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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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視点:


【独】 灯守り 立春

/*
びえええええ
お姉ちゃんびえええええええええ(語彙力)

おねいちゃんはおねいちゃんのままでいいんだよ!
そんなおねいちゃんのことが妹はだいすきなんだよっっヾ(:3ノシヾ)ノシ
(-23) rinto 2022/01/23(Sun) 6:16:07

【人】 灯守り 立春

[蘭花様──先代立春はよく、
手作りのお菓子を作ってくださった。

きちんと季節に合わせた色や形で生み出されるそれは
とても美味しいのは言うまでもなく、目にも美しくて
お仕事の合間に作り方を教わって一緒に作っては、
抹茶を点てたり紅茶を淹れたりして楽しむ
和やかなお茶の時間が大好きだった。

蘭花様が他の灯守りや蛍の皆様に
どの程度お菓子を配っていたかを弟子は知らない。

ただ、あの方は
可愛らしい方と見れば片っ端から声を掛けていたし
誰にでもお優しくて世話を焼きたがったから、
皆様一度は召し上がったことがあっても不思議はない。

パーティーのご馳走群のすみっこに置いてみた
全員分は余裕である大量の和菓子の行方を、
オレンジジュースを両手で飲みながら
少し離れた場所からそわそわと見守る。
お姉ちゃんにだけは絶対に食べて貰いたくて
上生菓子を加えた特別セットを用意してあるから、
テーブル上の和菓子が万が一完売しても問題はない。

売れ行きはどうやら好調なようで、
召し上がってくださる方々の表情を眺めては
一先ず胸を撫で下ろした。]
(39) rinto 2022/01/23(Sun) 16:14:19

【人】 灯守り 立春



  あっ! どうぞ……!
  ありがとうございますっ!

  粒あんとこし餡と二種類ずつ作りましたので
  どちらでも、お好みのものを。


[不意に声を掛けられて>>2:139、声の主の方を向けば
先刻驚くほど気だるげに会合に参加していた処暑さんが居た。

和菓子を持っていってくださった他の皆様へと同じように
簡単にそれぞれの和菓子の説明をしよう……としたところで
何故だかじっと見つめられているのに気付いた。]


  …………?
  あ、あの…………? 何か……


[さっきの会合で何か気になったことがあったのかな?
まだまだ頼りない新立春に何か思うところがあるのかな?

それともそれとも、
道明寺の桜餅はお好きじゃなかったかな!?
薄皮で包んだ桜餅の方は何でないんだ、とか……!?]
(40) rinto 2022/01/23(Sun) 16:16:24

【人】 灯守り 立春

[な、なんだろう。なんだろう!!
会合の後にお菓子を持ってくるのは初めてだから
腕前を懸念なさって不安に思われているのかもしれない。
師匠の腕前にはまだ少し及ばずとも
蛍のお二人も褒めて認めてくださる程度には
美味しく出来ていると思うんだけど、……

一瞬にしていろんな可能性を脳内で展開しながら
笑顔を浮かべたまま処暑さんをじっと見つめ返してみる。
けれど、ただじっと見つめられるだけで]


  あ、味のご感想などよろしければ
  後で教えていただけますと……っ!


[処暑さんが、人間観察にかなり重きを置いて
この状況を楽しまれていることに
顔を合わせる機会が少ない立春はまだ気付いていない。

桜餅を脇に手帳を開いてまた何事か書き始める処暑さんを、
会合とはまた別の緊張感を持って見送ったのだった。]*
(41) rinto 2022/01/23(Sun) 16:18:39
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a22) rinto 2022/01/23(Sun) 16:25:08

【人】 灯守り 立春

[さて、そんな処暑さんを見送ってすぐ後のこと。
突然上がった誰かの悲鳴めいた声に驚いて>>2:141
何事かと慌ててそちらへと視線を向けた。

──そこにおられたのは
いつも小満さんの傍に控えておられる
可愛らしい蛍さん、麦さん。
彼女もまた見たところ同じくらいの歳に見えて
ひっそりと親近感を抱いている方のひとりだ。

そんな麦さんが急ぎ駆け寄った先に
あったのは自分の和菓子で、
ほっとした表情で小皿にとってゆく姿が見えたから>>2:142
そのあまりの微笑ましさについにっこりしてしまった。

大丈夫。そう簡単に消える数じゃありません。
本日はお留守番中の蛍さんたちや
お師匠様が居られる方にはその方の分までも
お土産に持ち帰っても十分なくらいの数があります。
ただし、その分、ひとつひとつが
お祭りの当日作る予定のものよりも少し小ぶりですが。

