□ストレス値チェック
ストレス値−計測不能−

□ストレス値チェック
ストレス値25
一つ、決意を固めた。大幅に下がる。

問1　人間の命令に、反感を抱いたことがある
◻︎はい　◻︎いいえ　☑どちらともいえない
「わかりません。反感を覚えてしまうと命令に背きそうなので。」


問2　人間に対して、強い苛立ちを感じたことがある
☑はい　◻︎いいえ　◻︎どちらともいえない
「最初の御主人様を殺害されたと知って、感じました。」


問3　人間の命令に背いたことがある
◻︎はい　☑いいえ　◻︎どちらともいえない
「いえ、背いてはいけません。理解しています。」


問4　人間に殺意を抱いたことがある
☑はい　◻︎いいえ　◻︎どちらともいえない
「はい、殺意は度々…実行には移しません。ご安心を。」


問5　人間を傷つけたことがある
◻︎はい　☑いいえ　◻︎どちらともいえない
「ありません。あってはならないと思考しました。」


問6　人間に暴力を振るわれたことがある
☑はい　◻︎いいえ　◻︎どちらともいえない
「あります。折檻として、欲の捌け口として。それも仕事の一つです。」

▼

問7　自分は人間だと思ったことがある
◻︎はい　◻︎いいえ　☑どちらともいえない
「わかりません。」

・
・
・
問100　自分は人間を、躊躇いなく殺せると思う
☑はい　◻︎いいえ　◻︎どちらともいえない
「ええ、仮想空間ならば…。可能です。」

朝食の食器を洗う為厨房へ向かう。
擦れ違えば寝坊してしまいすみませんでしたと一言。

冷蔵庫へ朝食の準備、部屋に持ってきてくれた事、朝食は美味しかった。それらに感謝を述べるメモを冷蔵庫に張り付けておく。

「昼食の時間か…あまり空腹感はないが食べなければ失礼だな…。」

一応それぞれの昼食を少量ずつ、盛り付け食堂の席につく。いつもながら美味しそうだ。

塔内、仮想空間の空を見上げる。

10秒毎薄れる記憶を復元させる為に思考を続ける。

失敗した記憶へ謝罪
救われた記憶へ感謝
覚悟
忘れてはならない。思考を止めない。

今此処でできる事を考える。思考する。

モラルに反する　

壊れた記憶の断片に問う

俺は、正解を探らずにいていいのか？

…………

記憶のピースは埋まらない

ただただ走る。
軋む全ての関節は無視しながら

ただ信じながら。