人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


レイエドゥアルトを占った。
エドゥアルト魔術師のようだ。

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

「レイ。荷を引き取りに来た」

 外套を纏った人物が、気配なく死角から前に現れた。深く被せられたフードはそうした形を保っているだけで、頭があるべきところはからっぽだ。首巻の赤には見覚えがあるだろう。
(-6) 66111 2021/12/18(Sat) 23:05:39
レイは、は?こんなに溜め込んでたんですか?? >>a3
(a4) sym 2021/12/19(Sun) 1:18:20

【秘】 灯屋 レイ → 番犬 エドゥアルト


「そうですね……そうできれば良かったのですが、なかなか難しい。
また頼みたい事ができたらお願いしに来ます」

あまり命じたくないのも、本音。
だけど嬉しそうな貴方を見ると、そう思う。

「用途も理由も言われませんでしたし、聞かなかったので。
はい。よろしくお願いしますね」

そうして、夕刻頃。灯屋はいつも通りに仕事へ行く。
見慣れていたはずの、見慣れぬ様相となった場所。
常に空気が淀むそこに灯りを点す。
―――そうして、いつも通りの時間に戻ってくれば。
貴方に礼を告げ、預けたものを受け取っただろう。
なんとなく頭も撫でた。わしゃ……
(-13) sym 2021/12/19(Sun) 2:19:34

【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ

掛けられた声にそちらを向く。
貴方をきちんと見たのは久しぶりな気がした。

……顔見えないですけど。
声も服も、気配もミズチのそれだ。

「荷……こちらじゃないですよね。
という事は、こっちでしょうか?」

ノアベルトから預かっていた箱を取り出す。
(-14) sym 2021/12/19(Sun) 2:31:35

【秘】 灯屋 レイ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>a5 ノアベルト
「いや持てる分だけって。
なに?こんなにあったんですか?もっとある?
……あの業突張り共、妖精をなんだと思っているんですか?」

袋の中身を見て、眉を潜める。
死んだんですか?と言葉少なに貴方へ問うた。
(-15) sym 2021/12/19(Sun) 3:08:45

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

>>-14

「ありがとう」

 礼の言葉は胸部から聞こえた。受け取った箱から中身を取り出す。ミズチの頭である。政府のあの監視用の首輪つきだ。フードを取ったそこにあった穴にはめ込まれた。かしょん。

 まばたきぱちぱち、具合を確認するように首をひねって。

「…そうだレイ、エドゥアルトの居場所に心当たりはあるか? 急ぎではないので、ないならないで構わない」

 平然とそんなことを続けた。声は頭部から聞こえるようになっていた。本人的にはここまでの流れは無問題らしいです。
(-16) 66111 2021/12/19(Sun) 3:18:38

【秘】 灯屋 レイ → 錆鉄御納戸 ミズチ

>>-16
「?」


箱の中身に思わずすぺーすきゃっと。
え?首入ってたの?
私達、生首入りの箱預かってたんですか?

「…………首輪は取っておいた方が良くないですか?

ええと、エドゥアルトですね。彼でしたら―――」

それ以上突っ込まないことにした。色々と。絡繰ってすごいんだなぁ。
常のような平静を装って、エドゥアルトの位置を貴方に伝えたでしょう。
(-17) sym 2021/12/19(Sun) 3:39:50

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ

>>-17

「ああ、それもそうだな。気にすることももうない」

 あとはもう、衛兵さんに外してもらいましたなんて話で構わないのだ。自分で外していても誤差だろう。よいしょ頭を外し、首輪を外して衣嚢の内へ。頭はまたつけ直した。かしょ、ぽい、かしょん。リズミカルでした。
 

 ミズチの身体のパーツごとの接続パスは、物理的には存在しない。色々と便利に出来ているようだ。絡繰ってすごいんだなぁ。

 ミズチはあなたの心の内の動揺には気付かなかった。<big>疑問符は、その後の言葉によるものだろうと受け取ったのだ。

 そうして礼の言葉を重ね、名残惜しさも何もなく、ミズチはあなたのもとを去ることになる。
 次に会う時もまたこうして、変わらない距離感で接することになるのだろう。蟹がおいしいをプレイするかもしれませんね。
(-18) 66111 2021/12/19(Sun) 4:36:35

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 灯屋 レイ

>>-15 レイ

「金のなる木だとでも思っているんじゃないですか〜?
 一種のコレクターのように思えましたが……っ、と。
 ……集めているだけで始末も珍しい依頼ですよ」

はい、面倒なのでやりました、と。
珍しいものを盗んだ分、金目当てに思われ、自分に罪状が届くこともかんたんにはないだろうとも告げる。

「スッキリしました? それとも謝らせたかったですか?
 気が利かなくてすみませんね〜、……あたくしもことを急いで焦っていたもので」
(-21) toumi_ 2021/12/19(Sun) 11:42:40
レイは、ミズチと今度、一緒に蟹を食べるでしょう。骨は食べちゃいますが殻は食べません。
(a7) sym 2021/12/19(Sun) 12:32:11

