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![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[カメラの前で見せたキスシーンは意識して 息継ぎしなければ呼吸ができないほどのものはなかった。 胸を上下させ、口端を汚し、情欲を称えた表情を 知っているのは天刻だけだろうに。 嫉妬を顕にする彼に>>3:!78 こんなにも乱される一方で、上手と褒める。 比べられる程の経験の差がまた見え隠れして、 む、と僅かに眉間に皺が寄った。] ──別に、天刻の為じゃないけど [一度外れてしまった仮面は、うまく被り直すのが難しい。 拗ねる仕草も、淋しいと口にしてしまうのも 一人であった時ならコントロールしきれていたはずなのに。] (!9) milkxxxx 2025/08/21(Thu) 0:37:24 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[そう、気付いてしまった矢先に逃すまいと 追い立てる指が腫れた内側を突付くから、──結局。 堪らずに瞳は水面を作り出し、 震える身体を抑えられなくなってしまっていた。 待てないという言葉通りに 与えられる刺激を呑んで快感を追いかけ 天刻が自身の名前を口にするのを合図に──、 身体が軽い痙攣を起こして、 彼の鍛えられた腹筋を汚して] ……っは、──、……は、…… [彼の腹部にぶつけた欲を見下ろし、 額を突き合わせたまま、こち、と額をぶつけて肩で息をする。 辛うじて膝で立っていられるのは、 回された腕が支えてくれていたから。] (!10) milkxxxx 2025/08/21(Thu) 0:39:09 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[名を呼ばれることすら、甘い媚薬のよう。 額に前髪を挟んで擦り付け、甘えるように息を吐く。 なのに、少し緩んだナカを再び押し返すように ばらばらに動きはじめて、ピンッ、と背筋が伸びた。] ……ッん、 …… ぁ、 ま、 まって、 ひ ぅ、ッ ぁッ 今、 ……ぁ、[達したばかりの身体を更に追い立てるように指が蠢いてく。 ナカを拡げて、押して、縦横無尽に動く指は 探るものではなく、イイ反応を知った動き方で。] (!11) milkxxxx 2025/08/21(Thu) 0:43:42 |
![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[放ったばかりの白がゆっくりと彼の肌を滑り落ちていく。 髪を撫ぜていた手が動きを制しようとしてか、 くしゃりと彼の側面を掻き混ぜ、 翻弄されるのを堪えようとして。] ッん、 …… 、また、 クる、っ から──ッ、 だ 、め、 ッ、 んく ッ……は、 はっ [吐き出したばかりの萎れた箇所がすぐさま兆しを見せる。 ぴる、と先程の残滓が先端から溢れ くちくちと水音が再び聴覚からも訴え、余裕を剥がされて。] (!12) milkxxxx 2025/08/21(Thu) 0:46:59 |
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![]() | 【念】 役者 古河 冬梨[取り繕えないほどぐずぐずになった瞳は 完全に蕩けきっていて彼しか映さなくなる。 水を与えられて花が育っていく。 懇願するように、溺れる程の愛を受け入れようと 名前を呼んで限界を訴えた。**] (!13) milkxxxx 2025/08/21(Thu) 0:49:09 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[神宮は、御行の話を遮らない。 眼鏡を外そうとする素振りにも 身じろぐことはない。 微か顎を上げて、長身の男と視座を合わせ。 狭めた目でその顔を凝視する。] ────、 コンテキストが読めないのか? だからお前は、万年2位なんだ。 [伸ばす指が、御行の顎先をくっと捉える。] 代わりもなにも。 お前があの時来なければ、研究所から動く気はなかった。 今頃とうに水の底に居ただろう。 こんなもの使おうと、誤差の範囲内だ。 [来たるべき死を回避する気は端からないのだと 暗に告げて、触れた手を離す。] (58) eyes 2025/08/21(Thu) 2:06:02 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛……まあ、このまま“その瞬間”を待つと、 双方の意思確認はとれたからいい。 死の瞬間が何時かについては、議論の余地がある。 心拍が停止した時。 自発呼吸が消失した時。 脳幹反射が失われ、瞳孔が散大した時。 [淀みない口ぶりは、学会で自説を提唱する時と 変わらない。] より人文学的な見方に拠るのであれば、 その身が地に還る時。 或いは──誰かが最後に名前を呼んだ時、とも。 [不意に言葉を切って。隣に立つ男を見やる。] (59) eyes 2025/08/21(Thu) 2:07:56 |
![]() | 【人】 飛鳥 悠凛───不思議なものだな。 実験器具も通信手段もないこんな場所で、 新しい発見があった。 俺の名前を最後に呼ぶのは、涼が良い。 ……俺は、それでいい。 [隣人の空を映す瞳を仰ぎ見て。 薄い唇が。薄く、笑みを刷く*] (60) eyes 2025/08/21(Thu) 2:12:12 |
![]() | 【人】 七川 惺──啓。 愛してる。 [薄く刷かれた笑みは、もう冷たくは見えない。 きっと、花が綻ぶような温度を持っている。 その花の香りに誘われるように。 僕は君に口づける。*] (62) rin 2025/08/21(Thu) 2:31:26 |
![]() | 【妖】 俳優 東堂 圭吾少なくとも俺にはそう聞こえたし、 何回言ってもいいものだと思う。 [愛の告白なら、既に言葉を変えて聞いてはいるけれど。 離れたくないというのも、離れないことにしたのも。 此方が反故にしたところで、澄夜が連絡を断つなりすれば約束は叶っていたと思う。 昨晩の決断を聞いていなければ、今日音信不通になったことは澄夜の意思かと思っていたかもしれない。 そうだとして、会いには行っていただろうけど。 離れたくないことは知っていたのだし。] ……ん、言ってみて。 [醜いことと言われても、きっと全く醜いことではないんだろうなとは思いつつ、寄せられた身体を抱き寄せる。 案の定それは全く醜いものでも子供じみたものでもなかったし、澄夜の口から聞きたいことだったから。] ($17) dix73 2025/08/21(Thu) 2:51:02 |
![]() | 【妖】 俳優 東堂 圭吾………、よく言えました。 [こうして褒めるのも何度目かになるが、今回は促されずに言えたのもえらいねと、髪を指先で梳いて頭を撫でると、額に口付けた。 当たり前の感情に違いなくても、それを望むことには抵抗があったのは知っている。 そうでなければ、あんなつらくなるだけの提案はしないだろう。 だから澄夜が、どれ程の勇気を出して言葉にしたのか、自分の気持ちを認めたのかは伝わっている。] 俺は最初に抱いた時から、そうしたいと思ってた。 [本当に欲しくなったらごめんというのは、自分だけのものにしたいと言っていると同義だった。 自分の物にする気だったとはいえ、本当の意味でそうしなければ、いずれ誰かの物になるのは許容できそうになかったから。] ($18) dix73 2025/08/21(Thu) 2:52:02 |
![]() | 【妖】 俳優 東堂 圭吾だから、とっくに俺は澄夜だけの物だよ。 [他の誰かにこういった意図を持って触れることもないし、と背中から下肢へと指を滑らせて。 だめと小さく呟かれて、何故と顔を覗き込めば、“よごれる“と顰めた顔に、気にしないよと口付けを落とす。 布越しに押し付けた指に感じる湿った感触にその意味を察して、煩わしそうに下衣にかけた手を手伝って下着ごと脚から引き抜いた。] そうだね、この分なら 痛い思いをさせないで良さそうかな。 [そういうものなのかは個人差があるのかもしれないと、念のために用意した物は必要ないのは明らかだったから。 平時でも求めてくれている証左のようで、露わになった後孔にそっと指先を触れる。] ($19) dix73 2025/08/21(Thu) 2:52:32 |
![]() | 【妖】 俳優 東堂 圭吾っ、………、 [耳元で囁かれたことに、小さく息を詰まらせた。 いや、此方が気を使わないようにとの配慮なのだろうけれど、随分と大胆な誘い方をされた気がする。 念のためではなく用意していた物はもうひとつあったが、それも必要なくなったようだった。] ($20) dix73 2025/08/21(Thu) 2:53:37 |
