人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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ルチアーノイレネオを占った。
イレネオ暗殺者のようだ。

【念】 口に金貨を ルチアーノ

rrr……

『……電話で失礼しますねご主人様』

『報告がこのような形になることをお許しください。
 後で書面で纏めてきますので、それでは本題を』

『あの男は
個人で動いていて勧善懲悪に節操がない
ようです。
 悪い琴線に触れたら
誰でも狙える
んじゃないんですか?
 誰を目的としてそんな意志を持っているのか、
 娯楽なのかどうかも直接話はしていませんので、不明です。
 法案の件とも此方ともまた別の陣営のようですね、どう扱って良いのやら』

『それと、この通話もアジトも盗聴されてる恐れがあります。
 張り付かれてはいないと思いますが、
 この先は基本筒抜けになると思ってお喋りください。
 そういう類の人間には誤魔化しきれないものがありますから、
 あえて気にせず吹っ切れるのもいいと思いますよ』

『それでは、良い夜を』
(!0) toumi_ 2023/09/14(Thu) 21:20:44

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ

「そうかもしれんな」

は・は・は。気の抜けたような笑い。
この男は気難しい。だが、そのひょうひょうとした顔に浮かぶ笑顔は、どれも本当のように思える。
煮えたぎる炎と海風のような気まぐれさが、彼の中でごうごうとぶつかり合い軋んだ音を立てている。

「金はすぐには使えないだろ?
 安心しろよ、手元ではやってるさ」

口座については、お前たちにやったものだから、と。
自分の黒眼鏡のつるを、かちんと弾くような仕草。


「今年で39だぜ、潮時の音が聞こえてくらあ」

ここは海辺だからな、という年齢ジョークは、上司がするべきものではない。
それでも突っ伏したあなたを、カウンターの上から覗き込むようにして見下ろす瞳は、
きっと当時のようににやにやと――笑みを湛えて、満足気で。

「車」
「気ぃつけろよ」

――この男は、出て行こうとする者を引き止めることはない。

ただその背中に声をかけると、いつまでもそれを見送っているのだ。
振り返らなくてもそれが分かるくらいには、
あなたはその目に見送られてきたのだから。
(-11) gt 2023/09/14(Thu) 21:56:51

【神】 口に金貨を ルチアーノ

「野郎共、今はフィオレ以外俺に近寄るな。
 しばらく指示はない、泣きつくならペネロペかヴィットーレのところにでもいってこい。
 その代わり金回りの報告だけは手を抜いたら承知しないからな、それ以外は最低限のものだけ連絡しろお」

騒がしいアジト内で群がるアソシエーテ達に一喝入れれば忙しさを隠さず廊下をひた歩いていく。
人気のない場所で通話を一本入れため息をつき、外に出ようとしたところでまた別の電話がやってきた。

「今度は何だ」

「あ? 
"灰色"が逃げ出した?


「知るか……あー、どっかで俺の子猫ちゃんが呼んでるから切るぞ」
#アジト
(G10) toumi_ 2023/09/14(Thu) 22:36:05

【神】 口に金貨を ルチアーノ

「わかってんよお!
 俺の耳は良いんだ、鳴き声の聞き分けぐらいできらあ」

足早に元上司の横を透り過ぎようとして足を止める。
その黒眼鏡の奥を一瞬睨みつければ、懐に入っていた手帳を一枚破って押し付けた。

「会議にでんならご苦労さまだ。
 ペネロペー、俺の部下が泣きついてきたら頼んだぞ」

きっとまだそう離れていなかった顔見知りにも声をかけながら、すし詰めのような場所には興味もくれずスタスタと男はアジトを歩き回った。

#アジト
(G16) toumi_ 2023/09/14(Thu) 22:53:26

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡

その手帳の切れ端に洒落た宛名などはない。
それをどう扱うか、あなたはきっと自由にできる。

イレネオ・デ・マリア
性別男 25歳
警察内では巡査長勤務。
法案に関わる一員ではない
がその勧善懲悪の信念に節操はなくこの件に乗じて
無差別に私刑を執行する可能性がある


