人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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【人】 4年 井田 嶺

[一歩後ずさる姿を、微笑んでみていた。

踏み出すこともなく、後ずさることもなく。
佇んだまま、立ったままで、のんびりと。

冗談だと思われてるかもしれないな。
これまでそんなそぶりはできるだけみせないようにしてきた。
部内でそんな話があると面倒事しか起こさないのだから。犬の字じゃあるまいし。]


 天音、知らなかったのか?
 世界って未知と驚きに満ちてるんだぞ。

[山に連れて行ってみたいな。
ふと、そんなことを思った。同じ道を通っても、そのたびに危険と驚きに死ぬほど苦しめられる場所に連れて行ったら、彼女はどんな顔をするのだろう。

あ、もったいないから後ろを向くなよ。]
(0) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:04:17

【人】 4年 井田 嶺

 天音が面倒くさくていろいろ抱えてるのなんかわかってるよ。
 そこまで鈍感だったら今頃手を引っ張って部室に戻ってら。

[山にプライバシーはない。そんなもの抱えたら死ぬ。
だから、山に狂ってる連中は、お互いの距離感に敏感だ。
これ以上は踏み込んじゃいけない、その距離感でお互いを預けてる。

踏み込みすぎてるよな。まさか街で死ぬ覚悟とかしてないよ。]


 俺が勝手に惚れた。
 天音がどうするかは自由。

 ただ、面倒くさいとか、厄介だとか、重いとか。
 そんなものだったら一切気にするな。俺は気にしないから。

[最初から答えを求めた言葉じゃないのだ。
告げた後のことはそのときに考える。ザイルを切られたらその時はあきらめるだけだ。
「相手を巻き添えにしなくてよかった」。それでいい。]


 俺はそろそろ戻るけどさ。
 どうする?

[それだけいって後ろを向く。そこまでどうこうできるわけがないだろ。
―――となりにいてくれれば、嬉しいけどな。
*]
(1) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:04:53
4年 井田 嶺は、メモを貼った。
(a2) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:06:31

【人】 4年 井田 嶺

[しょうがないだろ。惚れたんだから。
惚れた事実は、面倒だとかそんな話で消えるものじゃないんだよ。

重荷とか、危険とか、苦労とか、
そんな、あるかわからないものを考えて諦めるわけがない。
そこで諦めるんだったら、最初から挑みなんかしない。
未知と驚きを恐れるんだったらシェリル・ストレイドはパシフィック・クレスト・トレイルを歩きとおさなかっただろう。それと同じ。

それに。]


 リスクとリターンって釣り合う物だろ。
 天音に惚れるならそのくらいのリスク、払うのが当然だと思うけどな。

[背中に感じる視線に、歩き出そうとした足を止めた。]
(14) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:52:03

【人】 4年 井田 嶺

[一歩、二歩、踏み込む音がする。

いつもの天音なら、そこから踏み込まない。
後輩の天音はそういう距離感のはずだ。
近すぎず、遠すぎない。その距離を崩さない。]


 いい加減寒いしな。
 観たい映画も溜まってるんだよ。

[引っ張られた袖を見て。
肩を竦めてから歩き出した**]
(15) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:52:23

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 そういうこというならな。

[袖を引っ張っていた手を、そっと。
解いて、自分の手で触れる。]


 手ぐらい握ってから、言えよ。
 
そのくらいの距離は、許してくれるだろ?


[いつもよりも、ちょっとだけ近い*]
(-2) MakotoK 2020/11/13(Fri) 0:53:13

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

[ 裾を握った手を解かれて、
 ぴくりと、肩が微かに揺れて、

 それでも、それは怯えではなく。]

   じゃ、手が冷たいので……温めて、下さい

[ 口調は、いつもの生意気な後輩だったけど。

 恐る恐る、というように
 そっと指先を伸ばして、――――絡めた。]
(-8) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 7:08:27

【人】 4年 井田 嶺

― 昨夜 ―

[どこか緊張して、言葉に詰まってる天音に。
指一本分だけ距離を離そうかと考えて。

考えて、やめた。
この距離じゃないと、受け取れない。]


 どこかのお姫様が屋上まで来たからな。
 思ったより探し回って、遅くなっちまった。

 見つかって、良かったけどさ。

[夕闇を超えて、もう夜だ。
のんびり、映画でも見たい。]
(40) MakotoK 2020/11/13(Fri) 8:29:41

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 俺の手も冷たいぞ。
 天音が温めてくれ。

[いつものラフな接し方。
いつもより気を遣わない、雑な口調。

絡んだ指を、自分の指で、しっかり。
絡んだまま緩く握って。冷たい手だけど解くつもりはない。]
(-9) MakotoK 2020/11/13(Fri) 8:30:15

