21:51:19

人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


アウローラ▼ フレディ

【独】 転生者 アウローラ

/*
お疲れ様でした!
途中体調不良で動けなくなって大変申し訳なく……!

あまりログ終えてないのですが村建さんペアが可愛かったのと、
どんな人外の組み合わせもとても美味しいと思います!
(どのペアも生まれてきてくれてありがとうの意)
(-18) yuno 2022/05/28(Sat) 11:59:41

【独】 転生者 アウローラ

/*
ガラシアさんのロルはいつ見てもかっけぇ(かっけぇ)ってなってました(語彙を喪失した顔)
ああいう格好良いロルができないのでほんと見習いたい。

そしてぎりぎりで飛び込んだのに参加させてくださった村建て様にはあらためて感謝を。
(-19) yuno 2022/05/28(Sat) 12:04:16

【雲】 転生者 アウローラ



 …!
 アルカード……!!


[ 此方を包み込む、ひやりとした馴染みある冷気。
よかった、と安堵するより早く ]

 
『ああ、よかった』
『これでちゃんと予定通り』


[ 先程まで話していた、聞き覚えのある声。

 その声が響くのと同時に、
 それまで澄み渡るように晴れていた空から六本、
 巨大な氷柱が此方めがけて急降下してくる。 ]


 ……っ


[ 咄嗟に身を竦ませたわたしを庇うように
 彼の腕がわたしを引き寄せた。 ]
(D0) yuno 2022/05/30(Mon) 13:15:05

【雲】 転生者 アウローラ

[…それは少し、心外だわ。
もし、彼の心がわかったならば>>D3
わたくしはそう口にしたでしょう。

…美しい物語?>>0:147
ありがとう、そう言って貰えるならばとても嬉しいわ。
もしも彼女の言葉を聞けたなら、そういって微笑んでみせたでしょう。

でもね、アウローラさん。
貴女は少し勘違いしているわ。

この世界で紡がれるあらゆる物語は
貴女が思うほど美しいことばかりではないの。

この世界は、何の犠牲イケニエも無しに
わたくしたちに幸福の果実を与えはしない。

わたくしは、覚えている。
この世界の成り立ちそのものが、
たったひとつの『命』を犠牲にして成り立っていることを。]
(D5) yuno 2022/05/30(Mon) 13:24:00

【雲】 転生者 アウローラ



――…そう、アルカードと名乗っているのね、貴方。


[記憶を辿っても、その名前に聞き覚えはない。
だが、彼の『設定』のなかに、そういう名前があったとしても不思議ではない。
何れにせよ言えるのは]


 その名前は彼女につけてもらったの?
 それともご自分で名乗っていらっしゃるの?
 貴方の、他のたくさんの呼び名と同じように。>>0:184
(D6) yuno 2022/05/30(Mon) 13:25:48

【雲】 転生者 アウローラ



 ……哀れね。

 もう、自分の名前も、本当の姿も思い出せないのでしょう?


[柔く微笑みながら挑発半分に言葉を投げる。

その名も、姿も声も、話し方もその意志や思考でさえ。
誰かに望まれた、
或いはかつて望まれたものを継ぎ接ぎした
召喚者にとって都合の良いものに過ぎない。

それが彼の、この怪物ラスボス『設定』真実。]
(D7) yuno 2022/05/30(Mon) 13:27:14

【雲】 転生者 アウローラ



『本当はわたくし、貴方たちともお友達になりたいのですよ?
 これは、本当にそう』
『これから先の展開を考えればなおさら、そう思いますわ』


[わたくしにとっては偽りのない本心からの言葉。
わたくしが皆と共に生きていけるようにするには、
もっと多くの力やものが必要になる。

もし、彼や彼女を味方に引き入れられたなら
とてもその能力はとても心強いものになるはずですけれど。
……流石にそれは、リスクが高くつきそうね。]*
(D8) yuno 2022/05/30(Mon) 13:29:29

【独】 転生者 アウローラ

/*
顔を出せていなくて申し訳ありません……!(深々)
そしてできたところまで投稿をば。


>>-20ながれんさん
わぁい!こちらこそ突然の連絡と参加表明快諾いただき嬉しかったです!
甲矢くんと流歌ちゃんの遣り取りとか、心の通わせ方とか
お互いへの想いとかが微笑ましくて、お見かけするたびテンションが上がりました。
癒しをありがとうございます(ました)!(深々)

それと、あさきさんはもうすぐお誕生日とのことでおめでとうございます!
これからの一年(+フライング期間)が素敵なものになりますように。。
(-220) yuno 2022/05/30(Mon) 13:42:18

【独】 転生者 アウローラ

/*
>>-176インタリオさん
お疲れ様です!そしてはじめまして!

