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人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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──嫌な気配がする。

ここは人が多いから、
今すぐは誰が『それ』なのか断定には至らなくとも。
もう少しでわかってしまいそうだ。

恐ろしいものは、誰なのか。

【人】 跼蹐 カナイ


改めて、会議室に集まった人々をぐるりと見渡した。
言い知れない不安がいつまでも拭えない。

「…できたら関係者の方にお話を伺えたらよかったんですけど…
 エマさんが連れて来た人はこれで全員という事は、…」

そういう事なんでしょうか。
そう言い掛けて、一度言葉を選ぶように口を噤んだ後。

「……ううん、いや…
 関係者の方が部外者の方について行く事もない、ですよね。
 …僕はここに来るまで殆ど人影は見ませんでしたけど、
 古後さんの……お父さんは、
 どこかもっと安全な所に居るのかも…でも…」

「直接会うのは……その、難しいんじゃないかと
 だから、つまり……
 多分、今は僕達でどうにかやっていくしかないんです…」

手元でぱらりと紙面を捲る音。
机に置かれていた職員用のマニュアルには厳しい文体で、
職員が『被検体』へすべき対処が書き連ねられていた。

──『被検体』。
未だ実感は沸かないけれど、
決して無視できない感覚があるのもまた事実だった。
(1) 2022/05/30(Mon) 21:05:29

【人】 跼蹐 カナイ


「………その、結木さんはお一人でどうにかしすぎですけど。
 
怖いとか思わないんでしょうか……?


結構素の困惑だった。
一拍おいて、それはそれとして、と心の内で切り替えて。

「僕は……僕に危害を加えない人のことは、信用します。
 だって警戒する理由がありませんから…
 ……これくらいが…わかりやすくて、いいですよね」

もう一度、周囲の様子を窺うように。
いつの間にか随分と高度を下げた視線を恐る恐ると上げて、
眉尻はほんの少し下げて、他の誰かの言葉を待った。
(2) 2022/05/30(Mon) 21:06:57
青年は相も変わらずそこに立って笑っている。
微塵のゆるぎもなく、心の底から、完璧に。

同じ気配・・・・がするものに、怖がる理由などなにもないのだから。

「……父さんもどこにいるのだかわからないな。
 クソッ。ちゃんと無事な場所にいるのかもさっぱりだ。
 僕のこと、助けにも来られないくらい……危険なのか……?」

ひとけの無い一室で、埃のへばりついた壁を殴りつけた。
自分が助けのない状況にあるのと同じくらい、近親者を案じているようだった。
焦り混じりの顔は誰にも簡単に見せるものではない。
ぐ、と胸元を抑えて、細く息を吐きだした。今は落ち着かなくてはなあない。

「どうにか連絡できる手段を見つけないと。……それで父さんの立場が危うくなることはないはずだ。
 僕が拉致られたっていうんだったら、そのデータはちゃんと伝わってるはずだ。
 それに賛成したのか、反対したのかなんて今はどうだっていい」

今後の行動方針を決めるように、自分に言い聞かせるように。
それでも他者には聞こえないように、小さな声で何度も唱えた。
今は自分を律しないと。誰にも弱みを見せてはいけないのだ。

【人】 跼蹐 カナイ


「篝屋さん、なんでこの状況で寝られるんですか……?」


ガチ寝している知り合い、というか後輩にまた困惑した。
ここに連れて来られる前は研究室に缶詰だったんだろうか。
お疲れ様です。

「先立つものは……すみません、僕は何も。
 元々持ってなかったのか、何処かに落として来たのか……
 それとも取り上げられてしまったのかは何ともですが…
 それから……外と連絡もつかないんでしたっけ」

自分に向けられたものではないとしても、
聞こえた言葉にふとポケットだのを探って溜息を吐いた。
今自分が持っているのはスマホとか財布とか、それくらいだ。

「必要なものは他の場所に探しに行くしかないかもしれません…
 こうしてエマさんがあちこち見て回れる程度には
 外も差し迫った危険はない……みたい、ですし…」

「……最後に見た日付は、確か…
 …ほんのちょっと前まで点滴でも打たれてたんでしょうか」

それなりに、どころではなく時間が経っているはずなのに。
空腹感が無い、どころか喉が渇いたとも感じない。
言いようのない不気味さを楽観的な考えで追い遣った。
(7) 2022/05/30(Mon) 21:37:49

『大体───状況が分かったような気がする。
 やっぱり口封じに送り込まれたんだな……』

自己紹介の時でも耳にしたことがあるだろう、
気弱で嘆息混じりの声が、
『仲間』たちの脳裏へと届くだろうか。

『ああ、こんなことになるなら早い所辞めとけばよかった。
 つっても知っちまった以上、
 どのみちこうなってたんだろうな。詰みじゃねーか』

ただそれは独り言のようで。
更に、声の持ち主であろう彼の方を見てみても、
難しい表情で押し黙っているだけだったりする。

『帰りたい……
 帰っても……することはないけど……』


──ああ、怖いな。もっと怖くなった。

心の中で零した言葉は聞こえていただろうか。
何れにしても言葉は無く、
会議室の片隅から、視線だけが二人の間を行き来した。

【人】 跼蹐 カナイ


「………あれ、いつの間に…」

自分が思い出せない事だの何だのに感けている内に、
人々はあちこち見て回ったり何やかんやしていたらしい。
こうして無事に戻って来た事は一先ず良い事としても、

「…何か使えそうなものを探しに行くなら、
 一人では行かない方が良いと思うんです……
 ものを運ぶなら人手も必要でしょうし、何かあった時に
 一人よりは二人の方が…少なくともその事を伝えられます」