【人】 4年 井田 嶺

 片付けなら一応やってはおいたけどな。
 戻ってきて食ってる連中もいたから、残りは軽くやればいいさ。

[部室までの道すがら、天音の歩調に合わせて歩きながら。
本当ならこういうときは全員帰るまで見守るってのが先輩らしいんだろうけどな。
流石にいろいろありすぎて疲れた。

部室にどれだけの人が残っていただろうか。
できるだけ、明日来た人が苦労しない程度には片づけをして。
来た時よりもだいぶ軽い荷物を持って、いつものように部室を後にした。*]
(41) MakotoK 2020/11/13(Fri) 8:30:35

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 
[いつもと違うとしたら、ひとつだけ。

―――部室から少し離れたらもう一度、指を絡め直した、くらい。*]
(-10) MakotoK 2020/11/13(Fri) 8:31:19

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

[ いつもようで、いつもと少し違う。

 距離と一緒に、少し変化した関係に、
 ふふっと思わず、笑いが漏れてた。]

  しょーがない先輩ですね
  あっためてあげます

[ 緩く絡んだ指先から、
 ひんやりとして冷たさを感じたけれど、
 二つの温度が触れ合えば、じわりと温かくなってくる。

 少しだけ、握り返す。
 ――振り払ったり、しませんよ、
]
(-30) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 18:36:23

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

[ あ、というのは、
 別に、約束を忘れてたからじゃない。

 もう一度、指に自分と違う温度を感じたからだ。
 いやじゃないけど、まだ、少し慣れなくて
 ――気恥ずかしくて


 誤魔化す様に、質問をしただけです。]
(-31) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 18:36:34

【人】 4年 井田 嶺

― 昨夜 ―

 そりゃよかった。
 俺もそういう気取った呼び方はまっっったく慣れてない。

 天音、でいいか?

[そ知らぬふりをして、隣の後輩>>64に告げる。
呼び方はわかればいい。そこに居るか、それだけがはっきりしていれば。

―――少しだけぬくもりを持った手を、握りながら。
]
(75) MakotoK 2020/11/13(Fri) 19:23:24

【人】 4年 井田 嶺

[ところで。
ラプンツェルの話は、ディズニーの映画だけじゃなくグリム童話のほうをゼミで調べていたことがある。
物語の改変ってのは意外と経済学に繋がるのだ。

だから。
呼び方にこだわりはないけれど。
そんな髪長姫の名前で呼ぶ相手は天音くらいしか想像ができなかった。
 天音が塔にほかの男を招き入れてるところも、
  自分がほかの塔に招かれることも想像したくはないな。
*] 
(76) MakotoK 2020/11/13(Fri) 19:24:16

【人】 4年 井田 嶺

― 帰り道 ―

 ……どーすっかな。
 映画観ようっていってたけど、もうだいぶ遅いしな。

[すっかり夜だ。これから映画鑑賞をしていたら、下手したら深夜になりかねない。
とはいえ。]


 少しだけ俺の家寄っていくか?
 コーヒーくらい出すから、少し話そうぜ。

 どっちにしろ、送ってはいくから。

[流石に無理をさせるべきじゃないよな。
頭をかきながら、少しだけ我儘な先輩でいようか。]
(77) MakotoK 2020/11/13(Fri) 19:24:55

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 
 ……もう少し、一緒に居させてくれよ。

[今日の風は冷たいな。
頬が赤くなってる気がするけど、きっと寒さのせいだ。] 
(-35) MakotoK 2020/11/13(Fri) 19:25:43

【人】 4年 井田 嶺

― 朝 ―

[ぼんやりした頭で起き上がる。
ぐるりと首を回して、欠伸を一つ。

睡眠時間が少ないのには慣れてるけど、今朝はとりわけ頭がはっきりしない。
気分だけは、とてもいいのだけど。]


 ……ゼミ、行くか。
 まだ時間あるし商店街でも覗いていくかな……

[ぐっぱー、ぐっぱー。
自分の手を握って開いて、握って。
のそのそ出かける準備をしながら、思う。

――部室であうとき、どんな顔してたらいいんだろうなあ。*]
(88) MakotoK 2020/11/13(Fri) 19:44:46

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

 
           
 ――― はい、


[ 薄暗くて、頭の位置が
 私の視線よりも大分上の方で良かったのか、悪かったのか。

 頬の赤さに気付けば、揶揄う言葉の一つでも言って
 誤魔化せたかもしれないけど。

 そんな余裕はなくて。
 一言、小さな声で、肯定を返すのが精一杯だった。

       ――――恋なんて、しないって思ってたのに
*]
(-45) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 20:39:54

