人狼物語 三日月国


97 【R18ペア村】Decision【完全RP】

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[犠牲者リスト]
リット

二日目

本日の生存者:アレクシア、アンドレアス、ガラーシャ以上3名

【人】 学生 ガラーシャ

― 酒場 ―

[そして、べろべろである。
今日ぐらいは、飲んだっていいだろう。
祝っている。
祝っているけど、やけっぱちでもあった。

また、さすが常連らしき人が多いだけあって店の食べ物が美味しい。
ついつい、食べ物を頼んでしまえば、併せて飲み物を頼んでしまうのであった。]


ちゃんと、僕、お金持ってますから…ね。
大丈夫、です、よー


[潰れたらまともに金も払えない。
わかってはいるけど、完全に飲み過ぎていた。
へらへらしながらも彼の横顔を見ながら語り出す。]
(0) 2021/09/30(Thu) 0:11:25

【人】 学生 ガラーシャ

 
ね、ずっと前の…ことですけど。
アンディさんに、砂漠で精霊みた話、したじゃない…ですか?

その時、アンディさん、本物だったらいいなって。
誰に何言われてもいいって。
それで、お礼を言えなかったのが残念だったって。
言ってくれたん…です、よ。

お礼を…言えなかったのが、って。
それ、もう、本当に、あの光が、精霊だって、前提じゃないですか。


[どこか気恥ずかしさが残っていたのか、彼の顔から視線を外し、前に戻した。]
(1) 2021/09/30(Thu) 0:13:23

【人】 学生 ガラーシャ

 
本当に、嬉しかった。
あんなこと、言って貰ったの、初めて…でした。
じいちゃんだって、優しいから、すごいとか、よかったとかは言ってくれるけど…
お礼を言えない、って。
何だか、貴方の中でも、僕の見た精霊が、生きているんだって、思ったら、何か、初めての、変な気分だった。
でも、嬉しかっ…た。
こんなことが、あるんだな、って思いまし…た。

そして、一杯奢って貰ったんですよ…ね。
ちゃんと、憶えてるんです、よ。
だから今日は、奢りかえし、ます!


[また彼を見て笑うと、次まだ大丈夫ですか?と聞いた。
そして、少しのあと、浮かんだ笑顔が消えた頃に、ぽつりと聞いた。]


また…戻ってくることも有るんですよね。**
 
(2) 2021/09/30(Thu) 0:15:11
学生 ガラーシャは、メモを貼った。
(a0) 2021/09/30(Thu) 0:16:26

【人】 紅柱石 アンドレアス

―酒場―

[>>1:56場所を空けてくれた客には笑顔で礼を言って。
青年が奥側に、ガラーシャが隣に並んで腰を掛ける。

顔が寄せられれば、アンバーの瞳を丸くし。
すぐに店内が賑わいを見せているからだと気付く。]

そうなのかい?
馬が出産を終えた頃にしか作れないから、この時期にしか飲めないんだよ。
度数はそこまで高くなくって、酸味が強めだけど、美味しいよ。

飲んでいるのは彼かな。

[家畜化した馬と暮らし始めてから作られるようになった酒だ。
騎馬民族は日にコップに二杯以上も飲むという。

店内で客を探し、ちらりと視線を向ければ、気が付いた客が二人に向かってグラスを掲げてみせた。
そこには白い液体が半分ほど入っている。]
(3) 2021/09/30(Thu) 1:03:18

【人】 紅柱石 アンドレアス

そうそう。
マンティが蒸して、サムサが焼いたものだ。
似た形の料理がこの辺りの国々で作られてるね。
マンティは頬張ると具の味が蒸された皮に染みて美味しいんだ。

この店のはスープがないからギュロラグマンだね。

[>>1:57お勧めするだけあって、客の中でそれらの料理を探すのは容易だろう。
不意に、店内を見回していたガラーシャが首を振り始める。
不思議そうにそれを見ていたが、続く言葉に眉尻を下げて笑った。]

君も楽しめないと意味がないよ。

うーん、でもそうだな。
君に是非食べて貰いたいから、ラグマンとマンティは頼もうか。
(4) 2021/09/30(Thu) 1:05:36

【人】 紅柱石 アンドレアス

[>>1:58常連客は慣れているので声量は大きい。
ガラーシャは元々声を張る方ではないから、自然と彼の方に耳を傾ける事になる。]

