人狼物語 三日月国


123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】

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視点:


【人】 なんでも屋 アマノ

「――――………!」

急に視界がひらけ、五感が戻ってきた感覚に軽くめまいを覚えた。
ずっとぼんやりと、客観的に見ていた女の部屋に俺は、片膝を付いている。

それはまるで、もう。
どっちが夢なのだかもわからなくらいで。

力を使いすぎた部屋の主が視界に入り、俺は、
ただただ……混乱したまま息を大きく吐いた。

「……………、魔女、イクリール」


「……どうして俺を、呼んだ?」
(2) eve_1224 2022/01/23(Sun) 1:07:58

【人】 なんでも屋 アマノ

>>3 イクリール

「死んでねぇよな……?」

じっと胸元に目を向ければ、上下に動いてるのが見て取れてホッと胸をなでおろした。
守ろうとして死んだ俺も滑稽だが。
救おうとして死なれたのでは目覚めが悪すぎる。

「……ったく、倒れるにしてもせめて寝床に倒れるようにしろ」

やれやれ、と肩をすくめ。
了解なしにあなたの身体を抱き上げ、ベッドに横たえる。
その時の衝撃や刺激で目を覚ましてしまうかもしれないが、知ったことではなかった。
(4) eve_1224 2022/01/23(Sun) 1:46:48

【人】 なんでも屋 アマノ

>>5 イクリール
「…………俺はミズガネじゃねぇぞ」

夢でも見てたのだろうか。
それはわからないが、やや大げさにため息をついてあなたを見下ろしている男がひとり。

「お前サンに呼び戻されて気づけばここに居た。
 どういう事か聞いても良いか」
(6) eve_1224 2022/01/23(Sun) 2:16:57

【人】 なんでも屋 アマノ

>>7 イクリール

「……そうだ、俺がアマノだ」

「呼び間違えは別に……気にしてないが……。
 俺は、ついさっきまで死んでたさァ、けど……何か知らんが、どうも神隠しみてぇなのに遭ってたらしいな。
 色んなものが……見えちまった。
 ミズガネのやつが暴れてんのも、お前サンが俺を呼び戻したのも……一歩引いたところで見てたぜ」

話を聞いていると、魔女とミズガネはかなり親しい間柄になっていたというのはすぐに理解できた。
この魔女が、ミズガネを慕っているということも。
そういう事を教えたつもりだったから、それはとても喜ばしいことだと、口端を上げる。

「アイツとは”契約”をしてね。
 死なせないと約束したもんで護ってたんだがぁ……ミズガネの曲に興味を持ったばかりにどうやら……力が暴走したみたいでなぁ……」

「ったく、こんな形で死んで生き返るたァ思わなかったが……まぁ、礼は言っておく。
 お前サンにゃ狩りを作っちまったようだな」

自分にも、今死ねない理由はいくつかあったから。
(8) eve_1224 2022/01/23(Sun) 2:54:52

【人】 なんでも屋 アマノ

>>9 イクリール

「怒りゃしねぇよ……他にもやることもあるし、な」

ここにはほっとけない人間が多すぎる。

死んでしまった子供と重なってしまったあのチビも。
死んでしまった愛した人と重なってしまったあの領主夫人も。

全部を守るのは難しいとわかっていても、”なんでも屋”はそうしたいと思ってしまった。

「ミズガネのこたぁお前サンに任せていいようだなぁ?
 ま、あいつとも話しつけておかねーとだが……こっちこそ、安心したぜ。
 ありがとな? ”薬師”のイクリールさんよ」
(10) eve_1224 2022/01/23(Sun) 11:03:41

【人】 なんでも屋 アマノ

>>11 イクリール

「あぁ、楽器壊そうとしてたのも見てたからな……勿論話くらいはするさァ」

「いつまた俺もどうなるかわからねぇが……やれることはやっておくとするかよ」

カカっと笑うと、ベッドにおとなしく横になったあなたを見て、大きく頷いた。
死者を呼び戻すなんて高等な術を使ったのだ。
疲れてない方がおかしい。

「アイツにここに来るように言っておいてやんよ。
 俺の事をしったらアイツのことだ。お前サンと話がしたいだろうからなァ」

再び生を与えられてしまった。
それならば。
せいぜい悪あがきをして生き抜いていこうと、そう思う。

その後は体を休めるあなたの邪魔になってはいけないと、早々と部屋を後にするだろう。
(12) eve_1224 2022/01/23(Sun) 16:30:21

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「受け取れよ。
 覚えろよ、これが……愛されるってことだってのをよ」

