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人狼物語 三日月国


123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】

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視点:


スピカキエを糾問した。
キエ村人/村人陣営のようだ。

【秘】 灯された星 スピカ → こどもの アルレシャ

「そうね。私じゃなくてもいいの。でも、私でもいいの。
 そうやって見て見ぬふりをするほうが私にとっては嫌なのよ」

するりと重なってきた手をまじまじと見つめる。それから、言い聞かせるように、或いは親に何かを報告するように。
ゆっくりと声を紡ぐ。

「ありがとう、アル。私は未だ自分の子供なんていないけれど、でも保護者おとなよ。

 苦しむだけじゃないって、楽しいことがあるって、教えてくれた人がいるから。
 ――ええ、頑張れるわ」
(-10) もちぱい 2022/01/23(Sun) 12:26:04

【秘】 灯された星 スピカ → なんでも屋 アマノ

「う、うぅ……、あ、あぁッ! こ、こわ、いのっ……こんなに、気持ちよくてっ……幸せな気持ちが、ずっと……!」

逃げるように首を振ったところで快楽はまるで消えやしない。
体が教え込まれていく。
体が、貴方の色で染まっていく。

「貴方が満足するって……そんな、訳がわからな――ッ!」

一度堪えてから再び始めた律動に、女はたまらず悦んで鳴いた。貴方の反応に、体は素直に全て返し続ける。
夫だって己が満足するために動いていたはずなのに、何もかもがまるで違う。

「出来……。…………無理よ、4年も頑張ってきたのに。
……それに、本当に出来たら、どうしてくれるのよ。責任、取ってくれるの?」
(-12) もちぱい 2022/01/23(Sun) 13:57:56

【秘】 こどもの アルレシャ → 灯された星 スピカ

その言葉を聞いて、僅かな寂しさが瞳に滲みました。瞼に覆われたその眼差しは、アルレシャにだって見えません。
どうして寂しく思うのか、アルレシャにも説明ができないのですから。

「…………すてきよ、スピカ愛しい子
 きっとママアルレシャだってそういうわ」

アルレシャが、大人に酷いことをされた経験を持っていれば抱く想いは違っていたのでしょう。
しかし不理解と嫌悪はイコールではなく、時に敬意とも結び付きます。

伏せた目を開けると、そこにはもう幼い子供の姿がありました。ソファーから飛び降りると、ベッドへ一直線。

「じゃあねぇ、きょうはれんしゅーさせたげる!
 いつかスピカにこどもができたときの、ね!」

子供を産まない選択をする夫婦だって、勿論います。
それでも絵本に出てくる夫婦は大抵子供を作りますから……当然のように、スピカが子を産む前提で話を進めます。
(-13) wazakideath 2022/01/23(Sun) 15:51:06

【秘】 灯された星 スピカ → こどもの アルレシャ

寂しさが滲む瞳とかちあって、眉が少しだけ下がる。
それでも決断は変えられない。自分は神でもなく、アルレシャの母でもなく、ただの非力な人間だ。その腕で救えるものなどあまりにも少ない。

「子供………………ええ、そうね」

もしかしたらきっと、似たようなものだっただろう。
女の瞳にも寂しさの色が滲む。

「いつかできたら、ね」

結婚してから四年、役割を殉じるだけの女には子供を産まない選択肢なんてなかった。
それでも未だ、子供はいない。
どれだけ努力しても、出来やしなかった。
(-14) もちぱい 2022/01/23(Sun) 16:09:42

【秘】 こどもの アルレシャ → 灯された星 スピカ

子供の憂いと大人の憂い。違うはずなのに何故か似ているふたつは、今だけ同じ時を過ごしています。
ベッドに小さな枕と大きな枕が並べられました。

「あしたもでぐちさがすから、アルはやおきするよ! スピカがねぼうしても、おこしちゃうんだから」

悪戯っぽく笑い、毛布を被ります。
添い寝をするならその晩……とはいえ、常に晩ですが。
アルレシャは、いつもより寝付くのが遅かったでしょう。ちゃんとスピカが寝ているのか気になって、何度も薄目を開けますから。
(-15) wazakideath 2022/01/23(Sun) 17:18:28

【秘】 灯された星 スピカ → こどもの アルレシャ

並んだサイズの異なる並んだ枕。仲のいい親子のよう。
本来なら元の世界でも見るべきだったそれは、結局一度も見たことがなくて。
こんな不思議な場所に来て見ることになるとは思いもよらず、少し自虐的な笑みが溢れた。

「ありがとう、アル。私も負けていられないわね」

そう告げて、共に布団を被る。
あまり寝付きはよくないほうだ、もしかすると何度も寝返りを打つのが分かったかもしれない。
(-16) もちぱい 2022/01/23(Sun) 17:57:48

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「受け取れよ。
 覚えろよ、これが……愛されるってことだってのをよ」

反応を確認して、よく反応する所を執拗に擦るようにしながら、とめどなく溢れる蜜をかき混ぜた。
自分とて気持ちが良く、すぐにでも出してしまいたいと思ってしまうが、それではあなたを満足させることはできないだろう。
ぐっと耐え、出来る限り悦ばせ、絶対に忘れられないよう自分の色で染めていく。

