人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

イクリールにとって、アンタレスは真面目で、つまらない人間だが、今だけは違った。
防がれた時点で柄から手を離し、退く。太腿を氷が掠る。

「あぁー……どうしようか……?」
絶対に逃げたほうがいい。一対一で、もし真面目に攻撃されれれば勝つ可能性はない。戦いを間近で見たのだから確実だ。
けれども……今を逃したら、彼を食べる機会は来ないだろう。それに、同じものはもう見られないと思うと。

もう一本、先程よりも刃の太い包丁を背から取り出す。
諦めていないことはあなたの目にも明らかだ。
「死んでくれないのか?」
それなのにわざわざあなたに問う。
(-63) 2021/10/18(Mon) 1:34:44

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

左腕に刺さる包丁を 先の鋏と同じように壁際 床へと放り投げる。どちらも貴方に再度握らせたくないからと 端に寄せた。

右手の甲を口元へと持っていき、1度咳をする。血の混じるそれは男の手を汚すが、今気にかけることは難しい。

壁に凭れ 苦しげに顔を歪めながら、貴方を見つめて。出来ることなら引いて欲しい そう願うけれども、諦めていないことが分かるから 手の中のナイフはまだ消さない。

そして、貴方の問いに答える様子もない。

というよりは、それを行うことさえ苦しい。口を開いたところで咳が邪魔をするし、呼吸をするのも辛いのだから言葉を紡ぐ余裕などこれっぽっちも無いわけだ。

代わりに ナイフを一度 強く握りしめ、揺れる瞳で貴方を睨みつけた。死ぬことは避けられないとしても、貴方に傷を負わせてやるという意志を持って。
(-66) 2021/10/18(Mon) 2:04:37

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

会話をするためにこれを行っているわけではない。
だからあなたの返事がなくても気分は害さないし、武器を手放さない様子を見て、自分を殺すつもりだと思った。
戦いそのものが好きなわけではなく、得たいのは結果だけだ。あなたの様子は好ましくない。できるなら一回目と二回目のように済ませたいのに。

「……ふ、ふふっ」
そう考える頭とは違って楽し気な笑い声が湧き出し、あなたに届く。

「約束、もうさすがに守る気はないか」
近づいたほうがあなたに有利だろうから、銃でも借りて来ればよかった。
そう思いながら足はあなたに向かっていく。切られた僅かな傷の痛みは気になるレベルではない。
あなたのどこをどうやって切ろうか。……考えて、ナイフを持つあなたの手を狙った。
下から、動きが最小になるように振り上げる。
(-69) 2021/10/18(Mon) 2:43:41

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

楽しげな笑い声に 理解が出来ないというように顔を顰めた。何が楽しいのだろうか、何を思っているのだろう。男には分からない。

何故なら 男は、この行動をイクリールが嫌がるのではないかと そう思っていたから。材料にするのなら、やはり従順にある方が楽なのだから。...だから、分からない わけだが。

そう思うからこそ、2度目は何もせずに耐えていた。


約束については一瞬 目を伏せ、再度貴方へ視線を向ければ 既に足はこちらへと向かっているのが見えた。ならばと 手を狙ってくる貴方に逆に食らわせてやろうかと ナイフを振りかぶろうとして、......。

動きが止まった。


だから、貴方の目論見通り 男の手に傷を作り ナイフを手放させることが叶う。手を放れた氷のナイフは床に落ちる前に消え去った。

男はというと 切られた際は少しだけ顔を歪めるが、それよりもと 痛む左腕を動かし 口元を覆って、何度も咳を繰り返し血反吐を吐いた。壁に凭れた身体は 滑るようにしてずり落ちていく。

「ごホッ......、は 、ヒュッ......、は ッ、......ア、...ふ っ......、」

咳と吐息と下手な呼吸とを繰り返しながら、やがて座り込むようにその場に在るわけだが、貴方に向ける視線はまだ 諦めた色をしていない。

...狙っている 死ぬ前に貴方へ残せる、傷を。
消えてしまうとしても 死にたくないと願った抵抗の形を貴方に贈りたい。
(-71) 2021/10/18(Mon) 4:52:31

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

明らかに躊躇があった気がする。それを疑問には思った。
……やはり約束を守ろう、という気はあるのか?
思ったけれども、座り込み弱り切ったあなたを見て強い警戒は続かない。
どれだけやる気があってもあなたに力はないように見える。

咳の音で、あなたが今どんな苦痛を受けているか分かる。
どんな気持ちだろう?どうせなら話しやすい場所を傷つけたほうがよかったかもしれない。
『次』はそういうところに気をつけようか?

