22:44:56

人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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  おしゃれ、きれい……。
  ……名前、そういえば、そうですね。
  三色……ふふっ……。

 
[ 直感ですが、立秋様の反応は偽り無き本心だと思いました。
 褒めてもらえたことは嬉しかったのです。
 さらに葵が青で三色という発想は無かったので
 自然と表情が綻び、笑みが漏れたのです。
 ──この時、私は漸く、自らの髪の色を
 少し好きになれたがしました。

 以降、立秋様に好感触を抱き、紫明様には]


  立秋様と、またお会いできますか?


[ と尋ね、立秋域に行く有事の際には、同行したいと
 おねだりしたこともありました。

 立秋様は紫明様にカリーユと呼ばれていたことは
 初対面の頃から知っていましたので
 私も何度か会ってから「お名前で呼んでいいですか?」と
 尋ねたのですが、快諾して下さったでしょうか。
 
 私が霜降となってからも、霜降域を訪ねて下さることがあり
 その際には「相変わらずお上手ですね」と
 慣れた対応が出来るまで、成長していたことでしょう。]

 
[ 少女の心を鷲掴みにした、立秋様の蛍──
 ダイくん様チュウくん様ショウくん様とも
 訪れる度に会いたい、お姿を見たい、と
 周囲を見渡していました。

 最初はぬいぐるみのような存在で、
 会話は出来ないのかと思っていたのですが
 唐突に喋り始めた時>2:*32は、びくっと肩を震わせて]


  きゃっ! びっくりした……おしゃべりできるの?
  わたし、葵。よろしくね、ダイくん!
  チュウくん、ショウくんもね。


[ 驚きながらも、可愛らしい蛍さんたちにお辞儀をしました。
 許されるなら、手を伸ばし、恐る恐る頭を撫でてみます。

 
 果実のような姿をしていらっしゃる蛍の皆さんは
 食べられるのかしら? と純粋な疑問を抱いたのですが
 素直な子供とはいえ、さすがに口に出すのは憚られました。
]*
 

【人】 灯守り 白露


 ……ほっとく

[聞いたことがないお菓子だ、ときょとりとした
小雪様の言う通り>>2:90なら、中に黒蜜が入っていて、甘い]

 
黒蜜……好き


[黒蜜はかつて、霜降域でよくおやつに出てきていた様な気がする
水餅にかけて、きな粉と一緒に食べることが白露は気に入っていた]

 あっ……
ありがとうございます……


[温かいお茶も一緒に手渡されれば、両手が塞がるのでスケッチブックは外套の大きなポケットにイン
どうやって食べるのが正解かは、わからなかったので
フォークでぐさりと刺して食べることにした
御行儀が悪い?どうだろう?]

 ……!

[一口かじり
口に広がる甘さに目を輝かせた、未知の味!]
(17) 2022/01/23(Sun) 2:26:08

【人】 灯守り 白露


[会合の最後に立春おね……立春様が、お菓子を用意したと言っていた>>2:100
さすが立春様だ、いつも気遣いを忘れないし
そうやってさりげなく優しさを置いてくれる

会合が終わって、みんながあのお菓子へ手を伸ばすところを、わたしは離れて見ていた
どうやら、小雪様も取りに行くみたい>>2:144]

 ……
ふふふ


[相変わらずね、の声に視線だけ向けて、みっつ和菓子を手にとる女性に目を細めた]

 ……
 
いってらっしゃい


[和菓子を撮りにいく小雪様に、ちいさく声をかけたけれど、聞こえただろうか?
聞こえなくても、いいのだ
控えめに、ちいさく、さりげなく、手を振っておいたので**]
(18) 2022/01/23(Sun) 2:26:34

【人】 “観測者” 処暑

[ 春が先取りされてそこに在るような桜餅を菓子切りで切り分けて口へ運ぶ。
 ……美味しいと思う。恐らく、誰が食べても美味しいと思う程に。
 ただ……私は食事に対して熱心な方ではなくて、熱烈に感想を伝える、ということは出来ないだろう。
 ……では何故食べたかというと、立春の祝いが近いから、というべきか。
 もう少し分かりやすく言うならば、菓子を彼女が出したのが常の事でなかったから、か。
 私が惹かれたのは、そういう“特殊性”に、である。

 麦秋至の彼女が、私は和菓子が好き、と認識したと知ったら、私はそれを否定するだろう。>>2:142
 和菓子が特段好きな訳ではないし、故に、餡の論争に参加出来るほどのこだわりもない。>>3
 皆がどうなのか、という興味はあるが。