そしてわぁい!(お仲間にめぐりあった顔)
わたしも2IDのお仲間がいらっしゃるとのことで
ガラシアさんの存在に勇気を頂いていました。
そして体調不良仲間でもあるとのこと……お大事になさってくださいね(えあもふもふ)

ソロ参加は以前したことがあったのですが、当時全くと言っていい程何もできなかったので
今回リベンジしたいなーという気持ちがありました。
一先ず「なろう的な小説の第一稿を書き上げるぞ!」という気持ちで挑みましたが
自分の文章と構成の稚拙さに泣かされてましたね…w

インタリオさんたちの文章が読むたびとても綺麗で
表で見かけるたび「ああああ(語彙力を喪失した顔)」になってました。
こう、色気のある文章&今回のガラシアさんみたいなお話が致命的に書けないので、すごく羨ましいなぁって。

そして>>3:-123を見てS●Pご存じなのですね…(ちょっとどきどき)
(-221) yuno 2022/05/30(Mon) 13:44:38

【雲】 転生者 アウローラ



(ジリ貧とはこのことですね、アルカード)


[ 祈りを捧げるように両手を重ねて。
 わたくしにとって大切な彼らを支援しつつ、
 闇の精霊へと思念を通じて語りかける。 ]


(どうしても、彼女を手離すつもりはありませんか)
(ずいぶんと、彼女にはご執心のようですが)
(D16) yuno 2022/05/30(Mon) 23:12:57

【雲】 転生者 アウローラ



(願い、ですか)
(此れは随分異なことをおっしゃるのですね)


[ふふ、と知らず微笑が浮かんでしまう。

「願いを叶える」ために存在する舞台装置システム
随分、人間じみたことを考えるものだと。]


(それも、彼女の影響ですか?)


[どうやらわたくしの知らないあいだに
既に、シナリオは大きく書き換わっていたのかもしれない。

…いいえ、それは今更ね。
既に彼に自我が発生していること自体が、
ゲームのシナリオから逸脱しているのだから。

――でも、ええ、そうね。
悪役令嬢わたくしではない、
『光の魔力』を持つ本物の"主人公"なら、できるかもしれないわ。

尤も、その不確定さに、頼るつもりはないけど。
彼女には、光の魔力の本質を知らないままでいてもらったほうがいい。
そのために、幾度となく無力感を味合わせてきたのだから。
]
(D19) yuno 2022/05/30(Mon) 23:17:44

【雲】 転生者 アウローラ



―――…今度こそ終わりにしましょう。


[ 仲間たちに声をかける。
 最初の頃こそ互角に持ちこめていた戦いも、
 少しずつ変化し、今ではほぼ此方が有利になってきている。

 ここぞと畳みかけるために、仲間たちに目配せをする。
 彼等がひとつ頷くのを確認すると、
 闇を封じるため、光の女神への祝歌を紡ぐ。 ]
(D20) yuno 2022/05/30(Mon) 23:18:13

【雲】 転生者 アウローラ

[ 空に、光に満ちていく。
 そうしてその光が霧散した後、空に浮かぶのは
 さながら天に開けられた真円の穴。
 闇たる彼を封じるため、女神の理の外――世界の果てへと
 続く"門"が開かれていく。

 門の向こう側にある其処は、世界の外側。
 闇に満ちた虚無の海。
 闇の精霊たる彼が、本来棲まう場所。 ]


 ―――…闇の精霊よ、在るべき処へ還れ!!


[わたくしの声と共に、皆が手にした武器を一斉に掲げた。
そうして轟音と共に大気が震え、周囲に満ちた闇が霧散し、
空の穴に吸い込まれるように消えていく。]*
(D21) yuno 2022/05/30(Mon) 23:18:31

【雲】 転生者 アウローラ




 ―――…アルカード!!


