人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【赤】 陽葉 シロマ

カナイ! 今日がお前の命日だ!
wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:00:00
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。
wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:20:35

陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。
wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:21:57

【秘】 陽炎 シロマ → 甚六 カナイ

数度、瞬きをする。
そんなことは想像もしていなかったと言わんばかりに。

「……っはは!殺すなんてとんでもない!」

笑い飛ばす少女の瞳は誰も映さない。否、映せない。
過去の人間は、未来を見ることさえできない。
過去になった人間なら?


「ちゃあんと牧夫だって出席簿に載ってるよ。
 
誰一人仲間外れにするもんか。


現実における生死の話をせず、自分の尺度でだけ話す。
標的は全員≠セと。

この死者は、生者の尺度を理解できなかった。

「……ねぇ、ずっと一緒にいようよ。
 こんな生き辛い場所じゃなくてさ、もっと素敵な所で。
 好きなことをして過ごそうよ。
 そこでは男だからとか、女だからとか。
 誰にも言われない───いや、言わせない」

手を重ねたまま、十七歳の少女は願う。

「ねえ、」

ほんの一瞬、目を伏せた。
だけど先生だから、貴方の目を真っ直ぐ見据えて────

(-5) wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:36:20

【秘】 先生 シロマ → 甚六 カナイ

 
 
「良いよ≠チて、言って?」

 
(-6) wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:37:28

【人】 陽葉 シロマ

>>2:62 >>2:63 マユミ

「き……ら、き、ら、ひ、か、る……」

目を伏せ、うろ覚えの歌詞でオタマジャクシの後を追う。
演奏が終わり、ややあって目蓋を開けた。

「ありがと。
 やっぱりきらきら星は弾ける人が多いんだねえ」

水筒を隣の椅子に置き、ゆっくりと立ち上がる。
壁に貼られたまま朽ちた掲示物を見ながら、美術館の中を回るように歩き出す。

「……あと、牧夫が見つかった時もありがとね。
 私はああいうの、わからなかったから助かったよ」

知っていれば、現場の保存をしたのだろうが……白間は、指摘されるまで気付かなかったから。
暫く歩くと、ピアノ側に置かれていた専用の椅子に腰を下ろす。

「多分弓道部で色々あったから、知ってたんでしょ?
 思い出したい記憶でも無いだろうにさ。
 辛いこと、思い出させちゃったんじゃないかって……」
(1) wazakideath 2022/07/10(Sun) 21:58:06

【赤】 陽葉 シロマ

 
 
出席を取ります。

 
(*0) wazakideath 2022/07/10(Sun) 22:11:33

【赤】 陽葉 シロマ

どこかの教室で、少女が教鞭を執っていた。

鳥飼
。」

夢川
。」

「……
司馬
。」

名前の増えた出席簿を満足気に読み上げ、閉じる。
前回との違いは、更に名前が増えたことと──窓から見える夜空が、白み始めてきたことだろうか。

「学校って感じ、出てきたな〜。良い調子!」

笑顔で頷けば、窓へ視線を向ける。
その横顔には僅かに哀愁が漂っていた。

「……急がないとね」
(*1) wazakideath 2022/07/10(Sun) 22:12:28

【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ

夏の香りが遠ざかる。

一つ一つが、少女の瞳を翳らせていく。
きみが言葉を重ねるほどに、暗い色を募らせる。

「やっぱり。きみが まきおを殺したんだな」


ぽつ、ぽつ。ちぐはぐで、噛み合わない二者面談。
死者の尺度を生者は理解できない。
そのまったく反対が、きみに齎されたように。

「なぁ きみは」
「あの子たちまで、連れてく気なのか」


重なった手は、熱を持っている。
深く淀んだ断絶がそこに横たわっていることだけを、感じ取る。


 
「 …… ぃ」



視線が地に落ちる。
不出来な、何もできない生徒の声が、

(-29) 榛 2022/07/11(Mon) 0:38:39

【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ

 