#アジト
(-36) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:04:38

【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ


『非番、今日から明日にかけてなんですが』
『合うようだったら勝手に合わせてください。
 この頃の治安のろくでもなさを気にしてなければですが』

施行された方をよそにメッセージか電話かを用いて、
男は以前の話に対する返事を律儀に伝えていた。

幾ら素性に敢えて触れてないとはいえ、起き得るリスクはあまりにも容易く想像できる。
とはいえやはり言い出しっぺが断るのもどうかと思ったので、断られたらそれでいい逆なら腹を括ろう、くらいの心構えでいた。
(-38) backador 2023/09/14(Thu) 23:15:20

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ


会議室の扉が閉まる直前、それを見て。
ぱちん、と指を鳴らした。

「さあて」


#アジト
(-40) gt 2023/09/14(Thu) 23:16:37

【神】 口に金貨を ルチアーノ

>>G17 フィオレ

「mia Gattina、そんなに怖がらないでくれ。遅くなって悪かった」

既に貴方以外のアソシエーテには今後の指示を回している。
ゆっくり時間を取るために一人後回しにしていたが不安にさせてしまったらしい。

「新聞のことなあ……。
 俺なんかの立場で詳細をわかっていたらここはお祭りになっていないと思うぜ?
 今は偉い連中が被害とこの先どうなるかを見極めてくれるってんだから、俺たちに出来ることはせいぜい……
大人しく
していることだ」

ひとまず落ち着かせるようにその背を撫でてやる。
気の利いた言葉よりも、現状報告だらけになる自分の口調はいつもよりも張り詰めたものだ。

その全てを知りたいというあなたの言葉にいつかの自分が重なった。
まあ、誰かさん相手にこんなに素直に縋ったことはなかったが。


#アジト
(G20) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:21:54

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ

『お前……』
こんな時に休みとれたのか?


空き時間電話に切り替え返事をした男は心底驚いた声であなたに返答した。
あと一ヶ月は無理だと思っていたと。

『勿論時間は取らせてくれ。
 一人子猫ちゃんを置いていくんで泣かせそうだが何も罪悪感を抱えないで良い』
(-42) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:30:12

【魂】 口に金貨を ルチアーノ

『暇なわけあるか 馬鹿野郎』

あなたのメッセージにはひとまず即座に返された一言。
しばらく返信はなかったが、漸くまた通知がやってくる。

『先に約束してた用がある その後ならあくが』

『あとは急ぎの用ならメッセージで聞くぞ』
(_1) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:39:51

【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ

『丸一日働いた次の日は何人だろうと非番にされる』
『俺だって正直こんな時に休みが挟まるとは思わなかったよ』

法が足されたとして、元々ある制度には敵わない。
色々不安はあるが今変にごねて目立ちたくもなかった。

『粋な男である為にはあちらを立てればこちらが立ちませんね。
 まあ、何かの義務じゃあるまいし。
 此方として少しくらいは楽しむ準備でもしておきます』
(-48) backador 2023/09/14(Thu) 23:47:54

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ

『そういう仕組みなのか、警察ってやつは。
 お休みはしっかり取れるいい職場だなあ』

事件もあって皮肉交じりに。
用件は伝えた、時間も有限だ、出掛けるのだから早めにするかと昼時から夕刻辺りまでの明るい時間を指定する。
夜間でも構わないが、流石に飲みにまで付き合わせてしまいそうだと思って。

『そうだなあ。大変だが立てたい方は俺が決めているし、邪魔されるつもりもないね。
 それではまた後で、こちらこそ楽しみにしているよ』

現地集合で頼みたいと伝え、その後通話はきられるだろうか。
離れた地とはいえこの二人で隠れて会わないのもそこそこ珍しいことだ。
せっかくだし新しい服でも出すかと、男は約束の時間に間に合うようにたっぷりと時間を掛けて自室のクローゼットを漁ったそうな。
(-61) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:17:06

