05:54:59

人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


天乃中央域勤務 天乃
処暑中央域勤務 天乃
篠花中央域勤務 天乃
雨水中央域勤務 天乃
大雪中央域勤務 天乃
シャーレン蛍"菜虫化蝶" シャーレン
小暑中央域勤務 天乃
小満中央域勤務 天乃
春分中央域勤務 天乃
コーネリア蛍“蓮始華” コーネリア
月輪中央域勤務 天乃
夏至中央域勤務 天乃
大寒中央域勤務 天乃
立秋中央域勤務 天乃
立春中央域勤務 天乃
冬至中央域勤務 天乃
雀始巣中央域勤務 天乃
芒種中央域勤務 天乃
立夏中央域勤務 天乃
白露中央域勤務 天乃
麦秋至中央域勤務 天乃

処刑対象:天乃、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:人狼の勝利

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ ――時刻は夕刻。
 窓の外の空の青が、だんだんと薄れているのが見える。
 やがて日が落ち、夜が訪れるだろう。

 途中退場も可であるこの交流パーティーであったけれど、空が夜に染まれば、会場自体が閉じられることとなる。
 個人的に中央域に居残るのは自由だが、広間は片付けに入り、パーティーとしては解散となるだろう。

 此度の会合は、無事終わった、と言ってもいいだろう。
 ……否、色々と頭を抱える事はあったが、大きな事件はなく、穏やかであったと言っていいと思う。

 年に幾度か行われる会合。常と変わりなく、特別な記録をされることもない、時の流れの1ページ。
 これからも、灯守りや蛍達は、何度もこれを繰り返すのだろう。 ]
 
(0) 2022/01/27(Thu) 0:01:41

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ その中で、もしかしたら、何か変化があった者が居たのかもしれない。
 己には見えておらず、記録にも残らないところで、何かが。

 灯守りや蛍達は、此度の会合をどう思っているだろうか。
 ……あの灯守り>>0:n0は、何か掴めたのだろうか。
 あの文書以来、彼(彼女)の内面を知る文書は上がってきていない。

 それを己が知る機会があるのかは分からないけれど、
 人間の短い人生においても、もしかしたら、そういう機会が巡ってくるのかもしれない。
 ……まだまだ、彼彼女らと、関わることを辞めるつもりは己にはないから。]
 
(1) 2022/01/27(Thu) 0:02:31

【人】 中央域勤務 天乃

 

  お疲れ様でございました
  お気をつけてお帰りください


[ 出ていく灯守り様や蛍様方が居るなら、会場の出口で、執事やメイドと共に、恭しく挨拶をする。
 一瞬で自身の統治域に帰れる灯守りに対し、気を付けても何もないのだが、それは定型文、というやつだ。]
 
(2) 2022/01/27(Thu) 0:03:34

【人】 中央域勤務 天乃

 
[ 此度得た、ちょっとした気付きを胸に、
 残りの仕事をこなし、会合で上がった新たな案件の事を整理し、
 大寒の、己の一日も、終わっていく。**]
 
(3) 2022/01/27(Thu) 0:04:10

【人】 灯守り 立夏


 
あっ
、あー……

[はい、思い付き作戦は失敗してしまいました。
菖ちゃんがとても宙に浮いております。>>4:78
浮いてるというか、状況からして
夏至くんの力でそうなってるのは一応理解したけど
口が半開き状態でぽかーんとしてしまう鳴子さんです。
肩の上のフジが鼻先でほっぺを小突いてきてます。
どうしたの?とでも言っているんでしょうか
器であるこの子に意思があるかは分かりませんが
なんとなく指先で頭なでなではしておきます。

さて、実際に能力が見れたのは悪くないんですけど
これはなんというか、こう……
いや、でも今回は仕方ないかもと思ってしまいます。
菖ちゃんちょっとだけ言いすぎてたと思うの。
おいたがすぎる…というやつ?]

 へ? そ、そうっすね!いつでも遊びに来るっす!
 立夏領の人達も歓迎してくれるはずっすよ!

 んーそうっすかー
 でも場所が必要な時は相談してもらって大丈夫っす
 鳴子さん頑張る!

[夏至くんなりに考えて言ったんだと想像はしつつ
でも一応再びの念押しはしておく。
誰かの為なら鳴子さんいくらでも頑張れるもの!]
 
(4) 2022/01/27(Thu) 1:56:07

【人】 灯守り 立夏


[……と、ここで新たに輪に加わる人が>>4:81]

 立秋さんだ
 能力見たいと言ったのは本当っす!
 ただえっと、うーーん

[立秋さん、秋の領域の灯守り。
こういう場以外での関わりはあまりないのですが
『立秋ってあれ爺さんだからね』
なんて、先代さんの言葉に驚いた記憶はある。
先代さんも歳すごいのに若い姿なのは知ってますけど
見た目とのギャップ度の差がね、うん。
……どっちの方が歳上さんなんだろう?]
 
(5) 2022/01/27(Thu) 1:57:45

【人】 灯守り 立夏


[あ、立秋さんが説得を断念してしまった。>>4:104
これは鳴子さんが代わりに頑張らないといけないターン??]

 んーと、そうっすね!
 夏至くんは冷静っすね!
 冷静だし、夏至くんは大人だから
 菖ちゃんがちゃんと反省したら
 勿論下ろしてあげるつもりっすよね?

[じぃーと、笑顔で夏至くんの顔を見つめる。
夏至くんだって良い人です
一度は鳴子さんの思い付きに乗ってくれようとしていた。
能力でどうにか出来たならたぶん使ってましたが
夏至くんには不必要な状態だから無意味。
こうして言葉で説得を試みるしかないのです。]

 菖ちゃんも!
 ちゃんと反省したよね?
 言い過ぎてごめんなさいって出来るよね?
 鳴子さんがお願いしたばかりにこうなってごめんよー!


[菖ちゃんにも、浮いてるので少し声を張っての確認。
立秋さんも言ってたけど、このままは可哀想だもの。

とはいえそもそもは鳴子さんの思い付きが発端みたいなところあるので、そこはしっかりごめんなさいしました。]*
 
(6) 2022/01/27(Thu) 1:58:09
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/01/27(Thu) 2:07:19

【人】 灯守り 芒種

[ 液体以外が物理的に通る気がしないので
  用意された食事に一切手をつけないまま
  暖かいお茶を啜っているふりだけして時間が流れる。

  妹だけを眺めていた視線は、その視界に
  ひとりまたひとりと別な顔が映り込む度
  その景色に焦点を合わせることを放棄してゆく。

  明るく社交的な妹。
  誰とも関わろうとしない陰気な姉。

  比べて責められる事にはもう慣れた。
  そんなことが辛いわけではない。
  あの子の世界が広がることを喜びきれない自分と
  上手く向き合いきれずにいるだけだ。

  あの隣に並んでほかの誰ともにこやかに、なんて
  努力しようか悩んだこともある。
  けれど向いていないのだ。
  あの子がいる場所でそれ以外になど
  まるで興味が湧かないのは目に見えていた。
  楽しく過ごすあのこの邪魔をしたいわけではない。 ]
(7) 2022/01/27(Thu) 2:18:05

【人】 灯守り 芒種

[ ピクニックシートの小さな家に
  ずっと二人きりなら良かったのに。
  それだけでよかったのに。

  あなたはそうじゃないのでしょう?
  それが普通だ。その成長が喜ばしい。
  けれど
  あなたはそうじゃなかったことが
  こんなにも苦しくてたまらない。
  わたしにはあなただけなのに
  あなたにはわたし以外が在ることが。

  閉じ込めたいわけではない。
  あなたには自由で在ってほしい。

  子供みたいな我侭な独占欲と、それに伴う矛盾とに
  喉の奥が締め付けられて苦しい息が
  もうすっかり湯気もあがらぬお茶の水面を揺らした。 ]
(8) 2022/01/27(Thu) 2:18:51

【人】 灯守り 芒種

[ 俯くことはできない。
  辛い顔をすることも。
  きっとあの子は心配しをして駆けつけてしまう。
  邪魔をしたいわけじゃない。
  邪魔をしてしまいたい。けれど……
  わたしになんか気付かなかったらどうしよう。

  ほんの少しでも気付かれない時間があれば
  きっと心が死んでしまうから試せない。
  しにたい気持ちは今日も絶えず心の中に燻っていたけれど
  しにたいなんて願望、しねない人間が抱くものだ。
  所詮自死を選ぶ度胸なんてない。
  心を殺す度胸もない。 ]


( かえりたい )


[ 何もかもがどうでもよくて何も考えずにいられる
  陰鬱で退屈な日常にはやく帰ってしまいたかった。
  気が滅入る湿っぽさすらもはや恋しく思える。 ]
(9) 2022/01/27(Thu) 2:20:10

【人】 灯守り 芒種

[ それなのに

  焦点が逸れてぼやけた視界でも
  幼い頃よりも少し落ち着いた柔らかな亜麻色を
  意識しなくても目が追いかけてしまう。
  離れてしまったほうが楽なのに、離れることが苦しい。

  だから来たくなかったんだ。

  抱きしめたぬくもりも握る手の力強さも甘い肌の香りも
  他と話す時とはまるで違う甘え切った声も
  すっかりと鮮明に思い出してしまった 。
  甘ったるい毒に自ら侵されている気分だ。 ]


 (ばかみたい)


[ もう何度も繰り返した自嘲を口の中に持て余して
  結局吐き出すこともできずそっとお茶で流し込んだ。*]
(10) 2022/01/27(Thu) 2:20:56

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……あ

  ………………こんにちは、大寒さん


[ 手元には、食べかけの椿餅と菓子切り。
 和菓子を放置して、また手帳へと向かっていた私は、不意の声掛けに顔を上げた。>>3:118
 雪のような白いドレスに、それから中央の人間に渡されていたブーツ。大寒の灯守りである彼女の珍しい姿。
 何の用だろうか、と、じっと見つめたけれど、沈黙の落ちる時間はそう長くはなかったか。 ]


  ……?

  ……………ええ、構いませんよ


[ 大寒の彼女の言葉に、私は目を瞬かせる。
 どうして彼女が誰かの手紙を預かり、それを処暑域の誰かに届けようとしているのか。様々な疑問が浮かんでいく。
 面倒、だと思う訳ではない。むしろ、興味を引かれる。
 しかしそれが会合の資料の裏に書かれたものである事に気付けば、私はぴたりと固まった。 ]
(11) 2022/01/27(Thu) 2:37:12

【人】 “観測者” 処暑

 
  ――――――……


[ “ななし”宛の手紙。
 内容はまだ読んでいないけれど、それに気付いた。
 預かった、と言っているけれど、今書いたということが分かったから。
 ……確かに処暑域の話であることは考えれば分かるかもしれないし、領域に送っているのだから、灯守り相手だということは、彼女にも分かっていたのかもしれない。

 彼女が続ける話には応えられず黙ったまま。>>3:119
 彼女は行ってしまったか。 ]


  …………………


[ どうして私が元気そうならば、安心するのか分からない。
 『大寒の灯守り彼女』と『処暑の灯守り』はそんなに親しかっただろうか。
 ……それとも『エアリス』は、何かななしに思う事があったのだろうか。
 私はそれを知らない。聞く事はなかったから。 ]
(12) 2022/01/27(Thu) 2:37:45

【人】 “観測者” 処暑

[ 大寒の彼女が立ち去れば、私は手紙に目を落とす。
 常と変わらない柔らかい語り口で、綴られるのは今この時の事。>>3:*109
 “観察”するだけの灯守りの、内面に触れられたのは嬉しかった、と、
 “観測者”の目線で思ったのもつかの間。 ]


  ………………


[ 「友達」――と。
 私がそれを見た時に、最初に思ったのは戸惑いだった。
 「友達」というもの。それはどういったものであるのか分からない。
 今は人を遠ざけているのだから当然として、普通の人間であった頃も、そう呼べる人が居たかどうか……怪しい。

 ただ、「友達」というものに興味がない訳ではない。
 そして「友達になりたい」と、そう言ってくれた『エアリス彼女』とならば、その関係へと、一歩踏み出してみても良いのかもしれない、とは。 ]
(13) 2022/01/27(Thu) 2:39:00

【人】 “観測者” 処暑

 
[ “彼”が私の側に居てくれたように、
 彼女がこの詰まらない“私”を望んでくれるなら。

 『エアリス彼女』が、手紙の上だけでなく、一人の灯守りとしての貌としても、私と話したいと願うなら。 ]

 
(14) 2022/01/27(Thu) 2:39:38

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 但、人との接し方を忘れた私には、その一歩が恐ろしい。
 大寒の彼女へと視線を遣るが、彼女はどうしていたか。
 暫く交互に、彼女と手紙を見つめていた。* ]
 
(15) 2022/01/27(Thu) 2:40:03

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 空が夕焼け空紅掛空色になる頃、彼女を訪ねる私が、居るかもしれない。 ]


  …………………大寒さん


[ 長い沈黙の後で、差し出すのは手紙。
 手帳を千切った、飾り気のない便箋。 ]
 
(16) 2022/01/27(Thu) 2:41:14

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 相変わらず署名のない手紙を読んで、彼女はどう思うのか。
 その光景は、今回の会合に存在したか、どうか。* ]
 
(17) 2022/01/27(Thu) 2:42:07
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a0) 2022/01/27(Thu) 2:49:46

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:冬至の君とーー


 う……


[“言わない理由を作る方が、言うよりとても易い”
その言葉が、心に刺さる。刺さり過ぎて耳も痛い。
正論すぎて反論できずにいると、一肌脱ぐと言い出して>>105。]


 え……え? えっ!? 冬至の君!?


[流石に慌てた。
ぽてぽてと歩く後ろ姿を、引き留めようと着いていく。]


 いや、そこまで貴方のお手を煩わせるわけには!


[そうは言ってみるものの、すぐ後ろをついていくわけでもなく。
本気で足止めするには少し遅いのは。*]
 
(18) 2022/01/27(Thu) 6:40:19

【人】 灯守り 立秋

『能力は、人に使ってはいけませんよ』

[そうカリーユに教えたのは、先代の立秋である。
立秋を引き継ぐ時に共に受け継いだ能力。
その使い方について、]

『迫風は、それほど強い能力ではありません。
人に使ったって、よほど運が悪くなければ、怪我をすることもないでしょう。

でもね、どんなに弱い力でも、能力を持っていない一般の人からすると、力を向けられる行為自体が怖ろしいのですよ。

能力を使わずに解決するのなら、それで済ますべきなのです。
なるべく人に向けないようにしてくださいね』

[実際、能力を持った灯守りたちはその扱いを気にしすぎるほど気にしている。悩みを抱いている者もいる。それ故に、立秋は躾として力を行使した夏至に対してかなり怒っていたのだ。

頭を冷やした方がいいんじゃない?と言われて引き下がったのも、本気で揉めそうになったからだ。>>4:104
(19) 2022/01/27(Thu) 9:52:28

【人】 灯守り 立秋

……もっとしっかり怒った方が伝わったかな?
“兄ちゃん”なら、もっと穏やかに、上手に宥めるんだろうなあ。

[ふう、と息を吐き出せば、距離をとった後に立夏が必死に宥めている様子が見て取れて。>>6

若造相手に熱くなりすぎだ、もう。

[冷えてきた頭をかいた。**]
(20) 2022/01/27(Thu) 9:52:48

【人】 灯守り 小満

――少し前・霜降と――

あはは。
そりゃあ、私は好きにしてるだけだから自分が怒ることはないけど。
要領がいいやつってのはね、怒られたりすることもないものなのさ。
うちの蛍たちをご覧よ。
蚕なんてずぅっと私に怒りっぱなしだ。

[>>4:107小雪が本気で怒ったらどうなるだろう。
 いつぞやの物盗り>>4:*48みたいに一日すべての世界から遮断されて、額擦り付け命乞いするような羽目になるかもしれない。
 かわいいかわいい妹は、"にーに"にそんなことしないと信じてるけど。
 ……なーんて口に出すのが、一番逆鱗に触れそうだな。]
(21) 2022/01/27(Thu) 14:30:15

【人】 灯守り 小満

[いつぞや紫明が連れてきた、小さな子供>>4:108
 それがまあ、立派になったもの。
 小雪を『眞澄ちゃん』と呼ばい、私にも気軽に話し。
 緊張で周りどころか目の前も見えてないんじゃなかろうかと思った日からは想像もつかない。
 けれど、今のほうがずっといい。

 がちがちの様子があんまりにかわいくて、笑いながら甘い茶と菓子を出した、そんなあからさまな子供扱いを、優しく立派などと思われていたとは知らないが。
 その結果が今の彼女であるならば、私もいい仕事をしたと言えるんじゃなかろうか。

 
なあ、紫明。
]
(22) 2022/01/27(Thu) 14:31:28

【人】 灯守り 小満

ん。そうだね。
言われなくても遊びに行くさ。そのつもり。

私が神出鬼没なの、知ってるだろう?

[>>4:109なんて。
 
また仕事をサボる口実を見つけたと、
懐こく笑った*]
(23) 2022/01/27(Thu) 14:32:05
夏至は、新手の詐欺っぽい()
(a1) 2022/01/27(Thu) 18:28:56

【人】 灯守り 夏至



 ………。
 仕方ないなあ、「ごめんなさい」と一言言えたら許してあげるよ菖ちゃん^^

[とっても悪い顔。立夏さん>>6の説得に夏至くんなりに応じた形。ただ反撃はきっちり100倍で返さないと気が済まないらしい。

当の菖は立夏さんの言葉ならと謝る覚悟を決めていたが、夏至くんの言葉でそれは遮られた。

と、いうより折れた心が再び燃え上がった。]

 …ん?

[風の流れが変わった?ボクの作ってあげた空気の檻は壊れ、逆にボクの方へ檻を作ろうと向かってくるではないか。]

 まじでー?そこまで出来たの菖ちゃーん?

[あっさりと向かってきた空気を一掃。ふわりと降りてきた彼女を見遣る。彼女の能力は『反転』。対象物を反転させる能力。言うまでもなく今のはその彼女の能力によるところだが………にしても妙だ。彼女の力ではボクの力を越えることなんて出来ないはずなのに。そんなに手を抜いたつもりもなかったのだけど。]
(24) 2022/01/27(Thu) 18:57:07

【人】 灯守り 夏至

 
『あれぇー?簡単に抜けられちゃいましたねえ??衰えたんですかあおいクン^^


 ……はて、勝手にボクの真名を呼ぶ許可を出した覚えはないよ?それにくん付けなんてもっての外だって理解できてないのかな?

[……湧きあがったのは、怒りとかではなく、ただの懐かしさ。]

 
『とりあえずごめんなさいする気はありません。葵クンから謝ってくれない限り私は蛍としての役割を果たす気もありません。なーのーでー…』


[たたっと駆け寄って立夏さんに飛びついて]

 
『立夏さんもこう言ってるんだし謝ってくださいよ葵クン^^ それともここで何かを"反転"させてもいいですか??^^


["反転"は使い方次第でいくらでも用途がある。
…例えば、蛍と灯守りの立場を"反転"するとか、
人間の生と死を"反転"するとか。
いずれにせよ対象に魔力で勝てないと適用されない。故にボクに反転は効かない。だけど……

流石に距離がある上に、立夏さんに飛びついてる状態。何かを反転されたらボクの対応が間に合わない。
どうしたものか…何故こんなことに…*]
(25) 2022/01/27(Thu) 18:57:13

【人】 灯守り 雨水

 
[白露さんと会話中、ぼくはその視線に気づいた。>>4:92
 ぼくからも手を振り返す。

 まぁこの和菓子の近場にいれば気になっても当然かな。
 ぼくも一つくらい食べて感想書いた方がいいのかな?


 そういえば、先ほどの視線。>>3:103
 視線が訴えていた事は流石にわかる。
 お皿にぱぱぱっとチョコとイチゴを少し。
 そして手袋を外してチョコを溶かした。]


 ちなみにぼくのお料理ではこれが多分一番美味しかったです。


[と白露さんにずいっと差し出して勧めてみた。
 果たしてこれを料理を呼んでいいいのだろうか……。

 遠慮されたら自分で食べるつもり。
 そうしてもう一皿準備。]
 
(26) 2022/01/27(Thu) 19:43:51

【人】 灯守り 雨水

 

 ちょっとだけ失礼します。


[小走りで立春さんに駆け寄り、やはりずい、と。]


 和菓子は帰ってから先代と頂きます。
 ご馳走様です。

 時に、これ気になっていたようなので。


[とやはりずいっと。遠慮されたら以下同文。
 渡すだけ渡して、白露さんを待たせない程度に戻る事にした。

 なお、あんこの好みに関しては第三勢力を書くとややこしいから流石に遠慮した。二択はどちらもとしか言いようがない。]

 
(27) 2022/01/27(Thu) 19:44:43

【人】 灯守り 雨水

 ― 小満さんと ―

 そっか。持ち寄りですもんね。
 どうなるかは蓋をあけるまでのお楽しみですね
 

[何が出て来るかは食材次第。
 何が出ても勿論文句を言うつもりはない。

 その考え方はやっぱり暖かい。
 料理を人にふるまって、それを好きだと言えるのは
 決して、決して当たり前じゃない。]



 ? 別に何か欲しくて言ったわけじゃないですよ?


[と首をこてんと。
 思ったことを言っただけでなんでそうなるのかぼくにはわからなかった。
 悲しい記憶がない訳じゃないけれど、それがあるから今のぼくがある。だからそれを消してほしいとも思わない。


 流石にこの流れでその大福を貰う気は一切おきない。

 そうして会話後のドジは無事、見られずに済んだ
 また上着に顔をうずめかねなかったからほっと一息。]
 
(28) 2022/01/27(Thu) 19:46:01

【人】 灯守り 雨水

 * * * 

[夕刻よりは前。白露さんとの会話の後。
 ぼくはやっとで小暑を見付けて駆け寄った。]


 あ、やっと見つけた。
 後でって言ったけど>>0:228なかなか会えなかったね。

 お疲れ様。
 ね、会合どうだった?


[初参加というお話はどこかしらで聞いた事がある。
 ぼくは首を傾げて感想を尋ねてみた。

 ちなみに、ぼくが初参加した時はそれはもう忙しい時期で……緊張している余裕すらなかったというか。
 全く持って参考にならない経験しかもっていないのであった。]** 

 
(29) 2022/01/27(Thu) 19:47:29

【人】 灯守り 冬至

  
――小雪と>>18


[ 声は届いていた
 だが 浮き上がることもなければ
 止められることもないぽてぽてタイム。 ]


   …………。


[ むぎに少し近付いた場所
 くるりと振り返った時 小雪との距離は如何程であったか ]
(30) 2022/01/27(Thu) 20:18:27

【人】 灯守り 冬至

[ 遠ければ 少し近付いて見上げる ]


  ……。
  今からお話しすることは、私の勝手な憶測

  あなたが気分を害するだろう
  独り善がりのお節介です。

  聞くに堪えないと感じたら どうぞ、背を向けて下さい


[ 二本の足で立てば 少しばかし、声を抑えるように ]
(31) 2022/01/27(Thu) 20:18:54

【人】 灯守り 冬至


  あなたが "誰のため"と称している様は
  自分が見たくないものから
  ただ、顔を背けているように見えます

  大人のふりをして
  大人らしい言い訳を嘯く影で独り震え
  そうして どこにも行けず蹲っているように。

  それは 決して悪い事ではないです
  誰しもが一度は通る――通る事こそ正常で健全な
  大きな 大切な一歩だと私は考えています

  その一歩を越えて行けるかどうか
  どのように越えて行くかが 重要であるとも。
  
(32) 2022/01/27(Thu) 20:19:20

【人】 灯守り 冬至


  私は あなたのことが嫌いではありません

  だからもし、自分ではどうする事もできず
  このままどこにも行けないというなら
  
  私は このままむぎの所に行って
  年寄りよろしくお節介を焼こうと思います
 
(33) 2022/01/27(Thu) 20:19:47

【人】 灯守り 冬至


  ――でも。

  もし、真澄にとってむぎとのことが
  ずっと胸につかえた儘であるほどに大切なら
  自分で 一歩を踏み出してほしいとも思います

  ……。
  あなたの言う通り 彼女は既に小満の蛍
  全てがあなたの望む結末になるかと言われれば
  それはきっととても難しい。

  けれど 結果を変えるためでなく
  何が起きるかわからないこれからのために

  その、絡まった糸をほどくことは
  真澄にとって みっともないことでしょうか?
  
(34) 2022/01/27(Thu) 20:21:36

【人】 灯守り 冬至

[ 少女は視線を移す。
 棚に飾る写真達を目に留めて ]


  言うほど簡単なことではないけど
  その上で、私は わがままを言ってみようと思います


  …――どうか、あなたの心を大切にして下さい

  想い続けた心を 明日への枷に
  苦いままのものにしないでほしい

  口にしなければ伝わらない気持ちを
  届くうちにどうか――… 伝えてほしいと願います


[ 端末の瞳が捉える彼女は 其処に居ただろうか * ]
(35) 2022/01/27(Thu) 20:21:49

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― それはほんのひとさじの ――

 ええ、それでも、助かっているのです。
 もし啓蟄様の領域に足を運ぶことがあれば
 お声を掛けてくださいね

[ こちらの流儀でもてなしますから、是非と続けたが
 社交辞令に取られてしまうやも。そう思ったから ]

 ね いいでしょう?

[ 念押しするように重ねて、こちらも一礼すると
 その場>>1:154を後にしたことだろう。

 もしもいつかその日が訪れたなら、
 これがこちらの流儀ですからと、お茶とお菓子、
 それと春の香りのする花飾りで、
 存分に彼をもてなすことだろう。* ]
(36) 2022/01/27(Thu) 22:33:05

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 小満様と ――

[ あこがれの人が嬉しい>>1:159と言ってくれるなら
 幾千でも幾万でも、言葉を尽くすだろう。
 どの言葉が貴方を上向きにするのかは、まだ
 それほど知らないから手探りのままに。 ]

 はい、早いうちに必ず。

[ 人数の確定は早いほうが良いだろうから
 啓蟄を見かけたならまず一番にこの会話を
 報告し、参加の是非を問うことだろう。

 ――プチ断食の話は、自分以外から
 漏れることがなければ、自分からはきっと
 口にしない筈。だからその言葉を直接聞くことは
 ないのだろうけど、聞いたとしたら。

 きっとお腹をすかせて行きますと言うだろうし
 幻滅など、天地がひっくり返っても
 しないと思われる。 ]
(37) 2022/01/27(Thu) 22:33:33

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ さじ加減の狂った憧憬故の物思いが
 もしも漏れていたら。

 私は至って正常に狂っておりますが??