【秘】 灯屋 レイ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>-21 ノアベルト
「悪趣味だ。
……もし、またこのような事が起きた時。
今回のように便乗したら面倒でしょう」

悪態をつくように吐き出す。

「そういう輩は心から悔いる事なんてありませんから。謝罪も命乞いも、必要ありません。
……このような仕事を受けてくださり、ありがとうございます」

恙無く事が済んだであろう事は聞かずともわかる。
お疲れ様でしたとねぎらいの言葉も向けて。

「首輪はもうお返ししますか?
箱はミズチが引取りにきたため、本人に返却しました。
……なんで『アレ』が入ってたかは聞きません」

聞かないです。
言わなかったからにはなんらかの事情があったと思うので。
(-22) sym 2021/12/19(Sun) 12:37:51

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 灯屋 レイ

>>-22レイ

「いいええ、やりたくてやったことですから。
 もう一つ理由があるなら、あの行動を主は咎めないので。

 ミズチのあれですか〜? ああ、驚かせましたねぇ。
 驚かせるつもりと、取れるからですが……」

答えてしまった。
ついでに、ちょっと悪ふざけも入っていたのをバラす。
首輪はいやいや受け取って後でわざわざつけるのだろう。

「あーなるほど、そうですね。
 後悔なんてしないでしょう。よおくわかります。
 ねえ、レイ。
 誰かに悪いことが起きてるとするじゃないですか。
 本人は構わないって言っていても、具合が悪くなっていく。
 その原因を潰して解決したくなるのは一体なぜでしょう?

 相手の意思を尊重してやってるわけでもない。
 これって身勝手なことなんでしょうかねえ」
(-23) toumi_ 2021/12/19(Sun) 15:37:43

【秘】 灯屋 レイ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>-23 ノアベルト
「……貴方もなかなか、悪趣味ですね」

少しばかりじとっとした視線になってしまったのは、無理もないと思う。

「見えるところを怪我しているのに、大丈夫だと言い張っているからじゃないですか?
目の前の相手が大怪我していたら、心配のひとつふたつはするでしょう。
傷薬を渡せば治るなら、持っているなら渡してやろうと思うでしょう。

それと同じですよ。
親切と呼ばれても偽善と呼ばれても。
そうした方が治りが早いと判断しただけです」

それだけだったか。
負い目や引け目だってある事は否定できない。
八つ当たりに近いものだったかもしれない。
―――それでも。
この先の道行がただ明るいものであってほしいと思うのだ。

「……親切というのは皆、身勝手なものですよ。
相手がそれをどう受け取るかで、名が変わるだけです」
(-34) sym 2021/12/19(Sun) 21:07:27

【念】 灯屋 レイ

「―――えぇ」

そうであると。
貴方も思ってくれること。

「私も、とても嬉しい」

以前と同じ事を。
以前よりも柔らかな表情で返した。
(!0) sym 2021/12/19(Sun) 22:58:54

【念】 灯屋 レイ

実験体や奴隷に近い扱いを受けていたという所はもやりとしたものが燻ったが。

似ているなと思った事も、あるのだ。
掃き溜めで生まれたこと。拾われたこと。救われたこと。
形は違えど、『親』を手伝っていたこと。
どうあれ、最期を見送ったこと。

食事も決めきれなかった貴方だ。
なし崩しになったとはいえ、仕事が勝手に舞い込んでくるものでもない冒険者という職には苦労したのだろうと思う。
実際に難儀している所を見た事だってあっただろう。

「……何故、その方が貴方に自身を殺すよう命じたのか。
理由はわからないのですか?」

その魔術師は最期に何を思ったのだろう。
つい、そんな疑問が口をつく。
―――貴方を困らせたり傷つけるような問ではなかったか。
言いたくなければ無理には、と慌てて添えた。
(!1) sym 2021/12/19(Sun) 22:59:26

【独】 灯屋 レイ

/*
軽率に首チョンパするな
(-48) sym 2021/12/19(Sun) 23:32:54

【独】 灯屋 レイ

/*
周りがパニックなんだよなぁ……
(-51) sym 2021/12/19(Sun) 23:38:31

【独】 灯屋 レイ

/*
さすがスカリオーネ。
平和的解決ですね。
(-57) sym 2021/12/19(Sun) 23:48:02

【独】 灯屋 レイ

>>-58
/*
その事実に変わりはないので批判は甘んじて受けます。

ですが、私は一番誠実な対応をしたんですよ……
大切にしたい大事にしたい気持ちと泣かせないは両立できないんですね…………
(-70) sym 2021/12/20(Mon) 0:20:55

【独】 灯屋 レイ

/* >>-68
何故???

