人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 骸狩り スカリオーネ

酒場で少し話を交わし、男はあなたがいる部屋へとやってくる。

あんな話の中で告げた言葉、スカリオーネという人間は律儀に守ってくれるのだ。
さてその主人、自分の仕える者ではあるが……肝が座っているというか、ずぼらというか。
正直解雇されてもおかしくはないことを告げたのだが、発言以外は変わらないあの表情。
一体どんな心情でいるのかが気になって仕方がない。

主人失格だぁ? 全く……何を気にしているのだろうか。
自分も、普段と変わらず、同じようにやればいい、それだけだ。

「今参りました」

「主、生還おめでとうございます。
 私も傷薬のおかげでこの通り、ミズチは騒動に巻き込まれて首が取れましたが、他に目立つ傷は受けていませんでした」

よかったですね、と。その瞳を、サックスブルーが覗き込んだ。

「…私、これでもハラハラしていたんですからね。
 生きた心地がしていませんでした。これでようやくいつもどおりに戻れます」
(-73) toumi_ 2021/12/20(Mon) 0:46:54