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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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――冬至と――

そうそう。
柔肌に映える真っ赤な紐でねぇ。

ずいぶんと大人になったものでしょう、私も。

[言葉遊びのように拾われる会話のフレーズを、否定も訂正もしないから酷いことになる。
 が、そんな会話を楽しんでいるのも事実。
 まったくきのこのソテーの話がどうしてこうなるのだか。]

年単位で先のことをすぐだなんて言うの、歳がバレますよ。
なんて。私は冬至に会えない時間は、いつでも一日千秋の思いですけど。

[冬至は過ぎたばかりだし、来年の冬至が会合に当たるとは限らない。
 お互い歳は取りたくないものだね。]

いつでも来てよ。
私や麦がいる保証はできないけど、来るとわかってれば時間は作るし。

[慈雨のほうなら自由に出入りしてくれて構わないし、小満領の扉は、流石に只人は然程入れずとも、灯守りや蛍には、割合気軽に開かれているほうだ。
 食事に来たいというなら、拒んだことはほぼないだろう。
 小満手ずから振る舞うかは、その時々だけれども*]

灯守り 小満は、メモを貼った。
(a1) 2022/01/19(Wed) 0:13:53

【人】 灯守り 小満

[結局立秋には会えたかどうか。真面目に探しちゃいないから、おそらく集合の呼び声がかかるほうが先だろうね。
 もうすぐ立春。会合で話すことは普段より多そうだ。]

蚕ー。
時間だってさ。

[このときばかりは、蚕を呼びつけ。
 ずっと側付きだった紅はしばしの暇。
 麦のことでも構っておいておくれと持っていたワイングラスを預けた。]
(19) 2022/01/19(Wed) 1:05:21

【人】 灯守り 小満

やあ芒種。
ご機嫌麗しゅう。

[会議は円卓、順は暦の並び。
 隣にあたる彼女の気質を知ってなお、にこりと笑いかける。]

子猫ちゃんは元気かい。

[そんな世間話なども挟みつつ。]
(20) 2022/01/19(Wed) 1:06:35

【人】 灯守り 小満

[さて、小満号の灯守りは、天乃評するところの
 
目の前で興味が薄そうな様子を見せる
灯守りだが、さすれど会議は円滑に進む。
 隣に座した蛍が実に的確に小満域のことを把握し、昨今灯りの行き来が例年より多かったことや、立春祭への協力に関する話題など、積極的に発言しているからだ。

 蛍が実権を握っている? いやいや人聞きの悪い。
 これは分業制というんだよ、とは小満本人の談。
 その本人は、時々ふわりと欠伸を噛み殺していたりするのだけども。]
(21) 2022/01/19(Wed) 1:07:49

【人】 灯守り 小満

[そして、会合が終わり円卓を後にする頃には、まだ少年めいた高い声が、きゃんきゃんと響く。
 ここ数年の恒例だ。]

『だから! 僕が発言を代行するのは構わないのですけど!
 せめて会合に参加する姿勢くらいは見せていただけませんと!
 時間が序列になるお仕事でないのは承知しておりますが!
 小満様は中でも長くお勤めになってらっしゃるのですから!
 他の灯守りさま方の規範となる佇まいでいらっしゃらないと!』


『蚕、蚕』


[
無駄無駄
、と紅が寄ってきて蚕を押し止める。
 紅とて無駄と断じたくないのだが、百年超の在位期間で、同じようなことを繰り返してなおこれなのだ。
 まるで届かぬ言葉を並べられても、右から左に流すだけ。
 今代の蚕起桑食が心折れるまでは、続く光景になるだろう。]
(22) 2022/01/19(Wed) 1:09:09

【人】 灯守り 小満

ほらー。
だってよ? 私も日々成長しているんだ。

『寝てたからですよねぇ〜〜〜!?』


あ、こら、言うんじゃないよ。バレるじゃないか。

[せっかく欠伸の回数が減った>>27と褒められたのに。
 頬杖ついて頭を支え、前見てるようでうとうとしていたからだと暴露される。人は寝ているときに欠伸はしない。
 ま、バレるも何も向かい側>>28からは丸見えだったろう。]

