人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「最悪……」

最高の嫌がらせを受けて、酷くげんなりした様子を見せた。

「俺は学校に行かせてもらえなかっただけ。母さんが行くのを嫌がったから……その母さんは今精神科に入院してるよ」

判決の際に母親との会うことを禁じられた事を説明して、ちらりとあなたを見た。面会を禁じられたということは、ここに来る原因となった事件において、母親が酷く悪い関わりをしているという証左だ。

「願いってのは……母さんへの面会の許しを一度だけでいいからもらうこと」

叶うかどうかは、わからない。
(-94) 2021/10/04(Mon) 0:18:19

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤


「言われるまでも。
なして仕込むかな企画が企画だから以上にないだろうけどさぁ


 は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。キレそう(キレてないです)

「……何? 今の内に言いたいことがあるなら聞くし、
 言われたいことがあるなら言ってやるけど」

 普川の言う今の内は、通常の形態に戻るまでの間のことだ。
報酬はまだもらっていない。
(-96) 2021/10/04(Mon) 0:21:51

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「――時間が経てばどうにかなるように見えなくもないが」

面倒だな、それは。
酷く、面倒だ。なまじ理解が出来る部分と出来ない部分があるが故に。

「なんで会いたいんだ……?
手紙や言づて。写真等で済む話にはならないのか。
それとも、出会って殺しでもしたいのか?」

この最中も素崎の喘ぎ声が漏れている。
そうリピート再生だ……最近のビデオカメラは多機能である。
(-98) 2021/10/04(Mon) 0:28:12

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤


 制服の胸ポケットから錠剤のシートを取り出し、一つ舌に乗せたところだった。ごく軽い、催淫剤の類。

「――っ、」

 不意を突かれ、布団の上。どさりと尻もちをついて、天井と少年の顔を見上げることになる。
 含んだ薬を飲み下し、舌打ちを漏らした。
(-100) 2021/10/04(Mon) 0:31:33

【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「壊れた心と性癖と……両方まともにならなきゃでてこれないなら、あの人は一生病院の中からでられないんじゃないのかなと思うよ」

多分ね、と付け加えて呟く。
刑罰を受けない代わりに入れさせられた病院は、檻と何ら変わらないだろう。

「会わないと何も確かめられないから……かな。
 俺もまだ、トラウマが解消したわけじゃないけど……それでも少しは―――――…………。

 …………。
リピート再生はやめてくれないかな


遠い目になった。
(-101) 2021/10/04(Mon) 0:46:43

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「先に一つだけ教えて」

「置いていくのって、さみしかった?」

「しなくていいなら、したくなかった?」
(-102) 2021/10/04(Mon) 0:56:20

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「俺から言っても、あまり参考にはならないと思うが」

――――独り言になりそうだ。
彼はどうやったら救われるのかわからない。

「事情を知って、手助けしてくれる人間が後ろに一人居るだけでも変わるだろう。
母親がお前を愛してきても、逃げられる場所。
母親がお前を見なくなっても、行ける場所だ」

だから独り言だ、俺が欲しいとおもった人間の話だ。

「少しは融通聞かせられるように俺から頼んでやってもいい、俺は、まあまあ貢献した方だからな。
そうか、まあ、……お前が一番素直に抱かれてくれたからありがたくてだな。大事にまた見ることにする」

薬剤テロという広範囲攻撃により―――貢献度は高い。
そして謎の好感度も高かった、よかったね。素崎くん――。
(-105) 2021/10/04(Mon) 1:00:55

【独】 0043 榊 潤


独り言だ。
半永久的に異能をかけられ、制限されてる身。
この事実だけで犯罪にも思えるのに。
異能の原因である叔父は捕まらない。

今頃何処に逃げているのだろう。
ペットに首輪をつけているつもりなのか?
躾と変わらないのだろうか。
所有物である俺は、
普通に生きることすら許されないのだろうか。なんて。

少なくとも自分の"誰かに決めつけられた生き方"は。
――世界にみとめられている。
俺に向けられた異能を裁く法がどこにもない。
異能のせいか、文句を言える口もない。
なんて馬鹿げた話だろうか。

せめて愛せていたら、これぐらい。
何も不満に思わなかったのに。

愛させてくれないんだ。
(-106) 2021/10/04(Mon) 1:03:11

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「さみしくなかった」

――真だ。

「したくなかったなんて考えたこと無かった」

――真だ。

「だけど、今は、きっとそう思っている。
 誰かさんに弱音を吐くぐらいには、俺は終わりたくなかったよ」

死んで消えた方が、よっぽどでは無いかと思うほどには。
残して、何も出来なかった事実が残るのは。
それを償えないのは、償いたい自分で居られないのは。
嫌だな、と思った。
(-107) 2021/10/04(Mon) 1:06:08

