01:42:57

人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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カイルMaster レイ

【独】 少年水夫 カイル

/*
エピ入りお疲れ様でしたー。
長いようで短い!!!
私も早まって色々やらかしたので、
本当に申し訳なく……。

そして、色んな方がカイル良い子とか、
幸せになって欲しいとか、言って下さって恐縮過ぎました。
体は子供、頭脳は大人みたいになってない?
どう考えても子供が使う漢字じゃないのよ……。
と思いつつも、いつものAltoroseでした。
漢字使うと文字数コンパクトになって良いよね。(???)
(-11) Altorose 2022/05/27(Fri) 1:37:26

【独】 少年水夫 カイル

/*
エアハートさんの駆け込みロルに爆笑する夜。
(人の悩みを笑うな)
(-12) Altorose 2022/05/27(Fri) 1:40:15

【赤】 少年水夫 カイル

 
[命もない、魔法も使えない一人の子供が、
 目的を果たすためには、ここに居る他なかった。
 あれから5年ほど経つ、時が経てば経つほど、
 運命的な再会を果たす可能性は低くなる。

 正直、焦っている。
 でも僕はこの店に運よく相手が来ることを願い、
 待ち続ける以外に出来ることはない。

 会いたいだけなら、探しに行けばいい。
 世界中を探すのは簡単な事ではないけれど、
 ただここで待っているよりは、まだ希望がある。
 でも厳密に言うと、会う事が目的ではない。




        
僕が本当に果たしたいのは―――――……。]

 
(*0) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:12:49

【人】 少年水夫 カイル

 
[少々買いかぶりすぎでは……?>>206
 いや少々どころではなくて、恐縮してしまう。
 占い師のお姉さんに言ったことに、嘘偽りはない。
 しかし、これを強さと言って良いのだろうか。
 なまじ後ろめたさがあるだけに、
 "誉め言葉"になってしまう言葉は、
 自分には不相応だとしか思えない。]



           そんな立派なものではないですよ。
           目的の為なら手段は選ばない
           ……と言うようなニュアンスで、
           いつまでも子供ではいられないと
           思っているだけですから。 
 
 
(0) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:13:37

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  現実って結構きついですから、
  振り落とされてしまう事もありますよね。
  色々なことが重なりすぎて、
  目を開けていられなかったり。


  自分を責めても辛くなるだけだから、
  一時的に見ないふりをするのって、
  そんなに悪い事じゃないと思います。


[あんな身の上話をした後だから、
 現実のきつさについては説得力があると思う。]
 
(1) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:14:20

【秘】 少年水夫 カイル → フィアンメッタ

 
  今僕がこんなことを言えてしまうのは、
  "見えることの辛さ"を知らないからだと思います。
  僕はあくまで占われる側の人間としての考えを、 
  言っただけにすぎません。

  自分が占う側だったら、話は変わってきます。
  どうなってしまうかは、
  なってみないと分からないというか。
  なってもみないで言うのは無責任だと思います。


        [これも届いたかどうか、分からない言葉。]

 
(-14) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:15:23

【赤】 少年水夫 カイル

 
[僕だって気付いている。
 一寸先は闇。未来はどう転ぶか分からない。

 問題の先延ばしをしているだけかもしれない。

 運命を変えたはいいが、より悲惨な末路を辿るかもしれない。

 知ってしまったからこそ、悲劇が生まれるかもしれない。

 占い自体は当たっているのに、
 それを伝えることで未来の展開にずれが生じて、
 占いが外れてしまったような形になるかもしれない。]
 
(*1) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:15:51

【人】 少年水夫 カイル

 
[でも、だからこそ僕は思う。]


  占いで未来を知ったとしても、そうでなかったとしても、
  結局どうするか決断するのは自分です。
  その先に待つ未来は、全て本人の責任ですよ。
  もし何かに依存して、決断を放棄したなら、
  それも決断を放棄した、本人の問題です。


  自分の運命背負うだけでも、結構辛いものなのに、
  他者の運命にまで責任を感じて、
  一人で背負い込むことはないんじゃないですか?
 
 
(2) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:16:26

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  相手が大切な人だったりして、
  自分も背負いたい!って
  思う事もあるかもしれませんけど、
  それで心が潰れてしまったら、
  きっとその相手は申し訳ないと思うんじゃないですかね。

  これでは、どちらにとっても辛すぎるでしょう。
  二人で二人分背負うとかなら、ありかもしれませんね。


[生前の知り合いの殆どを失った僕だから、
 自分のやりたいように生きても
(死んでるけど)、

 苦しむ人はいない筈。それだけが、身軽で心地良い。]

 
(3) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:18:03

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  客観的に見れば死は不幸な事ですけど、
  僕にとっては唯一の救いの道でした。

  いえいえ。
  僕も、お話を聞けて良かったです。 
     
貴女に話せて



[「気にしてない」と言ってくれたから、>>2:207
 頭を下げるのはそこでやめた。]
 
(4) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:18:29

【人】 少年水夫 カイル

 
[お姉さんから助言を貰えば、僕は目を瞬かせる。>>2:209
 
人の想いは、人智を超える。

           
……それが、負の想いでも?

