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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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【人】 灯守り 小満

おや、気が利くじゃないか。
じゃあ座らせてもらっちゃおうかなぁ。

[>>5引いてもらった椅子にかける。
 天乃がどう思うか知らないけど。]

ほんとお疲れ様ぁ。
真面目な場所って疲れるよねぇ。

[かんぱーい、と上機嫌にグラスを合わせる。
 けど、君それコーンポタージュだね?
 
なるほどこいつさてはだいぶ面白いな。
きらりと目が光る。]
(8) mmsk 2022/01/21(Fri) 1:02:02

【人】 灯守り 小満

ああ、やっぱり初めてだったよね。
会合じゃ見かけない顔だなと思ってたんだ。

不安かぁ。
…………不安かぁ…………

[あったかなぁ、みたいな顔をしている。
 あったとしても100年は昔のことだ。
 思い……思い……出せ……ない……]

小暑は、終わってみてどう?
不安はなくなった?

案外自由な場だっただろ?

[あくまで小満にとっては、である*]
(9) mmsk 2022/01/21(Fri) 1:22:59
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a8) mmsk 2022/01/21(Fri) 3:30:46

【赤】 灯守り 小満

――あの頃の話――

[さて、本当に不安はなかったのか、少し記憶を辿るとしよう。
 いやしかし、気づけば在位も長くなったものだ。この頃のことを覚えているのが一体何人ここに残っているだろう。
 もう冬至か、それと同じだけ在位しているようなやつくらいしか知らないんじゃなかろうか。
 誰も知らないならそれでいい。だから取り立てて語る気はなかったが、ちょうどいい時分だし、酒も入っていい気分だし、口は固くしたままでも、頭は柔らかく時を遡るのも悪くない。


 私がこの会合に初めて参加したときは、肩書につくのは蛍でもましてや灯守りでも何でもなかった。
 ただ『灯守りに目をかけられているだけの一般住民』がそこにいたのだ。]
(*24) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:13:09

【赤】 灯守り 小満

[先代小満を知る人はもう小満域にも残されていないだろうが、大変に豪放磊落、しかして器も心も広いお方だった。
 私とは別の方向に自由な人だったが、職務には実直で中央の人間からの評価もよかったらしい。
 風のような人だったと思う。初夏に青葉の中を走り抜けていく涼風。簡単に捕まえることはできないが、吹けばその場が明るくなり、心地よく目を覚ましていくような。

 その人がある日突然目の前に現れて、俺の下につかないかと言ってきたのだ。
 空耳か人違いかと思って何度か目を瞬いたり周りを見たりしても状況は変わらず。
 『――嫌ですが』と言ったら、大声で笑われたことは覚えている。]
(*25) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:13:31

【赤】 灯守り 小満

[そうだよなぁ、と言いながら、けど悪いな、そんなに拒否権がねーんだわ、とやや強引に領域に連れて行かれた。
 知らない名前の茶を出され、茶菓子を出され。その時の茶の味は思い出せないが、出してくれた紅花栄がまあ素晴らしく目を引く美女だったのはわかる。]

お前さん、能力持ちだな。


[小満は言った。私は否定も肯定もしなかったが、とうに返事はいらないようだった。
 だんまりの子供に話は続く。]
(*26) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:14:08

【赤】 灯守り 小満

お前さんに保護や補助が今以上に必要かといえば悩みどころだが、なんとなく……そう、なんとなくだな。
俺の灯りがお前さんを選んだ、そんな気がしてんだ。

無茶苦茶を言うし一方的だと思うだろ?
俺もそう思うし、悪いと思ってる。

まあ、しばらくは外と行き来でいいから、俺のとこに来てくれないか。

[その時は知らない、というか気にも止めていなかったが、おそらく小満の灯りは、随分と弱っていたのだろうと思う。
 次代の天命を、どことなく勘づくくらいには。
 今思えば、記憶にある笑顔の中に、微かに苦さを感じた。
 
しかし、急なナンパ癖>>0:235は先代譲りかもしれない。
感染ったとは考えたくない。]
(*27) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:15:17

【赤】 灯守り 小満

[しかして蛍でもない灯守りの弟子、というものは、さしたる仕事がない。
 あの小満は本当に正しく仕事のできる灯守りだったので、蚕起桑食の支えもあって仕事はすらすらと片付いていったし、私は文字通りの意味での見学ばかり。
 紅花栄に屋敷のことを教わったり、茶や料理を教わったりしたほうがよくよく身についている。
 あとは麦秋至と領域の花畑で昼寝をしたり、笛を吹いて過ごしたり。そもそも直す気があったのか知らないが、浮雲のような私の性格が正されることはついぞなかった。