 と、そう言い返すに違いない。 ]

 はい、――……お待ちしています

[ 心より、いつまでも>>1:160
 それは口に出さぬまま。
 ではまたと見送る体制に入っていたらば
 ふと、両手の上に、ぽんと何かが乗る>>1:161 ]
(38) 2022/01/27(Thu) 22:34:11

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 えっ あっ、

[ 頂けません、そんな、まで紡ぐことはなく
 ただ驚いたように目を丸くした。 ]

 あの、……小満様
 あ、あり、ありがとうございます

[ じゃあねーと離れていく背中に、
 その言葉は届いただろうか。

 乗せられたそれと、彼の人の背中を交互に
 眺めた後、至極真面目に

 ――
半永久的に保存する方法はないか

 一人脳内会議を繰り広げていた。* ]
(39) 2022/01/27(Thu) 22:34:34

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 雨水様と ――

[ また、の後、言葉は口にしない。
 だが、そっと片手を持ち上げ小指を立てる。

 やくそくよ、と言うように見せると
 ゆるり、背中を向けた。

 私も啓蟄様あのこも、
 素直に甘えてくれるひとは、大好きだから。

 一緒、します。>>1:165なんてかわいいことを
 言われていたならきっと、それはそれは
 喜んで、どこにだって招いていたことだろう。

 近況報告に、おいしいお菓子の話、
 チョコレイトには何を合わせるか、
 長い髪が綺麗に見える纏め方。

 話題なんてその辺にいくつも実っていて
 飽きることなんて、ないのだから。* ]
(40) 2022/01/27(Thu) 22:35:00

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 麦秋至殿と ――

[ むむっと慌てて咀嚼する麦秋至殿>>1:220
 あああ、やってしまったなぁと思うも、時既に遅し
 お寿司は飲み下されて、彼女はぶんぶんと
 首を振る。 ]

 ……やあね、教師はもう辞職したっていうのに
 ついつい、反応してしまうの

[ 気にしていない>>1:221と彼女は言うけど
 恥ずかしそうに目を伏せて、人差し指を一本
 唇に当てると ]
(41) 2022/01/27(Thu) 22:35:22

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 
内緒にしてくださる?


[ そう言った。楽しんでいるようで、なによりと
 微笑みを贈った頃か、彼の人がこちらへやってきたのは。
 小満様との会話の最中、

 「ええっ、大物揃いの宴会じゃあないですか!」>>2:0
 それが聞こえたら、全くだわねと頷いたことだろう。

 念波は少々捻じ曲げられて
 "私が居たら、わたしも楽しいです"

 そんな風に私に伝わった。
 そ、そう?なら……なんて謙虚な目線を
 相手に送っていたけれど。

 この蛍、即答で行きます宣言していました。
 だって推しが、以下略。

 また、十分綺麗だとかそんな念波が、
 もしも伝わっていたなら、食後のお腹触ってみる?
 と苦笑いしていたことだろう。 ]
(42) 2022/01/27(Thu) 22:35:51

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ そうしているうちに、小満様は
 新たな楽しいことを探しに去っていったか。 ]

 ……ますます 永久保存しなければ
 ………あああ、……緊張した、……

[ いいところの>>2:4という言葉に、
 飛び上がる思い……否、5センチ位飛びました。

 その後、どうしようと呟いた。

 有り余る幸福はもったいなくて。
 本当に私の手にあっていいのか不安になって。

 自分より幾分か低い麦秋至の頭に
 そっと、頬を寄せる。寄りかかるように。
 そしてきっと彼女にしか聞こえない声で、 ]

 うれしい、・・・

[ と口にしただろう。* ]
(43) 2022/01/27(Thu) 22:36:06

【人】 灯守り 大寒



  [  けれどやっぱり、コインを投げるのは
     やめにしました。

     だってヒミツの告白は、
     楽しいものでなくちゃ。  ]



     わたし、実は
     近々中央域へお伺いしようと思っています。


     恋をしてみたくて。

     
     皆にはヒミツですよ?
     もしヒミツがバレてしまったら、
     わたし、夜しか眠れなくなってしまいます。

     もしそのとき、あなたに会えたなら
     わたし、……わたしの本当の秘密
こころ



     聞いてくださいますか?
     枇杷の君。
(44) 2022/01/27(Thu) 22:48:14
蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a2) 2022/01/27(Thu) 23:46:27

“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a3) 2022/01/27(Thu) 23:54:24

【人】 灯守り 白露

[ごめんなさい、の言葉>>4:69にいいえこちらこそ、とぺこぺこ
どうにも、わたしはぼんやりしていることが多いので
うっかり気がつかないことも、なんて言い訳こねこね……]

 えっ
 で、でも……

[白露自身、本当に最近灯守りになったばかりなのだ
目上の人間、とくに先輩にあたる人たち
-目の前の雨水が歴が短めなこと>>0:23は、白露は知らなかったので-
には敬称をつけねば、と思っていたのだが…]

 ……え、と……
 じゃあ……
雨水、さん……?


[言ったそばから、なんだか申し訳ないやら落ち着かないやら
そっと目を逸らした]

 は、はい
 つぶあん……
つぶつぶなのが……楽しくて
(45) 2022/01/28(Fri) 2:28:59

【人】 灯守り 白露


 ……そう、ですね
 手先が、器用で
……まつ…

 立春様は、すごいと、思います……

[お料理、の言葉に目を瞬かせ>>4:70]

 い、いえ……
 
したこと、なくって……


 その、う、
雨水、さん
……は、されるのですか?
 
……お料理……


[せっかく話しかけてきてくれたので、
普段自分から広げないけれど、投げかけてみた…ら]
(46) 2022/01/28(Fri) 2:29:14

【人】 灯守り 白露

[なにやら、彼女が手を振っていたので、自分もそちらへと目をやった>>26
どうやら立春様が見ていた様で>>4:92
振り返そうかどうしようか迷って——…
-本当は手を振り返したかったけれど、そうするのもどうなのだろうと思ってしまって-
小さく会釈をした]

 えっ

[と、思えばぱぱぱ、とチョコやら苺やらお皿に乗せて
手袋を外す様をぼんやりと見ていれば、
どろりとチョコレートが溶けた]

(わ、能力…?)

[目の前の彼女のもつ能力のことは知らなかったけれど、
きっと”これ”は能力なのだろう]

 え、あ、……あ、
ありがとうございます……


[思っていたよりもずっとずっと早く、問いの答えが返ってきた
“それ”を料理というか否かはわからないけれど、
白露としては自分のために用意されたことが嬉しくて、
小さく微笑んだ]
(47) 2022/01/28(Fri) 2:29:30

【人】 灯守り 白露


 ……
まつり……
立春様にも……
 ……気にして、おられたんですね

[ああだめだ、言いたいことの7割も言えていない気がしてきた
つまり、立春様がチョコを気にしていたことを気づいていたんですねだから渡してたんですね
……みたいなことを言いたかったのだが]

 ……

[伝わってたらいいな……*]
(48) 2022/01/28(Fri) 2:29:44
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a4) 2022/01/28(Fri) 2:58:42

【人】 灯守り 立夏


[なんという事でしょう
状況が良くなる感触が一瞬あったと思ったのですが
気が付いたら菖ちゃんは無事(?)地上に下りているし>>24
その菖ちゃんに鳴子さんはしがみ付かれているし
謝るのは夏至くんな雰囲気になっているではありませんか>>25

どうやら何か能力を扱える子だったらしい菖ちゃん
"反転"とやらがたぶんそうなんだろうけど
なにやら脅しのように言っているので
もしかしなくとも鳴子さん危ない状況ですか??

今は先代さんが見ていなくて良かった
この状況を見てたら飛んで来ちゃうかもしれないので…]
 
(49) 2022/01/28(Fri) 5:10:26

【人】 灯守り 立夏


 (じゃれあいの延長みたいな感じなのかなー)

[少なくとも2人とも本気で怒っていたり、気分が曇ったりはしていないと見えます。
だから鳴子さんの能力は使えそうにないです。

どっちかと言えば謝る必要性は菖ちゃんの方にあったのだけど
謝る気がないとなるとさてどうしましょう…
夏至くんにごめんなさいしてと言うだけなら簡単
『他所は他所、うちはうちだよ』

いつだかそんな事を言っていた先代さんならきっとそうしそうだなとも思ったりはします。

でも、実際にそうしたとして
ここまでを見るにすんなり行くんでしょうか?

というかそんな泣き寝入りみたいな事案を作ってしまっては今後の夏至くんの立場というものに影響してしまうのでは?]
 
(50) 2022/01/28(Fri) 5:11:35

【人】 灯守り 立夏


 んーーー
 と、とりあえず2人とも休戦するっす!
 先代"立夏"さんはね、なんでもお見通しで
 そしてとっても心配性だしとても怖い人っす
 そんな人が今のこの状況見たら
 鳴子さん人質になってて危ないと誤解しちゃうっす
 怒ったら何するか分からないっすよ!

 夏至くんと菖ちゃんは仲良しでしょ?
 だから2人で同時にごめんなさいするっすよ
 それなら抵抗少ないっすよね?
 やりづらいなら鳴子さんも一緒に謝る…!

[はい、先代さんを勝手に出してしまいました。
ごめんね先代さん、でも鳴子さん他に思い付かず。
先代さんは全然怖くないし、危ない能力持ってるって話も聞いた事ないからたぶんないんだけど
立夏領から出ないし滅多に他所の人とも会わないって言ってたから、ハッタリとしては通用するかなと。
あとでお詫びに贈り物渡すか何かしてあげようと思います…

2人同時に謝ろう作戦はこう
そこが落とし所にならないかなと、苦し紛れの思い付きです。
これで落ち着いてくれたら…いいな。]*
 
(51) 2022/01/28(Fri) 5:13:00

【人】 灯守り 雨水

 
[白露さんにもぺこぺこされてこっちもいえ、此方こそと更にぺこり追加。>>45
 終わりが見えなくなる前にそこでストップ。

 相手は戸惑うようだったけれど、ぼくとしては任期の長さどうこうでなく灯守り同士には普通に呼ばれたかった。じっと待つ。

 雨水さんと呼ばれればうんうん、と満足げに頷いた。]


 はい、そうです。


[目をそらされたけれど気にせず。申し訳ないと思う必要なんてないない。]


 なるほど。
 確かにあの食感は楽しいですよね。


[ほうほう、と興味深いという反応を。
 知らない相手を一つ知る。それは楽しい。]
 
(52) 2022/01/28(Fri) 8:45:36

【人】 灯守り 雨水

  

 そうですね。
 お料理うまい人は凄いの同意です。
 こうやって用意するのとか絶対大変ですし
 凄いですね。


[お料理はどうやら白露さんは料理をやったことがないもよう。
 へぇ、と反応した。>>46

 
 ぼくは一応むらさ……先代に最低限は出来るようになった方がいいって仕込まれました。
 でもレシピとその通りの食材や調味料があってやっと普通のが出来る程度です。


[立春さんに白露さんも気づいたようで。
 チョコを溶かせば少し驚かれた気がした。
 怖がらせなかったかどうかだけちょっと心配して

 そんな空気を感じないのに内心でほっとしていた。

 チョコは無事白露さんに届いた。
 これが料理かは置いておいて。小さく笑った顔がなんだか嬉しくなった。>>47

 笑顔のために働くことを手間と呼ばない
>>4:55
 その小満さんの言葉を思い出せばもう少し料理頑張ろうかな、という気持ちになってくる。]
 
(53) 2022/01/28(Fri) 8:48:45

【人】 灯守り 雨水

 
[まつり、という言葉にあ、そうか。立春さんのお名前だったっけ。と頭の中で繋げつつ。>>48

 白露さんの言葉はぼくに上手く通じなくて首を傾げた。

 うーんうーん。]


 立春さんにも、気にしていた……?
 立春さんがさっきぼくがこれ食べていたの気にしていたのを見て
 それを今思い出して……

 ごめんなさい。ぼく上手く言葉返せてないかも
 ……経験値不足で会話下手なもので


[しょぼん、となった。
 何を言っているのかぼく自身もよくわからなかった。
 ぼくは本当人生の経験値不足だ。]**
 
(54) 2022/01/28(Fri) 8:50:30

【人】 灯守り 夏至


 
『……………。』


[しがみついていた身体>>49から、ぱっと手を離して。
流石に
くだらないプライドによる喧嘩
に立夏さんを盾にするのは申し訳なさが勝ったし、それこそ先代なんていらっしゃったら大変なことになる。
あれこれはあるけどくだらないプライドよりは優先するべき事象であること。それだけは理解する。
]

 
『勝手に巻き込んじゃってごめんなさい立夏さん。冷静さを欠いていました。』


[立夏さんの方へぺこり。あくまでそっちだけだけど*]
(55) 2022/01/28(Fri) 9:41:33
(a5) 2022/01/28(Fri) 12:29:38

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 あらおいしそう。
 ちょうだい。

[ ある程度気心の知れたもの。
 ――筆頭は多分、雀始巣殿か麦秋至殿あたりか。

 その人の皿からひょいと、一口分頂戴して ]
 
 ごめんね?お腹が空いていたの

[ ころころ笑いながら会場をぐるりと眺める。
 この会場の中で、堂々と居られるだろうか。
 多分、否であるからきっとここは、
 あまり人の目の届かない、会場の隅。 ]

 それぞれ思い思いに過ごされているから
 ちょっとくらいいいかなって

[ それでも目上の方が現れたら、
 つい猫かぶりしてしまうのだろうけど。
 ぺろ、と舌を出して悪びれない様子で、
 もう一口、と誰かのお皿を狙っている。* ]
(56) 2022/01/28(Fri) 14:34:18

【人】 小満末候 麦秋至

―― 立秋さまと自転車と ――


[自転車の楽しさは伝わった。>>4:69
とはいえ、こうして未知なるものを素直に受け入れられる人というのは、
世界の中でもまだほんの一握り(というのは大袈裟だろうか)だってことも分かっているつもり。
決してやさしい人ばかりじゃない世界だけど、わたしは好きだ]

……立秋さまがそう言われると言葉の重みが違いますねえ。

[わたしの認識では大物ですから。
こうして会合で話をしているとちょっと、ギャップに現実を忘れかけたりもしますが。
会合中前を向いて黙っていたどっしりとした真面目さとの。
(顔と名前を一致させようと頑張っていた>>1:46とは知らないのだ)]
(57) 2022/01/28(Fri) 15:13:56

【人】 小満末候 麦秋至

[その笑みの意味するところはいったい……? >>4:80
まさか実は本気だったとか。62%くらい。
未来のことはまだ見通せない。
今やりたいことの話をすれば、立秋さまは複雑な気持ちを言葉に表した。
自分だけで堪能したい気持ち。それはわたしにもわかるものだった。
旅をする中で見つけた、わたししか知らないような隠れ家的な場所をいくつも心の中に抱えていて、
ふとしたはずみで話したくなってしまう時もある]

よかったですね立秋さま。
わたしも自転車のことを知れてよかったです!

……あ、はい、もうちょっと堪能します。

[自転車にまたがって、足はペダルから話してぶらりと揺らしながら、
離れていく立秋さまを見送りました]
(58) 2022/01/28(Fri) 15:15:46

【人】 小満末候 麦秋至



……これがあったらわたしの旅ももうちょっと楽になっただろうねえ。


[もう一度足でペダルをきこきこ回すけれど、前には進まない。
さぞ風を切って気持ちよく進めそうなのに。
そんな日がいつか来ることを願ってやまない*]
(59) 2022/01/28(Fri) 15:16:42

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:冬至の君とーー
[ぽてぽてと歩く白兎>>30
抱き上げることも、止めることも、前を塞ぐこともできず、3歩後ろを追いかける。
そのまま追い掛けて穴に落ちるかと思えば、少し近付いたところで振り向いた。

前置きには、また耳が痛いのが始まるのだと覚悟したけれど>>31
まあ本当に容赦ない言葉に、思わず耳を塞ぎたくなったけど>>32
それでも、立ち去らずに最後まで耳を塞がずに、最後まで聞けば。
泣きそうな顔で
微笑んだ。]
 
(60) 2022/01/28(Fri) 19:24:13

【人】 “小雪” 篠花



 ……お気持ちは、とてもありがたいです。


[縺れた糸は、そのまま切り落としてしまいたい。
でも切り落とせる程、薄情になれなかった。
]
 
(61) 2022/01/28(Fri) 19:24:37

【人】 “小雪” 篠花



 でも私は、伝えた結果、届かないかもしれないのが怖い。


[兄は結局出ていった。
縺れた糸は、次第に絡まって、身動きが取れなくなって。でも。
]
 
(62) 2022/01/28(Fri) 19:24:56

【人】 “小雪” 篠花



 そんな想いをするぐらいなら、黙っていたい。
 もう、あんな想いをするのは、
嫌なの……



[虚しい想いは、もうたくさん。
そんな想いをするぐらいなら、絡まった今の方がマシだった。*]

 
(63) 2022/01/28(Fri) 19:25:13

【人】 “小雪” 篠花

ーー回想:秘密の手紙ーー


 あらあら。
 可愛らしい秘密ね。


[くすくすと手紙を読みながら笑う。
とても愛らしい秘密じゃない。
夜しか眠れないってそれ眠れてる。とか野暮なことは言わない。
]


 どんな秘密がくるのかしらね。


[それは今からのお楽しみにしておきましょうか。
流石に花は用意できないので、ドライフラワーにしたラベンダーだけでお返事を。
込めた意味は


『沈黙』『期待』


ーー『ずっと貴方を待ってます。』
*]
 
(64) 2022/01/28(Fri) 19:43:07

【人】 灯守り 立春

[ローザちゃんと雨水さんはどんなお話をしているんだろう。
見守る気持ちでこっそり耳をそばだててみれば、
小さな声は拾いきれないながらも
『立春様』の単語が飛び込んできた。>>46

……もしかして、私の話をしてるのかな?
そう思いながら手を振ってみれば
私の視線に気付いた雨水さんが手を振ってくださって>>26
ローザちゃんも手を……

振らない、ですって……!?>>47>>47>>47

どうしよう。何か、急に
大きな壁を築かれてしまったような。
ローザちゃんに様まで付けられてしまうと、こう──

──……さみしい。
淋しい!!

淋しいよローザちゃん!!
いつもみたいに"茉莉お姉ちゃん"って
呼んでくれていいんだよ!!!


場に相応しい言葉遣いを慮ろうとする姿はとても立派だ。
大人びた会釈を見れば感慨にも耽ってしまうし、
確かに私の現在の通称は立春ではあるのだけれど。

雨水さんが私の本名を
憶えてくださっているかはわからないから、
立春の方が伝わりやすいとは思うけれど。けれど。でもでも。]
(65) 2022/01/28(Fri) 20:34:26

【人】 灯守り 立春

[叫び出したい感情をなんとか
胸の内に押し込むよう努めながら、]


  大きくなったねぇ……


[この小籠包しょっぱい。こんなにしょっぱかったかな。
さっきまではとっても美味しい小籠包だったはずなのに……

……などと妹分の成長ぶりに涙しつつもきゅもきゅしていると
雨水さんがこちらへと駆け寄ってくるではありませんか。
どうしたのかなと思ってきょとんと目を瞬かせれば
ずい、と差し出されるチョコフォンデュ。>>27]


  えっ。わ、わわ。
  ありがとうございます、雨水さん!

  ふふ。雨水さんのご感想も、村雨様のご感想も
  楽しみにしておりますね。


[艶やかな苺にかかったとろけるチョコレートは
間近で見ればますます美味しそうで、
自然と内から笑顔が溢れ出てしまった。

チョコいちごをくださるや否や
ローザちゃんの元へと駆け戻ってゆく雨水さんの背を見送って、
また二人の会話を遠くからそっと見守る。]
(66) 2022/01/28(Fri) 20:34:35

【人】 灯守り 立春

[一生懸命に言葉を紡ごうとするローザちゃんと
真摯に耳を傾けている雨水さん。
……何故かしょんぼりしてるね?

大丈夫だよ、ローザちゃん。雨水さんも。
ここで見守ってるからね。
ゆっくり落ち着いて焦らずに話せれば
ちゃんと伝わるはずだから。

そんな気持ちを込めて笑顔で両こぶしを握ってみせた。
なお無言の応援がふたりに伝わったかどうかは不明だ。
助けを求めるようなまなざしを向けられることが
もしあれば、飛んでゆくつもりでもいる。

けれど、
今しばらくはこうして見守っているのが
ふたりにとっても良いんじゃないかな、と
お姉ちゃんは思ったのです。]*
(67) 2022/01/28(Fri) 20:34:41

【人】 灯守り 白露


 そう、なんです
 ……雨水さん、は……どちらがお好きで…?

[こくり、と小さく頷き
ふと、相手がどちらが好きなのか気になった>>52]

 ……こんな、大人数分……
 良い人、です……

[ちらりと、改めて和菓子を見る
みんなが手にとっていたけれども、まだ余裕がありそうで
全員分行き渡る様にか、作ってるうちに多くなってしまったのか
-白露が知る立春はどちらかと言えば後者な気がしなくもないけれど…-
いずれにせよ、手間がかかっているはず]

 なるほど……
 でも、レシピがあって、出来るだけすごいです……

 わたしは、その、
 
おーぶんの使い方もわからないので……


[正しくはセキレイがじれったい!と使わせてくれないのだが、それはさておき
レシピを見てもいまいちピンとこない白露にとっては、どんな程度であれ完成出来る人はすごい、のだ]

 
……いつか、作ってください、お料理


[ちいさく
相手が聞こえなかったとしても、ぽつりと溢した言葉は
ちょっとだけ白露が踏み出した一歩]
(68) 2022/01/28(Fri) 20:43:08

【人】 灯守り 白露


 あっ、えと……
 ごめん、なさい……わたし、も

[言葉が足りなくって、と困り顔
相手が悩んだりしょんぼりする>>54のを見れば、
自分も悪かったので、ぺこりと頭を下げて
外套からスケッチブックを取り出した]

≪立春様にもチョコレートを渡したのは
 立春様が食べたそうにしていたの、気づいていたんですね≫

[少しだけ悩んで]

≪周りをよく見ていて、すごいです≫

[と、付け加えたが、さて*]
(69) 2022/01/28(Fri) 20:43:26

【人】 灯守り 雨水

 
[駆け寄った時の立春さんはなんだかしょんもり? しつつ小籠包を食べていた。>>66
 それ好みじゃなかったのかな? と見当違いの勘違いをして自己完結。


 差し出したものにお礼を言われれば、いえ、と返した。]


 ちなみにクラッカーに乗せたり他の果物でも美味しかったので。チョコ追加が欲しかったらいつでもどうぞ


[立春さんの前から立ち去る前にそんな一言をかけておいたぼくだった。]
 
(70) 2022/01/28(Fri) 21:35:46

【人】 灯守り 雨水

 * * *

[そして白露さんとの会話に時空は戻る。
 どちらが、と言われればうーん、と唸る。>>68


 ぼくはつぶとこしはどちらも好き、ですね。
 あんこナンバーワンは白あん派閥なので。


[素直に答えた。]


 そうですね。凄いですよね。
 わかります、いい人。大勢の為にお料理作ろうと思う事が出来る人はいい人ですよね。うんうん


[味見の為、と言えど皆に渡るよう作るのは大変だったと思う。
 そうやって出来る人は優しい。それと暖かい。
 ぼくはそう感じる。]


 ぼくの場合先代が教えてくれたのもありますし
 いきなり本渡されてはい、だったら出来ないままだったと思いますよ。今も上手ではないですし

 へぇ。
 まあオーブンってお菓子に手を出さないと使う機会少ないと思いますし。
 
(71) 2022/01/28(Fri) 21:36:51

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくもオーブンはそういえばあまり触った覚えがないかな。そう思えば知らなくても変じゃないと思った。

 そうして、その小さな言葉が耳に届いて。
 目を少し見開いた。]


 ぼくの?


上手くないけどいい?
 と思ったけれど
 求めて貰えたのが嬉しかった。それを実行して喜んでもらえたら
嬉しいな
って思った。]


 わかりました。
 人並みに食べることが出来るのをちゃんと用意しますので。

 頑張ります!
 あと……


[この言葉が続くのは変に思われるかもしれないけれど]
 
(72) 2022/01/28(Fri) 21:38:17

【人】 灯守り 雨水

 

 ありがとうございます


[一歩を踏み出して貰ったのが嬉しい。
 ぼくの料理を望んでくれたのが嬉しい。

 そんなお礼の言葉だった。]
 
(73) 2022/01/28(Fri) 21:39:00

【人】 灯守り 雨水

 
[白露さんも困り顔になれば>>69ぼくもどうしよう、と首をこてんと傾げて考える。
 そこで出てきたのはスケッチブック。
 ……まるで外套が魔法の収納物に見えて目を丸くした。ちょっと面白い。


 そこに書かれた文字を読む。
 成程、そう伝えたかったのかと理解する。]


 はい、そうです。
 ……褒められた。ありがとうございます。
 気づいたのは偶々です。


[そう言われて立春さんの方を何となく見えれば両手拳はまだしていただろうか。>>67
 そうだったら同じポーズで返す。今度は、励まして貰っていると伝わる事だろう。]


 なるほど、うまく喋れない時は文字に書くのもいいですね。
 一つ発見しました。

 
(74) 2022/01/28(Fri) 21:40:07

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくはどもったりはしないけれど、うまく意志を疎通出来ているかと言われると自分でも首を傾げる。
 言いたい事がまとまらない時の手段として覚えておくことにした。]


 ちゃんと作りますから
 約束、です。


[また一つ、先が楽しみになる約束が増えた。
 未来があって、幸せな事。>>4:57 
うん、そうだな。
 貰った言葉をまた一つ、噛みしめた。

 小満さんが本当に村雨に会いに来てくれるのなら>>4:11、その時お料理教われないかな。なんて取らぬ狸の皮算用を一つ、計画した。どうせなら美味しいのをって思うから。]**

 
(75) 2022/01/28(Fri) 21:41:09

【人】 灯守り 立夏


[あら?どうやら解放されたようです。>>55
菖ちゃん、心境の変化があったのでしょうか?]

 菖ちゃん落ち着いたかー?
 それならいいよー
 鳴子さんは大丈夫!

 でもお腹空いたから鳴子さんちょっと行くのだ
 夏至くんとちゃんと謝りあいっこするんだぞー

[一応進展した雰囲気があって
安心したらお腹が空いてきました。

そうだ、麦ちゃんが野菜のポトフを勧めてくれていた
せっかくだから食べてみよう。
ちゃんと食べないとまた心配させそうですしね。
彼女には誤魔化しが通用してない感触があったので…]
 
(76) 2022/01/28(Fri) 21:48:33

【人】 灯守り 立夏


[じゃあまた!…と言いかけて
大事な事を思い出しました。
レッツゴーポトフしていたが、クルッと菖ちゃんへ向き直り]

 立夏の先代さんね
 色々お見通しだし、よく心配する人だけど
 本当は全然怖くないし良い人なんだー

 脅しみたいな嘘言ってごめんよ
 落ち着いてほしかったんだー
 とにかく、遊びに来るのも歓迎だから
 そのうち立夏領においでね!

 じゃあね、ちゃんと仲直りするんだよ!
 夏至くんも、もうやり過ぎたらダメっすからね…!