……私がいけないんだよ。
君に中々言い出せなくて、先延ばしにしていた。
本当にごめん。

[昼間には言えなかった言葉はするりと口から出た。
笑っていてと言われたので、いつもの笑みを意識してみる。]

よし、それじゃあ頼もうかな。

[自分は馬乳酒。
取り敢えず、ラグマンとマンティ、揚げ餃子を注文した。
仕込みは済んでいるが、調理はこれからなので飲み物の方が先に出てくる。]

──乾杯。

[青年は馬乳酒の入ったグラスを掲げてみせた。]*
(5) 2021/09/30(Thu) 1:06:41

【人】 紅柱石 アンドレアス

[>>0そうして、暫くの時間が過ぎる。
最初に頼んだ料理は皿が回収され、今はシュジュク──馬肉のソーセージが乗った皿が乗っていた。
青年の方は馬乳酒を進めているが、ガラーシャの方はペースが速かった。
これは宿屋まで肩を貸した方がいいかもしれないと思いながら、身体が傾いだら支えようとしただろう。]

分かっているよ。

[緩んだ表情を浮かべるガラーシャに青年は応じてみせる。
そう言いながらも、もしも潰れてしまったなら青年の財布から出す気でいた。]

 
覚えているとも。

[>>1青年は微笑みながら頷いてみせる。
グラジアの総菜屋で買った料理を二人で食べた事。
あの時は対面だったか。
彼は青年が言った事を語る。

恩を受けたら感謝をする。
青年はガラーシャがそういう人だと思っている。
そうして、彼が感謝する相手が本当に存在すればいいと思った。
青年は同じものを見たわけではないけれど。]
(6) 2021/09/30(Thu) 1:07:08

【人】 紅柱石 アンドレアス

……そう、それなら良かった。

[>>2そう言われたのは初めてだったと、嬉しかったと、彼は語った。
青年は面映ゆい気分になりながら馬乳酒を口にする。
独特の匂いと、酸味が青年の鼻孔と舌を刺激した。]

そうだったね。
でもあれはお礼だったろう。

[奢り返す、と言う彼に、青年はくすくすと笑った。
グラスにはまだ酒が残っているので、大丈夫、と答えてシュジュクを口にして。
ふと、落ちた質問に手を止めた。]

……また会いたいと思ってくれるのかい?
 
[質問に質問で返した。

不可能ではない。
けれど十数年経っても姿の全く変わらない相手を見て、彼はどう思うだろう。]**
(7) 2021/09/30(Thu) 1:08:40

金緑石 アレクシアは、メモを貼った。
(a1) 2021/09/30(Thu) 1:11:21

紅柱石 アンドレアスは、メモを貼った。
(a2) 2021/09/30(Thu) 1:12:41

【人】 学生 ガラーシャ

― 酒場 ―


[好きなものを頼んでほしいと伝えると、答えるようにアンドレアスが店員に色んなものを注文してくれる。>>4>>5
自分に食べてもらいたい、というのがまだ引っかかるが、自分に食べてもらいたいくらいなら、きっと彼の好物でもあるんだろう。
自分を納得させて、飲み始めた。
そして、料理が来る前にも大分飲んだし、料理が来た後も大分飲んだ。
変な語りも入れてしまった気がする。

でも、ふと落ち着いた後、彼に聞いた問いに、
そりゃあそうさ、と笑って言ってくれない彼が、暗に、戻らない、と自分に伝えているようで、辛く、切なかった。]
(8) 2021/09/30(Thu) 19:16:06

【人】 学生 ガラーシャ

 
アンディさんは、また会いたい、って、思ってくれないんです…ね


[彼の質問返し>>7に、思わず勝手に恨み言が口をついた。
お祝いなんだから、こんなことを言ってはいけない。
結局おめでとうございますともお元気でともまともに言っていない。

これじゃ駄目だ、とまた頭をふろうとしたその時、頭痛とふわっとした嫌な感じが身体を襲い、思わず机に肘をついたまま頭を抱えた。]


…めっちゃ、酔っ払いまし、た。


[頭を抱えたまま呟く。
ビールの後に馬乳酒を飲み始め、ちゃんぽんになったのがまずかったのだろうか。
おかげ様で、机の上の食べ物は既にほとんど片付いている。
残ったソーセージ…シュジュクもあと一かけらくらいだ。]


そろそろ、宿に、戻りましょう、か。
お代を…


[と言いながら、顔を上げて店員に声を掛け、また頭を抱え直した。
意識は大丈夫だ。
ただ、大分酔っぱらっているだけだ。
支払いの際には、なんとか自分の鞄から財布を出すことができただろう。

