人狼物語 三日月国


111 【身内村】あの日の、向こう側【R18】

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視点:


【人】 木峰 海斗

[ 恋人と、公には言えないけれど。
  そういっても別に
―― 口には絶対出さないが、


  それで、恋人の首に、自分がつけたわけでもない
  キースマークを見つけて、
  怒るでも、悲しむでも、嫉妬するでもないのは、
  以前の自分の行動を思って強く言えないのか、
  それとも、こんな時も、弟に甘いのか。

  もしくは、底抜けのお人好しの―― バカか、

  それでも、兄貴に怒られたことなんて、
  記憶にない俺は、そっち方が怖かったから、
  俺の『分からない』を信じてくれたことに、

  ほっとして、同時に
  じくり、と罪悪感に胸を痛めた。]
(4) 2021/12/04(Sat) 12:10:00

【人】 木峰 海斗

 
 
   んな、キモいこと、
   するような奴らじゃねーと思うけど、


[ 周囲で、いつも馬鹿みたいに、
  げらげら笑っている友人たちを思う浮かべる。

  大体、彼女がいるし、
  いない奴は、女が、どうのとか言っている奴ら。

  だけど、首筋の赤は、確かに存在している。

  だから、否定を口にしながら、
  眉を下げ、笑う顔から視線を逸らせば、
  自信無さげに言葉尻を濁した。]
(5) 2021/12/04(Sat) 12:10:03

【人】 木峰 海斗

 
 
   …… 分かったよ、


[ 本気なのか、冗談なのか。
  それを汲み取れる程、俺の心境も余裕がない。

  家に連れてこいという言葉には、
  素直に頷き返して、微かに触れるだけの口づけに
  眉を下げながら、受け入れれば]
(6) 2021/12/04(Sat) 12:10:05

【人】 木峰 海斗

  
 
[ ぽそり、と一言、謝罪を口にすれば、
  風呂へ向かう背中を見送った。]
 
  
(7) 2021/12/04(Sat) 12:10:11