殴りに行った……かあ?あの人が?」

ふうむ、と首を傾げる。
過激な瞬間を目の当たりにはしていないから、
いまいち想像がつかないと言った風。

「まあでもありえない話でもないのか。
 とんでもない法案が通るくらいだし……
 それに比べたら、ファミリー思いで殴りに行っても。」

考えがある、の方に一票入れときたいが、
どっちにしろ本人しかわかるまい。

「……ま、今は出来る事をするしかねえよなあぁ……
 いつでも動けるように、しかしお静かに、だぜ」

愚痴を聞くと言いながら喋るのは、サガだろう。
ひらり、手を振る。これ以上は推測しか出来ず、
推測は情報足り得ないのだ。せめて通常営業で。
それがこの女の思考であった。
#アジト
(G18) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 0:06:28

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ

「そりゃあ、」
「いい話じゃあないな。」

この地で夢の話・・・を笑うのは難しい。
それも、真面目な顔で話された時は。

「まあ、情報ありがとよ。俺はいつでも準備出来てる。
 チームにも対応は周知済みだ。
 俺がいつ居なくなってもいいようにな。
 ……苦労をかけてるから、あんたには言っとくよ。」

「――俺は一人を除いて誰も信じてないもんでね、
 誰にでも対応出来るようにしてあるんだ。いつでも、な」
(-66) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 0:13:32

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ


「そりゃあ何より。
 自分の事には自分で責任持つのが一番だ」

この地で夢の話を笑うのは難しい。
相手が相当なホラ吹きでもなければ。

「信じていないなりに信頼と情を傾けてくれて光栄だ、
 とでも言っておこうか。」

「俺ァあんたの腕と情報は信じてるよ。
 その他は人体のリミット外れたやべー奴だと思ってるけどな。
 だからま、それ聞いて安心したわ」
(-74) unforg00 2023/09/18(Mon) 0:27:10

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ

「ところで一個いいか?」

「その顔ですげー真面目な話されると脳がバグる。
 めっちゃ面白い。なんで今その顔なん?」

真面目のリミットが外れた。

「ま〜安心してくれ、信じてなくても仕事はちゃんとするし
 仕事する以上は一定までは信じてるから。
 つーことで、席がスカスカになった時は
 負担増えるだろうけどよろしく〜。
 俺のチームにもなんかあったらペネロペ指揮下にって
 言ってあるからさあぁ〜」
(-81) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 0:36:31

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「ふうん。穏やかじゃねーな」

こちらも、べろりと笑顔の仮面を取れば
階級なりの表情が顔を覗かせる。

「つってもこっちも絶賛情報収集中でね。
 精々今ある手持ちの確実な情報は、
 次はお前か俺かも・・・・・・・・、ってくらいだ」

確実なのに「かも」とつく辺り、
状況の混沌具合がよく理解出来るかもしれない。

「普段より無理する事も出来んしな、状況的に。
 それで?そっちは、なにがあったって?」
(-87) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 0:45:06

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ


「しょうがねえだろ俺は演技派なんだよ勝手にバグってろ」

やっぱりこういう奴だよなあという気持ちになった。

「うげえ。マジかよ、まあ手綱握れる分マシだけどよ…
 戻ってきた後にそっちの人員が
 俺の管轄に鞍替えしたいって言い出しても文句言うなよな」
(-91) unforg00 2023/09/18(Mon) 0:48:30

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ

「演技っていうか変身だろあんたのは最早」

へらりへらり。根っこに近付かない限り、
或いは実験対象にならない限り大して危険のない同僚だ。

「そうなったら俺は情報担当をあんたに譲って、
 モーテルを中心に薬物取引担当にでもなるかな〜。
 ゆっくり眠れる日が増えそうだぞ、ヒヒ」
(-98) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 0:57:23

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「……なるほどなあ」

ため息を吐いて、さあ、どうしてくれよう。
己の持っている情報網に引っかかった監視の目はアンタだったか。
今後遮断するかそれとも通しておいた方がいいか迷ってしまう。だが、今はそんなことを考えている暇もない。

「イレネオのことを俺が調べたのは聞こえたかあ?
 それをよお、……つい昨日旦那に言っちまったんだ」

「だからきっと、何かしに行ったんだろあの人。
 そういう奴だ。自分からあいつを捕まらせるほどのことをしに行ったに違いない」

「………………あとは……まあ。
 知りたいか?」

今は怒りの感情で隠しているが、どうやら調べにいった情報が何やら相当なものだったのかもしれない。
黙っていることからして、取締法のメンバーをみつけたわけではないようだが。