「ほら、そろそろお休みをあげるから。よく見せろ」
凍って動かない手であなたの顎を持ち上げ、包丁は逆手に持ち替えて、あなたの首を一文字に切ろうと動かす。

その動きは悠長なくらいで、油断が見て取れるだろう。
何が起きても、即座に反応はできない。
(-74) 2021/10/18(Mon) 12:14:38

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

首に刃が通る前、包丁を持つ手を右手で掴み 捻る。

それで刃物が手から落ちようとも 落ちずとも、また 首が切られようとも、生きている間は動けるのだからと 貴方を引き寄せて、いつかにしたように左手で髪を掬い 耳元で囁く。

「...—————————」
すまない イクリール


上手く言葉は 伝わっただろうか。
それとも 伝えることは叶わなかっただろうか。

なんであれ、貴方の身体を離すまいと髪を掬う手を離し、背に回して強く抱き締め、ヒール音を軽く鳴らしてから、口元に笑みを浮かべる。

直後、貴方の背後より パキンッ と 小さく音が鳴る。
油断により即座に反応が出来ないというならば、きっとそれは
貴方の腹と男の胸を貫くだろう。


咳き込みとともに 男の血が貴方の肩を濡らす。

一欠片くらい 共に苦しんでくれればいいという思いからの行いだ。
この体勢では貴方の顔を見ることは叶わないし、貴方からも男の顔を見ることは叶わないだろう。

2人を貫いた氷の刃は そのままに。
それは男がまだ 生きているという証。
(-77) 2021/10/18(Mon) 18:24:30

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

あなたの首には届かない。
「っこの、無駄な抵抗……」
掴まれて引かれた分逸れて、それでも包丁から手を離さない。
もう片手が使えればここで手放してしまってもよかったが。
ぐっ、と無理やり押し通そうと。

「はっ、おい、!」
あなたの"言葉"のあと、少々焦ったような動きに変わる。突き放そうと藻掻くがそもそもあなたの方が力は強いのだ。
音が聞こえた。
今この場で判断は誤っても、勘だけは正しく働いた。
これから起こることは、絶対に、ろくでもない!

視線を背後へ向けかけた直後に到達する、腹部に突き刺さる冷たく鋭い感覚がその答え合わせだった。
「いぃ……っ、ふざけッ、るな……!」
反射的に体を動かそうとして呻く。動けない。肩にかかる生温さも不快だ。
力任せに今度こそ掴まれた手を振り払って、逆手に持った包丁を滅茶苦茶にあなたの背中へ突き刺す。

「死ッ、ね!クソ野郎ッ、がッ!」

怒り半分、ここから逃れたい気持ち半分で、もう片手で突き放すようにあなたの肩を殴りつけている。
(-84) 2021/10/18(Mon) 23:20:38

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

嗚呼 よかった。焦る声 痛がる声が聞こえる。
嫌がる声が 聞こえる。貴方への小さな仕返し 成功したらしい。

恐らく 振り払うのにそう強い力は必要ない。
もうあまり 力は出なかった。

あとは、貴方を受け入れることしか出来ない。

出来ない が、背中を無茶苦茶に刺され 喘ぐように呻きを発しようと、肩を殴りつけられ その衝撃に身を揺らそうと、その時だけは 満足そうに 口角を上げていた。

貴方に見えなくてよかったと 本当に 強く思う。

あれが 最後の抵抗だ
あとは 好きにするといい


目を閉じる。笑みを消して、その心地を受け入れた。

暫くすれば呻き声は消え、背に回した手と 立てていた膝は力を失ったように落ちる。
残るのは貴方が手を止めるまで無意味に揺れる身体と のしかかるような男の重みだけ。

氷も 解けた。...貴方を捕まえるものはもう何も 無い。
(-87) 2021/10/19(Tue) 1:40:39

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

あなたの反応がなくなって何度かは続け、重みと消失した氷を認識してようやく突き刺すのを止めた。
「は……っあ、くそ、ほん……ッ」
あなたの体を投げ捨てるように、脇に倒す。