どうどう。
もう終わったんだから落ち着きなさい。
みんなのんびりしてるじゃないの。

[近場にいたメイドを呼び止めて、蜂蜜を溶かした紅茶を蚕へと頼む。
 ちゃんと喉を労りなさいよ、大声出したのだから。
 うんうん、できる主人だ。]
(33) 2022/01/19(Wed) 9:32:17

【人】 灯守り 小満

[落ち着きといえば、会合がはじまる前に『落ち着きだけなら私も負けないよ』などと宣いグラスを合わせた>>10けれど、さて彼はどうしていたろう。
 なかなか円卓でふたつ隣を見るというのも見づらくてね。

 住民の信頼の面でも負けるつもりはないけど、うんうん、下の世代が優秀なのは私も嬉しいとも。]
(34) 2022/01/19(Wed) 9:42:42

【人】 灯守り 小満

あっちもあっちで大変そうだなぁ。

[遠巻きに似たような争いをしている夏至>>35を眺める。
 まあ、立場は逆っぽいのだが。

 灯守りが船漕いでて平気なんだ、蛍が少しくらいなんだって言うんだろうね。]

ぁふ……

[会合中は少なかった欠伸ひとつ。
 何食べよっかなー、などと見渡しつつ、会場内をふらふらしている*]
(36) 2022/01/19(Wed) 11:47:16
[
   こ

    ぽ

   り

    。

ここは、海の中?
]

[あの時きっと、わたしはまた”捨てられる”ことが怖かったのだろうと思う
可愛く、綺麗に、欲しいと思わせる様な顔をしなければ
お人形わたしに価値はないのだから

だから、ほんの一瞬動揺を滲ませたことも
浮かべた笑顔が歪だったことも

わたしは、知らなかった]

【人】 灯守り 小満

どうしようかなー。
いちじく、プラム、杏……甘みがほしいなんて話したから、フルーツにしたいな……

[ひとりごと。
 無論立秋ほかにまだコンタクトを取っていないので半ば皮算用ではあるが、断られやしないだろうと高くくって、小満域じぶんとこからの持ち寄り食材のことばかり考えている。

 その立秋だが、さっき呼びかけたので後々勝手に来るかなぁ、くらいの気持ちでいる>>46。風に音を乗せたら、いずれ拾ってやってくるだろう、たぶん。
 円卓の中では当然見かけたが、何やら真剣だったし、こちらは飽きて眠かったので、タイミングを逃したってのもある*]
(54) 2022/01/19(Wed) 14:46:29
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a12) 2022/01/19(Wed) 14:48:30

【人】 灯守り 小満

ああ立秋。
呼んだ呼んだ。

[>>65声がする。来る。
 なら、受け止める準備をしよう。
 手元のグラスを近場に置き、被害を最小限に。
 くるり振り向いて、小柄な身体を受け入れる。]

小雪がさ、今年のワインは上出来だって、あっちの職人さんからもらったらしくて。
アテは何がいいかって聞かれたから色々言ったら、作ってちょうだいなんて頼まれちゃってさ。
せっかくだから材料持ち寄り私調理で宴会しようかって話なの。

[パーティー会場で別の宴会の話とは聞く人が聞けば呆れそうだが、"聞く人"の第一人者と思われる小雪発端の話なので、ストッパーなどいない。]
(66) 2022/01/19(Wed) 16:53:07

【人】 灯守り 小満

で、小雪と冬至と私とっているから、もうちょっと秋口がほしいねえと思って、君に白羽の矢が立ったわけだ。
どう?