[ 彼の掌がわたしの額に触れて>>D23
 ひやりと痺れるような、身体の熱が奪われるような
 そんな感覚に襲われる。

 けど、それ以上に。
 彼の身体が灰になって、空に開かれた穴のような門へと
 それが吸い込まれていく光景に、背筋が凍りつく想いがした ]
(D27) yuno 2022/05/30(Mon) 23:29:27

【雲】 転生者 アウローラ



 いや!!
 いやだ、いやですアルカード……!!
 ああ……!!


[ 消えていく。
 彼の、何もかもが。

 さっきまで笑っていたはずの顔は何処にもいない。
 さっきまでわたしに触れていた左手は、あの冷たい手は
 いったい、何処に行ってしまったの? ]


 ……っ。
 

[ 空の門へ、舞い上がっていく彼の灰へ
 必死に縋ろうと手を伸ばす。
 けど、その手は届かない。
 震える脚は、わたしに立っていることすら
 許しては、くれなくて。
 そのまま、地面に膝をつく。 ]
(D28) yuno 2022/05/30(Mon) 23:30:36

【雲】 転生者 アウローラ


 どう、して……?


[ゲーム本編と違って彼は何もしていない。
悪い事なんて何もしていない。

ただ、わたしの傍にいてくれただけ。
ひとりぼっちが寂しくて、
涙を零さずにいられなかった
ちっぽけなわたしの願いを、叶えてくれただけ、なのに。 ]
(D29) yuno 2022/05/30(Mon) 23:31:19

【雲】 転生者 アウローラ



『アウローラさん』

 ……!


[聞こえてきた声と、
遠巻きに自分を見つめてくる視線に振り向く。]


『さ、帰りましょう』
『みんな、貴女の帰りを待っています』

『貴女は、ひとりじゃないわ』


 ……。


[確かに、そうかもしれない。

皆に愛され、大切にされるマティルダ。
彼女と一緒にいれば、彼女が仲介になってくれれば。

わたしは、今までみたいに
一人ぼっちではなくなるのかもしれない。
……愛してくれる人も、見つけられるかもしれない。
消える直前、彼がわたしにそう言ったように>>D25]
(D30) yuno 2022/05/30(Mon) 23:32:55

【雲】 転生者 アウローラ

[ だけど。 ]


 ……アルカードは、どうなるの?


[ 小さな頃、御伽噺に書いてあった話。

 この世界でたったひとり、
 他のどの精霊とも異なる生まれ方をした
 ひとりぼっちの、強くて、優しくて、
 少しだけ狡いところのある、不器用な精霊。

 あのひとだけを、物語の犠牲イケニエにして。
 それで皆、ハッピーエンドだと笑いあう。
 
……そんなものに、わたしはなりたいの?
]
(D31) yuno 2022/05/30(Mon) 23:34:40

【雲】 転生者 アウローラ

 
 
 ……。


[ 嫌だ、と思った。

 今まで誰からも見向きもされなかったのに、
 急に輪の中に入って、仲間だとか、友達だとか言われて。

 それまで一緒にいてくれたひとの犠牲に目を瞑って
 ハッピーエンドだと、笑いあうなんて。

 そんなことになるくらいなら、いっそ。 ]
(D32) yuno 2022/05/30(Mon) 23:35:30

【雲】 転生者 アウローラ



 ―――…。


[ 立ち上がって、空を見上げた。
 その先にあるのは、未だ開かれたままの門。>>D21 ]


『アウローラさん?』
『行きましょう。もう、悪い夢は終わったの』


 ―――終わってなんかいない!!


[ マティルダの言葉を遮って、吠えるように叫ぶ。
 目の奥が熱い。雫が頬を伝うたび、
 そこから灼けるように熱いものがほたり、ほたりと
 地面を濡らしていく。 ]
(D33) yuno 2022/05/30(Mon) 23:38:55

【雲】 転生者 アウローラ



 …終わってなんか、いないんです……。


 わたしには。
 わたしの、物語には……あのひとが、必要なの。


[ だから。 ]
(D34) yuno 2022/05/30(Mon) 23:39:45

【雲】 転生者 アウローラ



 ……聞こえていますか、アルカード。


[ わたしの声が聞こえるならば。
 わたしの願いが、叶うならば。

 ―――わたしは、わたしの物語を選択する。 ]
(D35) yuno 2022/05/30(Mon) 23:41:57

【雲】 転生者 アウローラ



 ―――…わたしを貴方アルカードの許へ!!


