■あらすじ
人類が宇宙に進出して数百年。
未だ危険と未知の領域が多い宇宙において、冒険者と呼ばれる職業が再び脚光を浴びていた。

冒険者の仕事は多岐にわたる。
危険な宇宙生物の討伐、惑星の調査や開拓、珍しい動植物の採取。
彼らは各地から届けられる依頼を受け、未知への期待と夢を胸に抱き宇宙へと漕ぎ出していく。

そんな彼らの拠点となるのが、ギルドと呼ばれる小規模なスペースコロニーだ。
文字通り冒険者の常駐宿であり、彼らへの依頼が持ち込まれる窓口であり、多数の情報が集まる場である。
ここ「星見の宿」も、そんなギルドの一つ。小規模ながら賑わっている平均的なギルドと言えるだろう。

そんな「星見の宿」だが、宇宙の危険はすぐそこに迫っていた。

■役職設定
PCは全員ギルド「星見の宿」に所属する冒険者となります。
顔見知りかもしれませんが、それ以上の関係ではありません（既知関係の構築は禁止です）。
原則として、冒険者同士の暴力行使は余程のことがない限りご法度とされています。
「星見の宿」の管理は全てアンドロイド達やダミーPCが賄っています。必要に応じて設備を生やしていただいても構いません。

・村人
特別な能力を持たない一般的な冒険者です。
設定はお任せしますが、役職者に近いような強い設定や他のPLに影響を及ぼす設定は禁止です。

・人狼
「人狼病」と呼ばれる病気に感染した者の通称です。
病とついてはいますが、正確には特定の寄生生物に体を乗っ取られた状態を指します。
これに寄生されると無性に人間の血肉が喰らいたくなり、強い殺人衝動に駆られるようになります。
寄生生物の駆除方法は確立しておらず、感染者を発見し次第殺害するほかない、というのが冒険者の間では常識になっています。

・占い師
選択した1人が、「人狼病」の感染者かどうか分かる役職です。
具体的な設定はお任せします。

・霊能者
処刑された人間が、「人狼病」の感染者かどうか分かる役職です。
具体的な設定はお任せします。
（人数次第では入らない可能性があります）

・狩人
選択した1人を、「人狼病」感染者の襲撃から守ることができます。
具体的な設定はお任せします。
（人数次第では入らない可能性があります）

・狂人
「人狼病」感染者の処刑に反対し、感染者の味方をする者です。
具体的な設定はお任せします。
（人数次第では入らない可能性があります）

■処刑襲撃設定
投票：基本的には、全員が持っている通信端末から専用のシステムにアクセスすることで投票を行います。
投票用の端末は星見の宿のロビーなど各所に設置されているため、そちらを利用していただいても構いません。
処刑：投票によって選ばれた人間が処刑室に送られます。処刑室にはアンドロイドが常駐しており、処刑対象の望む方法で処刑が行われます。
処刑室には別の人間が同行し、直接手を下すことも禁止されてはいません。
襲撃：「人狼病」の感染者が任意の人間を殺害します。
各部屋の出入りは2日目に盗んだマスターキーがあるため自由に行えます。