 
一瞬表情が陰ってしまった気がするが、振り払った。]



  なんだか、すみません。
  僕のことを一緒に願って貰うなんて。>>2:210

  でも必ず叶えたいと思っているので、
  きっと実現させますよ。


         [引き留められることもなかったから、
               僕はそのまま席を離れた。]
 
(5) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:19:15

【独】 少年水夫 カイル

 
[純粋に僕の願いが叶う事を望んでくれて、助言までくれた。
 そんなことを願わなくていいんだ……。
 優しい眼差しに、僕はその言葉を飲み込んでしまった。



          
……これは間違いなく、自業自得だ。*]

 
(-15) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:19:50

【人】 少年水夫 カイル

 
[流れ星に願い事をするおまじない。
 確かにこれは西の方の文化だから、
 東の方に住んでいるであろう
 お兄さんには馴染みがないかも知れない。]



  僕もそこまで詳しくはないんですけど、
  西の方の経典が起源だと聞きました。


          [お兄さんが描いてくれて地図を見る。
           頭の中にある地図との照合を始め、
           場所の特定は出来た。]
 
(6) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:20:34

【人】 少年水夫 カイル

 
 
      有難う御座います。
      これで、問題ないかと。

      僕はお酒の用意をしてきますね。


  [お兄さんの方に何もなさそうなのを確認したら、
   僕は厨房の方へと向かった。**]
 
(7) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:20:55

【独】 少年水夫 カイル

/*
空気読まずに、さっさとロル再開してスミマセン!
フィアンメッタちゃんもスティグさんも、
こちらからは一旦〆な感じです。
フィアンメッタちゃんは安定の長すぎ侍でごめんなさい。
(-16) Altorose 2022/05/27(Fri) 3:26:13

【人】 少年水夫 カイル

 
[厨房に戻ってきて、お土産用のお酒作りを開始する。
 と言ってもフルーツやスパイスを予め漬け込んであるから、
 僕が手を加えることは、そんなにないのだけれど。



 赤ワインのサングリアは、
 苺、オレンジ、ラズベリー、
 ブルーベリー、柘榴が漬け込まれている。
 これに砂糖やシナモンなどの調味料も入っていて、
 お酒が得意じゃない女性とかでも、
 飲みやすいんじゃないかな。


 預かった瓶に丁寧に、サングリアを注いでいく。
 僕はここで
スターフルーツ
をスライスして、一切れ入れた。
                
指を組み、目を閉じる。]

 
(33) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:19:29

【独】 少年水夫 カイル

 
(このお酒を飲む二人の迷いが晴れて、
 笑顔が咲きますように。

 このお酒を飲む二人の迷いが晴れて、
 笑顔が咲きますように。

 このお酒を飲む二人の迷いが晴れて、
 笑顔が咲きますように。

            場所は―――――……。>>2:253

 
(-27) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:20:24

【人】 少年水夫 カイル

 
[今日はとても霧が深いからね。
 残念ながら星どころか周囲も見えないけれど、
 ここから目的地は離れている。
 帰り着くまでに、何度か夜を迎える筈だ。



 
僕は毎晩、ここで流れ星を探すよ。

 見つけたら今度こそ、きちんと本物の星にお願いする。
     事情は知っているみたいだし、
     ウーヴェに言ったら一緒に探してくれるかな?

 今日のこれは、予行練習。
 願い事3回に所在地まで、
 星が落ちる前に言い切るのは中々大変だからね。]
 
(34) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:21:03

【人】 少年水夫 カイル

 
[用意が整えば、またターバンのお兄さんの席へと戻る。]


  お待たせしました。
  お持ち帰り用の、赤ワインのサングリアです。

  僕がサングリアを選んだ理由は、
  生前ホットワインをよく飲んでいたからなんです。
  あれは過熱してアルコールを飛ばしているので
  お酒ではないですが、

  材料があまり変わらないので、
  サングリアも味に馴染みがあるように思えて。

  寒い北の海で、オーロラを眺めながら父と飲みました。
  毛布にくるまって、二人身を寄せあって。


[どんな奇跡をもってしても取り戻せない、僕の
宝物
。]
 
(35) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:22:25

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  飲んでいたのは普通のホットワインです。
  でもこの味は、僕にとって特別なもの。
  今でも冬になると時々飲みます。この店で。


  失ってしまった悲しみを呼び起こしても、
  僕はこの味が恋しくなる。

  一人だったら絶対に飲む気にならないと思います。


  ここには少なくとも僕にとって、
  "大切な仲間いいゴースト"しかいないから……。
  だからここで飲むホットワインは、
  とても美味しいんですよ。

 
 