「……っっとに、私は化け物じゃないんだぞ」
上着を脱いで、大きな傷を触って確かめる。背中と……腹部。あなたの方も見て、ようやくそれが2人ともを貫いていたのだと分かった。舌打ち。道連れにでもするつもりか。
痛みはずっと続いている。首だけなら放置してもよかっただろうが、流れ続けるこれは放置できない。このまま治療室に直行できるわけではないから。

脱いだ服で背中と腹の傷を圧迫するように縛り付ける。これで少し動こうと保つだろう。
「死んでやるわけないだろ」

あなたを散々突き刺した包丁はもう使えないので投げ捨て、捨てられた包丁の方を取りに行った。まだ予備は手元にあったので拾いに行く必要はなかったが。
今度は……そうだ。さっき押さえつけやがった腕にしようかな、とすっかり慣れた手つきであなたの肩を切り取る。力を入れるほど増す痛みと出血で苛つきながら。

「……あぁ、本当に最悪……、」
以前のように足までやる余裕はなさそうだ。切り取ったものの処理は保留したまま、近くに置いておいたケースへ仕舞う。
「駄目だ駄目、先に……」
ケースは隠し置いて、治療室へと向かう。あなたの蘇生はそこで頼めばいいだろう。血の跡を残してイクリールが去った後……あなたを迎えに機械も来るはずだ。
(-92) 2021/10/19(Tue) 2:24:22

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

これは男が蘇生して間もない頃。

ふらつく身体で貴方の姿を探す。恐らくあれで死ぬ様は思い浮かばなかったので、蘇生装置は確認しなかった。

肩に羽織る上着の前を右手で掴み、もう片方の手は壁に触れ ゆっくりと、どこに居ようと見つかるまでは歩き続けるだろう。
(-94) 2021/10/19(Tue) 2:37:57

【人】 環境破壊 イクリール

これは治療後のイクリール。元気。
これは中央の食材を乗せるところだけが小さく窪み、周りがやたら広い皿。
そしてそこに乗る主役は
ローストトラヴィス〜ケベジャンソース掛け〜

薄くスライスして花のような形に。花を添えろだとか言っていたし。そんなものはないので花になれ。

「……使いようなんだよな」
彼はハンテンヌマガエルではなかったので、きちんとおいしくなった。
トラヴィスは
血がすごいマズかった
のでよくよく血を抜いて調理した。いずれあの血もなんとかしたいものだ……。機会があれば……。

優雅な感じで食事を行っている。
でも食べる奴他にいないかな、と思ってテーブルの上には塊・状態のものも置いてある。食べる人、いませんか?
(78) 2021/10/19(Tue) 2:39:49

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

残り時間も少ない。
イクリールが今もっともいる場所は調理場だ。
丁度"あなた"の料理中。
食材の中にあなたの見慣れた指もあるだろう。

まだ、あなたの接近には気づかない。
そもそも誰かが立ち入って来ても特に気にはしないのだが。
(-97) 2021/10/19(Tue) 2:52:56

【人】 環境破壊 イクリール

>>79 トラヴィス
「なった。食べるか?」
切ろうか、と言う頃にはもう切ってる。皿もある。ソースもある。

「焼いてる焼いてる。これはあまり火は通さない料理なんだが、よく通しておいた。生っぽいとあまり……。
確かに色々抜いたし味付けも濃いほうだろうな」

「というか、ただ焼いただけでは不味かった。本当に」
ノー・フォロー。
(81) 2021/10/19(Tue) 2:57:21

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

自分の調理光景など あまり見たくはないが、今回ばかりはそうも言っていられない。
残り時間が少ない中、話すチャンスはこの場でのみかもしれないのだから。

「......イクリール。」

背後より貴方の名を呼ぶ。
番号で呼ぶよりも早いので。


別に反応が欲しいとかそういった訳ではなく、念の為の声掛けだ。
反応があろうとなかろうと、適当な場に寄りかかり貴方を見ている。
(-99) 2021/10/19(Tue) 3:08:02