男は割と思いつめると黙って消えたいような性格であった。
現に今も不条理な怒りと後悔といろんな感情で立つのが怠かった。
(-104) toumi_ 2023/09/18(Mon) 1:04:19

【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ


「お褒めに預かりどうも。こんな夢の無い変身もねえよ」

衣服に化粧道具、ヘアカラーにカラーコンタクト、
極めつけには身分の偽装まで、兎にも角にも金が掛かる。
そんな夢の無い『変身』を不定期に行う男がこれだ。

「あ〜嫌だ嫌だ。そんなの余計俺の昇進が近付くじゃねえか。
 デカいハコ管理すんの苦手なんだよ」

猫は小さい箱が好きってな。
そう言ってひらひらと手を振った。とっとと行っちまえの仕草。
(-106) unforg00 2023/09/18(Mon) 1:10:32

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「へえ。そりゃあ初耳だ。生憎、"虫"の精度は高くない。
 なるほど、なるほど。巡査長をね……それを旦那にか」

くつくつ、喉を鳴らす。含みはない。
これは情報を食うのが生きがいなだけで、
常と何ら変わらない。不気味なほどに。

「俺を前に『知りたいか?』は愚問じゃないか〜?
 どんな情報でも集めるから情報チームなんだぜ?
 とりあえず聞かせてみてくれ、価値なり
 正誤なり、要不要なりは聞いてみないとな。
 ……この状態で直属じゃなくても部下が減るのは、
 組織的にも痛手なんだぜ〜?だから潰れる前に
 腹の中身くらい軽くしときな〜」

さて、お喋りなこれに情報なりを喋っていいかどうか?
あなただけが持つ選択肢だ、あなたが判断するべきだろう。
(-108) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 1:16:05

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ

「変身できない人間からは夢に見えるのさ。
 まあ俺は髪隠して黙ってるだけで充分だけど」

こっちは化粧も衣服もろくにこだわらない女。
別の部分に金を使う故に、それでバランスが取れている、
……のか?

「ははぁん。カポの2枚看板になったりしてな。
 ま、優秀な人間の宿命だろ?
 またなんか『耳寄りな話』があったら教えてくれよな〜」

ばさばさ、白衣の裾を蝙蝠のようにはためかせて。
白なんだか、黒なんだか、よくわからない奴は
『先が見えた』からか随分気楽に歩き去っていった。
(-110) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 1:21:24

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「はあ……まあ、いいだろお。
 金のかかる情報じゃない部分だけ教えてやる。
 正直俺が黒、今回の法案に関わってると疑ってるのは」

「ヴィットーレとダヴィードだ。
 海より深い事情はあると思っているけどなあ?」

勘も入れた考察を。正直者はこのマフィアの中に向こう側が居ると思っていることを告げた。
苦々しい表情は確信とは言わなくとも、すでに探ったか何かを感じ取った後なのかもしれない。

「警察側は正直わからんな。
 だが――上の連中につかまってるんなら、
 ニコロ、アリーチェ・チェステ、ニーノ・サヴィア辺りに居るんじゃないかあ?」

「まあ俺も関わってると言えるのかねえ? 黙っていてくれえ。
 仲間の情報を売ってるわけじゃない上に、警察側を保護している美女とデートしているだけでね」
(-112) toumi_ 2023/09/18(Mon) 1:35:35

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「素直なソルジャーは出世するぜ〜?」

へらりと笑い、考察を聞く。
変わらぬ笑みがほーん、と少し意外そうな声を放った。

「ヴィットーレとダヴィードか。
 なんで……いや、まあいい。続きを」

それから、警察側の方も考えを聞いてみて。

「ニコロは……よく会う奴だな。顔しわくちゃで人気のある。
 アリーチェは……ああ、ババアに金せびられてた奴か。
 ニーノは……猫のガキ、と。ふうん」

警察に関してはお得意の虫を
仕掛ける訳にもいかないからだろう、
雑な覚え方をしている。ともすれば直接遭遇した事もない、
そんな相手も一応記憶しているだけマシではあるが。

「はーん。まあ詳細を聞いておきたい所だな。
 それで、幾らで売――」

なんて口にして、
(1/2)
(-199) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 17:36:08