そして、酔っ払い状態ながらも、食べた割に全然減らない財布を見て、またここ来ましょう。とアンダルシアに小さく呟いただろう。]
(9) 2021/09/30(Thu) 19:18:13

【人】 学生 ガラーシャ

― 宿 ―


うう…、うー


[やはり、やけ酒効果か、嫌な酔い方をしてしまったようだ。
酒場から宿からは、何度か壁にぶつかった結果、アンダルシアの肩を借りて帰る羽目になってしまった。

そして、宿屋の階段も彼に寄りかかりながら、何とか上り、部屋についた瞬間ベッドに倒れ込んで呻き声を上げた。
風呂はさすがに部屋にはないが、この規模の街なら公衆浴場がいくつかあるはずだ。
でも、もう、今すぐにでも眠りたい。
風呂はまた明日、起きてからでもいいだろう。

うつ伏せで横になりながら、目線を上げて、アンダルシアの様子を見る。
彼は何をしていただろうか。]


アンディさん、僕、もう、寝ます…
 

[言いながら、静かに目を閉じた。]**
(10) 2021/09/30(Thu) 19:20:06

【人】 紅柱石 アンドレアス

―酒場―

[彼が自分に笑顔でいて欲しいと願うように、青年もガラーシャに笑顔でいて欲しかった。
>>8自分の知る美味しいものを、彼にも食べて貰いたい。
そうして記憶の片端にでもそれを覚えていて貰えないだろうか──などとは、立ち去る側のエゴだ。

どうせ傷つけてしまうのなら、手酷くやって遠ざけてしまえばいいのに、そう出来ないでいる。
その中途半端さが更なる痛みを生むと分かっていても。]

 
ちが……ガラーシャ!

[>>9恨み言のような言葉が彼の口から出る。
否定を告げようとして、ガラーシャは机の上で頭を抱えてしまった。
随分と飲んでいたから酔いが回ってしまったのだろう。
青年の手は彼の肩の手前で空に浮いたまま。]

そうだね。

[そろそろ帰ろう、と言う彼に同意を示す。
顔を上げて店員に声を掛ける彼はそれでも意識は保っているようだった。
けれどこれ以上はいけない。

鞄の中から財布を出して会計を済ませる彼を見守り、酒場を後にする。
また此処に、という言葉には小さく肯いた。
良心的な値段である事も此処の魅力だった。*]
(11) 2021/09/30(Thu) 20:56:58

【人】 紅柱石 アンドレアス

―宿―

[>>10道中、ガラーシャが壁にぶつかるので肩を貸すのを申し出た。
そうして階段を上って何とか宿屋の部屋に辿り着くと、彼はベッドに倒れ込んでしまう。
青年は安堵からそっと息をついた。
この様子では公衆浴場にも行けないだろう。

うつ伏せになった彼がこちらを向いた頃、青年は向かいのベッドに腰かけたところだった。
彼がこんなになってしまったのは自分が原因だろう。]

うん……、ゆっくりお休み。

[青年は曖昧に笑んでみせた。]
(12) 2021/09/30(Thu) 20:57:20

【人】 紅柱石 アンドレアス

[息を殺して、感情を堪えていた。
青年は鍵を持って、階下へと降りる。
身体を拭く湯を貰う為に。

出来れば、素肌を晒す公衆浴場の利用は避けたい。
多くの目があるところで見咎められないとも限らない。
明日、自分だけ済ませたと言ったなら、また傷つけるだろうか。
青年は嘆息する。

宿屋の人間に声を掛ければ、洗濯場を貸してくれた。
うっかり酒が過ぎて風呂に入り損ねる客がいるのだろう。
青年はそこで着衣を脱ぐと布に湯を浸し、身体を拭いた。

鎖骨の下──人間でいう心臓の辺りに青年の核は存在する。
触れば明らかに硬質な感触があり、熱が灯っている。]

どうして、私達は人の姿になったのだろうね。

[明らかに違った姿をしていたならば、同じ生き物のような顔をして紛れ込むような事もないのに。
青年は首を横に振ると衣服を着直した。]
(13) 2021/09/30(Thu) 21:00:12

【人】 紅柱石 アンドレアス

[そうして、部屋に戻る。
出来る限り、音を立てないようにしてベッドに横になった。]

……明日……。

[明日、自分の事を彼に話そうか。
浮かんだ考えに自分でも驚いていた。
話したら、自分達はどうなるのだろうか。
そんな事を考えている間に、意識は落ちていた。*]
(14) 2021/09/30(Thu) 21:00:53

【人】 紅柱石 アンドレアス

―夜半―

……?