反応を確認して、よく反応する所を執拗に擦るようにしながら、とめどなく溢れる蜜をかき混ぜた。
自分とて気持ちが良く、すぐにでも出してしまいたいと思ってしまうが、それではあなたを満足させることはできないだろう。
ぐっと耐え、出来る限り悦ばせ、絶対に忘れられないよう自分の色で染めていく。

「嫌か? 満足するのは。
 今、お前サンの顔は蕩けきってるぞ」

「なぁ。
 お前サンは、もし出来たらどうしたい―――?」

選択肢は、二つ。
1,あたかも旦那との子ができたと偽り元の生活に戻る。
2,家を飛び出して、俺と一緒に来る。


「俺を選ぶっていうなら……レールから飛び出すなら。
 お前サンと二人、どこへでも行ってやる」
(-28) eve_1224 2022/01/23(Sun) 22:35:44

【人】 なんでも屋 アマノ

「……ったく」

イクリールの部屋を出て、がりがりと頭をかく。
考えることが多すぎるのだ。

ミズガネに会いに行かなくては。
あんなに飛び回ってたチビ……アルレシャが大人しくなってるのも気になる。
心配かけてしまったスピカにも……。

それに。

俺は、死んでる間にこの城の真相みたいなものに近づいてしまった。
この城には、……城主に協力してるやつが、二人いる。
――そいつが誰というのももう、分かってしまったのだ。
(15) eve_1224 2022/01/24(Mon) 1:00:21

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「イイ顔してるんだからよぉく見せろよ」

シーツを掴む手を絡め取り、恋人同士がするように指の間に自分の指を差し込んで握った。
互いに高揚した体温が伝わっていくだろうか。
打ち付けるような律動に、静かな部屋の中には大きな水音と甘い嬌声が響き渡っている。

「俺は”なんでも屋”だからなァ。
 どんな希望も叶えるのさ。先に受けた依頼は裏切らねぇし、あとの依頼で変更されるような依頼は決して受けねェ。……っ、そーやって、俺は生きてきたよ」

そうやって過去、攫ってくれという、一人の身分の高い女を攫った。
追手を撒いて逃げる間に情が移った。
事実婚のようなものだったが、一人の娘を儲け長距離の移動が出来なくなったところで
追手の手違いにより、女と娘は殺された。

「……お前サンは似てるんだ……ッ、昔、愛した女に。
 
なぁ、俺を……ッ、俺を、求めろよ、ナァ!


情なんて、とっくに移ってしまっている。
それでも求めてもらえないと、”なんでも屋”は動けない。
そんな男だ。対価でもない限り、自ら求めるのは禁じ手だとでも思っているかのよう。

だけどもう、男の限界はすぐそこだ。
(-39) eve_1224 2022/01/24(Mon) 12:56:17

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ


  
「―――任せろ。対価は……互いの一生だァ」


(-45) eve_1224 2022/01/24(Mon) 17:19:56

【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ

「―――……っ、く、出す、ぞ!」

一層大きく穿ち、ぎゅう、と手を握り合ったまま、その精を締め付けて離してくれない最奥へと注ぎ込んだ。
かき回された白濁が、小さく音を立ててあなたの肌を伝っただろう。

夫との間に4年子供ができなかったからといって、自分との間に出来ないとは限らない。
欲しいと思ったのは目の前の女であり、
子供は出来なくとも全く構わないが、
それでも心の何処かで、また、娘が産まれればいいなと思うのだ。

―――この夜、不器用な
”なんでも屋”
は。

光の灯った星
を、この腕の中に受け止め手に入れた。
(-46) eve_1224 2022/01/24(Mon) 17:21:43

【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ

「―――――ふぅ」

一度死んだ身だ。
楽器を壊そうとするなどと。
あんなに壊れかけた様子を見てしまえば、以前と同じように部屋に訪れただけだというのに、妙に緊張してしまう。

それでもいつまでも部屋の前でこうしているわけにはいかない。
大きく深呼吸をすると、コンコン、と軽くノックをした。

「―――ミズガネ、いるか?」
(-48) eve_1224 2022/01/24(Mon) 20:43:42