人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


【赤】 仮面の役者 フランドル

 
「……疲れてるんじゃないか?」

これは結構なマジトーン。

「ともあれ野良猫は上手くやったらしい。
 俺は急ぎ突き出すような輩は見付けてはいない。
 なら、次はホドの番か」
(*1) unforg00 2021/12/10(Fri) 21:12:50

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「──今しがた、その衛兵の内一人が
 また一つ、悪い報せを持って来たところのようだ」

役者は気怠げに科白を咏む。
ほんの少し前の事。衛兵は慌ただしくやって来て、
張り紙を張り替えて行ったのだろう。

「喜劇は何処も品薄らしい。だが今ここに、
 一人の小さなレディがその立役者となろうとしているようだ。
 なら、私も一つその恩恵に預かるとしようかな」
(11) unforg00 2021/12/10(Fri) 21:44:50
フランドルは、一輪の花を指差した。きっと中吉omikujiくらいのもの。
(a10) unforg00 2021/12/10(Fri) 21:45:38

【人】 仮面の役者 フランドル

>>@2 フェリックス

「今日も調子が良いな、"同業者"。
 君の前に限っては、この三文役者は形無しというものだ」

芝居がかった言い回し、大袈裟な溜息。
ここでは「役者」を辞めるつもりは無いらしい。

「しかし、蟹は蟹で馴染みが無いんだがなあ。
 何しろあれは随分傷みやすいそうじゃないか。
 こういう土地でもなければ食えたものではないだろう
 屡々貴族のご相伴に預かる君は例外だろうけれどもさ。」
(20) unforg00 2021/12/10(Fri) 22:14:32

【赤】 仮面の役者 フランドル

 
「…………」

ス……と視線を逸らして見えないもの…
つまり言ってしまえば
二人のMNDの値
を見る動き。
それか、フェレンゲルシュターデン現象。

その後に、なるほど。みたいな顔をした。
まあその場合自分もあまり他人事ではないのだが。

「…まあ、精神干渉なら多少は理解がある。
 万が一の際は…少々荒療治にはなるが、どうにかできるだろう
 とはいえ何事も万が一が無いに越した事は無い。
 あんた達に言う事でもないだろうが…気は抜くなよ」
(*3) unforg00 2021/12/10(Fri) 22:30:26

【人】 仮面の役者 フランドル

>>@8 フェリックス

「ああ、羨ましい限りだ。
 私とて、昔は君のように在りたいと思っていたものだよ。
 案外私は役者には向いていないのかもしれないなあ」

笑顔に笑顔を返し、冗談とも本心ともつかない科白を吐いて。
酒を勧められれば空のグラスを差し出した。
注がれれば互いの杯を触れ合わせ、涼やかな音を響かせる。

「──たとえ向いていなかろうと。
 役に就いた以上、演じる努力はしなければならないわけだ。

 然りだとも、知る事は人生を豊かにする。
 どんな事でも、後学の為にはなるだろうさ。
 とはいえまあ、願わくば良い出会いになるように。
 君も協力してくれよ?こうして唆した責任ついでにさ」

何も蟹を仕留めるのに協力しろというわけでもなく。
他の冒険者達を上手に煽てるのだとか、或いは。
すっかり蟹を食べる気で居る面々に、
美味い食べ方をあれこれ入れ知恵するだとか、そんなところ。
(26) unforg00 2021/12/10(Fri) 23:44:02

【人】 仮面の役者 フランドル

>>23 アイシャ

きっと率直な賛辞を受けて、眉を下げて笑った後。
貴方が両手で差し出した花を、役者は片膝ついて受け取った。
その光景は宛ら舞台のワンシーンのよう。

「どうにもね、改めて言われると気恥ずかしいものだ。
 けれど、きっと君の言葉に恥じない私で居ようとも。
 ……さて、さて…」

役者は徐に立ち上がり、提げていた短杖を手にとって。
かつん、と床を一度叩いた。

「──皆へと花を贈る君にも、贈られる花が無ければね!」

舞台の上ほど声は張らず、けれど淀みなく謳い上げる。
そうして貴方の前に舞い降りるのは、一輪のカランコエ。
その花言葉は、貴方なら知っているかな。

「たった一時ばかりの幻、心ばかりの贈り物ではあるけれど。
 どうか受け取ってくれるかな、小さなレディ?」
(28) unforg00 2021/12/11(Sat) 0:28:58

