人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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メイジ商人 ミロク
ニエカワ諦念 セナハラ
フジノ商人 ミロク
ロク商人 ミロク
ミロク商人 ミロク
セナハラ商人 ミロク

処刑対象:ミロク、結果:成功

[犠牲者リスト]
セナハラ

事件:幽界の歪み

本日の生存者:メイジ、フジノ、ロク以上3名

(n0) 2021/07/07(Wed) 21:02:15



タマオは、空を見上げた。それだけ。
(t0) 2021/07/07(Wed) 21:32:47

【見】 流転 タマオ

 己は昨年の秋ごろに初めてこの村を訪れた。なんとなしに乗った自動車の行き着いた先。次はここに居付くことにしよう。これまでと変わらず軽い気持ちでそう決めた。

 己は何故に己が未だこの世にあるのかを知らない。己は気が付けば人々の記憶に己の存在を刷り込むことが出来たし、ちょっとした幻覚を見せることも出来た。他にもけっこう色々とやれる方だと思っている。正直便利だ。

 もっぱら、このどうしようもない寂しさを埋める為にそれらを行使している。己の個として残っていたのは“博”という名のみ。姿も覚えていないが、右目の翡翠はいつも変わらない。己はこの目が好きだ。
(@0) 2021/07/07(Wed) 22:02:14
タマオは、目玉が青いから、玉青と名乗る。
(t1) 2021/07/07(Wed) 22:02:21

タマオは、幽霊だ。この村へ来る前から。
(t2) 2021/07/07(Wed) 22:02:35

【人】 被虐 メイジ

病院に避難してから、幾度目の時が経っただろう。
……メイジには、もうわからなかった。
雨脚も弱まり、風が落ち着いた空模様を眺める。

ふと窓にうつった自分の顔が、別人のように見えた。
(0) 2021/07/07(Wed) 22:15:02
メイジは、今日も生きている。
(a0) 2021/07/07(Wed) 22:16:11

流転 タマオは、メモを貼った。
(t3) 2021/07/07(Wed) 22:24:50

【人】 遊惰 ロク

 間借りしている病室にて。
 ベッドに腰掛け、音が弱まった外の方へ視線を向ける。
 閉め切られた儘の雨戸。
 外の様子は、何一つ窺い知ることが出来ない。

 手持無沙汰、右手は耳介を弄っている。
 幾らも開けた穴を埋める色取り取りの耳飾り。
 白く光る小さな石はそこに無く、穴が一つ、空いた儘。
(1) 2021/07/07(Wed) 22:31:33
ロクは、今日も死んでいない。
(a1) 2021/07/07(Wed) 22:32:10

【人】 焦爛 フジノ

ミロクの死体を、見つけて。
どれぐらい時間が経っただろう。

フジノは部屋でひとり、硬いベッドの上。
雨風の音はだいぶ、収まった。
……それを差し引いてもここは、こんなにも静かだっただろうか?
昨日、あの部屋には何人集まったっけ?

腹の膨らみを撫でながら。
フジノはぼんやりと窓から外を見つめた。
(2) 2021/07/08(Thu) 1:14:10
フジノは、今日も生かされている。
(a2) 2021/07/08(Thu) 1:34:58

【人】 遊惰 ロク

 いつかの様に、空のタライを持って二階をふらつく。
 弱まった雨風の合間を縫って、滴る雫の音が聞こえる。

 意味も無く、雨漏る箇所を一つ一つ順に巡る。
 その内の幾らかは新たに修繕されていた。
 ――誰が、いつの間に。
 その答えをとうに持っている様に思われて、
 けれどもしかし、未だ認め切れずにいる。

 伸びる廊下、フラリフラリと歩を進め乍ら、
 躊躇いじみた間を置いて、それから開く扉があった。
 開けようとしない扉があった。

 何かを、誰かを。
 避けながら、けれどもどこか探している様な足取りで。
 男はタライ一つ抱えて彷徨っているのだった。
(3) 2021/07/08(Thu) 2:34:13
は、メモを貼った。
2021/07/08(Thu) 7:26:13

タマオは、独り言を聞いて思考した。
(t4) 2021/07/08(Thu) 21:02:11

【見】 流転 タマオ

 己も己でどれだけ嘘をついてきただろう。この病院に来てからだけでも十指に余るほどだと思う。己を本官と指すだけでも数は増えるのだから。

 舌先三寸、二枚舌。己の言葉はきっと羽根よりも軽い。
 
(@1) 2021/07/08(Thu) 21:03:13

【人】 焦爛 フジノ

ひたひたと足音を立てながら病院の中を回る。
初日は、人がたくさんいると、思ったのに。

いつの間にか、人はどんどん消えていた。
あの嵐の中、他に行くところなんてないはずなのに。

皆どこへ行ってしまったのだろう?

