[|<] [<<] [<] ... [3] [4] [5] [>] [>>] [>|]
【赤】 会社員 雷恩[自分の世界には誰かがいるのが当たり前だったから ルミが二人だけの世界を夢想している時にも 同じことを思えない。 けれどそれはまだ、「世界の他の誰もがいなくなっても 構わない」という感覚に気づけていないだけかも しれない。 少年の頃はルミを想う気持ちに恋と名付けられなかったように。 手を繋いだままならば、掌の温度は物理的法則で 溶けあい一定になるのだから、気持ちだってきっと。 表出する言葉はありふれていても、 そこに込められた想いは世界で二人だけに共通するものになる。] (*71) Ellie 2024/05/18(Sat) 8:13:35 |
【赤】 会社員 雷恩ケロイド作ろうか。 他の誰にもつけられない、ルミだって触れない傷。 [実際には胎内を灼く温度の精液が注がれた訳ではないから、 これは単なる妄想だ。 妄想に独占欲を滲ませて目を細める。 その場所を今も自分の先端だけが触っている。 そう思うと、鎮まるまでじっとしていられなかった。] (*72) Ellie 2024/05/18(Sat) 8:14:03 |
【赤】 会社員 雷恩[いい?とは聞かなかった。 「待って」と言われても待てないのだから、 強引に許して貰う他ないのだ。] っ、すぐ、 [抜ける時の甘い声がさみしさを訴えているように感じて 挿入し直すだけだと言う。 さみしいのは自分の方だ。 早く還りたい。] (*73) Ellie 2024/05/18(Sat) 8:14:24 |
【赤】 会社員 雷恩[自分だけが挿入の角度や速度をコントロールできる体位 だと思っていたのは間違いだった。 ルミの身体が撓り、思ってもみない角度から締め付けられて 低く呻く。 恐らく屹立が彼女のGスポットを経由したからだろうが、 そんな冷静な分析が出来る筈もない。 「好きな人とする気持ちいいセックス」を知った身体は 雄を歓待し全身で快楽を強請る。 妖艶に動く唇の動きを捉えて生唾を飲んだ。] (*74) Ellie 2024/05/18(Sat) 8:14:56 |
【赤】 会社員 雷恩っきもちいい。俺も。 ルミのナカ、堪んない、 [打ち込むという表現が適切な勢いで挿入する。 肌がぶつかってぱちんと破裂音がした。 まだ膣内に残っていた精液が攪拌され、ピストンに 合わせてぶじゅぶじゅと溢れてくる。 痛みを与えないようにという配慮は飛んでしまった。 先刻よりも大きなストロークでルミの蜜壺を摩擦し 子宮口が逃げないように追いかける。**] (*75) Ellie 2024/05/18(Sat) 8:15:26 |
【独】 従業員 ルミ/* ケロイドの発想鬼のようにすき… 今日ちょっと返せるか怪しいので、えりーさんは気にせず早寝などなどしてくださいね…! (-32) 鬼葉 2024/05/18(Sat) 20:09:07 |
【独】 会社員 雷恩/* 了解です。俺もハードな一日で疲れてたから思い切って休みにしましょう。 子宮をケロイドにする発想割とおやばいやつだなと思ったけど気に入ってもらえてハピ。 (-33) Ellie 2024/05/18(Sat) 20:14:56 |
【赤】 従業員 ルミ[ 傷を作ろうか、という声に瞳を瞬かせる。 他の誰にも絶対につけられなくて 自分にすらも触れることの叶わない傷。 きっとそれは叶わない妄想だ。 実現不可能な夢見話。 けれど、出来ないことを口にはしてこなかった彼が それを言うことを選んだという事実に たまらないような気持ちになって。 ] ────ほしいな、 お兄さんだけがつけてくれる、傷 [ 火傷でもなんでも構わない。 わたしたちにだけ分かる傷を分かちあって ふたりで笑い合えるなら、それだけで。 ] (*76) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 21:22:42 |
【赤】 従業員 ルミ───────っや、ぁン、あ ふ、 〜〜ッッひぅ、あ、ンん……!! [ 身体を揺さぶられる度に脳が痺れて、 彼の熱に穿たれるたびに頭がばかになる。 甘く媚びるような声が溢れて止まらない。 こんな声を出したいわけでは無いのに、 今まで知らなかったセックスの快感を味わうと 自制することさえままならなかった。 ] (*77) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 21:22:56 |