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


「言いたいことはないが。
 言われたいことはある……」

だがそれを言いたくは無いな。十分言ってもらえているのだが。

「俺を助けてくれるのなら。
 もう少し手を貸して欲しい……?」

これは言いたいことではない。
言われたいことで間違いではない。

知られたくないことの二つ目じゃないだろうか。
ちなみに知られたくないことの三つ目は、あのキッチンでの情事が想像以上悪くなくて困ったことだ。
(-108) 2021/10/04(Mon) 1:09:09

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤


「え、何? 榊さんのこと知って僕に出来そうなことなら勝手に
 僕なりにやってく気だったけど、なんか具体的にあるん」

「手を引かれて、答えたから。それなりにするさ」

 それで? あなたの胸中なんてなんにも知らずに、自身の当然を放り投げた。
(-110) 2021/10/04(Mon) 1:29:23

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

今この瞬間に様々なことが脳裏によぎった。
ここで南波や普川を呼んだら、それこそ秩序が乱れる酷い祭りが繰り広げられるのではないだろうか。
この黒塚はいい餌になり得るのではないだろうか。

だが、収集が付かないどころか、自分自身まともで居られる気がしない。
だから、口元に薬を含んで、お前に口づけた。

それは、液体だった。
口内の熱と、お前の熱とで、生ぬるく、互いの口を汚し喉元までやってくるだろう。


「――いい子で眠れ、愛しき出演者。
俺がその舞台を見下ろしてやる。お前を持ち上げて、飾ってやる」


まぶたがだんだんと落ちてくるだろうか。
襲いかかるのは眠気だ。
はらりと、眼帯をあなたの前では外して。
また酸素を奪うように口づけて。
耳と首元を一度だけ撫でれば、暗闇へと誘う。

(-111) 2021/10/04(Mon) 1:48:57

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「A drowning man will catch at a straw.
誰でもいい、俺を眠らせてくれ」

どうせなら今だけは俺の舞台に、引きずり下ろしておこうか。
お前の主張は受け入れてやる分、眠ってその快楽を享受していろ。


「ああ、やっぱり――黙っている人間は。
目を閉じて眠っている人間は、愛おしいな」


そういや、誰にも理由を語ったことが無かったか。
まあ、いい。
せめて俺の代わりにでも願いを叶えて、勝手に悦に浸らせておくれ。
(-112) 2021/10/04(Mon) 1:51:19

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


「―――……」

「人殺しは、良い奴だとおもわないんだが」

「人を殺すことは、悪い事ではないと思うんだ」


どっちも変わらない、と人はいう。
言葉に含まれた悪意と、理由が全てだろう。
許される、殺しがあっていいのだろうか。せめて、これだけは。


「だから。
 俺がいなくなることを、今だけ一緒に恨んでくれ」


負の感情を抱くことは面倒くさいだろう。
だが、"普通に愛すこと"よりは。
簡単でそれらしくできるんじゃないかと、投げかけた。

想像以上に、今の俺からいうべき言葉はなさそうだった。
――どうしてかわからないが、届いてしまった。
次もきっと、明るい部屋は俺は気に入るだろう。
(-113) 2021/10/04(Mon) 2:31:29

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤


「え? 急に何の話さ。
 だからに繋がる理由もようわからんけど、
ああいや、んー……?


「…………」

「とりあえず言うんは、そうね。っていうのかな。
 わるいことじゃないよ、わるいことじゃないのを
 思ってるから、僕は今ここにいてて」

多分、壮汰くんにとってはいいことだった。そう信じてる。

「そうなあ、僕は君を死なす誰か何かを恨むよ。泣いてやるとか、そういうんはないけど。そういう事実が来るのが決まってて、それが来るんは、いやだなあ」


 すい、目の前まで来て。踵を床から離して。
(-114) 2021/10/04(Mon) 2:58:17

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「ありがと、潤ちゃん」

“だけど、今は、きっとそう思っている”


 同じ事、君も思ってくれてたかな。
 ずっと“靖史”が 理由もわからないまま居なくなった時、
 辛くて悲しくて迷子になって、

 

「全部、思い出した」


“誰かさんに弱音を吐くぐらいには、”


 君が彰人くんに、姿を現すのを避けていたのに話しかけていたのは、
 多分後悔も心配も、罪悪感もあったから故の、つまりは、僕の為だった?