 周りを見れば、多数がその菓子を味わっているのが見える。
 この状況は、興味深い楽しい
 大雪の彼女が食んだり、>>10
 冬至の彼女が小雪の彼女に勧めたり、>>4
 それから皆のことを眺めて、食べかけの和菓子を置いて、手帳へと向かう。 ]
(19) 2022/01/23(Sun) 2:29:22
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a8) 2022/01/23(Sun) 2:32:32

【人】 “観測者” 処暑

[ 手帳には、少々歪んだ文字が書かれた付箋。>>2:125>>2:127
 会合中、大雪の彼女の人形が付けていったものだと思われる。

 会合中の彼女は真面目と言える態度ではなかったし、私が人形から彼女に視線を移せば、目が合うのも当然のことだったのだろう。>>2:122
 悪戯っぽい目線を、常の淡白な表情で見つめる。内心では不思議がっていたのだけど、恐らく表面的には変化は薄い。
 彼女の目的は分からないけれど、こうして堂々と人形に“観察”されていると、本当に分からない。
 私を観察して何が面白いのだろうか、と。

 人形の事を手帳に記しながら、また大雪の彼女の方を向くと、何故か……楽しそうにしていた。
 ……何が彼女の琴線に触れたのか、本当に分からない。私は首を傾げていただろう。

 付箋に気付いたのは暫く後で、本人が「遊びに来た」と主張するならば、好きにさせておくつもりであった。態々止める程ではないのだし。
 声が届けられるならば「そうですか」「好きにしてください」と淡々と言っただろうが、今は会合中であった。
 私は付箋を持っていないから手帳の端を切り取って、人形に渡す……ことは出来たか。
 「久しぶりに会えて良かったです」――私は、文字でならばほんの僅か雄弁である。
 それが、嬉しいです、という意味かと言われれば……珍しい事態が興味深い、という感情が一番大きいのだけど。 ]
(20) 2022/01/23(Sun) 2:32:52
 
[ 大雪の彼女とは、実年齢は同じぐらいであったと思うけれど、灯守りとしては彼女の方が先だった。
 先代とも被る期間があったと思うけれど、
 「ぬいぐるみの姿で話す灯守りが居るんだけど」
と、雪兎同様に笑みで話していたのが思い起こされる。
 彼は私と違って、可愛いものを正当に「可愛いもの」として受け取れる人間だった。
 ]
 

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 小満の彼や、小暑の彼、中央の人間、がいる一角に彼女は居て、
 人型にんげん(にんげん)の姿で交流する彼女を、そういった意味でも、興味深く眺めていただろう。* ]
 
(21) 2022/01/23(Sun) 2:34:02

【人】 灯守り“霜降” 月輪


   …………。


[ お出しされたお皿はクリームパンとごま団子。>>2:57
 給食のメニューのような品の続編が登場し、
 一瞬言葉を失ってしまいましたが
 すぐにミネストローネの器を用意して下さったので、
 そちらを受け取り早速味見をします。
 湯気も見えるほどのほかほか状態でしたので、
 冷ましながら飲み、視線の方向をちらちらと眺めます>>2:58]


  あら、小満様なら逆に寄って来られそうな気もしますのに。
  カリーユ様はナンパなさらないのですか?


[ などと冗談も軽く飛ばし、その後も談話が弾みました。
 
……でも>>2:56は聞き方ではナンパにも思えなく……?
]
 
(22) 2022/01/23(Sun) 2:34:23
灯守り 白露は、メモを貼った。
(a9) 2022/01/23(Sun) 2:34:37

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ と思えば、噂の小満様が此方を見られた気がしたので>>2:63
 カリーユ様に一礼した後離れ、小満様の方に向かいます。

 小満様も灯守り歴百年を超えている方で、
 紫明様との同期期間も長く、仲も良かったと
 伺っています。退位前に紫明様が]

 『困ったことがあれば、飛心に聞くといい。
  大抵のことは知っている。』

[ とも教えて下さっていました。]

  
  こんにちは、小満様。調子はいかがですか?
  今年もお元気そうで何よりです。

  あの、何のお話を……?