【赤】 従業員 ルミ[ きもちいい、────このままとけてしまいそうだ。 下りた子宮口は彼の熱を食むために収縮して、 先端で抉られるたびに吸い付いた。 やわい膣壁はすっかり彼の形を覚えこみ、 潤滑油代わりの蜜で摩擦をスムーズに受け入れる。 どんな時も優しかった彼の追い立てるような動きに、 知らない顔をまたひとつ見れた気分になって、 きゅぅ、とまた媚肉が締まって。 ] ───────ッンぁ、ゃ、また……ぁ…っ! [ がくん、と腰が震えて跳ねた。 キツく楔を締め上げ、最奥へ迎え入れる動きが増す。 うねって、熱を包み込んで、 絶頂に達しながら声を零した。 ] (*78) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 21:23:10 |
【赤】 従業員 ルミ[ だから本当に、痛みなんて気にせず焼いてほしい。 どんな時も忘れられないくらいに。 腕を彼の背中へ回して、 しがみつくように抱きしめてから ふにゃりと笑って彼を見上げた。 すき、と囁いた時の蕩けた声音のままで 「あいしてる」と言葉を落として。* ] (*80) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 21:23:37 |
【赤】 会社員 雷恩[実際に施したいのは傷というよりも傷跡なのかもしれない。 触ればそれとわかり、消えることのない痕。 ずっと痛かったのだと知った今は、 もうルミが痛がる姿を見たくないと思ってしまう。] もう俺以外につけさせないようにしろよ。 ルミが自分でつけるのも駄目。 [脚を持ち上げれば自然と膝が目に入る。 酷くはないが赤い線が何本か入っている擦過傷は 偶然の演出の為にルミが自ら負った傷だ。 舌先を押し当てて唾液を練り込んだ。 古来より「ツバをつければ治る」と言われる怪我だが、 これは治療の意味よりも傷に自分の遺伝子をマーキングする行為の意味が大きい。] (*81) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:01:25 |
【赤】 会社員 雷恩……ああ、イイな。 ちゃんと「気持ちいい」って、受け入れてる感じ、 [一度達して女の悦びを知った身体は、 先刻よりも素直に快感を受け取っている気がする。 声は甘く、膣は濡れそぼっていて、 ルミのすべてが男の性感を高めてくれている。 眉根に皴を寄せ、息を詰めた。 高みを一度越えたルミの身体は今回も抵抗なく越え、 熱を寄越せと強くうねる。 対して男の身体は一度達した故に装填に少し時間が かかり、今度は同時とはいかなかった。 それでも圧迫感に急かされて袋が重くなる。 痙攣する蜜壺が捲れてしまいそうだと懸念しながら 数度抽挿を繰り返し、上から注ぎ込むような恰好で 射精した。] (*82) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:01:49 |
【赤】 会社員 雷恩[繋がったまま抱き締めると、今度は波が引くように 楔が萎んでいく。 栓を失った洞からは小さな破裂音とともに 生温かい液体が零れ落ちた。] (*84) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:02:48 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ愛してる。 [言葉の方も自然と零れるように。 同じ形に動いた唇に記憶完了のスイッチを押すように 軽くキスをして、目を合わせて微笑んだ。] (-35) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:03:22 |
【人】 会社員 雷恩[――――どれくらい時間が経っただろう。 低く規則的にバイブ音が響く。] ……実家だろうな。 「ちょっと寄り道する」ぐらいで 時間が掛かり過ぎだって。 [良い歳をした息子の到着が遅れていることを 母は心配しているのだろう。 ルミの当初の計画通り、軟禁されていたら、 この後に成りすましのメッセージでも送られていたのだろうか。] (0) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:03:48 |
【人】 会社員 雷恩なぁ、ルミ。 [汗で貼りついた前髪を摘まんで梳きながら 小首を傾げた。] 一緒に実家、行く? [外堀さっさと埋めようか、なんて。*] (1) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:04:15 |
【独】 会社員 雷恩/* 明日の夜で実質終わりなので〆のことを……考えねば…… セックスでかなり満たされてるのでイッて終わりでも良いかなと思ったりもしたんだけど( (-36) Ellie 2024/05/19(Sun) 22:08:12 |