(36) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:23:21

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  さっき別の店員と、
  そのお友達と飲んだらいいって話しているの、>>2:194
  一寸盗み聞きしてしまいました。すみません。
  ゴーストになった後のご友人と一緒に飲んだことは、
  今まで無かったみたいですね……。



  ここで働いていると分かるのですが、
  出会ったばかりの相手でも、一緒にお酒を飲むと、
  一人で飲むよりもずっとお酒が美味しくなります。
  皆で乾杯した後の一口は、
  一味違ったりはしませんでしたか?
>>2:200
 
 
(37) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:23:47

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  魔法をかけるより確実に、特別な製法よりも強く、
           誰かと一緒に飲むことは、
           お酒を何倍も美味しくします。



  それが、自分のことを深く
  大切に想ってくれる友人だったら、
  尚の事、味は変わってきますよね。

  だからこのお酒を"特別"にするのは、出来るのは、
  僕はお客様ご自身なんだと思いますよ。

 
 
(38) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:24:23

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  ……とは言っても、お約束通り、
  僕は全力で祈りました。
  お二人に、美味しく飲んでもらえるように。
  
想いがが通じること、心から願っています。



[希望を託すように、僕は瓶を手渡した。
 これが、お客様の求める答えではないだろうことは、
 僕も分かっている。

 それでも僕は奇跡を起こす役割を果たすのは、
 見ず知らずのゴーストではなく、
 友達の為にここまで頑張れる、
 お兄さんであってほしいと思う。

     
人の想いは時に人智を超える。
>>2:209
     ついさっき僕は教えて貰ったばかりだからね。**]
 
(39) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:25:15

【独】 少年水夫 カイル

/*
何でいつも長くなってしまうの……?
フィアンメッタちゃんも、クソナガ怪文書押し付けてゴメンネ!
ユスターシュさんも有難う!

>>-25
エアハートさんのタクチケ全力で欲しいです。
(-28) Altorose 2022/05/27(Fri) 20:29:23

【人】 少年水夫 カイル

 
閉店後:MiraggiO


[夜は明け、霧幻の宴は終わった。
 お客様が帰り始める頃、
 僕は食器やテーブルの片づけをしながら、
 ペガサスナイトのお兄さんの席の会計だけは
 横目でしっかりと見守った。

 本当に全部お兄さんの奢りだったのか……。
 それは会計を見届けた者のみぞ知る。


 明け方にウーヴェが肉じゃがを
 食べているのを見たけれど、>>16
 残ってしまった料理はきっとそれだけではなかった筈。
 そんな料理を従業員たちで、互いを労いながら食したい。
 「皆でお疲れ様会をしようよ!」なんて
 提案してみたけれど、
 参加してくれた人はいたかな?]

 
(46) Altorose 2022/05/28(Sat) 7:19:20

【人】 少年水夫 カイル

 
 
(占い師のお姉さんには、悪い事をしちゃったな)

 
(47) Altorose 2022/05/28(Sat) 7:19:49

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕の願いが叶う様にと、純粋に応援してくれた。>>2:210
 そうと知らないと分かっていながら、
 悪事の片棒を担がせてしまったようで心苦しい。




       僕の会いたい人は、大切な人でも何でもない。
       寧ろその逆、―――憎い
だった。]

 
(48) Altorose 2022/05/28(Sat) 7:20:31

【赤】 少年水夫 カイル

 
回想:僕たちの船が沈んだ理由


[ウルティマ・トゥーレへと向かう途中に、
 僕たちは救援信号を出している船を発見した。
 近づいて双眼鏡を覗けば、
 船の甲板にがりがりに瘦せ細って、
 最早服とは言えないぼろぼろの布を纏った青年が、
 膝を抱えているのが見えた。


 勿論、僕たちは救助に向かった。
 父さんをはじめとした乗組員たちが船を移り、
 青年に気をとられている隙に、
 
僕たちの船に待機していた賊が侵入した。]

 
(*2) Altorose 2022/05/28(Sat) 7:21:13

【赤】 少年水夫 カイル

 
[初めに人質に取られたのは、僕より幼い乗客の少女。
 そして少女を盾にして、人質は増えていった。
 
当然、僕もその中に含まれた。



           「私たちはどうなってもいい。
            どうか乗客の命だけは助けて欲しい」



 最後まで懇願する父を無視して、
 下卑た笑みを浮かべながら、父の首を撥ねる光景を、
 僕の瞳はしっかりと映した。
 それを皮切りに、大人の男性は乗組員・乗客を問わず、
 一人残らず命を刈られた。



 僕はもうこの時点で、
 後生だからいっそ今すぐ僕も殺して欲しいと思ったよ。
         
けれど、地獄の宴は終わらなかった。]

 
(*3) Altorose 2022/05/28(Sat) 7:22:11