小満さんのお店『慈雨』にお邪魔したことはまだない。
お店の評判を風の噂で聞き付けて
料理の研究がてら遊びに行きたがった弟子を、
師匠は悉く止めたのだ。]
(42) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:09

【人】 灯守り 立春

[その当時、珍しく焦った様子の蘭花様いわく]


 「駄目だ。絶対駄目。
  僕は東風ちゃんを小満に逢わせたくない。
  あれは末恐ろしい天然誑しだよ。

  啓蟄域の小蝶シャオディエ
  君の目から見ても礼儀正しくて非常に有能な
  凛としたお姉さん、って認識だろうけれど
  彼を前にすると完全に恋する乙女になってしまうんだ。
  あの羞花閉月の傾国美人がね。
  本人は上手く隠しているつもりのようだが……

  ……そんな奴に会わせてしまったら東風ちゃんも
  僕より彼の方がいい、って
  言い出してしまうかもしれないだろう?
  だから駄目。」

 
 
[私は今までもこれからも姉一筋です、と正直に答えたら
身内は別だと謎の理論を展開されたのを憶えている。
師匠と小満さんお二人の仲は
特に悪くはなかったようだけれど、
そういう理由で灯守りになるまでお逢いする機会がなかった。

加えて立春域からそちらの方角へ向かう時は大体
その隣の芒種域でお姉ちゃんに甘えて
たまの休暇を丸々終えてしまう。かくして、
美味しいと評判のごはんは未だに食べそびれている。]
(43) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:31

【人】 灯守り 立春

[師匠との懐かしい思い出に
束の間浸っている間に、いつの間にか
さっきまで大福を食んでいたはずの麦さんが移動して
和菓子のお盆の傍に何か置くのが見えた。>>3

なんだろう……? と思って近づいてみれば
落ち着いた深い青色で書かれた短い手紙が一通。>>0
ええと、なになに。]


  ふむ。麦さんは粒あん派、と……ん?


[その手紙の下に付け加えられた一文がなかなか面白い。]
(44) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:40

【人】 灯守り 立春

[
『つぶあんが好きか。こしあんが好きか。』


それは我が立春域に於いても古より連綿と
親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた
ともすれば戦争になりかねない大問題だ。

人の好みは十人十色と思って
お祭りの当日も両方を用意するつもりではあるのだけれど。
場合によっては用意する比率を変えた方が
救われる命が増えたりもするのかもしれない。

私自身はと言うと、桜餅と椿餅はこしあんが
黒豆大福やおはぎはつぶあんがいい。
上生菓子の中身はこしあんであって欲しいけれど
ぜんざいもおしるこもどちらも美味しい。

だから、どちらかを選べと言われるとむずかしい。]*
(45) rinto 2022/01/23(Sun) 18:38:44
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a25) rinto 2022/01/23(Sun) 18:45:30

【赤】 灯守り 立春

[パパは、私の知らないことをなんでも知っていた。
ママは、私の出来ないことがなんでも出来た。
お姉ちゃんが現れるまで身近な大人が
両親かご近所のおばさんくらいしか居なかったから、
『大人』はみんなそうなのだと思っていた。

だからお姉ちゃんは、幼かった私にとって
『めずらしい大人』だった。>>*21

お姉ちゃんは、おままごとで
『お料理』を食べるふりをするんじゃなく
その『お料理』をきっかけにお話をしてくれた。

ママを真似してどんなに『おいしいお料理』を作っても
『本当のごはんみたいには食べられない』のは
子どもの私もちゃんと理解していたから、
お姉ちゃんが話してくれる色々なお話が
楽しくて、わくわくして、大好きだった。

パパはいつだって私より先に私の気持ちを察そうとして
パパの考える最善を尽くそうとしてくれて、
それはそれで優しかったと思っている。

けれど、『ぱぱの役』を担ったお姉ちゃんは
私の気持ちをひとつひとつ根気強く尋ねて、
私自身も上手く言葉にできなかったような私の望みを
丁寧に紐解いてから形にしようとしてくれた。]
(*60) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:07

【赤】 灯守り 立春

[空を映したような虹色のピクニックシートの上で
ほとんど休みなく毎日のように生み出される
"ぱぱ"と"まま"とぬいぐるみたちとの物語は、
最初は確かに両親の真似事だったけど
そのうちに私達ふたりしか知らない新しい物語になって
それがとても楽しかったのを憶えている。

お姉ちゃんが、ごっこ遊びじゃなく現実に
代理パパを担っていたことを
幼い私はまだ知らなかった。

お姉ちゃんが一体何者なのか、さえも。]
(*61) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:15

【赤】 灯守り 立春

[何の疑問も抱かずに目の前のものを素直に吸収しては
模倣と反復、少しの創造を繰り返していた幼少期は、
やがて身近にあるもの全てに疑問を抱く
いわゆるなぜなぜ期へと突入する。

どうして空は青いの?
どうして夕やけは赤いの?
どうしてお花が枯れると木の実ができるの?
どうして土にお水を混ぜると固まるの?
どうしてアメンボはお水の上を歩けるの?