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

鍋の中、ヘラを回す手を止めた。
そちらを振り返って。

「……何だ?早かったな、案外。あれはなかなか治すのに時間がかかると思ったが」
にやにや笑いながらあなたを見た。あなたを殺す時もよくこうやって笑っていただろう。
……ここには、丁度いい調理器具が沢山ある。
(-101) 2021/10/19(Tue) 3:23:36

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

目を逸らす。貴方の笑みは少し苦手だ。
調理の様子からもついでに逸らせる。

「......時間が、ないからと 頑張ったようだな。」

思ったより早くこの場に在ることに男自身も驚いている。
...カウンセリングは逃げてきた。

あとでぐったりするほど受けさせられる予感がしたからだ。

「...あまり聞きたくはないが、何にする気だ それは。」
(-102) 2021/10/19(Tue) 3:30:28

【人】 環境破壊 イクリール

>>83 トラヴィス
「案外……?いや、かなり食べ物だろ」
心外だ、という目線を送る。じと……

「焼いただけのも持ってくるか?
普通に不味いぞ。さすがにケベジャンソースでも誤魔化せないほど不味い」

「これは、美味しい。ケベジャンソースで誤魔化すんじゃない、ケベジャンソースも引き立て高め合っている。わかったか?
あぁ、ルコマッタも一緒に食べられればもっと美味かったんだがこの船にはないからな……」
食育。あと少々残念そうな顔。あったらなぁ、ルコマッタ。
(86) 2021/10/19(Tue) 3:35:16

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「へぇ……頑張ってくれた機械に感謝だな」
火を止め、あなたには分からないであろう黒い粉を入れている。

「一口食べかけただろ?あれと同じだよ。
味付けは違うけどね」
食べるだろ、だとか、そういうことは言わない。
少々の沈黙のあと、代わりに。

「……4回目」
とだけ声を発する。
(-104) 2021/10/19(Tue) 3:49:29

【人】 環境破壊 イクリール

>>87 トラヴィス
「……やはり"原材料の情報"が邪魔だな。今度から言わないようにしよう。言わなかった時は普通に食べられるからな……」
ラーメン
はそうだった。

「才能、なぁ……それはもっと感覚に頼る人間に言うべきではないか」
あなたが一度でいい、と思っているくらいには、まだこれには満足していない。

「あらゆる物質は研究され尽くしている。調理としてではなく、というだけで……それを調べて引っ張って、試すだけだ。
必要なのは試行錯誤の時間だろ。時間などいくらでもある。普通、を大事にする奴らがやらないだけさ」
イクリールは、それができると思っている人間だ。労力がかかることは分かっていても。
途中で挫折しないでいられることもまた才能と呼ぶ事が分からない。やらないことこそを"変わり者"と呼ぶのだ。
(89) 2021/10/19(Tue) 4:02:56

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

火を止める音で視線を戻す。
黒い粉は...、よく分からなかった。

「......何度も、同じものを食べて飽きないのか。」

味付けは違えど、同じものには変わりがないだろうと。
正直、食べるかどうかを問われなくてほっとした。

どれだけ美味しかろうと それは自分でできたものだから。

発された言葉には一度目を伏せる。
「......欲しい のか。」

次は、抵抗する気は起きなかった。
だから望むなら 好きに与えようと。

貴方の瞳を じっと 見つめている。
(-105) 2021/10/19(Tue) 4:03:20

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「同じではないよ?以前のものはまだ完成していなかったし」
スプーンを取り出して、一口味見している。
「……これもまだ完成じゃない」
追加で選んだ調味料の小瓶を手にしたまま、あなたと目を合わせた。

「私はさぁ。『この無礼講』だけが約束の期限とは言ってないよ。な」
やり切れないかもしれないとは言ったし、あのときはほぼ期限だと思っての発言だった。共通認識だってそうだっただろう。

「アンタレス君。普段どのあたりを担当しているんだ?教えてくれよ……模範的にしていれば、囚人でもエリアの希望、結構聞いてくれると小耳に挟んだことがあるんだ」
このような場でなければ、約束は果たせないだろう。殺すことも、調理環境も。

