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![]() | 【人】 ネルウス救われてるなんて、そんな。 救われてるのは俺の方だよ、ランレン。 家で待ってる間、ランレン何してるかなとか、帰ったらどんな話を聞かせてくれるかなとか、夕飯美味しいって言ってくれるかなとか、どんな風にキスしてくれるかなとか…… 考えたらキリが無いくらい、ランレンのこと考えてる。 ランレンのことで頭いっぱいなんだ、一日中。 だから、心臓の鼓動が指先にあったら、嬉しいなって思ったんだ。 [真っ直ぐに伝え合う気持ちに嘘偽りはない。 君のことが好きすぎて、毎日が待ち遠しい時間を過ごしている。 夜に帰って来て、日中のことを話しながら食事を共にする時間も。 寝る前にベッドに潜り、君の腕の中で眠りに落ちるキスを受けることも。 全部、君とだからある日常なんだ。] 気に入ってくれてありがとう。 俺からは何もあげられないけど、提案だけは出来たらと思ってたから。 (0) 2026/10/25(Sun) 9:33:03 |
![]() | 【人】 ネルウス[休憩のために入ったカフェで、決まる指輪の話。 ふたりだけで決める、夢のような時間。] 休憩が休憩じゃなくなっちゃったね。 ちゃんと休憩して、ケーキと紅茶口にして気合い入れて行かなきゃね! だから、あーんって食べさせて? 俺も食べさせてあげたいから、お互いにさ。 それで紅茶をまだ温かいうちに飲んで、身体を温めて向かおう。 あと、ね。 心電図取る時、キスしながら取りたいって言ったら、ダメかな? [勿論、店側の許可が降りたらの話だけれど。 そう言って、ケーキを一口にしてランレンの口元にそっと運んだ。 握った手を離さないまま、この時間も大切にしたい。] (1) 2026/10/25(Sun) 9:33:11 |
![]() | 【人】 ランレン[一日中、自分のことを考えているのだと、彼は照れもせずに告げる。 夕食のことも、帰宅してから交わす会話も、眠る前の口づけまで。 何気ない日常のひとつひとつに自分がいるのだと思うと、胸の奥がじんわりと温かくなった。] そうか。 きみの頭の中は、私でいっぱいなのか。 [嬉しさを隠しきれない笑みを浮かべ、彼の髪をそっと撫でる。] 私も似たようなものだよ。仕事中はさすがに目の前のことに集中しているけれど、ふと気が緩むと、きみのことを考えている。 今日の話をしたらどんな顔をするだろうとか、帰ったら何を食べようかとか……。 それから、きみが言うように、帰ったらどんなキスをしようか、とかね。 [最後は少しだけ声を落とし、悪戯っぽく目を細める。] だから、きみだけが私に夢中なわけではないんだ。 安心したまえ。 [そう言っている間にも、差し出されたフォークが口元へ運ばれてくる。 ランレンは微笑んで素直に口を開け、シフォンケーキをひと口いただいた。] ……うん。 やっぱり美味しいな。 [彼の手元へ視線を向け、今度は自分がフォークを持ち直す。 チーズケーキをひと口分だけ掬い、彼が食べやすいようにそっと差し出した。] では、お返しだ。 あーん。 (2) 2026/10/25(Sun) 11:11:13 |
![]() | 【人】 ランレン[彼が口にしてくれるのを見届けてから、満足そうに頷く。] こうして食べさせ合うのも、ふたりで過ごす時間の楽しみだ。 ……ただ、これ以上休憩が休憩でなくなると、今度こそ本当にケーキを食べ終える前に出発することになりそうだ。 [冗談めかして笑い、紅茶のカップを持ち上げる。 温かい紅茶をゆっくりと味わい、ほっと息をついたところで、彼の提案を思い返した。] それから、心電図を取る時のことだけれど。 [カップをソーサーへ戻し、彼へと向き直る。] 私は構わないよ。 店の方が許可してくれるのなら、ぜひそうしよう。 [繋いだ手を持ち上げ、指先にそっと口づける。] きみが私を想っている時の鼓動と、私がきみを想っている時の鼓動。 そのふたつを指輪にするのなら……きみと口づけを交わしている時の波形だなんて、これ以上ふさわしいものはないと思う。 [そう話しながら、ふと可笑しそうに笑った。] もっとも、いざ計測するとなったら、ふたりとも緊張して、ずいぶん賑やかな波形になってしまうかもしれないね。 [彼の顔を覗き込み、目を細める。] それでもいいじゃないか。 きみを想うと心臓が騒がしくなる。 それもまた、私たちらしいと思わないかい? (3) 2026/10/25(Sun) 11:11:41 |
![]() | 【人】 ランレン[最後にもう一度、握った手を優しく撫でた。] さあ、紅茶もケーキも、温かいうちに楽しんでしまおう。 ふたりの鼓動を指輪にする、その大切な一歩だ。 きみと一緒に、きちんと確かめに行きたいからね。 [そう言ってまた一口、ランレンの口元にケーキを運んだ。] (4) 2026/10/25(Sun) 11:11:49 |
![]() | 【人】 ネルウスふふ、俺のことそんなに考えてくれてるなんて、嬉しい。 [差し出されたケーキを一口食べて、やっぱり美味しい、と笑う。 誰かにあーんされるのなんてなかったし、ランレンはやっぱり全部貰ってくれる。 それが俺は嬉しくて幸せで、どうしようもなく触れ合っていたくなってしまう。 だから、手を握ってくれているのが心地良くて、安心する。] あはは、そうだね? ちゃんと食べ終わって出発しないと勿体ないからね。 まだちょっとしか食べてないから、ちゃんと食べよう。 [自分でシフォンケーキを食べて、紅茶を飲んで。 その間に計測時の話。 ランレンは快く許可してくれた。 拒否されるとも思ってはいなかったけれど、店側のことを考えるとどうだろうか、と先に口にすると思っていたから、嬉しくなる。 勿論、店側に迷惑じゃなければであるのには変わらない。] 賑やかな波形になるかな、それはそれで楽しみだ。 ランレンがいつもどんな気持ちでキスしてくれているのか、目に見えてわかるからね。 俺は穏やかな気持ちでキスをしてるけど、ランレンはどうなのかな? [ふふ、と少し悪い笑みを浮かべて、悪戯気に言ってみる。] (5) 2026/10/25(Sun) 11:29:08 |
![]() | 【人】 ネルウス[もう一度、握った手を優しく撫でられて、悪い笑みも消えていつもの微笑みになる。 紅茶から昇る湯気が薄くなってきている。 時間が経つにつれ外も寒くなっていくのだから、温かい内に飲んで身体を温めなければ。] 今日の鼓動は楽しいことになってると良いな。 それで店員に面白がってもらえたら人前でキスする恥ずかしさも吹き飛ぶってものでしょう。 [最後に差し出されたケーキを一口、いただいた。 食べ終わったら、お会計をして、少し離れた店まで手を繋いで歩いていく。] (6) 2026/10/25(Sun) 11:29:15 |
![]() | 【人】 ランレン[彼の口から飛び出した、少々意地の悪い問いかけ。 ランレンは一瞬だけ目を瞬かせ、それから困ったように、けれど楽しげに笑った。] ……きみは本当に、私の反応を見るのが好きだね。 [握った手に、ほんの少しだけ力を込める。 穏やかな気持ちでキスをしている、という彼の言葉を思い返せば、こちらも素直に答えるのは少々癪だった。 もちろん、隠し立てするつもりもないのだけれど。] 私だって、きみと口づけを交わす時間は幸せだよ。 ただ……穏やかでいるつもりでも、きみがあまりに愛らしいものだから、そうもいかなくなることがある。 [言いながら、彼の顔を覗き込む。 その唇に触れたくなる気持ちを、今はひとまず笑みに変えて。] さて。心電図には、私のそういうところまで映ってしまうのかな。 だとしたら、きみにはずいぶん面白いものを見せることになりそうだ。 [くすりと笑ってから、彼の手の甲に軽く口づける。] ……もっとも、きみの波形だって、私が思っているほど穏やかとは限らないけれどね。 [そうして食事と紅茶を楽しみ、最後のひと口まできちんと味わう。 食べ終えた皿を前に、ランレンは名残惜しさを少しだけ残しながらも、満足げに息をついた。] ごちそうさま。良い休憩になったな。 [会計を済ませて店を出ると、外の空気はカフェの中よりもひんやりとしていた。 自然な動作でネルウスの手を取り、指を絡める。冷えた空気に触れた手を包み込むように握り直してから、隣を歩き始めた。] (7) 2026/10/25(Sun) 12:49:37 |
![]() | 【人】 ランレン外は少し冷えるな。寒くはないか? [彼の様子を気にかけながら、歩調を合わせる。 次に向かう店は、ふたりの鼓動を指輪にするための場所。 まだデザインも素材も決まっていない。これから店の人に相談しながら、ふたりにとって一番しっくりくる形を探していくのだ。] 心電図を取って、デザインを決めて……完成までは一週間ほどだったかな。 [確かめるように呟いてから、繋いだ手へ視線を落とす。 この手に指輪が収まる日を思うと、胸の奥に静かな喜びが満ちていく。] 不思議なものだ。 今だって、こうして手を繋いでいるだけで十分に幸せなのに……その幸せを、これから先も身につけていられる形にできるなんて。 [少し照れくさそうに笑い、再び彼へと視線を戻す。] きみがこの指輪を思いついてくれて、本当に良かった。 私ひとりでは、きっと思いつかなかっただろうから。 [それは、ただデザインの珍しさを褒めているのではない。 ネルウスがふたりのこれからを思い描き、自分の心にあるものを指輪にしようと考えてくれたこと。その気持ちが、何よりも嬉しかった。] どんな指輪になるのか……楽しみだ。 [繋いだ手を揺らすように、彼の歩調に合わせて歩く。 やがて目的の店が見えてくると、ランレンはそちらへ目を向け、隣の彼へ微笑みかけた。] ここだね。 では、ふたりの鼓動を形にする相談をしに行こうか。 (8) 2026/10/25(Sun) 12:49:47 |
![]() | 【人】 ネルウス[少し意地悪なことを言いすぎたかな、とおもったけれど、俺の波形も思っているほど穏やかじゃないかもしれないと言われれば、そうかもしれない。 俺だって自分の波形を見たことはないから、もしかしたらそれこそ賑やかなものになってしまっているかもしれない。 外に出ればひんやりと風が頬を撫でてくる。 コートの裾を緩く靡かせる風が吹いてきていて、意外と時間が経っているのを感じる。 手を握ってもらって、温かさに思わず笑みがこぼれるのは何度目だろう。 握り返して、寄り添って上機嫌で歩き出す。] ランレンが温かいから大丈夫。 デザインはどんなのがいいだろうね。 少し太めになるだろうけど、リングに刻んでもらうのがいいのかな。 なんにしても楽しみだ。 [ランレンが喜んでくれているのが伝わってくるから、歩幅を合わせて歩いてくれているのに、どこか早くなってしまっている自分の歩調に気づく。 俺も相当楽しみらしい。 暫く歩いて、目的の店を見つければ、互いに目が合い微笑み合う。] うん、相談しに行こう。 (9) 2026/10/25(Sun) 15:13:11 |
![]() | 【人】 ネルウス[店内はシックなデザインで、サンプルに置かれている波形が刻まれている指輪や、いっそ波形だけを象った指輪なんかもあった。 素材は様々あるようで、プラチナも用意があるようで内心よかったと落ち着いた。 そんなことを逡巡した短い間に、店員が来て挨拶と一緒に見せの説明をしてくれる。 サンプルを見て回りながら、素材についてや波形以外の加工オプションもあると教えてくれた。 ダイヤモンドをあしらうことは出来るかと問えば、小さいものならと返事が返ってくる。] どう?ランレン。 説明でわからないところとか大丈夫そう? [先に素材を決めてから波形を取るのだと言われれば、席に案内されてパンフレットを詳細にした手順や説明、素材の一覧が書かれたメニュー表を渡されてふたりで決めていく。] (10) 2026/10/25(Sun) 15:13:20 |
