人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
「人は…?」
 
 
>>0:437人は悩み。獣は悩まない。
ゴーレムもオートマタも悩みはしないと言うのなら。
今、この自分は何者だと言うのだろう。
ホムンクルスは人か、と言われたら。
私は即座に頷くことができない。
マスター創造主は親ではない。
しかし獣とも機械とも死体とも違う。
確かに生きていて。確かに生まれていて。
確かに存在しているのだ。
我々は。
いや。
違う。
 
(1) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:04:36

【人】 『人形屋』 サダル

 
「私は…。」
 
 
自分の口をついて出た名前。
初めて口にするその名前が自分のものだと確信している。
なのに、何故それを口にしたのかもわからなくて。
 
 
先程は苛立ちを覚えたその笑顔に。
何故か今はとても目元が熱くなって。
目から雫が溢れて。
胸の奥底が重くて熱くて冷たくて。
彼に。しがみついてしまっていた。
 
(2) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:05:11

【赤】 『人形屋』 サダル

 
涙を拭う手。頭を撫でる手。
それがとても心地良いと、この身体では初めて知った。
縋るように彼の唇を求める。
触れ合う粘膜が心地良い。
私は一体どうしてしまったのだろう。
ちゅく、ちゅく、と。小さな水音が耳に届く。
背筋が震えるのに身体が熱を帯びて。
 
(*0) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:06:51

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「ふは…っ。」
 
 
唇が離れるのが切ない。心細い。
その私の名前で呼ばれて全身が震えた。
瞳が惑う。教えてくれと言われても、自分で自分がわからなかったから。
唇が戦慄く。なんと答えて良いのかわならない。
きっと今の自分は、店長としての自信を持ったホムンクルスではなくて。
個の自分を自覚してしまって間もない、母親と切り離されたばかりの赤児のような物なのかもしれなかった。
居心地の良い場所から放り出されて戸惑って。
狼狽えている。温もりを求めてる。
だから此方が言葉を紡ぐ前に重ねられた唇にホッとして。
それが答えというように、彼に縋る手に力が篭った。
 
(*1) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:07:49

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「貴方の名前も、教えてください。
 私を知ろうとし暴こうとする貴方の名前を。
 …そして、このまま…。」
 
 
知って欲しい。
自分も知らない自分のことを。
ああ心臓がうるさい。どうしてしまったんだろう。
店の中。誰がきてもおかしくないのに。
それでも構わないからと思ってしまう自分は。
 
(*2) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:08:41

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「…奥の部屋。使いますか?」
 
 
それでも。
目を伏せながら。赤くなった頬を隠せないまま。
そんなことを申し出たのは、未だ隣に不思議そうに此方を見る個体がいたからかもしれない。
ここは人形屋。
店内で行為に至る事も少なくないが自分ではない。
直ぐに試したいと逸る客のための部屋も一応ある。
恥ずかしい。
それがこんな気持ちなのか、と。
やはり初めて知った気がした。**
 
(*3) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:09:16

【独】 『人形屋』 サダル

/*
今までが秘話だったしR18に至るかな?と赤にしてしまったけど、もし違うならすいませんね…。
(-0) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:10:01

【独】 『人形屋』 サダル

/*
深夜テンションというか早朝テンションです。
(-1) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:10:24
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a0) もくもく 2021/12/10(Fri) 4:12:24

【赤】 『人形屋』 サダル

 
男と女。男と男。女と女。それ以外。
さまざまな睦合いを識っているはずだ。
性別も種族も関係なく。
けれど。
今こうして何故自分は彼を求めるに至ったのか。
個体は他の個体に手首を開放され、一度此方を見ただけ。
それがなんだかとても恥ずかしい。
彼らは彼らの仕事に戻っていくのだろう。
生活の一部にしろ。休息にしろ。店に負担をかけない様に。店が滞りなく回る様に。
なのに私は。
何かと引き換えにする訳でもないのに、私は。
 
 
…何かを引き換えにしているのだろうか。
そんな不安も過ぎる。
 
(*6) もくもく 2021/12/10(Fri) 14:29:39

【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ

 
でも、見透かす様な言葉に更に頬が熱くなった。
カッと血が昇る経験は初めてだ。
でもそれは確かにそうで。
だから言い返すことなんてできなくて。
 
 
「ふっ…!?」
 
 
首筋に落とされたキスに身体がゾワゾワして。
びくんと肩を跳ねさせた。それだけ。
 
(-11) もくもく 2021/12/10(Fri) 14:30:03

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「んんっ…!」
 
 
この部屋を理由なく開ける存在はそういない。
>>*5けれど鍵をかける前に抱き寄せられ。
唇を塞がれて舌を触れ合わせて。無意識に声が漏れる。
世界が廻る。トサ、と背中を受け止めたのは清潔でひんやりとしたベッド。
部屋の薄ぼんやりした照明を背にした彼が私の上にいた。
 