【赤】 従業員 ルミ[ 膝の擦り傷は、数日も経てば薄く消えていくだろう。 偽物の運命を本物にするための対価としてなら、 あまりに安く軽い傷だ。 手首に残る皮膚が引きつったような痕。 自分で自分を傷めつけるのは容易くて、 一番手軽に楽になれる。 可視化された痛みが好きだったけれど。 ] ……ん、おにいさんが、そういうなら…… ──ッひぅ、!? や、ばか、だめ! [ もう自傷行為も頑張って辞めると言おうとして、 傷に押し当てられた舌先の温もりに身体が跳ねた。 「ばか」なんて言葉が思わず転び出る。 ] (*85) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:19 |
【赤】 従業員 ルミ[ 自分一人で抱えていくために負った傷あとが、 彼の人生に混じっていくような錯覚。 或いは傷を経由して、自分という人間のなかに 彼そのものが入るような。 ──触れられることがうれしくて、こころが揺れる。 例えばこのまま本当に二人が融けて 一緒になってしまえたら良いのに。 そうではないから出来ることがあると知っていて、 けれど選ばない道を夢想する。 合理的な判断が出来なくなるのが恋なのだ。 この灼けるような戀がいつか骨を灰にしたって良い。 いつか灰になる日が来るのなら 次は風に乗って貴方へ会いにいけるから。 ] (*86) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:23 |
【赤】 従業員 ルミ────……ッふ、ぁン、 ん、ゃ、あぁ……っ! [ 腹の奥に二度目の熱を感じて、 貴方という名前の愛を覚えて、 輪郭を伴った愛の声を聞いて。 抱き締められ、零れ落ちた命の成り損ないが足を伝い、 わたしは知らずのうちに頬を綻ばせた。 理由も分からないまま涙があふれて、 考えるよりも先に、花咲くようにわらう。 ] (*87) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:26 |
【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩──────…… うれしい、おにいさん ありがとう、ずっと、……諦めたくなかったんだよ おにいさんに、あいしてもらう、夢。 [ 目を合わせて微笑む彼の視界には、自分だけ。 ぎゅうと抱き着くように腕へ力を込めた。 ] (-38) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:29 |
【人】 従業員 ルミ[ 寄り道にしては長すぎる時間が経ったころ。 彼のスマホから通知を知らせる音が響き、 「ああ」と理解したようにスマホから視線を外した。 ] 確かにそうかも、ね… ……じゃあシャワーの準備とか、 [ 当初の計画通りに事が進んでいたとすれば 成りすましのメッセージで疑惑を逃れただろう。 パスコードは盗み見て記憶しているし、 彼らしい文章を作ることは造作もない。 しかし今は、そんなことをする必要はないのだ。 ならばひとまず家に行かせる方が良いだろう。 詮索され過ぎても事だ。 ] (2) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:33 |
【人】 従業員 ルミ[ ああ、彼を家に閉じ込め続ける必要がないのなら 出していなかったシフトを出して── ついでに首元が隠れるメイクか制服を探さねばと、 シャワーの提案をしかけて、止まる。 ] ──────…えっ [ じっか。ジッカ。──実家?? 頭の中でまず言葉を変換し、意味を導き出して、 頑張って今理解しようとしています── と言わんばかりの顔で固まった。 さすがの自分にも分かる。 実家へ一緒に行く=結婚の挨拶なのでは? と。 いや、結婚することは確定事項なのだが、 それはそれこれはこれのような……? ] (3) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:48:41 |
【人】 従業員 ルミ[ が。 常識を知っていてもそれに則る女なのならば、 そもそも監禁未遂など起こしていないはずである。 しばしのフリーズの後、「うん」と頷いて ] い、行く。 ……あ、でも待って、似たような服しかないかも …………とりあえずお風呂済ませて考えよ……? [ 外堀はアスファルトで厳重に埋めるに限るが、 そのためにはマナー通りの服装が必要に違いない。 ひとまずシャワーを浴びて身体を清めてから 一番大人しい服を探そう。 彼にもまだそのくらいの猶予はあるだろう。* ] (4) 鬼葉 2024/05/19(Sun) 22:49:47 |
村人の勝利です!
全てのログとユーザー名を公開します。2024/05/21(Tue) 0:00:00まで自由に書き込めますので、今回の感想などをどうぞ。
[|<] [<<] [<] ... [3] [4] [5] [>] [>>] [>|]