【人】 魔術師 ラヴァンドラ ―― 魔族の友人 ―― 「 んむ …… 」 食べていたピーチパイをごくん、と飲み込んで カトラリーを置き、友人の顔を見遣る。 単なる店主と利用客という関係性だった頃と比べれば 彼女とは仲良くなれたように思えた。 ―― 初めは、妙な謎掛けをしてくると訊いて。 次は水のように掴みどころのない彼女そのものに惹かれ。 魔法の謎は、高位魔術師である自分でも難解で 未だに解けてはいないけれど。 (217) yumaR 2021/12/09(Thu) 11:24:04 |