[ ナンパをされていたようですが、と質問する勇気は
 さすがにありませんでした。
ほんの少し聞くか迷いましたが。


 カリーユ様や眞澄ちゃんも勿論ですが
 小満様は在位期間の長さもあり、場を和ませ、
 人との距離を詰めるのがお上手な印象があります。

 もしかすると、過去に何人もの心を奪っていったかも
 しれませんね。これは妄想です。]**
 
(23) 2022/01/23(Sun) 2:41:26

【人】 灯守り“霜降” 月輪

─現在─


  勿論ですが、食べたいものが多すぎて
  何にするか悩んでいたのです。
 
  もう、今日もお上手ですね。
  他の女性灯守りさんにも、同じようなことを言って
  回ってないですよね?


[ 明るく気さくな雰囲気、流れるように褒めて下さる所は
 初めて会った時から既に十年以上が経過しましたが、
 ほぼ変わっていません。>>2:56

 私もお陰様で(?)、最初はしどろもどろだった対応も
 すっかり慣れてしまいました。

 ローザ……白露のことを頼んだのも、
 単純な統治域の距離では処暑様の方が近いのですが、
 処暑様はあまりお姿を見掛けないのもあり、
少し怖そうなのもあり

 単純な頼みやすさと、長きを生きる年の功から
 カリーユ様にお願いしたのです。]
 
(24) 2022/01/23(Sun) 2:43:17

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 

  あの時の音……もしかして……。
  大丈夫だったのですか?
 

[ 会場に到着後、凄まじい音>>0:112と人だかりが出来ていた
 記憶は朧げにありました。
 私はそのまま逆方向に行ってしまったのですが、
 カリーユ様だと知れば、駆け寄っていたかもしれません。]
 
(25) 2022/01/23(Sun) 2:43:21
灯守り“霜降” 月輪は、メモを貼った。
(a10) 2022/01/23(Sun) 2:48:54

蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a11) 2022/01/23(Sun) 2:55:08

【人】 灯守り 小満

ふふ、素直でよろしいことじゃないの。
疲れたー、って言えるのは大事だよ。
抱え込んでもいいことないからね。

[>>14疲れたなんて弱音を初参加で堂々吐けるなら合格だ。
 何に? 私のお眼鏡にかな。
 無理しない、溜め込まない、素直に生きる。
 これはまあ、どこの誰に言っても失敗しない人生論だと思う。]
(26) 2022/01/23(Sun) 3:04:35

【人】 灯守り 小満

コーネリア……ああ、"妹ちゃん"か。
確かにあの子なら君が小暑になる前から何度も来ているし、先代がそれはまあかわいがってたから、仕事もできるだろう。

優秀な蛍がいると助かるよねぇ。

[>>15かの蛍のことは、妹ちゃんと呼んでいた。
 それは彼女が小暑の妹ではなくなった今であっても、変わらない。
 本人及び現小暑にとっては現状に即さない呼び名だが、どうももう癖づいてて変えられない。
 まあ『考えたら負け』なので、そんなものくらいに捉えられていれば助かる。]

でも、君も仕事は十分できるって聞いてるよ。
だから心配しない、しない。すぐ慣れるさ。
私がはじめてこの会合に出てきたときなんて、円卓の外で突っ立ってなーんにもしないでただ見てただけだし。
それに比べたら、上出来。

[それと比べると、何もかも上出来になってしまうのだが。
 詳しくは触れるまい。]
(27) 2022/01/23(Sun) 3:05:46

【人】 灯守り 小満

あっはは。まだまだ>>16か。
固く受け止めないくらいでちょうどいいと思うんだけどねぇ。
蛍任せで寝てても何とか――

……っと、天乃今の聞かなかったことにしといて。

[一応中央の職員の目の前だった。
 冗談めかして天乃の頭上に手をかざそうとしてみる。
 
私に都合の
悪い記憶よ消えてしまえー、なんて*]
(28) 2022/01/23(Sun) 3:07:00

【人】 灯守り 小満

[天乃との戯れは、呼び込んだ霜降がやってきた>>23のに気づいて終わる。
 さて揶揄う手が止まるのと灯守りが増えるの、どちらが彼にとって幸福かはわからないが。

 退位前の紫明のアドバイスを知っていたら『私でいいのかいそれ。もう少し真面目なやつにしときなよ』なんて笑ったろう。
 大抵のことは知っている? 人の好物だの恥ずかしい過去だの昔の悪行だのなら語れるかもしれないが、困ったときの助言なんて『好きにおやり』しか言えそうにない。]

やあ霜降。今日もかわいらしいね。
私はまあ、いつも通りさ。

小暑がね、なんだかんだ初めての会合が不安だったみたいで。
これまで不安だったことある? みたいな話をしてたとこ。
それで、そういうのは若い子の方が気持ちが新鮮じゃないかって、君とかちょうどよさそうだと思ったんだよ。