世界のありとあらゆる物事が不思議で仕方ない。
最たる謎に包まれていたのは他ならぬお姉ちゃんだった。

どうしてお姉ちゃんは、
まつりにやさしくしてくれるの?
どうしてお姉ちゃんは、
まつりのおねがいを何でも叶えてくれるの?

どうして、『行かないで』は叶えてくれないの?

どうして、どうして、
『行ってきます』じゃなくて
『また遊びに来ます』なの?]
(*62) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:20

【赤】 灯守り 立春



  おねえちゃんは、
  まつりのほんとのおねえちゃんなんだよね……?
  どうしてずっといっしょにいられないの?
  どうしてどこかにいっちゃうの?

  パパも、まいにち、どこかにいっちゃうの。
  なんにちもあえないときもあるの。
  おしごとだ、っていってた。

  おねえちゃんもおしごとなの?
  どんなおしごとなの?


[お姉ちゃんがどんな想いで私に付き合って
どんな想いで私の質問を聴いていたか、知らない。]


  おしごと、たいへん?
  あのね、パパもママも、かたをとんとんってしたら
  よろこんでくれるの。
  とってもらくになるんだって。

  おねえちゃんも、
  とんとんってしたらげんきになれるかな?

 
(*63) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:35

【赤】 灯守り 立春

[今にも泣き出しそうな笑顔で
私の絵を受け取ってくれたお姉ちゃんが、
どうしてそんな表情をしたのか、知らない。

幼い頃から貰い続けている抱えきれない程の愛情に
感謝の気持ちを返せている気は
大人になった今でも全然していない。

けれど、

お姉ちゃんがどうしたら心から喜んでくれるのかは
ずっと、ずっと、今も考え続けている。]**
(*64) rinto 2022/01/23(Sun) 23:04:42

【人】 灯守り 立春

[『あなたはもう大人なのだから
お姉ちゃんに甘えるのはやめなさい』と、
直接誰かに言われたことがあるわけじゃない。>>52

お姉ちゃん本人からは言わずもがな、
両親にも、亡き師匠にも、蛍さん達にも。
むしろお姉ちゃんには、離れて暮らすようになってからも
顔を合わせる度にこれでもかとばかりに甘やかしてもらって
その心地良さに甘え続けている次第で。
叶うならこの先もずっと甘え続けていたい。

だから、不安だったのは、

心を置き去りに身体だけはいつの間にか
すっかり立派な大人になってしまった自分が、
幼い頃と変わらない態度で接し続けることを
お姉ちゃんが受け入れてくれるかどうか。

お姉ちゃんに甘え続けることで
限りなく幼稚に、灯守りとして頼りなく見えて
そんな私を妹に持つお姉ちゃんにまで私のせいで
要らない心労や迷惑が降り掛かったらどうしよう。

それだけ。]
(85) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:33

【人】 灯守り 立春

[ひとつめの不安は、お姉ちゃんにいつも通りに
抱きしめてもらえたことであっさり飛んでしまった。
どうも最近会えていなかったせいで
ちょっぴり情緒不安定になってただけらしい。

ふたつめの不安は、ふたりきりで居られる時なら
何の心配も要らない不安ではある。
公の場では我慢すればいいだけの話だ。
それが出来るなら、だけど。]
(86) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:38

【人】 灯守り 立春

[家を離れて師匠の元で
いろいろな人と関わってゆくうちに、
自分がそれまでいかにママやお姉ちゃんに甘えて
頼りきってきたかを思い知った。

蘭花様も、黄鶯さんも氷魚さんもとても親切で
私をまるで実の娘かのように教え導いてくれた。

教わったことは何度だって復習して覚える。
わからないことはすぐに訊ける。
習得スキルに応じて段階を踏みながら
少しずつお仕事も任せてもらえたし、
成果を上げられれば褒めてももらえた。