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

そして、最後の情報にすっと笑みが消えた。

「……まあ、詳細情報を買う買わないは値段次第として、だ。
 俺の知る限り、この件に関わってる中で野郎のお眼鏡に適うような美女ってのは結構少なくてな」

一度切って、深く息を吸う。関わりが深い者だったら知っている、『逃げた方がいい』合図だ。つまり――

「まずバーのマスターなだがアレは中立だよって警察の保護なんざしねえよなだから除外だ次にフィオレあいつもお前の直属みたいなもんだし警察を保護する理由がない除外俺はお前とデートしてねえしそもそも美女じゃねえから除外ペネロペ?あれはまあノーカンだろ除外ヴィットーレも美人と言ってもいいが直前の情報からして除外」

――カンターミネが「お喋り」になる合図だから。
その中で指折り、女性……ところにより変身する同僚や女性の心を持つ同僚もいたが、ともかくそれらをカウントしていく。
ひとり、ふたり、さんにん、よにん、ごにん……そこでようやく、勢いが止まった。口は止まらないが。

「……そうなると、俺の知る限り候補は二人しかいない。
 アリーチェ・チェステか、ダニエラ・エーコ」

折っていた指を一本、二本と立て、

「どっちも表向きの性格上は『保護』しそうだし、
 美女で、かつ押されればデートに行きそうだ。
 しかしお前の直前の発言を鑑みれば……アリーチェの可能性は低い。となると、」

一本指を折る。

「ダニエラの可能性が高い訳だ。推測上は。」
「さて。ここで俺は情報がひとつある。
 そこで、取引しよう。俺の情報を先に教えてやるから、
 今の推測が当たっているか答えて貰いたい。どうだ?」(2/2)
(-200) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 17:57:41
カンターミネは、部下の愚痴を聞いた後、お散歩に出かけた。
(a5) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 18:02:43

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

時刻は昼前、と言った所か。
この時間、子供は学校なんかでいないから、平和なものだ。
ピリついた空気と人の少なさ以外はいつも通りの、
少し暑気を纏った光度的にも明るい港街。

「……平和だねえ……」

心にもない事を呟きながら、散歩している。
口くらいはリフレッシュしていないと、
全身が腐りそうだ、なんて考えながら。
適当な屋台で買ったチリソース入りのサンドイッチに
うへえと舌をひりつかせて、ぶらぶら……。

「あ〜〜〜〜〜あ。冷たい珈琲も飲めねえし、
 考える事は多いし、暑いし、だるいし。
 三日月島にでもバカンスに行きてえ〜……」

欲望を口から垂れ流しながら、歩き続ける……。

#街中
(9) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 18:11:33

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「最近話してなくて行動が不明瞭なやつがその辺りなんだよ」
「最初は気分悪かったが、もう吹っ切れた。
 白だったらそれでいいわけだから、疑ってなんぼだ」

マフィア側の人間に対して、彼ら自身の人格や性格を疑っているわけではないという。
ただ事件があり、アリバイも最近の動向も知らない人間が犯行を行える可能性があるだけの話。
そして名前を出していない人間に関してはそこそこ把握しているという。

「俺の情報は良心的だぞ? まあ、女にはサービスするから……。
 ……どうぞ。それでいい、何でも言ってくれえ」

ちなみに金額はピンキリではあるが一人の情報に付きご家庭に一台あれば嬉しいコンピュータを二台分程だ。
安くもないが法外ではない、何度もやり取りをすれば流石に厳しい値段だと言えよう。

「……んー。まあいいか」

なんだかなあ、貴方の引っ掛かり方に少し違和感を覚えた。
男は協力者もといデート相手の情報は調べずにこれまでを過ごしていたので。
(-205) toumi_ 2023/09/18(Mon) 19:16:25

【秘】 うたかたの ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

腕に触れる手が微かに震えている。
笑顔も、いつもの寂しいのを隠す
作り笑い
だった。
甘えた声は、縋るようで。

――まあ、きっと、無理もない。
(-206) oO832mk 2023/09/18(Mon) 19:16:42

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「はーん。まあいい。腕がいいのはわかった」

そしてあなたが了承した途端、破顔した。

「あ〜圧かけといてなんだけど大した事じゃねえんだわ。
 俺の情報は実に簡単、ダニエラって昔の友達でね。
 デートっつってマジで手ぇ出してたら
 
お前の性自認が女になるまで薬盛ろうと思ってた
だけ。
 トーゼン出してねえよなあ、まさか?」

……何の事はない、昔馴染みを"お手付き"されたら嫌。
ただそれだけの事だったらしい。圧をかけて名前を出して、
それで分かりやすく動揺したらその場で黒扱いする……
そんなつもりだったのだろう。
破顔してからも圧には「冗談」が一切混じってないのだが。
(-213) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 20:34:55

【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>10 ダニエラ

どんな距離からでもライムグリーンの髪は良く目立つ。
日頃の子供だってそうだ、この色を見て先生だ!と叫ぶ。
叫ぶから即座に反応出来るのであって、
叫びがなくただ駆け寄るだけなら気付けるはずもなく。

「うーんからい……いやでも美味い……
 いややっぱから……
いっ!?