 
「初めて…です。
 私は積極的に外には出ませんから。
 私が店主である事は、この街の人間は承知していますし
 私と…、という方はそんなに…ん、んんっ…?」
 
(*7) もくもく 2021/12/10(Fri) 14:30:22

【赤】 『人形屋』 サダル

 
顔が近づいてきて。またキスされるのかと思った。
けれど首筋に唇が触れて。
胸に手が触れる。やんわりと。じわじわと。先程の触れ方とは違って、柔らかくて。もどかしい。
だと言うのに。ぞく。ぞくん。と、肌が敏感になっていくのがわかる。
 
男と女というものを教えると彼は言った。
男でもなく。女でもなく。
"男と女"で一単位なのだろう。
は…、と漏れる吐息に艶が宿る。
両手をどうして良いかわからなくて、体の両側にだらりと並べようとして。
 
(*8) もくもく 2021/12/10(Fri) 14:30:41

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「ルイージ…。」
 
 
どうすれば良いか迷い、彼の名を呼ぶ。
片手は、彼の長い髪をそっと撫でた。**
 
(*9) もくもく 2021/12/10(Fri) 14:30:57

【赤】 『人形屋』 サダル

 
>>*10目が、あった。
誰かの瞳を見て。誰かに瞳を見られて。
不思議な感覚だ。鏡合わせでもないのに自分が写っている。
ふかふかの毛皮が視界の端に消える。
私の服はそう難しい作りはしていない。
肩に巻いたストールを外して。
その下はセーターとスカートのようなもの。
あっという間にストールは外されて。
上を捲られると、白い肌が。
そして、何にも包まれてない膨らみがふるん、とまろび出たが早いか。裾から手を入れられるのが先か。
 
(*12) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:15:14

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「あっ…、うん…。」
 
 
気持ち良い。それに素直に頷いた。むしろ、反応は妙に幼くなってしまって。
微かに後悔したのは子供はそんなことしないだろう、という、歪な認識の一つから。
優しく触れられれば。
肌が敏感になって。撫でられているだけでも心地よくて。
 
 
「ひゃうっ!?」
 
 
そんな中鮮烈に。
耳元を舐められる感覚に身が竦んだ。
 
(*13) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:15:31

【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ

 
「…〜〜〜ッ!」
 
 
そんな中。
その名前を呼ぶのは何故か狡いと思う。
ずるい。
声を我慢してるつもりはなかった。
ただ、つい耐える様な。堪える様な。そんな態度になってしまったのは事実だった。
言葉を失い。けれど声を我慢するなと言われて。
唇をはく、と動かした後。
ぷい、と拗ねた様に顔を背けたのだが。
 
(-16) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:15:55

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「それは…知ってます。
 大きい方が人気が高い事も。
 私の様な大きさでも良いのですか…?」
 
 
先ほどからよく胸を触ってる。
>>*11そこを改めて言わなくても、と思ったのだが。
 
 
「あッ…!?」
 
 
ビリ、と頂から伝わる痺れ。
それは決して不快ではなく。むしろ下腹に熱い疼きを感じさせる。
そもそも、いつの間にか彼の手により育てられたそこはツンと尖り。
そこを捏ねられると熱く甘く、下腹が疼いた。ピリピリとした痺れすら、甘い。
それは未知の感覚だった。
そうなる。それは、知ってるはずなのに。
甘くて。不可思議で。いけないような。怖いような。今更なのだけれども。
(*14) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:16:17

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「あぅぅっ…! あ、んんっ…!
 きゃっ!?」
 
 
スカートを捲り上げられると、慎ましい逆三角が秘められた場所を護っている。
それを露わにされ、心臓がばくばくと早鐘を打つ。
さらには太ももの合間に彼の手を感じて。
すり、と乾いたそれを擦られると、きゅう、と体の奥底が切なくなる。
 
(*15) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:16:38

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「ひ、ンッ、あァうっ…!
 そこ、は、ぁ…ふうっ…、んんっ、んぅ…!」
 
 
膝を閉じ合わせそうになる。
けれどシーツを握りしめてそれを耐えた。
耐えなくとも彼の体を挟むだけで、閉じ合わせるなんてできないかもしれない。
唇が肌を這うと心地よくて。
指先が胸の先を捏ねると甘く鳴いて。
やがて逆三角の頂点に僅かな滲みが浮き始めた。
すんなりした脚の先が、シーツに新たな皺を刻む。**
 
(*16) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:16:56
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a15) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:18:02

