人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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【秘】 エウロパ → ユスティ



   「私は……いるだけで疎まれるんだ、って
    力を持っているだけで罪なんだと思ってた。


    
君に嫌われたと思ってたあの日からずっと。」


  
(-48) 2023/10/16(Mon) 19:16:47

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   
でも、違うんだね、って。

   安心したように笑うんだ。
   もうこれからは悲しい思いをしなくて済むんだ、
   その事実は私をすごく安心させてくれる。

  
(-49) 2023/10/16(Mon) 19:17:20

【墓】 エウロパ


 
   理屈じゃなくてやってみればいい。
   ユスティのおかげで火だけが消えて
   失敗だったはずの制御が小さな成功へと変わる。

   自分一人では絶対にこの感覚を掴むことは出来ない。

   以前モモイ先生が言ってたのは
   ユスティのことだったんだ、って。
   今更納得してしまうんだ。


  
(+20) 2023/10/16(Mon) 19:18:21

【墓】 エウロパ



   
「汲む、器……。


       そんなこと、できるの……?」

  
(+21) 2023/10/16(Mon) 19:18:41

【墓】 エウロパ



   疑問はすぐに消えていく。
   見せられた掌は、傷一つついていない。
   多くの魔力を受け入れたはずなのに、
   魔力が入りきらずに身体が壊れることはなく。

   器を大きくするまでにどれほど努力をしたんだろう。
   私が努力を怠っている間に
   一人で、どれほど頑張ってきたんだろう。

  
(+22) 2023/10/16(Mon) 19:19:29

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   「
ユスティはすっごく頑張ったんだね。

    君にできない事、なんて想像つかないけれど。
    
    私が出来るようになるまで
    傍で練習に付き合ってくれるんだもんね。

             
―――――心強いな。」


  
(-50) 2023/10/16(Mon) 19:20:00

【秘】 エウロパ → ユスティ




   このやり方ではいつか通用しなくなる。
   現実から目を逸らすつもりはないけれど
   基本を学んでいる間くらいは。

   君の努力と想いに
   甘えさせてもらうことになるんだろうね。


  
(-51) 2023/10/16(Mon) 19:20:39

【秘】 エウロパ → ユスティ



   自分の魔力が他と違うことも
   扱いを間違えれば危ないことも知っていて。
   
   前に手を離されたことだって忘れてないから
   自分から触れられずにいたのに。

   私の心が分かってるみたいに
   手を引かれて、頬に片手が触れる。


  
(-52) 2023/10/16(Mon) 19:21:12

【秘】 エウロパ → ユスティ



   
「じゃあ、これからは手を繋いでいい……?」


  
(-53) 2023/10/16(Mon) 19:21:33

【秘】 エウロパ → ユスティ



   微笑み返して、ユスティの掌を見ていれば
   そこには氷の花が咲く。

   私が渡せなかった思い出の花。


  
(-54) 2023/10/16(Mon) 19:22:07

【秘】 エウロパ → ユスティ




     
私が、あの日に渡したかった花。

 

  
(-55) 2023/10/16(Mon) 19:22:53

【秘】 エウロパ → ユスティ



   綺麗だな、って思ってたら
   ユスティが取り出したのは私の髪飾り。


   「ユスティが持ってたの?
    だから、あの時来てくれたの……?」



   てっきりどこかへ飛んで行って
   探せないと思ってたから
   ちょっとびっくりして
   つい、独り言みたいに呟いちゃった。

  
(-56) 2023/10/16(Mon) 19:23:19

【秘】 エウロパ → ユスティ



   君が咲かせた綺麗なスターチスは
   髪飾りを彩る星へと変わり、光を放つ。
 
   ……これって、
   君から髪飾りをもらったようなものじゃないかな?
   嬉しいな、もともと気に入って着けてたけど
   君が思い出を加えてくれたから。


 
(-57) 2023/10/16(Mon) 19:24:04

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「綺麗……。
    私のためにって、その気持ちが一番うれしい!


