【神】 警部補 添木>>G52 鬼走【3日目 朝 旅館】 「弱音で、本音だよ。そんな薄弱なものに、あんたが真面目に付き合ってくれたから、俺はここまで来れたんじゃん」 添木は逆に、ある意味、公平なところがあった。 身内とすれば、誰でもいい。 それが、初めて偏り始めたのは、ある意味あなたの生き方に影響されたからだ。 「じゃ、お相子だね。じゃあ余計にやめて。ちゃんとするから。――ははっ、あぶな!」 大体、このやりとりも何度目かだ。 攻撃が来るのは想定していたらしい。「いってぇ〜」、と笑いながら、 「いいよ?公私混同。しなよ。俺はずっとそうしてるし」 (G62) aoyagisan 2021/08/16(Mon) 13:07:33 |