人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>17 ノアベルト

「泳がしておけばいいぐらいに思われているのかなあ。
まあ、オレは貴族のお歴々の旅先のアバンチュールなんかを彩る仕事をしているものだから。代わりの学士を見つけるまで捕らえられないのかもしれない。
おまえさんも、ちょっと掃除中にいいものでも見てしまったのかもしれないよ」

かっかっか、と愉快そうに笑いながら、足をゆっくりと組み直した。

「あれが、かあ?にしては、その後は随分綺麗所が続く。とはいえ、完全に牢に入れるわけでもないんだから、自分のものにしようという貴族のちょっかいでもなし……。本当に、真面目すぎる貴族でもやってきたかね」

”〜中央政府から左遷されて砂漠の都市に派遣された俺が無双〜、とでもいったところかな”、などと戯けた事を言いながら、葡萄酒の口先をあなたにも向けた。憂いを掃うため。とはいうが、この男は割といつでも呑んではいる。
(@6) protea 2021/12/10(Fri) 22:30:26