【人】 4年 井田 嶺

― 昨夜 ―

 じゃ、いくか。

[手を引いて。
ほの明るい灯りの中、ゆっくり歩く。
いつもと少し笑い方の違う天音と二人で。

ま、そりゃ笑い方も変わるよな。
これだけいきなりいろいろあって、いつもどおりでいられるほうがおかしい。
俺だって、浮き上がっていいのかわからないくらい動転してるのに
。]


 あ、そうだ。
 わかってるって知ったうえで意地の悪い先輩だから言うんだけどな。

 変なこと、するつもりはないよ。今のところは。

[見上げる顔をちらりと眺めて。
くすりと小さく笑って。
そんなに遠くもない自宅まで、少し凸凹な関係のままで、歩いていこうか*]
(105) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:02:24

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

― 自宅 ―

[ぱちり、灯りをつける。
ただいま、山道具とモニタとベッドくらいしかない麗しの我が家。]


 狭いけど、適当に座ってな。
 何探してもいいけど、山道具は刃物もあるから触るなら気を付けてな。

[さて、飲み物でも淹れるか。
湯を沸かそうかと思って、
手を離したくないなあ、なんて思ってしまって。

やかんくらいしか使われていない台所で、火をかけた。*]
(-51) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:03:07
4年 井田 嶺は、メモを貼った。
(a11) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:03:46

【赤】 4年 井田 嶺

― 最初の映画?>>*12

 最初、なあ。

[うーん。どれになるのかな。]

 たぶんそのまえにもいろいろ観たりはしてるんだろうけど、さ。
 映画ってことを意識してみた最初は、多分『博士の異常な愛情』。
 親が借りてきたやつだけどな。

[いうまでもない、巨匠キューブリックの遺した傑作ブラックコメディ。
イカレた行動をする車いすの博士。一体なんの博士なのかは観てのお楽しみ。

時代背景をもとにしたブラックジョークの数々に、ものをしらない子供のころはげらげら笑い。
多少は知識が付いたころに観直した時は笑いながら唖然とした。ここまでやっていいのかよ。

思えば、あのころから地味でニッチな映画に惹き込まれた気がするな。*]
(*21) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:17:35

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

― 先輩の家 ―

[ 他人のテリトリーに入るのは、
 やはりちょっと尻込みをするのだけど。

 パチリと、明かりがついた部屋は、
 私にはよく分からない山登りに使うであろう道具。

 それに、モニターとベッド――これは、うちにもあるぞ。

 先輩の部屋だな、って感じ。
 先輩の匂いが……するな、とか言ったら、おかしいかな。
 たばこの匂いが、混ざった。そんな匂い。

 そんなことを考えてたら、頬がまた熱く感じて、
 片手で、ぱたぱたと自分に風を送りながら、
 部屋の中を見渡していた。]
 
  はーーい、

[ 良い子の返事をして、
 やかんを火にかける、様子を見守っていた。

 ふと、思い出して]

  先輩の家の冷凍庫って、隙間あります?

[ そういえば、せっかく作ったが、
 渡してなかったと思って、お台所事情を一端を聞いてみる。*]
(-55) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 21:28:47

【人】 4年 井田 嶺

― 商店街 ―

[角のパン屋で買ったコロッケサンドを齧りながら、ぶらぶら歩く。

正直、買い物をしに来たわけじゃない。
商店街で買い足すものはコーヒーくらいだし、それはもう済ませた。
山から降りてきた後は少しばかり浮世だった気分になる。落ち着かせるのに、この自然と人工のごった煮めいた商店街はちょうどいいのだ。

観慣れた映画を眺めて、この商店街を歩く。
だいたいこのルーチンで、街に暮らす普通の人間に戻る。そんな気がする。]


 なにかアートフェスでもやるのかね。

[普段なら不愛想なシャッターがふさぐだけの店に、桜や紅葉や、はたまた一目ではわからないような多彩な色が散っているのを見て、少し鼻を鳴らす。
にぎわうならいいことだ。お気に入りの場所がただ寂れるだけってのは、やっぱり寂しい*]
(115) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:32:06

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 冷凍庫?