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
まず初めに薄ら寒い賞賛と枷が当たる痛みに眉を顰め、
その次に"貴方は"という言い回しに心の内で悪態を吐いた。
くそったれ。どうせこの嫌な予感も当たるんだろうな。

「生憎。あそこらは短気で余裕の無い輩の掃き溜めだった
 ねちっこさで言えば騎士団のお偉方の方がまだ近かったか?
 結局、組織なんざ何処だってろくでもない…」

悠々と着衣を乱す手付きに、
否応なしに自らの辿るであろう運命を想像させられる。
腹部を撫でられ、ぞわりと背筋を戦慄かせ、

「──かは、ッ ぁ"、ぐ…本ッ当に…」

腹を殴られればくぐもった呻きを上げ、ひゅうと喉が鳴る。
頬を撫でる手を感じたと思えばそのまま頬を張られ、
喉笛に唇を寄せられれば吐息に嫌でも背が震えた。

こうして過去と現在の差を突き付けられる事が、何よりも。

「……気に食わない
 そうまで言うならもっと楽しそうにしてみろよ。
 お前、暫く会わない内に
 随分つまらなそうにヤるようになったじゃないか、下手くそ」

「どうにもお忘れのようだからもう一度教えてやる。
 
俺は諦めが悪いんだ。

 折りたきゃとことん失望させてみせろ、このへたれ」
(-33) unforg00 2021/12/11(Sat) 2:08:32

【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「……真意の程は、何一つ。だが…
 あいつははぐらかすばかりで諦めさせてもくれやしない」

本当に何一つ覚えていないか、或いは。
既にこちらにあの男の心が無いのであれば。
執拗に噛み付いて来る追手など、お引取り願うべきだ。
それをしないという事は、つまりはそういう事なのだろう。

"命を削る"という言葉には僅かに眉を顰め、
国のあり方、と聞けばさもあらんといった様子で息を吐いた。

他人を信用する事はできない。

 この国もこの街も、そこに住まう者達も、それ以外も。
 決して私が信じ、この剣を捧げるものではない。

 けれど君が他人ではないと言うのであれば考えよう。
 君が敵にならない限りは、私にも君を害する理由は無い。
 付け加えるなら、傷を舐め合うつもりは無いが
 こちらも親の顔も声もろくに覚えてなどいない身だ。
 スキアーとは、路地裏の陰«孤児»の名乗る名だ。……」

一つ、溜息を吐いて。その後に、かつん。
短杖──〈烟る指〉が路地の床を叩く。
何も貴方に恐ろしいものを見せようというわけではない。
間の悪い通行人が居た時の為に、
ほんの少しの間、少々周囲の耳目を誤魔化すだけ。

「…それに、私とて天の鼠、どっち付かずの
"卑怯な蝙蝠"
さ」
(-35) unforg00 2021/12/11(Sat) 3:01:17

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
もしかしてこの次の襲撃担当、オレじゃね?
どうしよう本当に 誰…誰!?
襲撃する理由が薄いか襲撃しても勝てなそうな人かの二極だ…
今の内にwho振って話し掛けておこうかな それがいいかも
(-39) unforg00 2021/12/11(Sat) 5:58:49

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
吊り先と被るのも考慮して3回くらい振っとこ

<<フランドル>>who
<<オーウェン>>who
<<レイ>>who
(-40) unforg00 2021/12/11(Sat) 5:59:19

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
何なんだテメェらはよ
(-41) unforg00 2021/12/11(Sat) 5:59:31

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
びっくりして口が悪くなってしまった。
レイ君はお話しやすそうだし、行こうかな
(-42) unforg00 2021/12/11(Sat) 6:00:41

【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン

 
四度、軽いノックの音。
役者が貴方の部屋の扉を叩いて、台本通りの科白を咏む。

「やあオーウェン君、タダ酒という名の喜劇はいかがかな?」

扉が開けば安くもなければ高くもない酒の瓶を見せ──
そして、さっと爪先をドアの隙間に差し込んだ。
育ちが悪ければ足癖も悪いらしい。

──"野良猫"の機嫌はどうかな?