「嫌か? 満足するのは。
 今、お前サンの顔は蕩けきってるぞ」

「なぁ。
 お前サンは、もし出来たらどうしたい―――?」

選択肢は、二つ。
1,あたかも旦那との子ができたと偽り元の生活に戻る。
2,家を飛び出して、俺と一緒に来る。


「俺を選ぶっていうなら……レールから飛び出すなら。
 お前サンと二人、どこへでも行ってやる」
(-28) eve_1224 2022/01/23(Sun) 22:35:44

【秘】 灯された星 スピカ → なんでも屋 アマノ

「なんで」「どうして」が嵐のように胸の内を暴れまわって、下腹からくる暴力的な快楽に思考が砕かれて、もう何もかもがめちゃくちゃになる。
女の体はもう何度も達したか分からず強烈な刺激が消えないまま体を巡り続けていた。

顔見られるの、恥ずかしい……っ。

 これが……、愛……?わか、何も、考えられなくなっ……っひ、ぅあっ」

自分に出来ることといえば必死にシーツを握りしめて快楽を享受することだけ。

「待っ、ひぅ、ね、ねえっ……わか、分からない、の……っ!

 責任取れるのって……聞いた、けど……、本当にそうする……つもり……?
 どうして……?わた、私たち、ここで会っただけ、なのに……貴方がそこまですること……ないじゃない……!」

頭が堅くて、非力で、役割に殉じるだけのつまらない女。
自由で大らかで、楽しそうな貴方の荷物になるだけじゃないか。

何故、どうして。
女は、理解できないとばかりに首をいやいやと横に振る。
(-34) もちぱい 2022/01/24(Mon) 5:08:52

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「イイ顔してるんだからよぉく見せろよ」

シーツを掴む手を絡め取り、恋人同士がするように指の間に自分の指を差し込んで握った。
互いに高揚した体温が伝わっていくだろうか。
打ち付けるような律動に、静かな部屋の中には大きな水音と甘い嬌声が響き渡っている。

「俺は”なんでも屋”だからなァ。
 どんな希望も叶えるのさ。先に受けた依頼は裏切らねぇし、あとの依頼で変更されるような依頼は決して受けねェ。……っ、そーやって、俺は生きてきたよ」

そうやって過去、攫ってくれという、一人の身分の高い女を攫った。
追手を撒いて逃げる間に情が移った。
事実婚のようなものだったが、一人の娘を儲け長距離の移動が出来なくなったところで
追手の手違いにより、女と娘は殺された。

「……お前サンは似てるんだ……ッ、昔、愛した女に。
 
なぁ、俺を……ッ、俺を、求めろよ、ナァ!


情なんて、とっくに移ってしまっている。
それでも求めてもらえないと、”なんでも屋”は動けない。
そんな男だ。対価でもない限り、自ら求めるのは禁じ手だとでも思っているかのよう。

だけどもう、男の限界はすぐそこだ。
(-39) eve_1224 2022/01/24(Mon) 12:56:17

【秘】 灯された星 スピカ → なんでも屋 アマノ

手が重なることによって、左手の指輪が二人の間に割って存在感を主張していることに気づく。それを煩わしいと思っている自分を見つけて、もう心は目の前の男に染められきっているのだということを理解した。

「っひ、あ、ぁ、わた、し……わたしはっ……!」

器用そうで、案外不器用だなと思った。
身も心もかき回されて、それでもなお女は意識をかろうじて手放さず、君を見つめる。

きらきらと、水が溢れる夕陽色の瞳が君を見上げる。

「アマノ、アマノ……」

(-43) もちぱい 2022/01/24(Mon) 16:03:57

【秘】 灯された星 スピカ → なんでも屋 アマノ

「――レールから飛び出す私を、受け止めて」
(-44) もちぱい 2022/01/24(Mon) 16:04:30

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ


  
「―――任せろ。対価は……互いの一生だァ」


(-45) eve_1224 2022/01/24(Mon) 17:19:56

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「―――……っ、く、出す、ぞ!」

一層大きく穿ち、ぎゅう、と手を握り合ったまま、その精を締め付けて離してくれない最奥へと注ぎ込んだ。
かき回された白濁が、小さく音を立ててあなたの肌を伝っただろう。

夫との間に4年子供ができなかったからといって、自分との間に出来ないとは限らない。
欲しいと思ったのは目の前の女であり、
子供は出来なくとも全く構わないが、
それでも心の何処かで、また、娘が産まれればいいなと思うのだ。

―――この夜、不器用な
”なんでも屋”
は。

光の灯った星
を、この腕の中に受け止め手に入れた。
(-46) eve_1224 2022/01/24(Mon) 17:21:43

【人】 灯された星 スピカ

「…………アルは約束をちゃんと守る子よ。大丈夫、大丈夫だから……」

それは他人に言っているのか、それとも自分に言い聞かせているのか。

「……魔法の力だとしたら、いったいどうしたら……」

使用人に聞いてまわって、最後に庭師にたどり着いた。窓から飛び出して探しに行ったのは自分も知っている。けれど、その後は何も聞いていないのだ。
それこそ魔法で見えなくされてしまったかのような消失。

それでも、諦めない選択肢はない。
きゅ、と拳を握り、女はブランケットと少しのパンや紅茶を詰めたバスケットを抱え、もう一度城を歩き回り始めた。
(19) もちぱい 2022/01/24(Mon) 17:36:35