「よく、なぃ に、決まってるだろ」


 
(-30) 榛 2022/07/11(Mon) 0:40:12

【秘】 陽炎 シロマ → 甚六 カナイ

「……どうして?」

寂しそうな相貌が貴方を見下ろした。
何故殺したなんて、言うのだろう。
何故良くないなんて、言うのだろう。

「皆連れて
来れば
、皆一緒にいられるよ。
 卒業したって、ずっと一緒。
 寂しくなんて、ならないよ?
 なのに、どうして」

連れて行く、ではなく。
連れて来る、と少女は言った。
貴方だって、もう此方側なのだから。

過去に留まれば、未来を見ることは叶わない。
将来を奪うことに他ならないことを、少女は理解しない。

「……誰か嫌いな子でもいるの?」

返ってきたのは、的外れな疑問。
皆と一緒に居たくない理由なんて、それしか思い浮かばない。
(-48) wazakideath 2022/07/11(Mon) 10:22:57

【人】 陽葉 シロマ

>>2 マユミ

「私は……う〜ん……」

尋ねられれば、こちらも歯切れを悪くする。
どう言ったものかと、言葉を選んでいた。

「まだ実感が湧かない、って感じ?
 自分より気が動転してる人がいると逆に冷静になれる、みたいなこともあるだろ?」

それにさ、と言い辛そうに口を開く。
貴方の横顔へ、伺うように視線を向ける。

「……外に出られないってことは、多分外からも入れないんじゃないかと思う。
 ってことは、だよ。
 犯人がこの中にいるってわけだから。
 そっちの方が気掛かりでね」

嘆息と共に、鍵盤へ指を伸ばす。
……偶然、鳴らない箇所だった。

「牧夫と誰かと揉めてるなんて、聞いたことも無いし。
 あいついじめとか、家同士の諍いとか、そういうのとも無縁じゃないか。
 揉め事なら私の方が有り得るよ」
(17) wazakideath 2022/07/11(Mon) 10:50:08

【神】 陽葉 シロマ

『またか。……嫌になるね、ほんと』

親戚の少女が死んだと知って、狼狽はしなかった。
やはりどこか他人事で、死を実感できない。

『裏道にも何かあったのかと思った。
 ひとまず怪我してないなら、それでいい。
 あと栗栖も見当たらないんだね?
 私の方でも探してみるよ』

新たな遺体の様子を文字で見ても、心は波風立たず凪いでいる。

『もう何があってもおかしくない。
 歩き回る以上は、マユちゃんもいつ何があっても良いように身構えていて。
 裏道回収したら、最初に集まった教室に戻ろう』
(G12) wazakideath 2022/07/11(Mon) 15:20:38

【赤】 陽葉 シロマ

少女は真剣に、時折相槌を挟みながらその話を聞いていた。
生徒の悩みを解決しようと、真摯に努める教師の様に。

「……ふぅむ。同意の上でも、となれば。
 原因は単純だ、只怖かったんだろうね。
 人間は本能で死ぬのが怖いのさ。だって、死んだことが無いんだから」

最初に感じたのは冷たさにも近い熱さだった。
脚が燃えるように熱くて、次に喉を焼く痛みにのたうち回った。

焼けた肉の臭いがする。


「御国の為に命を捧げよう、なんて教わって。
 そう思っていたけれど──実際死ぬ時は、本当に恐ろしかった。
 理由なんて無いんだ、
 とにかく苦しくて……
、」

「…………、……」

教卓が視界に入る。そこで自分が俯いていることに気が付いた。
嗚呼いけない。先生なのだから、前を、生徒を見ていなければ。
(*4) wazakideath 2022/07/11(Mon) 15:42:02