 出直して他所に会いに行った方が良いならそうするけれど。
 いやなに、一つ労いついでに話でもと思ってね!」

初めの問いは、貴方にだけ聞こえるように。
周囲は無人である事を確認した上で、
その上、更に随分トーンを落としはしたけれど。
宿の中でその単語を出した事について腹を立てても良い。

とはいえ扉を開けなかったならここまでの話は全て扉越し。
何なら力任せに扉を閉めようとしてもいい。
そうなればこの役者騙りが慌てて足を引っ込めるだけだ。
(-50) unforg00 2021/12/11(Sat) 6:51:13

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
四度、軽いノックの音。

貴方が御布令に目を向けて、独白を零し、口を噤み。
そうして幾許かの時を過ごし、宿の部屋へと戻った後の事。
役者はその扉を叩いて、淀みなく要件を告げた。

「灯屋の──ええと、レイで合っていたかな?
 いつぞやの様子がどうにも気掛かりでね、
 ちょっとばかしお節介を焼きに来たというわけだ」

「さて、今は聞き手の役は必要かな?
 不要であれば、それに越した事は無いのだけれど。
 近頃は何かと気掛かりな事の多い情勢だ。
 一人で抱え込むというのもほら、アレだろう。」
(-51) unforg00 2021/12/11(Sat) 7:26:05

【独】 仮面の役者 フランドル

/*
うん、君はそうだよね……違ったらどうしようかと思った……
イエ〜イ夜歩き各位見てる〜!?
擬狼に弾かれたオレ、なんか大変な事になってま〜す!
(-55) unforg00 2021/12/11(Sat) 7:52:55

【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
「あいつには未練だ何だと言われたが、どうだか。
 …私はただ、取り戻そうとしているだけだ。
 或いはただ、一思いに諦めさせてほしいだけだ。
 常に影のように共にあった相手に、信用も何もあるまいよ…」

最後の言葉は殆ど独り言のように。
誰に言うでもなく呟いて、緩くかぶりを振った。
誰かに言ったところでどうなる事でもないのだ、これは。

「結局はあいつ自身に問い質すしか無いんだろう。
 だから私達は互いに邪魔立てしない、それだけでいい。

 信用も期待も必要無い。
 互いの領分を侵せば、その時は当然相応の対処をする。
 互いにそれだけがわかっていればいい。だが…」

「…今更どうにもならないことだろうが。
 "近い者"同士の誼だ、一つ忠告はしておこう。
 主人が居るなら、無謀は程々にしておくことだ。
 君、近々手当り次第に首を突っ込んだツケを払う事になるぞ」

苦い顔で、それだけを。
役者騙りの騎士は、随分と断定的に告げるものだった。
とはいえ、貴方は初めからそれも覚悟の上かもしれないが。
(-62) unforg00 2021/12/11(Sat) 9:41:50

【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト

 
──かつん、もう一度短杖が路地を叩く。
それを皮切りに、
足元に薄っすらと立ち込めていた煙霧はさあっと引いて行った。

今度の約束を拒みはしない。つまりは自由にしていいという事。
貴方の仮定の話には、
「何れかの答えを得ない限り、私は死ぬまでこのままだ」
きっとそんな言葉だけを返して、"卑怯な蝙蝠"は
貴方の横を通り過ぎ、そのまま宿の方へと歩いて行くのだろう。