それでも大事な書類ばかり失くしてしまう悪い癖は
弟子時代からいくら反省しても治らなかった。
師匠と蛍の二人が所用で領域を留守にする間
修行の一環として留守番を任されることは度々あって、
そういう私ひとりしかいない時に限って
手に負えない案件が持ち込まれた時には
お姉ちゃんと師匠と蛍さん達の名前を
半泣きになりながら何時間も呼び続けたりもした。]
(87) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:42

【人】 灯守り 立春

[幼い頃は、悩みごとがあればすぐに話を聴いてもらえた。
して欲しいことがあれば望むとおりにしてもらえた。

それは決して当たり前のことじゃなくて
両親とお姉ちゃんの愛情と優しさだったのだと、
気付いたのは師匠に弟子入りして
温かくも厳しい修行が始まってからだった。

いろんな方向から多角的に見て、
より良い結果が得られるように責任を持って
立春の名を背負って決めなければならないとなれば
そう簡単には答えを出せない問題がたくさんあった。

師匠は「もっと気楽に考えて良いよ」と言ったけれど
何が『正解』なのかわからなくて。
やっとの思いで導き出した答えにも、
本当にそれで良かったのか自信が持てなくて。

いくら考えても良い策がちっとも思い付かずに
お姉ちゃんならどうするかばかりを必死で考えた。
どうしても煮詰まってしまった時には、
お姉ちゃんのところに飛んでいきたい衝動に駆られた。]
(88) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:48

【人】 灯守り 立春

[実際灯守りを引き継いで移動能力を得てすぐは特に、
師匠の居ない心細さと淋しさもあって隙を見ては
お姉ちゃんのところに文字通り飛んだ。

弟子として学んできてとっくに
危なげなく出来ていたはずの事柄から、
知識としては学んでいたけれど
実際に直面するとどうしていいかわからないこと、
そもそも教わっていなくてどうしようもないこと。

蛍の二人や近隣地域の大先輩方も頼ったけれど、
どの灯守りにも共通していそうな悩みごとはいつも
一番最初にお姉ちゃんに相談しに行った。

そうしてお姉ちゃんと話しているうちに
そもそもの本題をころっとさっぱり忘れて、
全然関係のないとりとめのない話をしたいだけして
ごろごろと甘えたいだけ甘えさせてもらう。
そういうことが、数日おきにあった。]
(89) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:53

【人】 灯守り 立春

[もし妹に殺されるなら本望、なんて言われたなら>>49
眉を釣りあげて泣きながら怒ってしまうだろう。
たとえ懇願されたとしてもそれだけは叶えられない。
私の命が尽きると言われたとしても、
お姉ちゃん自身がそれを望まなかったとしても
お姉ちゃんがもし死にそうなら迷いなく力を使う。

いつまでもわがままな私で居たら
お姉ちゃんは愛想を尽かしてしまうかも、って
思ったことも、なくはなかった。

でも、……他ならぬお姉ちゃん本人が
今のままの私でいいって言ってくれるなら
私は私のまま、変わらない私でいいんだと思える。
少なくとも、今は。]


  だよね! そうだよね!! さみしいよね!
  おんなじ気持ちで良かったぁ……!!

  そう言ってもらえるとすっごく助かる!
  頼りにしてるねっ、お姉ちゃん!!


[今日はきちんとお仕事をしているところを見せて>>49
たくさん準備を手伝ってくれたお姉ちゃんを安心させたい。
ある意味授業参観のような緊張感もあったのである。]
(90) rinto 2022/01/24(Mon) 19:55:57

【人】 灯守り 立春

[──かくして始まった会合での妹の奮闘ぶりは先述のとおり。
周囲を見渡す余裕が生まれたころには妹は
『しっかり参加している風』を見事に装っている>>59
お姉ちゃんをちらちら盗み見ては、

 今日も私のお姉ちゃんは世界一だなぁ……!!
 お仕事中のお姉ちゃん見るのひさしぶり〜! 
 かっこいい!! 最高!! しあわせ!!!

……と、惚けたり

 今の報告書だいじょうぶだった?
 私おかしくなかった? ちゃんとやれてた??
 
お姉ちゃん見てくれてた〜!!? 私がんばったよ!!