あわやチリサンドが落下寸前までいった。
辛うじて掴んで、ピューゥと口笛。

「……エーコぉ……久々に会ってそれかあぁ〜?
 トラメッツィーノだよ、から〜い奴。食うか?」

目の前で落下しかけたサンドイッチを軽く振る。
薄い食パンにレタスとチキン、そして
それぞれに赤いチリソースがたっぷり。
顔の傍に寄せれば刺激的な香り。
ドリンクなしでは少々厳しいような。
(13) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 20:47:30

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → うたかたの ダニエラ

「何があっても大丈夫だって」

囁く。サンドイッチを振る手は良く目立つ。
目立たない逆の手で、肩をぽんぽん。
遠目には仲良しのスキンシップ。
二人には、傍にいる証。

「どこでもいつでも、だろ」

同じ物を食べる事は、一緒にいた証明になるだろうか。
すい、と目の前でから〜いサンドイッチを動かした。
(-218) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 20:52:24

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「は?」


人は図星をあてられると沈黙をし肯定を示すと言われているが今回ばかりは違う。
言われた内容に唖然としていただけであるし、その後告げれられた内容にも冗談を感じなかったからだ。

「は、いや、飯は食わせたが外出も……。
 
手は出してない!

 だが無防備すぎてどうにもかなわん、
 あんたら知り合いならもう少しそこらをなんとかしないか!?」

俺は悪くない、男はそう言った。
眼の前でネイルをし始めたり視線を合わせなくとも二人きりのホテルでのんびり過ごす女をスルーしてることを褒めて欲しい。

「そもそもあんた達は男に対してがさつなんだ、
 片方はがさつと言うよりは知識がないだけだが……あーー。
 俺じゃなかったらあんなの、食ってくれと言ってる……。

 ……違っ、丁重に扱ってるからその笑顔はしまってくれ」

無実であるとは思いたいので、言いたかったことをこの際全部いってやった。
お節介の気はある、あなたもそこそこ男に対して筋力勝負では敵わないことをわかっている人間であろうし。

薬を盛る話には苦虫を噛み潰したような気持ちになった。
そんな特効薬でなくとも薬品が全部効きやすい性質にある。
少しでも危ないものは絶対手を出さないと決めているのだ。

ダニエラに手を出すと女にされる。
……この情報を手に入れたことが一番の価値であるように思えた。
(-232) toumi_ 2023/09/18(Mon) 21:36:28

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ

「あ〜手ェ出してないんならよかった〜。
 出してたらマジで女にしてた。
 丁度この前調合したのがホルモンバランス弄る奴でさあぁ」

言っている事はともかくめちゃくちゃにホッとした顔だ。
実情を知ればえらい!と褒めまくり、
なんなら情報も無しに金払いがよくなりそうな程に。

「あっはっは。無防備な瞬間を見るなよ、
するぞ
。」

何をとは言わないが。
……どうも、ダニエラが関わるとかなり過激になるようだ。

言われた言葉に関してはあーうんうん、と雑な相槌で、
本当に分かっているのか怪しいものだが。

「まあ今度会ったら適当に言っとくわ、多分な。多分。
 いや〜にしても本当にね、よく手ェ出さないでくれたよ。
 えらいね。偉いから今度ご飯でも奢ってあげよう。
 それとも融資の方がいいかい?君の場合は」

へらりと笑ってそう聞いた。
どうにも、先生は絶好調のようであった。
(-237) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 21:58:12
カンターミネは、この二日ぐっすり寝たおかげで、誤らずに済んだ。
(a8) shell_memoria 2023/09/18(Mon) 22:01:50

【秘】 うたかたの ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

辛さに堪えるふりをして、ぎゅ、ともう少ししがみつく。
大丈夫。大丈夫。ただの、仲良しの2人組。

「……うん。」

すり、と腕に頬寄せた。
それも辛さに堪えてるふりで、やり過ごす。
(-242) oO832mk 2023/09/18(Mon) 22:18:21