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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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視点:


【赤】 灯守り 雨水

 ― 先代の話 ―

[村雨は家庭に恵まれない男だった。
 家族は出来のいい弟ばかり構う。人当たりをよくして、交流を広くして、仕事に励み、いい顔して世を渡ったが、精神が段々もたなくなっていった。

 端的に言えば孤独だったのだ。
 自分に好意を寄せてくれる存在がいても、自分と似てて、自分よりはるかに出来がいい弟が現れれば全てもっていかれる。

 そこで出会ったのは先々代雨水だった。
 彼は穏やかに、村雨の話を聞いた。出会ったばかりなのに、不思議と全てを話すことが出来た。]


 「それは、さみしいね」



[そう言われて心の孤独をまるで雪解けのように。解いて貰えた。]

 
(*26) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:38:09

【赤】 灯守り 雨水

 
[それから村雨は彼の元に通い詰めた。色々話を聞いて貰った。
 先々代には蛍はいたが、彼が着任する時同時に共に頑張ろうと手を取り合った友人同士。年も年だった。先々代の引退と同士に引退すると明言していた。
 先々代は人間としての寿命で終わる事を望んでいた。後継が必要だった。

 先々代はそんな環境でも心根を曲げなかった村雨を気に入って、雨水になる話を持ち掛けた。


 彼は受け入れた。
 家族にはその後、今頃という清々しさですり寄られたが、最低限の仕送りだけ確約して近づかないよう約束させたのだった。


 灯守りになってからは大変だったけれど、やりがいもあった。先代に蛍だった人がが手伝ってくれたし他の灯守りや中央の人間にあれこれどうしたらいい? と問いかけるのを恥じない男だった。

 なお、その当時既にそこそこおじさんの年になっていて。今更外見を若くするのはそっちの方が恥ずかしくないか? とそのままにしたという。


 やっと居場所を手に入れた。
 その幸福感で満ち溢れていた。]

 
(*27) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:42:12

【赤】 灯守り 雨水

 
[彼女と出会ったのは、灯守りになって少しした頃。
 そろそろ自分の蛍を探したほうがいいだろうと思った時期だった。

 彼女は自分と偶然出会って
 彼女は自分に惹かれてくれて
 彼女は自分と結婚したいと望んでくれた


 家庭を持ちたい。その願いが強い男は彼女を受け入れ、蛍にして妻にした。]




    [すべてが壊れたのは……年月が暫し経ってから。]


 
(*28) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:43:31

【赤】 灯守り 雨水

 
[彼女は若く、美しい女だった。
 結婚した時は皆に自慢したものだ。
 だから外見年齢を止めたまま。少しでも釣り合うように見目も気にした。

 女は自分の容姿に自信を持っていた。
 だから、気づいた時逃げるしかなかった。

 自分だけが年をとっている現実に。 

 告げれば男は一緒に老いると言っただろう。
 愛しているからいかないでくれと懇願しただろう。

 女はそんな男の優しさが苦しかった。
 本当は、だって本当は。偉い人の妻になって自慢したかった。自分が特別だと思いたかった。
 それが彼に近づいた理由だった。

 美しさがなくなる自分はもう、そんな彼とつりあうものは持てないと──── 彼から、
逃げた。

 
(*29) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:44:25

【赤】 灯守り 雨水

 
[蛍をやめる言い訳に妊娠したかもしれないから引退すると。他に引き継いでほしいと願った。
 村雨はは妻以外を側におかないと告げた。
 安心させたいと惚気た。

 愛されるほど、自分の醜さが嫌いになった。

 対して村雨は家族をほっしていた。
 だから懐妊の可能性にのぼせあがった。
 気づけなかった。何もかもに。

 気づいたら離婚の手続きも終わっていて
 一人、残された。

 置手紙には時間がずれていくのが辛い旨
 本当はあいしてなどいなかったと

  彼女の最後の嘘を 残した。



 村雨は泣いた。あちこち探した。
 後日、知人越しに彼女は他の男と結婚していると教わり、ようやく諦めをつけた。
 引きこもりの灯守りは珍しくない。ただ、彼は会合に積極的だったからこの騒動の暫くの間、顔を出さなかったのは珍しかっただろう。雨水の季節でなかったのは彼女の気遣いだったら伝わる事はない。]