「……だれか、いないの?」

ぽつりと零した言葉は雨風の音にも消されず、静かな部屋の中に響いた。
(4) 2021/07/08(Thu) 21:55:47
タマオは、「あ。はい、いないです」 通り過ぎざまに言うだけ言った。
(t5) 2021/07/08(Thu) 22:07:12

フジノは、誰かにとても軽い返事をされた気がした。かる〜い。
(a3) 2021/07/08(Thu) 22:09:53

村の更新日が延長されました。

タマオは、「あ、リョウクンお話出来ていて嬉しそう。よかったー」みたいなことを考えた。
(t6) 2021/07/09(Fri) 13:32:43

タマオは、気付かれない内にそっと去った。
(t7) 2021/07/09(Fri) 13:33:13

タマオは、天井の雨漏りを修繕している。85くらいの技量が必要だ。修理ロール18
(t8) 2021/07/09(Fri) 20:21:31

タマオは、はちゃめちゃに厳しい感じだったのでそっと床にタライを置いた・・・・・・・・・。
(t9) 2021/07/09(Fri) 20:22:28

【人】 被虐 メイジ

雨風が弱まろうとも、助けがすぐ来る保証もない。

メイジは調理室でなにかを焼いている。
以前、それをやっていたセナハラの代わりをするように。
調理台に並ぶは、一夜干しの肉だった。



「……あ。焦げたかも……」


前に食べた時と同じにおいが漂う。
見様見真似。火加減はよくわからなかった。
(5) 2021/07/09(Fri) 20:53:42

【人】 遊惰 ロク

>>4
「オハヨウ、お嬢サン」

 ポツンと佇む少女の背後から声を掛ける。
 これまでと変わらぬ笑い顔、軽快な調子で。

 
一つ深く息を吐いた事、それが震えていた事。
笑い顔をシッカリ作ってから声を発した事。
それらは全て、少女の視界の外での出来事だ。
(6) 2021/07/09(Fri) 21:01:27

【人】 焦爛 フジノ

>>6 ロク
くるりと、振り返る。
ここ数日で聞き慣れた声。見慣れた姿だ。

貴方が視界の外でした行動の意味など、少女に知るすべはない。
ただ貴方がいた事、返事が来た事に安堵したような表情を浮かべただけだ。


「おはよう、ロクさん。
……他の人は、見なかった?」

皆どこに行ったのだろうと、がらんとした病院内を見回す。
昨日、ミロクがあんな事になったばかりだというのに。
(7) 2021/07/09(Fri) 22:10:34

【人】 遊惰 ロク

>>7 フジノ
 見てねェなァ、と答え乍ら、釣られた様に辺りを見回す。
 
少なくとも、生きている人間の姿は周囲に無いだろう。


「……散歩がてら探しに行くとするかねェ」

 距離を掴み損ねている様子で、
 提案とも独り言ともつかぬ言葉を吐いた。

 少女と面と向かうのは、商人の遺体を前にして以来だ。
 あの時は会話どころでは無かったから、
 もう一つ遡れば無暗に怖がらせてしまって
>>2:104
以来。

 どことなく、気後れしていた。
(8) 2021/07/09(Fri) 22:57:21

【人】 焦爛 フジノ

>>8 ロク
そう、と短く答えた。
……姿が見えない人々が、どうなっているのか。
薄々想像がついているのかもしれない。

「うん。探しに……あっ」

ふと思い出したように顔を上げ、ちょっと待っていてほしいと一旦離れる。
戻ってきた時、手の中には貴方が先日フジノにかけた上着があった。

「上着、ありがとう、ございました。
……あの時は、何もできなくて、ごめんなさい」

貴方の気後れするような雰囲気も気にせず、
気を遣ってくれてありがとうと告げ、上着を返しただろう。
(9) 2021/07/09(Fri) 23:39:38

【人】 遊惰 ロク

>>9 フジノ
 言われた儘、少女のことを待って。
 返ってきた上着を受け取り、袖に腕を通す。

「おれこそこんくらいしか役に立てねェで。
 ……なにかしようなンざ、思わねェでいいンだよ」

 それに、と付け加え乍ら、
 自然な仕草で少女の頭にポンと手を置く。

「お前サン、なんにもしてねェこたねェよ。
 ホラ、はじめにあのひと見つけてやっただろ」
(10) 2021/07/10(Sat) 10:41:08

【人】 焦爛 フジノ

>>10 ロク
「ううん……あのままだと、ずっと、ただ見てるだけで何も、動くこともできなかった、だろうから。
ロクさんのおかげで、落ち着けたし、助かった、よ」

ぴくりと肩が一度跳ねたが、それだけだ。
反射的に身構えてしまうのはどうしようもないけれど、貴方がフジノに向かって挙げた手をそのまま振り下ろす人ではない事を、わかっているつもりだ。