この"忠告"の答え合わせは、きっと暫くの後に。
次に会うその時も、同じように話せる事を願っている。
(-63) unforg00 2021/12/11(Sat) 9:42:30
フランドルは、その姓は、『影』を指す言葉だ。
(a18) unforg00 2021/12/11(Sat) 9:45:27

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
扉の前に立つ役者は、いつも通り堂々とした笑みのまま。
個人的な要件だから、仮面は外していたかもしれない。

「おや、在り来たりな名だが覚えていてくれたなら光栄だ。
 まあなに、私が勝手に心配しているだけの事だとも」

こうして聞き手を演じに来たこの役者は、
本当に貴方の話を聞きに来ただけのつもり。
だから貴方にとって場所を変える必要が無いのなら、そのまま。
失礼するよ、とでも言って入室し、椅子へと着いただろう。

「それにしても、寝付けないとは。
 やはり件の制度や政府の意向について──
 …いや、誰しも思う所はあるだろうけれどもね。
 私にだってある、が、君は穏やかな人のようだから。」

あのように胸の内を曝け出すさまは、つい気になってしまった。
そんなふうに一度眉を下げて笑った後。

「とはいえ、床に就く所であったなら他の話が良いかな?
 今の私は語り手ではなく聞き手、
 君が話したいと思った事になら何だって付き合おうとも。
 好きなものの話でもちょっとした愚痴でも、何でもね。」
(-65) unforg00 2021/12/11(Sat) 10:36:52

【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン

 
「おや手厳しい。
 とはいえくだらないかどうかは君の決める事。
 閉め出されないよう最大限努力はするが、確約はできないな」

苛立たしげな表情にわざとらしく肩を竦めて。
扉が開け放たれたならこれ幸いと部屋の中へ足を進めた。
その後は多分、勧められずとも適当な所に掛けるなりして。
流石に懇切丁寧な饗しには期待できそうにないから。

その傍らに、
手土産だ、なんて言って酒瓶を差し出したんだろう。

「多分、君としてはもう
 うんざりするほど話したような話だろうけどさ。
 君、あの"猫被り"は仕事でやってるのか?
 幾ら仕事は選ばない"埃運び"とて、損得勘定ができるなら
 何もあんな泥舟に乗る事はないだろう。」

新参者もそれ以外も下手を打てば等しく"トカゲの尻尾切り"。
加えてこの素性の知れないよそ者の役者でさえ引き入れる始末。
体制は組織としては杜撰も杜撰、
内情を鑑みるに恐らくは資金繰りも芳しくはない。

単なる損得勘定の上であれば、幾ら何でもリスクが大きすぎる。
であればその不利益を押して受けるに足る理由があるか。
そんな"仕事仲間"としての疑問。

「勿論話したくないならそれで良いのだけどもね。
 それならそれで、もっとくだらない話をしようじゃないか」
(-87) unforg00 2021/12/11(Sat) 20:34:39

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「なんだ、従順な犬の方がお好みか?
 趣味の悪い連中は反抗的な方がお好みだとばかり、…」

「……ああくそ、だから言いたくなかったんだ」

重苦しく、この世の全てに嫌気が差したように吐き捨てた。
あの手紙。流れる血。裏切り者の貴族。
心当たりは、どうしようもないほどにある。

目にする度に何度も自己嫌悪に陥って、
できることなら"それ"を消し去ってしまいたくて。
だから幾度も突き付けられる事実を何度も焼き捨てて来た。
けれど過去のしがらみは、尚もこの背に付き纏うらしい。

お前だって俺を俺と見ていないだろう。

 血筋が、名が何だって言うんだ。
 同じ血が流れてるから何だって言うんだ。
 同じ姓を名乗る事を一方的に許されたから何だって言うんだ。
 他人の家名を押し付けられただけで俺は別人にされるのか?
 冗談は大概にしてくれよ」
(-95) unforg00 2021/12/11(Sat) 22:54:14