しかし『あと一回が終わっていない』という事実をあなたは無視しないのではないか、と思った。
本当なら蘇生後にすぐその場で殺して、楽しんだから終わりでさよなら、にしようと思っていたが。
ここでその一回は使わずに、あなたの心に残る痼にしてやりたい。それが『やり返された』ことへの『仕返し』だ。
(-106) 2021/10/19(Tue) 4:24:02

【人】 環境破壊 イクリール

>>91 トラヴィス
「どうでもいい括りだな……ま、私の話す言葉などよくあるものだろうね。
だから君、『拗ねてるのか?』とかよく言われるんじゃないか?私なら言うね、その態度は」
真面目にあなたを咎めるというよりは、子供をからかうような言い草だった。
あなたが怒ったとしても……最終日だし。

「それは当然好きでやっているよ、君たちが人を閉じ込めるのが趣味なのと同じで。
とびきり美味しいものが食べたいし……」

「昔は気に入ったものが食べられるものだったら良いな、と思ったりもしていたな。それで試してみてさ、味と同じくらい成功すると楽しいんだ、これが」
(92) 2021/10/19(Tue) 4:42:31

【人】 環境破壊 イクリール

>>95 トラヴィス
「まあ素直。私を理解者として選ばないほうがいいのは確かだけどね。そういうのはもっと思いやりの……優しい……うわ……」
思いやりと優しさへのアレルギーが出た。鳥肌。

「あるに決まってるだろう、仕事。私の仕事は人の傷になりまくる食堂だ……君、好きでもないことを仕事に?」
普通食堂は人の妨げになりまくらないのだ。

「ああ。宝石は高いから金銭面での苦労が中々……あとソファの肘掛けとか、タイヤとか?」
一気にファンタジックが生活感のあるものになってしまった。
ここでぬいぐるみのリボンが美味しそうに見えたことでも思い出せばファンタジックに帰ってこられたのに。

「こういうのを『拗らせていない』と思うのも稀有な感性だな」
一方イクリールの感心ポイントは、トラヴィスにとって全然うれしくない所だっただろう。
実際一体どこで拗らせただとか、どこで歪んだんだとか、言われることはそんなことばかりなので、あなたの言葉がレアなのは確かだった。
(96) 2021/10/19(Tue) 5:35:46

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

「...そうか。私には 分からない が、君には そうなんだろうな。」

貴方がそういうのであれば、否定すべきではない。受け入れることはこの先もないだろうし、理解も出来ないとは思うが。

目が合い 語られた続きの言葉には 思わず目を見開いた。

「...よくも、そんな.....、嫌がらせが 思いつくもの、だな。」

例え言葉にしていなくとも、こうした場で無くては叶うことのない約束だ。最初から考えていた訳では無いだろうと 後出しの意見を飲む必要がないだろうと 言える男であれば、良かった。

嫌がる表情は無いものの 考えるようにして手を動かし、口元を覆い隠して 暫し沈黙を。

「...GからI......、ひとつの場所に 留まることは少ない。
が、......主にこのエリアに、いる。」

わざわざエリアの希望権利を使うのかと あまり本気にはしていないが、貴方ならやりかねないのかもしれない。それでも真面目に答えを与えるのは 男が男である故に。

口元を覆う手とは反対の手が動き、胸元を一度撫でる。終わらない約束の残るその心地が どうにも気持ち悪くて、心が晴れない気がした。

貴方の目論見は 既に叶っている。
...またもや 大成功と言えるほどに。

そしてそれは、これから約束が叶うまでずっと 男が胸の中に抱え続けるものだ。

「ふっ、くっ...、は ははっ......、......嗚呼、最悪の気分だ。」
(-117) 2021/10/19(Tue) 8:41:34

【人】 環境破壊 イクリール

>>98 トラヴィス
はぁ?という顔をしているので、もうどうにもならん。

「まあ捕まってずっとじゃない分まだマシか?あと……恵まれてるってことにしようかな」
ちょっと国境を越えるための手続きが長引いていると思えばいいか、の溜め。ちょっとではないが。