【赤】 陽葉 シロマ

「…………苦しむ、時間が……長ければ、それだけ恐ろしく思う時間も長くなる。
 即死とか、それに近い死に方ならきっと怖がらせないんじゃないかな」

ゆらり、顔を上げた。
額に汗が滲んだ気がして、手の甲で拭う。
当然、何も付かなかった。

「ただ、即死は見た目が酷くなりがちだ。
 綺麗なままにしたいなら、足を縛っておくか、高い所から……
あ。


自身の髪を指し示す。

「そのリボンで小指と小指繋いでみたらどうだろう、
 それに……一緒なら、飛び降りても怖く無いかも」

きっと生者がいれば、そんなことはないと反論するであろう提案をした。
(*5) wazakideath 2022/07/11(Mon) 15:43:11

【人】 陽葉 シロマ

>>21 マユミ

否定する言葉に貴方らしいな、と思う。
異議を申し立てる言葉もまた、貴方らしい。

「私達以外にいないじゃないか。
 もし他の誰かがいたとしたら……こんなに歩き回ってるのに、誰も見かけてないなんておかしい」

隣の鍵盤を押す。調子外れの音が響いた。

「私だって疑いたくないけどさ……」

更に隣の鍵盤は、正しい音階で鳴った。

「……いや、マユちゃんが言いたいのは」

更に隣は────鍵盤が、欠けていた。

「幽霊とか、そういうのに殺されたってこと?」
(25) wazakideath 2022/07/11(Mon) 19:34:52

【秘】 陽葉 シロマ → 不知 ミナイ

ぱき、ぱき。
校舎裏で、枝を折る音が続いていた。

明らかに木に登って折ってきた太さの枝を持ち、少女が細かい枝を取り除いている。

ぱき、ぱき。
暫くして、身の丈よりも長い木の棒が生まれた。
(-73) wazakideath 2022/07/11(Mon) 19:46:58

【独】 陽葉 シロマ

オッ皆やってんねえ!!!
(-88) wazakideath 2022/07/11(Mon) 22:01:05

【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ


「き、らいな奴なんて」


まるで見当はずれの問い。
どうしてそんなこと言うんだ。
どうして、“どうして”なんて言うんだ。

カナイはぐるぐる考える。
些細で大きな、言い回しの違いに気づく余裕もなく。

「ぃ いるわけない、
だろ


ケン、と力なく喉に引っかかる咳をする。
どうやったら分かってもらえるんだろ。


「……ぁぅ。
 
そうじゃ、のぉて……」



ああ、むりかな。
むりだよな。

ぼくってそういう、やつなんだし。
(-94) 榛 2022/07/11(Mon) 22:09:03

【秘】 陽葉 シロマ → 甚六 カナイ

「だよねぇ、皆良い子だ。
 だから深雪も“離れ離れは嫌だ”って思ったんだろうしね」

うんうん、と場違いな頷きを返す。
話が噛み合わない。
丁度、ラジオの波長がずれているかのように。

「……実を言うと、最初は生徒が一人いれば良いやって思ってた。一人でもいれば、先生はできるし。
 でも──深雪が皆一緒が良いって言ったからさ。
 多いに越したことはないかな、と思って」

全員を狙う理由はその程度。
その程度で、少女は青年を死に至らしめた。
いや。
殺した自覚さえ、未だ無い。

「初めてできた生徒の頼みだもの。
 ──私、叶えてあげたいんだ!」

その笑顔は、普段の大人びた雰囲気など微塵もなく……年相応に無邪気だった。
(-95) wazakideath 2022/07/11(Mon) 22:46:37

【人】 陽葉 シロマ

「あ、」

硝子の割れた音の方へ向かっていると、見覚えのある帽子が落ちていた。
硝子を踏み、拾おうとして──永瀬の言葉を思い出した。

そっと離れて、窓の方を見る。
破片で怪我をしないように気を付けつつ、窓から下も覗き込んだ。

「……ま、君はそんな死に方しないよね」

姿勢を戻し、スマートフォンを取り出す。
さて、どうしたものか。
少女は暫し考えていた。
(29) wazakideath 2022/07/12(Tue) 7:46:54

【秘】 甚六 カナイ → 陽葉 シロマ

「…… ぇ」

 
なんで  みゆき が?


霞がかる頭。胃の辺りがふわ、と浮く心地。
きみの見せる、少女らしい、他愛無い笑顔と正反対に。
青ざめた唇を震わせて、くしゃ、と顔をゆがめて。


「わ」

……わ
らん
、ょ」


こずちゃんの 言うこと


ひそまった瞳は渇いている。
涙の膜が張ることも、ましてや零れ落ちることもない。
泣き方を忘れてしまったそこだけが、いやに枯れた大人びて。

「ぼくには、わからん……」


でもやっぱり、カナイは。
情けないカナイでしか、なかった。
『ねーちゃん』も、うまくやれない。
(-113) 榛 2022/07/12(Tue) 12:31:32