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「俺がただ俺として、
 地べた這い蹲ってでも生きて来たこれまでを
 お前までもが無かった事にしようっていうのか。
 俺が生きてきたこれまでの、
 その全てが欺瞞だったと思うのか。

 
フランドル・ド・リロワーズという人間は存在しない。

 俺は路地裏の陰のフランドル«フランドル・スキアー»だ
 今も昔も、いつだって必死こいてお前に付いてここまで来た。
 それは一つとして血筋に定められたものじゃない、
 誰のものでもない俺の人生だ。」

「…それが気に入らないのなら、殺してみせろ
 陰のフランドルだろうが、貴族のフランドルだろうが
 お前にとって都合の悪いものを殺し、葬り去ってしまえばいい
 その後に残るのは、きっとお前の望むものだろう」

──何も、そのままの意味で手に掛けろというわけでもない。
概念的に何れかの人間の存在を完膚なきまでに否定して、
何れかの人間は死んだ、或いは元より存在しない。
そういう事にすればいい話だ。

何せ元より望まれない在り方をするつもりも無いのだから。

「手加減してくれるなよ、ハーディ。
 どうにも俺はもう、手ぬるいやり方じゃ
 折れる事さえ上手くできない所まで来てるらしい」
(-97) unforg00 2021/12/11(Sat) 22:59:38
フランドルは、自らの手では、舞台の幕を下ろせない。
(a27) unforg00 2021/12/11(Sat) 22:59:49

【秘】 仮面の役者 フランドル → 灯屋 レイ

 
「うん?まあ顔を合わせる機会が多ければ自然とね。
 ここではどうかは知らないが、
 流れ者をやっているとそういう縁もばかにならないものだ」

抱える、とまで行くかはともかくとして。
周囲に耳目を傾けていて損は無い。それは何処でも同じ事。
それで拾える縁がいつか自分を助ける事もあるものだ。

そんな何とも流れ者らしい答えを返した後、
静かに目を伏せる貴方の言葉には、頷くのみに留めて。
続く問いの後、こつ、こつ、金属製の踵が床を叩く音。

「──何処も同じようなものだなあ、と」

暫くの間を置いて、
口を開けば随分こざっぱりとした答え。
とはいえこれだけでは少々語弊がある。
だから誤解を招く前に、すぐに言葉は重ねられたんだろう。

「勿論、それしか思う所が無いわけではないよ。
 寧ろ私は路地裏で育ったから、色々わからないでもないんだ。
 ただ、それで変えられる程度に単純な事ではないと知っている
 だから乗る気は無いが、抑圧するにも少々複雑だ。

 つまるところは、中立派という感じだなあ。
 自分や知り合いに降り掛かる火の粉は極力払いはするが、
 火種そのものをどうこうするほどの力や義心は無いのさ」

言い終えれば、君もそんな感じかな、なんて笑った。
(-105) unforg00 2021/12/12(Sun) 0:12:52

【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン

 
「ふむ」

君は私よりよっぽど役者に向いていそうだな、なんて。
足を組んで座り、踵で床を叩きながらくだらん呟きを一つ。
行儀は頗る悪いが今更だろう。

「別に、放っておいてもその時は来るだろうけれど。
 下が崩れるか、上がしくじるか。
 何れにせよ時間の問題だ。だが…
 個人的な溜飲を下げる為に一枚噛んだ、そんな所かな」

勿論、筋書きとしては、の話にはなるけれど。

聞かれてもいない事をべらべらと喋るようでは、
自分達の仕事は務まらない。これくらいの方が信用できる。
そしてこちらも、建前だろうと納得の行く答えならそれでいい。
だから全てを明け透けに話さずとも構わない、が。

「邪推も邪推、余計な詮索かもしれないけどさ。
 仕事でよく立ち寄る街、への憎悪にしては尋常じゃないな。
 そうまで怨みが嵩む程度には長居しているらしい。
 随分前から居着いているか、それともここで育ったのか…」