![]() | 【人】 ランレン[店員の説明に耳を傾けながら、手渡されたメニュー表へと視線を落とす。 素材ごとの色合いや特徴、波形の加工方法、追加できる装飾。思っていた以上に選択肢が多いらしい。 けれど、こうしてふたりでひとつずつ選んでいけるのなら、それもまた楽しい時間になるだろう。] ああ、説明はよくわかったよ。 今のところ、特に疑問はないかな。 [そう答えてから、隣に座るネルウスへと視線を移す。 先ほどダイヤモンドをあしらえるかと尋ねていたことを思い出し、ふっと目元を和らげた。] それで、ダイヤモンドのことだが……、 [メニュー表を少し彼の方へ傾け、悪戯っぽく微笑む。] きみが店員さんに尋ねたということは、あしらいたいと思っているんだろう? だったら、ぜひそうしよう。 [彼の手にそっと触れ、指先を撫でる。] 小さなものなら、仕事中にも邪魔にならないだろうしね。 プラチナに控えめな輝きが添えられるのも、きっと綺麗だと思う。 それに……、せっかくふたりで作る、世界にひとつだけの指輪なんだ。 きみが入れたいと思ったものは、私も一緒に大切にしたい。 [そう言ってから、改めてメニュー表へと目を戻す。 プラチナの落ち着いた色合いに、ふたりの鼓動を刻んだ波形。そして、ささやかなダイヤモンド。 まだ完成形を見たわけではないのに、想像するだけで胸が弾む。] あとは、ダイヤモンドをどこにあしらうかも相談したいね。 波形の邪魔をせず、それでいて目に入るたびに嬉しくなるような場所がいい。 (11) 2026/10/25(Sun) 16:29:59 |
![]() | 【人】 ランレン[いくつかのサンプルを思い浮かべながら、ふと顔を上げる。 もうひとつ、今日の指輪を考えるうえで確かめておきたいことがあった。] それから、店員さんにもうひとつ聞いておきたいのだけれど。 [店員へと視線を向け、穏やかな口調で問いかける。] 心電図を計測する際、ふたりで口づけを交わしながら測定していただくことは可能でしょうか? [口にしてから、隣のネルウスへと目を向ける。] もちろん、店の設備や計測方法の都合もあるだろうから、難しければ構わない。 ただ、できることなら、そうしている時の鼓動を指輪に残したいと思ってね。 [繋いだ手を持ち上げ、指先にそっと口づける。] きみと口づけを交わしている時の心臓の音まで、この指輪の一部になるのなら……きっと、身につけるたびに今日のことを思い出すだろう? [小さく笑い、彼の手を優しく握り直す。] さて。まずは、できるかどうか確かめてみよう。 ふたりの希望を伝えたうえで、一番良い形を一緒に考えればいい。焦る必要はないからね。 [そう言って、再びメニュー表へと視線を落とす。 素材も、波形の刻み方も、ダイヤモンドの位置も。 どれを選んでも、隣にいる彼と相談して決めたという事実が、きっと何より大切なものになるのだから。] (12) 2026/10/25(Sun) 16:30:07 |