[なんせ、ここには色んな灯守りさんや蛍がいるので
先代"立夏"さんが怖い人だー、なんて
そんな誤情報がうっかり広がってしまっても大変だし
何より嘘ついたのはごめんねと言いたかったのです。

最後にそれだけ言い残して
またねっす!と、その場からは離れました。]*
 
(77) 2022/01/28(Fri) 21:49:20

【人】 灯守り 立夏

 ー その後 ー

 うむ…おー
 このポトフ美味しいっす…!

[うん、美味しそうでなによりなんだけど
さっきのは別に訂正してくれなくても良かったのに。
人からの評価なんて今更気にしないよ。
…まぁ、鳴子らしいか。

あ、どうも先代です
実は少し前からちょっと覗いててさ
一通り状況は把握してだけど
鳴子に免じて大人しくしてたんだ。
……体力なくてどう考えても間に合わないとかじゃないよ?

とりあえず、なんともなく済んで安心したし
また引っ込んでおこうかな。
いつもならこっちの気配に気付くのに
今の鳴子は全然気付いてないようだしね
それだけお腹空いてるって事だろう。
誰か来たらそっちと専念してほしいし
また暫く大人しくしてるさ。]*
 
(78) 2022/01/28(Fri) 21:53:12

【人】 灯守りの四 春分



     ──“  ”。

[ 女は、蛍の名を呼んだ。彼女が現れれば、ふわり微笑んで。]

 そろそろ、帰りましょうか。

[ 別々に過ごしていた間、誰とどんな話をしていたか、
 それは、帰り道、でなくても、
 これからの日々でゆるりと聞ければいい、と。]


 …みんな、元気そうで良かったわ。


   …私も、いろいろ頑張らないと、ね。



[ 例えば、そう、新作ケーキだとか?とか、
 取り留めのない話をしながら中央を後にする主従でした**]
(79) 2022/01/29(Sat) 0:03:03

【人】 灯守り 白露

[どちらが好きか、と聞いてみれば返ってきたのはまさかの第三勢力、白餡だった>>71]

 白、餡……?

[きょと、としながら呟いた
どうやら白餡を知らなかった -というよりは、知らず食べていた- ようだった]

 ……はい
 良い人、です……本当に……

[姉の様に慕ってきた立春様を褒められると、なんだか自分のことの様に嬉しくなった
なので、ちいさく微笑みながら頷く]

 教えてくれる人……
良いですね……

 ……上手、じゃなくても、すごい……ですよ

 
……セキレイ
……あっ、えと……
 うちの、蛍はよく、オーブンで作ってくれている、ので……?

[あれれ、料理といえばオーブンじゃなかったっけ
なんて、本当に料理ができない人間の感想だ]
(80) 2022/01/29(Sat) 1:24:33

【人】 灯守り 白露


 ……はい
 雨水さん、の……が、
良い……です


[目を少しばかり見開いた相手>>72に、図々しかったかなと少しばかり反省をしかけつつ…
なんとなく、本当になんとなくだけれど、嬉しそうな声だと思ったから
小さな声で少しばかり念を押した]

 ……待って、ます……
ええと……

 招待……?される、のを……

 ……
ふふ

 こちらこそ……ありがとう、ございます……

[柔らかく微笑んで、はっとしてスケッチブックで緩む口元を隠した
なんだか、お友達ができた、みたいだ
嬉しい!]
(81) 2022/01/29(Sat) 1:24:45

【人】 灯守り 白露


 ……どう、いたしまして……?
 
そういうことに、しておきます


[どうやらスケッチブックに書いた文章で伝わった様だ>>74
ほっと密かに胸を撫で下ろした

わたしは周囲に気づかなかったりするから、
気づいたのもすごいなあと思っての、素直な賛辞だった
……そういえば、わたしの視線にも気づいていたし>>0:305]

 ……?

[ふと、立春様の方>>67を見た雨水さんが、何やら不思議なポーズをしていた
立春様もしているけれど……?]

(じゃんけん……?)

[首を傾げながら、お皿を持っていない方の手を動かした
その手が作った形は……パーpon]
(82) 2022/01/29(Sat) 1:24:59

【人】 灯守り 白露


≪わたしは、お喋りが下手くそなので
 こうして文章で書いた方が伝えやすいんです≫

[スケッチブックに書いて、彼女に向ける
喋っている間に、言葉が渋滞してこんがらがってしまうから、お喋りが下手くそだ
決して嫌いじゃなくて、むしろ好きだから厄介なのだが]

 ……はい、約束……

[にこ、と浮かべた笑顔は、いつか向けたお人形の笑み>>0:433とは違う、嬉しさをにじませた笑み
雪が溶ける頃にはきっと、作ってくれることを期待して
手土産に持っていくものを考えながら、胸を弾ませたのだった*]
(83) 2022/01/29(Sat) 1:25:11

【人】 灯守り 白露

—統治域のおはなし—

[白露域に住む人たちは、手先が器用な人が多い
それは、領主たる”白露”がモノを生み出すことが好きだからであった
今代のみに限らず、それはなぜか続いており、先代も先々代もそうであった

今回の会合に白露が着て行ったドレスは、そんな領民からの贈り物である
肩から続く長袖は、繊細な模様が織られているレースで出来ていて、光を柔らかく放つようだった
幾重に重ねられたチュールのスカートはビジューで飾られていて、朝露みたいだと感じた
ミモレ丈の裾がふわりと揺れるたび、きらりと七色光の雫が零れるのが好きだった
淡い髪の色の”わたし”に似合う、淡い雪みたいなドレス
白露の任に就いたわたしに、一番初めに贈られた、とっても大切なプレゼント

合わせる靴は、薄い水色のストラップシューズ
いつか白露が持っていた
-初めて買った靴だった-
ものによく似たデザイン
踵のシフォンリボンが一等気に入っていた
石畳を蹴るたびに、カツカツと奏でられる軽やかな音を聞くと、前を向ける気がした]

「灯守り様の新しい旅路に、どうか」

[そう言って贈ってくれたパラソルは、フリルとレースがふんだんに使われたラグジュアリーなもの
アクセントにあしらわれたサテンのリボンが艶やかに揺らめいて
わたしのお気に入りだった

お人形だった時から、たくさんの可愛いお洋服は着てきたけれど
わたしの為にみんなが用意してくれるものが、一番嬉しかった
みんなが作ってくれたものを、黙って着ている様はまるでお人形みたいだと
かつての知り合いお人形に言われたこともあるけれど
こんな幸せなことが続くなら、今のままのお人形で良いと
実はちょっぴり思ったりして……*]
(84) 2022/01/29(Sat) 2:38:31

【人】 春分初候 雀始巣


―― 立春さまと
  

[ 美味しい和菓子を頂いているというのに
 すぐ隣から飲茶の匂いが誘惑してくるのです。

 会合…もといこの宴で出る料理は
 さすが中央の上層部が用意したものといいますか
 どれも「ちょっとしたご馳走」なので
 絶対、ぜったいに美味しいのです。ぐぐぐ。
 あとで食べますからね絶対。絶対! ]

  世界的なお祭りですし、
  立春域は毎回、すごいことになりますしね
  もちろんその時は、僭越ながら助力に伺います

  … 蛍になる前は、あまり縁がなかったので
  応援といえど祭りの様子を間近で拝見できて
  とても楽しませて頂いてるんです。

  こちらこそ、よろしくお願いします。

[ 世界が浮足立つその時期を、
 こうして楽しめるようになったのは
 蛍になってよかったことのひとつなのかもしれない。
 ……とは言うことはありませんが。

 安堵の溜息を聞けば、微かに口元が笑んだ…でしょうか ]
 
(85) 2022/01/29(Sat) 7:18:42

【人】 春分初候 雀始巣


[ ところで、立春さまといえば
 芒種さまの妹君であるらしく――
 こう…… 要はものすごく仲がよろしく……
 あの孤高の方も妹には優しいのかといいますか
 失礼ながらそんな感想を抱いているのですが 閑話休題。 ]

  いいですね!
  春分域の桜は本当に綺麗なので…!
  ぜひ、お姉さまと楽しんでいかれてください。

  『陽だまり』でもお待ちしておりますね。

  立春の祭りが終わる頃からは…春のものになるから
  桃のタルトと桜のケーキかな、
  立春さまにも何度か召し上がってもらったものですが
  今年も作るので、どうぞよしなに。

[ 春分域の桜は本当に美しいものですから、
 言葉には知らずと熱がこもっていたことでしょう。

 桜のフレーバーティーなんかもありますし、
 桜茶と花の練りきりや錦玉羹もございます。
 どうぞお楽しみください(宣伝) ]
 
(86) 2022/01/29(Sat) 7:18:45

【人】 春分初候 雀始巣


[ 椿餅をもぐもぐといただきつつ、
 こちらもときおり立春さまの様子を拝見しつつ
 
(お菓子頂いてるひと気になりますよねと思いつつ)

 向けられた質問については>>4:25 ]

  大雪の席に座られていたのですから
  大雪さまなのではないかと…??

  あ、本人ではなく蛍が代わりに出席する方もいますし
  もしかしたらやっぱりぬいぐるみの方が大雪さまで
  あの方は大雪域の蛍の方なのかもしれませんが

  大雪に蛍がいたという話は
  少なくともわたしは聞いたことがないので
  ご本人ではないかと…わたしは。

[ そういえばこの方、
 無類の可愛いもの好きであったような。
 『陽だまり』で秋冬限定「雪うさぎのチーズケーキ」を
 出していたときも、
 とっても目を輝かせていらっしゃったような…

 と、どこかそわそわした(ように見えた)お姿を見て
 僭越ながらわたしの私見をお話します。 ]
 
(87) 2022/01/29(Sat) 7:18:51

【人】 春分初候 雀始巣



  …… 気になるのでしたら、
  直接、お聞きするのもひとつの手かと思います

  お菓子の味はどうだったか、って
  ちょうどいい口実もあることですし

[ おそらくその通りでありましょうし、
 こんなに美味しいお菓子ですし、
 雪解けのように、心をも解いてしまえる立春さまですから

 きっと初対面で凸しても、悪いことにはなりますまい。 *]
 
(88) 2022/01/29(Sat) 7:18:54

【人】 灯守り 立春

[お話してくださった雀さんと大雪さんに、
ぺこりとお辞儀して席を立つ。
とろけたチョコレートの掛かった苺の乗ったお皿に、
雨水さんのアドバイスを受けて>>70
クラッカーとバナナをテーブルから追加した。

フォークを二本携えて、一目散に向かうは]


  ──お姉ちゃん!!


[ごちそうの乗ったテーブルの間をたたた、と駆けて
お茶を啜っているお姉ちゃんの元へ。>>7]


  見て見て! あのねっ、これね
  雨水さんがチョコレートを溶かして
  苺に掛けてくれたんだよ!
  一緒に食べよ……


[弾んだ声で言いかけて、はたと止まった。
テーブルの上には全員がお腹いっぱい食べても
簡単にはなくならなさそうな量のお料理が
品数も豊富に乗っかっているのに、
お姉ちゃんの手元には、お皿もお箸も見当たらない。
当然ながら、私の作った和菓子も。]
(89) 2022/01/29(Sat) 7:37:50

【人】 灯守り 立春



  …………?
  お姉ちゃん、お腹空いてない?
  疲れちゃった?
  それとも、もしかして
  やっぱり体調わるい……?

  ちょっと外の空気、吸いに行く?


[心配になって、顔を覗き込みながら尋ねてみる。
ほんの些細な違和感も見逃さないようにじいっと。

お姉ちゃんがどんな気持ちでここにいるのか、
相変わらず何もわからないままで。]*
(90) 2022/01/29(Sat) 7:37:54

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくにはその反応がそこで出すのが第三の選択肢? に見えた。>>80


 つぶ、こしの二択だと選べないので


[白あんはあっさりしているあの味がいいんだよね。

 立春さんへの同意はぼくはさらに深く頷く事で返した。白露さんの反応に立春さんへの感情が見えて
 好きなんだな、と感じてなんだか微笑ましかった。]


 先代は面倒見いいですから。
 そんなものですか。

 へぇ、うちはあまりオーブン使わないです。
 多分今ほこりかぶってますよ。


[料理で何を使うかは家によって違うのだろう
 違いがちょっと面白かった。]
 
(91) 2022/01/29(Sat) 8:42:53

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくのがいい、と言われればちょっと照れた。>>81
 招待までしていいと分かって(会合で会った時渡せばいいのかな? と思っていた)ぱあっと空気を明るくした。]

 招待します、します。します。
 是非来てください。
 雨水は色々お店あるから楽しいですよ。はい


[おうちに人をご招待……お仕事関係なくご飯に誘いにご招待……。想像しただけでわくわくした。

 笑う姿が嬉しかったのに口元を隠されてしまった。無念。でもその仕草は可愛いと思った。

 ぼくもまた、これは
お友達
というやつなのでは?
 と内心でうきうきしていた。]
 
(92) 2022/01/29(Sat) 8:45:00

【人】 灯守り 雨水

 
[そういう事にしておかれた。>>82
 そんなにぼくは気づいているのかな? 自分じゃわからないものだった。

 ぼくと立春さんの謎の行動に合せるように出された手は、パー。
 じゃんけん勝負
は白露さんの勝利だった。
 なんとなく、グーの手をぱーの上にてしっと乗せてみようとした。意味はない。


 文字を読んで成程、と頷いた。>>83


 苦手をそうやって工夫しているの凄いです


[苦手だから、で避けたり投げる人は多い。
 そうしないで自分なりの方法をちゃんと作るのに素直に感心した。] 
 
(93) 2022/01/29(Sat) 8:46:47

【人】 灯守り 雨水

 

 はいっ


[相手の笑顔が暖かくて
 ぼくもつられるようににっこりと。
 苦手とか食べれないものはないですか? と聞いてメモをすればこの場は自然と解散となっただろう。

 何を作ろう。どうお迎えの準備をしよう。
 それを考えるのが楽しくて、自然と足取りは軽くなった。]**
 
(94) 2022/01/29(Sat) 8:47:33

【人】 灯守り 立秋

―現在―

[テーブルの上で、もきゅもきゅと和三盆sweet]を食べているチュウくん。目当ての蛍を見つけた立秋はそちらへと近づいて。]

こらこら、テーブルの上で食べるのはお行儀悪いよー?

[声をかけてちょいっと突付く。
テーブルに登って取るだけで労力がかかるので、降りる気がしなくなるのはわかっているが。]

しかし、自分で作っておきながら君ら奇妙なイキモノだよねえ……二度と作れる気がしないな。既に1個の命として生きているから、使い魔とはいえボクが死んでもしばらく生きてるんだろうな。

[ちょいちょい突つきまくり。
やめてください!と指を払うチュウくんは無慈悲。]
(95) 2022/01/29(Sat) 10:33:20

【人】 灯守り 立秋

[立秋が人間の蛍を置かなくなったのは涼風至の件があってからだ。

立秋から続けて涼風至に仕えていた蛍、寒蝉鳴(かんせんなく)、蒙霧升降(ふかききりまとう)が人間としては最後だ(ちなみにヒグラシ君とキリちゃんと呼ばれていた)。]


一度引き受けたからには、苦しくなるまではボクがやるよ。


[灯守りに戻った後、立秋はそう宣言した。それが、人一人を死においやりかけた自分の責任だからと。幸い、一度証から離れた為か、魂への負荷はなくなっていた。蛍たちはそのまま、蛍として仕えて、やがて引退していった。

後継者は、何だかんだ、蛍から選ばないと後が色々と面倒くさい。しかし距離が近いと、涼風至のような見落としがあるかもしれないから。……自分で選ぶのが少し、怖くなってしまったのだ。

もし他の蛍の子が後任になってくれるなら、仕事も出来るだろうし他の灯守りが選んでいるだろうから信用もできる。麦秋至に言ったことは、あながち冗談でもなかった。

ずるいのはわかっているけれども。**]
(96) 2022/01/29(Sat) 10:38:11

【人】 灯守り 立秋

[少し昔を思い出しながら、チュウくんと一緒にチョコミントsweetを食べていることだろう。**]
(97) 2022/01/29(Sat) 10:45:32

【人】 灯守り 冬至

――小雪と>>60>>61>>62>>63


[ 其処は温かいのだろう
 絡まる糸の繭として守られるが如く ]

[ 只一つのみを希い
 其れ以外を否とするのならば
 己の言葉が届かぬのもまた道理 ]
(98) 2022/01/29(Sat) 11:18:17

【人】 灯守り 冬至

[ ――知っている ]

[ 知らなければよかったこと
 知らなければ幸せだったこと
 知らぬからこそ保たれるものがあると ]

[ 良かれとした選択の先
 致命的な観測がある事も知っている ]
(99) 2022/01/29(Sat) 11:18:28

【人】 灯守り 冬至


     あなたは今、幸せですか?
  
(100) 2022/01/29(Sat) 11:18:39

【人】 灯守り 冬至

[ 良くも悪くも淡白な問いかけ一つ
 彼女から返るものはあったか 無かったか
 何れにせよ、端末は口から紙を取り出して ]


  ――今日は良い月が出る予定です

  この後、温泉に来ませんか?
  特別なひとときへご招待致しますよ
  たまにはのんびり 羽を休めにきて下さい。

  露天風呂はいいものです
  言葉などなく いくらでも時を過ごせますから


[ "雪見温泉 ご招待券"
 白紙に墨文字――手書き感溢れる長方形を二枚差し出した ]
(101) 2022/01/29(Sat) 11:18:46

【人】 灯守り 冬至

[ 丁度そこらへんに居た小満に ]


  あ。
  小満 あなたパンプキンパイがお好きでしたね

  この後家に寄って行って下さい
  絶品のパンプキンパイをご馳走します


[ 予定は未定なれど。己の蛍は優秀であるが故に * ]
(102) 2022/01/29(Sat) 11:19:30

【人】 灯守り 小満

ん?

[ローストビーフのグレイビーがおいしいなとか、宴会で鴨のローストやりたいと思ってたけどソース参考にできるかなとかのんびり考えていたら、ふいに声がかかる。]

なになに、パンプキンパイ? すきすき。
絶品ならそりゃあいただかないと。
スパイス系? こっくり甘いやつ?

[聞いてはみるもののどちらも好きだ。
 好物に対して期待が逸っているだけ。
 なお、この後何が待っているかはまったく理解していない*]
(103) 2022/01/29(Sat) 12:05:30

【人】 灯守り 夏至

 …………はぁ。
 

 中央域の管理者様、そしてそれ以外の領域を管理されている灯守り・および蛍の皆様。
 夏至の名を継ぎ領域の1つを管理する者として、今回の会合には相応しくない行動を取りましたこと、深くお詫び申し上げます。
 処罰は先代夏至様にお任せしようと思っております。
 ボクがこの座を空けることも覚悟しております。
 
 差し当たって、少しだけお時間を頂きたく。
 ボク自身への罰は先代様にお任せしますが、蛍へのそれを決めるのはボク自身故。

 またすぐに戻っては参りますので、よろしくお願い致します。

[手を広げ、真っ直ぐに伸ばして詠唱。
移動手段としての魔道具はある。が、たまに忘れるので使わずとも自分で移動できるように訓練した結果である。

すぐそこにいる蛍共々、一旦姿を消した*]
(104) 2022/01/29(Sat) 12:31:30

【人】 灯守り 冬至

[ 気楽に誘える間柄というのは よいものだ>>103 ]

  甘くてほくほくで
  ほっぺたが落ちてしまうやつです
  くふふ。それでは決まりですね

  お菓子にアルコールは合わないでしょうか?
  合うものがあれば――天乃に用意してもらいましょう

[ もし真澄がむぎを誘ったなら
 二人が温泉に浸かる間のひととき
 のんびり茶でも飲もうとそんな心算で * ]
(105) 2022/01/29(Sat) 13:08:25

【人】 灯守り 夏至

ー夏至領域 ???ー


 
『……ここは………』

[夏至様が謝罪をして、どうも中央域から夏至域に戻ってきたらしい。その謝罪対象に私が含まれているのかは知らないけど。多分含まれてないんでしょうけども。

それは置いといて、何故この場所・・・・]に来たのでしょうか。だってここは……]


 ……懐かしいよね、
 小さい頃キミと偶然出会って、仲良くなって。
 隙を見つけてボクは屋敷から脱出してキミに会いに行くようになった。
 そうしてるうちに作った、二人だけの場所。
 ……今にして思えば恥ずかしいんだけどさ、
 「ひみつきち」なんて呼んでたよな。

[ここは小さい頃、何度もこっそりと会っているうちに、遊びの一環で、誰も来ない山の一部に作った秘密基地。段々大人になって思春期を迎えるくらいには、言い合いが当たり前になって疎遠になっていったけど。
ここでした約束は忘れるわけがない。]
(106) 2022/01/29(Sat) 13:40:13

【人】 灯守り 夏至

 まあ用件は当然、キミへの処罰についてなんだけど……

[直後、膝をついて土下座を始める彼。]

 ……済まなかった。確かにキミが暴走したことは悪いことだったよ。だけどそもそもそれを引き起こした原因はボクがあの場所で晒し者にしたからだったもん。
 ボクがあそこで思慮深く考えてさえいれば、こんなことにはならなかったんだから。

 先代様にもよく言われてたよ、「お前はたまに考え無しに動き出すことがあるから、手の前に頭を動かせ」って。
 にも関わらずあの場でやらかしてしまったし、普段からキミを含めて他二人の蛍にも迷惑をかけているし。

 ……普段からキミも含めて、とても感謝してるんだ。
 こんなボクの側で助けてくれることに。
 ………今更水臭いような気もするんだけどさ。ボクが夏至を継ぐキッカケをくれたのはキミだ。
 ボクの人生を変えるキッカケをくれたんだ。そして、ボクが初めて好きになった子、でもあるけど……
 だから、その……

 これからも、一緒にいて欲しい。
(107) 2022/01/29(Sat) 13:40:52

【人】 灯守り 夏至

[……………。
はぁぁぁぁあ!?
って思わず声に出ちゃいそうだったよ本当に。
どう考えたってあの場で悪かったのは私だってのは分かってた。
でもくだらないプライドを守るために、多くの人に迷惑をかけて、その上葵くんの信用も落としかねないくらいのこともした。

それなのに自分が悪いって?そしてなんかそのいきなりとんでもないこと言われちゃってるんですけど!?何言ってんのこの人は!!しかもこんな遥か昔の懐かしいこの場所で!!!
……気持ちは同じなんだけどさ。疎遠になったのもこう、好きな人には意地悪したいっていうあれみたいなもんだったし。
だからあの時蛍として迎えに来てくれたことは本当に嬉しかったし。今も
たまに面倒事の処理させられるけど
一緒に生まれ育ったこの領域、ここにいる人たちを"幸せに"したいって想いも変わらないけど。

だからといってここでそういうこと言う??本当にこの人はデリカシーがないというか空気が読めないというか……]

『……顔を上げてください夏至様・・・
仮にもこの領域の主たるあなたが、従者である私に謙る理由はありませんから。

私こそ申し訳ありませんでした。くだらない自分のプライドで任を忘れて、夏至様だけでなく他の方にも迷惑をかけてしまいました。処罰は何なりと受けますが……その前に2つやることがあります。

一つは、これから中央域に戻り方々に謝罪に行くこと。
もう一つは……』

『……私の方こそ、これからも一緒に居させてね。』


[涙を零しながら、満面の笑みを浮かべて。ついボクの方もつられて泣いちゃうじゃないか。嬉しくて、嬉しくて。
お互い涙が止まったのなら、泣き腫らした顔で中央域に戻ろうか。*]
(108) 2022/01/29(Sat) 13:41:11

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:冬至の君とーー
[変化を望もうとして、望めなかった。
不変でいることは退屈だが、
とても居心地が良くて。
それを壊すほど、私には度胸も、勇気もなかった。

どうしても、最悪なビジョンしか出てこないから。

だから、掛けられた言葉を振り払うしかできなかった>>98]

 
(109) 2022/01/29(Sat) 13:51:15

【人】 “小雪” 篠花




 私は……ーー


[幸せ?>>100 幸せって、なんだっけ。

淡々と、坦々と。歯車のように日々を繰り返す。
それが当たり前だから、特段何も思わない。思えない。]

 
(110) 2022/01/29(Sat) 13:51:35

【人】 “小雪” 篠花

 
[本日何度目かの答えに窮している時間を過ごしていると、目の前で紙が出された>>101。]


 月、ですか? 温泉……。


[渡された2枚の紙を見て>>101、暫し間を置いたものの。
恐る恐るといった体で受け取って。]



 ……ありがとう、ございます。
 お伺いいたします。


[背中を押されたのはわかった。
これを活かすか殺すかは自分次第なのも。あとは自分の勇気次第。*]
 
(111) 2022/01/29(Sat) 13:51:48

【人】 小満末候 麦秋至

―― ちょっと前/シャオディエさんと ――


はいっ、このことは内緒にしますね!

[こくこく頷いてから、同じく人差し指を唇の前に立てた。>>42
悪戯っぽい笑顔はできていない。相変わらずのにっこり。
居眠りしているところを起こされない限りは大丈夫な気がする。
そもそも居眠りなどしないよう頑張ってはいますし。


その後は彼女と小満さまの会話を見守る置物のようになりながら、
念を送っていたというのは既に語ったことである。
どこか遠慮がちな眼差しが返ってきたので、
にっこりと頷いて親指を上にぐっ! って立てた。
(意思が微妙に曲がって伝わっていたとは気付かず。
 まあシャオディエさんが来てくれるのは素直に嬉しいけど!)]
(112) 2022/01/29(Sat) 14:01:15

【人】 小満末候 麦秋至

[シャオディエさんの明確な異変に気付いたのは、>>43
彼女がわたしの言葉に文字通り飛び上がってからでした]


あ、あの……、あの!?

[わたしの声はそれはもう「どうしたんですか!?」と言いたげでした。
頬寄せられてるようなのもあって、急に発熱でもしていないでしょうか、という考えがよぎりました。
あたふたしていたわたしだったけれど、わたしだから聞こえるくらいの声をちゃんと聞きとって、
気がついた。お医者さまは呼ばなくてもいいと]
(113) 2022/01/29(Sat) 14:02:13

【人】 小満末候 麦秋至



(……こういう時は「がんばりましたね」って言った方がいいのでしょうか)


[いや、むしろ言葉はいらないですね。
だから黙ってシャオディエさんに手を伸ばした。頭を撫でるために]

 
(114) 2022/01/29(Sat) 14:02:51

【人】 小満末候 麦秋至



あ、……そうだ。
永久保存?をしたい……なら、小雪さまに頼むのが手かもしれません。
物の鮮度を保つのにも役立つ能力をお持ちですし……。


[シャオディエさんが落ち着いた頃にこのような提案を。
そんな言葉がすんなり口から出たのは、
彼女が誰かの好きを無碍にするような人ではないと、わたしが知っているから。

いずれはシャオディエさんに飲んでもらうのがいい。
保存しっぱなしはもったいない。
……と、『慈雨』を手伝った経験からついつい考えてしまうんだけどねえ。
よくよく思い返せば、見守るばかりのわたしが、
こうしてお節介を焼くのは滅多にないことだったかもしれない*]
(115) 2022/01/29(Sat) 14:04:03

【人】 灯守り 冬至

  
――小雪と>>9>>110>>111


[ 彼女の心の内の全てなど知らない
 知れたとして 今、知るつもりは無い ]


   ………。


[ 差し出す紙は ずっと其処に。
 彼女が自らその紙を手にしたなら ]
(116) 2022/01/29(Sat) 15:02:05

【人】 灯守り 冬至

[ 一つ、くふふと笑う声 ]


  お風呂上がりのデザートは何がいいですか
  特別に用意しておきます


[ フェイに声をかけたのは その頃だったか>>102 ]
(117) 2022/01/29(Sat) 15:02:14

【人】 灯守り 冬至

[ そうして、ぴょんと小雪の肩にとびのって ]


    むぎ!