【独】 『人形屋』 サダル

/*
自分から軸を増やさないのは。
他の方が暇になったタイミングで来客増えるのもなあ、があるんですよね。
今の+遊び軸+来客軸(複数)
とかだと頭パンクしそう。
(-18) もくもく 2021/12/10(Fri) 17:54:34

【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ

 
「だって…ズルいです。」
 
 
顔の向きを変えさせられると、無理に逸らしはしなかった。
けれど確かにズルいと思う。
自分の中に在った、自分だけの名前。
それは特別な意味を持つのに、彼にとって彼の名前などそこまで意味は強く無いのだろう。
だって彼は生まれつき人間だから。
きちんとした生命体だから。
実は違うのだとしても、そこは私にとっての引け目でもあった。
そもそも、今偽名を使う事だって可能なのだ。
私は、名前を呼んで欲しくて。
そのくせその名前は特別で。甘く理性が痺れる。
 
(-24) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:50:59

【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ

 
「ルイージ…ん、んん…。」
 
 
ほら。
名前を呼ばれてキスをされただけで。
甘く蕩けて、頭の先から爪の先まで痺れてしまう。
深く混ざって。彼の息と私の息が混じって。蜜が蕩けあって。
でも一つにはならない不可思議さ。
だからこそ心地よいのだと。
それが恐ろしいような。けれど魅力的で。
私はどんどん、あなたに溺れる。
 
(-25) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:51:26

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「んんんっ!
 あ、ア、なに、…んんっァッ!?」
 
 
>>*17胸の尖りを労るような動き。
甘えるような動き。
舐められ、吸われ。背中が跳ねた。びくん、と大きく跳ねて彼の顔に胸を押し付けるようになって。
じわあ、と新たに溢れた蜜が彼の指先を濡らす。
>>*18足を開けと言われても跳ねる身体は上手く動かせなかった。自分の体なのにおかしな事だ。
しかし、ビク、と跳ねた調子に脚先が宙を掻く。
そんな時に強く指先を押し込むと、くちゅ…と確かにそこからも小さな水音が立った。
 
 
「ひ、ンッ!」
 
 
怖い?
恐ろしい?
確かにそれもある。でも、それ以上に期待が上回る。
(*19) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:51:49

【赤】 『人形屋』 サダル


身体は震えて。
おかしくなりそうで。
 
…いや、もう、とうにおかしいのかも知れないけれど。
 
(*20) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:52:12

【赤】 『人形屋』 サダル

 
「ルイージ…、怖い…けど…。」
 
 
怖いけれど。
熱を孕んだ眼差しは確かに、彼に期待を伝えて。
 
 
「やめないで…ください…。」
 
 
震える声で。
確かな希望を伝えていた。**
 
(*21) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:52:29

【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ

 
「切ないんです…お腹の奥が、熱くて、仕方がなくて。
 …でも、つい、身体が言うこと聞かなくて…。
 でも、辞めないでください。
 最後まで私と、シて、ください。
 
 
 …私をサーシャとして、…お願いします。」
 
 
暴れるつもりはないのだけれど。
どうしても、反射的に足を閉じてしまったりするから。
 
 
「ああ言うのを使っても…構いません、から。」
 
 
部屋の片隅にある、拘束具。
それを示して、震える手をぎゅっと握りしめた。**
 
(-26) もくもく 2021/12/10(Fri) 18:53:12

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 市場街―

「Lakht der vint in korn
 Lakht un lakht un lakht
 Lakht er op a tog a gantsn
 Mit a halbe nacht」

 

時々「人形屋」から聞こえて来る、暗い調子の澄んだ声。
それは店主のものと同じだが、今歌っているのは店主ではない。
店主が繰り返し歌う歌が、ホムンクルス商品たちにも馴染んだのだ。
今日も今日とて、果物を買いに。
店主はいつもと様子が違うようだけれど。
ホムンクルスたちは気付かない。気付けない。
気付こうとも、しない。
 
(49) もくもく 2021/12/10(Fri) 21:00:46

【人】 『人形屋』 サダル

 
ああでも。今日は。パイを買おうか。
>>0:1>>0:L0毎年恒例で、毎年買う。
今年はアプリコットパイがあると良い。
そんな記憶が薄らぼんやり、あって。
果物の籠を手に街を歩く個体が、一体。*
 
(50) もくもく 2021/12/10(Fri) 21:01:05
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a20) もくもく 2021/12/10(Fri) 21:02:41

【独】 『人形屋』 サダル

/*
ねむいのしおりがわり
(-37) もくもく 2021/12/10(Fri) 21:38:33

【独】 『人形屋』 サダル

/*
うーん。きょうはこうしんなしかな?
(-46) もくもく 2021/12/10(Fri) 22:35:46
 




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おやすみ

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