![]() | 【人】 ネルウス[ダイヤモンドのことを言葉にされて、思わず笑みを溢す。 うん、なんて答えて指輪のメニュー表を眺めて宝石の一覧を見つめる。 そこには誕生石だったりで埋める人もいるらしく、そういう分類わけがされている。] ダイヤモンド、いろんなカットの形があるでしょう? それもまたふたりだけのものを彩ってくれるかなって思って。 [宝石自体ではなく、宝石に刻まれる方法が意味のあるものだから、違う宝石でも良いのだけれど、きっとダイヤモンドが1番派手にならないだろう。] そうだった。 キスしながらの波形がいいんです。だめですか? [ふたりで頼むと、店員は大丈夫ですよ、となんだか嬉しそうに応えてくれた。 どんな波形になるでしょうね、と店員の方が楽しみだと言わんばかりに声が弾んでいる。] 大丈夫だって、よかったね! これでふたりで一緒に賑やかな波形になったらどうしようか。 [なんで笑いながら、ランレンの肩に頭を乗せて甘える。] まずは素材選びだけど、プラチナでいいんだよね。 ダイヤモンドは、どこが良いだろう? 波形の邪魔にならない場所に埋めたいけど。 それは波形を見てからじゃないと決められないよね。 [なんて、いまからもう楽しみで、どうするどうする?なんてはしゃぐ子供のように君に縋る。] (13) 2026/10/25(Sun) 18:01:23 |
![]() | 【人】 ランレン[肩にこつんと寄りかかってくる頭の重みが、なんとも心地よい。 目を輝かせながら、あれもこれもと楽しそうに考える彼の姿に、ランレンは思わず頬を緩めた。 そっと手を伸ばし、彼の頭を優しく撫でる。] ああ、プラチナにしよう。 仕事中も身につけるつもりだからね。 落ち着いた色合いも気に入っているし、きみとお揃いにするなら、やはりこれがいい。 [髪を梳くように指を動かしながら、彼の言葉を思い返す。 ダイヤモンドのカットひとつにも、ふたりだけの意味を持たせたい。 そんなふうに考えてくれたことが嬉しかった。] ダイヤモンドの位置は、波形を見てから決めるのも良さそうだな。 実際にどんな形になるのか、まだわからないのだから。 波形を邪魔せず、綺麗に収まる場所を探そう。 [そこでふと、ひとつ思いついたように目を細める。] それから、外側にあしらうのが難しければ、内側に埋め込むのはどうだろう? [彼の頭を撫でていた手をそのままに、もう片方の手でメニュー表を示す。] 表からは見えないけれど、指輪を外した時や、ふとした拍子に内側を見た時には、ちゃんとそこにある。 私たちだけが知っている、小さな秘密みたいでいいと思わないかい? [口元に柔らかな笑みを浮かべる。 もちろん、外側に飾るのも素敵だろう。 けれど、ふたりの鼓動を刻む指輪に、誰にも見せる必要のない特別な意味を忍ばせるのも、実に自分たちらしい気がした。] (14) 2026/10/25(Sun) 18:31:50 |
![]() | 【人】 ランレンとはいえ、これはあくまで案のひとつだよ。 きみが気に入る形にしたいからね。 店員さんにも、内側に埋め込めるか聞いてみよう。 [楽しげに寄りかかっている彼の髪を、もう一度ゆっくりと撫でる。] ふふ。そんなに急いで決めなくても大丈夫だ。 今日は、きみと一緒に選ぶ時間そのものも楽しみたいんだから。 [そう言って、肩に寄せられた彼の頭へ軽く頬を寄せた。] まずはプラチナでお願いしよう。 それから、波形を取ってもらって……その形を見ながら、ダイヤモンドをどこに置くか考える。 どうだ? なかなか良い計画だと思うのだけれど。 [彼の顔を覗き込むようにして、穏やかに微笑む。] それに、きみがこんなに楽しそうにしてくれるのなら、私はもう、どんな指輪になっても嬉しい気がするよ。 [少しだけ冗談めかして言いながらも、その手は変わらず彼の頭を優しく撫で続けていた。] (15) 2026/10/25(Sun) 18:31:58 |