「そう、かな。そうだと、いいな。
……ひとりだと、寂しい、ものね」

腹をそっと撫でながら呟くように言う。

会話している内に、調理室から先日と同じ匂いが漂い始めただろうか。 >>5
(11) 2021/07/10(Sat) 11:22:15

【人】 遊惰 ロク

>>11 フジノ
 つい置いてしまった手と、跳ねる少女の薄い肩。
 その反応が反射的なものだと察すれば、
 浮かしかけた手でそっと一度、緩く撫でた。

 それから手を離し、上着のポケットに突っ込み。
 漂う匂いの方向へ顔を向ける。

「……お医者サンかねェ。
 ゴショウバンにあずかろォか、お嬢サン」

 そう言ってフラリと歩き出す。
 
――そんなことを言い乍ら、
この男はここに来てから殆どものを食べていない。
(12) 2021/07/10(Sat) 11:55:30

【人】 焦爛 フジノ

>>12 ロク
おとなしく撫でられる。
またこの感覚には、慣れない。いつか慣れるだろうか?

「そう、だね。
 ……お腹が空いたままだと、生きられないもの」

腹を軽く擦り、貴方と共に調理室へ向かっただろう。
(13) 2021/07/10(Sat) 12:32:42

【人】 焦爛 フジノ

>>5 >>13 【調理室】
そうして、二人は調理室へやってきた。
先日と同じ匂い。焼かれている肉は余っていたものだろうか?
焼いている人間は、先日と違う。

「……今日は、メイジが焼いてるんだ、ね」

先生はどこへ行ったのだろう。
室内を見回した。姿は、見えないように思う。
(14) 2021/07/10(Sat) 12:40:25

【人】 被虐 メイジ

>>14 【調理室】

メイジは、ぼんやりと火を見つめていた。
また肉を焦がしそうになったところで、
やってきたロクとフジノの二人に顔を上げた。

「他にやるひと、もういないだろうから」

小さく呟いて、首を傾げる。どこか無機質な動き。
皿に焼かれた肉を置いた。

「たべにきたの?」
(15) 2021/07/10(Sat) 14:01:04

【人】 遊惰 ロク

>>15 【調理室】
 少年の口振りに疑問を覚え、
 何とはなしに出入り口の辺りを見る。

「……お医者サンはいねェのか」

 それから、皿に置かれた肉、少年の仕草を見て。
 ニカリと笑みを浮かべてこたえた。

「そうだなァ、腹ァへっちまった。
 おれもひと切れ、もらっていいか?」

 
……それが“何”の肉であるか、少年がした事。知っている。
全てでは無く、憶測も多分に含むけれども。
(16) 2021/07/10(Sat) 15:55:16

【見】 流転 タマオ

「あ」

 間の抜けた声がこぼれた。手術台の上のもの、置いたままでいいのかなこれ。

「本人は忙しいだろうしな」

 先に見た彼らは、ずいぶんと話に花が咲いていたように思う。水を差す程の用でもないが……。

「とは言え、流石に把握しているか」

 危惧をしているのは事情を知らない者に見つかることだが、その可能性を考慮していないわけがない。セナハラは抜かりない方の部類だ。当然、教えているはずだ。

 その上でこの状態で置かれているのだから、彼をこの状態にした者には問題ないと判断されたのだろう。
(@2) 2021/07/10(Sat) 16:08:39
タマオは、手術室を去った。杞憂だったなー。
(t10) 2021/07/10(Sat) 16:09:11

【人】 被虐 メイジ

>>16 【調理室】

「そう"ここには"いないよ。
 もし会いたいなら、オレ"どこにあるかは知ってる"よ」

その意味をこの場にいる人間なら、察せるはずだ。
ロクがどれだけの事情を把握しているかは知らない。
ただメイジは、隠すことも、嘘をつくこともしないつもりだ。

薄く切られた肉が乗った皿を差し出す。

「どうぞ」

メイジは淡々と自分のぶんの肉を口にし始めた。
……少し、焦げ臭かった。
(17) 2021/07/10(Sat) 17:14:13

【人】 焦爛 フジノ

>>16 【調理室】
昨日焼いていた先生は、どこへ行ったのだろう。
……いいや。どこ、だなんて。聞かなくても、答えてもらわなくとも、どうなっているかはなんとなく、わかってしまう。
なら、この病院で生きているのはきっとこの三人だけなのだろうと、わかってしまった。

「……そう、だね。それもある、かな」

膨れたお腹を擦り、頷く。
食べられるものは食べておかないと、いけない。

それが何の肉であるか、まだ確証を得てはいないけれど。
(18) 2021/07/10(Sat) 18:00:54
 




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