[悪い話じゃないだろう、とにこり。]
(67) 2022/01/19(Wed) 16:54:01

【人】 灯守り 小満

よーしよしよし。

[>>68小さい立秋の体を受け止めて、ついでにわしゃっと頭を撫でる。
 よーしいい子だいい子だ。爺さんだけど。]

ジュースはもらってないけど、小雪が『うちの職人は腕がいい』なんて自慢してたからね。
きっといいだろうさ。小雪域にだって子供はいるし、その子達が飲むものだってあるはずだもの。

[個人的には大人になるのを勧めるが。
 だって大人の特権じゃないか、酒は。
 せっかく長く生きているなら、おいしくいただかないとねえ。]
(70) 2022/01/19(Wed) 18:10:04

【人】 灯守り 小満

じゃ、小雪には言っておくし、また改めて連絡するね。
あと、啓蟄のところの蛍も呼ぶ予定なんだ。

私の店に通ってくれててね、馴染みだし。
啓蟄あたりだとまた小満とは雰囲気も違うしさ。

[乗り気の立秋にこちらも気分がいい。
 立秋からは何が来るだろう。わくわく*]
(71) 2022/01/19(Wed) 18:21:28
 ― ぼくのおはなし ―

[ぼくは雨水の領域に生まれたごく一般的な家庭の子だった。勉強は出来る方だったけれど神童という程でもなく。ちょっと大人しいけれどそれも普通の範疇。


 ただ一つ、融解という能力以外は──── 



 ぼくはそれがなんだか幼いころはわからなかった。
 ただ、雪が寒いなって思った時ちょっとだけ溶かしたり。こっそりと。子どもの出来る範囲なんてたかがしれていたからその当時は発覚せず。

 ぼくの血縁上のお父さんはぼくが産まれる前に病気で亡くなったと聞いている。正直生まれる前の話だからぴんとこない。お父さんがいなくても、お母さんはおばあちゃんやおじいちゃんと一緒にぼくを一生懸命育ててくれた。

 ぼくもそんなお母さんを助けようと幼くてもお手伝いとか頑張っていた。]

 

 
[その能力は、不運と共にお母さんに発覚した。

 その建物が工事中で。運悪く木材の一部が落ちてしまったんだ。

 お母さんはぼくを守ろうととっさに抱きしめた。
 ぼくはお母さんを守ろうと─────

              その力を、
使った。

 

 
 
[ ぼくの世界が変わったのはその時からだ。 ]


 

 
[溶けた木材。それだけじゃなく、親子二人の周りも地面すらも溶けていた。怪我一つなかった親子。流石に騒ぎになりかけた。
 でもその親子が何処の誰か、等々は公には発覚しなかった。お母さんが、ぼくを抱きしめて即逃げたから。


 お母さんはぼくに帰るなりつめよった。
 何かした?
 と

 今にして思えば、知らないと言えばよかったのかな

 ぼくは素直に話した。融解の能力を。
 不思議な子は認知はされているけれど、人と違う。それにお母さんはひきつった顔をした。

 お母さんはぼくを守る。それだけを支えに必死になっていて限界だったみたいだ。
 その子が普通と違う。あんな、強く、下手をしたら人を巻き込んだ力がある。それを受け止める余裕なんてなかった。

 ぼくの能力は下手をしたら、誰かを傷つける可能性がある。お母さんはそんな事が起きたら耐えられない。そう思った。

 子どものぼくは、お母さんが怖がっているのが怖かった。今まで愛してくれていたのに、能力一つで恐ろしい物を、異物を見る目になったのが受け止められなかった。]

 

 
[ぼくがいくら感情に乏しい方でも、お母さんの拒絶は耐えれなかった。だから、
引きこもるようなった。


 お母さんは、ぼくを見なくなった。抱きしめなくなった。ぼくは、どうしていいかわらかないまま、おとなしく日々を過ごした。
 おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなってからはそれに拍車をかけた。

 本来人と触れ合ったり、心を育てる時間をぼくは独りで、ずっと過ごした──── ]**

 

【人】 灯守り 小満

『いいんですよわかってましたよああいう人ですから……』


[>>79肩を叩かれ、はぁと重々しい溜め息で返事する。
 ただ、それでも改めなくてよい行動ではないし諦めてよいとまだ今代の蚕起桑食は思っていないのだった。
 それが疲労しか齎さないとしても、まだ。
 蜂蜜紅茶が染み渡るのが空しい。