[ ふわりと、身体が浮く感覚は。
 いつか、彼と街へ行くときに経験した
 空中散歩のそれに似ていて。

 あのときと、違うのは。
 飛びあがった後、そのまま上下が反転するように
 ―――空に浮かぶ、あの門へ。

 真っ直ぐに、落ちていく―――。 ]**
(D36) yuno 2022/05/30(Mon) 23:43:53

【雲】 転生者 アウローラ

―― 学園内 ――


(これは……参った。完全に想定外ね)


[彼女が上空の門――その外の空間へ
飛び出していったのと同時に、門が閉ざされた。

―――後に残されたのは、
いっそ清々しいくらいの、青い、青い空。

…どうしようかと、内心、頭を抱える。
此方と彼方の虚無の海を繋ぐ門は既に閉ざされている。
彼女…アウローラを、あの虚無の海から救い出すことは事実上不可能と言ってもいい。]
(D37) yuno 2022/06/01(Wed) 7:04:13

【雲】 転生者 アウローラ


 アウローラさん…。


[今度ばかりは、演技ではなく本気で祈らずにはいられなかった。

彼女はきっと知らない。
虚無の海と呼ばれるあの場所が、どれほど悍ましい世界かを。

『夜明け告げるは星の唄』は発売当時としては珍しい、
王道ともいえるストーリーのゲーム作品だ。>>0:151
いや、正確には『だった』というのが正しい。

『夜明け告げるは星の唄』の発売から五年後、
新たに発売された続編――俗に『第二部』と呼ばれる作品には、前作では明かされなかった物語ストーリー上の様々な情報が明かされた。

続編が発売された当初は、それまでと違う雰囲気に賛否両論あったけれど。
徐々にゲーム本編をプレイする人たちが増えるうちに、次第に否定的な意見は聞かれなくなっていった。

――…そして、その明かされた情報の中には、
前作のラスボスである『闇の精霊』についても含まれていた]*
(D38) yuno 2022/06/01(Wed) 7:05:22

【雲】 転生者 アウローラ

[―――…嘗て、一人の子どもがいました。
その子どもには、お父さんもお母さんもいません。
家族と呼べる者は、誰も居ませんでした。

そして、その子供はとても小さく身体が弱くて
周りの助けがあってはじめて生かされるような
そんな存在でした。

本来なら、その子どもは何も知らないまま、
流れ星が尽きるように、或いは根無し草のように。
その短い命を終えていたでしょう。

そうならなかったのは、その子どもが
生まれながらに特別な力を持っていたから。
夜空を駆ける流れ星のように、他の人間の願いを叶える。
そんな力を持っていたから。


そうして、子どもは大人たちに
その力を利用されることになったのです。]
(D44) yuno 2022/06/01(Wed) 7:13:03

【雲】 転生者 アウローラ

[子どもが突き落とされたのは、
どこからも光の差し込むことのない、
どこまでもどこまでも続く、真っ暗な空間。
月も星も、それどころか物と呼べるものが何一つ存在しない、真空の世界。

そこに存在するものは生き物もそうでないものも、
皆、その実体を溶かされて無へと近づいていく
そういう空間でした。

そうして、そこに落ちた子どもは
虚無に、その身体を、記憶を、魂を溶かされて。

やがて、その空間には
子どもが持っていた「力」だけが遺されました。]
(D45) yuno 2022/06/01(Wed) 7:14:36

【雲】 転生者 アウローラ

[子どもを真っ暗な空間……虚無の海へ
突き落とした女は子どもの消失を確認するのと同時に
その暗闇に叫びました。
『光あれ』と。>>2:85

その声が響いた瞬間、真っ暗だったその空間は
瞬く間に眩い光に満たされました。

女は、子どもの身体と力が溶けたこの空間に
さまざまな願い事を口にしました。
そのたび、かつて真っ暗で何もなかったこの空間は、
新たな命が生まれ、新たなエレメントが生まれ。
やがて、それは一つの世界のカタチを成していきました。

―――…それが、この世界の成り立ちでした。]*
(D46) yuno 2022/06/01(Wed) 7:15:43

【雲】 転生者 アウローラ

―― ――

 ……ここ、は。

[ 彼を追いかけて空へと落ちた、
 その先にあったのは何もない真っ暗な場所。

 上下左右の感覚もない。
 眼を閉じても開けても、見える景色は何も変わらない。]


(……ああ)


[此処が、彼の居た世界なんだ。]
(D53) yuno 2022/06/01(Wed) 7:27:58