       むぎ、――ここです!


[ ぴょんぴょんとはね むぎを呼ぶ。
 たとえ其の足が動かずとも 此の距離が埋まるのは自然の流れ ]
(118) 2022/01/29(Sat) 15:02:23

【人】 灯守り 冬至

[ むぎと相対するまでの間に 小雪の頭の上にちょこんと座して ]


  こんにちは、むぎ。
  突然呼びつけてしまいすみません

  今、真澄と話していたらあなたの話題が出ましてね
  なんでも むぎに渡したいものがあるそうで


[ むぎには見え辛い その角度で。
 その髪を撫ぜていよう。彼女が声をあげるまでは そっと ]


   ―― ね、真澄。


[ 年寄りのお節介は 此処までだ * ]
(119) 2022/01/29(Sat) 15:02:46

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 麦秋至殿と ――

[ 密約はかわされた>>112
 やがてそこに小満様が現れ、去る。
 念を送っていたと彼女が言ったら、
 何かしら送られている気がしたわと苦笑いを一つ。 ]

 ふふ

[ 今にもどうしたのですか>>113と問いそうな声色、
 それに目線。あわあわとする彼女を見て
 笑ってしまうのだからお里が知れましてよ。私。
 さて、どう種明かしをしようか。
 
 いやだった?ごめんなさいねとしおらしく
 謝ってみる?

 甘えちゃったのと舌を出してみる?
 どちらにしたってそんなことないですと
 返されそうだがどちらか選び取るなら後者に、 ]
(120) 2022/01/29(Sat) 15:06:55

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 ……あら

[ しようかと口を開きかけたが。
 黙したままで伸ばされる手>>114が頭に伸びる。 ]


  ( これは 少し予想外…… )

[ ぱちぱちと瞬きを数度繰り返し、
 手が止まったなら ]

 もうちょっと。

[ そう言って悪戯をする子供のような顔を
 してみせたかしら。それが叶えられたなら
 満足そうに、むふ、と笑って――。 ]
(121) 2022/01/29(Sat) 15:07:11

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 篠花様に――?

[ 小満様から頂いたお茶を永久保存したいのですが
 なにか良い手立てを知りませんかと問う……? ]

 ふ、ふふ、さすがにこんなことで
 お手を煩わせるわけにはいかないわよぉ

 お願いすれば叶えてくださる度量も
 それはお持ちでしょうけど。

 お優しい方だものね、だけど

[ 言うてお茶、消費するものである。
 そんなものを永久保存するファン――……
 まぁ探せばいるだろうけども、そこまで狂気に
 染まってはいない、
筈である。
]
(122) 2022/01/29(Sat) 15:07:43

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 いつかお会いした時に、
 おいしかったです、ありがとうと
 お伝えしたいから、やめておくわ。

 でも、私のために考えてくれて
 ありがとう。

[ ――先程と反対に、ふわふわと揺れる髪の毛に
 手を伸ばし、そっとその頭を撫でる。
 よくできました、おりこうさんね。
 いつか生徒に向けて言った言葉を思い出しながら、
 慣れた手つきで、私か彼女が飽きるまで――。* ]
(123) 2022/01/29(Sat) 15:07:55

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 会場内 ――

[ 立春様持ち込みの和菓子がおいしい。
 その情報はどこからか齎された。
 ひとからつまみ食いも、あまり褒められた行動では
 ないので、自分もと一歩、賑やかなパーティの空気に
 触れにゆく。

 お盆の傍には>>3:3某かのアンケート。
 きのこたけのこの争いを思わせる内容。 ]

 ……大福ならつぶあん、
 あんまんならこしあんという曖昧な回答は
 許されるのかしら?

[ そっと見ないふりをしてお盆に載せられた
 和菓子達としばしにらめっこ。 ]

 ……どれも美しくて、おいしそうなのね

[ こまったこまった独り言も溢れてしまうというものだ。* ]
(124) 2022/01/29(Sat) 16:25:36

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:冬至の君と?ーー


 デザート……、少し考えてもよろしいですか?


[どうしようかな、と悩んでいると、参加者が増えた>>117
それだけでも困惑物なのに、状況はあれよあれよと変化していって>>118
気が付けば完全に退路を断たれていた。]
 
(125) 2022/01/29(Sat) 16:31:47

【人】 “小雪” 篠花



 …………えっ、と。


[肩から頭の上へと移動した雪兎>>119
誰かに頭を撫でられる久し振り感覚に、少しだけホッとして。
応援されている気がして。
ここまでお膳立てされてやらないわけにはいかない。
お膳立てさせたことに、自分の未熟さを感じざるを得なくて腹が立つけど。
]


 ……これ、冬至の君から雪見温泉に招待されたから。
 ……一緒に、行ってくれる?


[そう言って渡してみれば、さて受け取ってくれたか。]
 
(126) 2022/01/29(Sat) 16:32:04

【人】 “小雪” 篠花

 
[どちらにせよ、一通りやり取りが終わったならば、冬至の君に声をかけて。]


 冬至の君、先程のデザートの件ですが。
 柚子を使った甘くて
とびきり美味しい

 手作りデザートを所望します。


[滅茶苦茶いい笑顔でそう返事をしておこう。
声に小さい棘を持ちつつ振ったのは、ほんの少しの意趣返し。*]
 
(127) 2022/01/29(Sat) 16:32:30

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 再びパーティー会場をうろうろと回っていると
 お饅頭たちの桜餅の存在に気付きます>>2:100
 茉莉が用意したものでしょうか。
 以前遊びに行った時、試食させて貰ったことが
 あったのを思い出します。

 勿論全部1種類ずつ手に取って、
 アンケートには「
こしあん!
]と書いておきました。

 そうこうしている間に、気付けば宴の時間も終了です。
 今年は両隣が不在で寂しくはありましたが
 初参加の方も数名いらっしゃいました。

 来年も、同じ顔触れが集まるかわかりません。
 もしかしたら、今年の会合が最後になる方も
 居るかもしれません。
 灯守りが急に消えることは、幾度と前例があるので。

 皆が帰り支度の準備を始め、再び人で混み合い始めます。
 準備しながらも、私は自然と“あの子”を探し──……。]
 
(128) 2022/01/29(Sat) 16:40:38

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
  ローザ! お疲れ様。
  最初の会合どうだった?

  良ければ私の家に寄って帰らない?  


[ 私が送り出した可愛い“妹”に駆け寄り、声を掛けます。

 会合の席でちらちらと気に掛けていましたが
 私の予想を遥かに超えて立派に見えて
 大人になったのね、なんて年寄りみたいな感想を抱いて。]
 
(129) 2022/01/29(Sat) 16:40:54

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 私が、あの時あの子を白露に推薦しなければ

 今でも一緒に霜降の屋敷で一緒に過ごし、
 仕事し、笑い、戯れていたのでしょうか。

 会合だって、私と蛍である彼女が一緒に参加する
 未来があったのかもしれません。

 どちらが幸せだったのか、今の私にはわかりません。
 今の彼女の姿が、私の家に居た時よりも
 輝いているように見えて。
 おめかししている>>84だけでは無く、心も。]

 
(130) 2022/01/29(Sat) 16:41:09

【人】 灯守り“霜降” 月輪

 
[ 断られたならば「じゃあまた今度ね」と
 引き留めることはしませんが、
 表情に浮かぶ残念さは、きっと隠せなかったでしょう。]*
 
(131) 2022/01/29(Sat) 16:41:55

【人】 灯守り 冬至

 
――小雪と>>125>>126>>127


[ 伝わらずともいい

 無理に変わらずともいい
 今日無理に変える事は無い
 ――変わるのならば 其れは其れ。

 ただ、たまに温泉を楽しむくらいは
 気兼ねせず 声をかけられるようになれればいい
 そんな願いを 紙切れに託して。

 温泉で何が起きても 起きなくとも
 それは今日、彼女達が掴み取る確かな現実だ ]
(132) 2022/01/29(Sat) 17:22:05

【人】 灯守り 冬至

[ 温泉券の行方を見守ったならば
 お邪魔虫は机に残した大福を回収しに向かう
 向かおうとして かかる声>>127 ]


  くふふ
  真澄のお願いなら腕によりをかけませんと

  ――はて。
  かぼちゃは柚子の親戚でしたかね


[ なんて。
 嘯いてぽてぽて大福へと
 可愛らしい棘は飲んでしまいましょうね ]
(133) 2022/01/29(Sat) 17:22:14

【人】 灯守り 冬至


 [ こたつに蜜柑
   パイを片手に柚子菓子作り

   其の内に珈琲でも飲みながら
   あたたかな部屋で ほかほかの二人を迎え入れる。

   ――まだ誰も知らない これからのお話 ] *
  
(134) 2022/01/29(Sat) 17:22:24

【人】 “小雪” 篠花

ーーちょっと未来の話:お礼ーー
[私は悩んでいた。
執務机の上には葡萄と赤青林檎。
ドライフルーツとかではなく、生。
自分の能力で保管していたやつである。鮮度は保証する。]


 ……………。


[暫らくそれらとにらめっこをしていたが、軈て意を決したように立ち上がると外へ。
今回向かうは春分域。頼る相手は春分のお姉様。]
 
(135) 2022/01/29(Sat) 19:16:10

【人】 “小雪” 篠花

 
[さて、春分域のカフェに向かったか、
直接領域へお邪魔させていただいたか、それとも手紙か。
兎も角、春分のお姉様に伝達手段を得たのなら、こう続く。]


 突然お邪魔して申し訳ありません、春分のお姉様。
 今回、折り入ってお願いがございまして……。


[そんな出だしから始まったそれは、目の前にいればもじもじとしているのが見られるかもしれない。]


 その……
 会合の後に冬至の君と小満の君にお世話になったので>>103>>119
 そのお礼をしたいのですが……。

 お菓子を作ろうと思ったのまでは良かったのですが、
 私、今まで作ったことなくて……。


[何でお菓子かというと、誰かに作らせたものより自分が作った物のほうがいい気がしたからだ。
小満の君には一等いい酒渡しとけば喜ぶんでない?とは正直思う。
]
 
(136) 2022/01/29(Sat) 19:16:38

【人】 “小雪” 篠花

 

 小満の君に教わろうにも、
 二人には渡すまで秘密にしておきたくて……
 悩んでいたところ、お姉様はカフェを営んでいるな、
 と思い出しまして……。

 その、お手数をお掛けして大変恐縮なのですが、
 私にお菓子作りをご教授……いただけませんでしょうか?



[直接会っていたら、恥ずかしそうに顔を赤らめて上目遣いしてるのが見えるかもしれない。*]
 
(137) 2022/01/29(Sat) 19:17:16

【人】 旅する灯守り 小暑

[>>29]

お疲れ様です、雨水。
すいません、声をかけるタイミングがなくて……


[駆け寄ってきた雨水に手を振る。会合後に話をする約束だったが、バタバタしていて失念していた、と反省する]


そうですね……今後はコーネリアに代理出席を頼もうかと思います。
もちろん、冗談ですよ。いい勉強になりました。


[軽口と正直な感想を織り交ぜて伝える。経験の浅い自分としては、やはり出ておいてよかったのだろう。学べたことは、多い]
(138) 2022/01/29(Sat) 20:23:31

【人】 旅する灯守り 小暑

他の灯守りの方と話をしないわけではないのですが、公式の場でお話する機会は貴重ですね。

なんというかこう、皆様雰囲気が違う感じがしました……


[普段、遊びに行った先で話をするのとは違ったものを感じたことを話す]


雨水は……いつもと変わらないですね。安心しました*
(139) 2022/01/29(Sat) 20:24:23

【人】 灯守り 芒種

[ >>65年少者を見守っていた大人びた顔が途端に綻び
  >>89駆け寄ってくる頃にはすっかり妹の顔に戻る。

  優越感に似た感情の明確な名前は知らない。
  知らぬままただ無性に胸が苦しくなる。
  あなたの唯一にはなれないわたしにも
  あなたの唯一で在れるものがまだ残っていることに。

  あぶないからはしってはだめよ、なんて何度言い聞かせても
  ちっとも変わらない事が無性に愛おしくて。
  背筋を正して澄ましていた顔が思わず緩む。

  きらきら目を輝かせているあの顔はきっと
  新しくみつけたすてきなものをわたしにも共有したい顔だ。
  なんてわかったふりをしてちょっとした充足感を得る。
  本当はあなたのことなんて殆どなにも知らないのに。  ]
(140) 2022/01/29(Sat) 20:48:44

【人】 灯守り 芒種



  あら、すてきね。
  じゃあ、ひとついただこうかしら……


[ 無論入るか入らないかではなく入れるのである。
  幸い潰せば殆ど水分だ。いける。
  意気込んでフォークに手を伸ばそうとすれば
  心配性の双眸に見透かすように覗き込まれた。

  そういえばいつからだろう。
  すっかり心配されることが当たり前になりつつある
  今への違和感がふいにぽつりと浮かんだ。
  駆け回っては転げるこの子の心配をするのがわたしの役目で
  心配される側ではなかったはずなのに。  ]
(141) 2022/01/29(Sat) 20:49:13

【人】 灯守り 芒種

[ 何も変わらないと言ったけれど
  変わらないものなんてないことを知っている。
  変われないのはいつだってわたしだけだ。

  最初に味わった暖かな幸せの時間から、ずっと
  ひとり残されたまま、動けずにいる。

  おいかけないと、おいつかないと
  あなたが戻ってくるはこないと知っているのに。 ]


  ‥‥‥‥‥‥ああ、違うの。大丈夫よ。
  お留守番の子がいるから、頂いていないだけ。

  心配症ね、茉莉は。
 

[ 運んできてくれたいちごをひとつフォークで突き刺して
  笑みの消えてしまった口元にひょいと押し込んだ。
  おいしい?って視線で訪ねて小首をかしげた。 ]
(142) 2022/01/29(Sat) 20:50:57

【人】 灯守り 芒種

[ 用意しておいた言い訳を淀みなく紡げば
  二つ目を突き刺して、自分の口に運ぶ。
  瑞々しい果肉に歯を立てて噛み締める。

  随分前から味覚が低下した舌先では
  酸いのか甘いのかよくわからないから
  おいしい、と笑みを含んだ声音で零して誤魔化した。  ]


  お食事は出るって伝えあるのだけれど、それでも
  きっとわたしの分も用意して帰りを待っているでしょうから
  お腹をいっぱいにして帰ると、拗ねてしまうから……。


[ 人が来るたびすぐに隠れてしまうから
  いることは知っていても顔を合わせたことのない筈の
  留守番の猫を口実にすれば疑われることもないだろう。
  そんな性格じゃないことを知る事はないでしょうから。*]
(143) 2022/01/29(Sat) 20:51:51

【人】 灯守り 雨水

 ― 小暑と ―

[すみません、の言葉には首を振った。>>138


 ううん、ぼくも自由にふらふらしていたし。
 いいんだよ、自由に旅するのが小暑なんだから。


[それがぼくのイメージだった。
 会合後の会場内の旅とは一体、というのは野暮ということで。]



 冗談ならよし。勉強か、成程。
 うん、やっぱり出ると色々見れるし、他の灯守りや蛍の事見れるし。ぼくは参加してよかったって思ったよ


[会議自体はまぁたどたどしい出来だったけれど>>1:76
 小雪さんに上出来って言って貰えたからよしとする。>>1:91 精進はこれからすればよし。]


 そうだね。
 ぼくも初めて会った人とお話出来たし。

 そうなんだ。


[遊びと仕事は別の顔というやつ? そう考えたら大人だ……! と思った。]
 
(144) 2022/01/29(Sat) 20:57:51

【人】 灯守り 雨水

 

 そう?
 そうかもしれないね。ぼくはぼくでしかないし


[いつだってマイペースだと思うし、いつもと変わらない。その評価は当たってる気がした。]


 小暑にとっていい時間だったならいいな
 これからは会合でも会えるのかな。


[だったらいいな、って感情を隠さず。
 だってやっぱり前から懐いている人がいると心強いし。]


 また雨水にも来てね。
 先代もいつでも来いよって言ってるし。


[ぼくもまた、会いたいと素直に伝えて笑った。]** 
 
(145) 2022/01/29(Sat) 20:59:08

【人】 “小雪” 篠花

ーー過去?:130年弱前ーー
[さて、それはいつの頃だったか。
確か菴が小満域に遊びに行く!ついでにご飯作ってもらうと企んでいた時だった気がする(たぶん)
一人で行くつもりだった菴を、離れたくない!と我儘を言って付いて抱っこされて行ったのだ。

初めて連れて行かれた他の統治域。
物珍しさにキョロキョロ見渡しつつ、あまりにも見慣れない景色に、ぎゅうっ、と掴んで抱っこされていた。]


 あぅ……。


[そんな様子だったから、初めて見た他の灯守りにも挨拶どころかモゾモゾと兄の肩に顔を隠したのだ。
優しそうなお兄さん、と思う反面、知らない人が怖かったので。子供だもん。仕方ないよね。
でも流石にそれは、と兄は“お兄さん”と遊ぶようにお願いしたのだったか。]
 
(146) 2022/01/29(Sat) 21:01:09

【人】 “小雪” 篠花

 
[39分後、キャッキャッと笑う眞澄の姿がそこにあった。
遊んでもらっているうちに、かなり打ち解けて「にーに」と呼ぶまでになっていたから]



 わたし、にーにとけっこんする!



[なんて事を言ったわけだが、そんなことは遥か昔。
記憶の彼方だ。覚えてない。
覚えてない(顔覆い)>>-784
]
 
(147) 2022/01/29(Sat) 21:01:27

【人】 先代“小雪” 篠花



「……小満の。ちょーっと裏で話そうか。
 なーに、大したことはしないよ。
 怖くない、怖くない。」


[後程、据わった目で笑顔を向ける兄の姿があったとかなかったとか。*]
 
(148) 2022/01/29(Sat) 21:01:50

【人】 灯守りの四 春分

── ちょっと未来のお話 ──

珍しいわね、小雪がうちまで来るなんて。
しかも頼み事、だなんて。

[>>136>>137事と次第をきいたのは、文書が先か面と向かってか。もじもじ愛らしい様子のみせる彼女をまじまじと眺める。]
(149) 2022/01/29(Sat) 21:22:45

【人】 灯守りの四 春分

 それは素敵な思いつきね。
 私で力になれるなら、喜んで、よ。
 ここでたっぷり練習してちょうだい。

 フルーツを使ったデザート、は何がいいかしら?
 赤い林檎と青い林檎、そして葡萄、でしょう。

 ねぇ、すぅちゃん、何がいいと思う?

[お茶の用意をしている雀始巣に声をかける。研究熱心な彼女のこと、自分よりもよいアイディアが思い浮かぶかも。
タルトかパンプディングがお勧めかしらね?
とすぐにでも取り掛かる勢いで浮き浮きしている。

 ──特訓の成果は、やがて二人の元へ届けられるのでしょう?*]
(150) 2022/01/29(Sat) 21:23:46

【人】 小満末候 麦秋至

―― 現在/温泉へのいざない ――


[はい、呼ばれればそこに来るのがわたしです。
どうやって自転車から降りたのかって? そこはまあどうにかなったのだ。

どこから呼んでいるのかとあたりを見回せば、
ほどなくして、小雪さまの肩の上でぴょんぴょん跳ねている冬至さまを見つけた後のことだ>>118]

……。

[今のわたしは小雪さまの頭の上に座している冬至さまを見ているので、>>119
小雪さまと向き合っているようで彼女自身を見ていない]
(151) 2022/01/29(Sat) 22:05:07

【人】 小満末候 麦秋至



わ、渡したいものですか。
……ええと。灯守りのお仕事がらみの何かですか?


[ようやく視線をゆるゆると下げた。小雪さまと目が合うように。
“渡したいもの”の予想を問う。
他に何も思いつかなかっただけのあてずっぽうにほぼ相違ないけれど。

わたしは上手く笑えているでしょうか。ちょっと自信がなかった。
何せ自転車に心をときめかせていた時とも、
シャオディエさんに頭を撫でられて彼女の好きなようにさせてた時とも、>>123
もちろんお祭りの時に素直に好きなものを渡した時とも
違うのだ]
(152) 2022/01/29(Sat) 22:07:29

【人】 小満末候 麦秋至

[しかして灯守りの仕事も何も関係ない、温泉への招待券が差し出されたので。
一瞬固まった。文字通り]

…………いっしょに。

[それから急に涙がぽろぽろ流れてきたので顔を覆った]


……ああ、すみません小雪さま。
わたし……あの、泣くほど嫌ってわけじゃないんです。
うれしいんです……。

もう、ふつうにおはなしすること、
できないんじゃないかって、思ってて……。

[わたしを温泉に誘ったことは、冷たいところのない小雪さまの意思だ。
そこにお膳立てがあったとしても。

素直にそう受け取った。だから嬉しかった。
とはいえ泣いちゃうなんて。まるでこどもに戻ったみたいだ。どうしてだろう]
(153) 2022/01/29(Sat) 22:10:41

【人】 小満末候 麦秋至

[招待券を受け取る手は感極まってか震えてたし、
落ち着いた後、べしょべしょな顔をどうにかするためにお手洗いに行ったので、
小雪さまをけしかけた冬至さまに、>>127
彼女がいい笑顔でデザートをご所望したことは知らなかったし、
当然ゼリーがいいです! という念も届けられなかったというのは余談である*]
(154) 2022/01/29(Sat) 22:14:03

【人】 “小雪” 篠花

ーーちょっと未来のお話:お礼ーー
[先触れには『お願いがあるので、お時間いただけませんか?』としか書いていなかった。
つまり詳細は面と向かってになった>>149。]


 ありがとうございます!


[教えて頂ける、というのなら、普段と違って喜色を顕にした笑顔を。]


 雀始巣の君も、何か案があるなら教えてほしい、かな。


[話を振られるようなら>>150、そちらにもお願いをしましょうか。
いつもと雰囲気が違う?
このタイミングで取り繕うのは無理だったのよ。仕方ないじゃない。]
 
(155) 2022/01/29(Sat) 22:21:16

【人】 “小雪” 篠花

 
[やがて教えて頂き、満足のいくものが4つ、できたなら。
冬至の君と、小満の君と。
春分のお姉様と、雀始巣の君。
それぞれへと送りましょう。

お礼にはならないかもしれませんが、自信作です。
ーー修行の成果、見ていただけるでしょう?*]
 
(156) 2022/01/29(Sat) 22:21:22

【人】 “小雪” 篠花

ーー現在:胡乃羽とーー
[ちゃんと笑っていられるのか、自分がどんな顔をしているのか。
でもたぶん、ぎこちない笑顔をしているのだろうな、とは思った。
相手も似たような事を思っていたなんて、気付かない>>152


差し出した紙に固まられて、やはりなかったことにして、手を引っ込めようとしたけれど。
ボロボロと落ちる涙を見て少しだけギョッとして。
一緒に落ちた理由に、
少しだけ安堵した>>153
。]
 
(157) 2022/01/29(Sat) 23:12:10

【人】 “小雪” 篠花

 

[一度話せば簡単なことだったのに。
たったこれだけのことを、私は怖がっていたのね。]


 
(158) 2022/01/29(Sat) 23:12:31

【人】 “小雪” 篠花

 


 ……ごめんなさいね。
 今まで私、
 嫌われてるのではないかって、貴方を避けていたの。
 手紙の言葉>>0:376、疑っていたのよ。


[一度話せば、話を続けることは容易かった。
本当に、何故今まで避けていたのか。]
 
(159) 2022/01/29(Sat) 23:13:39

【人】 “小雪” 篠花



 小雪域を出たあとのこと、聞かせてくれる?


[側にいてほしい、ということはまだ言えなくても。
今は、話を聞きたいから。]


 貴方のこと、知りたいわ。


[貴方に、私の願いを。*]
 
(160) 2022/01/29(Sat) 23:13:55

【人】 小満末候 麦秋至


[ずっと、様々な思いが渦巻いていました。
小雪域を退屈な場所と言ってしまった後悔、
もう行いも言葉も取り消せないのだから、
いっそ嫌われてしまった方が楽なのではという逃げじみた考え、
それでも諦めきれずにくすぶる願いのこと。
他にもいろいろ。

そうして線を引き続けてきた来たのが今までのわたしでした]
 
(161) 2022/01/29(Sat) 23:43:55

【人】 小満末候 麦秋至

[手紙の話が出た時、ちょっと心の奥がすう、と冷えた。>>159
それから慌てて首を横に振った。
泣くのにずっと息を使っていて、
「ほんとうに嫌いだったら初めから手紙を残したりしません」と告げる余裕がなかった。
過去形で語られたとはいえちょっぴり悲しかった。


でも、すぐに、わたしの心には温かいものが注がれていった。
だから、大丈夫。
泣き笑いだけどちゃんと笑えるし、小雪さまのお願いも叶えられる>>160]

……は、……はいっ、
たのしみに……しててください。

[小雪さまに外の話をしたい、
それがわたしの願いでもあるのだから*]
(162) 2022/01/29(Sat) 23:45:42

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― ??? ――

 ……比べるべくもないけれど、
 やはり、

[ 髪は纏めてくるべきだったと一人ゴチる。
 啓蟄様の統治域は、春の訪れの肌寒さの感じられる気候。
 夏の匂いと雨の融合するこの場所とは全然違う。
 調節できるように、カーディガンを持ってきて
 良かったと、思う。長袖のそれを少し捲って。
 日傘をくるくる、回しながら道をゆく。

 己の生活区域との違いは、
 いちいち新鮮で、目新しく。

 ただ歩いているだけでも、
 とても楽しかった。 ]

 湿気で髪が……。

[ ぶわりと広がる髪は、とても美しいと言えるような
 状態じゃないけれど、そこはご愛嬌というやつで。

 さて――。 ]
(163) 2022/01/29(Sat) 23:59:49

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 待ち合わせをしようにも、
 連絡先を持ち合わせていなかったもので。

 せっかちにも開花した香りの良い白い花の
 花束と手紙は、無事に届いただろうか。

 届いていたとしたら、きっと、
 後少しで、お会いできるでしょう。* ]
(164) 2022/01/30(Sun) 0:00:23

【人】 灯守り 大寒






  『  わたしも、世界が嫌いだわ  』




 
(165) 2022/01/30(Sun) 0:12:44

【人】 灯守り 大寒

 ―
...


