【人】 一年生 篠田 小牧[何かが落ちた日から。 私は無意識に先輩を目で追ったり。 隣を歩く時、少しだけ距離をつめてみたり。 誰かが貴方を名前で呼ぶのを聞けば羨ましくなったり。 目が合うとでも、赤くなってそらしたり。 涼しくなってくる頃、手の甲をちょん、とぶつけてみればそれは繋がる事はあったかしら。 静かに降り積もったそれに、『 』と名付けていいのか。 ただ言えるのは。 ふとした時にぽろりと言いそうに何度もなっていたのよ。] (67) もやむ 2021/07/28(Wed) 7:51:00 |