「思い出しても、まだこうして君と対話し続けられている」

“俺は終わりたくなかったよ”


 僕があの頃、君の気持ちを理解できていたなら、別れる事はなかったのかな。
 それを嘆くには遅すぎたけど、嘆く事ができるそれを、教えてくれた人がいた。


 ▼
(-115) 2021/10/04(Mon) 4:07:18

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「それが凄く幸運で、恵まれていた事を。
 今の俺は“理解”できる」

記憶を思い出すと言うのは、もっと劇的なものかと思っていた。
例えば、叫び狂うとか、衝撃に耐えきれずに自殺するとか。

──実際、その未来も普通にあっただろうな、と。
どこか他人事のような気持ちで、あり得たであろう自分の末路の一部を俯瞰した。

「話してくれてありがとう。そう思わせてごめんね。
 俺、もう潤ちゃんを悲しませたくない。だから、もう泣かない」

記憶を取り戻した事による、他者から見える劇的な変化はない。
故に、早く泣き止むのが、君を安心させられるのではと。
その不安を取り除く方法は、まだ未熟な俺にはそれしか浮かばなかった。

だから、代わりに笑顔を浮かべ返した。
(-116) 2021/10/04(Mon) 4:08:17

【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「事情……」

ここを出ても近くに居てくれそうな人は、居る。
事情を少し話した相手は、居る。
だけどよくよく考えればそれは同一人物ではなく、なんとなく、頭が痛くなった気がして額を抑えた。

「外に出ても一緒に居てくれる親友ならできた。
 アイツと俺は似た境遇だけど……明確に違うところがあるから、全部話すのは難しいな」

決定的な違い。
夢助は父親を愛している。
だけど俺は、母親を愛しながら、畏怖しているんだ。

「母さんを嫌いになることは出来ないけど……、愛されなくても一人で生きていけると確かめたいんだ。今の母さんをこの目で見ないと……俺にはわからないから」

だから、一度でいいから会いたいのだ。
今、あの人がどんな状態なのか目に焼き付けておきたくて。

「自分の権利は自分のために使いなよ。俺もまぁ、少しは貢献できてると思うし……。
 だいたい数より貢献高いと思わない? 罰ゲーム受ける必要もない俺がキミにハメ撮りされたんだよ」

大事に見なくて良いんだけども。
少しだけ、ハメ撮りを許した事を後悔せざるを得ない。
(-121) 2021/10/04(Mon) 8:14:14

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

「……死にはしない、終わるだけだ」

何度も言い聞かせた。いなくなる、わけじゃないと。

「なかったことには、ならない」

何度も言い聞かせた。だけど到底、自分でも受け入れられない。

「過去はなかったことにはなれない」

何度も言い聞かせた。それは、真である。

「この俺が、……」

「……、また俺が実ったら」

次こそ俺を構築するすべてを思い出す。
だからそのときは、酒でも奢れ。
いやだと、代わりにいってくれる声が聞けただけで。
きっと、成功だ。普通ができなくとも、成すことができた。

時間を与えてしまうが、大丈夫だろう。

俺か俺であることの、種は蒔いた。

帰る場所が、あることは悪くないな。榊潤。

そこは誰か特定の場所ではないが、この喜劇を耕したかいがあった。
(-142) 2021/10/04(Mon) 18:20:22
榊 潤は、普川 尚久の左瞼に口付けを送った。
(a47) 2021/10/04(Mon) 18:21:12