  [  夕焼けが落ちてゆく空を、わたしはみていました。
     あかく燃える陽は とても美しい。

     ひとり、白のドレスをオレンジにうつして
     もこもこブーツに足をうずめながら。
     号をよぶ声に振り返るならば>>16


     夕陽にかすか髪をそめた処暑様と
     向き合うことになるのでしょう。 ]
(166) 2022/01/30(Sun) 0:14:54

【人】 灯守り 大寒



  お友達というものは、
  向かい合って、一緒にお茶を頂いたら
  それでもうなれるのだと
  わたしの友人が言っていました。


  ……彼女にも長らく会っていませんけれど。


  [ 思い浮かべるは友人と呼べる方。
    笑顔の素敵な方でした。

    友人……先代の啓蟄様にわたし、
    あなたと同じ事を言ったことを思い出して
    ひとりくすりと笑うわたしを、

    へんに思われるかしら。]
(167) 2022/01/30(Sun) 0:15:43

【人】 灯守り 大寒



  わたしのつまらないお話し、聞いてくださいますか?
  きっと上手ではないと思うけれど。

  もし、お嫌でなければ
  そのときは、処暑様のところへ
  お伺いしてもよろしいですか?

  わたし、田園というものを見てみたいのです。
(168) 2022/01/30(Sun) 0:16:31

【人】 灯守り 大寒




   お友達になってくださるなら、
   わたし、大寒よりも呼んでほしい名前があるのです。



   わたしはエアリス。
   雪の、なみだ。


   エアリスと呼んでくださいな **


 
 
(169) 2022/01/30(Sun) 0:21:35

【人】 灯守り 白露


 きっと……招待、してくださいね
 ……雨水、行ったことないから……
楽しみ

 
一緒に、回らせてくださいね


[ふふふ、と未来の約束に心弾ませ
苦手なものは、からいものですといつぞや>>2:38と同じ言葉
相手がメモを取る様子がなんだか面白くてまた小さく笑って
待ってます、と小さく手を振って彼女>>94と別れた

ああ、なんて嬉しいこと!*]
(170) 2022/01/30(Sun) 0:21:40

【人】 灯守り 白露


 ……!
 おねっ……、霜降、様

 会合……ええと、
そうですね……

 円卓が……ドーナツみたい、でした

[声を掛けてきたのはお姉ちゃんだった>>129
会合どうだった?の質問には、会合中に考えていたことを正直に
美味しそうでしたよね、と小さく首を傾げたが、人によるだろう]

 !

 
お姉ちゃんの、お家……!


[ぱ、と瞳が輝いて、コクリと頷いた
白露域の家も随分慣れてきたけれど、
やっぱり長くを過ごした霜降域のお家は、心が落ち着く場所だった]
(171) 2022/01/30(Sun) 0:21:50

【人】 灯守り 白露

[ふと、今聞くべきかななんて考えがよぎった
いいえ、こんな場所でするべき話でもないし……
それに、まだ心の準備だって出来てない

……でも……]


 
……霜降様……

 うぅん、お姉ちゃん……
 ずっと、気になっていたんですが……

 ……
その、

 どうして……

 ……どうして、わたしを白露に……?

[推薦した捨てたんですか?までは言えなかった
いざ言葉にすると、鼻の奥がツンとして、泣きそうだったから*]
(172) 2022/01/30(Sun) 0:22:14

【人】 春分初候 雀始巣


―― 少し未来の話:訪問者
  

[ 拝啓 お父さま、お母さま
 わたしは今、とても貴重な光景を目にしています。

 ―― いえ、かような文を送るほど
 あいにくと、実家とは仲が良くありませんが
 ですがそんな文章が頭をよぎるくらい、
 小雪さまの来訪は衝撃的なものでありました。

 だって春分さまが珍しいと言うほどですもの>>149
 わたしが目にするのはもちろん初めてで、
 会合の場で拝見する、いかにも凛とした麗人の御姿とは
 同じ…ではありますけど、なんといいますか

 春分さまに助力を請う小雪さまといったら、>>137
 とても、ひとらしい表情をされていたものですから。

 これも春分さまの人徳の致すところ……
 もしかするとわたしなどが目撃してはいけなかったのでは?
 とりあえずお茶をお出しして……
 わたしは空気……ナニモミテイナイ………… ]
 
(173) 2022/01/30(Sun) 1:34:49

【人】 春分初候 雀始巣


[ …………(えっ)>>150
 …………(ひえ…!?)>>155

 なんということでしょう。
 どうやら空気にはなれないみたいです。 ]

  …… わたしですか!?

[ 確かにお手伝いの一環として
 最近はメニューを考えさせていただいたりも
 しているはしているのですが。ですが。

 そんな大切なことに口を出すなんてとんでもない!
 ですがこんなに楽しげな春分さまの前で
 そんなこと言えるかといいますと、言えるわけもなく ]
 
(174) 2022/01/30(Sun) 1:34:51

【人】 春分初候 雀始巣


  ええと……
 
(わたしでも一目で良いものだとわかるくらい)

  とても良いフルーツですから、
  素材を活かせるものの方がいいですよね?

  春分さまのおっしゃる通り、
  りんごはタルトにするのが良いと思います。

  ぶどうは…
  わたしは、レアチーズケーキに入れて
  彩りとして飾り付けもすると、
  見目も味もおいしそうだなと、思います けど…

  日持ちがどうか、でしょうか…

[ 思いついたまま口にして
 疑問を浮かべたけれど、自信は全くない。
 ただ、距離を気にせず移動することのできる灯守りは
 日持ちの面を気にする必要はないのか、と思い至り。

 もしかしたら、
(それが能力とまでは知らずとも)

 保存の面で気にすることはない、とも
 小雪さまにお教え頂けたのかもしれません ]
 
(175) 2022/01/30(Sun) 1:34:54

【人】 春分初候 雀始巣


[ と、このように案を出すことはできても
 わたしの要領がなかなか壊滅的に悪いことは
 おそらく小雪さまも会合における雀の失敗セレクションで
 ご存知であるかと思われますゆえ。

 作り方については春分さまに一任させていただきました。
 やはりそこはその道のプロにおまかせするべきですので! ]

  わぁ…

  さすが小雪さま、完璧な出来栄えです!

[ かくしてお送りいただいたケーキは
 やっぱりいつも拝見する凛とした御姿を思わせる
 とてもきれいで完璧な出来栄えでございました。

 きれいなものだから、自分が教えたわけでもないのに
 いささか目を輝かせてしまうのはどう見えるか――
 春分さまにとっては、きっといつものことですね。 ]
 
(176) 2022/01/30(Sun) 1:34:56

【人】 春分初候 雀始巣


[ 茶葉は何がいいですかね?
 ダージリン? アッサム? アールグレイ?
 わたしはストレートもミルクもレモンも好きですが
 春分さまはどのように頂くのがお好きでしょう。
 というか、このケーキにはどう淹れましょう?

 なんて、――きっと、
 慣れた人なら、はしゃいでいるとお見通しの様子で。

 お茶会はいつものことだけれど
 少しだけいつもと違う、特別なお茶会を
 楽しませていただきました。

 ありがとうございます。
 感想は、次にお会いしたときに。 *]
 
(177) 2022/01/30(Sun) 1:34:59

【人】 灯守り 小満

[さて、パンプキンパイを食べるお代は柚子でデザートを作れということだ。]

ええー?
今度の宴会まではやる気温存しとこうと思ったんだけどなぁ。

人使いが荒いんだから。

[言葉ではそう言うものの、口角はにわかに緩む。
 柚子をいくつか見繕って、あとは砂糖と、ゼラチンと、クリーム。
 はちみつと生姜も使わせていただこう。]
(178) 2022/01/30(Sun) 3:59:38

【人】 灯守り 小満

冬至さぁ、今度の宴会クリームとかチーズとか、その辺持ってこない?
たぶん立秋がトウモロコシとか持ってくるからさ、濃厚系のポタージュ作ろうと思って。
そうでなくても赤ワインだしチーズ合うでしょ。

[果汁を絞りながら、そんな雑談。
 そこに水と砂糖とはちみつ、おろし生姜をあわせてとろ火にかけつつ、ゼラチンを溶かしていく。]
(179) 2022/01/30(Sun) 4:00:00

【人】 灯守り 小満

[クリームを入れるのは粗熱が取れてから。
 柚子皮をすりおろしながら香りをつけて、凍らせる。
 簡単ではあるけれど、湯上がりには絶品だろう。]

……小雪んちの子になるって言われたら、どうしようかな〜。

[冗談めかして笑う。ただのジョークとしきれない感情は、カフェラテと同時に飲み込んだ。
 
少し苦い
*]
(180) 2022/01/30(Sun) 4:00:48

【人】 灯守り 立秋

あー、そろそろお開きか。
お、チュウくん出来た?

[パーティーの終わりの気配に、帰る準備をしつつ。
立秋の蛍である橙色の果実――チュウくんは、メイドさんから画用紙とサインペンを借りて、何やら落書きをしていたが、完成の運びとなったようだ。

メケー!と一鳴きすると、画用紙を頭の上に掲げ、テトテトと走っていく。目的の人物は……]
(181) 2022/01/30(Sun) 9:34:26

【人】 灯守り 立秋

『メッ!』


白露であった。


白露に差し出されていた紙に描かれていたのは、いびつな形の丸にブサイクな顔、棒が刺されただけの何らかの……自画像?であった。どうやら丸い物体は、時折スケッチブックに何か書いている白露を見て、お絵かき好き仲間だと思ったらしい。

私もなかなかのものでしょう、褒め称えてください、というように、キラキラした目で白露を見上げていた。]
(182) 2022/01/30(Sun) 9:35:25

【人】 灯守り 立秋

あはは、
後でポイしてもいいから
受け取ってもらえるかな?

力作みたい。

[苦笑しながら、後から追いついた立秋も話しかける。
もしもナデナデの一つでも頂ければ、チュウくんは大いに喜んだことでしょう。]

さあさあ帰るよ。
あ、白露、今度自転車でも描きにこないー?
複雑だから描き甲斐ありそうでしょー。
描いてくれたら他の人に説明するときとか便利そうなんだ。

[なんて、お誘いをして。
自転車に乗って帰ろうとして、メイドさんに止められたりしていただろう。**]
(183) 2022/01/30(Sun) 9:36:11

【人】 灯守り 大雪


── 立春と>>4:88 ──

 先代より続くレシピを、蛍と一緒にか、と
 彼女の言にほわほわとその様子を思い浮かべて。
 あたたかな春の日のような和菓子。

 うちに蛍は居ないけれど、代わりにぬいぐるみは
 山のように屋敷を闊歩しているから、
 言えば作れるような、そんな手先の器用な奴は……
 居るのかなぁ。


  「 うん、おつかれさま 」
  「 今日は……もふもふ出来なくて、ごめん? 」


 もっふりもっふりなぬいぐるみ。
 彼女もそういえばぬいぐるみが好きだったなと思い返し。
 
(184) 2022/01/30(Sun) 12:38:34

【人】 灯守り 大雪


  「 可愛いは、なんだか照れるな…… 」
  「 こちらはいつも、ぬいぐるみ越しに、その
    見てはいるんだけれども 」
  「 そう言ってくれて、ありがとう…… 」

  「 直接だと、なんだか変な感じがするけど
    また、ぬいぐるみのお話を、しよう 」


 改めてよろしくねと、こちらもそう微笑み
 先代立春もそう、あたたかな人だったと思い返す。
 受け継がれているものにくすりとまた、笑って。

 アンケートには「ぜんぶおいしいです」と
 そんな参考にならない文字が書かれていた。*
 
(185) 2022/01/30(Sun) 12:38:49

【人】 灯守り 大雪



── 小暑>>4:90 ──


  「 お仕事にやっと、捕まっちゃった?
    あんまり天乃を困らせちゃあ、
    そのうち、怒られちゃうよ ? 」


 くすくす。そう言いつつも私も大概不真面目な
 先輩ではあるから、そう咎められはしない。

 いつか平原に行き倒れていた折には、
 はてさてどうしたものかとは思ったが。
 引きこもり体質である此方としては、彼の話す
 あちらこちらの旅の話は興味をそそるもので。
 
(186) 2022/01/30(Sun) 12:39:06

【人】 灯守り 大雪



  「 うん、また遊びにおいで 」
  「 お返しなんて気にしなくていいけれど、
    何かお土産があるなら、喜んで受け取るよ 」

 こうして、比較的気軽に誰かを誘えるようになった、
 そのことはなんだか、成長出来たのだろうかと
 そう、少しだけ自分に対して、そう思うのだ。*

 
(187) 2022/01/30(Sun) 12:39:22

【人】 灯守り 白露


 えっ……?

[横か下か、自分に向けて届いた鳴き声>>182
鳴き声…?

きょろきょろと見回して、その姿を見つければ
膝を折るなりしゃがむなりして、高さを近づけた

……なにやら、紙が差し出されていた
ええと、これは、もらって良いのかな……?と悩みつつ
曖昧に微笑んでいればかかる声>>183]

 ……!
 立秋様……

[力作みたい、の言葉に紙をそっと受け取って
改めて描かれた絵を見つめる
……なるほど、前衛芸術ね!と深く頷いた]
(188) 2022/01/30(Sun) 13:28:45

【人】 灯守り 白露


 ……お上手

[キラキラとした目で見つめてくる……チュウくん?を
そっと触れて、撫でてみた
芸術は奥深いものなので、受け手が良いと思えば良いのだ]

 ……自転車……!
 良いん、ですか……?

[まさかのお誘いに目を輝かせた
最初に見たときに描きたいと思っていたけれど、叶うとは!]

 ……ぜひ、お伺い……させてください

[そういって小さくお辞儀して
自転車に乗ろうとしたり乗らなかったりする背に
小さく手を振った

貰った絵は、そっとスケッチブックに挟んで**]
(189) 2022/01/30(Sun) 13:28:51

【人】 灯守り 雨水

 
[会合も終わりの時間になっていく。>>0
 夕暮れは少し寂しい。


 会場の出口で天乃さんが挨拶をしていた。>>2
 ぼくもその言葉に返すようにぺこりと。]


 天乃さんもお疲れ様でした。
 はいっ、気を付けます。


[瞬間移動があろうとなんだろうと素直に言葉に返答した。

 そう言ってお辞儀して外に一歩を踏み出した。
 その姿は、ぼくを見慣れた者なら違和感を持ったかもしれない。

 少し、ほんの少しだけだけど
 ぼくは外見年齢を、あげた。

 そうしていいと思ったから。]
 
(190) 2022/01/30(Sun) 13:44:33

【人】 灯守り 雨水

 
[そこからは瞬間移動ですっと、自分の領域に。]


 ただいま、村雨
 お土産あるよ


[お帰り、と声が返ってくる。抱き着けば抱きしめてくれる。
 これは、いつかはなくなる時間

 だからこそ、この時間を精一杯大事にしたい。


 終わりがただ寂しい、じゃなくてそう思える位にはぼくもまた、心の時間が進んだんだろう。


 一緒に立春さんの和菓子を食べつつあれこれお喋りした。
 小雪さんに>>1:90小満さんが>>4:11村雨に会いに来るって言ってた、というお話とか、小満さんが村雨は愛されていたって言ってた>>4:56、とか。
 それを教えたら村雨はあいつ、って少し照れてた。


 あと白露さんに手料理を作っておうちに招きたいって相談したら二つ返事でオッケーが出て。
 その日からぼくの料理の特訓は始まった。]
 
(191) 2022/01/30(Sun) 13:46:42

【人】 灯守り 雨水

 
[立春さんには後日手紙を送った。

 『 立春さんへ

  和菓子どれも美味しかったです。
  特にぼくは桜餅が美味しかったです。
  
  先代は大福が好みだそうです。言葉をそのまま書きます。
  「美味かった、ご馳走様。
   よかったらまた作ってくれな」
  だそうです。美味しそうに食べてました。

   時に、美味しい物を作るコツってあります?
   今度白露さんに手料理を作る予定なので
   アドバイスがあったら是非に。

  
 雨水より』   


  そんなお手紙を一つ。]
 
(192) 2022/01/30(Sun) 13:47:52

【人】 灯守り 雨水

 
[仕事は仕事でちゃんとやる。雪像作りはぼくもちゃんと参加した。>>0:227
 ぼくが作ったのは雪兎にオレンジに手足をつけたもの……
のつもりだった。


 出来は自己採点10点と言いたい。オレンジは結果雪だるまの頭だけに見られたから造形はご察しだった。あの可愛らしい外見は再現は難しい……むぅ。

 そんな期間のうちに小雪さんは来てくれただろうか。
 そうならそのイベントや美術館、うちの領域を見てみて、と張り切って案内しただろう。
 先代も嬉しそうに相手することになる。

 そんな時間はきっと、縁を強くしてくれるんじゃないかって思うんだ。>>1:90
 
(193) 2022/01/30(Sun) 13:49:05

【人】 灯守り 雨水

 
[小満さんと次に会ったのはうちへの訪問の約束が先か、宴会が先か。はたまた?
 どれにしても、会った際には会えて嬉しい、という気持ちを表情に隠さずに駆け寄る。服を裾を掴んで一言。]


 白露さんに手調理ふるまう約束したんです。
 お料理よければ教えてください!


[頼み込む形だけれど、その服を
ぎゅうううう
、と掴んでイエスが来るまでなかなか離そうとはしなかっただろう。
 無理だったならしょぼくれて諦める事となる。

 村雨に会いに来る時があったのなら、二人の会話にちょっとでいいから混ぜて、と突撃する予定。
 どんな関係だったのか気になるし。


 なお直球村雨に聞いたらニヤついて聞きたきゃあっちから聞け、と言われた。本人に問いかけるタイミングを狙っているぼくが、いたりする。答えて貰えるかはともかく挑戦はする心意気。]
 
(194) 2022/01/30(Sun) 13:50:40

【人】 灯守り 雨水

 
[宴会には約束通りハムとソーセージ、ベーコンをしっかり持って行った。>>3:84
 ぼくは大してお金を使わない。働いて得たお金をここぞとばかりに使って地元の人に聞いた名店の美味しいのを持って行った。
 
 村雨にこれ、合うからうまいぞってよくわからないお酒の瓶を二本持たされたから、会場に着くころにはひーひー言っていた事は余談だ。体が小さい分非力なのは否めない……。
 酒豪にはたまらない強めのお酒だったと知る事はあっただろうか。それをどうぞと差し入れておいた。飲んだ人がいたかどうかはまた別のお話。


 ぼくは基本皆を見守るような位置で、出されたご飯をお行儀よく食べていた。
 大勢の人の輪の入り方がわからない。

 声をかけられれば答えたし、ハンバーグがオーブンで焼かれたもの、と知ればオーブンで焼くの? と聞いたり。

 出されたものは、やっぱり
暖かくて
。]


 美味しいです。


[お料理を用意してくれた人に笑顔でそう伝える。

 大勢で食べるのも、散々自慢されたお料理を食べられるのも、人のあったかい手料理も全部が嬉しくて。

 こっそり涙ぐんだのを拭った。その姿を見た人はいたかもしれない。]
 
(195) 2022/01/30(Sun) 13:52:31

【人】 灯守り 雨水

 
[ぼくは雨水の季節になる前に、と先生がついたかどうかはともかく。きちんと練習を続けて、メニューを決めて練習した。
 何を作るか。まず背伸びし過ぎない事。
 美味しいと思えるのにしたい。
 喜んで貰いたい。
そう考えて選んだ。

 立春になる頃。ぼくは白露さんにお手紙を出した。

 『 白露さんへ

  約束の食事の準備が整いました。
  予定が付く日を教えて頂ければと思います。

  お昼に来て頂き、ご飯を食べて
  その後雨水の中を案内出来たら、と思います。

  お返事待ってます。それでは。

   
雨水より     


  追伸:それと今度、小満さんのお店に
     一緒にご飯食べに行きませんか?
     考えておいて下さい。』    ]
 
(196) 2022/01/30(Sun) 13:54:39

【人】 灯守り 雨水

 
[来てくれるのはいつになっただろうか。当日、準備するのはパンケーキがメインのワンプレート。

 うちの自慢のウィンナーにベーコン。それにスクランブルエッグ(目玉焼きが綺麗に作れないとかそんな事は……
あった

 バターにはちみつにホイップクリーム。ベリーのフルーツも乗せて、チョコレートも用意している。
 他の人にも味見はして貰ったし練習はしたから味は保証する。

 なお、練習を重ねたぼくの手にはお約束のように絆創膏があるけれど、食べる時は手袋をしているから流石にばれないだろう。作っている時は流石に邪魔だから外しているのは本当に余談。


 ちゃんと卵の卵白からふわふわになるよう一生懸命混ぜて、卵黄に砂糖、牛乳と入れて粉をいれるという本の通りにやったからふんわりした食感のパンケーキになっている。

 一生懸命練習と準備をした結果はどうだっただろうか。]
 
(197) 2022/01/30(Sun) 13:55:54

【人】 灯守り 雨水

 
[これはある日。ぼくは約束通り大寒さんにお手紙を書いていた。>>3:57
 あの日貰った光は、今もぼくの胸の中にある気がする。>>2:121

『 大寒さんへ
 
 こんにちは。日々寒いですね。
 風邪はひいていませんか。お体第一に。
 雨水では雪像作りのイベントがあって、ぼくも参加してきました。オレンジの像を作ったら雪だるまの頭にしか見て貰えませんでした。

 雪解けが近くなればぼくの季節がまた巡ってくるので少し緊張もしますが楽しみでもあります。
 うちにはアーモンドの花も植えていて雨水の季節が終わり近くに咲き始めたりします。
 桃色で可愛らしいお花で、凄く綺麗なんですよ。それを見るのも楽しみです。

 時間がめぐるごとに考える事があります。
 ぼくはぼくが望んだ通りに歩いていれるのか。
 焦らず、と言って貰えたのと>>2:115、自分の心が望んでいるものが大寒さんとのお話で見えたので>>2:137じっくり考えてみていられています。
 あの時は本当にありがとうございました。

 ぼくは、多分いつかを考えると寂しいんだろうなってふっと気づきました。
 
 だからぼくはこれから自分が寂しくならないように、自分の出来ることをやってみたり、関りを作っていく事から頑張ろうかな。そう思いました。

 長々失礼しました。またお手書き書きます。それでは。

 雨水より』]  

  
(198) 2022/01/30(Sun) 13:58:12

【人】 灯守り 雨水

 
[季節は巡る。
 
二十四節気
が巡る。
 
 雪が積もる時もある
 上手くいかない日もある
 いつかは必ずやってくる


       雪はいつか溶ける。
       上手くいく日だってある
       約束を果たしたり、幸せだったりする>>4:57
       そんな日だってぼくにはある。

 雪が解けていくように
 ぼくもまた、ぼくの時間を進めていく。]**
 
(199) 2022/01/30(Sun) 14:01:12

【人】 灯守り 白露

[お姉ちゃんに話しかけられる前、
雨水さんと別れた後にわたしは、かの人の姿を探した
どこにいたかな、急いで探したけれど帰る用意をしていなければ良かった]

 ……処暑、様っ

[あのフードを目にして、普段よりは大きな声を掛けた
ずっと話したいと思っていたけれど、それは叶わず
そもそも話しかけたとて、上手く話せる自信もなかったので
会合の最中にこっそりと文をしたためていた]

 ……
えぇと……

 ……はじめ……
じゃない……?

 えと、……おつかれ、さまでした……これ

[かける言葉に悩み、少し
結局出た言葉は当たり障りのないものであったが
手紙を渡す、と言う目的の前では些細なことであった]

 ……では、また……

[渡すだけ渡して、相手が受け取ってくれたなら
ぺこりとお辞儀だけして去るだろう]
(200) 2022/01/30(Sun) 14:15:17

【人】 灯守り 白露

[拝啓

こんにちは、突然お手紙を送ってすみません。
あなたが会合の場で . . 会合前のパーティーなどで、手帳に何かを書いているのが気になっていました。
気になっていたので話しかけようと思ったのですけれど、わたしが話しかける勇気がなかったので、機会を逃してしまいました。
それ故に、こうしてお手紙をお渡しすることになってしまいましたけれど、読んでいただければ幸いです。

わたしは、あなたが何を書いているのかが気になりました。
日記でしょうか、独り言でしょうか、それとも気づいたことを書き留めていたのでしょうか。
わたしはお喋りが上手ではないので、それ故に筆談をとることも多いのですが、あなたもそうなのでしょうか。
…そう気になって、声を掛けてみたかったのです。

けれど、これはわたしの我儘になってしまいますが、直接お話しするよりも、こうしてお手紙で話せた方が良かったと思っています。先にも書きましたが、わたしはお喋りが下手なので。

立春まで寒い日が続きますけれども、どうかお体を崩されませんようご自愛ください。
お返事、お待ちしております。


敬具]
(201) 2022/01/30(Sun) 14:15:25

【人】 灯守り 白露


[もしも相手が、封筒の中に畳まれた便箋に気づくことがあれば、もう一枚手紙が増えたことだろう]

(202) 2022/01/30(Sun) 14:16:00

【人】 灯守り 白露

[処暑様

寒気はなはだしき折、お元気にお過ごしでしょうか。
処暑様の隣の統治域の灯守り、白露と申します。
一度か二度、来ていただいたことがあったかと思います。
経済的なことを言えば、綿などを卸してくださりありがとうございます。

今度、白露域で春物の洋服の展示会をする予定です。
処暑域産の綿を使った作品が、全面に出されると聞いております。

つきましては、日頃の感謝をこめて、招待させていただきたく思います。
お時間が合えば、是非。

白露]**
(203) 2022/01/30(Sun) 14:16:12

【人】 “小雪” 篠花

ーーちょっと未来の話:お礼ーー
[まさか側で脳内で文が作成されているとは思わない>>173
確かに直接出向いてのお願いなんて滅多にしなかったかもしれないが、まさかそんなレア度高めに見られるとは思わないじゃない。]



 詳しいのなら、是非お伺いしたいのだけれど。
 ……ダメかしら?


[当然、空気になろうとしていたことも知らないから、ごく普通に話を投げたの>>174
ちょっと無茶ぶりだったかしら……とは思ったものの、しっかり案を出してくれた>>175
林檎のタルトと葡萄のレアチーズケーキは、とても美味しそうな良案に聞こえたの。]
 
(204) 2022/01/30(Sun) 14:44:04

【人】 “小雪” 篠花



 あら、素敵。
 ではその作り方を教えてくれる?

