人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 死霊術師 ペトルーシャ

「……」

あくまで望んだことが起きている。
このまま変わらなくても本人は構わず。

だが、知らぬ間に壊れるようなことは、
自覚せぬままにあの人間が病むことは、
望むことではない。
ああ、勝手をしてやろうじゃないか。
止めなかった彼奴が悪いのだ。

「……ミズチの為に、払えるもんなんて、ありんせん。
 これ以上、彼の救世主になんてなってやりません。

 あの子が一人で生きていくのに必要な聞ける声は、
 人間と同じもので、抱えられる量も同じです。
 元ある姿に、そして……正しく聞ける精神になるまで、
 成長するまで、壊れさすわけにはいかないんです。

 彼のためなんかじゃない。
 あれはあたくしの、拾い物です。
 あたくしの拾った宝をゴミにしたくないだけです。

 ……どんな声が聞こえてるか知りませんけどね。
 あなたに頼むならもっと
 自分のことを知ってからにするんでしたね。
 あのおバカさんは、まったく……ご迷惑をおかけしました」
(-292) toumi_ 2021/12/18(Sat) 17:48:17