![]() | 【妖】 俳優 東堂 圭吾……それは、澄夜もその方が良いと 思ってくれたってことでいいかな。 [軽く口付けて微笑むと、触れていただけの指を曲げて。 抱えるように腰ごと引き寄せるのに合わせて、ぐち、と指を差し入れた。 充分に濡れているようにも思えたが、ヒートの時よりは念入りにした方がいいのだろうと、内壁を指腹で擦りながら内側を拡げるようにするうち、濡れた音が増していく。] きつかったら言うんだよ。 [それから、欲しくなった時も、と覗き込んだ瞳に情欲の色が滲めば、深くへと指を沈み込ませた。]* ($21) dix73 2025/08/21(Thu) 2:53:55 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[撮影中のリフレッシュについては、澄夜がロケ地の話をしたので、自分からはスタジオ撮影の話をした。>>49 スタジオ撮影の初日は澄夜が顔を合わせただけでヒートが起きて、契約の話を出されたことで気分も落ちていただろうから、食堂でのことは良い切り替えになったと思う。 今はそれも懐かしい話になりつつあった。] スタジオ撮影の休憩で 他の俳優陣とも話すことが出来たのは 良いリフレッシュになりましたね。 月嶺さんは初めてのドラマ出演なので 皆さん気遣いの声をかけてくれて。 他の現場の状況を聞けたのも良い刺激に なりましたし。 意外な一面は……、 月嶺さんの話でも出てきた川辺での休憩で とても楽しそうにはしゃいでいて こういう表情もするのかと かわいらしい一面が見られたところですかね。 [かわいいのは特に意外でもないのだけれど、印象的だったのは確かだから。] (64) dix73 2025/08/21(Thu) 2:54:41 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾[最後に視聴者の方にドラマを通して伝えたいことの質問で、“最後にしたいと思うことは、本当に最後になる前にした方がいい“と、澄夜に己が告げたことを口にしたことに、瞬きをする。 あの時話したことが、澄夜の決断と関係していたのなら、このドラマは自分達にも影響が大きくあったと思う。] そうですね……、 最後が決まっていたら その日まで何をするか考える時間、 覚悟を決める時間があるようですが、 実際はそんなことはないんじゃないかなと。 ドラマの中の登場人物達はそれぞれ 違う最後の過ごし方をするけれど、 ある日突然終わるのと そう変わらないのかもしれないと。 彼らの最後を追体験することで、 日常での過ごし方や人との接し方を 見つめ直すきっかけになるドラマかと思います。 [一人でも多くの方に見ていただけると、と締める澄夜に頷いて、一通りのインタビューが終われば、ありがとうございましたと席を立つ。] (66) dix73 2025/08/21(Thu) 2:55:30 |
![]() | 【人】 俳優 東堂 圭吾お疲れ様。 自分の言葉で、よく答えられていたと思うよ。 [しっかり話せていたから安心して聞いていられたと澄夜に笑いかけると、連れ立って雑誌社を出た。 軽く昼食を済ませたら、月嶺邸へと赴くことになっているけれど。 この二日澄夜と過ごしたことや、先のインタビューで改めて実感することもあったから、不安や緊張はあまりなかった。]* (67) dix73 2025/08/21(Thu) 2:55:54 |
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![]() | 【人】 飛鳥 悠凛[“───カット!” いつも以上に威勢のよい監督の一声に、 そっと目を開ける。 御行の顔をした七川惺が、そこに居る。 唇が離れるのを、静かに待った。] ………… [その瞳を見上げて。 栗色の髪を耳に掬い上げながら、 「お疲れ」と小さく笑った。*] (69) eyes 2025/08/21(Thu) 3:01:46 |
龍人族の勝利です!
全てのログとユーザー名を公開します。2025/08/25(Mon) 0:00:00まで自由に書き込めますので、今回の感想などをどうぞ。
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