【神】 口に金貨を ルチアーノ

>>G22 フィオレ

「そこも詳しく俺たちは把握ができていないが……。
 新聞の内容だけでも噛み砕いていこうか」

貴方を引き連れたまま座れる場所に向かいテーブルに新聞を広げれば膝にその軽い体を乗せて一文字ずつ説明をしてやる。
大まかな事件、法案、マフィアに関わるすべての人間が狙われていること。

「そりゃあ、警察の連中には会わない、余計な詮索をしないこと。
 アジトから出ないのも一つの手段ではあるし、指示があるまで部屋に閉じこもるやつもいるだろうなあ」

今告げた全ての言葉を本日中に破る予定の男は努めて優しく声をかけた。
閉じ込めたいわけでもないが、こうも怯えている姿を見れば連れて行かせてなるものかという気にもなる。

「…………食事ぐらいはしてもいいと思うぞ。
 お前達の提案してくれた件、気晴らしが欲しいと思っている連中は多い」
(G25) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:32:35

【神】 口に金貨を ルチアーノ

>>G25
#アジト タグの入れ忘れ)
(G26) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:36:12

【魂】 口に金貨を ルチアーノ

『現地を教えてもらったほうが助かるが それもお楽しみか?』

出来る限り答えてはやりたいと頭の中でいろんな算段を組みながら予定を考える。
やはりこんな時に大人しくはできそうにないんだな、と苦笑しながら忙しくなった日に憂うつ気なため息を付いた。

『悪いなあ 今も子猫ちゃんが離しにくい
 それとまさかお前まで今日は非番だったのか 無事で何よりだ』
(_3) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:49:09

【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ

「言ってくれればいつだって貸してあげるのに」
「そうなの?そういえば最近もまた、忙しそうにしているものね」

存外素直に頭を預けるのを見て。ぱちぱちと瞬きをしたのち、よっぽど疲れてたのねと微笑んだ。
あなたの短い髪を白く柔らかな手が優しく撫でる。子どもを寝かしつける時のような手つき。
今この時くらいは、全てを忘れて休んでくれたらいいと思って。

「ラウルが気の毒なのもそうだけれど、私もあんまり家にいないから…」
「安心できるところがあったみたいでよかったわ、健やかに育ってくれるといいわね」

夜遊び娘なものだから。自室にはあまり滞在することがないのだった。
それにしても、今までの保護猫のことを思えば。ラウルがアレルギーを発症することも多かったんじゃないだろうかと思う。気の毒に……

「私は相変わらず悩みもなく元気にやってるわ。
 予定が増えるってことは、暫く夜の添い寝は出来なくなっちゃうのね」
「なーんて。欲しい情報って、私に言えるようなもの?」
(-103) otomizu 2023/09/15(Fri) 3:31:27

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ

「俺こそお前が夜のお供が欲しいのなら、いつだってこの身は貸すさ」

抱きまくらになるような気分で貴方との添い寝の時間を告げればやってきた質問に片目を開ける。

「そうだなあ。一つは、……避難できる場所があるか、だ。
 アジトにいれば危険な目に合わないかどうか。
 お前やラウル達を守ってやれるかどうか。
 上の連中みたいに格闘が得意でもないもんでね、
 いざという時は俺のほうが足を引っ張るかもしれん。
 そういう時に情報は役立つ、逃げ道も戦い方も地の利をもって居るほうがずっと楽だ。
 そして、……その時はアジトや俺の傍以外の場所にお前たちは逃げなくちゃあならん。
 あくまで襲撃や非常事態の話だ」

まるで天災がもうじきやってくるかのような予言をすれば、極々真面目に避難訓練の話をする。
逃げなければいけないときは場所にこだわってはいけない、一つの縄張りにこだわり続けていれば身を滅ぼすと。

「何があるかわからん。
 今のうちにお前が安心できる場所はいくつも作っておけ。
 景色がいい場所でも好きな男の場所でも良い、金なら用意してやろう……別荘みたいなもんだな?
 帰ってくる家はここ、だからな」