 
(*30) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:46:59

【赤】 灯守り 雨水

 
[彼はそれから、離婚した事は書類として提出し
 他の誰も、妻に出来なかった。
 他の誰も、蛍に出来なかった。

     代わりなんて見つけることは出来なかった。

 彼女がどれだけ自己愛で近づいたとしても
 彼女は村雨の唯一の、愛した人だった

 それから会合に戻った際には何事もなかったように顔を出し、何事もなかったように振る舞い
 自分に残った居場所をひたすらに、守った。

 彼は父親になりたかった。
 だから嬉しかった。反抗してくれた灯守りも
 花雨に父親のように、見て貰えたのも──── ]

 
(*31) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:47:56

【赤】 灯守り 雨水

 
[ 元妻の持つ灯りの色は、
  
く柔らかく 暖かなものだったという。


 そんな、お話を一つ余談に。 ]**
 

 
(*32) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:49:43

【独】 灯守り 雨水

/*
この、この長文族…(頭抱え)
でもこれで赤窓に落とすお話は出し切ったかな…?

元奥さん妊娠については嘘だったとは書いてないのがみそです
花雨は村雨の娘じゃないのは確定ですがね。年月的にあり得ないので
(-27) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:52:13

【独】 灯守り 雨水

/*
誤字芸人していますね!?心の目で…なにとぞ……(土下座)
(-28) もやむ 2022/01/23(Sun) 11:53:39

【人】 灯守り 雨水

 ― 和菓子の思い出 ー

[つぶあんかこしあんか。>>45好みは人それぞれだと思う。
 ぼくは白あん派という第三派閥だ。


 だからと言って普通のあんこが嫌いな訳じゃない。
 餡子は美味しいと思うけれど、どうしても一気に多くは食べられない。

 先代は和菓子が好きなのはたまに買って来る。
 先代立春の手土産が貰えたは>>39いつも嬉しそうにしていた。ぼくは知っている。自慢されたし。

 持ち帰ってきてぼくにもくれたことがあった。
 その時はちょうどお月見の時期で、月見団子を持って帰って来ていた。]


 「うまいだろ?」


[まるで自分の手柄のように笑う。
 ぼくは素直に美味しいって返した。
 不思議といつもより餡子を多く食べれた。

 今日はぼくの方が持って帰ってあげる番。
 喜んでくれるかな、と手土産を大事に抱えてわくわくした。]**
  
(48) もやむ 2022/01/23(Sun) 21:17:23

【人】 灯守り 雨水

 

 えっ、そんなそんな


[ぼくの表情一つで中央に顔見せ出来なくなるなんて想像もつかずに。その言葉をやっぱりそのまま受け取って大いに慌てて手をぱたぱたさせた。>>57

 あ、でも出来なくなるところ、だから大丈夫なのか。と気づけばふぃ〜と息をはいた。
 お辞儀にはお辞儀でぺこっと返した。

 続いた提案にはぱぁっと空気を明るくした。]


 それは是非。
 お手紙書きます、頑張ります!

 
(71) もやむ 2022/01/24(Mon) 8:01:49

【人】 灯守り 雨水

 
[ぐっと拳を作った。
 そうやって他の領域の事を知ろうとする灯守りもいるんだなって一つ勉強になった。]


 絶対です。


[縁を増やす約束一つ残し
 見送られるままぼくは立ち去った。]
 
(72) もやむ 2022/01/24(Mon) 8:02:13

【人】 灯守り 雨水

 
[歩いている間に見つけたデザートの一角に吸い寄せられるように向かい、座り込む。
 甘いのは好き。
子ども舌だし


 チョコレートを一つ、手にしてじぃっと見た。]


 そうだ。


[執事さんに頼んで深めのお皿準備。
 チョコレートをいくつかお皿に入れて、能力を使った。うん、いい具合に溶けた。

 そこに近くにあった苺を手にしてくぐらせてぱくり。]


 ん、おいしい。


[我ながらナイスアイディア。
 そんな事をして暫し甘いのに舌鼓をうったのだった。]**
 
(73) もやむ 2022/01/24(Mon) 8:03:12

【独】 灯守り 雨水

/*
大寒さん優しい…(ほろり)
ご縁的に立春さんとか小満さんとか声掛けしてみたいがタイミングあるかどうか…
あと蛍の人とも会話してみたい…。

急募:上手なエンカ方
(-72) もやむ 2022/01/24(Mon) 8:07:11
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a37) もやむ 2022/01/24(Mon) 8:09:39

【人】 灯守り 雨水

 
 む?