何よりの懸念点といえば、それだった。
口の利けない少女を特別気に掛けた、というわけでなく。
それはきっと誰であっても同じ事だ。

「だから、ええと……僕でよければ……ご一緒しますよ。
 今この状況で外に出るのは怖いですけど……
 外がどうなっているかわからないのは、もっと怖いですから…」
(12) 2022/05/30(Mon) 22:23:20

【人】 跼蹐 カナイ


「弓矢は……
作るしかないかもしれません……


そんなどこぞの農家兼土木作業員兼漁師兼アイドルみたいな事をしている余裕があるかはともかくとして。
趣味でアーチェリーを嗜んでいる職員が居たかもしれないし…


「…うん…突然誰かが消息不明、なんて事になったら
 きっと誰でも少なからず不安になりますから……
 そうして頂けると僕も安心します…」

タブレットに表示された文字には、一先ず安心したようだった。
(18) 2022/05/30(Mon) 22:49:51

【人】 跼蹐 カナイ

>>16 ナオアキ

「三人なら……三人ですね……
 あまり大所帯もよくないですけど…
 一人で行動する人が出るよりはずっといいです」

答える傍らに机の方へと近付いて、
ちょいちょいと自分のスマホと任意のタブレット端末との
連絡がつくようにしておいた。念のため。

「………僕もそれなりに力はあり、ますよ…?
 商品の補充とか搬入とか、……
 …ええと、とにかく結構ものを運ぶ事は多いんです。」

だから任せてください、と話題を切り替えるように念を押した。
腰をいわさない持ち方だけなら誰にも負けないぞ。多分…
(25) 2022/05/30(Mon) 23:12:39

【人】 跼蹐 カナイ


「作れないよって言われる流れだと思ってました」


人々は結構乗り気だった。
実用性はともかくとして、作ろうと思えば作れそうではある。

「……僕は一人で行動したいという方に、
 無理強いをするつもりはないです…お気を付けて。」

これは飽くまでも、もしもの時のため、であるのだし。
だから会議室を後にする背を引き留める事は無く、
気休めのような言葉と視線だけで見送った。
(29) 2022/05/30(Mon) 23:22:45
/*
凶狼通信だにゃん。

絶賛赤窓をどういうロケーションでやっていくか悩んでるにゃん。
このまま狼パワーでテレパシーするにゃん?
それともここからどこかにコソコソ集まるにゃん?

どっちにしても導線は任せてほしいにゃん、
お仲間諸氏の都合の良い感じでいくのだにゃん。

/*
全員どっちでも……って感じなら
あとでorでも振ってどっちにするか決めるにゃん(雑)

【人】 跼蹐 カナイ

>>27 >>34 探索者㌠

「使えるものは多いとしても……
 これなら代替品になりそう、って判断できるのは
 結構知識とか、発想力あってこそですよね…」

思ったよりDIYに乗り気な人々を見て、
何というか、強かというか、何というかだなあと思う。
この非常事態で常識を語るのも可笑しな話かもしれない……。


「…ではなくて、じゃあ、そういうことで。
 ……まだ何があるかわかりませんから、
 あまり無理はしないようにしましょうね…」

おおよその指針や目的が決まれば、
会議室に残っている人々に、また後で、と声を掛けて。
他二人の背を少し早足に追って、一度会議室を後にした。

たぶん、何事もなかったので、何事もなく戻って来たはず。
(37) 2022/05/31(Tue) 0:19:19
/*
 さっきやったテレパシーは一応こいつの固有能力です。
 当方智狼なもので……(照れ)

 勿論 適応できる距離とか、親機として色々受信できるとか、
 固有にするほど強力な何かに育つ予定なので、
 狼テレパシーをし始めることに不都合はありません〜

/*
今度は中間管理職になる……ってコト?にゃん…

気配の察知も応用して(固有能力の人を食わない程度に)(狼だけに(笑))
固有人の補助有りという前提の上でフワッと三人テレパシーできてもよさそうな感じかな〜と思うにゃんけど
やっぱりややこしいし対面(トイメン)の方が都合良い事もあるにゃんね。
突然切り掛かったりとか……突然切り掛かったりとかにゃん。

というわけでどっかでいい感じにコソコソ集まれそうな場所に誘導する感じの導線を置いておくにゃん。期待せずお待ちくださいにゃん。

/*
(威嚇)
一応そういうみんなでテレパシーできたら便利かな〜と思って持ってきた能力なんで、何か理由つけて呼ぶときは直接頭に呼んでくださいね。こっちも呼びつけます。