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


その日は、あなたに眠らされずとも心地よさそうに。
明るい部屋の中で、深く深く。
誰かに起こしてもらうのを待つかのように。

あなたの音を聞いて。

「……おやすみなさい、ご機嫌よう」

榊潤は眠りについた。
(-143) 2021/10/04(Mon) 18:24:05

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「……悲しくなんて」

通り越した、とは言い切らないが。
お前のほうが随分厄介なものに捕まってるじゃないか。

「とんだわがままをこちらも押し付けていた。
お前が笑えているのなら、少しはましだというものだ」

他人の不幸を見ていると落ち着くな、自分のことが些細に思える。
他人が大変なのを見ていれば、本当にこれは。
些事であったのだと、思い知らされる。

「……靖史」

「また、苗字に戻ったら。
しつこく怒ってくれ」

厄介事が嫌いな俺が起こしたミスが、今となっては合図になってしまう。
(-144) 2021/10/04(Mon) 18:33:45

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「だから、」

だけど、じゃない。
これを必然思おう、作られた舞台ではなく新しい確かな再演だ。

「お前にまた会う日まで」

笑えているといいな、悩んでる姿は似合わんぞ。
次はお前を可哀想だと思わないことを祈っている。

たとえ、記憶が戻らなくてもこの際、どうでもいい。

この世界が正しくないことを、
お前が、改めて俺に思い出させてくれた。

それだけで、俺は俺の世界を取り返しに行く。
(-145) 2021/10/04(Mon) 18:34:57

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「……よかったな?」

(ハメ撮りの)出来栄えよくて。

「そうか。お前も外出てくるのか、……たまには会いたいな」

なんだか珍しそうなこの男から出てこなさそうな言葉が飛び出して。

「性欲処理に困らなさそうで」

最悪な言葉を付け加えて。

「……せいぜい、嫌がるか酒か食事でもおごれるぐらいになっているといいな」

社会に生かされることを。
社会に生きることを許される人間で有りたいと思う。
ここには、閉鎖的な世界にいた人間が多すぎる。
(-147) 2021/10/04(Mon) 18:44:45

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「またな、素崎」

お前とは、またあと数度の別れをするが。
きっとお前は、傷付きはしない。
だが、またか。といい、"またか"と、落胆をして。

今日のことを思い出すのだろう。

それは、きっと、榊潤にとって心地よいいことになる。

「今日もいい夢が見れそうだ」

この日は眠らなかったか。
眠りたくて影によって眠らされた日だった。

「お前も風呂は入れよ。
補助してやるほど年寄りではないだろう?」

ひらりと手を振って、ご機嫌よう。
背を向けて、部屋を出ていくために歩き出した。
(-148) 2021/10/04(Mon) 18:45:08

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤


 少年の胸を突き飛ばす。口元から飲み込み切らなかった液体が垂れる。
 いくらかの文句を口にしたろうか。
 起き上がることはたぶん、叶わなかった。

 じき、重くなる瞼に抗えず、抗わず。
 吐き出す息ごと吞み込むような口づけを拒む力も失せ、齎されたぬるい眠りの中へ沈んでいく。

 後のことをその眼で見るのは共演者と、モニター越しの観客。
 この男が目覚めるのは、この一幕が終えられてからのことだったろう。
(-149) 2021/10/04(Mon) 19:11:34

【人】 0043 榊 潤

目が覚めた、看守に頼んでキッチンを借りていた。

誰に食わすわけでもないのに、適当なパンを作っていた。

誰もいない食堂を見た。
誰もいない談話室を見た。

ひどく違和感を感じて、首を傾げて。
これは叔父に作ってあげたときの癖だろうか、と思い出す。
家事をすべてやっていたときの癖。

片付けも、食事も、外で買い物もさせてもらえなかったから。
家にあるもので何かを作らなければならなかったときの知恵。
(30) 2021/10/04(Mon) 20:57:15

【独】 0043 榊 潤

『潤は優れている』
異能を自覚していないのに。

『潤は賢い』
お前のためにしか動いていないのに。

『『潤は』』
会いたい二人はもういないのに。


また彼らの声がリフレインして、
(-163) 2021/10/04(Mon) 20:58:33

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「いいよ」

“靖史”やすしじゃなくて、ちゃんと“靖史”やすふみって呼んでね。ふみちゃんでもいいよ。それ、俺個人が付けて貰った名前だから」

「名字とか、戸籍に登録されてる“靖史”やすしだと、俺が愛した人の方になっちゃうんだよ。だから、言われなくても怒るよ。
『あれだけ言ったじゃん!』ってさ」


 “再演”と言う事は、つまりは一度幕引きだ。“終演”が訪れる。

「俺本当は物凄く執念深いから。
 
“ただしい人”のまま生きるの、認めるつもりないから」


「それを腹立たしいものだと、最初に教えられた潤ちゃんの事、置いていくつもりもないから。嫌って言われても助けにいくから」
(-164) 2021/10/04(Mon) 20:58:34

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「だから、今度会った時は、」


「半端に俺に
       
希望を与えた責任を負って貰うので」

「半端に私に

 

「証明に付き合って貰うよ。俺達に見つけられるべき──
 
“ただしい”と違う、新たな“答え”希望がこの世界にあると」




   「またね」
   
『さよなら』
(-165) 2021/10/04(Mon) 20:59:18

【人】 0043 榊 潤

「……」


足音がした、振り返った。
いつの間にか同室にされたやつだろうか。
この間適当に犯したやつだろうか。
やかましく笑いながら騒いでるやつだろうか。
笑って。真面目で。個性が強い。あいつ等だろうか。


「……食べるか?」

なんて、声をかけた。
なんだか、無性に美味いオムライスが食べたくなってきた。
(31) 2021/10/04(Mon) 20:59:20
 




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