人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 イツキ

……そだ、次の絵のモチーフは、狼にしよ。
(0) 2021/02/27(Sat) 6:58:41
到着: アカネ

【人】 アカネ

あなたの絵、今度見せてくださいね。
(1) 2021/02/27(Sat) 7:01:24
到着:矢川 蛍

【人】 矢川 蛍

[最近の私は本当についていない。

 幼馴染の恭介にバレンタインに告白して、ふられた。
 元クラスメイトからちょっと気持ち悪い告白を受けた。
 更に隣のクラスから恨みごと混じりのラブレターを貰った。
 その一連のことでバイト先を変えることになったし
 恭介は私を振って、恋愛対象として見れないって言って

 ……他の子とお付き合いを始めた。
 うん。
 モテるやつだから、今までだって恋人はいた。
 でも長く続かなくて、別れるたびに慰めて
 その中でも深く深く傷ついていた時に
 私と恭介は体の関係を繋いでしまった。
 それに後悔はないけれど、
 それから何度も体を重ねていたのに恋人関係になれず
 恋愛対象として見られることがなくて
 告白して、振られて、その次の週には
 他の子とお付き合いを始めていたのには流石に

 ……流石に、ショックだった。]
(2) 2021/02/27(Sat) 7:23:03

【人】 矢川 蛍

[好きだから、大切だから、
 いい加減な気持ちで付き合えないって言ったのに。
 私が誰かとエッチしてたら妬くと思うって
 そう言ってたのに。


 ……振られたその日、私は、一人で泣いてたのに。
 恭介に恋人がいるなら、私はいつだって
 距離を置いていたのに。
 恭介の幸せを誰よりもきっと願っているのに。]
(3) 2021/02/27(Sat) 7:23:25

【人】 矢川 蛍

   ……恭介の、バカ。


[あれから毎日。
 隣の家から恭介が出てくるよりも早く
 登校時間が被らないように
 下校時間も被らないように
 だってお隣だから時間が被れば
 自然と登下校を同じにしてしまうから。
 そんなふうに気を遣って
 恭介たちが幸せに長く続くように気を使う。

 結局私は恭介にとって
 恋愛のスタート地点にも立てなかったことを知りながら
 幼馴染の幸せを願い続けるのは少し辛くて、
 一人の登下校中、誰かに会うまでは
 私の顔は少しばかり沈んだものだったと思う。**]
(4) 2021/02/27(Sat) 7:23:47
矢川 蛍は、メモを貼った。
(a0) 2021/02/27(Sat) 7:24:14

到着:上原 隆司

【人】 上原 隆司

[上原隆司は取材を終えて街を歩いていた。
 時刻は夕方。学校ならちょうど下校時間だろうけれど、会社に戻ればもう一仕事ある時間。
 すぐに会社に戻るよりは、どこかに立ち寄って一服したい。それが常の行動だった。
 というのも、取材の内容で気が重くなるからである。

 上原が所属する会社の都合上、取材の内容はいつも恋愛絡みのゴタゴタが主。
 浮気、不倫、ストーカー、寝取り寝取られ、その他諸々の「事実は小説よりも奇なり」を地で行くようなエピソードの数々を、実例として知っていた]
(5) 2021/02/27(Sat) 11:14:38

【人】 上原 隆司

[上原はその手の話題にハマれない性分だった。それが良かったのか悪かったのか、自分では判断しかねていた。
 ひとつひとつの話題に入れ込むことがない反面、取材をするたび「面倒くさい」という感想が湧いた。

 ――こんな話題を好き好んで読むって、どんな奴らなんだ。

 そんな疑問を抱きながら、日々記事を書いていた。
 上原の記事は何種類かのウェブメディアに載る。そういう話題を手軽に読みたい層が複数いるのだろう。
 人気のある話題なのは知っていても、それを好む人物像は把握しきれていなかった。各メディアのターゲット層を指示されているにも関わらず、ピンとこなかったのだ]
(6) 2021/02/27(Sat) 11:15:04

【人】 上原 隆司

[そんなわけで上原は、道を歩きながら行き先を考えていた。今はなんとなく、お気に入りの喫茶店に行きたい気分だった。

 レトロ喫茶『ハーモニー』
 執事やメイドが出迎えてくれる店だが、近年流行の媚びた店とは一味違う。“カフェ”ではなく“喫茶店”――そういうこだわりを感じる、言わば純正喫茶店だった。
 メニューも上質で、行けばいつも心が安らいで、取材帰りに足を運ぶことが多い店だった。
 もし上原の担当が街中の喫茶店紹介だったなら、迷わず取材していただろう。