 日持ちに関しては大丈夫。
 1年後でも食べられるように保存できるから。



[私の能力がその系統なの。と伝えた。
ただし、一口食べた後の保存までは責任が持てないので悪しからず。

作り方は春分のお姉様に聞いてとのこと。
お菓子作りはもしかして、と思ったけれどそんなことはなかったみたい。
大人しく、春分のお姉様から教わることにしましょう。

案を出してくれたから、お礼は忘れずにしないとね。]
 
(205) 2022/01/30(Sun) 14:44:20

【人】 “小雪” 篠花

 

[渾身の力作はどうだったかしら。
今度の会合で、感想を待ってるわ。*]

  
(206) 2022/01/30(Sun) 14:44:26

【人】 灯守り 立春

[会合が終わってもしゃっきりと背筋を伸ばして
静かに凛と佇んで異彩を放っていたお姉ちゃんは、
私と目が合うと表情が柔らかく綻んで見えた。>>140
良かった。いつものお姉ちゃんだ。

綺麗な服、可愛いもの。
美しい景色、美味しい食べ物。
素敵なものを見つけたとき一番に思い浮かべる人は
いつだってお姉ちゃんだった。

春分域のカフェ『陽だまり』さんで
秋冬限定雪うさぎチーズケーキをいただいた時にも>>87
一番に見せたいと思ったのはお姉ちゃんだった。

他の家の姉妹がどんな風なのかは知らない。
こんなにお姉ちゃんにべったりな妹は珍しいのかな?
方々から送られてくる大量のお見合い写真を眺めても
お見合いを進める気にはなれなくて、
最近では封も開けないままに床上に積み上げて
埃を被らせてしまっている。

いつか私に好きな人が出来て
その人と結婚する日が訪れたとしても、
日々の生活の中で素敵なものを見つけたときに
一番に思い浮かべるのはお姉ちゃんだと思う。]
(207) 2022/01/30(Sun) 14:51:01

【人】 灯守り 立春

[受け取られない可能性をほとんど考えずに差し出した、
フォークとお皿へと手が伸ばされる。>>141
遠慮なく甘えられる妹に育ったのは
甘やかしてくれるお姉ちゃんが居たからだ。

昔はよく走り回って転んだり、
階段から転げ落ちそうになったり
雨の中はしゃぎまわって風邪を引いて寝込んで
お姉ちゃんに心配をかけてばかりだったように思う。

何を作っても「美味しい」と言ってくれるし
何を贈っても「ありがとう」と言ってくれる。
遠慮しようとすれば、
さりげなく甘えやすいように導いてくれる。
いつも私に合わせてくれてるんじゃないか、と
思い至ったのは本当につい最近になってから。

ずっとくっついていたはずなのに、思えば
お姉ちゃんの好きな食べ物ひとつ
自信を持ってまともに答えることが出来ない。

お姉ちゃんの喜ぶ顔が見たいのに
何年経ってもなんにもわからないままで。]
(208) 2022/01/30(Sun) 14:51:07

【人】 灯守り 立春

[不自然に置かれた間が、食事に手をつけない理由が
取り繕うように紡ぎ出された言葉めいて聴こえた。

拙い砂だんごを美味しそうに
食べる振りをしてくれていたみたいに、
いまも、お姉ちゃんは
美味しそうに食べようと努めてくれているんじゃない?]
(209) 2022/01/30(Sun) 14:51:12

【人】 灯守り 立春



  お姉ちゃんにはいつでも元気で居てほし……
  
んぐ!?


  ……んいひいおいしい
 

[言葉を遮るように押し込まれたチョコいちごは
少し酸っぱくてほろ苦くて、でもやっぱり甘い。
昏い想像も不安も何もかもが単なる私の思い過ごしなのだと
思わせて忘れさせるだけの力を持っている。

口の中いっぱいに広がった果汁と
とろけたチョコレートを全部飲み込む頃には、
お姉ちゃんの口からも『おいしい』が零れていて]


  そっかあ……そういうことなら、
  あんまり食べるわけにはいかないね。

 
[私は今日もまたお姉ちゃんの言葉を
額面通りに受け取って安心してしまう。]
(210) 2022/01/30(Sun) 14:51:18

【人】 灯守り 立春



  これくらいなら、
  用意してもらったご飯の後でも食べられるかな。
  お姉ちゃんにも食べてみてほしい……けど、
  食べきれなかったら、食べなくてもいいからね。


[そう言って、お土産用の小さな紙袋の中身を見せる。
三種の和菓子がそれぞれ二つずつに、ひとつだけ
練り切りで梅を象った上生菓子が入っている。
中のあんはお姉ちゃんが好きなはずだと思っているものだ。

猫さんがどんな人なのかはよく知らない。
ご挨拶しようとしてもいつも逃げ出されてしまうから
確かめようもないまま今日に至っている。
猫さんの分も入れたのは、
姉がお世話になってますの気持ちを込めたお裾分けのつもり。]


  ごはんを作って待ってくれてるかもしれないなら
  あんまり遅くまでは一緒に居られないよね……

  パーティーが終わったらすぐ、お風呂行こ!
  会合中ずっと楽しみにしてたんだ〜!!

 
(211) 2022/01/30(Sun) 14:51:22

【人】 灯守り 立春

[いつの間にか窓の外は夜の帳が降り始めていて
ひとり、またひとりと帰り支度を始める姿が目に映る。
とっても緊張したけれど勉強になった会合も、
美味しくて楽しかったパーティーももう終わり。

けれど、
もうすぐそこまで立春のお祭りが近付いてきているから
淋しがっている暇はない。
  
テーブルの上に置いた和菓子は
ありがたいことにすっかり売り切れて
麦さんの置いてくださったアンケートだけがはらりと残る。
それを回収し、周囲の皆様に再度ご挨拶をして……
お見送りしてくださる天乃さん達に深々とお辞儀をしてから
早く早く、とお姉ちゃんの手を引いた。

幼さを残したままの、あどけない笑顔を向けて。]**
(212) 2022/01/30(Sun) 14:51:32

【人】 灯守り 小満

私に? 村雨だってできるだろうに。
それとも耄碌した? なんて。

こんだけ出来ててそりゃないか。

[>>194村雨のところに行くときは、『何か食べさせて』とリクエストしていった。ときどきこっちが包丁握ることもあるが、料理できるのが相手なら、なかなか食べられない方を優先したい。
あと楽したい


 なもんだから、料理を教えてと服を掴まれたときははじめは先代に頼めと矛先を変えようとした。
 したが、思いの外強く掴まれた服はそう簡単に離れない。
 ええ……みたいな顔したが、耄碌扱いした村雨からの援護射撃もあって、結局なんだかんだと請け負うことになったのだけど。]
(213) 2022/01/30(Sun) 15:05:46

【人】 灯守り 小満

教えるようなことしてないんだけどなぁ。
好きこそもののナントヤラだよ。

[どうしようかなぁ、と思案しつつ。
 煮込み料理なら手軽で見栄えもいいかなと適当に当たりをつけていた。]
(214) 2022/01/30(Sun) 15:06:46

【人】 灯守り 小満

[なお、村雨と過去に何があったか聞かれたら。]

なに、今と変わらないよ。
こうやってお互い好きなこと話したり酒飲んだりさ。

[と誤魔化した。
 村雨からツッコミが入るようなら『うるっさい』とか『もう忘れろ昔の話!』とか、ふだんの小満からはなかなか出ない語彙で抗議するから、何かあったんだろうということはおそらく透けてしまっただろうが。
 いい酒出してやったろ、と宴会のことをつつかれれば、観念したように過去のことを少しだけ話した、かもね*]
(215) 2022/01/30(Sun) 15:07:05

【人】 小満末候 麦秋至

[パーティーがお開きになる前、
わたしは一枚の紙を手に神妙な顔つきをしていた。
例の、つぶあんとこしあん、どちらが好きかという問いを書いた紙である。

「皆違って皆いい」――なるほどです。>>3:46
「おまかせ」――これは小満さまの字ですね。>>4:9
「つぶあん」――端っこの方に書いてあった。>>4:34
「こしあん!」――シンプルかつ勢いを感じさせる回答。>>128
他にもあったかもしれない。

第三勢力>>3:48が現れる様子はなく、でも、現れてたら現れてたで、
わたしの心は乱れていたかもしれない。
白あんを使った練り切りは何を隠そう、いっとう好きな和菓子だ]

うん、好きにも色々あるけど、対立せず仲良くやるのが一番だよねえ。

[戦争などもってのほかである。本当に。
涙はとっくに乾いていて、空が夜の訪れを感じさせる色に染まっているのもよく見えた。
紫から藍色へのグラデーション]
(216) 2022/01/30(Sun) 15:20:49

【人】 小満末候 麦秋至

[わたしは紙の余白部分に「ご協力ありがとうございました」と書き込んで、
その場に残しておいた。
持って帰っても正直なところ使い道がないし、
立春さま宛のメッセージも書いてあるので、そもそも持って帰る意味がない。

それから小満さまのところへ向かうと、小雪さまとの間にあったことを話した]

というわけで、はい、温泉を堪能しに、
ちょっとの間小満域を空けたいとお思いでして。

[これはいわゆる「わたしを冬至域に連れてって」的なお願いをする目的も含んでいる。
どことなく畏まった態度だったけれど、これは、
今夜にでも行きたい気持ちを頑張って抑えていたからだった*]
(217) 2022/01/30(Sun) 15:22:50

【人】 灯守り 雨水

 
[耄碌した? なんて言われれば村雨は「んなわけあるか」と返答していた。>>213
 これは、大分気安い関係と見える。]


 いいじゃないですか。
 村雨には散々教わったので新規先生募集中なんです。


[そう、村雨はリクエストされた通りにまったく、と言いながら嬉しそうに料理していた。酒のつまみは本当に上手で、上手すぎて
……参考にならない。
そもそもそういうのが作りたいんじゃない。女の子向けのお料理がいい。

 という訳で
ぎゅううう
は継続。
 村雨もそれくらいけちけちするなよ、と援護してくれて結果先生をして貰えることに。やった。
粘れば勝てる。

 
(218) 2022/01/30(Sun) 15:47:02

【人】 灯守り 雨水

 

 好きな事に料理が入る時点でぼくと土台が違うんですよ。最近はわりと楽しくなりましたけど

 そう、言われた言葉ちょっとわかる気が最近してます。
 それを手間と呼ばないってやつ。>>4:55


[あと、村雨には内緒のお話だけど。村雨は小満さんのお料理好きなんじゃないかって思って。美味しいって言っていたんだから。
 だから教われば村雨好みのが作れるんじゃないかって算段もこっそりあった。


 そうして、過去を直球で聞いてみたら普通の返答。そうなのかな、と納得しかけたら>>215
 村雨が大笑いしだした。「お前も耄碌したか?」「あの時期を忘れたか?」とか突っ込みが入れば……なんか小満さんのイメージからは珍しい言葉が聞こえた。]
 
(219) 2022/01/30(Sun) 15:49:41

【人】 灯守り 雨水

 

 おお……なんか、小満さんがいつもと違う…


[なんか、ちょっと
うらやましいような。

 何かあったのはわかった。
わりと。

 その話が聞ければ、ぼくは思うのだろう。

 ぼくも、そういう仲のいい相手がほしいなって。


 まずは、目の前の人とぼくが仲良くなるにはどうしたらいいんだろうな。

 なんて。この人とぼくも仲良くなりたいな、と考え始めたのだった。]**
 
(220) 2022/01/30(Sun) 15:51:31

【人】 灯守り 小満

温泉?
いいなー、のんびりしたい。
私もこの後冬至に誘われてるし、一緒に行くかい?
小雪もその場にいたから、多分聞いてるよ。

領域のことは蚕と紅に任せといても大丈夫さ。
普段からそんなもんだろう?

[>>217なんて、少し畏まった麦を構うこともなく、今夜早速連れ込む計画を発動したのだった*]
(221) 2022/01/30(Sun) 15:52:15

【人】 灯守り 立春

[雨水さんからお手紙が届いたのは>>192
会合から数日後のことだったかな。

感想は後日、と仰っていたとおりに
お手紙を送ってくださったのだろうと思うと嬉しくて。
すぐに開封して内容に目を通すと、
荒れ果てた部屋の中からインクとガラスペンを手に執った。]
(222) 2022/01/30(Sun) 16:16:13

【人】 灯守り 立春

『 雨水さんへ

   お手紙をありがとうございます。
   桜餅、気に入っていただけてとても嬉しいです。

   師匠の和菓子をよく召し上がってくださった村雨様に
   そう言っていただけると自信が持てます。
   村雨様にもどうぞよろしくお伝えください。
   また近いうちに、遊びに行かせていただきますね。

   美味しい物を作るコツ……ですか?
   私もいろんな方から定期的に教わっているのですが、
   そのお料理を食べてほしい方のことを思い浮かべながら
   レシピに忠実に作ることかな、と思っています。

   ローザちゃんに手料理を振る舞われるご予定なのですね。
   雨水さんならきっと美味しい手料理が作れると思います。
   先日のパーティーでお二人の仲が深まったようで
   ひっそりと喜んでいる私がいます。
   (ローザちゃんとは文通する仲でもあるのです)

   私もそのうちに雨水さんの手料理をいただける日が来ると
   夢を見てみても構いませんか?
 
   また百貨店を案内していだだけると嬉しいです。
   可愛いお洋服、一緒に探しましょうね。
                      立春より 』*                             
(223) 2022/01/30(Sun) 16:16:25

【人】 灯守り 立春

[もう1枚、便箋を取り出して
また違う色のインクを選ぶ。


『 麦さんへ

   先日は私どもの作った和菓子を美味しいと
   召し上がってくださってありがとうございました。

   麦さんが置いてくださったアンケートの結果は、
   お祭りでご用意する和菓子に
   反映させていただきたいと思います。

   とびっきり美味しい和菓子を
   用意してお待ちしておりますので、
   ご都合よろしければ是非
   小満さんや小雪さんと遊びにいらしてくださいね。

   落ち着いたら、『慈雨』さんにも
   お邪魔させていただきたいと思っています。

   そのときには、麦さんおすすめのお料理をぜひ
   教えていただけると嬉しいです。

                      立春より 』


メジロが桜の枝に乗っている可愛らしい切手を選んで、
ミントグリーンの封蝋を施して投函した。]*
(224) 2022/01/30(Sun) 16:24:36

【人】 灯守り 立秋

― 立秋という季節 ―

たーだいまーっ、疲れたー。

『オ帰リナサイマッスル。
ゴ飯ニシマス?オ風呂ニシマス?ソレトモ……』

どっちも済ませたよ。寝る。

[領域に帰ってきた立秋は、出迎えにきたダイくんを適当にあしらいつつ、ベッドに倒れこんだ。床に放り出された荷物はチュウくんが片付けている。ショウくんはぴゃーぴゃー鳴きながら転がっていた。

しばらくごろごろしていた立秋は、ふと顔をあげ。]

あ、ダイくん、あれ持ってきて。
あの、白い箱。
(225) 2022/01/30(Sun) 16:53:17

【人】 灯守り 立秋

[ダイくんが白い箱を持ってきたなら、ありがとうと受け取って机へと向かった。中から、既に色々書かれている便箋を取り出すと、最後の行にペンで何やら書き足した。]


『ボクに何かあった時は、自転車は小満のとこの麦ちゃんにプレゼントしてね☆』



[それは、立秋がもしもの時に備えて書いている遺言状……であった。以前から書かれているそれは、線で消したり書き足されたりしている。

机の横にそびえる棚の上。楕円形の器に入った灯りが置かれている。みかん色に輝く灯りは、ややくすんでいて、陰りが出ていた。]
(226) 2022/01/30(Sun) 16:54:44

【人】 灯守り 立秋

[自転車は良い。衰えてきた体力でも、少ない力で遠くへ行けるから。

数十年前、一度灯守りを退いたのは、魂への負荷が出始めたからだった。再び引き受けた際には幸い負荷は消えていたけれど、一度目と同じくらいの任期がすぎれば、現れるのは道理。いや、二度目ともなれば、前よりもやや早かったか。はっきりとは覚えていない。

多分負荷の影響なのだろう、じわじわと物忘れが多くなってきた。
元々物覚えが悪かったから気づかれにくいが。


先代立春の名前を、もう覚えていない。
顔も朧げだ。お菓子を食べた時、そうそうこんな味だった、と思ったけれど、実はあまり自信がない。たくさんご馳走になったのに。>>3:46

大好きだった先代霜降、シメイ。それなのに名の漢字が書けなくなっていた時は地味にショックだった。

長く会っていない者の顔がわかるか、不安しかない。
先代“立秋兄ちゃん”の顔も名前ももう思い出せないから。]
(227) 2022/01/30(Sun) 16:55:31

【人】 灯守り 立秋

[いよいよダメになる前に、後任を指名した方がいいのはわかっている。けれど、指名に自信が持てなくなって、ここまで来てしまった。>>96

先代の基準は参考にならないし、これといった決め手になりそうな子も未だ訪れず。最近は、いっそ天命に任せようかな、という気分になってきている。その時がもしも訪れたら、立秋になる子の為に、資料を詳しくまとめたり色々はしているけれど。]


まあ、でも、燃え尽きるまでは頑張るさ。


[棚の上の灯りを見る。
まだ、きっとまだ、持つだろう。]
(228) 2022/01/30(Sun) 16:57:00

【人】 灯守り 立秋

[立秋とは、生命が溢れる夏に、やや陰りが見え始める時期。その名の通りになりつつある、それだけのことだ。]


……でもまだ、夕空は飛ばないよ。


[窓から見える橙色の空を眺め。

立秋は微笑んだ。**]
(229) 2022/01/30(Sun) 16:57:38
灯守り 大寒は、メモを貼った。
(a6) 2022/01/30(Sun) 17:03:11

【人】 小満末候 麦秋至

……こ、この後ですかっ!?
別に構いませんよ! ええ、問題ありません!!
蚕さんと紅さんにもよろしくと言っておきます、心の中で!

[今夜さっそく行く道が開かれた途端にこの勢いで喋り始めたわたしである。>>221
小雪さまも聞いてた――ということは、
彼女からのお誘いは最初っから、「今夜行きましょう」という意味だったのでしょうか。
……さっきの嬉しさを思い出して震えてきた。
これは武者震いというやつだ*]
(230) 2022/01/30(Sun) 17:04:56

【人】 小満末候 麦秋至

―― なんだかんだで雪見温泉 ――


見てください、月が綺麗ですよ!

[夜の露天風呂の圧倒的な情景に目を奪われる。
空には丸いお月さまが浮かんでいる。
入り口から湯舟までの道を点々と照らすランプよりも明るいんじゃないかってくらいだ。
月ははっきりと見えるのに、雪がしんしんと降っていて、
その雪も、どこかうっすらと光を放っているように見えた。

雪と月、両方が楽しめるなんて粋な計らいじゃないか。
思わず立ち止まって見いっていれば後ろから風が吹く。寒い。
しっかり服を脱いで、タオル一枚巻き付けてるだけだからね。
手に持っているのは風呂桶と、マジョラムflowerの刺繡が施されたてぬぐいだ]

  はああ………………

[体や頭を洗ってから湯舟につかると、
すぐに温泉のあたたかさが体中に染みわたってくる。
日頃の疲れなんかも溶けていって、ふにゃふにゃになってしまいそうだ]
(231) 2022/01/30(Sun) 17:05:42

【人】 小満末候 麦秋至

旅に出てから、本当に色々なことがありました。

[わたしはまだふにゃふにゃになっていない口を動かした。
長い話を始めるつもりで。

特別な事件の話をしたわけじゃない。
統治域の名物や名産品に触れた。
路銀を稼ぐためにあぶない仕事以外は色々やった。
優しい人がいた。
そうじゃない人もいた。
本で知っているだけの光景を見た。
知らない光景も見た。
どこかで聞いたことのある歌をうたった。
やがて声は夜空に吸い込まれて消えた]
(232) 2022/01/30(Sun) 17:07:14

【人】 小満末候 麦秋至



……わたしは、世界を知ることでわたしを変えたくて旅に出たんです。
でも、なんでしょうねえ、根っこのところは今も変わってない、って、
今なら言える気がします。
色んなものを見てきたけれど、
今でもちゃんと故郷ふるさとのことが好き。

  小雪域のことを退屈だって言ってしまって、ごめんなさい。


[決めていたのだ。
今度はちゃんと小雪さまの目を見て謝ろうって*]
(233) 2022/01/30(Sun) 17:08:47

【人】 “観測者” 処暑

[ 夕焼けを見ていたらしい彼女が振り返る。>>166
 二人、向き合って、それでも私は、名前の他何も言うことはなく、唯、手紙に全てを託した。 ]


  ………………


[ 手紙の返事は声で返ってくる。
 目の前の彼女が微笑むのを、私は唯見ていた。>>167
 彼女の友人から聞いたという言葉。どこか懐かしむような彼女。
 自分の目で見る彼女は、“観測”するよりも、温かみがあると思った。]


  ………………………………ええ

  …………また、貴方の灯宮の番が終わった後にでも新しい春がやって来たら、どうぞ


[ 彼女の内面を私は知らないから、恐らくどんな内容でも興味深い。
 上手く話せないというならば、話してもらえるまで、ずっと待つつもりはあった。>>168
 私の所へ来る、と聞いたときは、少し驚いたかもしれない。
 彼女が、他の領域へと出向く所を、私は見たことがなかったからだ。
 彼女の変化を……興味深く思いながら。それを“観測”出来た事は、私の幸せだと思った。
 しかし田園風景を見るならば、今の時期でない方が良いのかもしれない。
 少なくとも田は、乾いた土が剥き出しになっているだけであるから。

 ……領域内では、関係ない事ではある。
 ]
(234) 2022/01/30(Sun) 17:41:39

【人】 “観測者” 処暑

 
  …………………………


[ 改めて名乗られた名前に、私は暫く黙っていた。>>169
 灯守りを号の名で呼ぶ、というのは、私にとって、自分に踏み入れられたくないという線引き。
 自分からも踏み入らないという、距離を置くためのもの。

 けれど、 ]


  …………………………はい
  …………エアリス、さん


[ それが“友人”の形であるのならば、そちらに沿おうと思う。
 踏み入る事を望んで、踏み入られる事を許そうとするのだから。

 初めて音にした、雪のしずくが、ぽつりと落ちる。 ]


  ……私は…………呼ばせるような名前が、ありませんが
  ……………処暑で、構いません。……今は


[ まだ、“私”の名を口にする事は出来なかったけれど。
 何れ、呼ばれても良いと思える日が来るのかもしれない。
 不透明な未来は分からないから、今論じるつもりはない。

 けれど、彼女が「処暑」でも「ななし」でも他の名前でも呼ぶことを決めるなら、それを受け入れるつもりはある。 ]
(235) 2022/01/30(Sun) 17:42:53

【人】 “観測者” 処暑

 
  ………………………それでは、また、お会いしましょう
  ……エアリスさん


[ 何時も通りの会合の、少し珍しい事象が起こした、小さな変化。
 私にとっては、この日は、忘れられないものになるのだろう。** ]
(236) 2022/01/30(Sun) 17:43:20

【人】 “観測者” 処暑

[ さて、パーティーの場が閉じられる時が近付いてきた。
 皆が此処から去るというのならば、私も此処に留まる意味はない。
 そんな頃だったか、白露の彼女に声を掛けられたのは。>>200 ]


  …………………………白露さん

  …………はい、お疲れ様でした
  ……?


[ 言葉を出すのを迷う様子をじっと眺める。
 詰まる様子は気にしないけれど、そうまでして私に何の用だろうか、という思いはあった。
 差し出されたのは――手紙。
 益々、私に話し掛けた訳が分からず、不思議に思う。
 一応受け取れば、彼女はお辞儀をして去っていってしまった。 ]
(237) 2022/01/30(Sun) 17:44:54

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……………………


[ 残された私は手紙を開けた。
 大寒の彼女……エアリスのように誰かに渡しておいてとも言われなかったので、私に宛てたものだろうと。
 
 手紙の内容は、私の“趣味”が気になった、というもの。>>201
 ……そういえば、白露の彼女が会合へ初参加だったならば、この私の姿は初めて見るものだろう、という事に思い当たる。
 私自身が“観測”されていたという事を知ってそうだったのか、と思いはしたけれど、
 もし彼女が私にそれを聞いたとしても、私と彼女では、会話の成立に時間がかかるだろうとも思う。
 故に……彼女の言うように、こうして手紙でやりとりをする方が私達には合っているのだろう。
 ……今まで気付かなかったのは、隣の灯守りであっても、距離を置いてきた故、か。 ]
(238) 2022/01/30(Sun) 17:45:30

【人】 “観測者” 処暑

[ それから、手紙はもう1枚。
 白露域に私を招待したい、というもの。>>202>>203
 ……私は未だ、殆ど外には出ない。
……出られない。

 誘いは有り難いけれど、そういうことは全て、処暑域の行政職員に任せておけばいい。

 ……唯、彼女が、隣の灯守りとして関係を深めたいと思っているならば、これについては少し考えた方が良いだろう、とも思う。 ]
(239) 2022/01/30(Sun) 17:46:08

【人】 “観測者” 処暑

[ 後日、白露の彼女の元へと、その手紙は届くだろう。]


『 白露さん

  お手紙ありがとうございました。
  私は皆さんを観察して、その記録を手帳につけています。
  灯守りと蛍という存在が、気になるのです。

  白露さんと同じように、私も話すのは得意ではありません。
  ですので、こうした手紙のやりとりは、私達に合うのかもしれませんね。 』


『 展示会へのお誘い、ありがとうございます。
  ですが、私は領域の外へ出るのが好きではありません。
  申し訳ありませんが、そちらへは行けません。

  但、貴方さえ良ければ、展示会の様子を教えてください。
  文字でも、絵でも、言葉でも、貴方が私に話したいと望むなら。
  ……貴方の領域に足を運ぶ努力はしようかと思います。 』


[ 最後に『処暑』と署名の付いた、隣人への手紙。
 淡々とした、簡潔な文は、常のものでありながら、声よりは幾らか雄弁。
 これから長い付き合いになるのだろうと思いながら、私は彼女からの返事を、きっと待っている。** ]
(240) 2022/01/30(Sun) 17:47:48

【人】 灯守り 雨水

 
[その手紙が届いた時。ぼくは固まった。>>223


 レシピに忠実。うん、それは基本。
 ……基本、
きほん……



[村雨がどうしたー? と声をかけてくるけど耳を素通り。
 あれだけ、お料理が上手な人にぼくが作る……?

 深呼吸。]


 なせばなる。



[ぼくは開き直った。
 立春さんは親しい方だと言えるし、優しい人だし。なんとかなる。
なってほしい。

 ぼくはペンを取り出して返答を書いた。]
 
(241) 2022/01/30(Sun) 17:59:40

【人】 灯守り 雨水


[『 立春さんへ

  早速のお返事ありがとうございました。
  お料理上手なのすごいです。

  わかりました。村雨に伝えておきます。
  是非とも来てください。嬉しいです。

  コツの伝授もありがとうございます。
  レシピに忠実なのはやはり大事なのですね
  頑張ります。

  この前の会合で作ると約束しました。
  そこまで上手でもないですが努力します。
  白露さんは立春さんを褒めると
  嬉しそうだったので>>80、仲良しですね

  前置しておくと、本当に素人です。
  ですが食べたい、と思って頂けるのは
  嬉しいのでお望みならば頑張ります。

  百貨店は是非。
  可愛いのを見つける自信がないので
  そこは頼らせて頂きます。

  
雨水より 』 ] 

 
(242) 2022/01/30(Sun) 18:01:23

【人】 灯守り 雨水

 
煮込み料理にチーズをのせてみるとか……?