 そんな折、とにかくいるだけでもいいから見て行けと、私はこの会合の場に連れてこられた。
 蛍の席を勧められたが断った。そこは私が座していい場所ではないからと、無駄な頑固ぶりを発揮して円卓の少し後ろで突っ立っていたっけ。
 そうして本当に何もせずいたから――うん、やはり不安はなかったな。
 なにせ責任など何一つなかったんだから。]
(*28) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:15:43

【赤】 灯守り 小満

[それから蛍代わりに何度か連れてこられ、覚えたことはこのお固い灯守りの仕事においても、四角四面なものばかりでないこと、蛍任せだったり、どころか出席自体しないようなのもいること。

 そんなもんか、と思ったのもあって、自分の座る椅子が小満の席になっても、緊張でトチるだとかとは無縁だった。
 むしろ適当に構えすぎて、資料は不足しているわ調査は足りてないわで傍にいた蚕起桑食はてんやわんやだったが。
 それからだ、会合まわりを蚕に頼むようになったのは。

 若い若い灯守りの、青い時分の話だ。
 わざわざ人に語るようなことじゃない*]
(*29) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:16:16
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a17) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:20:52

【独】 灯守り 小満

/*
ホットクは……まあ甘いか……?
(-15) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:28:29

【独】 灯守り 小満

/*
あ〜〜〜ん>>*27と>>*28のあいだに2発言挟もうと思って削ったから「しかし」と「しかして」が続いたな……スンスン
(-16) mmsk 2022/01/21(Fri) 21:33:16

【独】 灯守り 小満

/*
しかし、コーネリアが心配やねえ
おいそがしにしてもちょっと不安になる感じのご不在

小暑は大丈夫だろうか
(-28) mmsk 2022/01/22(Sat) 0:52:47

【人】 灯守り 小満

これまでの不安とかは、若い子たちのが語ってくれそうだなぁ。
私はちょっと特殊な入り方をしたし、とうに100年は前の話だし。

なかなかどうして、これからの不安ばかりが頭に浮かぶよ。

[昔のことを振り返ったせいか、ジョークや世間話の流れのように、普段は口にも態度にも出さない感情がこぼれ出る。
 ま、こんなの中央のお偉いさんやこれからが本番の灯守りの前で言うことじゃない。
 詳しくと掘られたとして、何でもないよと頑として語らない。
 
『次』のことなんてさ。
]

聞いてみるなら、そうだな。
霜降か、立春とか……雨水とか?

近くにいるかな。

[ゆるく会場を見渡して。
 今挙げた彼女たち以外にも、暇そうな人がいれば適当に呼び込んでしまうつもりでいる。]
(63) mmsk 2022/01/22(Sat) 2:17:24

【人】 灯守り 小満

[若い灯守り、には立夏も入るのだが、あの子は自分の口から不安を語るというのが少し苦手そうだ。
 その分心配でもあるけれど、それはまぁ、うちの蛍たちがやたらと目をかけているので、存分にかわいがってもらえばいいさ、なんて思っている。

 会合の間も、仲良さそうだったしね>>42
 美味しいポトフは食べただろうか*]
(64) mmsk 2022/01/22(Sat) 2:19:03

【赤】 灯守り 小満

[若い灯守り。
 世代交代が行われるということは、別れもあるということだ。
 号を挙げるたび、脳裏によぎるのが彼女たちのひとつ前であることに年嵩を感じる。
 ほんの10年くらい前まで結構男性比率も高かったんだが、気づけば若い子は女性が多いな、などと会場の華やかさに思ったり。
 
いいや決して長勤めの女性陣に華がないとは申しませんとも。
]
(*50) mmsk 2022/01/22(Sat) 2:59:50

【赤】 灯守り 小満

[霜降の紫明、立春の蘭花、雨水の村雨――
 特に村雨は、どことなくかつての小満を思わせる雰囲気があって若い頃はいろいろと構ってもらった。その内容は、まあ、ちょっと青すぎて語りたくないところもあるが。簡単に言えば遅すぎる反抗期が私にもあったってことだ。

