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人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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視点:


【独】     インタリオ

/*
計ったかのように村に合わせて体調が悪悪の悪だからちゃんと終わらせられるかどうか

あ、二席いただいています。
村建て様の村には三度目ましてです。宜しくお願いします
(-9) ガラシア 2022/05/19(Thu) 17:33:57

【独】     インタリオ

/*
展開がはえぇテンミンをリスペクトして俺も早く進めたい
(再演なのかもしれないけど。)

甲矢君は堕天使?インキュバス?黒い翼あるタイプの悪魔?
何にしてもこんな子も人間界に紛れ込んでいたんだ〜と悪魔が興味を示しそう
ただし、オレらと彼彼女の時代はそこそこ離れているのだ。
(-32) ガラシア 2022/05/20(Fri) 0:33:47

【人】     インタリオ


[ 魔術師の正体を教会は民に隠したいのだから、
 主宰を取り巻く噂はこの国には関係無いことなのだから
 真の罪は明らかにされない。公開処刑など、有り得ない。>>0:126

 それは、無事に済むということではなく。
 人の理の裁きすら受けずに神の名の元葬られる結末を意味する。 ]

何故逃げなかった?


[ 分かっていないわけではない筈だ、と。
  与えた力と知識はその程度のものだったのか、と。

  暗に責める意味を含み、
  道化じみた調子を退けた声が敗北者に向いた。
  無数の“羽音”の中でも、意識を奪われかけていても届く。

  穏やかな眠りなど、悪魔は与えない。 ]
(40) ガラシア 2022/05/20(Fri) 2:36:42

【人】     インタリオ



[ 彼の姿が此世から消失した瞬間、車両は壁に激突し停止した。

 狂った軌道を描いた後に存在しているのは
 複数の怪我人とその同行者の呻きと叫び
 車両を避けようとして他の車と衝突し発生した事故。

 それに、――横たわる親子の遺体。 ]
(41) ガラシア 2022/05/20(Fri) 2:37:02

【人】     インタリオ



[ 紙面にはこう掲載されることとなる。>>0:124

  確保されたが、護送車が暴走し建築物の壁に激突
  その際にクロウリーは逃走。
  警察は行方を追っているが手掛かりは見つかっていない。
  同乗していた警察官は全員死亡した為、
  多くの罪なき市民を巻き込んだ事件の理由は未だ不明。
 
  奇怪な死に様と死者の本当の素性については秘匿され、
  その為国は苦境に晒される最中国民から非難を受けることになる。

  ――そして、それから数週間後
  今や遠い地の出来事である黒い病が害虫を媒介にこの街に再来し、
  人々は民も上流もカルト団体どころでは無くなっていった。 ]**
(42) ガラシア 2022/05/20(Fri) 2:37:28
    インタリオは、メモを貼った。
(a3) ガラシア 2022/05/20(Fri) 2:42:26

【人】     インタリオ




「どうして逃げない?」



     
「お前はこのままだと死んでしまうよ?」
(118) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:14:02

【人】     インタリオ


[ メメント・モリを語るにはどうにも幼すぎる
  アレイズではなく魔術師でもなかった頃の、
  ちっぽけな農村の子供>>0:121へ向けて。

  かつてその地に体現した悪魔は似た言葉を呼び掛けていた。

  これこそが永い時間契約関係を続けることになるパートナーとの
  下僕とのファーストコンタクトである。 ]*
(119) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:14:18

【鳴】     インタリオ


[ 埃と腐臭の漂う廃屋と見紛いそうなその家。
  夜闇に紛れ入り込んだ悪魔は、
  横たわる少年と鼻先が触れ合う程に顔を近づけそう言った。

  不規則に乱れる呼吸、上下する薄い胸
  翠の虚ろさも、香る死も手に取るように伝わる。>>=6
  このまま放っておくだけで、彼は死に至るだろう。

  それは人間でも判断可能なものの筈であった。]

お前を誑かしに来た悪魔さ

[ 少年の態度は、愚かで無知ではあるが不遜とは判断されず。
  男は猛禽の瞳を細め、黒色の口を開けて嗤う。

  長い爪を持った白指が、温度を確かめるように熱い頬を撫で
  鼻から流れ出る血液を拭い、離れる。 ]
(=7) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:14:41

【鳴】     インタリオ



もう気づいているだろう?母親は無実の罪で死んだ
このまま後を追って殺される、本当にそれでいいのか?