/*
さっきのは猫が打ったにゃん。記憶にございませんにゃん。

では諸事情で集まれなそうな時は智狼ちゃんに働いていただきますにゃん。
凶狼ちゃんパワーは恐らく物理なので利便性には期待しないでくださいにゃん。
以上だにゃん。

【人】 跼蹐 カナイ

>>40 マシンガントーク結木(芸名ではない)

時を戻して少し前の事、言及した本人はと言えばその時……

「………………」


勢いに、気圧されてた。
ヤバい人のヤバいスイッチ押しちゃった……
みたいな顔で。
もはや言葉も出てこない。この人は恐ろしい人だ…(諸説あり)
そんな印象が叶西路の胸に刻まれたのだった……
(42) 2022/05/31(Tue) 4:33:17

【人】 跼蹐 カナイ


それはそれとして、団体様が戻って来た後の事。

情報共有や状況整理やあれやこれやは一旦任せてしまって、
何処かから回収してきた様々の内の充電ケーブルを
適当なコンセントに挿してタブレットを充電しておいた。
多分スマホ用のもある、はず。

その後に、ちゃんと充電できているかの確認を兼ねて
適当なタブレットをまたちょいちょいと弄って、
確認を終えればタブレットはまた元の場所に戻された。

そんなこんなをした後に。
「何かあったら連絡してください」と言い残して、
今度は一人で、再び会議室を後にしていった。
慌ただしいね。
(44) 2022/05/31(Tue) 6:28:24

そのまた後のどこかのこと。

会議室に置かれたタブレットに連絡先を登録していたなら、
二人それぞれのスマホに連絡が。
そうでないなら、どこかでこっそり口頭で。
ある部屋の場所と、そこで落ち合う事を提案した。

指定された部屋はといえば、
今となっては大半の人間にとって特別寄り付く用の無いような
何らかの実験室のような部屋、だったかもしれない。

ざり。ざり。
ノイズ混じりに何かが聞こえた……ような気がした。

ざり。ざり。

「……」

息を止めて、正確には息をするのも忘れて、脳を撫ぜるようなざらりとした耳障りな音に紛れた何かを聞こうとする。
ここに来た時から、ずっとそう。人を見ようとしている。

ずっとずっと、見ている。聞いている。
見ようとしている。聞こうとしている。

【人】 跼蹐 カナイ


暫くの後に再び会議室へと戻って来て、それから。
色々と行動した分疲労はしているし、
時間を確認すればもう随分経っているはずなのに
緊張感からか、件の薬の影響か、どうにも眠気がなくて。

だから一人で黙々と、……

「…………」

トランプタワーならぬ、名刺タワーしてる。

勿論使われているのはこの場に居る誰のものでもない名刺だ。
名刺には見た事も聞いた事も無い名前や肩書が印刷されている。
普通であれば持ち主はさぞ困るのだろうけど、
こんな緊急事態で名刺入れ一つ気にしてる場合でもないだろう。

とにかく何かで気を紛らわせたくて、
暫く一人黙々とそんな奇行に走り……
そして、崩した
(64) 2022/05/31(Tue) 18:49:50

【人】 跼蹐 カナイ


「………あ、」

不意に、ぺしゃ、と音を立てて少し厚い紙の集合体が崩れた。

製作者といえば崩れたというのにどこか安心したような、
そんな表情を一瞬した後にばらばらの名刺を片付け始め……
た、所でタブレットの通知に気が付いた。

「……自販機で買えるもの、何か必要なものありますか…?」

とりあえず水くらいしか思い付かない、貧相な発想力。
(65) 2022/05/31(Tue) 18:50:18

【人】 跼蹐 カナイ


「こんな姿に……」

ぺしょ、ともう一つ崩れる音のした方(>>a16)をちらと見て。
よくわからない感想を述べた。
なんで真似を?


まあ手持ち無沙汰だと落ち着きませんよね。真偽不明。
(68) 2022/05/31(Tue) 19:10:57
カナイは、崩れた名刺タワーに心の中で合掌しておいた。
(a18) 2022/05/31(Tue) 19:12:09

連絡を確認すれば、程なくして待ち合わせ場所へ向かう。
念のため、ビニール傘を片手に携えつつ。

『何もないといいけど……』


「何をしている」

と。声を掛けたのはいつの頃だったか、或いは。
貴方が人をひらと躱すようであれば、薄い壁や扉越しだったかもしれない。
耳をそばだてる様子の貴方を慮ってた、声掛けは短く。
反応を軽く伺ってみてから、その先を続ける。

「なにか探っているようだが、違ったものでも聴こえたのか?
 今のところはこの近辺には誰もいない。ように、見える。
 懸念があるんだったら、今のうちに話せ」

【人】 跼蹐 カナイ


「あって困るものでもない……ですよね?
 あんまり多かったら困るかもしれませんけど…」

各自そのあたりはちゃんと考えている、ように思う。
机の上のバラバラ死体(名刺タワー)を片付ける傍らに、
物資談義に相槌を打ちつつ、続く話題には。

「………僕は、なにも…見ていないです」

小さくそんな返答を返して、
再び入った連絡に気が付けば視線はそちらへ向いた。
(76) 2022/05/31(Tue) 20:07:17