だから、
この場所が安心できるか調べたい。

敢えてスパイや裏切り者を探すような言葉を貴方の上司は飲み込んで口に出さなかった。
(-105) toumi_ 2023/09/15(Fri) 5:08:37

【魂】 口に金貨を ルチアーノ

『そういうことは急に決めるな!』
『俺が行くことは知らせているのか?』

あくまで急かはこちらの都合ではなく、向かわれる患者側の話だ。
意識は今はどうだとか、見舞いの花はあって良いのかと尋ねながら時間は過ぎていく。

そうしてなんとか見舞いの時間までには都合はつけて待ち合わせ場所へと向かっただろう。
何やら疲れているようだが、しっかりと身嗜み整えて、まるで何処かへ出掛けていたような新品の服だった。
(_5) toumi_ 2023/09/15(Fri) 5:21:35

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ

>>2
「ヴィットーレ、いるか!」

#バー:Collare 、アジトで騒々しくなる開店前。
姿を見せていたマフィア側の男はいつも通り手をひらつかせ……ておらず、忙しない様子で現れた。

「急ぎ女に弁当作りたいんだが、何か余っていないか!」

無礼極まりないと思いつつ、この時間と事件のこともある。
目上に貴方に対してある種の信頼を持って真面目に頼みに来た。
(-110) toumi_ 2023/09/15(Fri) 6:34:54

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ

「一つしか離れてない上に、昔はただの暇つぶしをする相手でな。
 好き勝手に自分たちのしたいことをしていたよ、今とは違ってな」

友達の距離感だ、良くも悪くも互いに怪我がなければいいと。
楽しければいいと思っていた程度だったかと、続ける。
今はそのように砕けて仲がいいわけでもないのかもしれない。

「片方は知らんがテオドロには聞いてきてやろうか。
 次のあいつの休みに時間がもらえるんだ。
 他人に聞かれた方が話しやすいだろあいつも」

「まあ話したくないかもしれないけどなあ、いいかあ? お前の名前出しても」
(-111) toumi_ 2023/09/15(Fri) 6:51:51

【神】 口に金貨を ルチアーノ

>>G27 フィオレ

「ま、警察に喧嘩を売らなきゃいいさ。
 上司が責任とるような羽目は起こさんでくれ、……お前が怪我をすることも全部俺の責任だからなあ」

「何処に行っても構わんよ。
 ――だが、会う人間全て巻き込む可能性があることを肝に銘じておけよ」

本当の意味で貴方を不自由にする命令などしない。
だが、立場とその行動に意味があることを教えてやる。

「見つからんかったら、三日月島のアマラントはいいぞお。
 急に貸し切りに出来るような場所ではないが可愛い娘の頼みならわからん。
 マスターの筋力が黒眼鏡の旦那ぐらいあってなあ、腕相撲しているのを見てみたいぐらいだ」

何方かの筋力を知らなければ面白くないことを言いながらいつかのその時間を待つことになるだろうか。

きっとこうして余裕があるのもあと少しである予感がある。
だから別れ際に告げるのは日付はできるだけ早い方がいいというアドバイスだけであった。
(G28) toumi_ 2023/09/15(Fri) 7:35:35

【魂】 口に金貨を ルチアーノ

一人浮いている姿なのはいつものことだ。
表の顔が放浪息子は人目をあまり気にしていない。

「デートだ、野暮なことは聞くな」

「それにしてもエルは廃人が何も聞いてないと思ってんのかあ?
 起きたら全部覚えてるかもしれねえんだ、レディは丁重に扱え」

症状はいつかの状況とあまり変わっていないように感じた。
そうか、と小さく返しながら建物の中では静かに病室へと向かっていくだろう。
(_7) toumi_ 2023/09/15(Fri) 8:53:33

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「はー、なるほどな。
年齢が違えばそうも変わるもんか。」

自分たちとは違う在り方に
そういう関係性もあるんだなぁ、と頷いた。

「え゛。いや、うーん。
お前、そんなにテオと仲がいいのか?」

あのテオドロに、遊びに行く友人がいて
そしてそんな話も出来るほどなのか。

聞いてやろうか?という言葉に少し躊躇をしている。
(-120) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:25:45