 思考にその店があったせいなのかどうか。
 進行方向に沈んだ表情の女の子を見かけたとき>>4、上原の脳裏ですぐに彼女のメイド服姿が浮かんだ。
 取材相手が土日休みなことが多いせいで、上原の出勤日には必ず土日が含まれていた。その帰りにハーモニーに立ち寄ると、よくいる子だった]
(7) 2021/02/27(Sat) 11:15:32

【人】 上原 隆司

[彼女の名は何だったか、と上原は考え込んだ。
 仕事について詳しく語った記憶もなく、話すことがあっても世間話程度だった気はしている。
 それでもハーモニーに行って彼女がいると何となく嬉しくなる。上原にとって彼女はそのくらいには顔馴染みだった。
 もっとも、彼女にとっては大勢いる客の一人かもしれないのだが。

 どう声をかけたものかと上原は思案したが]


  お嬢さん、いくら?


[とりあえずからかってみるか、という悪戯心が湧いた。
 なんで落ち込んでいるかは知らないが、下手に気遣うより、反発を招いたほうが気も紛れるんじゃないか――そんな捻くれた心情が働いた末だった]**
(8) 2021/02/27(Sat) 11:15:53
上原 隆司は、メモを貼った。
(a1) 2021/02/27(Sat) 11:16:21

【人】 矢川 蛍

[最近、ほんとうについていない。
 挙げ句の果てに援助交際してるような子に見られたか!>>8
 びく、と身をすくめると共に嫌気がさす。
 まさか自分に声をかけたと思いたくなくて
 背後を振り返ってもそれらしい姿は私しかいない。


 ……ああもう、ほんとうに!]


  あの、私、そう言うんじゃないんで……。
  その、失礼します。


[それでも律儀に返事をしてしまうのは
 私に話しかけて来たと判断したからだった。
 無視してしまうのはなんだか怖いし、申し訳ない。
 そんな、此方を買おうとしてる相手に甘いかもしれないけど
 私は無用なトラブルはこれ以上避けたかった。

 けど、顔を上げて相手を見ると見覚えがある。
 ハーモニーに時折やってくるお客さんの一人だ。
 それに気づいて目をパチパチ瞬かせる。

 そして、そのまま不機嫌を隠さずに眉を寄せた。]
(9) 2021/02/27(Sat) 11:40:36

【人】 矢川 蛍

  店長に伝えておきますね。
  最近客層悪くなって来てませんか?って。


[何せ、例の元クラスメイト。>>2
 人が恭介と体の関係にあったのに
 恋愛感情を持たれることがなかったと愚痴ったら
 羨ましい、と口にしていた彼もハーモニーの常連だ。
 仔細は省くが、結局は自分となのか誰とでも良いのか
 体の関係が羨ましいだけだろこのむっつりめ! と、
 ハーモニーを辞めることにした直接の原因である。

 その彼も、目の前のこの人も。
 ……良いお客様だと思っていたのに。

 男はこんなんばっか、にならなかったのは
 恭介の存在がきっと大きい。
 サッとスマホを取り出して
 手早くハーモニーに電話をかけようとした。**]
(10) 2021/02/27(Sat) 11:41:04

【人】 上原 隆司

>>9 >>10律儀に返答してくれた彼女は、明らかに怒りを向けていた。
 上原はそれを確かに感じ取って、苦笑して肩をすくめた]


  ごめんって。からかっただけだよ。


[悪気はあったが謝ることにはする。傷つけようと思ってしたことではなかったからだ。
 それに、彼女が己を仕事先の客と認識してくれていると上原は気付いた。彼女が覚えていてくれるのに、そのまま去る気にもなれなかった]


  なんかあったのか?
  落ち込んでるように見えたが……


[果たしてこの状態で話す気になってくれるものなのか。疑問は感じつつも問わずにいられず、気遣うような声を投げた]**
(11) 2021/02/27(Sat) 11:55:33

【人】 矢川 蛍

[まあ、本気で通報も告げ口もするつもりはなかった。
 それでも最近その手の話題に敏感だから
 過剰反応を示したかもしれないのは否めない。
 だから、謝罪の言葉を聞けば小さくため息をついて
 スマホをポケットにしまい直す。]