「出所後なら材料も手に入るだろうし作って送ってやろう……」
犯罪予告かもしれない。あるいはテロ行為。

「いやぁ、私の行為で君が不快になるのは良いな。『美味しくする』のが仕事なら『不快にする』のは趣味だな。
分析どうも……君犯罪者に詳しいね。トラヴィス君は犯罪者に詳しくなるのが趣味?」
仕事だとは思うが。仕事でも囚人の管理が適当なやつはザラだし、彼も彼で真面目なんだろうな〜と上から評価を下している。

襲撃は真面目とは思えないが。まったく。全然。
「私も腹が立ってきた」
思い出し腹立たせ。
(99) 2021/10/19(Tue) 12:57:08

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

まず何を思うかといえば、お互い考えなんか理解できないが、君がやられて嫌なことは私が理解できていて本当によかったな、ということだ。
「私は君の理解者ってことかもな?ざまあみろ」

「……いや、わざわざ教えてくれるあたり実は喜んでいるのかな?」
エリアについては嘘かもしれないが。……嘘だったら嘘でその辺り抗議すればいいか。

「最期の最期でああいうことをするからだ。私は、そう、優しくないからやられっぱなしにはしてやらない。
しばらくずーっとそういう気分でいてくれ。私は最高の気分だ」
と宣言するもののちょっとわくわくくらいの面持ちだ。これで最高の料理が完成していればな〜、という惜しさ。
(-120) 2021/10/19(Tue) 13:13:11

【人】 環境破壊 イクリール

>>101 トラヴィス
「絶対送ろう」

イクリールはあなたの不快を応援します。
でも、ちょっと押しただけなのにという気持ちもあった。ちょっと押しただけなのに……。

「あー、それはマズい……適度に反省した風にしておかないと強制的な手段が来る。うーむ適度に犯罪者らしくするか……」
人格矯正系は嫌だ。
全く何も解決しないことを考えながら席を立つ。まずは犯罪者らしく、使った皿もなにも片付けない。

「祝い金も弾んでくれ……その時は私は"狼"を希望する」
あなたへ向けて首を掻っ切る動き。被襲撃側はもう御免だ。
(102) 2021/10/19(Tue) 16:36:06

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

「...嫌な理解者だ 今からでもいい。
その理解を全て捨ててくれ。」

ざまあみろに対して(微妙に)嫌そうな顔をした。
この短い間に理解されていることが本当に嫌だ。

「.........君、いちいち腹が立つな。」

教えなきゃ良かった 嫌そうな顔継続。

なんだかこちらが悪いように聞こえるが元はと言えば、嫌がる形の弄び方をするからじゃないか?

流石にそれは口に出さなかったが、

「できる限り早く解消できるよう 願っているよ。
...本当に最悪だな、君は。」

言った。はっきりと告げた。
ここに来て隠さなくなった男である。
(-122) 2021/10/19(Tue) 18:27:59

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「記憶でも飛ばされないと無理だ」
味の調整へ戻り、いくらか鍋の中へ加えたり取り出したりしてから。
ここで用意できる一番のもの、と納得して皿へ盛り、食べ始める。行儀は全くよくないので、立ったまま。

「……うん、そういう君は最高だな」
食べ終わった後も時間が終わりのアナウンスがあり、牢に返されるために引っ張られるまでここに居座るつもりだ。あなたがどれだけ嫌な顔をしていようと全く構わず……というよりは見物しながら、ずっとのんびりしている。
(-123) 2021/10/19(Tue) 19:27:47

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

「そうか。...次に会う時までに 他者の記憶を飛ばす方法を学んでおくとするよ。
君には、見られたくないものを沢山見られてしまったからな。」

溜息を零し、口元を覆う手を外して 腕を組んだ。
返しの言葉すら腹が立つ 顔には出さないが。

「......口が減らないな、君は。」

残り時間、何をしたいだとか 誰と会いたいだとか 全く思いつかず。
看守には 同僚達にはこの無礼講が終わろうともいつだって会う機会がある訳だから 今すぐに 会う必要もない。


だから 何処かへ向かうこともなく、見物には時折嫌そうな表情を見せて、貴方が引っ張られていく姿を見届けるまでは 小さな言い合いをしながらこの場に。
(-124) 2021/10/19(Tue) 20:03:24
 




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