[どうだい? と振ってみるけれど、さて。]
(29) 2022/01/23(Sun) 3:37:58

【人】 灯守り 立秋

―灯守りと戯れる丸いの達―

[考える時間1秒もなかったのでは!?とチュウくんは訴えたい。>>2:126

残念ながら、ウサギほどの優れた耳を果実は持っていなかったので、むずかしい話を右から左に流しつつお菓子を食べるのに夢中。>>2:129

『メ?……………。』

[己の名前を出されたことで、意識がようやくそちらへ向いた。>>2:130

はてェ?と言うように体を傾ける……人間で言うなら首を傾げているかのようなポーズ。とっさには思い浮かばないくらい、恵まれた果物であるようだ。

やがてお膝抱っこの時間は終わりかけ。>>2:132

『ヒャァーッ』

[油断していたらあーんされてしまった。不覚。思わず小さな悲鳴をあげた。悔しい!でも美味しい!と絶対に吐き出さない心意気でもぐもぐ。>>2:153
(30) 2022/01/23(Sun) 3:56:43

【人】 灯守り 立秋

[床に降ろされたチュウくんは、どうも、良い椅子でございました。と去る雨水様の後ろ姿にぺこと礼をしていた。]

『ハゥン……?』

[差し出された手を見て、2秒考え。>>2:154

『メッ』

[ぺち、と一瞬だけ触れ合う手のひらと手のひら。
ライバルなんだからね!と言わんばかり。

興味がなくもなかったが、蛍としてはそろそろ立秋の様子も気になったので、飲み物を求めて跳ねるウサギと反対方向にてろてろと走っていったのだ。**]
(31) 2022/01/23(Sun) 3:57:40

【人】 灯守り 小満

[>>23>>29ところで、過去誰かの心を奪えたか、であるが。
 冬至称するところ、すけこまし。
 自称するところ、すけ以外もこまし。
 小雪称するところ、性格改めて出直せ。

 総じて、まあまるきり人に嫌われるやつじゃあないとは自認しているが、気まぐれで、やる気も見えず、面白そうなことばかりに積極的で、真面目な席では船漕いだ挙げ句寝ているような男に、心底から奪われるやつはいない、ということなのだろうと思っている。

 
――本人は、そう思っている。
**]
(32) 2022/01/23(Sun) 4:00:19
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a12) 2022/01/23(Sun) 4:19:39

 
[ ――“蛍”でも“弟子”でもなかった私が、“灯守り”になった当初、
 灯守りの何を知っていたかと言えば、一般人と殆ど変わらない事しか知らなかっただろう。
 先代の彼と一緒に住んでいた訳でもないし、彼は仕事の事を深く私に話すような人ではなかった。

 処暑域の行政職員は相当頭を悩ませていたと思うし、非常事態に中央域の職員も対応に追われたのではないだろうか。
 当時の私にはどうでも良いことであったが。……否、今もそうかもしれない。

 処暑域の職員は、突然灯守りになった私に対し諸々の必要事項を伝えつつも、
彼を失ったショックで
気のない私に業を煮やしており、私への対応は強かった。
 しかしそう急かされても私はぼんやりしていたから、それが益々彼彼女の反感を買っていただろう。
 職員は、彼と私の関係を知る事はなかった。
 私も喋ることはなかったから、唯、容姿が似ているから血縁だろうか、と判断されていた。
 それと、私が彼を亡くして放心しているのも話していなかったし、傍目からでは、私の様子は分かりにくいから。
 故に、私の心情は慮られることは少なかった。


 ……それでも諦めることはなかった職員たちには恐れ入る。
 否、先代の彼の部下と思えば納得するのだが。
 なんとか行政が形だけでも回るようになった頃、灯守りの会合への参加を勧められた。 ]
 

 
[ “灯守り魂の管理者”としての仕事については、立秋の彼に大きく世話になったと思う。
 職員が教えられぬ事については、彼に教わった。
 幸い、というべきか、灯宮の番からは遠い時期ではあったし、教わる時間はあった。
 ……尤も、当時の私は放心状態であったから、反応も普段より更に鈍く、良い新人とは言い難かっただろうが。
 そこについては、少々申し訳なく思っている。


 彼にも会合の参加は勧められたのだったか。
 職員に言われた事は、聞かない事も多かった。
 それでも参加に踏み切ったのは……彼に言われたから、というのもあったのかもしれない。 ]