【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ

「梢くん、何をしているんだい?」

いくつかの別れをした、いくつもの停滞を見てきた。
彼らは生きるのをやめたものたちだった。
勿体無いなぁ、勿体無い。


一人校舎裏を訪れた薬袋は音を便りにあなたを覗きこんだ。

「木登りは得意だった?」

羨ましいなぁ、なんて。ないものねだり。
(-115) toumi_ 2022/07/12(Tue) 12:57:51

【秘】 陽葉 シロマ → 不知 ミナイ

声に顔を上げる。
ああ、と表情を緩めて枝を示した。

「栗栖が見当たらないだろう?
 探し回ったけど……後はもう、池くらいしかないと思ってね。
 これで底をこう、つんつんする」

口振りからして、最早生存を諦めているのは確かだった。
人間は池の底で生きていけないのだから。

「木登りは
今も
得意さ。
 大人っぽさを売りにしたいから、内緒だけどね」

過去形であることを訂正するように、冗談めかして付け加える。
(-117) wazakideath 2022/07/12(Tue) 13:15:09

【独】 陽葉 シロマ

正直、掴めるモンは手当たり次第掴んでるね
(-126) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:24:22

【独】 陽葉 シロマ

俺は、カナイとネコジマの間女
(-127) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:25:28

【独】 陽葉 シロマ

間違えた カナイとウラミチの間女
(-128) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:25:57

【独】 陽葉 シロマ

まあ何にせよ間女よ
俺が間女できるってとこ見せたらぁな
(-129) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:26:37

【秘】 陽炎 シロマ → 甚六 カナイ

繰り返し、伝えた筈だ。
本心を、貴方に明かした筈だ。
なのに返ってくるのは、拒絶ばかり。

「……、伝わらないかぁ」

その笑顔に影が差す。
理解されないことは、誰だって寂しい。無論、それは死者も同じ。
だと言うのに、分かり合えない。
どうしてだろう。


「同じ人間でも、分かり合えないんだ。
 直ぐに分かってもらうのは難しいよね。
 もしそんなことができるなら、戦争だって起こらなくて……私だって焼けなかったんだから」

しかし。

「でも、大丈夫」

ここで諦めてはいけない。
何故なら────、

(-130) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:32:18

【秘】 先生 シロマ → 甚六 カナイ

 
 
解るまで、一緒に頑張ろう?



────白間コズヱは、先生なのだから!

 
(-131) wazakideath 2022/07/12(Tue) 14:33:55

【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ

「そう、だね。彼見つからないね。
 誰かさんのように迷子になっているのかも」

この誰かさんは。誰のことでもあり、誰のことでもない。


「でもそんな簡単に人が池に落ちるわけなんてないだろう?
 ゲームや映画じゃないんだから。
 梢くん、特別心配しすぎじゃあないのかい」

ころころと笑って、暗い表情を見せずに。
体力がなく登れないその木を瞼の裏に浮かべながら、一歩近づいた。

「そんなことで幻滅する人はいないよ。
 でもそんなところまで気を使ってるなんて、流石だね。

 …ボクさ、実は梢くんの雰囲気が好きで真似していたんだ。
 その振る舞いや、格好良さ。お手本にしてた」

親が町で不審がられていること。
町の人からの視線、謂われない暴言もうけたことがある。
少し似ていると思っていたキミのその生き方は、ボクのひとつの、目標だった。


「でもこの見た目で、格好つけても心配されてしまってね。
 イケメンと呼ばれるのに、全然うまくいかないんだ。
 まだまだ精進が足りないな」
(-133) toumi_ 2022/07/12(Tue) 15:31:33

【秘】 陽葉 シロマ → 不知 ミナイ

「私もそう思うよ?
 ただ、後はもう山の中と池の中くらいしか残ってる場所が無い。
 この暗さで山に入るのは危ないし、消去法さ」

貴方の笑顔は、何だかいつも通りに見える。
こんなことがあった直後で、いまだ問題は解決していないというのに。
繕っているのか、それとも……いや、繕っているのは己も同じか。

「皆がそんな薄情な子じゃないって、わかってはいるけどね。
 どちらかと言えば、そう意識することで己を保ってるみたいな感じなんだ。
 でも……うん。そう言われると嬉しいよ」

ありがとう、と慣れた言葉を口にして。

「……確かに、体格や体質はどうしても大きいな。
 格好良さって、そんなことだけで決まらないのにさ」

ふと、気弱な彼のことを思い出す。
皆は彼を意気地なしと呼んだけれど、私はそう思わなかった。
(-135) wazakideath 2022/07/12(Tue) 16:27:17
 




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