[ それと共に距離も正常に戻しながら、視線だけは外れない。
  翠色を射抜き、奥底を見定めようと悪魔の両眼は瞬き一つ無く。

  諦めを湛えた虚ろに呼び掛けを続ける。 ]

移民だからといって、酷い話だよ
ああ、でも……それだけじゃないのかな
中々大きな畑を持っていたらしいじゃないか

人間らしい残酷な行いだ。なあ

[ 家族の生い立ちすら、知ったことのように口にし。>>=3
  幼子では考えが及んでなかっただろうことも教え。

  少年が起き上がることも困難なのを良いことに、
  母親がどのような拷問で心を折られていったのか、
  魔女狩りを主導する者達の真意は何処にあるのか。

  悪魔はその全てを語り聞かせた。
  彼がどのような反応を示そうと、最後まで。 ]
(=8) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:16:59

【鳴】     インタリオ



吊し上げられた女は魔女では無かった。
……では、本当に罪があるのは誰?

お前の母親を殺し、父親を狂わせたのは、誰?

[ 黄色い爪先が不健康な色の唇を擽るようにゆっくりなぞり撫で、
  分かりきった答えを正しく口にすることを悪魔は求める。
 
  嘆きすら消えた諦めの下から、何かを引き摺り出そうとする。]

オレの手を取り願えば、この村が滅ぶところを見せてあげられる
どうしたい?思った通りに、答えを口にしてご覧

[ 傍らに跪き、まるで従者の如く手を差し伸べる。

  悪魔の甘言、誘う仕草。その実主導権を握るのがどちらなのかなど、
  魔女の呪いという妄言に覆われた熱病に侵される子供は、
  果たして考える余裕などあるだろうか?

  小さな掌が最後には重なると、悪魔は最初から分かっていた。 ]
(=9) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:17:31

【鳴】     インタリオ



いい仔だ


[ 蠢く黒色へ姿を変えた男と無数の羽音が、その身体を包む。
  見捨てられた子供が幾ら暴れても泣いても、
  誰も助けに来ない、異変に気づくことすらない。

  村の生贄たる少年は、十字架を背負わされる前に奪われた。 ]
(=10) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:18:31

【鳴】     インタリオ




[ 予兆無き蝗害に襲われた農村は

  何処から現れたのかも分からない無数の蟲達の群生行動により、
  畑作作物のみならず、草本類すらも食い尽くされていった。

  ただでさえ病が蔓延している、死者は出続けていた。
  一層村人達の疑心は加速し、幾多の人間が魔女に仕立て上げられた。
  五ヶ月もの間飢餓は続き、最期には何も残りはしなかった。
  村人達の命すら、一つ残らず。

  それらの苦から悪魔により解放された少年は、全てを見ていた。

  時に村を見下ろす夜として、
  時に死体に集る羽虫として、
  時に彼らの希望を貪る蟲そのものとして、

  ―――― 一体となった悪魔の嗤い声を聴きながら。 ]
(=11) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:19:02

【秘】     インタリオ → 落星 クロウリー



[ しかしその声は果たして一つだけだったのたろうか? ]
(-60) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:19:43

【鳴】     インタリオ



[ 全ての命が死に絶えた、かつて人の住処であった場所。
  少年の母親が焼かれた広場にて、その身は再び体現した。

  今や彼らを取り巻く世界は彩りの殆どを失ってしまっている。
  病の根絶を目的とし、国が村を焼き払ったからだ。

  万緑の色と、黒と猛禽が向き合う。
  数ヶ月ぶりに四肢を得た少年に手も差し伸べず見下ろして。
  悪魔は笑顔で、口を開いた。 ]