 立夏は正直、蛍の印象ばかり。隣だし接触の機会は他より多かったはずなんだが、ほとんど本人には会わず。悔しくて唐突に会いに行ったりしたっけな。
 白露はどうしているだろう。急に失踪をしたと聞いた時はどこぞの親友のことが一瞬過ぎりもしたが、手紙すらといった調子らしく今なお気がかりではある。

 それこそ目の前の小暑だって、まだ先代の印象が強い相手だ。
 まったくあいつときたら、自分の妹に向かって人のことを『考えると負け』>>0:143だなどと、人聞きの悪い。
 こんなにも人畜無害だって言うのになあ*]
(*51) mmsk 2022/01/22(Sat) 3:01:31

【独】 灯守り 小満

/*
これ、マジで非公開の白露と蘭花さん以外先代全員男なんだよな。
蘭花さんは不詳ってなってたがテイストは男性だった(王子系女子のような気はしている)
そして小満先代と小雪先代も男であり、
処暑先代と芒種先代も男と明記があり、
これは多分確実にどっかのタイミングでかなり男所帯の灯守りがあったとおもう

アンジェリークだなあ
(-30) mmsk 2022/01/22(Sat) 3:13:13
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a25) mmsk 2022/01/22(Sat) 3:23:12

【独】 灯守り 小満

/*
小雪がいいお姉ちゃんしてるとにこにこにこにこしちゃうな
(-44) mmsk 2022/01/22(Sat) 11:48:28

【独】 灯守り 小満

/*
いま、能力の名前って誰がつけてるんだ問題に直面している
(-48) mmsk 2022/01/22(Sat) 16:29:47

【独】 灯守り 小満

/*
特にwikiにはない!
ヨシ!
(-49) mmsk 2022/01/22(Sat) 16:32:15

【赤】 灯守り 小満

――もう随分と昔の話――

「小満さまはもうご承知おきかと思うのですが、何年か前に、森の方の牧場の旦那が亡くなったじゃないですか」

[発端は、軽い噂話からだった。]

「あの家の残された息子がね、なんというか、不思議な子なんですよ。いえね、気味が悪いとかじゃないんです。むしろいい方だとは思うんですけど」

「母子とふたりじゃあ回らないからって、あそこ、随分と動物を売ったでしょう。それで、母親が羊だの馬だの世話しながら、息子は教会を手伝ってるそうなんですが」

[話好きのおばさま方やら、その旦那やら。
 街ゆけば時折、その子供の話を聞いた。]
(*89) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:31:15

【赤】 灯守り 小満

「教会のみなし児なんかがね、まだ子供だからよくよく喧嘩だってするじゃあないですか。そんなときにその子が仲裁に入ると、しばらくしてすっかり仲直りしちまうんだってさ」

「泣いてる子供をなだめるのもうまいなんて聞くね。普通にしてるとなんだか捉えどころのない静かな子なんだけど、こと人の輪に入ると空気が変わるってんで、こないだあっちの爺さんなんかは『天使さまが宿ってる』なーんつって」

[だなどと言うから、さてどれほどたおやかな美少年がいるだろうかと様子を見に言ったら、
まあ見た目はまだあどけない線の細さもあって相応だったが
蓋を開ければ御し難いクソガキであったのだが。閑話休題。]
(*90) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:33:24

【赤】 灯守り 小満

[その天使と呼ばれた少年は、器用にも教会の裏にあるオレンジの樹の上に登って、枝張りに背を預けながら木漏れ日の中で笛を吹いていた。
 そうしているとそこらの牧童と何も変わらないという印象だったが、まだ13のその子供――それでも、教会の孤児と比べれば年長の方だ――が、なんらかの"能力"持ちであることは、会話の内容からピンときた。
 人の心か、意識か、そういったものに作用するたぐいのものだろう。
 ただ、それよりも俺が興味を惹かれたのは、その子供と目があった瞬間、自身の灯りが微かにふるえて、引き寄せられるような、そんな感覚があったからだ。

 それが予兆だったのかどうかはわからない。
 ただ、こいつなのか、という確信めいたものが脳裏によぎったのは事実。
 もとから能力ちからを得ているなら、素質も充分だ。
 発端は噂話。しかして確実に、出会うべくして出会った。
 これを天命と言うならそうかもしれない。出会いは喜ばしく、
――そしてとても、悲しかった。
]
(*91) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:34:25