  冗談に聞こえないからやめてくださいね。
  ……まあ、落ち込んでると言うか……。


[成る程、落ち込んだように見えたから
 発破をかけられた、が正解のようだ。>>11
 それでもタチの悪い冗談に思えたけれども。
 けれどそれを問われると口籠ってしまう。
 そんなに私は、見える形で落ち込んでいたのかと
 目の前の彼によって伝えられたも同然だったから。]
(12) 2021/02/27(Sat) 12:27:32

【人】 矢川 蛍

  バレンタインに告白して、振られたんです。
  恋愛対象に見れないって。見たことないって。

  で、その人は今新しい恋人と仲良くしてる。
  そんな、よくある話なんです。


[相手が誰かなんて言わなかった。
 若しかしたら、恭介がコーヒーが苦手なくせに
 別れて落ち込んでいる時に限って珈琲を飲みに来てたから
 そんな時に親しく話してはいたから
 誰か、なんて姿は思い浮かんだかもしれないけれど。

 ほんとうによくある話、と苦笑いを浮かべる。]
(13) 2021/02/27(Sat) 12:28:04

【人】 矢川 蛍

  アイツが失恋した時は毎回慰めてましたけど
  私が失恋しても、相手がアイツだから。
  自分でしっかり消化しないといけなくて、
  今はまさにその最中ってわけです。


[お高いに大切で、お互いに近すぎた幼馴染。
 その存在を想って、私は強がりながら笑みを浮かべた。
 さっきより、少し貼り付けたお仕事用の笑顔を。]*
(14) 2021/02/27(Sat) 12:29:37

【人】 上原 隆司

>>12「冗談に聞こえない」と少女に言われ、上原は苦笑いを維持することになった。買いそうに見えると言われたようなものである。
 とは言え、自業自得である以上、言い訳を重ねようとはしなかった]


  バレンタインか……そういや、そういう時期だな。
  ……青春だねえ。


[想いが叶うのも叶わないのも、恋敵が身近にいるのも、学生時代ならではという印象を受けた。
 それでも、告白して振られたならまだ割り切りようがある気がしてしまうのは、そこまで辿り着けなかった思い出のせいだろうか。

 >>13彼女の片想いの相手としてすぐに思い浮かぶ相手はいない。喫茶店で苦い思いを晴らそうとする人はいるだろうけれど、それが何かまでいちいち聞き耳を立てる趣味はこの男にはなかった]
(15) 2021/02/27(Sat) 15:50:32

【人】 上原 隆司

  へえ、んじゃ、何かおごろうか。
  どこかで一服しようと思ってたところなんだ。


>>14女子学生の失恋の消化に良い方法は、簡単には出なかった。
 が、もし飲んだり食べたりで気が晴れるなら、少しばかり付き合っても良いかと思った。不愉快な思いをさせた詫びを兼ねて。

 行き先を「どこかで」と濁したのは、失恋の痛手を自分の職場で話す気にはならなかろうと思ってのことだった]**
(16) 2021/02/27(Sat) 15:50:53

【人】 矢川 蛍

[買いそうか、そうでないか。
 そこまで彼のことを知らないのは確かだった。
 それは私が今、さまざまなことをネガティブに
 受け取ってしまうからこそだったかもしれない。]


  ……やっと、スタートラインに立てたと思ったんです。
  アイツの目に、私を恋愛対象にする可能性を
  映すことができたって。

  でも、……スタートラインに立てたかどうか。


[直後、別の恋人が隣にいた。
 スタートラインではなくて、離れるきっかけに
 なってしまったのかもしれないとすら思う。
 小さくため息をついては肩をすくめた。
 けれど、続けられた言葉に目をパチリと瞬かせる。]
(17) 2021/02/27(Sat) 16:42:31

【人】 矢川 蛍

  ふふ、慰めてくれるんですか?
  たしかにこう言う時には思い切り泣くか
  大声出すか弾けるか美味しいものを食べるかして
  気を紛らわせるのが一番ですもんね!

  んんー、でも。


[きっと良い人なのだろう。
 揶揄い方はちょっと身構えてしまう類のものだったけれど
 店員とお客さんの関係なだけなのに
 こうして話を聞いて、気を紛らわせる
 そのお手伝いをしてくれようとしている。

 しかし、このまま甘えてしまうわけにもいかない。
 何せ、彼はお客さんとしか知らない。
 なんとなく仕事の内容は喫茶店の中で行われる
 それだけに関してなら察していたけれど、何となくだ。
 つまり、彼のことはほとんど知らない。]
(18) 2021/02/27(Sat) 16:43:08

【人】 矢川 蛍

  私、穂含高校二年、矢川蛍です。
  吹奏楽部所属、バリトンサックス担当です。
  オジサンは社会人のかだと思いますけど、
  女子高生とデートして……大丈夫です?