「…君からはどうにも"ご同輩"の気配を感じるんだよなあ。
 
路地裏育ちの半端者
の勘が鈍っていなければの話だけども」
(-108) unforg00 2021/12/12(Sun) 1:07:52

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「ッ、……俺は…」

髪を掴まれ、吠え立てられる怒号に怯む。
そこに恐れは無い、けれど。

「…知られたくなかったんだ
 信じる信じないの話じゃない、知られる事が嫌だった
 知らなければ…知らなかった頃の俺達のままで居られる
 だが、知ってしまえばそれは事実として付いて回る…」

「…俺が不義の子だという認識を持ってほしくなかったんだ
 たとえ、お前が俺の言う事に理解を示したとしても
 それだけは変える事のできない事実として残り続けるから」

知られざるものは、無いものと同じだ。
そのようにして"貴族のフランドル"を葬り去ろうとした。
それが事の顛末で、そしてそれは失敗した。

一度、諦めたように下げた瞼を持ち上げて。
迷子のような貴方の表情を、その瞳を見れば眉を下げた。

「……結局は、信じていなかったのかもしれないな。
 この血が俺達の関係にとって、
 決して全くの疵瑕足り得ないと信じる事はできなかった。」

「都合の良い話だろうが、なあ。
 お前がこうして過ちを突き付けてくれるなら、
 或いはやり直す機会を与えてくれているのだと。
 もう一度だけ、信じさせてくれよ…」
(-110) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:43:57

【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート

 
「…俺が騎士になったのは、ただ
 あの狭い路地裏を、あの窮屈な街を飛び出して
 お前と二人で何のしがらみも無い所に行きたかったんだ」

その為に貴方と共にここまで生きて来た。
その為に、卑怯な手を使ってでもひたすらに強く在ろうとした。
その為に、殆ど左遷されるような形でこの任に就いた。

外征騎士フランドル・スキアーが、自らの剣に誓うものは。
最初から最後まで、それだけだ。

「そこにお前が居ないなら、意味が無い。
 お前が何かのしがらみに囚われているなら、意味が無い。
 俺の望んだ形はこんなものじゃない。」

思えば、それを言葉にして誓った事はあっただろうか。
きっとあったのだろうが、恐らくそれは幼い頃の約束だ。
貴方が覚えていなくとも不思議ではないな。

「俺の独り善がり、身勝手な我儘だと言われればそれまでだ。
 或いはこれを分不相応な夢だと言うのなら、
 せめてもの慈悲として、お前の手で終わらせてくれよ」
(-111) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:44:54
フランドルは、その剣を捧げる先は、何処に。
(a30) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:45:10

フランドルは、行き場の無い剣なら、折られる事も慈悲とさえ思う。
(a31) unforg00 2021/12/12(Sun) 4:49:32

 




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生存者 (5)

エドゥアルト
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チェルシー
1回 残 たくさん

夢を見ましょう!

エアハート
0回 残 たくさん

だから始めに行く

レイ
0回 残 たくさん

傍にいますよ

シュゼット
0回 残 たくさん

ヤレヤレでさぁ

犠牲者 (5)

チェスティーノ(2d)
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アンゼリカ(3d)
0回 残 たくさん

PL事情で低浮上

ノアベルト(4d)
1回 残 たくさん

月が綺麗ですねえ

ミズチ(5d)
0回 残 たくさん

ああ、そうだな

オーウェン(6d)
5回 残 たくさん

踏み入れた

処刑者 (4)

ペトルーシャ(3d)
0回 残 たくさん

さようなら

アイシャ(4d)
1回 残 たくさん

わたしのひかり

フランドル(5d)
0回 残 たくさん

人生は続いていく

スカリオーネ(6d)
3回 残 たくさん

まだ終わらない

突然死者 (0)

舞台 (2)

フェリックス
16回 残 たくさん

 

リーゼロッテ
0回 残 たくさん

置きだよ〜

発言種別

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舞台
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かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
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Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
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歳時抄 by 小由流
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エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
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バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
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Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
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