![]() | 【人】 ネルウス指輪の内側でふたりだけの秘密……いいね。 水回りの仕事する時にそれが見えるのかな。 もしかしたら指に痕になるかもしれないし、それがいいな。 なにせランレンが考えてくれたからね! [撫でられて心地良さげにしていれば、店員はにこにことして笑っている。 いちゃいちゃし過ぎかな、と思ったけど、店員の笑顔に甘えて、ここは気にせず存分にランレンに甘えよう。 内側に埋めるなら、指の甲に来るようにするのはどうだろうとか、それともなにか他の形がいいとかあるかな。 どちらにしろ、波形を取らなきゃ始まらない。] ランレン、いっぱい考えてくれてありがとう。 嬉しいよ。 [少し顔を上げて、耳元で誰にも聞こえないように大好きと囁いて。] じゃあ、プラチナとダイヤモンドでお願いします。 波形今から取れますか? [こちらにご案内いたします、と店員はオーダーシートに記入をして裏に案内してくれる。] 俺も、どんな指輪になっても嬉しいよ。 行こう。 [撫でてくれる手にキスをして、立ち上がり。 早く早くと指を絡めて君が立つのを急かす。] (16) 2026/10/25(Sun) 20:16:42 |
![]() | 【人】 ネルウス[裏に行けば、心電図の機械が並んで置かれている場所に案内されて、隣同士を座らせてもらった。] この距離ならキスできるね。 [手を取って、柔らかく笑った。] (17) 2026/10/25(Sun) 20:16:50 |
![]() | 【人】 ランレン[耳元に落とされた、誰にも聞こえない小さな囁き。 その声がくすぐったくて、ランレンは彼の髪を撫でる手を止めないまま、そっと顔を寄せた。] ……私もだ。 [同じように、彼の耳元へ声を落として囁き返す。 短い言葉に込めたのは、今さら言い尽くすことのできないほどの愛情だった。 それ以上はあえて口にせず、代わりに彼の頬へ軽く口づけてから、ゆっくりと立ち上がる。] ふふ、そんなに急かさなくても、ちゃんと一緒に行くよ。 [指を絡めた手を握り返し、彼の隣へ。 案内された部屋には心電図の機械が並び、先ほどまで眺めていた指輪のサンプルとはまた違った、少しばかり特別な空気が漂っていた。 ふたりの鼓動が、これから実際に指輪のデザインになる。そのことを思うと、期待と一緒に、わずかな緊張も込み上げてくる。] なるほど……ここで計測するのか。 [隣同士に腰を下ろし、機械へと目を向ける。 ネルウスが手を取ってくれれば、その手を握り返し、柔らかな笑みを浮かべた。] ああ。これなら、きみの言うとおり口づけも交わせそうだ。 (18) 2026/10/26(Mon) 0:16:54 |
![]() | 【人】 ランレン[そう答えてから、念のため店員へと顔を向ける。] 計測の方法について、先に確認させてください。 こちらは、どのような姿勢で、どのくらいの時間計測するのでしょうか? 口づけを交わす場合も、普段と同じ手順で問題ありませんか。 [店員の説明を聞く姿勢を取りながら、繋いだ手はそのままにしておく。 計測に必要な準備があるなら、きちんとそれに従うつもりだ。 大切な指輪を作るための工程なのだから、最初から最後まで丁寧に進めたい。] ……わかりました。ありがとうございます。 [説明を聞き終えると、ランレンは改めて隣のネルウスへと向き直った。 先ほどまでの落ち着いた表情には、少しだけ照れくさそうな色が混じっている。] さて、ネルウス。 いよいよのようだな。 [絡めた指をそっと握り直し、彼の顔を覗き込む。] 心電図を取るのは私も初めてだから、正直、どうすればいいのか少し迷ってしまうな。 [小さく笑って、彼の手の甲を親指で撫でる。] ……こうして手を繋いで、きみの顔を見ていればいいのかな? [問いかける声は穏やかで、どこか楽しげでもあった。 ふたりの鼓動がどんな波形を描くのか。それを知るのは、もう少し先だ。] (19) 2026/10/26(Mon) 0:17:18 |
![]() | 【人】 ネルウス[店員がいうには、寝る状態ではなく腰掛けた状態で、胸や腕に機器をつけて計測するらしい。 その間大きく動かなければ問題ないらしく、カーテンを閉めるので自由にしていていいとのこと。 5分ほど心電図を取って自分達で気に入った波形の長さを選ぶとのことだったので、それに従った。 機器を取り付けている間も手は握ったまま、見つめ合って微笑む。] うん、顔合わせてできるって良いね。 [計測しますね、とカーテンが締められた。 そっと顔を寄せて、上目遣いで甘えた声を小さく溢す。] して、ランレン。 (20) 2026/10/26(Mon) 0:29:55 |