 一方ちゃっかり座席を確保していたりする紅花栄。
お疲れ、などと改めて蚕を労う。
 大所帯および気疲れの激しい蚕の保護に、ゆったりした場所が必要なのだ。]

『適当に持ってきてもらったら頂くけど、君もそんなに仕事とか思わなくていいんだよ、特にここからはね』


[>>80もう初めての会合じゃないから、言われなくともわかっているだろうけど。
 まだまだ若い蛍ふたりには、つい目をかけてしまう*]
(93) 2022/01/19(Wed) 20:38:59

【人】 灯守り 小満

――立秋と――

[>>85同世代なのはわかっているとも。
 これは戯れというやつだし、こういうやり取りすることも込みで子供の姿してるんだと思っている。]

雪の中のホットワインとは、乙な話をするじゃないか。
熱を入れるとアルコールも少し飛ぶからね。飲みやすいだろ。
なら雪が充分なうちに開催しないとなー。

[とは言うものの、割合すぐやることになるだろうと思っている。
 何故かって? 料理する人間のやる気が続かないからさ。]
(98) 2022/01/19(Wed) 20:58:19

【人】 灯守り 小満

呼ぶのは、菜虫化蝶だよ。
と言っても、まだ声かけてないけど。

[>>86どの蛍かと聞かれれば、隠すこともない。
 ぐるり会場見渡して、さて近くにいただろうかな。]

店は、そうだね。今日も賑わってたよ。
うちの麦が敏腕で助かってる。

[蛍を給仕に使っているのを聞いて、立秋に仕える橙色はどう思うか知らないが*]
(99) 2022/01/19(Wed) 21:02:50
ーー先代の記録ーー


「いや、どうしろと。」


[僕が小雪となった年、1人の赤ん坊が生まれた。
銀髪の子だったから、次期小雪とするため育てろと。
それが代々続けてきたこと。それも小雪の責務だと。
まずは顔合わせという形で今日、篠花家へと来たわけだ
それはいい。そこまではいい。

だが何故今、己は赤子と二人切りにさせられてるのか。]
 



「せめて乳母か誰か置いてってよ。
 どうすんの、このちっこい小雪。
 流石に赤ん坊の世話の仕方なんか知らないよ?」


[適当にやっててもできてしまう己だが、今回ばかりは難しい。
勉強だ何だで潰れた子供時代。年下どころか同年代とすら遊んだことがないのだ。

さっき“母親”から抱っこしてあげてほしいと言われて抱いてみたが。
結果は言わずともわかるだろう。
泣かれた。

それはもう、盛大に泣かれた。

抱き方が悪いとか指導が入ったが、よくわからん。
おまけにふにゃふにゃしていて、力加減間違えたら潰してしまいそうだ。
何だこのわけわからん弱い生き物は。]
 



「いいよねぇ、君は寝てれば良いんだから。
 こっちの気も知らず、気持ちよさそうに寝ちゃってさぁ……。」


[揺り籠の上で、こちらの気も知らずに眠る赤子の手をつんつん。
ちょっとした八つ当たりだったのに。
きゅ…、と握られた。]


「…………。
 ……僕がここにいるの、わかるの。」


[そんなこと聞いても、答えなんか帰ってくるわけないんだけど。
まあそれでも、容易に振り解けるほど小さな力は、
なかなか振り払うことができなくて。
必死に僕個人を求める人なんていなかったから斬新で。]
 



「……まあ、いっか。」


[可愛いとか思ってはいないけど。
このつまらない世界を変える力があるとは思えないけど。]


「期待してるよ、眞澄。」


[未来に期待するぐらいならいいかと思った。]
 

 
[尚、この後突きすぎてまた泣かれた訳だが。
先の指導を思い出して抱っこしてみるも泣き止む気配は一向になく。
結局乳母がやってきて、あやすのを眺めるだけとなっていた。]


「ねえええ! 赤ん坊ってどうすればいいの!?
 ホントわからないんだけど!?」



[後日、当時の灯守りたちに誰彼構わず尋ねる、
大声で泣き言を言う小雪の、世にも珍しい姿を見られたかもしれない。*]
 

 




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