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ

「……最近少し様子がおかしいんだけどな。
 歳が違うと、それぞれ悩みも変わるな」

お前の同僚だよと言ってやりたいがここで関係を明かすわけにもいかないので口を閉ざした。

「失礼な、……俺が仲良くない人間なんているものか」

自分たちの縁は内緒だったか? まあ、幼馴染にぐらいバレてもいいだろう。

「とーっても仲がいいお友達だがあ?
 酒もたまに飲みかわす程度だ、まあ、……お前が思うほど他人でもないさ」
(-123) toumi_ 2023/09/15(Fri) 9:42:28

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「様子がおかしい、な。気を付けとけよ。
最近は警察内部でも良くない噂が流れてる。」

「あらぬ疑いでしょっ引かれる、なんて。
今ならあり得てもおかしくないからな。」

貴方と同僚が幼馴染なんて知らないし
何なら、まだ法律が施行されるなんて知らない頃。

不安定な上層部を思えば、という
この男なりの気遣いを見せた。

「ふうん…だったら俺がお前に頼みたいのは1つだけだな。
さっきの事は別に聞かなくても平気だ。
それよりはアイツのことを、よろしく頼みたい。」

「そうやって話せる仲のいい友人が居るのは
アイツにとっていずれ助けになるだろうからな。」

自分の事はこれで良いのだ。
今の関係性がきっと互いに丁度いいと知っているから。
(-124) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:54:23

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ

「悪いことしてないのにつかまるのはごめんだよなあ、何事も。
 夜のお散歩も危ないんじゃないかあ?」

猫に餌をやっていただけの男は笑いながら大通りの方へと向かっていく。
少しずつ人と車の気配が増えてきて、薄暗い景色は人口の明かりで灯されはじめた。

「ほーう……成程な。
 そこそこ面倒な性格をしているなあお前も」

「言われなくとも仲良くするさ。中々気に入ってるんでなあ。
 だけど、あんたにしか聞けないことも言えないことだってある。
 お互い昔の縁ってやつはいい意味で利用していこうぜ」
(-130) toumi_ 2023/09/15(Fri) 11:21:04

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ

「見かけたのが俺で良かったな。」

例え猫に餌をやっていただけでも。
ある事無い事をでっちあげるような
そんな人間が居ない、とも限らない。
冗談めいてそんなことを言うだろう。

「そんなに面倒かね。
まあ面倒っちゃ面倒なのか?でも良いんだよ。
どうしてもってなったら利用するかもしれんが…
基本はこの方が良いのさ。程よい距離ってもんがある。」

からからと笑いながら、手を振るだろう。
貴方の忠告とも取れる言葉を聞いているのかいないのか。
少なくとも、それで改まるほど簡単な性格でもないようだ。
(-133) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 11:35:48

【人】 口に金貨を ルチアーノ

>>30 リヴィオ

「……丁度顔が見たい時に」

縁のある警察の知人が猫を見上げているのを遠目に見つけてしまった。
今日は予定が詰まっている、法案のこともあり通り過ぎるべきであるのに目に止まってしまったものだから足は自然に向かっていて。

「こういうのは近づいて来ないから向かうしかないぞ」

うまく行かないと逃げるがな、と付け加えて貴方の横に立った。
行く気は全くなさそうだ。

#路地裏
(32) toumi_ 2023/09/15(Fri) 13:20:12

【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ

『お休み以外にも余計な物が沢山降ってきますが』
『だからこそたまの休みくらい、
 有意義に使ってやるべきなんでしょう』

連絡を終えれば、腹も括ったものだから後は早い。

服を直感に任せて選んでは早々に支度を終えて、
約束の時間より明々白々に前倒しで着くだろう男は、
何処かで時間を潰すでもなく、ただじっと待っているつもり。

「……ただ遊びの約束を入れるのは何時ぶりだろうな……」

薄い色のジャケットにラフなジーンズを合わせた秋らしい装い。
表立って出掛けるとなれば意外と飾り気が湧いてくるもので、
相手とつり合いがとれていればいいんだが、くらいは考えていた。
(-161) backador 2023/09/15(Fri) 15:37:17