[ 当時の会合出席メンバーで、今も残っているのは、24の席の1/3程度か。
 そう思えば、当時の私を知る者は今でも案外多いのかもしれない。 ]
 

―― 小雪の彼女 ――



  「 彼女は“雪”みたいに凛としたひと……かな
    雪を見てる時みたいな、ぴんとした空気を感じるひと 」



[ 先代の彼が、私に仕事の話をする事は殆どなかったけれど、
 その代わり、灯守りの人となりについては随分聞いていた気がする。 ]


  「 規律に関してしっかりしているし、
    統治者として尊敬出来るひとだよ
    少し近寄りがたく見えるけど……本当は優しいひとなんだ 」



[ その時彼が話していたのは、当時から小雪号に就いていた彼女の事。
 小雪域は少々遠くて行ったことはないし、そこの灯守りについて全く知らない。
 ただ、彼が尊敬し、理想としているのだな、という事は分かる。
 元々行政職員であった彼。
 少々住民に対して心を砕きすぎるところはあるようだが、規則は出来る限り侵さないようにする気質であったから、彼女とは相性が良かったのだろう。
 でも「目を引くような美人だよ」と、恋人の前で躊躇もなく言うのだから、本当に仕様がないのだが。
 ]
 

 
[ 等身大の灯守りの話を聞こうとも、実際会う機会があるとは思っていなかった。
 それが今、灯守り同士としてこうして会っているのだから、どう受け止めれば良いのか分からない。

 小雪の灯守り、と名乗った彼女は、確かに雪のような鋭さを持つ美人であった。 ]


  ………………初めまして

  ……はい、『処暑』です
  ……何か?


[
 “新しい”処暑、とは言えなかった。

 当時の私の容姿は今より少々若く、見方によっては彼の弟妹か、従兄弟ぐらいに見えたかもしれない。
 しかし当時から、感情が表に出ないのは変わらず、更に当時はそもそも感情が凪いでいたから、何を考えているかは分からなかったかもしれない。
 ただ……灯守りとして私の灯りを捉えたのなら、弱弱しくなっているのが判った、かもしれないが。
 灯りと離れる事が不安で、最初は灯りを持ってきていたのだ。
 ]
 

 

  ――――っ、


[ しかし、先代に似ていたから驚いた、という言葉を聞いて、私は一瞬、あからさまに科表情を歪めただろう。 ]
 

 
[ もしかしたらその反応で、先代の関係者だという確信は持たれてしまったかもしれないが、それはさておき。
 彼女は「何かあれば相談に乗る」と言ってくれた。
 ……彼の言っていた通りの、優しい人、のようだ。
 有難い事だとは思った。けれど私は、どうするのが正解か分からずに、「ありがとうございます」と当たり障りのない反応を返したのだったか。
 人見知り、人と関わる事自体が苦手、加えて全他者に対して薄く不信感があったから。
 その厚意を、素直に受け取る事が出来なかった。
 ……話したくない訳ではなかった。けれど私から何かを話すことはなかったから、彼女は直ぐに離れて行ってしまったか。
 彼女の心の内は知らない。私自身を気に掛けられていた事も。
]
 

 
[ 半ば強制的に関わりが深くなった立秋の彼はともかく、私は他の灯守りに対してなかなか心を開けなかったし、会合へ出るのも、暫く間が空いた。
 私は“外”へ出られずに、殆ど領域に引きこもり、淡々と業務をこなしていたけれど、
 ただ、“外”のことは、“風”によって“見て”いた。
 処暑の灯守りに受け継がれる能力『風星』。
 空から地上を見つめる星のように、風によって離れたものを観測出来る能力。

 ただ、私は処暑域を見れば見るほど、分からなくなってしまっていた。
 この人々に守る価値があるのだろうか、と、そういうことを考えてしまう。
 彼から託された位。きちんと継がなければいけない、という思いはあったけれど。
 それでもやはり、彼を失った世界に、意味を見出す事が出来なかった。
 ――私は、この世界を嫌いになってしまっていた。


 “風”を小雪の彼女の元に飛ばしたのは、ほんの気紛れだ。
 彼が尊敬していた彼女の仕事を“見れ”ば、もしかしたら民を治めるとはどういうことか、分かるのではないかと。

 ……さて。それが始まりであった。
 灯守りという存在を“観測”するのは興味深く面白く、元の学者気質は蘇り、熱心な趣味となってしまった。 ]
 