![]() | 【人】 ランレン[カーテンが閉じられ、店員の姿も見えなくなる。 機械の小さな作動音だけが、ふたりの間に静かに響いていた。 目の前には、甘えるようにこちらを見上げる伴侶の顔。 その唇が何を求めているのか、わからないほど鈍くはない。] ふむ……。 [ランレンは小さく笑い、繋いでいた手をほどくと、代わりに彼の頬へとそっと触れた。 親指で柔らかな肌を撫で、少しだけ顔を傾ける。] そんな顔をされたら、断れないな。 [最初からキスしながらの予定だから、断ることなんてないのだけれど。 囁くように告げて、ゆっくりと距離を詰める。 急かすことも、焦らすこともせず、互いの息遣いを感じられるところで一度だけ目を合わせてから、そっと唇を重ねた。 触れるだけの口づけ。 けれど、すぐに離れるつもりだったはずの唇は、名残惜しさに引き留められるように、もう一度だけ重なる。] ……まったく。 [ようやく顔を離したランレンは、困ったように眉を下げながらも、ひどく優しい目で彼を見つめた。 それから、ふと思いついたように彼の手を取る。] (21) 2026/10/26(Mon) 1:06:57 |
![]() | 【人】 ランレンネルウス。少し、こちらへ。 [その手を自分の胸元へ導き、心臓のすぐ近くにそっと重ねさせた。 スーツ越しに伝わる鼓動は、普段の彼からは想像しにくいほど、確かな速さを刻んでいる。] ……キミとキスをすると、年甲斐もなく、こんなにも鼓動が速くなってしまう。 [どこか照れくさそうに笑いながら、彼の手を胸元に留めておく。 四十にもなって、たったひとりの男に口づけられただけで、これほど心を乱されるとは。自分でも少々、意外ではあった。 けれど、不思議と恥ずかしさばかりではない。 この歳になっても、誰かを想うことで胸が高鳴る。その事実が、ひそかに嬉しかった。] きみの鼓動も、こうして聞けたらよかったのだが。 [冗談めかして言い、彼の指先にそっと口づける。 心電図の機械は、今もふたりの鼓動を記録し続けている。 この波形が、いつか指輪になるのだ。 そう考えると、目の前の恋人がいっそう愛おしく思えた。] さて……もう一度、いいだろうか? [わずかに目を細め、今度は自分から顔を寄せる。 その声音には大人らしい余裕が滲んでいたが、胸の鼓動だけは、どうやらそう簡単に取り繕えそうになかった。] (22) 2026/10/26(Mon) 1:07:28 |
![]() | 【人】 ネルウス[機械音が響いている。 その中で、キスをする。 ぴ、ぴ、と小さな機械音が数回鳴ったくらいで唇は離れていき、鼓動が跳ねたような気持ちになる。 ランレンはどうだろうかと視線を重ね合わせる。 もう一度、重なって。 二度目は明確に跳ねた、と思った。] うん、なに? [呼ばれればそちらの方へ身体を近づけ、誘導されるままに君の胸に手を置いた。 確かな速さを刻んで、鼓動は跳ねている。] 嬉しいよ、ランレン。 俺とだからこうなってくれるんだって思うと、すごく嬉しい。 俺のこと、好きなんだってランレンの心を感じる。 [指先に口付けられて、微笑む。 手を取って、引き寄せて胸に置いて。 それから、もう一度。] して、ランレン。 俺の鼓動、聞いてて。 [ドクンドクンと強く鳴っている。 身体は正直とは、よく言ったものだ。 近づけられたそれをそのまま受け入れて、すぐに離れてしまわないように悪戯に舌先で君の唇を舐めた。] (23) 2026/10/26(Mon) 6:40:49 |
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