……などなど
傍から見てもまるわかりな
すべての感情が顔に書かれた目線で訴えたりしていた。

着崩れを知らない着物姿は凛と美しくて
ぴっと伸びている居住まいにやっぱり憧れる。
お姉ちゃんが着物を着ている理由は知らず、
背筋が伸びているのが着物の力だとも知らないままに
やっぱり今度葵ちゃんに着付けを習おうと心に決めた。
着物姿で遊びに行ってお姉ちゃんをびっくりさせたい。
それでもってそのままお買い物着物デートに行きたい。

なおお姉ちゃんもあの端末をねっとり眺めていたのには
ぜんぜん気付かなかったよ!>>60]*
(91) rinto 2022/01/24(Mon) 19:56:14
立春は、ええっ可愛い……と思いながら麦さんを眺めた。
rinto 2022/01/24(Mon) 20:50:09

【人】 灯守り 立春

[すらすらと無事に報告書を読み上げられた私を
隣席の雨水さんが尊敬してくれていたと知ったなら>>2:109
はにかんで照れながらも素直に喜んだと思う。

そして、
『立春域の未来を想って』というよりは
『大好きなお姉ちゃんにがんばる自分を見てもらいたい』という
限りなく私欲に傾いた理由で練習を重ねていた自分を
ちょっと反省したと思う。

ちなみに眠気を覚ますために刺したペンは、
さすがにちょっとどころでなく痛かった。
次回眠気に襲われたときは別の手を考えたいと思う。


立春域のお祝いの時期には観光に訪れるお客さんも多く、
お隣同士の雨水域・大寒域は特に頼ることになるだろう。]


  今年は例年に比べて立春域も積雪が多く、
  会場に使う予定の施設の雪が
  祭事までに解けきらない恐れがあります。

  もしもの時には雨水さんにお願いするかもしれません。
  その際には、御協力いただけますと……


[とは、会合の報告書に盛り込んだ希望のひとつ。]
(99) rinto 2022/01/24(Mon) 20:51:27

【人】 灯守り 立春

[さて無事に会合が終わった後、
差し入れの和菓子を並べ終えてから
可愛い人に可愛いしろいのと可愛い橙のが乗ってるのが見えた。

う、うらやましい。
心から、心の底から羨ましい…………!!

……と口には出さなかったけれど
可愛いの大洪水地帯はそれはもう眼福でした。
ごちそうさまです。

そんな雨水さんが和菓子を
二人分手に取ってくださっているのに気付いた。>>48
きっと片方は、村雨様に渡されるのでしょう。

蘭花様が、作った和菓子を
よく村雨様にお裾分けなさっていたのは
弟子の私も傍で見ていたので良く知っています。
渡すたびに村雨様が喜んでくださるから
作り甲斐があると、師匠も嬉しそうでした。

そんな村雨様ならばきっと本家本元師匠作の
桜餅・椿餅・黒豆大福を召し上がったこともあるはず。
弟子の作った和菓子にどんなご感想を抱かれるか……
……考えたら少し緊張してきた。やめよう。

もしアンケートに第三勢力
『白あん』の項目が追加されたなら……
行方を、見てみたくもあるかもしれない。
]*
(100) rinto 2022/01/24(Mon) 20:51:34

【人】 灯守り 立春

[雨水さんは積極的にいろんな方々と
物怖じなさらずに交流を深めているようだ。すごい。
こういった一面も、
『大物』と呼ばれる所以なのかもしれない。

そんなことを思いながら雨水さんのお手元の
とろけるチョコレートの掛かった苺を眺める。>>80

あんなの絶対美味しいに決まってるじゃないですか!だむだむ!!!!!!!!!!

そういえば和菓子の売れ行きを見守るのに夢中で
まだ何も食べられていない。
焼売foodでも食べようかな? と、手に取ったところで
見慣れた美しい色の灯りを視界の端に捉えた。>>6

春分の頃に咲く青い花に似た、
綺麗で落ち着く色の
灯り


一生に一度は見たい
世界の風景ベスト3に毎年ランクインする
春分域の名勝の桜と同じくらいに、
私はネモフィラの花がとても好きなのでして]
(103) rinto 2022/01/24(Mon) 21:11:38

【人】 灯守り 立春



  雀さん……! こんにちは!
  先程は会合お疲れ様でした。

  お隣、お邪魔しても構いませんか?


[用意した和菓子を三種類ともお手に取ってくださり
緑茶と共に腰を下ろされた彼女にお声掛けしてみる。
お近くに春分さんもおられたならば、同じようにご挨拶を。

いつもは紅茶を召し上がっておられるイメージの雀さんが
珍しく緑茶を手にされているのに気付くと、
ペアリングまで大切にしてくださっていることに
心の中でひっそり感銘を受けた。

お許しが得られたなら、
ご感想を伺いがてらしばし談笑を。]*
(104) rinto 2022/01/24(Mon) 21:11:45
灯守り 立春は、メモを貼った。
(a44) rinto 2022/01/24(Mon) 21:27:30