 
[ 会合にも出るようになった私に、彼女は再び話し掛けてくれたのだったか。
 何れにせよ、私も彼女には慣れていったし、それから私が目的を持つきっかけになったことにより、少し、特別気にするようになった。
 もしかしたら彼女は、私が問題ある統治者となっていることを良く思っていないのかもしれないけれど。


 今の印象としては、理想の統治者とも言える、しっかりした灯守りだということだ。
 しかし……どうやら、先代に反発していて、そこに何かがあるらしい、という事は分かった。
 私にはそれをどうすることも出来ないし、
傍観者故にどうしたいと思うこともないけれど。


 私は時々彼女宛に、処暑域の農作物を送っている。
 彼が、短い就任期間にどうやらそうしていたらしいから。
 最初は彼女に相談に乗ってもらった事の礼だったようだけれど、幾ら感謝しても足りないから、とそういうことだったらしい。
 私の言動は彼と似ても似つかない訳だけれど、彼の行動をなぞる私は、彼女にどう見えているのだろうか。

 今なら、なんとなく分かる気がする。彼女が最初、私の容姿を見て驚いた理由。
 彼女も、彼の事をそれなりに大切に思っていたのではないか、と。** ]
 

“観測者” 処暑は、メモを貼った。
(a13) 2022/01/23(Sun) 4:53:26

中央域勤務 天乃は、メモを貼った。
(a14) 2022/01/23(Sun) 5:04:10

[ 子供らしい遊びの一般教養が足りず
  おままごとの『たべる』は食べるふりでいいのだと
  知らないうちは話をそらすことで誤魔化そうとした。
 『一般的な夫婦』の会話を知らないうちは
  なんでも小さな妻の望むようにしたいと
  質問に質問で返してでも
  彼女の望みを聞くことでやり過ごした。

  母親の生き写しみたいな彼女はいつでも母親役を望んで
  わたしはいつもその伴侶役、父の役で。
  ママの真似をしたがる彼女とは対照的に
  その場面で父ならどうするかを一切知ろうとしなかった。

  こんな場面でまで父の代理を与えられることには
  不思議と然程何も思うことはなかった。
  単純に、父の存在が必要がなかったからだ。

  青く茂る草原の上に広げた虹色のピクニックシートの上の
  間取りも曖昧な小さなおうちで
  即興で紡ぎ出される物語は、彼女にとっては
  日常をくり抜いた両親の真似事であっても
  わたしにとっては知らない世界の出来事で。

  全然父親の真似をできないわたしの存在を彼女は最初から
  そうじゃないと否定して責めることはなかったから。
  そのまま受け入れてくれたから。 ]

[ 父がどうとか、そんな些細なこと。
  わたしと、この子と、ぬいぐるみたちだけの
  この小さなおうちのなかでは必要がなかった。

  わたしが何者かも理解していないこの子が
  わたしをわたしのまま受け入れてくれるのなら
  この2メートル四方程度のささやかな幸せを
  いつまでも守ってやりたいだなんて
  傲慢に、軽率に、思うようにさえなっていった。 ]

[ 彼女の望むことはなんでも叶えてやりたいと
  思うようになるのにそう時間は掛らず
  彼女の母親がちょっと困るくらいに彼女を甘やかした
  たまに遊びに来ては甘やかしたい時だけ甘やかす
  彼女にとって都合のいいわたしに
  彼女がなついてくれることは
  あまり不思議はないと思えたのでもうこわくはなかった。

  愛情を与えられることも与えることも不慣れな
  気の毒な子供の顔をしておけば
  彼女の母親も過ぎた贈り物を咎めることはしなかった。

  唯一望まれても叶えられなかった望みは
 『帰らないで』だけだと思う。
  そこだけは踏み越えないと決めていた。
  彼女にとって甘やかすだけの都合のいい存在で居たかった。
  家族になってしまうのがこわかった。
  なろうとしてもなれないと思い知るかもしれないことも、
  近すぎる距離で衝突することも、なにもかも怖かった。

  彼女の母親からかけられる言葉が
 「またあそびにきて」から「もう行くの?」に変わっても
  頑なに、「また遊びに来ます」を繰り返した。
 「自分の家だと思って何時でも帰ってきて」と言われても
  形だけでも頷くなんてできなかった。

  望んでも父から貰えなかったその言葉は
  あんなに欲していたくせに
  いざ与えられてみると
  受け取り方がわからなくて、怖くて堪らないだけだった。 ]

 




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