【赤】 灯守り 小満



[
別れの日は近い。
]

 
(*92) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:35:26

【赤】 灯守り 小満

菴ィ。

[ある会合のタイミングで、真反対の灯守りに目を留め。]

子育てって難しいな。

[などと戯れにこぼせば、一体どんな顔をされるだろう。
 驚かれるか、腹の底から笑い飛ばされるか。
 それから数年後に彼が赤子を押し付けられる>>1:*13とは、まだどちらも露と知らない時期の話だ*]
(*93) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:36:53
灯守り 小満は、メモを貼った。
(a29) mmsk 2022/01/22(Sat) 17:40:59

【人】 灯守り 小満

――現在――

[さて朗らかな談笑の中。
 疲れ果てた様子の天乃>>70横目に他の灯守りを探せば、ちょうど雨水と目が合った。
 ――合った、が。あれは動けまい>>72。日だまりの中で猫が乗ってきたくらいに動けまい。]

おーい、雨水ー。
立春の桜餅>>100もう食べたー?

[なものだから、話題を切り替えて少し声を張る。
 傍らで聞いてる小暑や天乃にとっては『不安の話じゃないんかい』とでもなりそうなものだが、この距離で聞くのも変な話じゃないか。]
(106) mmsk 2022/01/22(Sat) 18:36:05

【人】 灯守り 小満

[膝に乗ってる冬至>>105のほうがすでに確保済みとは知る由もなく*]
(107) mmsk 2022/01/22(Sat) 18:37:44

【人】 灯守り 小満

[ところで、天乃>>69>>70はどうもこちらの言動に意外性を覚えているようだが、まったく人をなんだと思っているんだろうね。
 私だって人の輪の中に入るかどうかの検討くらいはするさ。
結果検討自体棄却されて首突っ込むのが大多数なだけで。

 こんなに人のことを思っているのに、中央の子たちといったらお固いのが多くて困る。
 君らが『小満さま』に抱く思いに気づいてないと思ったら大間違いだぞ。中央から目をつけられてるのは理解している。
 面倒だ鬱陶しい苦手だ嫌いだなどといくつ並べられても、微笑ましく愛らしい児戯のようにしか感じないだけだ。
それも含めて嫌なんだろうけど。


 不安だって、感じるものさ。
 なるべく意識しないように努めているだけだ。
 灯守りの灯りは理に歪む。心身に負荷をかければ、無論それが加速していく。
 Take it easyが長生きのコツ……とは言わないが、気楽な天職にしがみつきたいものとしては、のんべんだらりと生きているのも戦略のひとつではあるのだよ*]
(108) mmsk 2022/01/22(Sat) 19:27:33

【独】 灯守り 小満

/*
ふわふわ半分寝ながら>>108書いてたらだけだけ言ってて気持ち悪い やーねーもう
(-53) mmsk 2022/01/22(Sat) 19:35:46

【人】 灯守り 小満

そう。
村雨も喜ぶだろうよ。

[小雪が雨水も誘ったと知っていれば、後日の宴会の手土産をリクエストすることもできたんだけれど。
 残念ながら情報は届いておらず、『先代』の響き>>112にふわりと目を細めたに留まる。
 息災なのはいいことだ。なんなら、宴会に来てくれればいいのにとすら思う。]
(128) mmsk 2022/01/22(Sat) 21:23:17

【赤】 灯守り 小満

[先代雨水村雨には、まあ世話になった。
 可能なら死に目には立ち会いたいと思うほどには。
 
それが叶わない灯守りも多いのだ、まったく。


 私が灯守りとして小満の号をいただいた頃には、もう何度か会合にも連れてこられ、顔は知っていた相手。
 座を辞する前の先代小満とも気が合ったようで、よくしてもらったとも思う。
 だからこそ。
だからこそ、少しばかり甘えていたのか。


 気ままな牧童の心のまま灯守りになった元天使は、好奇心、興味本位でふらふらと動くことが多かったので、今と変わらず何かがあると顔を出したり、中央の職員の頭を悩ませたりと自由奔放だった。
 にも関わらず、雨水の灯守りがやってくるとふいとどこかへ逃げてしまう。まるで自分の興味はそこにひとつもなかったかのように、ふわりと。
 もしも捕まることがあったなら、不機嫌隠さずに黙りこくってしまうだなんてのもしばしば。]
(*108) mmsk 2022/01/22(Sat) 21:23:55