[>>n0夜半、部屋の外で音がしたような気がして目が覚めた。
単に通りかかったのではなく、じっと様子を窺うような気配に青年は身を固くする。

道中、髪はちゃんと隠していた筈。
身体を拭いていた時に誰かに見られた事もなかった、筈だ。

どれだけ時間が経っただろうか。
けれど部屋に侵入する事なく、誰かはそのまま去っていった。
青年はようやく息を吐き出す。

そうして、青年は朝陽の上るまで、浅い眠りについた。*]
(15) 2021/09/30(Thu) 21:01:43

【人】 学生 ガラーシャ

― 宿屋・朝 ―


うう…


[カーテンの隙間から差し込む陽の明るさに目を細めると、軽く呻き声を上げ、一回ごろりと転がった。
朝だ。
アンドレアスはまだ寝ていただろうか。]


アンディさ…ん。
おはよー、ございます…


[ぼんやりしたまま声を掛け、身体をベッドの上で起こすと、大きく欠伸をした。
頭の痛みは治まっている。
二日酔いはしない質なのだ。
何だかんだ馬車旅で疲れていたのもあって、悪酔いした感はあったものの、がっつり寝てしまった。
しかし…]


そういえば、何か昨日、夜遅く、階段上る音しませんでし…た?
この部屋の前まできて、そのまま扉も開けず、静まり返ってしまった、から…
寝ちゃった…んですけど。

 
(16) 2021/09/30(Thu) 21:19:45

【人】 学生 ガラーシャ

 
…アンディ、さん。
よく、眠れませんでしたか?


[ふと、彼の顔色を見て問いかけた。
どうにも、彼がぐっすりと深い眠りについたようには見えなかった。]*
(17) 2021/09/30(Thu) 21:20:05

【人】 紅柱石 アンドレアス

―宿屋・朝―

[あれは現実か、夢か。
あの時、体を起こして扉を開けていたならその答えが分かったかもしれないが。
部屋を間違えた人であればいい。
けれどもしも宝石人間(ジェム)目当ての人であったなら、扉は開けないのが正解だった。

人間の国に滞在中に宝石人間(ジェム)が攫われる事がある。
青年の同胞も何人か攫われた事があるという。
宝石人間(ジェム)は故郷以外では宝石を生み出す事は出来ない。
故に、彼らは宝石人間(ジェム)から核の宝石を取り出すのだという。
生命を失う時、青年達の身体は物言わぬ石になる。

>>16カーテンから朝日が差し込む頃、ガラーシャから声がかかれば、緩慢にそちらに顔を向けた。
顔色を見るに、彼の方は回復したようで。]

……あぁ、おはよう。

[浅い睡眠の所為で疲れが取れ切っていない。
階段を登る音、と聞けば、ぎくりとする。]

……そうだね。
私もそれで起きたのだけど、ノックもなかったからそのままにしたよ。

[そう応じる青年の顔色は悪かっただろう。]
(18) 2021/09/30(Thu) 22:10:58

【人】 紅柱石 アンドレアス


えぇと……、そうだね。
それからうまく寝付けなくて。

[>>17顔色でばれてしまったのか、問われれば、青年は苦笑いを浮かべて答えた。
そこは偽っても仕方ないと思った為に。]*
(19) 2021/09/30(Thu) 22:11:33

【人】 学生 ガラーシャ

― 宿 ―


やっぱり、夢じゃなかった…んですね。


[夢うつつで聞いた音だ。
もしかしたら勘違いなのかとも思っていたが、アンドレアスも聞いていたなら本物だ。]


宿の人、ですか…ね?


[それにしても、そんな部屋の外の音で眠れなくなるほどに彼は繊細だったのか。
何か、必要以上に物音を気にしてしまうようなことがあったのだろうか。

いや、付き合い自体は長いが、彼とは今回初めて一緒に寝泊りをしているのだ。
そういう面があってもおかしくない。
そうだ、あまり考えたこともなかったが、彼の白い肌や女性的な風貌を見るに、貧血の気や何か音に過敏な面があるのかもしれない。

ベッドに座ったまま彼の顔を密かに眺めた。
幾筋かの朝の陽が差し込む中、少し気だるげに俯いた彼の白い横顔に、仄かに光るような髪が垂れたその姿は、想像以上に美しかった。]
(20) 2021/09/30(Thu) 22:44:50

【人】 学生 ガラーシャ

 



[彼から目を反らし、無言で立ち上がると、ぼさぼさの頭を掻く。
そうだ、夜は、浴場にも行かずに眠ってしまった。]


そういえば、アンディさんは、お風呂、入りまし…た?