 そうだなあ。
 優しい後輩が、わざわざリクエストを聞いて作ってくれた料理が入るくらいには隙間があるな。

[換気扇をつけてその下で煙草に火をつけながら。
煙が細く、そのファンに吸い込まれていく。

実際のところは冷蔵庫も冷凍庫も隙間だらけだ。
料理はしないし、入ってるものはペットボトルとコーヒー豆くらい。]


 あとは、可愛い彼女が何かをいれる隙間っていうなら、そりゃいつでも作るぞ。
 どうせ山に行く前にはほとんど空っぽにするんだ。

[しゅんしゅんと声をたてるヤカンを下ろして、のんびりコーヒーを落とす。
煙と混じる匂いに、自分の部屋にいる気分がようやくしてきて。

慣れない話だ。ここにいるのに天音の声が聞こえるなんて。]


 使うなら、いくらでも使っていいぞ。
 ただし料理道具は山用しかないからな。

[マグカップを二つ。
自分の分と天音の分を持って、その目の前に。*]
(-58) MakotoK 2020/11/13(Fri) 21:41:29

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

 
  
、……そーですよ、
  わざわざ作ってきてあげたんですよ

[ まったくもってその通りなのだが、
 言葉にされると、なんというか、恥ずかしい。

 生意気な口調で、誤魔化しながら
 隙間があるという冷凍庫に、タッパーを二つ置く。
 ――鰤のソテーとタラの野菜あんかけ>>0:574>>0:575
 ――ちなみに、冷凍5日は、美味しいはず


 隙間があると、いうか。
 殆ど、隙間だな。

 まぁ、帰って来たばかりだから、そういうものか。
 と、しげしげと人様の冷凍庫を眺めていれば]
(-62) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 22:18:12

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

 
  …………なんで、もう。

[ そんな意識させるような言い方をするのか。
 "可愛い彼女"と言う単語に、頬を染めながら、眉を下げる。

 平静さと、取り戻そうと、
 料理のことを考えよう。]
(-63) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 22:18:15

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

 
  先輩、炭水化物、嫌なんでしたっけ
  普段の主食、何食べてるんですか?

[ 料理をしている時だけは、平和だったから。
 包丁持っている相手を、殴る馬鹿はいない。


 料理は、心を落ち着けてくれる。
 映画は、心を癒してくれる。
 翻訳は、心を教えてくれる。

 私が、心を失わなかったのは、それらのおかげだった。]

  お、ありがとうございます

[ 目の前に差し出されたマグカップを
 そっと両手で受けとった。

 熱い珈琲を一口、啜る。
 喉から、胃へと落ちていくと、思いの外
 身体が冷えてたのに気づく。

 胸の奥も、手も、温かったから、気づいてなかったや。]
(-64) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 22:18:19

【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺

  
  山用って、どんなのなんでしょう?
  普通の調理器具とかとは、やっぱ違うんですか?

[ アウトドアとか、あんまりした記憶がないから
 どんなものなのだろうと*]
(-65) kasuga_2jp 2020/11/13(Fri) 22:18:22

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

 知ってるよ。部室で片付けしてるときに見たしな。
 わざわざありがとな、天音。

[知っていても嬉しいものは嬉しいのだ。
けれど、それを悟られるのはちょっと気恥ずかしい。
いまさら恥ずかしがる必要があるのかって言われると微妙だけどな。

ふっと天音に向けた顔が、朱に染まっていて。
気恥ずかしいのは、そりゃ俺だけじゃないか。]


 なんでって、可愛い彼女だからだよ。
 事実は認めるほうなんだ。
(-68) MakotoK 2020/11/13(Fri) 22:37:43

【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花

[コーヒーを一口流し込んで、気分を落ち着ける。
山で飲むコーヒーほどじゃないけど、部屋で飲むのも落ち着くにはちょうどいい。]


 炭水化物が嫌ってわけじゃないぞ。
 先週一週間、インスタントの雑炊とフリーズドライの米とクスクスしか食ってなかったから他のものが食いたくなっただけ。

[食い物に頓着はない。
ないけど、山を下りて人間に戻ってきたら、そりゃ飽きるって感情も戻ってくるのだ。

山にいる間は、心はそちらに奪われてる。
ひとでいる余裕は、あんまりない。
天音の笑顔だけは、いつでも忘れなかったけれど。
]


 薄くて重ねられるコッヘルとか、他のことにも使えるサバイバルナイフだな。
 あとコンロは手のひらに収まるようなストーブだし、そもそも料理らしい料理しない。
 だから、こっちいる間は天音のつくってくれた料理食わせてくれ。

[いくつか棚からとって、とても調理器具には見えないような道具を取り出す。
山の荷物は軽さが第一。
湯が沸かせて、手袋したままパッケージの封があけられりゃ充分調理道具だ。*]
(-69) MakotoK 2020/11/13(Fri) 22:38:33
 




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