いえ。泣きたいのに泣けないのはよろしくないので、泣きたい時は泣いていいと思うのですが……
私は抱きしめられないのでただハンカチ差し出すしかできないんですが…………
(-71) sym 2021/12/20(Mon) 0:22:33

【独】 灯屋 レイ

/*
なんらかの経験:ある
(-79) sym 2021/12/20(Mon) 1:07:56

【独】 灯屋 レイ

/* >>-79
あるんだ……(なんらかが)
(-82) sym 2021/12/20(Mon) 1:08:40
レイは、バニラのような香りを纏って街を歩く。
(a26) sym 2021/12/20(Mon) 12:50:04

レイは、表も裏も、どこか騒がしい。まだ暫く、この騒がしさは続くのだろう。
(a27) sym 2021/12/20(Mon) 12:51:06

レイは、道に迷った者がそこらに見つけた。昼間から灯りを点す。帰り道は、あちらですよ。
(a28) sym 2021/12/20(Mon) 12:52:56

【念】 灯屋 レイ

くそったれ。


顔も知らない魔術師に思ったのはそんな言葉だ。
それでも貴方にとっては『家族』であって、捨てられたくなくて、大事な人だったのだから。

これもまた言葉を飲み込んで、素知らぬ顔でいるのだ。

「……それは、仕方ありませんよ。
だって、知りもしない『肉親』を家族だなんて思えないじゃないですか。
だって、貴方にとっての『家族』はそれぐらい大事だったんじゃないですか。
見捨てられたり失望されたり、したくなかったのでしょう」

自分だってそうだと零す。
少しの行き違いが起きて、これはその行き違いが取り返しのつかない事だった。
『それだけ』の話。
……そう思わないと、どうにも、誰も救われない話。
(!7) sym 2021/12/20(Mon) 20:20:43

【念】 灯屋 レイ

切欠は互いの声が聞こえた事。
理由がどうあれ、『より良い日々』を共に想ってくれた。
貴方の喜びが、もっと広がればいいと思うのだ。

「―――えぇ。
私が知るものを全部、教えましょう。
貴方が自分のそれ
<喜び>
を選び取れるよう。
もっと、たくさんの事を」

この街はまた、変わっていく。
良い方にも悪い方にも。
きっとどちらにも傾いて、最後にどこに辿り着くのかはまだわからない。
(!8) sym 2021/12/20(Mon) 20:22:29

【念】 灯屋 レイ

「……今度、屋台にでも行きましょう。
私はチキンが一押しですが、まだおいしいものはたくさんあります。
貴方のお気に入りを探してみたい」

それでも、きっと昨日より『良い日々』になるだろうと思う事ができる。
灯りに照らされ伸びる影は、もうひとつだけではないのだから。
(!9) sym 2021/12/20(Mon) 20:23:58

【置】 灯屋 レイ

その年は酷く冷え込んで、朝日が昇るとあちこちに冷たく固まった骸が転がっていた。

霜の降りた路地裏を歩き回り、それは物言わぬ骸を無言で荷車に放り込んでいた。
皮と骨ばかりの骸でできた山に白い溜息を吐いて、次の路地裏へ。
物陰に蹲る小さい体に舌打ちして、冷たくなった腕を掴んで―――

ばちりと開いた月と、目が合った。

「うわっ生きてる」


思わず吐き出された言葉に子供は瞬きして、緩慢に頷いた。
生きてるという言葉は知っている。頷く事が肯定になる事も。

それは面倒くさそうな、困ったような顔で子供を見た。

―――帰る場所は?

―――ここ。

―――家族はいるのかい?

―――? ……ん?


なんだそれと言いたげな子供が思い出したように指差す先には、折り重なった小さな山。
舌打ちの音と共にぱっと手を離し、もう二度と動かない山をバラして荷車に運んでいくそれを、子供は尻餅をついて見つめていた。
やがて作業を終えたそれは、子供へと視線を向ける。
(L7) sym 2021/12/20(Mon) 20:51:34
公開: 2021/12/20(Mon) 20:55:00

【置】 灯屋 レイ

「死にたいか?」


子供は言葉の意味をちょっとだけ考えて、首を横に振った。

「わかった」


脇の間に手を突っ込まれて、ひょいと持ち上げられる。
軽いなとぼやいた声を認識した頃には、台車に腰掛けていた。頭を撫でられ、一言落とされる。

「落ちないようにいい子にしてな」


頭を不思議そうに触りながら、子供はガタゴト運ばれていく。

―――黄金なんてものじゃない。
けれど、ひだまりのような夢だった。
(L9) sym 2021/12/20(Mon) 20:52:42
公開: 2021/12/20(Mon) 20:55:00
レイは、今日も灯りを点ける。不要になるまで、ずっとずっと。
(a53) sym 2021/12/20(Mon) 20:56:05

レイは、生者も死者も行先に迷わぬよう祈っている。祈って、灯りを点し続ける。
(a54) sym 2021/12/20(Mon) 20:56:54