人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


【見】 騎兵 リーゼロッテ

「ありゃあ〜〜〜……」

事が始まっているらしいことは解る。
掲示板を見て上半身ごと首を傾けた。

「てゆーか、コレゆーこと聞くの?
 ロッテだったらむかついて多少殺しちゃうかもぉ。
 てゆーかてゆーかぁ、なんか女の子狙いっぽい?
 むしろ殺した方がよくない?」

クソでかい声でひとりごちるので、衛兵がそそくさと去っていく。

正義だなんだと言う気は無い。
ただ気に入らないだけである。あれこれ言説を垂れようが、死んでしまえば口も動かない。そのくせ偉ぶって弱い者いじめをする滑稽さを、教えてやるだけむしろ親切だと思う。
命乞いも数多と聞いてきたが「え〜!かわいそぉー!」の一言で殺してきた。リーゼロッテはそういう女である。
(@9) zipkun 2021/12/11(Sat) 2:05:07

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「えぇ〜〜〜〜〜っ?
 先にチェスティーノさんとか見せしめにしたんじゃぁん。
 アイシャちゃんみたいな子を見せしめにするんじゃ〜ん。
 分かってないんだよぉ、
 自分たちもイノチのキキに陥るってコト。
 なんかそーゆーのってぇ、フケンゼンだと思う!」

エアハートを振り返って、ぷりぷり!と怒る仕草と表情。
リーゼロッテには政治が分からぬ。しかし邪智暴虐はなんかむかつく。
ひと月ばかりこの街に留まった程度だが、なるほど腐敗している。…らしい。リーゼロッテにはこのお触れと私刑との違いが分からぬ。

「罪悪感? なんで??
 生きてるんだから死ぬんだしぃー。その死ぬタイミングが
 たまたまロッテだっただけってゆーかぁ。
 逆になんで人相手だけ罪悪感?っておもうけどなぁ〜」

つまり、虫も家畜も魔物も殺しているのだから、と言いたい。

「エアハートさんはぁー、罪悪感あっちゃうタイプ?」
(@10) zipkun 2021/12/11(Sat) 3:51:38

【独】 騎兵 リーゼロッテ

/*
また安価つけるの忘れちゃった♡
(-37) zipkun 2021/12/11(Sat) 4:04:12

【見】 騎兵 リーゼロッテ

>>33 エアハート
「なんかぁ、お前もこーなるんだから言うこと聞けよ〜、
 そんで一生コキ使ってやるぜゲヘヘ〜、
 みたいなのがタンジュンにむかつくトコない?
 そぉそぉ、個として見ないのは別にいーんだけどぉ。
 それってじょーずにやってればのハナシでぇー。
 そんなんだからカクメーとか
 考えられちゃうんだよねぇー」

いち兵士として、戦士として運用される側の人間である。
リーゼロッテも、おそらくはエアハートも。
しかして自我は異なる。彼の言葉を反芻して、指すところに合点がいって両の手をぱちんと打った。

「あ、な〜るほどなるほど!
 えっとねぇー、ロッテはぁ、
 ロッテをコーゲキとかシンガイとかしない子は好き♡
 だからイジメられてるとかわいそぉって思うのね。
 けどそーじゃない子は危ないから殺してもオッケー!
 国とか勢力とかカンケーないの。
 ロッテちゃんを守れるのはロッテだけなの♡」

この重戦車は、重戦車であるが故の生き方しか知らず、
またそうして生きることに一切の疑問を抱かず生きてきた。
リーゼロッテはいつだってひとりである。
(@11) zipkun 2021/12/11(Sat) 4:26:55

【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート

「うらやましー、ってコトはぁ」

エアハートの呟き>>37に対しての言葉であることを説明すらせず、リーゼロッテは唐突に声を掛けた。
すすす、と傍らに寄ってその端正な顔を覗き込む。

「善悪が基準になっちゃってイタバサミだったりするのぉ?
 それって、いま?むかし?」

互い、ろくに事情を掘り下げたことも無い。
戦地において必要ではなかったから。
つまるところ世間話である。このところ大した依頼も無いし、何やら不穏な空気が流れるばかりで、少女は暇だった。
(-138) zipkun 2021/12/12(Sun) 16:52:59

【独】 騎兵 リーゼロッテ

/*
秘話ゼロッテを貫くつもりだったけど間があいちゃったから秘話にしてみる
(-139) zipkun 2021/12/12(Sun) 16:54:43

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「えぇ〜?なになにぃ?ダンスパーティー?
 てかペトルーシャさん顔ヤバ!もったいなぁーい。
 約束どーりロッテからもカンパしてあげるぅ」

討伐依頼から帰ったそのまま、受け取った報酬金の目分量半分を死霊術師のテーブルに置く。
滅し方なら分かるが治し方は知らない。
下手なものを買って寄越すより、自身で調達する為の資金を遣った方が互い楽であろう。

もっとも、その首輪。
遠からぬ死が約束されるのであれば、少し早い手向けに過ぎないのかも分からないけれど。

「チェルちゃん踊ってあげたらいーんじゃない?
 気ぃまぎれるかもぉ?
 ゴーモン中もユカイなダンス思い出してね〜、的な?」
(@12) zipkun 2021/12/12(Sun) 17:06:05

【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ

 
貴方に問いかけられつつ覗き込まれ、
驚いたようにポカンと見つめ返す。なかなか珍しい表情だ。

「……………ああ。すみません。
 リーゼロッテも他者に関心を持つ事があるのだなと……」

比較的、否、結構失礼な発言が返ってきた。
さておき問いには口元に手を当て思案し出す。

「今も昔も、なのは変わりません。
 ──私は貴族と言うものがどうしても受け入れらなくて。
 でも昔は騎士団に所属しておりました。

 嫌いを嫌いで通すには武力ではなく権力が必要です。
 それを手に入れるのには貴族がどうしても関わってくる。
 貴族が嫌いなのに、貫き通すには貴族と関わりが必須。
 騎士を辞めたところで、結局彼らと関わらない生活は、
 実際問題ほぼ不可能だ。

 『貴族にも良い人だっている』
 ……頭では理解してますよ。実際そうなのでしょうね。
 でも私は自分が受けた所業を今も赦さない。
 だからそう散々言い聞かされ続けることにもうんざりで。

 そのジレンマに、今も昔も悩まされ続けていますよ。
 ……子供と言われれば、そうなのかもしれませんね」
(-151) poru 2021/12/12(Sun) 19:40:52