 と、早くも頭の中で何を出せばいいのかな
 と悩み始めた。

 思いきってしまえば、その時は楽しみでもある。
 村雨に立春さんがよろしくだって、と
 立春さんもぼくの手料理希望だって、と伝えて
 
 お買い物も楽しそうだな。と
 顔が緩んだ。
 可愛いお洋服とか選んで貰えるかな

 枚数が減ったシンプルなレターセットを見て
 嬉しいと思う気持ちが、ぼくの心をくすぐった。]**
 
(243) 2022/01/30(Sun) 18:02:06

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 領域の私の部屋。
 洋室でありながら床の間のように作られたスペースに、それは置かれている。

 夕焼けの海を模したテラリウム風の、半球状の器。
 その中で灯るのは、
黄金色
の私の灯り。

 外見は変わっても、灯りの色はそのままに。 ]

 
(244) 2022/01/30(Sun) 18:29:29

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私が『処暑の灯守り』になって、長い時が過ぎた。
 “彼”は私に民を託し、処暑域の魂の管理を任せた。
 けれど、私はそんな彼の思いを延々と踏みにじり続けている。
 統治の殆どは職員任せであるし、魂の送り迎えさえ……私には、他の灯守りのような慈愛はないだろう。
 唯、義務的に生まれ行く魂を迎え、死に行く魂を送っている。
 私が初めて送った魂の中には、ユラの魂もあったのだと思う。
 しかしそれも分からない程、気にもしない程、無関心だった。

 ずっと変わらず、責務に従って淡々と熟している。

 処暑域の人間に対して、不義理を働いているという自覚はある。
 唯、それに対する申し訳なさなんて、最初から持ち合わせていなかった。 ]
 
(245) 2022/01/30(Sun) 18:30:00

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 長い時が過ぎた。
 本来ならば、彼と二人、穏やかに過ごしているはずの時まで。

 だけど、私は未だに彼の事を忘れられない。
 自分の灯りのように、心は未だ、何時かの
夕焼け
の海にある。

 普通の人間であれば、そろそろ寿命、と言える歳。
 もし苦しみと言えるものから解放される事を願うなら、『証』を受け渡せば死ぬ事は出来る。そんな、二重の意味で絶好の機会。
 ……だけど私は、そうする事も選べない。
 私が死んだところで彼に会えないことは分かっているのだから、意味を感じない。
 それならば、私は彼との思い出を抱いて共に“生きて”いたいと思ってしまう。
 彼を思い返し、その度に彼を殺して、それでも彼の影を追いかけ続ける。


 もうひとつの理由は、『処暑の灯守り』を託せる人間が居ないこと。
 彼が死の際に触れた悪意。
 そうでない人間に託す事が彼の想いだとして、私には、人間の全てが悪意に見える。
 ――人間にきちんと向き合うことを放棄しているのだから、当然のことだ。

 だから、それならば、私が持ち続けていたいと思う独善。
 私は、私の選択で世界が悪意に曝されるのを、酷く恐れている。
 ]
 
(246) 2022/01/30(Sun) 18:33:07

【人】 “観測者” 処暑

 
[ しかし灯守りも万能ではない。
 いずれ私も、魂への負荷で苦しむ時が来るのだと思う。
 そうなれば私は『証』を投げ出すだろうか?
 ……否、きっと、灯りが負荷に食いつぶされるまで、“生きる”ことを選ぶのだろう。

 ――そうして苦しみながら死んでいく、というのは、報いとして相応しい最期であるのだろうと思う。
 ]
 
(247) 2022/01/30(Sun) 18:33:53

【人】 “観測者” 処暑

 

[ しかし私は、長い生の中で、    
  他の“灯守り”という存在に触れた。 ]


 
(248) 2022/01/30(Sun) 18:34:23

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 世界にある24の統治域、そこに座す、24人の灯守り。そしてその下に付く蛍達。
 魂の管理者たる彼彼女らは、世界を守るために、人々を守るために、存在しているように見えた。

 しかし、私は“灯守り”にも様々な事情があることを知った。
 世界を愛する人も居れば、世界を疎む人も居る。
 普通の人間とは一線を画しながらも、普通の人間とは変わらない心の動きをすることもある。

 だから、“灯守り”を知ろうと思った。
 彼彼女らが“世界”へと向ける想いを知れば、何か分かるのではないかと思ったから。

 「人々を守る」と称される灯守りは、何を考え、何を思いながら、その位に就いているのか。
 それを知ることが出来れば、私は、―――― ]
 
(249) 2022/01/30(Sun) 18:35:19

【人】 “観測者” 処暑

 

[ ―― 世界をまた、
きになれるのではないか、と ]


 
(250) 2022/01/30(Sun) 18:35:47

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 元々の
カナミ
は、世界や人間を研究する学者だった。
 だから、本当は、私はこの世界が好きだった。
 けれど、“灯守り”となってからは、世界への興味も、すっぱりと失くしてしまっていた。

 ……そこに、答えがあるのかは分からない。
 もう数十年も続けている事。未だに、はっきりとしたものは見つからないのだから。
 けれど、もう一度世界を好きになれれば、私はまた笑える日が来るのかもしれない。

 それに私は、灯守りと蛍を見守る事が好きだった。
 好奇心が強いという、自己さえ喪失していた私に、灯火ひかりをくれた人たち。
 答えを探すだけではなくて、その日々は、単純に楽しいものだった。
 だから私は、何時しか心穏やかに過ごせるようになった。 ]
 
(251) 2022/01/30(Sun) 18:36:21

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私は“観測者”だ。
 故に傍観者でもある。
 積極的に灯守り観測対象に近付くつもりはなかったけれど、
 ……『処暑の灯守り』としての繋がりも、増えているように思う。
 それは、嫌ではない。これを、嬉しいと表現するかは、分からないけれど。

 そして何時か、唯の『カナミ』として、誰かと向き合う日が、来るのかもしれない。 ]

 
(252) 2022/01/30(Sun) 18:37:25

【人】 “観測者” 処暑

 
[ “灯守り”というものは、これからも代替わりを続けながら、世界と共にあるのだろう。
 私の灯りいのち尽きるその時までは、その時々の灯守りたちを、見守り続けたいと願う。

 ――それが出来るのなら、それは“私”の幸福と言える。 ]
 
(253) 2022/01/30(Sun) 18:37:48

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 白かった手帳は、随分とインクで黒く染まった。
 そんな分厚い記録思い出
と、それから2通の手紙
を手に、私は中央域を後にした。 ]
 
(254) 2022/01/30(Sun) 18:38:15

【人】 “観測者” 処暑

 
[ “外”は夜であっても、今はまだ、
夕景
に染まる、
黄金色
の領域。
 そこを、一際強い風が吹いて行く。

 さて、“会合後”の灯守り達はどうしているだろうかと、
 今日も私は“観測”する。** ]
 
(255) 2022/01/30(Sun) 18:38:55

【人】 灯守り 白露

[宴酣の時
さてそろそろ解散、という空気の流れが漂いはじめて
わたしも帰ろうと、広げた荷物を片付け始めた

荷物の中には、少しばかりの招待状>>203があって
刷り上がったばかりのものを少しだけ持ってきたものであった
持ってきたは良いがどうしようかと会場を見渡して…]

 ……
立春様っ


[ふと帰ろうとする背を見たのなら、荷物もそこそこに慌てて声を掛けた
こんなもの、いつでも渡せはするのだけれど
-なんなら送っても良いのだから
- 、今が良いと思ったので]

 ……えと……
 こ、今度……展示会を、するんです……
 ……来て、
ほしい……です


[ずい、と渡すハガキ
もちろん、もうすぐ立春ということもあり、お祭りの準備などで忙しいであろうこともわかっている
それでも、来て欲しかったのだ
わたしの住む街に、わたしの住む白露に
忙しいと渋い顔をされたなら、しゅんとしつつもハガキだけでも、と食い下がるつもりである]

 ……
待ってる……

 茉莉お姉ちゃん……

[去り際に、微笑みひとつまたね、と手を振り
呼ぼうと思い続けていた名前を呼べたなら、満足そうに笑っただろう**]
(256) 2022/01/30(Sun) 18:42:52

【人】 灯守り 立春

[更に新しい便箋を1枚、取り出して
今度は柔らかな桜色のインクを選び取る。


『 雀さんへ

   先日のパーティーでは、
   お話してくださりありがとうございました。
   春分域の桜について
   本当に嬉しそうに語ってくださる雀さんを見て、
   花咲く春への楽しみと期待が高まりました。
   
   満開の桜の下、ピクニックシートを敷いて
   お姉ちゃんと広げるお弁当の中身はどんなものが良いか、
   今から真剣に悩んでいます。楽しい悩みです。

   雀さんも、春分さんとご一緒に
   お花見に行かれるのでしょうか?
   お二人はどんな時間を過ごされるのでしょうか。

   見どころやおすすめの場所なども、ありましたら
   また是非教えていただけると嬉しいです。 』  ]
 
(257) 2022/01/30(Sun) 19:32:34

【人】 灯守り 立春


[  『桃のタルトも、桜のケーキも
   桜のフレーバーティーも今年もまたいただきたいので
   桜の咲く頃には幾度となく『陽だまり』さんに
   お邪魔させていただくことになりそうです。

   ご相談なのですが
   練りきりや錦玉羹はお持ち帰り出来ますか?
   昨年は自分のことでいっぱいで何も出来なかったので
   今年はきちんと先代を弔いたいと思っています。

   春分さんにもよろしくお伝えください。
   それでは、また。近いうちに。

                     立春より 』

三色団子の絵の描かれた切手を桃色の封筒に
ぺたりと貼り付けて、送り出した。]*
(258) 2022/01/30(Sun) 19:32:57

【人】 小満末候 麦秋至

―― 会合後/真・麦ちゃんのポトフ ――


[約束されていた宴会、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日のポトフはコンソメスープを使わないで、
お肉から染み出るうまみと野菜のうまみ、
そして各種香辛料ハーブやスパイスの味わいを合わせて、
あっさりだけどコクのある味に仕上げました。
隠し味は八角という名前のスパイスです。
小満さまの厨房にはいろんなスパイスがあるんですけど、
この八角は星図盤に書いてある星みたいな形をしているんです。
香りが独特ですのでほんとうにちょっとだけ入れました。

楽しく召し上がってくれると嬉しいです]
(259) 2022/01/30(Sun) 19:33:14

【人】 小満末候 麦秋至

[雨水さまが持ってきてくださったお肉類を見て、>>195
「これなら沢山ポトフが作れる」と口走ってしまったためでしょうか。
わたしは宴会の席で一品ふるまうことになりました。
お肉類、わたしが雨水域にいた時に食べたものとは、ランクが違うと一目見て思っていた。
お金を節約して高級店ではお買い物しませんでしたし。
正直緊張したけれど、うまくできたようでよかった]

あ、あの、どうですか、これ。
わたしが作ったポトフなんですけど。
雨水さまが持ってきてくださったベーコンやソーセージも、
入っていますよ。ほら!

[文字通りごろごろとした大きさに切られた野菜に混じって、
ごろごろと厚切りにしたベーコンが入っている。それを指差した。
断られなければ向かい側に座って、
食べるかどうか、それを見守った]
(260) 2022/01/30(Sun) 19:35:03

【人】 小満末候 麦秋至



    …………。


[じーーーーーー……。

会合後のパーティーの時のチュウくんとは、
互角な目力比べができそうな勢いだった。

彼女が美味しいと言ってくれたなら、
飛び上がる勢いでよろこびました]

[嬉しくても涙が出るということを、わたしは経験したばかり。

だから、雨水さまが人知れず涙ぐんだのを見ても、
ただ、それが拭われるのを見守っていた。
灯守りだからって泣いてはいけないわけでもない、そうでしょう?*]
(261) 2022/01/30(Sun) 19:37:14

【人】 “小雪” 篠花

ーー雪見温泉ーー


 ええ、そうね。とても綺麗だわ。


[目を奪われている子を見てくすくすと笑う>>231

蛍雪の功とはよく言ったもので、雪も仄かな明るさを纏っている。
空に浮かぶ月の明るさと、舞い散る雪の協奏はとても幻想的で。
風情のある光景にほう、と感嘆の息を漏らした。

後で冬至の君には感謝しておかないと。
お礼に手作り菓子を作ろうと奮闘するのは、もう少し先の話。


汚れを落としてから湯船に浸かれば、自然と息を吐く。
至情の極楽とはこのことかしら。]
 
(262) 2022/01/30(Sun) 19:39:20

【人】 “小雪” 篠花

 
[彼女が紡ぐ長い長い話には、目を瞑り、黙って耳を傾けていた>>232

旅先で起こったこと、聞いたこと、見たこと。
楽しかったこと、悲しかったこと。感動したこと。

同じ景色を見ることはできないけれど、
目を瞑れば、同じ経験を感じることが出来る気がして。

唄が闇夜に融けるようなら、ゆっくりと目を開いて。
目を合わせる>>233。]
 


 …………。
 ……私がね、今まで蛍を迎えなかったのは、
 先代小雪のーー兄のことがあったから。


[視線を逸し、訥々と語り始めるのは自分のこと。]
 
(263) 2022/01/30(Sun) 19:39:42

【人】 “小雪” 篠花



 兄は私に号を譲りたいと言っていたけれど、
 私は兄に灯守りをやっていてほしかったの。
 ……いいえ、違うわね。側にいてほしかった。
 それまでずっと、兄のそばにいたから、
 いきなり放り出されるのが怖かった。


[遥か遠い過去の自分を見つめて。]


 だから、手紙1つで何処かに消えた兄が許せなかったの。
 何処にも行かないでほしかった。
 子供だったのね。いつか別れは必ず来るのに。
 それを認めたくなくて、荒れていたのよ。

 だから蛍を迎えなかった。
 八つ当たりしてしまいそうというのもあるけれど、
 何れ来る別れに、堪えられそうになかったから。


[今なら温泉が全てを溶かしてくれそうだから。
誰にも語ったことのない本音を落としていく。]
 
(264) 2022/01/30(Sun) 19:40:06

【人】 “小雪” 篠花

 

 それにやっと折り合いがついたのが最近で、
 その時の蛍候補が貴方だった。

 貴方なら、私の何かを。
 遠くへ攫ってくれるのではないかと期待したのよ。
 とても勝手な話だけどね。

 でも、貴方に会って考えが変わったわ。
 初めてあった時の貴方の質問、よく覚えているわ>>4:*41
 灯守りの仕事が好きかどうかなんて、考えたことなかった。
 “やらなければならない”そう思っていたから。

 だって、後継も蛍も誰もいない。
 灯守りの変わりは誰もいないのだもの。
 そういう状況を作り上げたのは私だけど、
 放り出すことはできなかった。
 その状況に、疑問を持っていなかったの。
 好きか嫌いかで決める考えなんて、なかったのよ。


[兄がいなくなってしまったら、私がやらなければならないと。
それが普通なのだと、思っていた。]
 
(265) 2022/01/30(Sun) 19:40:45

【人】 “小雪” 篠花



 だから、貴方の自分と決めるという考え方は、
 とても目新しく見えてね。
 だからこそ、止めてはいけないと、どこかで思ったの。

 でも、貴方の去り方が兄と同じだったから。
 私の方で覚悟を決めていなかったから、手紙を見た時は少し堪えたわ。
 それからそう経たないうちに再会して、
 “退屈だった”と言われたから。

 かなりキツかったわ。

 
(266) 2022/01/30(Sun) 19:41:26

【人】 “小雪” 篠花



 でもそれが本心ではなかったのなら、安心した。
 話が聞けて、よかったわ。


[ふわり、と慈しむような目で微笑む。]


 小雪域は貴方の故郷。
 帰ってきたければ、いつでも帰っていらっしゃい。
 貴方のお土産話、待ってるわ。


[許されるなら、頭を撫でようか。]
 
(267) 2022/01/30(Sun) 19:41:49

【人】 “小雪” 篠花



[言ったでしょう。
この子がいいと言うのなら、貴方の蛍でいいわよ。
今更、返せなんて言わないわ>>180。*]


 
(268) 2022/01/30(Sun) 19:42:07

【人】 灯守り 立春

[更に白藍色の封筒を取り出して、一通。

『 大雪さんへ

  パーティーではお目にかかれて光栄でした。
  もふもふはできませんでしたが、大雪さんご本人に
  お会い出来て嬉しかったのは本当です。

  ご近所のお店で可愛い手作りの
  ぬいぐるみを見つけたので、送らせていただきます。

  以前何度か遊びに行かせていただいたときに
  見せていただいた子たちを思い浮かべて、
  大雪さんのお好きそうな子を選んだつもりなのですが
  どうでしょうか……?
  受け取っていただけると幸いです。お近づきのしるしに。

  お菓子も、ぜんぶおいしいと
  言っていただけてほっとしました。
  またお土産にお菓子を持って
  大雪さんとぬいぐるみさんたちに
  会いに行っても構いませんか?

  大雪さんのお邪魔でないときに。
  時間を気にせずゆっくり、ぬいぐるみのお話や
  いろんなお話を聴かせていただけたら嬉しいです。

                    立春より 』 

ふわふわもこもこのテディベアにカードを添えて。]*
(269) 2022/01/30(Sun) 19:57:20

【人】 灯守り 雨水

 ― 宴会:麦秋至さんと ―

[さて、そこに料理としてあったのなら
 無論頂きますしたわけである。>>259

 スパイスに関してはぼくは匂いに少し感じたかな? くらい。隠し味がわかる程達者な舌じゃない。


 持って行った材料でポトフを作って貰えた。>>260
 素材が使って貰えて料理になるのは嬉しい。
 どうですか? と差し出されれば勿論受け取る。
 流石に蛍の人に様を付けられるのはあれこれ言わない。立場があるのもわかっているから。]



 有難うございます。頂きます。
 ……おぉ、美味しそうになっている。嬉しいです。


[お料理という手をかけてくれたことにペコリ、と頭を下げて感謝した。お野菜ごろごろしていて暖かくて、見るだけで美味しそう。]
 
(270) 2022/01/30(Sun) 20:19:57

【人】 灯守り 雨水

 

 頂きます。


[無論断らない。断るわけがない。向かい合わせに座る形でぼくはそれに口をつけた。
 ふぅ、ふぅ、と息をかけてゆっくり。まずはお野菜から。
 食感のほくほく具合。汁の美味しさ。
 野菜と肉の味のハーモニーが口に広がる。]


 ……ん。


[じーーーーーーと見られているのは>>261わかったけれど、飲み込むまでは喋らない。ごっくん。
 なおぼくはぼくで、見られていても表情は揺れず、やはりにらめっこの強さを発揮していた。]

 
(271) 2022/01/30(Sun) 20:21:07

【人】 灯守り 雨水

 

 美味しいです。すごく、すごく。
 ありがとうございます、素敵に料理して下さって


[そう伝えれば、わかりやすく喜んでくれた。
 それは、嬉しかった。]

[美味しいって、どこで、どう食べるかも大事なんだな。って凄く感じる。

 涙を拭ったのを見られたのはわかっていたけれど
 ぼくはそれを隠さなかった。]



 麦秋至さんも一緒に食べましょう?


[見られるより、一緒に美味しいと食べたい。
 その気持ちを言葉にした。

 その方がきっと、もっと、
あたたかいから。

 
(272) 2022/01/30(Sun) 20:22:17

【人】 灯守り 雨水

 
[宴会のどこか合間で
 ぼくは小雪さんを捕まえてこう声をかける。]


 今日は、誘ってくれてありがとうございました
 本当に嬉しかったし、今楽しいです。


[来てよかった。
 そう思えたからそう伝えたかったんだ。]**
 
(273) 2022/01/30(Sun) 20:23:11

【人】 灯守り 立春

[それはお姉ちゃんの手を引いて
パーティー会場を後にする、少し前のこと。
立春様、と声を掛けられて振り向くと
域を弾ませて可愛い妹分が立っていた。>>256

少しよそよそしくもきちんとした言葉遣いに
やっぱり心の内の涙は禁じ得なかったけれど]


  ローザちゃん! 今日はお疲れさま。
  初参加とは思えないくらい堂々としていて
  すごく立派だったよ。
  そのドレスもとっても可愛くて似合ってる。


[今日一日、ずっと伝えたかったけれど
伝える機会が見いだせないままついに閉会の時を迎えた。
後でお手紙を書こうかな、と思っていたところに
声が掛かったものだからつい、
一息に伝えたかったことを伝えてしまう。

彼女の方からも何か伝えたいことがあったのかな、と
話を促せば、差し出される葉書。両手で受け取って、]


  わ、お洋服の展示会……!?
  行くよ〜! 絶対行く!!
  楽しみにしてるね! ローザちゃん!

 
(274) 2022/01/30(Sun) 20:41:28

【人】 灯守り 立春

[ローザちゃんがくれた招待状を暫し見つめてから
大事に、大事に鞄にしまい込む。
どんなに多忙な期間でも一日くらい、空けてみせる。
身代わりを立ててでも領域を抜け出してみせる。

葵ちゃんにも同じ招待状が渡されているだろうか。
もし予定が合わせられそうだったら、
一緒に白露域とローザちゃんを訪ねてみたい。


去り際。
いつものように名前を呼ばれると
それはそれでまた喜びと安心から泣きそうになった。
辛うじて笑顔を保とうと努めながら
またね、と彼女に手を振り返した。

持ち帰り、手帳に会期を書き込んだ後その葉書は
以前ローザちゃんに描いてもらった絵を収めて飾った
額縁の隣の壁に加わった。]*
(275) 2022/01/30(Sun) 20:41:40

【人】 “小雪” 篠花

ーー領域内ーー
[さくり、さくりと枯葉を踏む。
コテージの周りにある山茶花の木々に近付き、
落ちて薄っすらと雪化粧を纏う山茶花を拾い上げた。]


 おかえりなさい。……お疲れ様。


[雪を祓い落とし、両手でそっと捧げ持った後、
ふぅ、と息を吹きかける。
山茶花は花弁となり、北風と共に天高く舞い上がると、
同じ方向<灯宮>へと流れていく。]
 
(276) 2022/01/30(Sun) 20:50:29

【人】 “小雪” 篠花

 
    
“大寒”

[海の波の花咲く季節は過ぎ]

  
“立春”

[東風が通り過ぎ]

  
“雨水”

[雪消の水が流れれば]

  
“啓蟄”

[菜虫は蝶となり]

   
“春分”

[雀は初めて巣を作る]
 
(277) 2022/01/30(Sun) 20:50:54

【人】 “小雪” 篠花


 
“清明”

[山吹が咲き]

  
“穀雨”

[藤浪は風に揺れ]

 
“立夏”

[蝌蚪が泳ぎ]

 
“小満”

[麦秋は至れば]

   
“芒種”

[紫陽花は雨に濡れ]

  
“夏至”

[短夜へと移る]
 
(278) 2022/01/30(Sun) 20:51:27

【人】 “小雪” 篠花


  
“小暑”

[蓮の花が初めて開けば]

  
“大暑”

[入道雲が空を飾り]

 
“立秋”

[送り火を焚けば]

   
“処暑”

[黄昏時に空を眺め]

  
“白露”

[軈て燕が去って]

  
“秋分”

[月影は濃くなり]

  
“寒露”

[夜長へと移る]
 
(279) 2022/01/30(Sun) 20:52:18

【人】 “小雪” 篠花


   
“霜降”

[紅葉狩る季節となりて]

 
“立冬”

[山は眠る]

 
“小雪”

[雪虫舞いて]

  
“大雪”

[熊は穴に籠もり]

  
“冬至”

[短日を迎えれば]

“小寒”

[芹栄い]

[款冬の花咲き、また春へーー]
 
(280) 2022/01/30(Sun) 20:52:39

【人】 “小雪” 篠花




 またいらっしゃい。
 いつでも私達は歓迎するわ。


[去り逝くものには餞を。向い来るものには祝を。
すべての魂に幸あれと願うは。

*二十四節気の灯守り*]
 
(281) 2022/01/30(Sun) 20:52:54
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a7) 2022/01/30(Sun) 21:29:40

【人】 小満末候 麦秋至

―― 雪見温泉 ――


[同じ景色を見ることはなかなか難しい。
小雪さまとふたりして“領域”ならではと言える露天風呂の景色を堪能することはできたけれど、>>262
いくら言葉を尽くしても、わたしが見た景色を、
そのまま小雪さまの目にうつすことはできない。

それでもよかった]
(282) 2022/01/30(Sun) 21:36:19

【人】 小満末候 麦秋至

[わたしが長い話をした後に、
小雪さまも長い話をする。>>263>>264>>265>>266
それは心のどこかで予想できていたことだった。
お互いに話したいことがたまっていても不思議じゃない。


遠い昔の話を聞くのは初めてで、
だから、小雪の地を出てそれなりに長い時間が経って、
ようやく、知ったのだ。
わたしが、先代の小雪さまと、同じような姿のくらまし方をしたことを。
手紙ひとつだけ残して。
だから、小雪さまは相当寂しい思いをしたのだろうということ。
「寂しい」と、彼女は一言も口にしなかったけれど
]
(283) 2022/01/30(Sun) 21:37:04

【人】 小満末候 麦秋至

[わたしは小雪さまの“何か”を攫うどころか、
降り積もる枯葉のような寂しさを残してしまいました。
それでも、帰ってきたいときに帰ってきていいというのです。
枯れたように思えた涙がぽろりと零れ落ちました。

頭を撫でてくれる手のあたたかさが心に染み入る]


  ありがとうございます、
  …………そ、その、いつになるかはわかりませんけれど……
  帰ってきたらまた、お土産話をします。
  約束、です。


[やっぱりお風呂場だと心がさらけ出されてしまうのかもしれない。
ともあれわたしはちょっとだけ、未来の話をした。

それから湯上り後のデザートも美味しくいただいた。
口当たりが雪のようにふわっふわだったのが印象深かった*]
(284) 2022/01/30(Sun) 21:40:44
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a8) 2022/01/30(Sun) 21:56:15

【人】 春分初候 雀始巣


―― 閉幕
  

[ 賑やかな宴も、少しずつ、少しずつ
 その場をあとにする者が出てきて、静かになっていって
 べつに、わたしは静かなのも好きだけれど。

 静かだからこそ捉えやすくなったそのお声あれば>>79
 次の瞬間には、お側に戻っていることでしょう ]

  ―― そうですね。

  ひとも少なくなってきましたし、
  宴もたけなわでしょうか

[ いつもおとなしく過ごしてしまいますが、それでも
 立春さまのお菓子美味しかったですね、とか
 啓蟄さまのところは相変わらずお元気そうで、とか
 空中庭園の様子がまた少し変わっていて――、とか
 とりとめのない話でしたら事欠かないものですが。

 ああでも、 ]

  頑張りすぎは良くないですよ。
  ……ご無理はなさらぬよう

[ わたしなどが言っても、なんて承知ではありますが
 少しだけ陰る表情は大目に見てくださいませ。 ]
 
(285) 2022/01/30(Sun) 22:47:15

【人】 春分初候 雀始巣


[ わたし、あなたがいないといけないのです。
 空に
があればこそ、
は光を落とすので。 **]

 
(286) 2022/01/30(Sun) 22:47:17

【人】 旅する灯守り 小暑

[>>145]

そうですね……
こうして皆様に会えるならこの会合は欠席できませんね。

ええ、近いうちに会いに伺いましょう。
雨水にも、先代様にも。土産話は期待しておいてください。


[正直な言葉を受け取り、偽りのない再会の約束を]
(287) 2022/01/30(Sun) 22:54:13

【人】 旅する灯守り 小暑

[>>187]

はっはっは。天乃殿には後でちゃーんと贈り物をいたします。これで許してくれるでしょう。


[大先輩から貴重なお言葉をいただく。一体どの口がと言いかけたが、ぐっと飲み込んで]


ええ、いずれまたお会いしましょう。
そうですね……小暑域の蜻蛉animalの丸焼きfoodはいかがです?
私の能力でホカホカのままお持ちいたしましょう。土産話もつけて、ですね。


[引きこもりがちの先輩とも、ちゃんと再会の約束をして]
(288) 2022/01/30(Sun) 22:55:45

【人】 旅する灯守り 小暑

[色々なアドバイスをくれた方々に改めて礼をして]


さて、帰りますか。コーネリア、行きましょう。


[小暑の初めての「会合」が、終わった]
(289) 2022/01/30(Sun) 22:58:01

【人】 旅する灯守り 小暑

ー 小暑統治域 ー


「……いい天気だねえ」


[「会合」から10日ほど。青々と育った大木の木陰で、仰向けに寝転がりながら考える]

[もちろん、仕事は終わらせているので、考えることといえば旅先をどこにするかだ。約束をした雨水か、大雪か、はたまた他の統治域か]
(290) 2022/01/30(Sun) 22:58:19

【人】 旅する灯守り 小暑

……いや、やめておきますか。



[まだまだやることがありそうなので、仕事に戻ることにした。小暑統治域をもっと良くすることが、今はできる気がして**]
(291) 2022/01/30(Sun) 22:58:43

【人】 小満末候 麦秋至

―― それから ――



もしもわたしが「実家に帰らせていただきます」と言ったら、
どうするんですか?