[糖分補給していたところに声が。>>74
 ちょっと待たせるけれどきちんと飲み込んでから口を開く。]


 どうも、小満さん。
 苺に溶かしたチョコレートをかけて食べてました。


[新しくお皿を手元に引き寄せチョコをぽん。手袋を外して融解能力を発動した。
 これはさっきも地味に実はやってた。ぼくの中のルール。危機的状況以外は手袋をつけてる時は使わない。]



 良ければどうぞ。


[ずいっと差し出した。フルーツの盛り合わせお皿は近くにあるから好きなのを選べばいいと思う。遠慮されれば自分で食べるつもり。]


 あ、あ。
 そうそう。聞きたかったんですよ。
 ぼく小雪さんに食材持ち込みの集まりに誘って貰いまして。>>1:151

 行くつもりなのですが小満さんがお料理作ると聞きまして
 ぼく先代にすごく、
すっごく
美味しいって自慢されていて。
 食べてみたいんです。
……けど人数増えて大丈夫です?

  
(80) もやむ 2022/01/24(Mon) 18:12:59

【人】 灯守り 雨水

 
[村雨と暮らすようなってから、ぼくもお料理は最低限覚えさせられた。
……食べられるくらいの物は出来てると思う。先代のお酒のつまみ料理がすごーく美味しいのがなんとなく悔しいのはおいておく。

 料理は手間がかかる。それを知ってるから心配した。どっちにしても行く気満々だけれど。]


 あ、あと手土産希望あります?


[うちの領域では農業より加工済のものの方が名産だ。ウィンナーとかそういうの。
 先代お酒好きだから酒造に妙に力入れてたみたいだけどぼくにお酒の良し悪しはわからない。

 でも農産業が皆無ってないわけじゃない。春キャベツは評判いいけれどまだ季節じゃないのが残念無念。]**
 
(81) もやむ 2022/01/24(Mon) 18:15:37

【人】 灯守り 雨水

 

 甘いと酸っぱいで美味しいです。


これが料理人と引きこもりの語彙能力の差だろうか。
>>82
 そんなことを考えつつ、チョコは相手に渡った。
 ぼくの場合は荒療治以来使うようになった能力。危険があるのはわかっているから日ごろから心配する気持ちの方がわかるけれど、相手の考えを知らないから言葉にはならない。


 果物にプラスしてクラッカーを選ぶのを見てぼくも真似した。バナナにチョコにクラッカー。
 ん、甘いとしょっぱいで美味しい。
 ……語彙能力(二度目)]



 チョコレートとフルーツはいい組合せですよね。


[口をすっきりさせるために林檎のジュースを手に取ってこくり。すっきりしておいしい。]
 
(93) もやむ 2022/01/24(Mon) 20:23:52

【人】 灯守り 雨水

 

 お誘い受けましたし行きたいので行きます
 他にも誘っていたかは知りませんが。


[わくわく、という感情は表情がいつも通りでも前のめりの姿勢で伝わる気がする。

 その小さな言葉は耳に届いた。>>83

 残念ながら
期待値は下がらないけれど、感じた事は一回置いて会話を続ける。]


 ならよかったです。
 いえ、ぼく人の手料理食べるの好きなので。
 楽しみにしてます。


[いかにも
期待しています!
 という様子でぐっと拳を作る姿からは圧を感じさせてしまったかどうかはぼくは知らない。]
 
(94) もやむ 2022/01/24(Mon) 20:25:45

【人】 灯守り 雨水

 
[リクエストはふんふん、と聞いてメモをしっかりしておいた。] 


 わかりました。うちの領土内でも自慢のお店の一品を持って行きます。
 食べたいものですね。わかりました。


[献立を決めて、じゃなくて素材から料理を決める事が出来る様子にぼくとのレベルの違いを感じて期待値は勝手にあがっていたりする。]


 小満さんって先代……本名村雨なのですが
 村雨と仲いいのです?
 村雨は皆に先入観持たせない為ってあまり皆のお話してくれないのですが、小満さんの事話す時は心なしか楽しそうだったのですよね。


