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人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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カナイは、それで満足だ。
(a68) 2022/06/08(Wed) 16:12:39

【置】 棕櫚の主日 コゴマ

心配を胸にいだきながらに廊下を駆け戻っていた脚は、
端末に入った連絡への安堵で、僅かにゆるめられた。
けれどもその先に見えた光景は、静か過ぎて。
近づいてきたと気づけないくらいには、遠くの場所で立ち竦む。
誰ともなく声をあげるまで、その光景を見守り続けた。
(L10) 2022/06/08(Wed) 19:00:27
公開: 2022/06/08(Wed) 19:00:00

【人】 未だピンボケ ライカ

2人の元に戻ってきて、篝屋先輩が気を失っている今のうちに 服の上からペットボトルの水をぶちまけるようにかけていく。
痛みを感じるかもしれないが、とにかく酸を流すためにペットボトルを空け続ける。

ちゃんとした応急手当のキットはないから、最低限の治療だけを施して。
上に職員の制服を羽織らせる。

あとは無事に目を覚ましてくれればよいのだけれど。

「……体力も落ちてるでしょうから、無理はさせられないですね」

自分が怪我もなく体力も余っていてよかった。
全員が満身創痍だったら何も出来なくなっていたところだ。
(48) 2022/06/08(Wed) 21:17:32
>>三十三

その青年は治療を手伝いつつ、眠っている篝屋と手当を行い続ける三十三の二人をじぃと見つめていた。

「そうですね。篝屋さん、怪我が怪我ですから本来なら絶対安静してほしいところですけれど。
 んー……、圧倒的に不足してますねー」

人も。物資も。
けれど嘆いたところで何かが降ってくるわけではないのだ。やれる範囲で、やれる事を。


「……ねえ、三十三さん。これは純粋な興味なんですけど」

作業が落ち着いたあたりで青年はおもむろに口を開いた。

「貴方は何故、写真を撮り続けているんですか?
 このような状況になったとしても」

子供のようなくりくりとした瞳を、けれど光を宿していないような眼差しを向けて、貴方にそう問いかける。
体が、意識が、俺の何かがずっと叫んでる。見たい、聞きたい、知りたい。
……何をだろう。

【人】 未だピンボケ ライカ

>>+15 結木さん
「本当に。
 伊縫さんも怪我をしていたようですし。深和さんたちももしかしたら何かに出くわしている可能性があります。
 元々、体調や精神面も良くなさそうでしたしね……」

自分だって、余裕があるわけではないけれど。
少なくとも身体だけは、他の誰よりも元気で動き回れるはずだ。

「はい」

何だろう、と手をハンカチで拭いつつ。
先輩に向けていた目を貴方の方へ。
続く言葉に、暫し迷ったのち。

「そう、ですね。
 ……僕の、潜在的な興味―――でしょうか」

あまり認めたくはないんですが、と続けながら。

「僕は元々、人物写真が好きでカメラを触っていたんです。
 生きている人たちの生活、日常を切り取る事が好きだったように思います」

「高校生の頃―――交通事故の現場に鉢合わせるまでは」
(49) 2022/06/09(Thu) 19:36:57

【人】 未だピンボケ ライカ

>>+15 結木さん
「女性が倒れていました。血だまりの中に倒れて、傷だらけで。
 まだ事故が起きたばかりでしたから、生きていたかもしれません」
「僕は、無意識のうちにカメラを構えていました。
 証拠写真のつもりだったと思います。

 通報よりも先にカメラを構えた僕を、周りの人は問い詰めました。非難しました。
 自分でも、興味本位で撮った写真ではないと思い込みたかったんです。きっと」

続ける。

「でも、その頃から」
「僕は生きている人よりも、
死んでいる人 死に直面しようとしている人を切り取ること
に興味を覚えました」

気付けば、向かった先には首を吊っている人が揺れていたり。
飛び降りようとしている人が屋上に立っていたり。
そういったことが増えていた。
それが偶然だったのか、自分が追い求めたものだったのか。
今はもう覚えていないけれど。

(50) 2022/06/09(Thu) 19:46:43

【人】 ピントを合わせて ライカ

>>+15 結木さん
「僕は、死に行く人を。死んでしまった人を。死に直面してなお抗う人を。
 
この手で記録したいんです


「ただ、それだけですよ」
(51) 2022/06/09(Thu) 19:49:48
2022/06/09(Thu) 19:52:28

【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

 誰もいなくなった会議室。ずるりずるり、粘着質な音がする。

「お留守番アリガト〜、思っていたよりも結構あけちゃった」

「他の人居ないし、さみしかったでしょ。ごめんね」


 弱々しい声をこぼしながら、ソレはなんとか椅子に座り込んだ。床に転がっているよりかは多少見てくれはマシだが、焼け爛れ傷付き、数えきれないほどの穴が開いたソレは、どうにも人とは思えない外見だ。

「……取りに来たはいいケド、これじゃ汚しちゃうのよねェ」


 視線の先には枕があった。あの猫ちゃんカバーの。ふ、と伸ばされた手は途中で止まる。血の赤は何だか分からない黒に塗りつぶされて久しい。どれにしろ、触れることは憚られた。

「ここから動くのも、はァ、しばらく無理そう。テンションで動きすぎ」

「治ったら、そうねェ、汚れ落とすよりも袋持って来た方が早そう」

「置いた場所にあれば、探さなくていいんだケド」

「意識一回飛んじゃってから、静かになったわねェ」

「あんなに五月蠅かったのに」

「どっか行っちゃった? 結局何だったのかしら、アレ」

「アタシ、死なないわ? 死んだかもしれないケド、死ねないの」
(L11) 2022/06/09(Thu) 19:55:20
公開: 2022/06/09(Thu) 20:00:00
ナオアキは、まだやり残したことがある。
(a69) 2022/06/09(Thu) 19:55:32

【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

「猫チャン猫チャン、ここにいる間、お喋りしましょ?」

「持ち帰るのに、入れ物が欲しくって」

「丁度良かったのよ、アナタ」

「タオルよりも、綿の中の方が壊れなさそうでしょお?」

「あと、」

「作って貰ったモノって、持ち帰ろうとしていいじゃない?」

「こんな非常時でも」


 
「伊縫サン伊縫サン」

「探しに行くからね」

「早く動けるようにならないかしら」

「手だけでも、指だけでも」


「ほしいのよ」

 
(L12) 2022/06/09(Thu) 19:58:06
公開: 2022/06/09(Thu) 20:00:00
ナオアキは、まだ諦めていない。この先も、死んでも。
(a70) 2022/06/09(Thu) 19:59:01

ナオアキは、もう動けない。
(a71) 2022/06/09(Thu) 19:59:17

ナオアキは、猫ちゃんとお喋り。
(a72) 2022/06/09(Thu) 19:59:26