おめでとう。お前の復讐は終わったね
村人も、委員会の役人も、お前が生きた証拠も全て消えてしまったよ

ああ、そうだ……最期に名前を聞いておこうかな

[ 大した興味も無かったが、ほんの気紛れでそう問い掛ける。
  唯一の生き残りとなった少年を殺すことにより、
  完全に村を滅ぼすつもりであった。

  この世界において、悪魔は神よりも余程人間に手を貸してきたが
  決して無償の奉仕などは行わない。
  特にこの悪魔の場合は、不幸な人間の魂の収集を好んでいた。 

  故に、教えもしたのだ。
  その復讐が、彼自身からも大切なものを奪ったことを。
  お前にはもう生きる意味すらありはしないのだと。 ]*
(=12) ガラシア 2022/05/21(Sat) 16:21:16

【秘】 落星 クロウリー →     インタリオ



[嗚呼そのとおりだとも。

地獄のように変わった世界に響いた嗤い声は、
────貴方のものであり、幼い私のものでもあったのだから!]
(-83) ガラテア 2022/05/22(Sun) 1:46:26

【鳴】     インタリオ



ん?

[ ただでさえ邂逅の夜とは違う距離感、
  俯けば更に聞き取り難くなった声、内容が分からない。>>=20

  その言葉が何か少年の結末に影響するとは思わなかった悪魔だが、
  これで最後という思いが、聞き取る為に屈ませた。
  その結果、予想外なことが起きる。 ]

……っ!!

[ 刃物や銃も効かない悪魔が、残骸の一片に傷つけられるわけもなく。
  充分な生活が出来ていない子供の行動への対処など容易。

  だが、一度霧散し再び収束した時、驚きに目を見開いていた。
  好かない名前に面白くなさそうにしていた表情など>>=19
  今や欠片も存在しない。 ]
(=22) ガラシア 2022/05/22(Sun) 2:48:36

【鳴】     インタリオ




ッ、は……
あはははははは!!


[ 無垢を感じさせない子供の仕草、残酷に響く声。>>=21
  暗黒めく口内を露わに悪魔は大笑いを無人の村で響かせた。

  夜闇に佇む枯れかけの露草は、活力を再び手に入れた。>>=16
  それはとても拗れた方向に。

  与えた歪みは全て計画の内ではあっても、
  用意した道から外れながら近づいてくるのは想定していない。
  泣きじゃくる子供は完全に潰えてしまったらしい。>>=15 ]

お前の口説き文句は薄っぺらいな
土いじりとお祈りしか知らない子供が、何の役に立つ?

病か人か悪魔か、
どれを選んでも殺されるしか選択肢が無かったちっぽけな存在が

[ 顎に手を添え、持ち上げて上を向かせた。
  肉食鳥と食虫植物の光彩が合わさる。>>=13

  その温度は冷え切って、声には吐き捨てるような色を含む。

  勘違いしてはならない。
  少年もまた、悪魔にとっては弱者たる人間の一人でしかない。 ]
(=23) ガラシア 2022/05/22(Sun) 2:49:28

【鳴】     インタリオ



……いいさ。役立つ為の教育を施してやろう
満足させたらもっと相応しい名前も考えてもいい

それまでお前は、名無しだよ

[ だが、一瞬でも悪魔を驚かせた褒美というべきか。

  はたまた、長い刻を暗躍する人ならざるものの気紛れが働いたか。
  その誘いに今度は自分が乗ってやることにしたらしい。

  そうして彼は再び黒に包まれる、世界から消失する。>>=18
  今度は随分と長い時間になるだろう。
  何しろ行き先は地獄、悪魔の知識をそこで授かるのだから。

  痕跡も本人も見知った人々も、何もかもが無くなった。
  誰もゾラを見つけない。二度と、永遠に。 ]*
(=24) ガラシア 2022/05/22(Sun) 2:49:57