[と、彼に問いかけた。
宿で湯を借りた旨>>13を聞けば、むしろ、目的地到着当日にも関わらず、さっさと寝てしまった事を詫びただろう。]


じゃあ、僕、お風呂に、行ってこようと…思い、ます。
これだけは、場所、事前に調べて置いたんです…よ。


[と、鞄からいくつかの印がついた、サルハドの街の地図を取り出した。]


温泉…です…!
山だ、から…!


[少し興奮して、調子の悪そうな彼に見せつけるように両手で地図を広げた。]
(21) 2021/09/30(Thu) 22:47:15

【人】 学生 ガラーシャ

 
…結構、浸かると、体力使うみたいなので、今は良くないかも…しれません、が。
具合が、良くなりそうだったら、また、明日とか、一緒に行きま、しょう。


[言葉を続けたあと、地図を閉じて、彼に笑いかけた。
正直、今のアンドレアスと一緒に風呂に入るのは、こちらが変な気分になりそうで、さりげなく後日の利用を誘導してしまった。
不謹慎にもほどがある。
けれども…]


なるべく早く、戻ってきま…す。


[またそれとなく彼から視線を外すと、地図や宿にあったタオルを持って、部屋を出ただろう]*
(22) 2021/09/30(Thu) 22:48:29

【人】 学生 ガラーシャ

― 温泉 ―


これは…よい…


[街の少し高台の方にある公衆浴場は、この街でも人気のスポットだった。
何せ、山脈から湧き出る温泉をそのまま引いているのだ。
それどころか、湯船から湯が結構な勢いで溢れている。

それだけに、わりと朝一で来たはずなのに、湯船には既に3,4人の先客がいた。
これは午後以降は、ラバン山脈の登山客で繁盛しそうだ。
他にも温泉を引いている浴場はいくつかあったが、ここが一番長時間開いており、また街にも近かった。

と、一息ついたところで他の客から声を掛けられる。]


『お兄さんも旅の人かい。
ここの温泉、いいだろう。
でも、向こうの浴場の温泉も、ここより入場料が安い上に、色が白いんだ。
はしごする人もいるよ。』
 
(23) 2021/09/30(Thu) 23:12:06

【人】 学生 ガラーシャ

[おお…と、感心しながら聞いていると、他の客も少しずつ話に入ってくる。
この温泉は最高だ、自分は山を越えて国境越えしてきてからずっとここだ、そうなのか、自分は砂漠側から来た…]


…そういえば、僕は中央から来たんです、が…
途中で国軍を見まし、た。
連れが、砂漠が最近安定してるから…
そちらに物資を運んでるんじゃないか、って。

今は砂漠の方、通りやすいん…ですか?


[ふと思い出し、砂漠から来た、と言っていた客に聞く。
すると、彼は、少し考えて話した。]


『確かに通り抜けて他国に行くなら今だろうな。
けれども、これから天気が安定するから、紛争が起こりやすくなってくるぞ。
この国はまだ安定しているが、北の方の小国が大体毎年争い始める。
国軍が物資を運んでいるのも、念のために備えているのかもなあ…』
 
(24) 2021/09/30(Thu) 23:14:03

【人】 学生 ガラーシャ

[ありがとうございます、と小さくお礼をして考えた。
今なら、砂漠越えも安全に行えそうだ。
あの、精霊を、調査…しに行くのも。

でも、彼は、アンドレアスはどちらに旅立つつもりなのだろうか。
もし北を目指しているとしたら、砂漠の方へ向かったら、そのままもうここにすら一緒に戻らない、ということになるのだろうか。
でも、今行かなければ、彼の向かう先で紛争が起こる可能性が高まってくるとしたら、出来るだけ早く…]





[温泉を両手で掬って、顔を洗った。
これから彼の向かう先すら聞いていないのだ。
聞きもしないで考えすぎるからこうなる。
ちゃんと聞いて、考えることは考えればいい。
彼の一番いいように。

湯船から上がれば、軽く頭を洗い…もう一度惜しむように短く浸かって、風呂を出た。]*
(25) 2021/09/30(Thu) 23:15:14
 




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