[私が小満さまにそんなことを訊いたのは、
宴会が終わって数日経った頃。

……ええ、楽しかったですね、宴会。
雨水さまとは一緒にポトフを食べる仲になれたし、>>272
楽しい、と思ったままを口にした彼女に笑いかけて、>>273
ヒマだったら『慈雨』にも来てください、と告げたのは記憶に新しい]

……あっ、
別に今すぐ帰るって話じゃないです。

[はたして小満さまの反応は、予想通りだったか否か。
でも、ちゃんとうろたえずに話ができた……はず]
(292) 2022/01/30(Sun) 23:07:57

【人】 小満末候 麦秋至

やりたいことができたんです。
いつか、小雪さまの代わり……いえ、後任ですねえ。
それを、血のつながりがない方でも勤め上げることができるような。
そういう風に世界を変えるやり方をまだ、知りません。

それを見つけられるまで、
真反対から世界を見ていたいのです。

…………果たしていない約束も、まだまだありますし。


[そう話すわたしの手には封筒が握られている。
立春様から届いたお手紙、そのお返事をしたためたものだ。
ちょうど茉莉花をあしらったレターセットを見つけたので、迷わず買って使った。
切手ばかりはセットにできず、デフォルメされたanimalの絵が描かれているものにした]
(293) 2022/01/30(Sun) 23:08:21

【人】 小満末候 麦秋至

『  立春さまへ

   お手紙ありがとうございます。
   あのアンケートはもともとわたしの個人的な興味で置いたものです。
   わたしにとっても興味深かったその結果が、
   どのように反映されるのか、楽しみです。

   お祭りの折にはとびっきりおめかしして遊びに行きたいと思います。
   もちろん小満さまや小雪さまも喜んで来てくださるでしょう。

   立春を過ぎた折ですと、
   『慈雨』では春キャベツのペペロンチーノが限定メニューに加わります。
   他にも、いえ、あとは遊びに来た時のお楽しみにしましょう。

   一人で来るもよし、大切な方を連れて来るもよし。
   お待ちしております。

            麦秋至より  』
(294) 2022/01/30(Sun) 23:09:34

【人】 小満末候 麦秋至

[話がひと段落すればじゃあお店にいきますねー、と言って、
領域の中にある家から出る。
睡蓮の咲く小さな池の傍らに立てば、
まだ蕾のままの花々が無言でわたしを迎え入れる]

……あ。咲いた。

[咲きそうにしていた蕾がひとりでに開くのを、>>0:70
わたしは息を飲んで眺めていた。
新しい命が芽生えた先へ力は巡り、小満さまもいずれ手ずからその命のはじまりを祝福する。
そう思うと心が弾んだ。『慈雨』でも明るい話声が聞けるのかもしれない]
(295) 2022/01/30(Sun) 23:13:40

【人】 小満末候 麦秋至

[ねえ、小満さま。
わたしはあの時、あなたさまに見つけてもらってよかったと思っております。
そうでなければ、わたしは今頃きっと、
何者にもなれないわたしのままでいたかもしれません。
運命の瞬間というものがあるのなら、
あなたさまに出会った時がそうでした。

いつかわたしが『麦』ではなくなる時が来ても、
貴方のもとにいた『胡乃羽』を、できる限り覚えていてほしいのです――]
(296) 2022/01/30(Sun) 23:14:13

【人】 小満末候 麦秋至

[……とは言えませんでしたね結局!
ええわかってますわかってます、言ったら恥ずかしくて逃げたくなってしまいますとも。
真に自分の心に従うためには、まだ勇気が足りません。
あるいはまだ、この時間に浸っていたいのか]

お仕事が終わったら、小雪さまにもお手紙を書かないとねえ。

[気晴らしに別のことを考えるわたしである。
立春のお祭りにお誘いしてみようかって。
小満さまと小雪さま、両手に花みたいなことをしたいと個人的に思っているけれど、
それはさておき小雪さまにお手紙を出すなんて……本当に久しぶりだ。

署名は『胡乃羽』の方にしよう。

そう決めてから、睡蓮の池を覗き込む。
おもむろににこっと笑みを作れば、
水面に映ったわたしもにこっと笑う。

うん、上出来だ。
それじゃあ、今日も頑張ろっか**]
(297) 2022/01/30(Sun) 23:15:12

【人】 灯守り 冬至

  
――冬から春へ


[ 嘗て 冬至域は雪と共に生きていた

 雪の無い日は無く
 冬には家を呑み込まんと堆く聳えた

 雪に覆われ 雪に阻まれ 雪に囲われ
 雪の内に数多の大切なものが失われた

 民は、雪を疎んでいた ]
(298) 2022/01/30(Sun) 23:20:51

【人】 灯守り 冬至

[ 凍え行く民の心に 二人の若者が立ち上がる

 雪に覆われ 阻まれ 囲われ
 数多の大切なものが失われる雪の内

 雪の姫は数多の灯に寄り添った
 民の陽となり、民はその灯に希望を見る
 
 希望に降りかかる闇を
 傍らの剣士が悉く斬り払う

 彼女達は 民達の陽となった ]
(299) 2022/01/30(Sun) 23:20:56

【人】 灯守り 冬至

[ 或る年の春のこと

 常に雪と共に在る冬至域から
 掛け値無く、一切の雪が消えた

 夢でも見ていたかのように
 夢から覚めたかのように

 冬至域に 春の大地が広がった ]
(300) 2022/01/30(Sun) 23:21:01

【人】 灯守り 冬至

[ 其れは毎年訪れた

 前触れはなく
 理由などわからず
 けれど、必ず一度 雪が消えた。

 民は其れを 神の恵みと称した ]
(301) 2022/01/30(Sun) 23:21:06

【人】 灯守り 冬至


              春はまだかな
        もうすぐさ

   そろそろかなあ
                  もうすぐだ


     あ―――…

            ねえ、見て!


      そらが!

  
(302) 2022/01/30(Sun) 23:21:11

【人】 灯守り 冬至


 [ 天は常夜
  世の闇を満たす常夜の天 ]

 [ 地に満ちる白雪
  遍く罪過を覆いたり ]

 [ 見渡す限りに遮るものの無い
  薄暗がりの織りなす地平線 ]

 [ 昇る陽の無い世界に 少女は立つ ]
  
(303) 2022/01/30(Sun) 23:21:27

【人】 灯守り 冬至


       
*


                  
*

       ―――満たせ

               
*

 
*

         
*

  
(304) 2022/01/30(Sun) 23:21:36

【人】 灯守り 冬至

     
*


    空の盃        
*

    渦巻く暗澹 澱む罅

    降り来たる暗夜 遠き彼方に明星
  
*

    蜻蛉 蠍 狼 烏 蝿 驢馬 梟
    澱み塗れた此の闇夜
                     
*

    災禍の夜 罪過の夜
    呵責の夜を寄る辺無き夜を

    満たせ此の夜へ盃一杯 こんこんと

     
*
(305) 2022/01/30(Sun) 23:21:44

【人】 灯守り 冬至


          
*

    古今今昔
    去就の星夜 去来せし月夜
                   
*

    栄枯興亡
    彼我の晴雨
    貴賤 功罪 清濁の万象
                 
*

    遍く果てに利害無き吉凶を
  
*


    苦楽も悲喜も裏表
    天地因果の死生は輪廻也
  
*

               
*
(306) 2022/01/30(Sun) 23:21:52

【人】 灯守り 冬至


      
*


    満たし零るは瑕疵の星
    其の息吹に堕つるは誰が翳星
                
*


          星やこんこん
            雪やこん
     
*

                   
*

    満ちて
          散りて
              
*

  
*


               ――――翳よ明け   
*

  
(307) 2022/01/30(Sun) 23:21:58

【人】 灯守り 冬至


             
*

           
*

        
*
(308) 2022/01/30(Sun) 23:22:04
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。
(a9) 2022/01/30(Sun) 23:25:07

【人】 “観測者” 処暑

 
『 立春 』 
“ 雪の寒さを身に浴びながらも、小さな春のはじまりを確かに見つけられるひと ”


『 雨水 』 
“ これまで積もった雪を溶かし、春を迎える強さのあるひと ”


『 菜虫化蝶 』 
“ 春の暖かさの中で、美しい蝶となるために一歩を踏み出せるひと ”


『 春分 』 
“ 春の陽光のように、皆を穏やかに見守ってくれるひと ”


『 雀始巣 』 
“ 陽光に照らされて、空へと飛び立つ、始まりの美しさのあるひと ”

 
(309) 2022/01/30(Sun) 23:27:49

【人】 “観測者” 処暑

 
『 立夏 』 
“ 新緑の爽やかさを身に纏う、優しい眩しさを持つひと ”


『 小満 』 
“ 成長の恵みを与える陽の煌きのような、皆に愛を振りまくひと ”


『 麦秋至 』 
“ 麦畑を吹く風のように、遠くから知らない景色を運んでくれるひと ”


『 芒種 』 
“ 梅雨の陰のある空気と、息苦しさと、そして愛を訴え掛けるひと ”


『 夏至 』 
“ 雨空の向こうに、眩しいぐらいに君臨する陽を秘めるひと ”


『 小暑 』 
“ 熱い想いと遊び心で、皆を開けた世界へ誘えるひと ”


『 蓮始華 』 
“ 蓮の花のように、可憐で美しくそこにある華やかなひと ”

 
(310) 2022/01/30(Sun) 23:28:12

【人】 “観測者” 処暑

 
『 立秋 』 
“ 夏の陽の明るさと、秋の夜の寂しさを併せ持つひと ”


『 白露 』 
“ 涼しくなる朝にも前を向き、朝露の美しさを見つけられるひと ”


『 霜降 』 
“ 眠りに向かう人々を見送り、自身は夜の中で哀しみを背負うひと ”

 
(311) 2022/01/30(Sun) 23:28:33

【人】 “観測者” 処暑

 
『 小雪 』 
“ 凛とする冬の始まりに、しっかり立ちながら、皆を導くひと ”


『 大雪 』 
“ 降り続く雪に大切なものを失くして、それでも生きていこうとするひと ”


『 冬至 』 
“ 夜闇に全てを覆い隠して、人を救おうと笑う人 ”


『 大寒 』 
“ 終わりの哀しさを感じさせつつも、そこに確かに春への小さな光があるひと ”

 
(312) 2022/01/30(Sun) 23:28:54

【人】 灯守りの四 春分

[ ええ、桜餅、美味しかったわ。
あの二人はいつも華やかね、とか、
まぁ、そうなの。私は全然気づかなかったわ。
流石はすぅちゃんね…、私はね………、
と取り留めのない話>>285をしながら、
春を待つ領域へと帰り着く。]
(313) 2022/01/30(Sun) 23:35:44

【人】 灯守り 小満

[それ>>292を聞いた瞬間は、わかりやすく固まってしまった。
 いつも飄々としてる浮雲らしさはなく、麦を驚かせてしまったかもしれない。
 言われたらどうしよう、とか言っていたくせに、いざ言われたときのことを、あまり考えていなくて。
 思いの外誤魔化せなかった自分にも戸惑いながら、次ぐ言葉を聞く。]

……ああ、いや、うん。
無理に止めようってつもりはないんだけどさ。

そうか、……そっか。

[やりたいことができたというのを、耳の奥で受け止めながら。
 笑っていいよと言ってやりたいのに、歯切れの悪い言葉しか出てこない。]
(314) 2022/01/30(Sun) 23:42:18

【人】 灯守り 小満

灯守りの号なんて、本人が良ければいつだって受け渡せるものなんだし、小雪なら受け入れてくれそうだけど――そういう話じゃ、ないんだよな。

[わかるよ、と長く彼女を見てきたゆえの同意をぽつとこぼし。]

麦秋至はね、私と対等であってほしいと思って置いている蛍なんだ。

[そうして、唐突に話を変える。]
(315) 2022/01/30(Sun) 23:42:36

【人】 灯守り 小満

蚕起桑食は、昔から小満域を見ている誠実で真面目な家だ。
だから、総じて『仕事』のことをよく任せる。

紅花栄は、私の先代やその前の頃から小満の側仕えだ。
身辺のことはもちろん、来客なんかも任せる立場としてる。

麦秋至は、仕事の補佐でも、身辺の補佐でもない。
私の供ではなく『友』でいてほしいと思っている席だ。
だから空位でも仕事は回るし、君の席が空いていたんだよ。

[語る口調は穏やかで、しかし随分と真面目ないろになってしまった。
 今までこんなことを語ったことがあったろうか。
 誰にも、そう誰にもなかったように思う。]
(316) 2022/01/30(Sun) 23:42:52

【人】 灯守り 小満

だからね、その時が来たら、いいよ。
そりゃあ、友が遠地に越すのは悲しいけども。
友の門出を祝えないほど、狭量な男じゃないつもりさ。

ゆっくりやり方を探せばいいし、見つけたなら迷わず行きなさい。
気を遣ったりは考えなくていい。

の幸福は私の願いだよ。

[にこり、今度こそうまく笑った。]
(317) 2022/01/30(Sun) 23:43:31

【人】 灯守り 小満

……あのさ。
君に聞かせたいものがあるんだ。

少し時間、いいかい。

[席を立ち、取りに行くのは木製の横笛。
 いつか彼女ではない麦秋至>>2:*28にもよく聞かせた、幼い頃の思い出をもう一度、奏でたくて**]
(318) 2022/01/30(Sun) 23:43:52

【人】 灯守りの四 春分


 無理はしないわよぅ。
  私が無理をしたら、困ったことになってしまうから。

 でも、そうね。
 心配なら、これからもずっと見張ってくれているといいわ。

[ よろしくね、と眉間のあたりを軽く指でつつきましょうか。
 曇りが取り除けますように、と祈りを込めて。]

 お言葉に甘えて、今日はゆっくり体を休めましょう。
 すぅちゃんも明日は遅くまで寝ていても大丈夫だからね。

[ こんな相変わらずの日々がこれからも続いてゆくのです

         ひさかたのひかりのどけきはるのひに**]
(319) 2022/01/30(Sun) 23:44:46

【人】 灯守り 立春

[大寒さんから灯宮の鍵を引き継ぐ
立春の日が刻々と近付く中、私は
麦さんが置いてくださったつぶこしアンケートを
ぬいぐるみベッドに埋もれながら見つめていた。

最初に書かれた麦さんは、つぶあん。>>3:0
この隅っこのはローザちゃんの字だ。つぶあん。>>4:34
和菓子の説明をさせていただいたとき、
処暑さんが少しの間を置いて
御手に取られたのもつぶあんだった。>>3:114

こしあん好きは居ないものだろうか、と思えば
『こしあん!』と元気な字が躍っている。
これは葵ちゃんの字だ。>>128

立秋さんは『皆違って皆いい』と、>>3:46
大雪さんも『ぜんぶおいしいです』と答えてくださった。>>185

小雪さんと冬至さんは、桜餅と大福を召し上がられて
小雪さんはこしあんを選ばれ>>3:69
対する冬至さんはつぶあんがお好きなのかな?と
思われるような発言をされていた気がする。>>4:0
雀さんも、つぶあんがお好きだと>>3:120
お話させていただいた時にうかがった。]
(320) 2022/01/30(Sun) 23:49:32

【人】 灯守り 立春

[こうして見ると圧倒的に粒あんの方が人気な気がする。
白あんや芋あんといった第三勢力が好きな方や>>3:48
そもそもあんこを召し上がられない方もいるかもしれない。
三種類のどれが特に人気、というのはなかったように思う。
春らしさが見た目から感じられる桜餅も
すこし物珍しいだろう椿餅も、
黒豆の食感が楽しい定番の大福も
ありがたいことにそれぞれにご好評だった。

と、あらば。
ううむ。首を捻ってしまう。

つぶかこしかを選ばれる方の多い中で
丁寧な『おまかせ』の一単語が輝いている。>>4:9
大福ならつぶあん、あんまんならこしあんと>>124
こだわりを見せられた小蝶さんのお答えは
小満さんに通じるものがあるかもしれない。

さて、どうしよう。
いい加減決めないと、
材料の調達の問題もある。

必要最低限の材料は既に押さえてあるけれど
処暑さんに打診して、念の為追加のもち米を送って頂いて……
つぶあんこしあん両方を用意するのがやっぱり一番かな?
ううん、そうするとしてもなにか物足りない。]
(321) 2022/01/30(Sun) 23:49:36

【人】 灯守り 立春

[何か妙案はないだろうかと
亡き師匠の遺品の手記を紐解いていたとき、
その一文は偶然にも目に飛び込んできた。

──これだ。

そうと決めてからは、早かった。]
(322) 2022/01/30(Sun) 23:49:39

【人】 灯守り 立春

[普段は大人数分の煮物を作るときに使うような
大きな二つのお鍋を用意して、
片方につぶあん、片方にこしあん。
それよりひと回り小さなお鍋三つに、それぞれ
白あん、芋あん、桜あん。

甘い香り漂うお鍋たちの隣に
手のひらサイズの大量のパンケーキと
トッピング用の苺や栗と生クリームを添えて、
『お好きなあんを挟んでお楽しみください』スタイルの
どら焼きを用意してみたのだ。
これならあんこの種類も量も個々人の好みで選べるし、
小さな子たちは特に喜んでくれるだろうし、
たくさんの人に楽しんでもらえる気がする。

それとはまた別に、師匠直伝の和菓子トリオも
気持ちつぶあんを多めに用意して。
パーティーでの反省を踏まえて抹茶や緑茶も準備して、
さて立春域に暮らす皆々様や
お祭りに遊びに来てくださった皆様からの
評判はどうだっただろう。

遂に迎えたお祭り当日は
必至に考えたスピーチ文を読むところから始まり、
数々の祭事や催しを経て瞬く間に過ぎていった。]
(323) 2022/01/30(Sun) 23:49:43

【人】 灯守り 立春

[大寒さんから前日に受け取った鍵を挿し入れ、
ふたりの頼もしい蛍さんとともに
灯宮の中へと足を踏み入れる。

一年前に来た時と何も変わっていない。
厳かな空気の流れる薄暗い空間も、
揺らめきながら移ろうように色を変えてゆく灯りも。

ここは、魂の還るところ。
そして、魂の生まれ出ずるところ。

ひとつ、またひとつとカンテラへ還る灯りを見届けて
導の灯りから両手でそうっと灯りを掬い取る。
いつか見送ったあのひとは、もう
新たな生を受けて旅立ったろうか。
それともまだ、この手のひらの中に居るだろうか。]


  ────……

     行ってらっしゃい!


[どうか幸せな一生を送れますように。
良縁に恵まれて、困難にも打ち勝てますように。

小さな祈りを込めて灯りを解き放てば、
無数の煌めく
花びら
は風に流されて
冬至域の方へと旅立って行った。]
(324) 2022/01/30(Sun) 23:49:46

【人】 灯守り 立春




ひら

        
ひら


      
ひら

     
ひら





         
ひら


 
──ひらり。   


  
(325) 2022/01/30(Sun) 23:49:50

【人】 灯守り 立春

 

[ 雪が解ければ、
 
希望
の足音はすぐそこに。]**

 
(326) 2022/01/30(Sun) 23:49:56

【人】 灯守り 冬至

  
――小満と


  くふふ。
  とびきり美味しいお菓子といわれたなら
  フェイを頼らざるを得ませんでした

[ 調理場に立つ小満の傍らで
 のんびりと道具を用意していく>>178 ]
(327) 2022/01/30(Sun) 23:51:56

【人】 灯守り 冬至

[ 甘い香りに 一口と味見をねだりながら ]


  あなたの声を聴いていると
  ついと食べたくなっていけませんね
  口がもうすっかりポタージュの口です

  良きチーズとクリームを見繕って
  お邪魔する事にしましょう


[ おつるの持ち帰ったパンプキンパイは
 真澄やむぎとも共に食べる事にして
 今はまだ少し、おあずけの時>>179 ]
(328) 2022/01/30(Sun) 23:52:00

【人】 灯守り 冬至

[ 真澄やむぎは 今何を話しているだろう>>180
 傍ら 軽口の如くに笑ってみせる知己を
 カフェラテをちびりとしながら盗み見て ]


   どうするのです?


[ もう一口 ちびりと喉の奥へとかす ]


  フェイに何かあったら
  いらなくてもよしよししに行きますからね


[ だから好きなように どうすればいい
 足りぬ言葉を繕わぬ 信頼と怠惰を綯交ぜに ] *
(329) 2022/01/30(Sun) 23:52:04

【人】 灯守り 芒種

[ 帰り際、大袈裟に別れを惜しむ妹を抱きしめる。
  いつ突然そうなるか、わからない能力を継いだこの子に
  今生の別れでもあるまいに、なんて気安くは言えない。

  何度わたしが「また遊びに来る」を繰り返しても
 「帰らないで」ではなく「行かないで」と泣きついた
  小さな頃と何にも変わらない寂しげで
  不安いっぱいの双眸を覗き込んで、
  頬を撫でて、こみ上げる愛おしさのまま
  昔と変わらぬ所作で、前髪の上から
  そっと額に唇を押し当てた。

  眠るのを嫌がる幼い子供に、彼女の両親を真似て
  何度も繰り返した、寂しさを吹き消すおまじない。 ]


  しばらくは忙しいでしょうけれど
  手が空く季節になったら、またいつでも遊びに、……


[ 何度も繰り返した「また遊びに来る」の言葉は
  この子が先代立春に弟子入りして
 「また遊びに来て」に変化した。
  この子の帰る場所はもう、芒種域あの土地ではないから。
  理解している。今更言い澱む言葉でもない。

  なのに

  もう何度も繰り返してきた言葉が
  喉に痞えて出てこない。 ]
(330) 2022/01/30(Sun) 23:59:12

【人】 小満末候 麦秋至

友……ですか?

[わたしは驚いた顔で話を聞いていた。>>316>>317
空位でもある『麦秋至』の号についての知らなかった話、
いずれ去る時が来ても幸福を願っているというその言葉。

ならばわたしはそれに相応しくあれたのか。
思わずそんなことを確認したくなってきたわたしだったけれど、
小満さまの言葉に従って、何かを取ってくるまでの間ちょこんと待っていた。>>318

  ――あるいはこれからはじめて聞く音色が、
  言葉よりも雄弁に答えになっていたかもしれず**]
(331) 2022/01/30(Sun) 23:59:17

【人】 灯守り 芒種

[ やられた。頭を抱えたくなる衝動と
  不自然に途切れた言葉に心配性の妹を
  心配させてしまうのとを
  掛けた天秤は一瞬で後者に傾いた。
 
  犯人はどうせこの場にはいないのだから
  お仕置きをするのもどうせ帰ってからだ。
  なら今すべきことは、
  この場をどうにか取り繕う事だけ。 ]
(332) 2022/01/30(Sun) 23:59:36

【人】 灯守り 芒種

[ 飼い猫はちょっとした能力を持っていた。
  どんな能力なのか問いただしたことはないので
  正確な能力も、いますぐ解除する術もわからない。
  関心を向けなかったツケだ。

  今かろうじてわかっていることは、猫の能力が
 『ほんの一言の指定した言葉をしばらくの間封じる』
  だとか、そんな感じの能力であるということだけ。

  そういえば出がけになにかぐずっていた
 「その気もないくせに無闇矢鱈にひとを誘うな」と
  社交辞令で紡ぎかねない「遊びに来て」を封じたようだ。
  社交辞令で紡ぐのなら「遊びに
いらして
」を使うけれど
  そのへんの些細な違いは理解していないのかもしれない。

 「遊びに
いらして
」なら言えるのか?
  茉莉にいうの?そんな他人行儀に?
 「て」がだめなら「る」で
  何かしら言い換えれば……?

  どうすべきか悩んでいる間にも沈黙は過ぎて、
  なんだかなにもかも面倒になってきた。

  いいか、もう、言ってしまっても。
  べつになにも間違ってはいないのだから。 ]
(333) 2022/01/30(Sun) 23:59:51
 




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雨水
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大雪
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シャーレン
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小暑
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小満
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みまもり

春分
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コーネリア
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お仕事こねこね

月輪
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夏至
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立秋
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立春
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冬至
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雪のとける頃に

雀始巣
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芒種
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立夏
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д゚)いるー

白露
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すりーぷ

麦秋至
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