    ……どう、かな、似合ってる?」


   受け取った髪飾りを早速つけて
   少し首をかしげながら聞いてみるんだ。
   少し髪飾り変わったね、って
   もし他の誰かに言われたら
   恋人に作ってもらったんだ、って言おうかな。
   そんなことを考えながら。


  
(-58) 2023/10/16(Mon) 19:24:39

【秘】 エウロパ → ユスティ

  

   「やっぱりユスティは私にとって一番だよ。
    私ね、ユスティのことが―――――。」


  
(-59) 2023/10/16(Mon) 19:25:14

【秘】 エウロパ → ユスティ



   言いながら、手には魔力が集まっていく。
   あの日渡せなかった青紫のスターチス。
   あの時は一輪だけだったけれど
   想いの強さ故なのか、あのころとは違い
   花束となって私の手に現れる。

   
魔力愛情を注ぎ続ける限り決して枯れないスターチス。


  
(-60) 2023/10/16(Mon) 19:26:19

【秘】 エウロパ → ユスティ




    
「大好きだよ、これからもずーっと!」



  
(-61) 2023/10/16(Mon) 19:26:57

【秘】 エウロパ → ユスティ



   何度も何度でも、この想いを君へと伝えたい。
   花束を差し出しながら、満面の笑みを浮かべるんだ。



               
変わらない心を、君に。*


  
(-62) 2023/10/16(Mon) 19:28:02

【墓】 ユスティ



   「出来る確証はなかったけど

         なんとか乗り越えられたよ。」>>+21


(+23) 2023/10/17(Tue) 22:45:18

【墓】 ユスティ



   出来るかどうかを考えるより先に
   身体が動いていたのだと

   努力家だけが持つ成功への異様な執着が
   皆が不可能と思うことさえ可能に変える。

   生半可にやってきたつもりはないと
   その自信もエウロパには伝わっただろうか。>>+21


(+24) 2023/10/17(Tue) 22:45:35

【独】 ユスティ



   今の二人は鬼と金棒
   いつか鬼が金棒を振り回せるようになった時
   金棒はその役割を終えることになるだろう。

   しかし金棒がいくら研ぎ澄まされようとも
   鬼になれることは無い。

   
(-63) 2023/10/17(Tue) 22:46:32

【独】 ユスティ



   いつか金棒ボクが役目を終えた時。
   逞しく成長を遂げたキミに拍手と声援を送る
   最初のエキストラはボクであってほしい。

               今はただ、それだけ。


(-64) 2023/10/17(Tue) 22:47:08

【墓】 ユスティ



   「そう。

      それなら寂しくもないでしょ?」


(+25) 2023/10/17(Tue) 22:47:28

【墓】 ユスティ



   いつかは自分の魔力を正しく操り
   誰が相手でも制御しなければならない。


   それでも乗り越えるために今、
   独りにならないことが必要なら
   これくらいでバチは当たらないはずだ。



(+26) 2023/10/17(Tue) 22:48:14

【独】 ユスティ



   差し出した髪飾りは
   シトゥラから預かったものだった。

   あの日からエウロパのトレードマークが消えて
   あまりにもしっくりこなかったせいで
   ずっと探し回っていたのだが
   不覚にもシトゥラに先を越されてしまった。

   しかし当の本人はこちらと張り合う気など微塵もなく
   ただこっちが勝手に負けた気になっているだけで
   渡すのはボクであるべきだと譲られたというわけだ。

   
(-65) 2023/10/17(Tue) 22:49:49

【墓】 ユスティ



   思い出が詰まった髪飾り。
   二人の過去を鮮明に語れる唯一の生き証人。

   だけど今度はいままで通りじゃだめで
   皆変わっていかなければならない。

   それでも変わらずにありたいという心は
   あの日から変わらず輝き続ける思い出に添えて

   過去と今を愛するように花に飾って捧げよう。


(+27) 2023/10/17(Tue) 22:51:49

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「うん、似合ってる。

         ボクが思っていた以上だ。」


(-66) 2023/10/17(Tue) 22:52:17

【墓】 ユスティ



   せっかくだから彼女に似合うものにしようと
   夜通し考えていた結果が功を奏した。

   彼女を一度拒絶してしまった罪が消えなくとも
   これで彼女の助けとなれるのならいいと。


   贖罪にも似た感情に光を注ぐように
   エウロパの手に添えられた花束が美しく輝く。
   それはまるで花嫁に捧げるプロポーズのようで。


(+28) 2023/10/17(Tue) 22:52:58

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「…………普通、逆じゃないのかな……。」



(-67) 2023/10/17(Tue) 22:53:51

【秘】 ユスティ → エウロパ



   枯れることがないスターチスを手に
   秀才はその称号を手放し、恋人へと変わり。


         紅に染まる顔を伏せる恋人と

         満面の笑顔を咲かせる恋人の


         華やかな未来はこの先も続いていく。**



(-68) 2023/10/17(Tue) 22:56:07