[思ったよりも若いかもしれないけれど、
 ついそんな言い方をした。
 一緒にどこかで奢ってもらったとして
 誤解する相手はいないのか。
 そうして困ることはないのか。
 相手の顔を覗き見た後、にこりと笑った。]
(19) 2021/02/27(Sat) 16:43:29

【人】 矢川 蛍

  大丈夫なら、喜んで。


[きっとハーモニーでも、どこででも。
 だから場所は彼に任せて、隣を歩こうとする。
 落ち込む以外にも最近気持ちが落ちていたから
 誰かの隣を歩けるだけで、心強かった。*]
(20) 2021/02/27(Sat) 16:43:52

【人】 上原 隆司

>>17誰かの恋愛対象に、なれるかなれないか。ひとえに相性としか言えない問題だ。それでも頑張ろうとしたらしい彼女が想いを叶えられなかったことが、上原の目には眩く映っていた。
 真剣に恋をしようという気が、久しく無かったからだろう。

 >>18“デート”に前向きな言葉を重ねながらもどこか警戒する様子も、生真面目さを感じて心地よく映った。
 とはいえ]


  オジ……。


>>19高校二年と自己紹介されると、上原は少し意外そうに彼女を見つめ返した。
 未成年には見えたが、大学生か専門学校生か……そのくらい、彼女は少し大人びて見えていた]
(21) 2021/02/27(Sat) 17:51:30

【人】 上原 隆司

  矢川さんね。俺は上原隆司。ライターやってる。

  デートは大丈夫だろ。
  取材相手が若いお嬢さんなのはよくあることだからな。


[何か疑惑の目で見られたときには取材だったと言っておけばかわせる、と上原は考えていた。
 もっとも、デート扱いして困ることはせいぜい年齢差ぐらいなのだが。
 >>20隣を歩こうとする彼女を見て]


  行き先のリクエストはあるかい。
  俺が行こうとしてたのはハーモニーだったが、
  職場にプライベートで行くのは嫌じゃないか?


[念のために問いかけた。
 彼女が嫌がらないなら、上原はそのままハーモニーまで共に歩くだろうけれど。
 もし矢川の望む店が他にあるなら、共にそちらへ向かうことになるだろう]**
(22) 2021/02/27(Sat) 17:51:54

【人】 矢川 蛍

  ……思ったよりも子供でした?


[うちの高校は私服だから、
 JKであることを主張できる制服がない。
 だからもう少し年上に見えたのかと眉尻を下げた。
 JKは流石にダメだろうか、犯罪の香りがして。
 けれど、事実自分はJKなのだ。
 普段から幼馴染のお姉さん役だったり
 生真面目キャラにされたりしてきて
 年齢より老けて見られがちだったけれども。
 しかし、年齢に臆することなく
 上原さんが此方とのデートを承諾してくれたなら
 ぱっと顔が綻んだ。けれど。]
(23) 2021/02/27(Sat) 18:41:00

【人】 矢川 蛍

  ああー、ハーモニー。
  プライベートで行くのは良いんですけど、
  そうなるとなんで上原さんと一緒だったんだ〜って
  色々聞かれちゃいそうで。


[プライベートで食べに行くことはある。
 けれど、その隣にいるのが幼馴染や友人ではなく
 一般的なお客さんの上原さんで、かつ、
 奢ってもらうのは説明に困ってしまう。
 失恋の話は流石にしていない。
 常連さんの一人に絡まれたから辞める話をしてるので
 下手したら彼を巻き込んでしまうことになる。

 ……元クラスメイトの彼は、
 プチストーカーぽく感じていたからの
 判断だったけれども。]
(24) 2021/02/27(Sat) 18:41:14

【人】 矢川 蛍

  上原さんが私の恋人とかじゃないから
  ハーモニーはやめたほうが良いかも?

  ちょっと、常連さんに変な絡み方されて
  ハーモニー辞めるって相談してたから
  上原さんに疑惑の眼差しがむきそうで。
  だから別のお店にしませんか?


[もしそれに承諾してくれたなら
 他の場所にあるコーヒーショップにでも行って
 コーヒーとチーズケーキをお願いするつもりだ。
 どうしましょ、と再び判断を委ねる。
 迷惑をかけるつもりはなかったから。**]
(25) 2021/02/27(Sat) 18:41:30
 




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