[何となく、聞いてみたくなった。
 相手のさっきの口ぶりにも、親しさを感じたから。

 飲みに、と思っていることを知れれば、いつでも会いに来いと言っていた>>1:75旨を伝えるつもりで。]*
 
(96) もやむ 2022/01/24(Mon) 20:28:52

【独】 灯守り 雨水

/*
立春さんが私を的確に笑わせてくるんですがーーーー!!(だむだむだむ返し←>>103)何度声をあげて笑わされた事だか…!くっ…!
(-87) もやむ 2022/01/24(Mon) 21:15:10

【人】 灯守り 雨水

 ― 回想:立春さんと ―

[努力の理由なんて人それぞれ。
 頑張れる人は等しく凄い。それでぼくが尊敬するにはは十分。>>99

 立春の季節のお祭りはぼくの方も勿論助けるつもりだ。]


 はい、わかりました。
 頑張りますっ。


[祭事までに雪が解けないのは大変。
 ぼくの能力が正しく人の役に立てるのなら。協力しない理由はなかった。]
 
(109) もやむ 2022/01/24(Mon) 21:55:23

【人】 灯守り 雨水

 
[可愛いと一緒状態を羨ましがられていることは気づいてなかった。>>100
 ぼくも可愛いで眼福だった。お粗末様でした。


 話しは変わり。村雨は和菓子を受け取る時、側にいた弟子の子にもよく気軽に世間話を話しかけようとしていたとか。
 おっさんの自覚があるから嫌がられたら心にダメージを負いつつも即座にやめた事になっただろうが。


 本家本元も勿論彼は食べている。
 今回の感想は帰宅後に、となる。今から考えても栓無き事

 あんこ戦争はどのような決着をつけるのか
 第三勢力はダークホースになるのか
 戦いの火ぶたは切って落とされたばかり。

 次回:栗餡が立ち上がる? ※これは嘘予告です。



 なお、チョコと苺は間違いなく美味しいとだけ。>>103
 おねだりされる機会があれば、いくらでもチョコは溶かせると追記しておく。]
 
(110) もやむ 2022/01/24(Mon) 21:57:50

【人】 灯守り 雨水

 ― 現在:小満さんと ―


 ええ、そうですね。


[甘い×甘いもまた美味しい。チョコレートの可能性は無限大。
 ぼくはぼくで精神年齢の幼さを隠そうともしていない。だから子どもを見るような視線で見られてたとしも気にかけない。>>102


 そうして、メンツを聞けばへー、となる。>>105
 小蝶は誰だか一瞬繋がらなくて。蛍の方の名を聞いてあ、そうか。という顔をした。]



 賑やかで楽しそうですね。


[と頬を少し緩ませる。]


 そうなのです?
 普通でもなんでも手料理はいいものですし大丈夫です。

 しますね。普段のご飯より自分のお酒のおつまみの方が美味しいですけど。でも、作ってくれます。


[誰かの為の手料理の暖かさや有難さをぼくは知っている。多分それは先代も。
 期待し過ぎても困らせるのかな。>>105と流石に空気をよめないぼくでも気づいて気を付ける事にした。]
 
(111) もやむ 2022/01/24(Mon) 22:02:06

【人】 灯守り 雨水

 

 はい、ご期待を!
 うちの商品美味しいので。


[地元の美味しい物は積極的に自慢。アピールは出来る時しておく。]


 やっぱり。
 あ、村雨は「灯守りでも蛍でも俺が恋しくなったらいつでも会いに来い」と言っていいと。
 村雨も喜びます。いつでも来てください。


[面倒見て貰った、と聞けば村雨はやっぱり人の世話するのが好きなんだろうなって感じる。>>106
 ぼくの知らない村雨の姿を知るのはちょっとこそばゆいような不思議な感覚だ。]



 へぇ、先代さんにですか。そうなのですね。
 変な話? ……特には

 今言った通りあまりお話聞かせてくれないので。 

 お店のお話は少し聞きましたが……味の話が殆どでした


[流石にそれは世間話の内だろう。
 何をもって変になるのかが判断が上手くつかないぼくは、困ったように首を傾げた。]**
 
(112) もやむ 2022/01/24(Mon) 22:06:40
灯守り 雨水は、メモを貼った。
(a47) もやむ 2022/01/24(Mon) 22:09:12